JP2002022835A - 2次元放射線検出器 - Google Patents

2次元放射線検出器

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JP2002022835A
JP2002022835A JP2000210068A JP2000210068A JP2002022835A JP 2002022835 A JP2002022835 A JP 2002022835A JP 2000210068 A JP2000210068 A JP 2000210068A JP 2000210068 A JP2000210068 A JP 2000210068A JP 2002022835 A JP2002022835 A JP 2002022835A
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fiber plate
radiation detector
dimensional radiation
phosphor
core
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JP2000210068A
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Kazuaki Tashiro
和昭 田代
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度で高解像度、大面積で薄型の2次元放
射線検出器を実現する。 【解決手段】 センサモジュールは基板301、樹脂製
ファイバープレート311、蛍光体310、光学的ファ
イバープレート308からなる。コア307は直径10
μmで鉛酸化物が加えられ、屈折率、X線遮蔽効果が高
い。308の厚さは5mm、310は100μmのピッ
チで、311は加工の歩留まりを考慮してもコストが抑
えられる樹脂基板である。307と310の画素分割の
ピッチを変えることで、308がX線遮蔽材として最適
に設計される。エッチング部分311の穴に、粒径が2
μmのGd2 2 S:Tlを屈折率が307の屈折率に
近い樹脂のバインダーに混ぜ合わせた310を充填する
ことで、310が十分に厚い状態で画素分割される。反
射板312は310の表面にアルミ膜を蒸着したもので
光閉じこめ用である。接着層305の屈折率はコア30
7の屈折率に近い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、2次元放射線検出
器に関し、特に、医療用、産業用ディジタルX線撮像装
置等の放射線撮像装置に使用する2次元放射線検出器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医療機器の分野では、病院内での
診断効率の向上や、より精度の高い医療機器が強く望ま
れ、その流れの中で、フィルムを用いたX線撮像装置が
主流であったX線画像の分野においても、X線画像情報
のディジタル化の要求が高まりつつある。
【0003】X線画像情報のディジタル化により、X線
画像情報が光磁気ディスクのような記録媒体が用いられ
て管理され、又、さまざまの通信方式等により患者のX
線画像情報がリアルタイムに送られている。又、ディジ
タルのX線画像情報は、画像処理に適しているので、既
存のフィルムに比べて診断の精度がより一層高まってい
る。又、このディジタル化の流れは、医療の世界ばかり
でなく、産業分野においても進行しており、例えば、デ
ィジタルX線画像入力装置を結晶解析に応用する研究も
行われている。
【0004】X線画像情報のディジタル化に適した画像
入力装置として、2次元のCCD固体撮像素子と蛍光体
のついたガラス製光学的ファイバープレートとを用いた
X線撮像装置が知られている。
【0005】図6、図7は、放射線撮像装置に使用する
従来の2次元放射線検出器に用いるセンサモジュールを
示す図である。図6(a)は、断面図、図6(b)は、
図6(a)に示した領域Aの拡大断面図、図7は、図6
(a)の斜視図である。
【0006】このセンサモジュールでは、等倍光学系の
ファイバープレート608を用いることにより、微小光
学系を用いるよりも感度の大幅な向上が見られる。蛍光
体609は、ファイバープレート608上に積層されて
いる。一般に、CCDのような単結晶シリコンのデバイ
ス601は、X線のような放射線によりダメージを受け
やすく、暗電流の増加や光電変換効率の低下などの劣化
を生じる。このセンサモジュールは、ファイバープレー
ト608をX線遮蔽材として利用すれば、耐X線性が高
まって信頼性が向上する。又、薄型の構造にすることに
より、装置の小型化が実現される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の2次元放射線検出器にあっては、X線の利用効
