JP2002021671A - 漏れが低減された高圧インジェクタ - Google Patents
漏れが低減された高圧インジェクタInfo
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- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M63/00—Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
- F02M63/0003—Fuel-injection apparatus having a cyclically-operated valve for connecting a pressure source, e.g. constant pressure pump or accumulator, to an injection valve held closed mechanically, e.g. by springs, and automatically opened by fuel pressure
- F02M63/0005—Fuel-injection apparatus having a cyclically-operated valve for connecting a pressure source, e.g. constant pressure pump or accumulator, to an injection valve held closed mechanically, e.g. by springs, and automatically opened by fuel pressure using valves actuated by fluid pressure
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- F02M63/0014—Valves characterised by the valve actuating means
- F02M63/0028—Valves characterised by the valve actuating means hydraulic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御室内に流入する高圧下の燃料の漏れオイ
ル流出部への直接的な流出が回避されるようにする。 【解決手段】 高圧集合室から延びる供給部９の開放時
に漏れオイル流出部１６を閉鎖するために、シール面１
３が、弁ケーシング２に設けられた流出側の制御縁部３
２と重なっているようにした。
ル流出部への直接的な流出が回避されるようにする。 【解決手段】 高圧集合室から延びる供給部９の開放時
に漏れオイル流出部１６を閉鎖するために、シール面１
３が、弁ケーシング２に設けられた流出側の制御縁部３
２と重なっているようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い圧力下にある
燃料を内燃機関の燃焼室内に噴射するための噴射システ
ムに用いられるインジェクタであって、高圧集合室から
延びる供給部が、制御室に開口しており、該制御室が、
開放可能なかつ閉鎖可能なシール座によって、噴射ノズ
ルに通じるノズル流入部に接続可能である形式のものに
関する。
燃料を内燃機関の燃焼室内に噴射するための噴射システ
ムに用いられるインジェクタであって、高圧集合室から
延びる供給部が、制御室に開口しており、該制御室が、
開放可能なかつ閉鎖可能なシール座によって、噴射ノズ
ルに通じるノズル流入部に接続可能である形式のものに
関する。
【０００２】
【従来の技術】高圧集合室に接続されている噴射システ
ムでは、圧力制御式のインジェクタが使用される。この
インジェクタの制御部分は電磁式に操作可能である。極
めて高い圧力下にある燃料のために用いられるこのよう
な噴射システムでは、開放された高圧領域と、流出側の
漏れオイル孔との重なりが生ぜしめられると、このよう
な形式で提案された噴射システムに著しい効率損失を結
果的に招いてしまう。したがって、高圧集合室から延び
る開放された高圧側の流入部と、流出側の漏れオイル孔
との間の短絡は絶対的に回避されなければならない。
ムでは、圧力制御式のインジェクタが使用される。この
インジェクタの制御部分は電磁式に操作可能である。極
めて高い圧力下にある燃料のために用いられるこのよう
な噴射システムでは、開放された高圧領域と、流出側の
漏れオイル孔との重なりが生ぜしめられると、このよう
な形式で提案された噴射システムに著しい効率損失を結
果的に招いてしまう。したがって、高圧集合室から延び
る開放された高圧側の流入部と、流出側の漏れオイル孔
との間の短絡は絶対的に回避されなければならない。
【０００３】ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９８３
５４９４号明細書は、ユニットインジェクタとも呼ばれ
るポンプ・ノズル・ユニットに関する。このポンプ・ノ
ズル・ユニットは、噴射圧を形成するためのポンプユニ
ットによって、直接噴射式の内燃機関の燃焼室内に燃料
を供給するためにかつ燃料を噴射ノズルを介して燃焼室
内に噴射するために働く。制御ユニットは制御部分を有
している。この制御部分は、外方に開放する弁として形
成されている。さらに、ポンプユニット内の圧力形成を
制御するために弁操作ユニットが設けられている。
５４９４号明細書は、ユニットインジェクタとも呼ばれ
るポンプ・ノズル・ユニットに関する。このポンプ・ノ
