JP2002021518A - 可変動弁機構 - Google Patents

可変動弁機構

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JP2002021518A
JP2002021518A JP2000207170A JP2000207170A JP2002021518A JP 2002021518 A JP2002021518 A JP 2002021518A JP 2000207170 A JP2000207170 A JP 2000207170A JP 2000207170 A JP2000207170 A JP 2000207170A JP 2002021518 A JP2002021518 A JP 2002021518A
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rocker arm
cam
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low
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Ken Sugiura
憲 杉浦
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Otics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の運転速度が高くなるほど、可変動
弁機構の慣性質量が減少するとともに剛性が上がるよう
にし、もって内燃機関の高回転・出力・燃費等の性能の
さらなる向上に寄与する。 【解決手段】 低速時には、低速用ロッカアーム10と
中速用ロッカアーム20と高速用ロッカアーム30とを
連結し、低速用カム1により3つのロッカアーム10,
20,30を揺動させてバルブを開閉させる。中速時に
は、低速用ロッカアーム10と中速用ロッカアーム20
とを切り離し、中速用カム2により中速用ロッカアーム
20と高速用ロッカアーム30とを揺動させてバルブを
開閉させる。高速時には、3つのロッカアーム10,2
0,30を切り離し、高速用カム3のみにより高速用ロ
ッカアーム30を揺動させてバルブを開閉させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の運転速
度に応じてバルブの作用角(開閉作用角)やリフト量を
切り替える可変動弁機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の可変動弁機構として、例えば図8
及び図9に示す機構が知られている。ロッカシャフト1
00には、一気筒毎に、2つの低速用ロッカアーム10
1とその間に位置する1つの高速用ロッカアーム102
とが揺動可能に挿着されている。各低速用ロッカアーム
101は作用角及びリフト量の小さい低速用カム111
により揺動され、高速用ロッカアーム102は作用角及
びリフト量の大きい高速用カム112により揺動され
る。各低速用ロッカアーム101の揺動端部にはバルブ
103のステム端部が当接している。
【0003】内燃機関の低速時(低速運転時)には、図
9(a)に示すように、油圧式切替機構により、低速用
ロッカアーム101と高速用ロッカアーム102とが切
り離されて別々に揺動可能となる。従って、低速用ロッ
カアーム101は低速用カム111により揺動され、バ
ルブ103が低速用の作用角及びリフト量で開閉され
る。このとき、高速用ロッカアーム102は高速用カム
112により空揺動され、ロストモーションバネ105
がその空揺動を支える。
【0004】内燃機関の高速時(高速運転時)には、前
記油圧式切替機構(ピン104のみ図示する)により、
図9(b)に示すように、低速用ロッカアーム101と
高速用ロッカアーム102とがピン104で連結されて
一体的に揺動可能となる。従って、リフト量の大きい高
速用カム112により低速用ロッカアーム101と高速
用ロッカアーム102とが一体的に揺動され、バルブ1
03が高速用の作用角及びリフト量で開閉される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の可変動弁機構
は、内燃機関の高回転・出力・燃費等の性能の向上にあ
る程度寄与してきたが、次のような問題があったた
め、さらなる性能の向上を目指すことが難しかった。 動弁機構は、最高回転数の高い内燃機関に使用する
ものほど、慣性質量を小さくして高速追従性を良くする
必要がある。ところが、図10(a)に示すように、低
速時には2つの低速用ロッカアーム101が揺動するの
に対し、高速時には2つの低速用ロッカアーム101と
1つの高速用ロッカアーム102とが一体的に揺動する
ので、低速時から高速時へ切り替えるとトータルの慣性