率を良くするためには蛍光体609の厚さを増し、その
蛍光体609での吸収を増加させることが必要である。
ところが、蛍光体609の膜厚を増加させると、蛍光体
609内での光の散乱が大きくなって解像度が悪くなる
ので、蛍光体609の膜厚を十分に大きくすることがで
きなかった。
【0008】そこで、本発明は、高感度で高解像度の2
次元放射線検出器を実現することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、センサ基板と、上記センサ基板上に設けら
れた画素と、接着層を介して上記画素上に搭載された光
学的ファイバープレートとを有するセンサモジュールを
備えた2次元放射線検出器であって、上記光学的ファイ
バープレートは、コアとクラッドとからなる光学的ファ
イバーの集合体であり、上記コアは、クラッドに比べて
エッチング速度の速い材料からなり、上記光学的ファイ
バープレートの放射線入射側端面に形成された窪みに、
蛍光体を有する。
【0010】又、上記課題を解決するための本発明は、
センサ基板と、上記センサ基板上に設けられた画素と、
第2接着層を介して上記画素上に搭載された光学的ファ
イバープレートと、第1接着層を介して上記光学的ファ
イバープレート上に搭載された樹脂製ファイバープレー
トとを有するセンサモジュールを備えた2次元放射線検
出器であって、上記光学的ファイバープレート及び樹脂
製ファイバープレートは、それぞれコアとクラッドとか
らなる光学的ファイバー及び樹脂製ファイバーの集合体
であり、上記樹脂製ファイバープレートのコアは、クラ
ッドに比べてエッチング速度の速い材料からなり、上記
樹脂製ファイバープレートに形成された貫通穴に設けら
れた蛍光体層を有する。ここで、上記樹脂製ファイバー
プレートの上記第1接着層側端面に形成された窪みに、
蛍光体層を有する。
【0011】又、上記課題を解決するための本発明は、
センサ基板と、上記センサ基板上に設けられた画素と、
接着層を介して上記画素上に搭載された樹脂製ファイバ
ープレートとを有するセンサモジュールを備えた2次元
放射線検出器であって、上記樹脂製ファイバープレート
は、コアとクラッドとからなる樹脂製ファイバーの集合
体であり、上記コアは、クラッドに比べてエッチング速
度の速い材料からなり、上記樹脂製ファイバープレート
の上記接着層側端面に形成された窪みに、蛍光体層を有
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0013】(実施形態1)図1は、本発明の2次元放
射線検出器に用いるセンサモジュールを示す図である。
図1(a)は、センサモジュールの断面図、図1(b)
は、図1(a)に示した領域Aの拡大断面図である。
【0014】センサモジュール100は、光センサ基板
101、ファイバープレート108、蛍光体層109と
からなる。光センサ基板101は、現在主流の8インチ
のウエハーからほぼ140mm角の一枚取りで作ったC
MOSエリアセンサである。CMOSセンサは消費電力
が少ないため、従来のCCDに比較して大面積のものが
実現される。
【0015】画素102は、光電変換部103としての
フォトダイオード、駆動部104としてのアンプ用トラ
ンジスタ、スイッチ用トランジスタ等で構成されてい
る。画素サイズは100μm角と大きいが、回路構成等
は、従来の小型エリアセンサのものをほとんどそのまま
踏襲したもので、従来の半導体技術の延長で容易に作成
される。
【0016】本実施形態では、ファイバープレート10
8として、たとえば、ガラス製の光学的ファイバープレ
ートを用いる。光学的ファイバープレート108は、屈
折率の異なる複数のコア107とクラッド106とから
なる。そして、コア107の屈折率が大きくなるよう
に、ガラス素材に金属酸化物を加えている。本実施形態
では、コア107の屈折率を1.8とした。このコア1
07とクラッド106との屈折率の差によって、屈折率
の大きいコア107に入射した光は、クラッド106と
の境界面で全反射されながらコア107中のみを伝わ
る。本実施形態では、コア107の直径を25μmとし
た。
【0017】コア107に金属酸化物を加えると、酸に
よるエッチング速度が速くなり、コア107のみがエッ
チングで除去される。本実施形態では、画素102に対
応するコア107のみをエッチング除去するために、ま
ず、マスクを形成した。フォトダイオード103に対応
するコア107を深さ200μmまでエッチング除去
し、フォトダイオード103に対応しない、すなわち駆
動部104等に対応するコア107はエッチングせずに
残した。
【0018】このようにすれば、エッチングされなかっ
た部分は、駆動部104のアンプ用トランジスタやスイ
ッチ用トランジスタに不必要なX線を入射させない遮蔽