ズル・ユニットは、噴射圧を形成するためのポンプユニ
ットによって、直接噴射式の内燃機関の燃焼室内に燃料
を供給するためにかつ燃料を噴射ノズルを介して燃焼室
内に噴射するために働く。制御ユニットは制御部分を有
している。この制御部分は、外方に開放する弁として形
成されている。さらに、ポンプユニット内の圧力形成を
制御するために弁操作ユニットが設けられている。
【０００４】簡単に形成された、より小さな外側の寸法
を有する制御部分を備えたユニットインジェクタを提案
するために、弁操作ユニットがピエゾアクチュエータと
して形成されている。これによって、特に最も短い応働
時間が可能となる。
を有する制御部分を備えたユニットインジェクタを提案
するために、弁操作ユニットがピエゾアクチュエータと
して形成されている。これによって、特に最も短い応働
時間が可能となる。
【０００５】噴射システムにおいて生ぜしめられる漏れ
損失は、獲得可能な噴射圧を著しく低下させ、ひいては
このようなシステムの効率を著しく悪化させてしまう。
損失は、獲得可能な噴射圧を著しく低下させ、ひいては
このようなシステムの効率を著しく悪化させてしまう。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、冒頭で述べたインジェクタを改良して、制御室
内に流入する高圧下の燃料の漏れオイル流出部への直接
的な流出が回避されるようにすることである。
課題は、冒頭で述べたインジェクタを改良して、制御室
内に流入する高圧下の燃料の漏れオイル流出部への直接
的な流出が回避されるようにすることである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、高圧集合室から延びる供給部の開
放時に漏れオイル流出部を閉鎖するために、シール面
が、弁ケーシングに設けられた流出側の制御縁部と重な
っているようにした。
に本発明の構成では、高圧集合室から延びる供給部の開
放時に漏れオイル流出部を閉鎖するために、シール面
が、弁ケーシングに設けられた流出側の制御縁部と重な
っているようにした。
【０００８】
【発明の効果】本発明による解決手段によって獲得可能
な利点は、いま、座弁の開放段階の間に流出部を通っ
て、インジェクタボディに設けられた流出側の流出孔内
に流れる、高圧下にある燃料の漏れを効果的に回避する
ことができるという点にとりわけ見ることができる。こ
れによって、本発明により形成されたインジェクタを備
えた噴射システムの効率を著しく向上させることができ
る。本発明により提案された解決手段によって、確か
に、高圧集合室（コモンレール）から延びる開放された
流入ラインと、開放された漏れオイル流出部との間の重
なり段階は生ぜしめられるが、しかし、適切なシール面
を設けることによって、弁室内に流入する高い圧力下に
ある燃料の、流出側の流出孔内への直接的な流出は回避
される。
な利点は、いま、座弁の開放段階の間に流出部を通っ
て、インジェクタボディに設けられた流出側の流出孔内
に流れる、高圧下にある燃料の漏れを効果的に回避する
ことができるという点にとりわけ見ることができる。こ
れによって、本発明により形成されたインジェクタを備
えた噴射システムの効率を著しく向上させることができ
る。本発明により提案された解決手段によって、確か
に、高圧集合室（コモンレール）から延びる開放された
流入ラインと、開放された漏れオイル流出部との間の重
なり段階は生ぜしめられるが、しかし、適切なシール面
を設けることによって、弁室内に流入する高い圧力下に
ある燃料の、流出側の流出孔内への直接的な流出は回避
される。
【０００９】本発明に基づく思想の改良形では、制御部
分の全行程距離を延ばすことができ、高圧側の座弁に、
短い行程長さを備えたスプールが前置されている。この
短い行程長さだけ制御部分の全行程は延ばされている。
座弁の閉鎖状態では、より長い行程長さによって、弁の
座面を重なりが支配しているということが保証されてい
る。前述した短い行程長さによって、座弁の行程長さｈ
ｇｅｓはより大きく寸法設定されているので、座弁の開
放時には、高圧流入部から流出側の漏れオイル孔に通じ
るバイパスは生ぜしめられない。シール面と弁ケーシン
グとに設けられた制御縁部によって、流入部が、高圧集
合室から延びる流入ラインを開放するやいなや、流出側
の漏れオイル孔に対するシールが常時提供されているこ
とが保証されている。
分の全行程距離を延ばすことができ、高圧側の座弁に、
短い行程長さを備えたスプールが前置されている。この
短い行程長さだけ制御部分の全行程は延ばされている。
座弁の閉鎖状態では、より長い行程長さによって、弁の
座面を重なりが支配しているということが保証されてい
る。前述した短い行程長さによって、座弁の行程長さｈ
ｇｅｓはより大きく寸法設定されているので、座弁の開
放時には、高圧流入部から流出側の漏れオイル孔に通じ
るバイパスは生ぜしめられない。シール面と弁ケーシン
グとに設けられた制御縁部によって、流入部が、高圧集
合室から延びる流入ラインを開放するやいなや、流出側
の漏れオイル孔に対するシールが常時提供されているこ
とが保証されている。
【００１０】本発明に基づく思想の選択的な構成では、
付加ピストンを制御部分に対して運動可能に配置するこ
とができる。付加ピストンは、制御部分の操作時に、こ
の制御部分の操作方向とは逆方向に向けられた運動を実
施する。この運動は、弁室内に流入する、最も高い圧力
下にある燃料によって行われるので、付加ピストンの制
御縁部は、弁ケーシングに設けられた制御縁部を流出側
で閉鎖する。
付加ピストンを制御部分に対して運動可能に配置するこ