質量が増えてしまう。 動弁機構は、最高回転数の高い内燃機関に使用する
ものほど、高い剛性が求められる。ところが、図10
(b)に示すように、高速時には低速用ロッカアーム1
01と高速用ロッカアーム102とがピン104で連結
されるため、その連結により剛性は下がってしまう。
【0006】そこで、本発明の課題は、内燃機関の運転
速度が高くなるほど、可変動弁機構の慣性質量が減少す
るとともに剛性が上がり、もって内燃機関の高回転・出
力・燃費等の性能のさらなる向上に寄与する可変動弁機
構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、次のような手段(1)(2)を採った。
【0008】(1)相対的に低速時に働かせるための第
一ロッカアームと相対的に高速時に働かせるための第二
ロッカアームとを並設した可変動弁機構において、相対
的に低速時には第一ロッカアームと第二ロッカアームと
を連結し、相対的に高速時には第一ロッカアームと第二
ロッカアームとを切り離すように構成したことを特徴と
する可変動弁機構。
【0009】(2)相対的に低速時に働かせるための第
一ロッカアームと相対的に高速時に働かせるための第二
ロッカアームとを並設するとともに、相対的に低速時に
働かせるための第一カムと相対的に高速時に働かせるた
めの第二カムとを並設した可変動弁機構において、第一
ロッカアームと第二ロッカアームとを連結したときには
第二カムが第二ロッカアームの揺動に影響を与えないよ
うにし、第一ロッカアームと第二ロッカアームとを切り
離したときには第二カムが第二ロッカアームを揺動させ
るようにする切替機構を設け、相対的に低速時には、切
替機構により第一ロッカアームと第二ロッカアームとを
連結し、第一カムにより第一ロッカアームと第二ロッカ
アームとを揺動させてバルブを開閉させ、相対的に高速
時には、切替機構により第一ロッカアームと第二ロッカ
アームとを切り離し、第二カムにより第二ロッカアーム
を揺動させてバルブを開閉させるように構成したことを
特徴とする可変動弁機構。
【0010】上記(1)(2)において、第一ロッカア
ームと第二ロッカアームは、それぞれ特定の速度時に働
かせるものに限定されず、また速度の切替段階数にも限
定されない。例えば、低速・高速の2段切替の場合
は、低速用ロッカアームが第一ロッカアームに相当して
高速用ロッカアームが第二ロッカアームに相当し、低
速・中速・高速の3段切替の場合は、低速用ロッカアー
ムが第一ロッカアームに相当して中速用ロッカアームが
第二ロッカアームに相当するとともに、中速用ロッカア
ームが第一ロッカアームに相当して高速用ロッカアーム
が第二ロッカアームに相当する。
【0011】上記(2)において、切替機構としては、
第一ロッカアーム及び第二ロッカアームの内部にそれぞ
れ形成されて互いに連通可能な第一ピン穴及び第二ピン
穴と、該第一ピン穴及び第二ピン穴に摺動可能に挿入さ
れた切替ピンと、該切替ピンを、第一ロッカアームと第
二ロッカアームとを連結するために第一ピン穴と第二ピ
ン穴とに跨った連結位置と、第一ロッカアームと第二ロ
ッカアームとを切り離すために第二ピン穴に収まった切
離位置との間で変位させる駆動機構と、第二ロッカアー
ムに前記第二ピン穴とは略直交するように形成されたフ
ォロワ穴と、該フォロワ穴に摺動可能に挿入されて第二
カムに摺接する第二カムフォロワであって、前記切替ピ
ンが連結位置にあるときには切替ピンから外れてフォロ
ワ穴内を空摺動することにより第二カムが第二ロッカア
ームの揺動に影響を与えないようにし、前記切替ピンが
切離位置にあるときには切替ピンに乗り上げて第二カム
により第二ロッカアームを揺動させるようにする第二カ
ムフォロワと、から構成されたものを例示できる。
【0012】上記(2)の態様として次の二例を例示で
きる。 (2−1)低速用ロッカアームと高速用ロッカアームと
を並設するとともに、低速用カムと高速用カムとを並設
した可変動弁機構において、高速用アームにバルブを当
接させ、低速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを
連結したときには高速用カムが高速用ロッカアームの揺
動に影響を与えないようにし、低速用ロッカアームと高
速用ロッカアームとを切り離したときには高速用カムが
高速用ロッカアームを揺動させるようにする切替機構を
設け、低速時には、切替機構により低速用ロッカアーム
と高速用ロッカアームとを連結し、低速用カムにより低
速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを揺動させて
バルブを開閉させ、高速時には、切替機構により低速用
ロッカアームと高速用ロッカアームとを切り離し、高速
用カムにより高速用ロッカアームを揺動させてバルブを