材としての役割を果たす。
【0019】又、エッチング部分すなわちコア107の
窪み部分に蛍光体層109を充填することで、蛍光体層
109は画素分割され、十分に厚い蛍光体層109が形
成された。蛍光体層109には、粒径が2μmの蛍光体
Gd2 2 S:Tlを樹脂バインダーに混ぜたものを用
い、光学的ファイバープレート108のコア107の窪
みに充填した。この樹脂バインダーには、コア107の
屈折率1.8に近い高屈折率のものを用いた。
【0020】このようにすれば、コア107と樹脂バイ
ンダーとは屈折率が近いことから、コア107と蛍光体
層109との間で反射が抑えられ、効率よく光が伝えら
れる。
【0021】蛍光体層109の充填の方法としては、ま
ず、減圧した容器に光学的ファイバープレート108を
設置し、空気を除去した後、蛍光体入りバインダーを光
学的ファイバープレート108に塗布する。しかる後、
大気に戻す。蛍光体入りバインダーは、大気圧によっ
て、光学的ファイバープレート108に充填される。
【0022】本実施形態では、蛍光体層109をコア1
07の窪みに充填し、更にコア107全体の上にも積層
させている。過度に積層させると、ここでの所謂ボケが
解像度を低下させてしまうので、20μmの厚さとし
た。
【0023】又、光閉じこめ用に、蛍光体層109の表
面にアルミ膜を蒸着し、反射板110としての役割をも
たせた。
【0024】尚、光閉じこめ効果を最大限にするため
に、蛍光体層109を充填するコア107の窪みの表面
に、金属などの反射層を設けると更によい。
【0025】光学的ファイバープレート108と光セン
サ基板101とは、接着層105で接合した。このと
き、コア107の屈折率が1.8と大きいので、コア1
07の下部端面と接するセンサの表面で、反射が起こ
る。そこで、センサの光電変換部103に効率よく光が
入射するように、コア107の屈折率に近い屈折率をも
つ接着層105と図示しない保護膜とによる多層構造を
用いた。
【0026】図2は、センサモジュール100を4枚突
き合わせた大面積の2次元放射線検出器を示す図であ
る。図2(a)は、その2次元放射線検出器の平面図、
図2(b)は、図2(a)に示したA−Bにおける断面
図である。この2次元放射線検出器の大きさは、28c
m×28cm角とした。
【0027】以上説明した実施形態1によれば、CMO
Sエリアセンサ101と光学的ファイバープレート10
8の等倍光学系とを組み合わせることにより、高感度が
実現され、更に、蛍光体層109の画素分割が行われる
ことにより、X線の吸収効率が上がりつつ、更に高感度
化が実現される。又、耐X線性のある2次元放射線検出
器が実現される。更に、単結晶シリコンデバイスである
ことから、原理的に高速動作に関しては問題なく、動画
対応の2次元放射線検出器が実現される。又、光学的フ
ァイバープレート108のコア107の窪みに蛍光体層
109が充填されることで、高感度化と高解像度化が両
立し、高感度、高解像度の2次元放射線検出器を実現さ
れる。又、本実施形態の構成により、大面積で薄型のフ
ラットパネル型2次元放射線検出器が実現される。
【0028】(実施形態2)図3は、本発明の2次元放
射線検出器に用いるセンサモジュールを示す図である。
図3(a)は、センサモジュールの断面図、図3(b)
は、図3(a)に示した領域Aの拡大断面図である。
【0029】本実施形態では、センサモジュールは、光
センサ基板301と樹脂製ファイバープレート311と
蛍光体層310とガラス製光学的ファイバープレート3
08とからなる。光センサ基板301には、実施形態1
のものと同じものを用いた。
【0030】本実施形態では、実施形態1のように光学
的ファイバープレートのみをもつものとは異なり、光学
的ファイバープレート308と樹脂製ファイバープレー
ト311をもっている。
【0031】本実施形態では、光学的ファイバープレー
ト308として、たとえば、ガラス製の光学的ファイバ
ープレートを用いる。
【0032】本実施形態では、光学的ファイバープレー
ト308のコア307の直径は10μmである。本実施
形態では、コア307に鉛酸化物を加えることで屈折率
を上げるとともに、X線遮蔽効果も向上させた。光学的
ファイバープレート308の厚さは、5mmとした。し
たがって、コア307の直径と厚さとのアスペクト比は
1:500となる。この程度のアスペクト比では、X線
源からのX線は、ほとんどこのコア307の部分を横切
ることになり、コア307でかなりのX線が吸収され
る。このX線の吸収を考えると、同じ開口効率ならばコ
ア307の直径は小さいほどよい。
【0033】一方、蛍光体層310は、画素302の大
きさに相当する程度のサイズで画素分割されていればよ
いので、本実施形態では、100μmのピッチで樹脂製
ファイバープレート311の画素分割を行った。
【0034】樹脂製ファイバープレート311には、エ