とができる。付加ピストンは、制御部分の操作時に、こ
の制御部分の操作方向とは逆方向に向けられた運動を実
施する。この運動は、弁室内に流入する、最も高い圧力
下にある燃料によって行われるので、付加ピストンの制
御縁部は、弁ケーシングに設けられた制御縁部を流出側
で閉鎖する。
【００１１】電磁石またはピエゾアクチュエータによっ
て操作される制御部分における、製造技術的にほとんど
手間をかけることなしに実施することができる僅かな変
更によって、噴射システムの効率の著しい改善、特に内
燃機関の燃焼室内でのパイロット噴射の間にその都度噴
射したい燃料量の著しく正確な調量を獲得することがで
きる。
て操作される制御部分における、製造技術的にほとんど
手間をかけることなしに実施することができる僅かな変
更によって、噴射システムの効率の著しい改善、特に内
燃機関の燃焼室内でのパイロット噴射の間にその都度噴
射したい燃料量の著しく正確な調量を獲得することがで
きる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００１３】図１Ａには、インジェクタ１の制御部分３
が示してある。この制御部分３には、弁室１１とノズル
流入部１０との間の重なり長さ１８が図示してある。ま
た、図１Ｂには、図１Ａに示したインジェクタ１が、上
昇させられた状態で示してある。この状態では、制御部
分３が行程距離１５だけ上方に移動させられている。
が示してある。この制御部分３には、弁室１１とノズル
流入部１０との間の重なり長さ１８が図示してある。ま
た、図１Ｂには、図１Ａに示したインジェクタ１が、上
昇させられた状態で示してある。この状態では、制御部
分３が行程距離１５だけ上方に移動させられている。
【００１４】極めて高い圧力下にある燃料を噴射するシ
ステムのためのインジェクタ１の制御部分３は弁ケーシ
ング２内に収容されている。インジェクタ１の上側の部
分には、流出側に設けられた、ここでは閉鎖するボール
の形の制御弁４が収容されている。流出側の制御弁４と
して機能するボールの上方には、電磁石もしくはピエゾ
アクチュエータ（共に図示せず）が収容されている。電
磁石もしくはピエゾアクチュエータの操作によって、流
出側の制御弁４として働くボールを放圧することができ
る。これによって、流出側の制御弁４がそのシール座５
で開放する。ボールエレメントは、符号６で示した二重
矢印の方向で上方に運動しかつ流出側に設けられた流出
絞り７を開放する。これによって、制御部分３の端面の
上方で終わっている制御室内の圧力が低下する。制御部
分３の下側の端部に配置された圧縮ばね１７によって、
制御部分３が全体的に上方に移動させられる。
ステムのためのインジェクタ１の制御部分３は弁ケーシ
ング２内に収容されている。インジェクタ１の上側の部
分には、流出側に設けられた、ここでは閉鎖するボール
の形の制御弁４が収容されている。流出側の制御弁４と
して機能するボールの上方には、電磁石もしくはピエゾ
アクチュエータ（共に図示せず）が収容されている。電
磁石もしくはピエゾアクチュエータの操作によって、流
出側の制御弁４として働くボールを放圧することができ
る。これによって、流出側の制御弁４がそのシール座５
で開放する。ボールエレメントは、符号６で示した二重
矢印の方向で上方に運動しかつ流出側に設けられた流出
絞り７を開放する。これによって、制御部分３の端面の
上方で終わっている制御室内の圧力が低下する。制御部
分３の下側の端部に配置された圧縮ばね１７によって、
制御部分３が全体的に上方に移動させられる。
【００１５】図１に示したインジェクタ１の制御部分３
には、この制御部分３を横方向に貫通する流入絞り８が
形成されている。この流入絞り８は、たとえば単純な貫
通孔として制御部分３の中間の部分に形成されていてよ
い。流入絞り８の領域では、制御部分３が、この制御部
分３を環状に取り囲む制御室１１によって取り囲まれて
いる。弁ケーシング２内に形成されていて、かつ流れを
助成する、丸みを付けられた縁部を有する制御室１１に
は、符号９を付した流入側の孔が開口している。この孔
９を通って、高い圧力下にある燃料が高圧集合室（コモ
ンレール）からインジェクタ１の制御室１１内に到達す
る。
には、この制御部分３を横方向に貫通する流入絞り８が
形成されている。この流入絞り８は、たとえば単純な貫
通孔として制御部分３の中間の部分に形成されていてよ
い。流入絞り８の領域では、制御部分３が、この制御部
分３を環状に取り囲む制御室１１によって取り囲まれて
いる。弁ケーシング２内に形成されていて、かつ流れを
助成する、丸みを付けられた縁部を有する制御室１１に
は、符号９を付した流入側の孔が開口している。この孔
９を通って、高い圧力下にある燃料が高圧集合室（コモ
ンレール）からインジェクタ１の制御室１１内に到達す
る。
【００１６】インジェクタ１の制御部分３はその座１２
で、噴射ノズルに通じる流入部１０を閉鎖している。噴
射ノズルに通じる流入ライン１０が開口する環状の圧力
室の下方では、インジェクタ１の制御部分３にシール面
１３が形成されている。このシール面１３は、弁ケーシ
ング２に設けられた孔と同じ外径を有している。噴射ノ
ズルに通じる流入孔１０の開口の下方には制御室１９が
位置している。この制御室１９には制御縁部３２が形成
されている。図１に示した、弁ケーシング２に関する制
御部分３の垂直位置では、弁ケーシング２に設けられた
制御縁部３２がシール面１３、すなわちこのシール面１
３の短い長さ１４（ｈ１）によってまさに閉鎖されてい
る。ほぼ回転対称的に形成された制御縁部３２の下側の
領域には、互いに反対の側に位置する２つの面２１が形