開閉させるように構成したことを特徴とする可変動弁機
構。
【0013】(2−2)低速用ロッカアームと中速用ロ
ッカアームと高速用ロッカアームとを並設するととも
に、低速用カムと中速用カムと高速用カムとを並設した
可変動弁機構において、高速用アームにバルブを当接さ
せ、低速用ロッカアームと中速用ロッカアームとを連結
したときには中速用カムが中速用ロッカアームの揺動に
影響を与えないようにし、低速用ロッカアームと中速用
ロッカアームとを切り離したときには中速用カムが中速
用ロッカアームを揺動させるようにする第一切替機構を
設け、中速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを連
結したときには高速用カムが高速用ロッカアームの揺動
に影響を与えないようにし、中速用ロッカアームと高速
用ロッカアームとを切り離したときには高速用カムが高
速用ロッカアームを揺動させるようにする第二切替機構
を設け、低速時には、第一切替機構により低速用ロッカ
アームと中速用ロッカアームとを連結するとともに、第
二切替機構により中速用ロッカアームと高速用ロッカア
ームとを連結し、低速用カムにより低速用ロッカアーム
と中速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを揺動さ
せてバルブを開閉させ、中速時には、第一切替機構によ
り低速用ロッカアームと中速用ロッカアームとを切り離
すとともに、第二切替機構により中速用ロッカアームと
高速用ロッカアームとを連結し、中速用カムにより中速
用ロッカアームと高速用ロッカアームとを揺動させてバ
ルブを開閉させ、高速時には、第一切替機構により低速
用ロッカアームと中速用ロッカアームとを切り離すとと
もに、第二切替機構により中速用ロッカアームと高速用
ロッカアームとを切り離し、高速用カムにより高速用ロ
ッカアームを揺動させてバルブを開閉させるように構成
したことを特徴とする可変動弁機構。
【0014】なお、「ロッカアーム」としては、次の
(a)(b)を例示できる。 (a)一端部がロッカシャフトに揺動可能に挿着され、
他端部にバルブ押圧部を備え、中央部に硬質スリッパ又
はローラを備えたロッカアーム(スイングアーム)。 (b)一端部に硬質スリッパ又はローラを備え、他端部
にバルブ押圧部を備え、中間部がロッカシャフトに揺動
可能に挿着されたロッカアーム。
【0015】また、本発明の可変動弁機構は、吸気バル
ブ又は排気バルブの何れか一方に適用することもできる
が、両方に適用することが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を1気筒当り吸気バ
ルブ2本、排気バルブ2本のいわゆる4バルブ式の4気
筒内燃機関において低速・中速・高速の3段階切替を行
なう可変動弁機構に具体化した実施形態を図1〜図7に
基づいて説明する。なお、吸気バルブでも排気バルブで
も、切替装置の基本的な構成は同じなので、便宜上、吸
気バルブ(以下、単にバルブという。)側の切替装置の
みを図示して説明する。
【0017】カムシャフト4には、一気筒毎に3つのカ
ムすなわち、図1、図2及び図4等において右側に位置
する低速用カム1と、左側に位置する中速用カム2と、
中央に位置する高速用カム3とが例えば一体形成され
て、並設されている。低速用カム1には作用角及びリフ
ト量の小さいノーズが形成され、高速用カム3には作用
角及びリフト量の大きいノーズが形成され、中速用カム
2には作用角及びリフト量が低速用カム1と高速用カム
3との中間であるノーズが形成されている。
【0018】カムシャフト4の下方には、ロッカシャフ
ト5が平行に離間して配置されている。ロッカシャフト
5には、一気筒毎に3つのロッカアームすなわち、図
1、図2及び図4等において右側に位置する低速用ロッ
カアーム10と、左側に位置する中速用ロッカアーム2
0と、中央に位置する高速用ロッカアーム30とが、そ
れぞれ基端部の挿着穴11,21,31において揺動可
能に挿着されて、並設されている。
【0019】低速用ロッカアーム10は、バルブ6を押
圧する押圧部を持たず、揺動先端部の上部に形成された
フォーク部12には低速用ローラ13が回転可能に軸支
されている。低速用カム1はこの低速用ローラ13に摺
接し、該摺接時に低速用ローラ13が回転することによ
り低フリクション化が図られる。また、低速用ロッカア
ーム10の側面には中速用ロッカアーム20に向かって
延びる低速側機構収納部14が突設されている。低速用
ロッカアーム10の揺動途中部の下面に設けられた被押
圧部17には、ロストモーションバネ19がキャップ1
8を介して押し当てられて上方へ付勢されている。
【0020】中速用ロッカアーム20は、バルブ6を押
圧する押圧部を持たず、揺動途中部の上面から下方へ穿
孔されたフォロワ穴22には中速用カムフォロワ23の