ッチング速度の異なる部分を有する樹脂基板を用いた。
具体的には、コアが直径100μmのポリアセチレン、
クラッドがアクリル樹脂からなる厚さ0.3mmの樹脂
製ファイバープレートを用意し、コアのポリアセチレン
をクロム酸でエッチングし、全てのコアを除去した。
【0035】尚、本実施形態では、この樹脂製ファイバ
ープレート311を0.3mmの厚さにするために、ま
ず厚さ1mmの樹脂製ファイバープレートを用意し、こ
れを研磨して0.3mmの厚さにしたが、この研磨は、
蛍光体層310を充填した後に行ってもよい。
【0036】上述した樹脂製ファイバープレート311
に用いる樹脂基板は、コストがかからず、エッチング工
程、蛍光体充填工程の歩留まりを考慮してもコストが抑
えられるので、ガラス製光学的ファイバープレートをエ
ッチングして蛍光体層を充填する実施形態1のものより
も全体のコストが抑えられる。
【0037】又、光学的ファイバープレート308のコ
ア307のピッチと蛍光体層310の画素分割のピッチ
とを変えることにより、光学的ファイバープレート30
8がX線遮蔽材として最適に設計される。
【0038】又、上述した樹脂製ファイバープレート3
11のエッチングした部分に蛍光体層310を充填する
ことで、蛍光体310が画素分割され、十分に厚い蛍光
体層310が形成された。本実施形態では、蛍光体層3
10に、粒径が2μmの蛍光体Gd2 2 S:Tlを樹
脂のバインダーに混ぜ合わせたものを用い、それを樹脂
製ファイバープレート311の穴に充填した。
【0039】充填の方法としては、樹脂製ファイバープ
レート311の片面を減圧装置に設置し、蛍光体入りバ
インダー液にもう片面をつけた。しかる後、減圧を開始
して、大気圧によって蛍光体入りバインダー液を樹脂製
ファイバープレート311の穴に充填させた。
【0040】又、光閉じこめ用に、蛍光体層310の表
面にアルミ膜を蒸着し、反射板312としての役割をも
たせた。
【0041】尚、光閉じこめ効果を最大限にするため
に、蛍光体層310を充填する穴の表面に、金属などの
反射層を設けると更によい。
【0042】樹脂製ファイバープレート311と光学的
ファイバープレート308とは、第1の接着層309で
接合した。又、樹脂製ファイバープレート311、第1
の接着層309、光学的ファイバープレート308のコ
ア307の屈折率を近いものにして、光の利用効率が最
大になるように設定した。
【0043】光学的ファイバープレート308と光セン
サ基板301とは、第2の接着層305で接合した。こ
のとき、コア307の屈折率が大きいので、コア307
の下部端面と接するセンサ表面で、反射が起こる。そこ
で、センサの光電変換部303に効率よく光が入射する
ように、コア307の屈折率に近い屈折率をもつ第2の
接着層305と図示しない保護膜とによる多層構造を用
いた。
【0044】以上説明した実施形態2によれば、CMO
Sエリアセンサ301と樹脂製ファイバープレート31
1と光学的ファイバープレート308の等倍光学系とを
組み合わせることにより、信頼性の高い2次元放射線検
出器が実現される。又、設計の自由度を高めながら、コ
ストを抑えた2次元放射線検出器が実現される。更に、
蛍光体層310の画素分割が行われることにより、X線
の吸収効率が上がって、高感度化と高解像度化が両立
し、高感度、高解像度の2次元放射線検出器が実現され
る。又、本実施形態の構成により、大面積で薄型のフラ
ットパネル型2次元放射線検出器が実現される。
【0045】(実施形態3)図4は、本発明の2次元放
射線検出器に用いるセンサモジュールを示す図である。
図4(a)は、センサモジュールの断面図、図4(b)
は、図4(a)に示した領域Aの拡大断面図である。
【0046】本実施形態では、センサモジュールは、光
センサ基板401と、樹脂製ファイバープレート411
と、蛍光体層410と、光学的ファイバープレート40
8とからなる。光センサ基板401は、実施形態1のも
のと同じものを用いた。
【0047】本実施形態では、実施形態2の308、3
11のように光学的ファイバープレート408と樹脂製
ファイバープレート411とをもっている。
【0048】本実施形態では、光学的ファイバープレー
ト408として、たとえば、ガラス製の光学的ファイバ
ープレートを用いる。
【0049】本実施形態では、コア407の直径は10
μmである。本実施形態では、コア407に鉛酸化物を
加えることで屈折率を上げるとともに、X線遮蔽効果も
向上させた。光学的ファイバープレート408の厚さ
は、5mmとした。したがって、コア407の直径と厚
さとのアスペクト比は1:500となる。この程度のア
スペクト比では、X線源からのX線は、ほとんどこのコ
ア407の部分を横切ることになり、コア407でかな
りのX線が吸収される。このX線の吸収を考えると、同