成されている。制御室１９から流出する漏れオイルは、
この面２１を介して、制御部分３の下端面に位置する中
空室２２から流出することができる。この中空室２２内
には圧縮ばねエレメント１７が収容されている。この圧
縮ばねエレメント１７は、インジェクタ１の上側の領域
に設けられた制御室の放圧時に制御部分３を垂直方向に
移動させる。ばねエレメント１７は、インジェクタ１の
弁ケーシング２の底部に支持されていて、ばねエレメン
ト１７の上側の巻線で制御部分３の一方の端面に接触し
ている。さらに、制御部分３の下側に設けられた中空室
２２には漏れオイル流出部１６が開口している。
で、噴射ノズルに通じる流入部１０を閉鎖している。噴
射ノズルに通じる流入ライン１０が開口する環状の圧力
室の下方では、インジェクタ１の制御部分３にシール面
１３が形成されている。このシール面１３は、弁ケーシ
ング２に設けられた孔と同じ外径を有している。噴射ノ
ズルに通じる流入孔１０の開口の下方には制御室１９が
位置している。この制御室１９には制御縁部３２が形成
されている。図１に示した、弁ケーシング２に関する制
御部分３の垂直位置では、弁ケーシング２に設けられた
制御縁部３２がシール面１３、すなわちこのシール面１
３の短い長さ１４（ｈ１）によってまさに閉鎖されてい
る。ほぼ回転対称的に形成された制御縁部３２の下側の
領域には、互いに反対の側に位置する２つの面２１が形
成されている。制御室１９から流出する漏れオイルは、
この面２１を介して、制御部分３の下端面に位置する中
空室２２から流出することができる。この中空室２２内
には圧縮ばねエレメント１７が収容されている。この圧
縮ばねエレメント１７は、インジェクタ１の上側の領域
に設けられた制御室の放圧時に制御部分３を垂直方向に
移動させる。ばねエレメント１７は、インジェクタ１の
弁ケーシング２の底部に支持されていて、ばねエレメン
ト１７の上側の巻線で制御部分３の一方の端面に接触し
ている。さらに、制御部分３の下側に設けられた中空室
２２には漏れオイル流出部１６が開口している。
【００１７】流出側のボール状の制御部分４の放圧によ
る弁座５の開放によって、制御部分３の上端面の上方に
設けられた制御室が放圧されると、制御部分３の端面２
０に接触している圧縮ばね１７によって制御部分３が上
方に運動させられる。この場合、制御部分３を貫通して
いる流入絞り８が弁ケーシング２内に進入し、したがっ
て、閉鎖される。同時に、高圧集合室を介して高い圧力
下にある燃料が、流入ライン９を介して制御室１１に存
在している。上方への制御部分３の垂直運動によって、
この制御部分３は全行程長さ１５ｈｇｅｓにわたって上
方に移動させられていて、したがって、制御部分３に形
成された環状室を介して、高圧集合室（コモンレール）
から延びる流入ライン９と、噴射ノズルに通じる流入ラ
イン１０との間の直接的な接続を開放している。制御部
分３の垂直運動と同時に、この制御部分３のシール面１
３が、長さ１４を置いて形成された弁ケーシング側の制
御縁部３２にまさに重なり、これによって、制御室１９
は、噴射ノズルに通じる流入ライン１０内に高い圧力下
で存在する燃料に対してシールされている。制御室１９
から面２１を介して中空室２２内に流出する生ぜしめら
れた漏れオイル量は、中空室２２を介して漏れオイル流
出部１６内に流出する。
る弁座５の開放によって、制御部分３の上端面の上方に
設けられた制御室が放圧されると、制御部分３の端面２
０に接触している圧縮ばね１７によって制御部分３が上
方に運動させられる。この場合、制御部分３を貫通して
いる流入絞り８が弁ケーシング２内に進入し、したがっ
て、閉鎖される。同時に、高圧集合室を介して高い圧力
下にある燃料が、流入ライン９を介して制御室１１に存
在している。上方への制御部分３の垂直運動によって、
この制御部分３は全行程長さ１５ｈｇｅｓにわたって上
方に移動させられていて、したがって、制御部分３に形
成された環状室を介して、高圧集合室（コモンレール）
から延びる流入ライン９と、噴射ノズルに通じる流入ラ
イン１０との間の直接的な接続を開放している。制御部
分３の垂直運動と同時に、この制御部分３のシール面１
３が、長さ１４を置いて形成された弁ケーシング側の制
御縁部３２にまさに重なり、これによって、制御室１９
は、噴射ノズルに通じる流入ライン１０内に高い圧力下
で存在する燃料に対してシールされている。制御室１９
から面２１を介して中空室２２内に流出する生ぜしめら
れた漏れオイル量は、中空室２２を介して漏れオイル流
出部１６内に流出する。
【００１８】本発明に基づく思想の第２の構成では、制
御部分３に、相対的に運動可能な付加ピストン２４が被
せられている。制御部分３は、図１に示した制御部分３
の構成にほぼ相当する幾何学的形状を有しており、制御
部分３の上側の部分は、制御部分本体３を斜めに貫通す
る流入絞り８によって貫通されている。この流入絞り８
の上方には、弁ケーシング２内に形成されている制御室
が位置している。この制御室には流出絞り７が続いてい
る。この流出絞り７は、流出側の制御部分４によって開
放可能もしくは閉鎖可能である。このためには、流出側
の制御部分４の上方に電磁石またはピエゾアクチュエー
タまたは別の操作ユニットが設けられている。この操作
ユニットは、流出側の制御部分４を垂直方向で弁座５に
近づく方向に運動させるかまたは弁座５から離れる方向
に運動させる。
御部分３に、相対的に運動可能な付加ピストン２４が被
せられている。制御部分３は、図１に示した制御部分３
の構成にほぼ相当する幾何学的形状を有しており、制御
部分３の上側の部分は、制御部分本体３を斜めに貫通す
る流入絞り８によって貫通されている。この流入絞り８