軸部23bが摺動可能に挿入されている。中速用カムフ
ォロワ23は、その上端に設けられたスリッパ部23a
と中速用ロッカアーム20の上面との間に介装されたス
プリング23dにより上方へ付勢され、該スリッパ部2
3aに中速用カム2が摺接する。中速用カムフォロワ2
3の下部は、図3に示すように、3側面が平らな面に切
られて断面コ字状をなす脚部23cとなっている。ま
た、中速用ロッカアーム20の側面には低速用ロッカア
ーム10に向かって延びて低速側機構収納部14と対峙
する中速側機構収納部24が形成されている。なお、低
速側機構収納部14と中速側機構収納部24は、いずれ
か一方を長く形成して他方を省くこともできる。中速用
ロッカアーム20の揺動途中部の下面に設けられた被押
圧部27には、ロストモーションバネ29がキャップ2
8を介して押し当てられて上方へ付勢されている。
【0021】高速用ロッカアーム30は、揺動先端上部
に平面T字形に分かれた2つの押圧部34を備えたもの
で、各押圧部34にバルブ6のステム端部を当接させる
ようになっている。高速用ロッカアーム30の揺動途中
部の上面から下方へ穿孔されたフォロワ穴32には高速
用カムフォロワ33の軸部33bが摺動可能に挿入され
ている。高速用カムフォロワ33は、その上端に設けら
れたスリッパ部33aと高速用ロッカアーム30の上面
との間に介装されたスプリング33dにより上方へ付勢
され、該スリッパ部33aに高速用カム3が摺接する。
高速用カムフォロワ33の下部は、図3に示すように、
3側面が平らな面に切られて断面コ字状をなす脚部33
cとなっている。なお、高速用カムフォロワ33は、そ
の軸部33bが中速用カムフォロワ23の軸部23bよ
り短いことを除いて、中速用カムフォロワ23と同様の
部品なので、中速用カムフォロワ23を示す図3をかっ
こ付きの符号を付記することで援用している。
【0022】低速用ロッカアーム10及び中速用ロッカ
アーム20には、両ロッカアーム10,20を連結した
ときには中速用カム2が中速用ロッカアーム20の揺動
に影響を与えないようにし、両ロッカアーム10,20
を切り離したときには中速用カム2が中速用ロッカアー
ム20を揺動させるようにする第一切替機構が設けられ
ている。この第一切替機構は、次の要素(ア)〜(オ)
から構成される。
【0023】(ア)低速側機構収納部14及び中速側機
構収納部24に互いに連通可能に形成された低速側第一
ピン穴15及び中速側第一ピン穴25。
【0024】(イ)該第一ピン穴15,25に摺動可能
に挿入された第一切替ピン40。この第一切替ピン40
は、図3に示すように、低速側第一ピン穴15に面する
側に設けられた丸棒状のピストン部41と、中速側第一
ピン穴25に面する側に上方から断面コ字状に凹設され
てできた2つの側片42及び1つの底片43と、側片4
2及び底片43側からピストン部41に凹設されたバネ
孔44とを備えており、2つの側片42の端部は底片4
3の端部よりも突出している。
【0025】(ウ)該第一切替ピン40を、低速用ロッ
カアーム10と中速用ロッカアーム20とを連結するた
めに低速側第一ピン穴15と中速側第一ピン穴25とに
跨った連結位置と、低速用ロッカアーム10と中速用ロ
ッカアーム20とを切り離すために中速側第一ピン穴2
5に収まった切離位置との間で変位させる駆動機構。こ
の駆動機構は、低速側第一ピン穴15内に形成される油
圧室と、低速側第一ピン穴15に開口しロッカシャフト
5内(中空部)を経て油圧源(図示略)に延びる油路4
7と、低速側第一ピン穴15に摺動可能に挿入されて油
圧により第一切替ピン40を押圧するカップ状のプッシ
ャ48とが、第一切替ピン40を切離位置へ変位させる
部分を構成し、第一切替ピン40のバネ孔44に装着さ
れたバネ45と、該バネ45のバネ力により中速用カム
フォロワ23の脚部23cの一側面を押圧する頭付きピ
ン状のプッシャ46とが、第一切替ピン40を連結位置
に変位させる部分を構成する。
【0026】(エ)前記フォロワ穴22。このフォロワ
穴22は、中速用ロッカアーム20に前記中速側第一ピ
ン穴25とは略直交するように形成されている。
【0027】(オ)前記中速用カムフォロワ23。この
中速用カムフォロワ23は、第一切替ピン40が連結位
置にあるときには第一切替ピン40の底片43から外れ
てフォロワ穴22内を空摺動することにより中速用カム
2が中速用ロッカアーム20の揺動に影響を与えないよ
うにし、前記第一切替ピン40が切離位置にあるときに
は第一切替ピン40の底片43に乗り上げて中速用カム
2により中速用ロッカアーム20を揺動させるようにす
るものである。
【0028】中速用ロッカアーム20及び高速用ロッカ
アーム30には、両ロッカアーム20,30を連結した
ときには高速用カム3が高速用ロッカアーム30の揺動