じ開口効率ならばコア407の直径は小さいほどよい。
【0050】一方、蛍光体410は、画素402の大き
さに相当する程度のサイズで画素分割されていればよい
ので、本実施形態では、100μmのピッチで樹脂製フ
ァイバープレート411の画素分割を行った。
【0051】樹脂製ファイバープレート411には、エ
ッチング速度の異なる部分を有する樹脂基板を用いた。
具体的には、コアが直径100μmのポリアセチレン、
クラッドがアクリル樹脂からなる厚さ5mmのファイバ
ープレートを用意し、コアのポリアセチレンをクロム酸
でエッチングし、0.3mmの深さの窪みとした。
【0052】本実施形態では、上述したように、樹脂製
ファイバープレート411の厚さを切り出しの容易な5
mmとすることにより、コストが抑えられた。この樹脂
製ファイバープレート411は、コストがかからず、エ
ッチング工程、蛍光体充填工程の歩留まりを考慮しても
コストが抑えられるので、ガラス製光学的ファイバープ
レートを直接エッチングして蛍光体層を充填する実施形
態1のものよりも全体のコストが抑えられた。
【0053】又、光学的ファイバープレート408のコ
ア407のピッチと蛍光体層410の画素分割のピッチ
とを変えることにより、光学的ファイバープレート40
8がX線遮蔽材として最適に設計される。
【0054】又、上述した樹脂製ファイバープレート4
11のエッチングした部分に蛍光体層410を充填する
ことで、蛍光体層410が画素分割され、十分に厚い蛍
光体層410が形成された。本実施形態では、蛍光体層
410に、粒径が2μmの蛍光体Gd2 2 S:Tlを
樹脂のバインダーに混ぜ合わせたものを用い、それを樹
脂製ファイバープレート411の穴に充填させた。充填
の方法は、実施形態1の方法と同様のものを採用した。
【0055】本実施形態では、樹脂製ファイバープレー
ト411の一方の面に窪みを設けて、蛍光体層410を
充填した。そして、この蛍光体層410が充填された面
を、光学的ファイバープレート408に対面するように
設置した。
【0056】樹脂製ファイバープレート411に用いる
上述した樹脂はX線をほとんど透過するので、本実施形
態のように蛍光体層410とX線源との間に樹脂製ファ
イバープレート411の樹脂が残っていても問題は発生
しない。又、樹脂製ファイバープレート411の厚さ
は、切り出しに容易な程度の厚さ5mmとした。
【0057】又、光閉じこめ用に、蛍光体層410が充
填されていない樹脂製ファイバープレート411の面に
アルミ膜を蒸着して、反射板412とした。
【0058】尚、光閉じこめ効果を最大限にするため
に、蛍光体層410を充填する穴の表面(底面、側面)
に、金属などの反射層を設けると更によい。
【0059】樹脂製ファイバープレート411と光学的
ファイバープレート408とは、第1の装着層409で
接合した。このとき、樹脂製ファイバープレート411
中の樹脂、第1の接着層409、ガラス製光学的ファイ
バープレート408のコア407それぞれの屈折率を近
いものにし、光の利用効率が最大になるように設定し
た。
【0060】光学的ファイバープレート408と光セン
サ基板401とは、第2の接着層405で接合した。こ
のとき、コア407の屈折率が大きいので、コア407
の下部端面と接するセンサ表面で、反射が起こる。そこ
で、センサの光電変換部403に効率よく光が入射する
ように、コア407の屈折率に近い屈折率の第2の接着
層405と図示しない保護膜とによる多層構造を用い
た。
【0061】以上説明した実施形態3によれば、CMO
Sエリアセンサ401と樹脂製ファイバープレート41
1と光学的ファイバープレート408の等倍光学系とを
組み合わせることにより、信頼性の高い2次元放射線検
出器が実現される。又、設計の自由度を高めながら、コ
ストを抑えた2次元放射線検出器が実現される。更に、
蛍光体層410の画素分割が行われることにより、X線
の吸収効率が上がって、高感度化と高解像度化が両立
し、高感度、高解像度の2次元放射線検出器が実現され
る。又、本実施形態の構成により、大面積で薄型のフラ
ットパネル型2次元放射線検出器が実現される。
【0062】(実施形態4)図5は、本発明の2次元放
射線検出器に用いるセンサモジュールを示す図である。
図5(a)は、センサモジュールの断面図、図5(b)
は、図5(a)に示した領域Aの拡大断面図である。
【0063】本実施形態では、センサモジュールは、光
センサ基板501と、樹脂製ファイバープレート507
と蛍光体層506とからなる。光センサ基板501は、
絶縁基板上にフォトダイオードと薄膜トランジスタを形
成したものとした。具体的には、ガラス基板上にアモル
ファスシリコンでPIN型ホトダイオードと薄膜トラン
ジスタとを2次元に配列したフラットパネル型センサを
用意した。この形のセンサは、X線のダメージに強く、