の上方には、弁ケーシング２内に形成されている制御室
が位置している。この制御室には流出絞り７が続いてい
る。この流出絞り７は、流出側の制御部分４によって開
放可能もしくは閉鎖可能である。このためには、流出側
の制御部分４の上方に電磁石またはピエゾアクチュエー
タまたは別の操作ユニットが設けられている。この操作
ユニットは、流出側の制御部分４を垂直方向で弁座５に
近づく方向に運動させるかまたは弁座５から離れる方向
に運動させる。
【００１９】制御部分本体３内で斜めに延びる流入絞り
８の下方では、制御部分３に、シール座２５を成すくび
れ部が形成されている。
８の下方では、制御部分３に、シール座２５を成すくび
れ部が形成されている。
【００２０】制御部分３に設けられたくびれ箇所の下方
では、制御部分３の周面に、付加ピストン２４が軸方向
で運動可能に被せられている。この付加ピストン２４
は、圧縮ばねエレメント１７によって支持されている。
この圧縮ばねエレメント１７自体は弁ケーシング２の底
部に支持されている。図１に示した制御部分３の構成に
類似して、制御部分３には面２１が形成されている。こ
の面２１を介して、圧縮ばね１７を収容する中空室内に
進入した漏れオイルが中空室２２内に流出側で流出する
ことができる。
では、制御部分３の周面に、付加ピストン２４が軸方向
で運動可能に被せられている。この付加ピストン２４
は、圧縮ばねエレメント１７によって支持されている。
この圧縮ばねエレメント１７自体は弁ケーシング２の底
部に支持されている。図１に示した制御部分３の構成に
類似して、制御部分３には面２１が形成されている。こ
の面２１を介して、圧縮ばね１７を収容する中空室内に
進入した漏れオイルが中空室２２内に流出側で流出する
ことができる。
【００２１】付加ピストン２４は、内部案内手段１７に
よって運動可能に制御部分３に支承されていて、付加ピ
ストン２４の上側の領域に、制御部分３と付加ピストン
２４との軸方向に延びる溝２６を有している。
よって運動可能に制御部分３に支承されていて、付加ピ
ストン２４の上側の領域に、制御部分３と付加ピストン
２４との軸方向に延びる溝２６を有している。
【００２２】流出側の制御部分４の操作と、この操作に
関連した、弁ケーシング２の、制御部分３の上端面が突
入している制御室内の減圧とによって、圧縮ばね１７に
よって解放されて、流出絞り７の方向への制御部分３の
垂直運動が生ぜしめられる。これによって、制御部分３
と弁ケーシング２との間のシール座２５が開放され、極
めて高い圧力下にある燃料が、高圧集合室（コモンレー
ル）から延びる流入ライン９を介して制御室１１内に流
入することができる。高い圧力下にある燃料によって、
予荷重もしくはプレロードをかけられたばねエレメント
１７に抗して下方に向けられた付加ピストン２４の力方
向とは逆方向で、制御部分３の垂直方向上向きに向けら
れた運動が生ぜしめられる。付加ピストン２４は、下方
に向けられた垂直運動によって移動距離３１にわたって
移動させられる。これによって、一方では高圧集合室か
ら延びる流入部９が、制御室１１と、開放されたシール
座２５と、圧力室２８とを介してノズル流入部１０に接
続され、他方では軸方向の長さ３１にわたる下方に向け
られた垂直運動によって、弁ケーシング２に形成された
漏れオイル制御縁部３２が、付加ピストン２４の下側の
領域によって閉鎖される。移動距離３０；３１の寸法
は、ノズル流入部１０の開放時に、付加ピストン２４の
環状の下側の領域が、インジェクタ１の弁ケーシング２
内のばねエレメント１７の圧縮下で、弁ケーシング２に
設けられた漏れオイル側の制御縁部３２と効果的に重な
っていることが保証されているように設定されている。
垂直方向の行程距離３１が、付加ピストン２４の適切な
寸法設定によって、弁ケーシング２に設けられた制御縁
部３２を閉鎖するために必要となる行程距離３０よりも
大きく寸法設定されていることが目標とされ得る。
関連した、弁ケーシング２の、制御部分３の上端面が突
入している制御室内の減圧とによって、圧縮ばね１７に
よって解放されて、流出絞り７の方向への制御部分３の
垂直運動が生ぜしめられる。これによって、制御部分３
と弁ケーシング２との間のシール座２５が開放され、極
めて高い圧力下にある燃料が、高圧集合室（コモンレー
ル）から延びる流入ライン９を介して制御室１１内に流
入することができる。高い圧力下にある燃料によって、
予荷重もしくはプレロードをかけられたばねエレメント
１７に抗して下方に向けられた付加ピストン２４の力方
向とは逆方向で、制御部分３の垂直方向上向きに向けら
れた運動が生ぜしめられる。付加ピストン２４は、下方
に向けられた垂直運動によって移動距離３１にわたって
移動させられる。これによって、一方では高圧集合室か
ら延びる流入部９が、制御室１１と、開放されたシール
座２５と、圧力室２８とを介してノズル流入部１０に接
続され、他方では軸方向の長さ３１にわたる下方に向け
られた垂直運動によって、弁ケーシング２に形成された
漏れオイル制御縁部３２が、付加ピストン２４の下側の
領域によって閉鎖される。移動距離３０；３１の寸法
は、ノズル流入部１０の開放時に、付加ピストン２４の
環状の下側の領域が、インジェクタ１の弁ケーシング２
内のばねエレメント１７の圧縮下で、弁ケーシング２に
設けられた漏れオイル側の制御縁部３２と効果的に重な
っていることが保証されているように設定されている。
垂直方向の行程距離３１が、付加ピストン２４の適切な
寸法設定によって、弁ケーシング２に設けられた制御縁
部３２を閉鎖するために必要となる行程距離３０よりも
大きく寸法設定されていることが目標とされ得る。