に影響を与えないようにし、両ロッカアーム20,30
を切り離したときには高速用カム3が高速用ロッカアー
ム30を揺動させるようにする第二切替機構が設けられ
ている。この第二切替機構は、次の要素(カ)〜(コ)
から構成される。
【0029】(カ)中速用ロッカアーム20及び高速用
ロッカアーム30の各揺動途中部に互いに連通可能に形
成された中速側第二ピン穴26及び高速側第二ピン穴3
6。
【0030】(キ)該第二ピン穴26,36に摺動可能
に挿入された第二切替ピン50。この第二切替ピン50
は、図3に示すように、前記第一切替ピン40と同様
に、中速側第二ピン穴26に面する側に設けられた丸棒
状のピストン部51と、高速側第二ピン穴36に面する
側に上方から断面コ字状に凹設されてできた2つの側片
52及び1つの底片53と、側片52及び底片53側か
らピストン部51に凹設されたバネ孔54とを備えてお
り、2つの側片52の端部は底片53の端部よりも突出
している。なお、第二切替ピン50は、その長さが第一
切替ピン40より短いことを除いて、第一切替ピン40
と同様の部品なので、第一切替ピン40を示す図3をか
っこ付きの符号を付記することで援用している。
【0031】(ク)該第二切替ピン50を、中速用ロッ
カアーム20と高速用ロッカアーム30とを連結するた
めに中速側第二ピン穴26と高速側第二ピン穴36とに
跨った連結位置と、中速用ロッカアーム20と高速用ロ
ッカアーム30とを切り離すために高速側第二ピン穴3
6に収まった切離位置との間で変位させる駆動機構。こ
の駆動機構は、中速側第二ピン穴26内に形成される油
圧室と、中速側第二ピン穴26に開口しロッカシャフト
5内(中空部)を経て油圧源(図示略)に延びる油路5
7と、中速側第二ピン穴26に摺動可能に挿入されて油
圧により第二切替ピン50を押圧するカップ状のプッシ
ャ58とが、第二切替ピン50を切離位置へ変位させる
部分を構成し、第二切替ピン50のバネ孔54に装着さ
れたバネ55と、該バネ55のバネ力により高速用カム
フォロワ33の脚部33cの一側面を押圧する頭付きピ
ン状のプッシャ56とが、第二切替ピン50を連結位置
に変位させる部分を構成する。なお、図1に示すよう
に、油路47と油路57とはロッカシャフト5内で分か
れて独立している。
【0032】(ケ)前記フォロワ穴32。このフォロワ
穴32は、高速用ロッカアーム30に前記高速側第二ピ
ン穴36とは略直交するように形成されている。
【0033】(コ) 前記高速用カムフォロワ33。こ
の高速用カムフォロワ33は、第二切替ピン50が連結
位置にあるときには第二切替ピン50の底片53から外
れてフォロワ穴32内を空摺動することにより高速用カ
ム3が高速用ロッカアーム30の揺動に影響を与えない
ようにし、前記第二切替ピン50が切離位置にあるとき
には第二切替ピン50の底片53に乗り上げて高速用カ
ム3により高速用ロッカアーム30を揺動させるように
するものである。
【0034】上記のように構成された可変動弁機構は、
低速時、中速時及び高速時の各々において次のように作
用する。なお、低速時、中速時及び高速時とは、それぞ
れ特定の値の速度範囲に限定されるものではなく、内燃
機関の特性に応じて適宜設定可能な速度範囲を意味す
る。
【0035】(1)内燃機関の低速時には、図4に示す
状態となる。同図(a)は低速用ローラ13、中速用カ
ムフォロワ23及び高速用カムフォロワ33に対して低
速用カム1、中速用カム2及び高速用カム3の各ベース
円が摺接する瞬間を示し、同図(b)は同じく各ノーズ
が摺接する瞬間を示している。この低速時には、油路4
7も油路57も加圧されないため、低速用ロッカアーム
10と中速用ロッカアーム20と高速用ロッカアーム3
0とが連結される。
【0036】すなわち、第一切替ピン40がバネ45に
より前記連結位置に変位し、低速用ロッカアーム10と
中速用ロッカアーム20とが連結される。このとき、中
速用カムフォロワ23は、その脚部23cが第一切替ピ
ン40の底片43から外れるため、フォロワ穴22内を
空摺動するようになり、中速用カム2が中速用ロッカア
ーム20の揺動に影響を与えないようになる。なお、脚
部23cの2側面は、底片43の端部よりも突出した2
つの側片42の間にガイドされて摺動するため、中速用
カムフォロワ23の回り止めが図られる。また、脚部2
3cの1側面は、プッシャ46に対して摺動する。
【0037】また、第二切替ピン50がバネ55により
前記連結位置に変位し、中速用ロッカアーム20と高速
用ロッカアーム30とが連結される。このとき、高速用
カムフォロワ33は、その脚部33cが第二切替ピン5
0の底片53から外れるため、フォロワ穴32内を空摺
動するようになり、高速用カム3が高速用ロッカアーム
30の揺動に影響を与えないようになる。なお、脚部3
3cの2側面は、底片53の端部よりも突出した2つの