本実施形態の構成であっても問題が発生することはな
い。
【0064】一方、蛍光体層506は、画素502の大
きさに相当する程度のサイズで画素分割されていればよ
いので、本実施形態では、100μmのピッチで樹脂製
ファイバープレート507の画素分割を行った。
【0065】樹脂製ファイバープレート507には、エ
ッチング速度の異なる部分を有する樹脂基板を用いた。
具体的には、コアが直径100μmのポリアセチレン、
クラッドがアクリル樹脂からなる厚さ5mmのファイバ
ープレートを用意し、コアのポリアセチレンをクロム酸
でエッチングし、0.3mmの深さの窪みとした。これ
を、樹脂製ファイバープレート507として用いた。
【0066】本実施形態では、上述したように、樹脂製
ファイバープレート507の厚さを切り出しの容易な5
mmとすることにより、コストが抑えられた。この樹脂
製ファイバープレート507は、コストがかからず、エ
ッチング工程、蛍光体充填工程の歩留まりを考慮しても
コストが抑えられるので、ガラス製光学的ファイバープ
レートを直接エッチングして蛍光体層を充填する実施形
態1のものよりも全体のコストが抑えられた。
【0067】又、上述した樹脂製ファイバープレート5
07のエッチングした部分に蛍光体層506を充填する
ことで、蛍光体層506が画素分割され、十分に厚い蛍
光体層506が形成された。本実施形態では、蛍光体層
506に、粒径が2μmの蛍光体Gd2 2 S:Tlを
樹脂のバインダーに混ぜ合わせたものを用い、それを樹
脂製ファイバープレート507の穴に充填した。充填の
方法は、実施形態1の方法と同様のものを採用した。
【0068】本実施形態では、樹脂製ファイバープレー
ト507の一方の面に窪みを設けて、蛍光体層506を
充填した。そして、この蛍光体層506が充填された面
を、センサ501に対面するように設置した。
【0069】樹脂製ファイバープレート507に用いる
上述した樹脂はX線をほとんど透過するので、本実施形
態のように蛍光体層506とX線源との間に樹脂製ファ
イバープレート507の樹脂が残っていても問題は発生
しない。又、樹脂製ファイバープレート507の厚さ
は、切り出しに容易な程度の厚さ5mmとした。
【0070】又、光閉じこめ用に、蛍光体層506が充
填されていない樹脂製ファイバープレート507の面に
アルミ膜を蒸着して、反射板508とした。
【0071】尚、光閉じこめ効果を最大限にするため
に、蛍光体層506を充填する穴の表面(底面、側面)
に、金属などの反射層を設けると更によい。
【0072】樹脂製ファイバープレート507と光セン
サ基板501とは、接着層505で接合した。このと
き、蛍光体層506のバインダーとセンサ表面での反射
を抑え、センサの光電変換部503に効率よく光が入射
するように、蛍光体層506のバインダーの屈折率に近
い屈折率をもつ接着層505と図示しない保護膜とによ
る多層構造を用いた。
【0073】以上説明した実施形態4によれば、フラッ
トパネル型センサ501と樹脂製ファイバープレート5
07とを組み合わせることにより、コストが抑えられた
2次元放射線検出器が実現される。更に、蛍光体層50
6の画素分割が行われることにより、X線の吸収効率が
上がって、高感度化と高解像度化が両立し、高感度、高
解像度の2次元放射線検出器が実現される。又、本実施
形態の構成により、大面積で薄型のフラットパネル型2
次元放射線検出器が実現される。
【0074】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、蛍光体層
の画素分割によってX線の吸収率が上がることにより、
高感度化と高解像度化が両立し、高感度、高解像度の2
次元放射線検出器を実現できる。又、大面積で薄型のフ
ラットパネル型2次元放射線検出器を実現できる。又、
設計の自由度を高めながら、コストを抑えた2次元放射
線検出器を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2次元放射線検出器の実施形態1に係
るセンサモジュールを示す図であり、図1(a)断面
図、図1(b)は図1(a)に示した領域Aの拡大断面
図である。
【図2】本発明の2次元放射線検出器の実施形態1に係
るセンサモジュールを4枚組み合わせたものを示す図で
あり、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)の
A−B線での断面図である。
【図3】本発明の2次元放射線検出器の実施形態2に係
るセンサモジュールを示す図であり、図3(a)は断面
図、図3(b)は図3(a)に示した領域Aの拡大断面
図である。
【図4】本発明の2次元放射線検出器の実施形態3に係
るセンサモジュールを示す図であり、図4(a)は断面
図、図4(b)は図4(a)に示した領域Aの拡大断面
図である。
【図5】本発明の2次元放射線検出器の実施形態4に係
