JP2002020138A - 誘電体層形成用低融点ガラスペーストおよび低融点ガラス - Google Patents
誘電体層形成用低融点ガラスペーストおよび低融点ガラスInfo
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Abstract
形成時の高温プロセスにより低下することを防止する。 【解決手段】プラズマディスプレイ用基板に配した透明
電極パターン上に誘電体層を形成するための低融点ガラ
スペーストであって、PbO−SiO2−B2O 3−Z
nO系またはPbO−SiO2−B2O3−ZnO−B
aO系のガラスに、前記透明電極の主成分をなす酸化物
を0.1〜10wt%の範囲で含ませてペースト化して
なることを特徴とする。具体的には、透明電極が酸化イ
ンジウムを主成分とするITOの場合、低融点ガラスペ
ーストに酸化インジウムが含まれる。ペースト内に透明
電極の主成分が含まれることにより、その後の高温プロ
セスによっても透明電極の導電性は失われない。
Description
レイパネルにおいて、透明電極を被覆するための誘電体
層形成用低融点ガラスペーストおよび低融点ガラスに関
する。
PDPと称する。)は、大画面のフルカラー表示装置と
して注目されている。特に、3電極面放電型のAC型P
DPは、表示側の基板上に面放電を発生する複数の表示
電極対を形成し、背面側の基板上にその表示電極対と直
交するアドレス電極とそれを被覆する蛍光体層を形成す
る。そして、PDPの駆動は、表示電極対に大電圧を印
加してリセットし、表示電極対の一方の電極とアドレス
電極との間で放電し、その放電で発生した壁電荷を利用
して表示電極対の間に維持電圧を印加し維持放電を発生
させることを基本とする。
により蛍光体層が、例えばRGB(赤、緑、青)の蛍光
色を発することで、フルカラー表示が行われる。したが
って、表示側の基板上に形成される表示電極対は透明電
極材料が利用される。
TO(酸化インジウムIn2O3と酸化スズSnO2の
混合物)で構成される半導体であり、その導電率は金属
などに比較すると低い。その為、その導電性を高める為
に透明電極の上に細い金属導電層が付加される。
極を被覆する誘電体層は、通常、基板上に誘電体ペース
ト層を形成して高温で焼成することで形成される。この
高温焼成工程であるいはその後の動作時の高温により、
透明電極の抵抗が上昇する問題がある。透明電極の抵抗
の上昇は、特に透明電極対間での維持放電電圧を上昇さ
せ、PDPの駆動が困難になる場合がある。
は、必ずしも確かではないが、透明電極とそれと接して
被覆する誘電体層とが高温状態で互いに反応して、透明
電極の導電性に寄与している主成分が、誘電体層内に含
まれてしまうことが原因と推察される。
み、プラズマディスプレイパネルの透明電極の抵抗が上
昇するのを防止することができる誘電体層形成用低融点
ガラスペーストおよび低融点ガラスを提供することにあ
る。
に、本発明は、プラズマディスプレイパネル用基板に配
した透明電極パターンを覆う誘電体層形成用ガラスペー
ストとして、PbO−SiO2−B2O3−ZnO系ま
たはPbO−SiO2−B2O3−ZnO−BaO系の
ガラスに透明電極の主成分をなす酸化物を、0.1〜1
0wt%の範囲で含ませてペースト化したものを特徴と
する。前記透明電極がITOである場合、前記主成分が
酸化インジウムとして含まれる。
2O3−ZnO−BaO系のガラス組成に0.5〜2w
t%の範囲で透明電極の主成分をなす酸化物、殊に酸化
インジウムを含ませてなる誘電体層形成用低融点ガラス
を特徴とする。誘電体層形成用低融点ガラスまたはペー
スト内に透明電極の主成分を酸化物の形で含ませること
により、高温プロセスを経ても透明電極内に誘電体物質
が拡散して導電率を低下させることが防止されるものと
思われる。
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
ラスペーストを適用する3電極面放電型のAC型PDP
の分解斜視図である。また、図2は、そのPDPの断面
図である。まず、両方の図を参照してその構造について
説明する。この例では、表示側のガラス基板10の方向