【００２３】逆のケースでは、インジェクタ１の制御部
分３とインジェクタ１の弁ケーシング２との間のシール
座２５の閉鎖時に、制御部分３の上端面における制御室
内の増圧が行われる。これによって、制御部分３の、直
径ｄ１で形成された上側の領域がその密な位置２５に移
動する。制御部分３に被せられた付加ピストン２４はば
ねエレメント１７によって負荷されていて、シール面２
５の方向に移動する。制御部分３と弁ケーシング２との
くびれ箇所における圧力を低下させるために、付加ピス
トン２４の上側の領域には、付加ピストン２４の閉鎖を
可能にする長手方向溝２６が形成されている。この長手
方向溝２６を介して、シール座２５の方向での制御部分
３の閉鎖時の圧力は、圧力室２８に向かって低下させら
れる。付加ピストン２４の上側の案内領域に形成された
負荷軽減溝２６により、迅速な閉鎖を圧縮ばね１７によ
って達成することができる。圧力室２８内で生ぜしめら
れた漏れは、制御部分３に形成された面２１を介して、
制御部分２１の下端面の下方に設けられた中空室２２内
に流出することができる。
分３とインジェクタ１の弁ケーシング２との間のシール
座２５の閉鎖時に、制御部分３の上端面における制御室
内の増圧が行われる。これによって、制御部分３の、直
径ｄ１で形成された上側の領域がその密な位置２５に移
動する。制御部分３に被せられた付加ピストン２４はば
ねエレメント１７によって負荷されていて、シール面２
５の方向に移動する。制御部分３と弁ケーシング２との
くびれ箇所における圧力を低下させるために、付加ピス
トン２４の上側の領域には、付加ピストン２４の閉鎖を
可能にする長手方向溝２６が形成されている。この長手
方向溝２６を介して、シール座２５の方向での制御部分
３の閉鎖時の圧力は、圧力室２８に向かって低下させら
れる。付加ピストン２４の上側の案内領域に形成された
負荷軽減溝２６により、迅速な閉鎖を圧縮ばね１７によ
って達成することができる。圧力室２８内で生ぜしめら
れた漏れは、制御部分３に形成された面２１を介して、
制御部分２１の下端面の下方に設けられた中空室２２内
に流出することができる。
【００２４】図１および図２に示した構成を操作するた
めに、電磁石、ピエゾアクチュエータまたは機械／液圧
式の圧力変換器を使用することができる。これらの手段
によって、垂直運動が、図１および図２にそれぞれ示し
た二重矢印の方向で生ぜしめられる。これによって、イ
ンジェクタ１の制御部分３を弁ケーシング２内で開放位
置にまたはその都度シール座２５を閉鎖する位置に運動
させることができる。高圧流入部９と流出側の流出孔と
の間の直接的な接続の、本発明により提案されたシール
面配置によって獲得可能な分離によって、このような形
式で提案されたインジェクタ１の効率を著しく向上させ
ることが可能となる。
めに、電磁石、ピエゾアクチュエータまたは機械／液圧
式の圧力変換器を使用することができる。これらの手段
によって、垂直運動が、図１および図２にそれぞれ示し
た二重矢印の方向で生ぜしめられる。これによって、イ
ンジェクタ１の制御部分３を弁ケーシング２内で開放位
置にまたはその都度シール座２５を閉鎖する位置に運動
させることができる。高圧流入部９と流出側の流出孔と
の間の直接的な接続の、本発明により提案されたシール
面配置によって獲得可能な分離によって、このような形
式で提案されたインジェクタ１の効率を著しく向上させ
ることが可能となる。
【図１Ａ】個別構成要素の重なり長さを備えたインジェ
クタを示す図である。
クタを示す図である。
【図１Ｂ】垂直方向に調整された全行程距離を備えたイ
ンジェクタを示す図である。
ンジェクタを示す図である。
【図２】制御部分に被せられた、圧縮ばねによって負荷
された、溢流溝を備えた付加ピストンを備えた高圧イン
ジェクタを示す図である。
された、溢流溝を備えた付加ピストンを備えた高圧イン
ジェクタを示す図である。
１ インジェクタ、 ２ 弁ケーシング、 ３ 制御部
分、 ４ 制御部分、５ 弁座、 ６ 二重矢印、 ７
流出絞り、 ８ 流入絞り、 ９ 流入ライン、 １
０ ノズル流入部、 １１ 制御室、 １２ 座、 １
３ シール面、 １４ 長さ、 １５ 行程距離、 １
６ 漏れオイル流出部、 １７ 圧縮ばね、 １８ 重
なり長さ、 １９ 制御室、 ２０ 端面、 ２１
面、 ２２ 中空室、 ２４ 付加ピストン、 ２５
シール座、 ２６ 溝、 ２８圧力室、 ３０ 行程距
離、 ３１ 行程距離、 ３２ 制御縁部、 ｄ１ 直
径
分、 ４ 制御部分、５ 弁座、 ６ 二重矢印、 ７
流出絞り、 ８ 流入絞り、 ９ 流入ライン、 １
０ ノズル流入部、 １１ 制御室、 １２ 座、 １
３ シール面、 １４ 長さ、 １５ 行程距離、 １
６ 漏れオイル流出部、 １７ 圧縮ばね、 １８ 重
なり長さ、 １９ 制御室、 ２０ 端面、 ２１
面、 ２２ 中空室、 ２４ 付加ピストン、 ２５
シール座、 ２６ 溝、 ２８圧力室、 ３０ 行程距
離、 ３１ 行程距離、 ３２ 制御縁部、 ｄ１ 直
径
Claims (9)
- 【請求項１】 高い圧力下にある燃料を内燃機関の燃焼
室内に噴射するための噴射システムに用いられるインジ
ェクタであって、高圧集合室から延びる供給部（９）
が、制御室（１１）に開口しており、該制御室（１１）
が、開放可能なかつ閉鎖可能なシール座（１２，２５）
によって、噴射ノズルに通じるノズル流入部（１０）に
接続可能である形式のものにおいて、高圧集合室から延
びる供給部（９）の開放時に漏れオイル流出部（１６）
を閉鎖するために、シール面（１３，２４）が、弁ケー
シング（２）に設けられた流出側の制御縁部（３２）と