るセンサモジュールを示す図であり、図5(a)は断面
図、図5(b)は図5(a)に示した領域Aの拡大断面
図である。
【図6】従来の2次元放射線検出器のセンサモジュール
を示す図であり、図6(a)は断面図、図6(b)は図
6(a)に示した領域Aの拡大断面図である。
【図7】図6(a)に示した従来の2次元放射線検出器
のセンサモジュールの斜視図である。
【符号の説明】 100、200 センサモジュール 101、201、301、401、501、601 光
センサ基板 108、208、308、408 光学的ファイバープ
レート 311、411、507 樹脂製ファイバープレート 608 ファイバープレート 107、307、407、607 コア 106、306、406、606 クラッド 109、209、310、410、506 蛍光体層 609 蛍光体 103、303、403、503、603 光電変換部 104、304、404、504、604 駆動部 105、305、309、405、409、505、6
05 接着層 110、312、412、508 反射板 111、211 周辺回路領域 202 画素領域 102、302、402、602 画素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 31/09 H01L 27/14 K 31/0232 31/00 A H04N 5/32 31/02 C Fターム(参考) 2G088 EE02 FF02 GG15 GG19 GG21 JJ05 JJ29 JJ37 2H046 AA02 AB06 AD16 4M118 AA01 AA10 AB01 BA05 BA14 CA03 CA05 CB06 CB11 FA06 FB09 FB13 GA09 GA10 HA20 HA23 5C024 AX11 CX37 CX41 EX54 GX09 GY31 5F088 AA02 BA01 BA20 BB03 BB07 EA04 JA14 JA17 LA07 LA08

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ基板と、前記センサ基板上に設け
    られた画素と、接着層を介して前記画素上に搭載された
    光学的ファイバープレートとを有するセンサモジュール
    を備えた2次元放射線検出器であって、 前記光学的ファイバープレートは、コアとクラッドとか
    らなる光学的ファイバーの集合体であり、 前記コアは、クラッドに比べてエッチング速度の速い材
    料からなり、 前記光学的ファイバープレートの放射線入射側端面に形
    成された窪みに、蛍光体層を有すること特徴とする2次
    元放射線検出器。
  2. 【請求項2】 前記窪みは、エッチングにより形成され
    ることを特徴とする請求項1記載の2次元放射線検出
    器。
  3. 【請求項3】 前記蛍光体層は、蛍光体と樹脂バインダ
    ーとからなることを特徴とする請求項1記載の2次元放
    射線検出器。
  4. 【請求項4】 前記接着層及び樹脂バインダーの屈折率
    は、前記コアの屈折率に近いことを特徴とする請求項3
    記載の2次元放射線検出器。
  5. 【請求項5】 前記蛍光体層の放射線入射側の端面に、
    前記蛍光体から発する光を反射する反射板が搭載される
    ことを特徴とする請求項3記載の2次元放射線検出器。
  6. 【請求項6】 前記光学的ファイバープレートは、等倍
    結像系プレートであることを特徴とする請求項1記載の
    2次元放射線検出器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれか一つに記
    載された2次元放射線検出器のセンサモジュールを複数
    組み合わせることを特徴とする放射線検出器。
  8. 【請求項8】 センサ基板と、前記センサ基板上に設け
    られた画素と、第2接着層を介して前記画素上に搭載さ
    れた光学的ファイバープレートと、第1接着層を介して
    前記光学的ファイバープレート上に搭載された樹脂製フ
    ァイバープレートとを有するセンサモジュールを備えた
    2次元放射線検出器であって、 前記光学的ファイバープレート及び樹脂製ファイバープ
    レートは、それぞれコアとクラッドとからなる光学的フ
    ァイバー及び樹脂製ファイバーの集合体であり、 前記樹脂製ファイバープレートのコアは、クラッドに比
    べてエッチング速度の速い材料からなり、 前記樹脂製ファイバープレートに形成された貫通穴に設
    けられた蛍光体層を有することを特徴とする2次元放射
    線検出器。
  9. 【請求項9】 前記貫通穴は、エッチングにより形成さ
    れることを特徴とする請求項8記載の2次元放射線検出
    器。