側片52の間にガイドされて摺動するため、高速用カム
フォロワ33の回り止めが図られる。また、脚部33c
の1側面は、プッシャ56に対して摺動する。
【0038】従って、作用角及びリフト量の小さい低速
用カム1により、低速用ロッカアーム10と中速用ロッ
カアーム20と高速用ロッカアーム30とが一体的に揺
動し、高速用ロッカアーム30の押圧部34によりバル
ブ6が押圧されて燃焼室(図示略)を開閉する。
【0039】(2)内燃機関の中速時には、図5に示す
状態となる。同図(a)は低速用ローラ13、中速用カ
ムフォロワ23及び高速用カムフォロワ33に対して低
速用カム1、中速用カム2及び高速用カム3の各ベース
円が摺接する瞬間を示し、同図(b)は同じく各ノーズ
が摺接する瞬間を示している。この中速時には、上記低
速時から見て、油路57が加圧されないまま、油路47
が加圧されるため、低速用ロッカアーム10と中速用ロ
ッカアーム20と高速用ロッカアーム30とが連結され
たまま、該中速用ロッカアーム20と低速用ロッカアー
ム10とが切り離される。
【0040】すなわち、油路47から低速側第一ピン穴
15内の油圧室へ加圧された油が流入し、第一切替ピン
40が油圧によりプッシャ48を介して押圧されて前記
切離位置に変位し(第一切替ピン40とプッシャ48と
の境界が低速側機構収納部14と中速側機構収納部24
との境界に位置する)、低速用ロッカアーム10と中速
用ロッカアーム20とが切り離される。このとき、中速
用カムフォロワ23は、その脚部23cが第一切替ピン
40の底片43に乗り上げるため、フォロワ穴22内を
空摺動できなくなり、中速用カム2による押圧を中速用
ロッカアーム20に伝えて中速用ロッカアーム20を揺
動させるようになる。
【0041】従って、作用角及びリフト量の中位の中速
用カム2により、中速用ロッカアーム20と高速用ロッ
カアーム30とが一体的に揺動し、高速用ロッカアーム
30の押圧部34によりバルブ6が押圧されて燃焼室を
開閉する。なお、低速用ロッカアーム10は低速用カム
1により単独で空揺動し、この空揺動をロストモーショ
ンバネ19が支える。
【0042】(3)内燃機関の高速時には、図6に示す
状態となる。同図(a)は低速用ローラ13、中速用カ
ムフォロワ23及び高速用カムフォロワ33に対して低
速用カム1、中速用カム2及び高速用カム3の各ベース
円が摺接する瞬間を示し、同図(b)は同じく各ノーズ
が摺接する瞬間を示している。この高速時には、上記中
速時から見て、油路47が加圧されたまま、油路57も
加圧されるため、低速用ロッカアーム10と中速用ロッ
カアーム20とが切り離されたまま、中速用ロッカアー
ム20と高速用ロッカアーム30とが切り離される。
【0043】すなわち、油路57から中速側第二ピン穴
26内の油圧室へ加圧された油が流入し、第二切替ピン
50が油圧によりプッシャ58を介して押圧されて前記
切離位置に変位し(第二切替ピン50とプッシャ58と
の境界が中速用ロッカアーム20と高速用ロッカアーム
30との境界に位置する)、中速用ロッカアーム20と
高速用ロッカアーム30とが切り離される。このとき、
高速用カムフォロワ33は、その脚部33cが第二切替
ピン50の底片53に乗り上げるため、フォロワ穴32
内を空摺動できなくなり、高速用カム3による押圧を高
速用ロッカアーム30に伝えて高速用ロッカアーム30
を揺動させるようになる。
【0044】従って、作用角及びリフト量の大きい高速
用カム3により、高速用ロッカアーム30だけが揺動
し、高速用ロッカアーム30の押圧部34によりバルブ
6が押圧されて燃焼室を開閉する。なお、低速用ロッカ
アーム10は低速用カム1により単独で空揺動し、この
空揺動をロストモーションバネ19が支える。また、中
速用ロッカアーム20は中速用カム2により単独で空揺
動し、この空揺動をロストモーションバネ29が支え
る。
【0045】以上のように構成された実施形態の可変動
弁機構によれば、次のような効果が得られるため、
内燃機関の高回転・出力・燃費等の性能のさらなる向上
に寄与する。 低速時には低速用ロッカアーム10と中速用ロッカ
アーム20と高速用ロッカアーム30とが連結されて一
体的に揺動しバルブ6を開閉させ、中速時には中速用ロ
ッカアーム20と高速用ロッカアーム30とが連結され
て一体的に揺動しバルブ6を開閉させ、高速時には高速
用ロッカアーム30が他のロッカアーム10,20から
切り離されて揺動しバルブ6を開閉させる。すなわち、
図7(a)に示すように、低速時→中速時→高速時と高
速側へ切り替わるほど、バルブ6の開閉に関わるロッカ
アームが減り、慣性質量が減少する。 図7(b)に示すように、低速時→中速時→高速時
と高速側へ切り替わるほど、各切替ピン40,50によ
り連結されるロッカアーム10,20,30の数が減