重なっていることを特徴とする、高い圧力下にある燃料
を内燃機関の燃焼室内に噴射するための噴射システムに
用いられるインジェクタ。 - 【請求項２】 シール面（２４）が、制御部分（３）を
取り囲む付加ピストンとして形成されている、請求項１
記載のインジェクタ。 - 【請求項３】 付加ピストン（２４）が、ばね負荷され
て制御部分（３）に対して相対的に移動可能である、請
求項２記載のインジェクタ。 - 【請求項４】 制御部分（３）のシール座（１２，２
５）が開放されている場合に、付加ピストン（２４）の
下側の案内領域が、弁ケーシング（２）に設けられた制
御縁部（３２）と、重なり長さｈ２を備えて重なってい
る、請求項２記載のインジェクタ。 - 【請求項５】 付加ピストン（２４）の上側の案内領域
に、圧縮ばね（１７）の閉鎖運動を助成する負荷軽減溝
（２６）が設けられている、請求項２記載のインジェク
タ。 - 【請求項６】 制御部分（３）における付加ピストン
（２４）が、制御部分（３）の開放運動とは逆方向に向
けられた、噴射ノズルに通じる流入孔（１０）を開放す
る行程運動（３１）を実施するようになっている、請求
項２記載のインジェクタ。 - 【請求項７】 制御部分（３）に設けられたシール面
（１３）が、制御部分（３）の開放位置で制御縁部（３
２）と重なる延在長さｈ１を有している、請求項１記載
のインジェクタ。 - 【請求項８】 高圧集合室から延びる流入ライン（９）
と、噴射ノズルの流入孔（１０）との接続時に、制御部
分（３）を流出側で貫通している流入絞り（８）が閉鎖
されているように、制御部分（３）の全行程距離ｈ
ｇｅｓが寸法設定されている、請求項７記載のインジェ
クタ。 - 【請求項９】 制御室の負荷軽減時に制御部分（３）を
行程方向（６）で操作する場合に、弁ケーシング（２）
に設けられた制御縁部（３２）の重なりによって、シー
ル面（１３）が、弁ケーシング（２）内に流出側で設け
られた弁室（１９）をシールしている、請求項７記載の
インジェクタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10031570.4 | 2000-06-29 | ||
| DE10031570A DE10031570C2 (de) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | Leckage reduzierter Hochdruckinjektor |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002021671A true JP2002021671A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=7647141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001195319A Pending JP2002021671A (ja) | 2000-06-29 | 2001-06-27 | 漏れが低減された高圧インジェクタ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP2002021671A (ja) |
| DE (1) | DE10031570C2 (ja) |
| FR (1) | FR2811026A1 (ja) |
| GB (1) | GB2367329B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10046875B4 (de) * | 2000-09-20 | 2004-07-08 | L'orange Gmbh | Steuerventil für Einspritzinjektoren |
| DE10054991A1 (de) * | 2000-11-07 | 2002-05-29 | Bosch Gmbh Robert | Druckgesteuerter Injektor zum Einspritzen von Kraftstoff mit Doppelventil |
| DE102008014250A1 (de) * | 2008-03-13 | 2009-09-17 | Man Diesel Se | Kraftstoffversorgungsanlage einer Brennkraftmaschine |
| FR2965018A1 (fr) * | 2010-09-20 | 2012-03-23 | Renault Sas | Injecteur a fuites dynamiques reduites |
| CN105484921B (zh) * | 2015-12-11 | 2017-12-08 | 中国北方发动机研究所(天津) | 一种可变进油量孔式高压共轨喷油器控制阀及其控制体 |
| US10544771B2 (en) * | 2017-06-14 | 2020-01-28 | Caterpillar Inc. | Fuel injector body with counterbore insert |
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|---|---|---|---|---|
| DE3148671A1 (de) * | 1981-12-09 | 1983-07-21 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftstoffeinspritzvorrichtung fuer brennkraftmaschinen, insbesondere fuer dieselmotoren |