  10. 【請求項10】 前記蛍光体層は、蛍光体と樹脂バイン
    ダーとからなることを特徴とする請求項8記載の2次元
    放射線検出器。
  11. 【請求項11】 前記第1接着層、第2接着層及び樹脂
    バインダーの屈折率は、前記コアの屈折率に近いことを
    特徴とする請求項10記載の2次元放射線検出器。
  12. 【請求項12】 前記蛍光体層の放射線入射側の端面
    に、前記蛍光体から発する光を反射する反射板が搭載さ
    れることを特徴とする請求項10記載の2次元放射線検
    出器。
  13. 【請求項13】 前記光学的ファイバープレートは、等
    倍結像系プレートであることを特徴とする請求項8記載
    の2次元放射線検出器。
  14. 【請求項14】 請求項8〜請求項13のいずれか一つ
    に記載された2次元放射線検出器のセンサモジュールを
    複数組み合わせることを特徴とする放射線検出器。
  15. 【請求項15】 センサ基板と、前記センサ基板上に設
    けられた画素と、第2接着層を介して前記画素上に搭載
    された光学的ファイバープレートと、第1接着層を介し
    て前記光学的ファイバープレート上に搭載された樹脂製
    ファイバープレートとを有するセンサモジュールを備え
    た2次元放射線検出器であって、 前記光学的ファイバープレート及び樹脂製ファイバープ
    レートは、それぞれコアとクラッドとからなる光学的フ
    ァイバー及び樹脂製ファイバーの集合体であり、 前記樹脂製ファイバープレートのコアは、クラッドに比
    べてエッチング速度の速い材料からなり、 前記樹脂製ファイバープレートの前記第1接着層側端面
    に形成された窪みに、蛍光体層を有することを特徴とす
    る2次元放射線検出器。
  16. 【請求項16】 前記貫通穴は、エッチングにより形成
    されることを特徴とする請求項15記載の2次元放射線
    検出器。
  17. 【請求項17】 前記蛍光体層は、蛍光体と樹脂バイン
    ダーとからなることを特徴とする請求項15記載の2次
    元放射線検出器。
  18. 【請求項18】 前記第1接着層、第2接着層、樹脂製
    ファイバープレート及び樹脂バインダーの屈折率は、前
    記コアの屈折率に近く、前記樹脂製ファイバープレート
    は放射線を透過することを特徴とする請求項17記載の
    2次元放射線検出器。
  19. 【請求項19】 前記蛍光体層の放射線入射側の端面
    に、前記蛍光体から発する光を反射する反射板が搭載さ
    れることを特徴とする請求項17記載の2次元放射線検
    出器。
  20. 【請求項20】 前記光学的ファイバープレートは、等
    倍結像系プレートであることを特徴とする請求項15記
    載の2次元放射線検出器。
  21. 【請求項21】 請求項15〜請求項20のいずれか一
    つに記載された2次元放射線検出器のセンサモジュール
    を複数組み合わせることを特徴とする放射線検出器。
  22. 【請求項22】 センサ基板と、前記センサ基板上に設
    けられた画素と、接着層を介して前記画素上に搭載され
    た樹脂製ファイバープレートとを有するセンサモジュー
    ルを備えた2次元放射線検出器であって、 前記樹脂製ファイバープレートは、コアとクラッドとか
    らなる樹脂製ファイバーの集合体であり、 前記コアは、クラッドに比べてエッチング速度の速い材
    料からなり、 前記樹脂製ファイバープレートの前記接着層側端面に形
    成された窪みに、蛍光体層を有することを特徴とする2
    次元放射線検出器。
  23. 【請求項23】 前記窪みは、エッチングにより形成さ
    れることを特徴とする請求項22記載の2次元放射線検
    出器。
  24. 【請求項24】 前記蛍光体層は、蛍光体と樹脂バイン
    ダーとからなることを特徴とする請求項22記載の2次
    元放射線検出器。
  25. 【請求項25】 前記接着層及び樹脂製ファイバープレ
    ートの屈折率は、前記樹脂バインダーの屈折率に近く、
    樹脂製ファイバープレートは放射線を透過することを特
    徴とする請求項24記載の2次元放射線検出器。
  26. 【請求項26】 前記蛍光体層の放射線入射側の端面
    に、前記蛍光体から発する光を反射する反射板が搭載さ
    れることを特徴とする請求項22記載の2次元放射線検
    出器。
  27. 【請求項27】 請求項22〜請求項26のいずれか一
    つに記載された2次元放射線検出器のセンサモジュール
    を複数組み合わせることを特徴とする放射線検出器。
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