り、剛性が上がる。
【0046】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されるものではなく、例えば次のように、発明の趣旨を
逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもでき
る。 (1)前記実施形態の速度の切替段階数を変更するこ
と。例えば、低速・高速の2段切替の場合は、前記低速
用ロッカアーム10及び第一切替機構を省いて、中速用
ロッカアーム20を低速用ロッカアームとして働かせれ
ばよい。また、極低速(又はアイドリング)・低速・中
速・高速の4段切替の場合は、極低速用ロッカアームを
追加して、該極低速用ロッカアームと低速用ロッカアー
ム10との間に第一切替機構と同様の切替機構を設けれ
ばよい。
【0047】(2)切替機構における切替ピン、カムフ
ォロワ、プッシャ等の形状・構造を適宜変更すること。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る可変
動弁機構によれば、内燃機関の運転速度が高くなるほ
ど、可変動弁機構の慣性質量が減少するとともに剛性が
上がり、もって内燃機関の高回転・出力・燃費等の性能
のさらなる向上に寄与するという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る可変動弁機構を示し、
(a)は平面図、(b)は右側面図である。
【図2】同機構のロッカアームを示す分解斜視図であ
る。
【図3】同機構の切替機構を構成するカムフォロワ及び
切替ピンの斜視図である。
【図4】低速時における同機構の断面図である。
【図5】中速時における同機構の断面図である。
【図6】高速時における同機構の断面図である。
【図7】(a)は同機構の慣性質量の変化を示すグラ
フ、(b)は同機構の剛性の変化を示すグラフである。
【図8】従来の可変動弁機構を示す斜視図である。
【図9】同機構の平面図であり、(a)は低速時に働く
ロッカアーム、(b)は高速時に働くロッカアームをそ
れぞれ示す。
【図10】(a)は同機構の慣性質量の変化を示すグラ
フ、(b)は同機構の剛性の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 低速用カム 2 中速用カム 3 高速用カム 6 バルブ 10 低速用ロッカアーム 15 低速側第一ピン穴 20 中速用ロッカアーム 22 フォロワ穴 23 中速用カムフォロワ 25 中速側第一ピン穴 26 中速側第二ピン穴 30 高速用ロッカアーム 32 フォロワ穴 33 高速用カムフォロワ 34 押圧部 36 高速側第二ピン穴 40 第一切替ピン 45 バネ 46 プッシャ 47 油路 48 プッシャ 50 第二切替ピン 55 バネ 56 プッシャ 57 油路 58 プッシャ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対的に低速時に働かせるための第一ロ
    ッカアームと相対的に高速時に働かせるための第二ロッ
    カアームとを並設した可変動弁機構において、相対的に
    低速時には第一ロッカアームと第二ロッカアームとを連
    結し、相対的に高速時には第一ロッカアームと第二ロッ
    カアームとを切り離すように構成したことを特徴とする
    可変動弁機構。
  2. 【請求項2】 相対的に低速時に働かせるための第一ロ
    ッカアームと相対的に高速時に働かせるための第二ロッ
    カアームとを並設するとともに、相対的に低速時に働か
    せるための第一カムと相対的に高速時に働かせるための
    第二カムとを並設した可変動弁機構において、 第一ロッカアームと第二ロッカアームとを連結したとき
    には第二カムが第二ロッカアームの揺動に影響を与えな
    いようにし、第一ロッカアームと第二ロッカアームとを
    切り離したときには第二カムが第二ロッカアームを揺動
    させるようにする切替機構を設け、 相対的に低速時には、切替機構により第一ロッカアーム
    と第二ロッカアームとを連結し、第一カムにより第一ロ
    ッカアームと第二ロッカアームとを揺動させてバルブを
    開閉させ、 相対的に高速時には、切替機構により第一ロッカアーム
    と第二ロッカアームとを切り離し、第二カムにより第二
    ロッカアームを揺動させてバルブを開閉させるように構
    成したことを特徴とする可変動弁機構。
  3. 【請求項3】 切替機構は、 第一ロッカアーム及び第二ロッカアームの内部にそれぞ
    れ形成されて互いに連通可能な第一ピン穴及び第二ピン
    穴と、 該第一ピン穴及び第二ピン穴に摺動可能に挿入された切
    替ピンと、 該切替ピンを、第一ロッカアームと第二ロッカアームと