| DE3314633A1 (de) * | 1982-12-28 | 1984-06-28 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Kraftstoffeinspritzanlage |
| GB8408930D0 (en) * | 1984-04-06 | 1984-05-16 | Lucas Ind Plc | Fluid control valve |
| IT1217260B (it) * | 1987-08-25 | 1990-03-22 | Weber Srl | Valvola di iniezione del combustibile a comando elettromagnetico per motori a ciclo diesel |
| US5020771A (en) * | 1989-01-26 | 1991-06-04 | Ranco Japan Ltd. | Proportional control valve |
| DE3910793C2 (de) * | 1989-04-04 | 1996-05-23 | Kloeckner Humboldt Deutz Ag | Brennstoffeinspritzvorrichtung |
| US5397055A (en) * | 1991-11-01 | 1995-03-14 | Paul; Marius A. | Fuel injector system |
| DE4322546A1 (de) * | 1993-07-07 | 1995-01-12 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzvorrichtung für Brennkraftmaschinen |
| DE19512270A1 (de) * | 1995-04-01 | 1996-09-26 | Mtu Friedrichshafen Gmbh | Kraftstoffeinspritzanlage für Brennkraftmaschine |
| US5662083A (en) * | 1996-10-09 | 1997-09-02 | Chrysler Corporation | Metering device for air assisted fuel injection |
| DE19701879A1 (de) * | 1997-01-21 | 1998-07-23 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für Brennkraftmaschinen |
| DE19706467C1 (de) * | 1997-02-19 | 1998-03-26 | Daimler Benz Ag | Speichereinspritzsystem für eine mehrzylindrige Brennkraftmaschine |
| DE19756986C1 (de) * | 1997-12-20 | 1999-06-02 | Daimler Chrysler Ag | Speichereinspritzsystem |
| DE19835494C2 (de) * | 1998-08-06 | 2000-06-21 | Bosch Gmbh Robert | Pumpe-Düse-Einheit |
| DE19860678A1 (de) * | 1998-12-29 | 2000-07-06 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzvorrichtung für Brennkraftmaschinen |
| DE19910589C2 (de) * | 1999-03-10 | 2002-12-05 | Siemens Ag | Einspritzventil für eine Brennkraftmaschine |
| GB9922808D0 (en) * | 1999-09-28 | 1999-11-24 | Lucas Industries Ltd | Valve arrangement |
-
2000
- 2000-06-29 DE DE10031570A patent/DE10031570C2/de not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-06-27 JP JP2001195319A patent/JP2002021671A/ja active Pending
- 2001-06-29 FR FR0108639A patent/FR2811026A1/fr not_active Withdrawn
- 2001-06-29 GB GB0115916A patent/GB2367329B/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-29 US US09/893,592 patent/US6520157B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| GB2367329B (en) | 2002-11-20 |
| US6520157B2 (en) | 2003-02-18 |
| US20020060253A1 (en) | 2002-05-23 |
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