    を連結するために第一ピン穴と第二ピン穴とに跨った連
    結位置と、第一ロッカアームと第二ロッカアームとを切
    り離すために第二ピン穴に収まった切離位置との間で変
    位させる駆動機構と、 第二ロッカアームに前記第二ピン穴とは略直交するよう
    に形成されたフォロワ穴と、 該フォロワ穴に摺動可能に挿入されて第二カムに摺接す
    る第二カムフォロワであって、前記切替ピンが連結位置
    にあるときには切替ピンから外れてフォロワ穴内を空摺
    動することにより第二カムが第二ロッカアームの揺動に
    影響を与えないようにし、前記切替ピンが切離位置にあ
    るときには切替ピンに乗り上げて第二カムにより第二ロ
    ッカアームを揺動させるようにする第二カムフォロワ
    と、から構成された請求項2記載の可変動弁機構。
  4. 【請求項4】 低速用ロッカアームと高速用ロッカアー
    ムとを並設するとともに、低速用カムと高速用カムとを
    並設した可変動弁機構において、 高速用アームにバルブを当接させ、 低速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを連結した
    ときには高速用カムが高速用ロッカアームの揺動に影響
    を与えないようにし、低速用ロッカアームと高速用ロッ
    カアームとを切り離したときには高速用カムが高速用ロ
    ッカアームを揺動させるようにする切替機構を設け、 低速時には、切替機構により低速用ロッカアームと高速
    用ロッカアームとを連結し、低速用カムにより低速用ロ
    ッカアームと高速用ロッカアームとを揺動させてバルブ
    を開閉させ、 高速時には、切替機構により低速用ロッカアームと高速
    用ロッカアームとを切り離し、高速用カムにより高速用
    ロッカアームを揺動させてバルブを開閉させるように構
    成したことを特徴とする可変動弁機構。
  5. 【請求項5】 低速用ロッカアームと中速用ロッカアー
    ムと高速用ロッカアームとを並設するとともに、低速用
    カムと中速用カムと高速用カムとを並設した可変動弁機
    構において、 高速用アームにバルブを当接させ、 低速用ロッカアームと中速用ロッカアームとを連結した
    ときには中速用カムが中速用ロッカアームの揺動に影響
    を与えないようにし、低速用ロッカアームと中速用ロッ
    カアームとを切り離したときには中速用カムが中速用ロ
    ッカアームを揺動させるようにする第一切替機構を設
    け、 中速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを連結した
    ときには高速用カムが高速用ロッカアームの揺動に影響
    を与えないようにし、中速用ロッカアームと高速用ロッ
    カアームとを切り離したときには高速用カムが高速用ロ
    ッカアームを揺動させるようにする第二切替機構を設
    け、 低速時には、第一切替機構により低速用ロッカアームと
    中速用ロッカアームとを連結するとともに、第二切替機
    構により中速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを
    連結し、低速用カムにより低速用ロッカアームと中速用
    ロッカアームと高速用ロッカアームとを揺動させてバル
    ブを開閉させ、 中速時には、第一切替機構により低速用ロッカアームと
    中速用ロッカアームとを切り離すとともに、第二切替機
    構により中速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを
    連結し、中速用カムにより中速用ロッカアームと高速用
    ロッカアームとを揺動させてバルブを開閉させ、 高速時には、第一切替機構により低速用ロッカアームと
    中速用ロッカアームとを切り離すとともに、第二切替機
    構により中速用ロッカアームと高速用ロッカアームとを
    切り離し、高速用カムにより高速用ロッカアームを揺動
    させてバルブを開閉させるように構成したことを特徴と
    する可変動弁機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008190393A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Otics Corp 可変動弁機構
JP2008267249A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Otics Corp 可変動弁機構

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