(図2に示した方向)に表示光が出ていく。20は、背
面側のガラス基板である。表示側のガラス基板10上に
は、透明電極11とその上(図面中は下)に形成された
導電性の高いバス電極12からなるX電極13XとY電
極13Yが形成され、それらの電極対は、誘電体層14
とMgOからなる保護層15で覆われている。バス電極
12は、透明電極11の導電性を補うために、X電極と
Y電極の反対側端部に沿って設けられる。
クロムの三層構造のメタル電極である。また、透明電極
11は、通常は、ITO(Indium tin oxide,酸化イン
ジウムIn2O3と酸化スズSnO2の混合物)で構成
され、十分な導電性を確保する為に、上記バス電極12
が付加される。また、誘電体層14は、通常、酸化鉛を
主成分とする低融点ガラス材料で形成され、より具体的
には、PbO−SiO 2−B2O3−ZnO系あるいは
PbO−SiO2−B2O3−ZnO−BaO系のガラ
スである。
ン酸化膜からなる下地のパッシベーション膜21上に、
ストライプ状のアドレス電極A1,A2,A3が設けら
れ、誘電体層22で覆われている。また、アドレス電極
Aが、それに隣接するように形成されたストライプ状の
隔壁(リブ)23の間に形成される。この隔壁23は、
アドレス放電時の隣接セルへの影響を断つ機能と光のク
ロストークを防ぐ機能の二つの機能を有する。隣接する
リブ23毎に赤、青、緑の蛍光体24R,24G,24
Bがアドレス電極上及びリブ壁面を被覆するように塗り
分けられている。
0と背面側基板20とは約100μm程度のギャップを
保って組み合わされ、その間の空間25にはNe+Xe
の放電用の混合ガスが封入される。
X,Y電極とアドレス電極との関係を示すパネルの平面
図である。X電極X1〜X10は横方向に並行して配列
されかつ基板端部において共通接続され、Y電極Y1〜
Y10はX電極の間にそれぞれ設けられかつ個別に基板
端部に導出されている。これらのX,Y電極はそれぞれ
対になって表示ラインを形成し、表示のための維持放電
電圧が交互に印加される。尚、XD1,XD2及びYD
1,YD2はそれぞれ有効表示領域の外側に設けられる
ダミー電極であり、パネルの周辺部分の非線形性の特性
を緩和する為に設けられている。背面側基板20上に設
けられるアドレス電極A1〜A14は、X,Y電極と直
交して設けられる。
交互に印加されるが、Y電極は情報を書き込む時のスキ
ャン電極としても利用される。アドレス電極は、情報を
書き込む時に利用され、情報に従ってアドレス電極とス
キャン対象のY電極との間でアドレスのためのプラズマ
放電が発生される。
する為の電極印加電圧波形図である。それぞれの電極に
印加される電圧は、例えば、Vw=130V,Vs=1
80V,Va=50V,−Vsc=−50V,−Vy=
−150Vであり、Vaw,Vaxはそれぞれの他の電
極に印加される電圧の中間電位に設定される。
のサブフィールドがリセット期間、アドレス期間、及び
維持放電期間(表示期間)から構成される。
続されたX電極に全面書き込みパルスが印加され、パネ
ル全面でXY電極間で放電が発生する(図中W)。この
放電で空間25に発生した電荷のうち、正電荷が電圧の
低いY電極側に引き寄せられ、負電荷が電圧の高いX電
極側に引き寄せられる。その結果、書き込みパルスがな
くなる時刻bにて、今度は上記の引き寄せられて誘電体
層14上に蓄積された電荷による高電界により、X電極
とY電極間に再度放電が発生する(図中C)。その結
果、全てのX,Y電極上の電荷が中和されてしまい、パ
ネル全体のリセットが終了する。期間b−cはその電荷
の中和に要する時間である。
V(−Vsc)、X電極に50V(Va)を印加し、Y
電極に対して更にスキャンパルスー150V(−Vy)
を順に印加しながら、アドレス電極に表示情報に従った
アドレスパルス50V(Va)を印加する。この結果、
アドレス電極とスキャン電極との間に200Vの大電圧
が印加され、プラズマ放電が発生する。しかし、リセッ
ト時の全面書き込みパルス程は大きな電圧及びパルス幅
ではないので、パルスの印加が終了しても蓄積電荷によ
る反対の放電は生じない。そして、放電によって発生し
た空間電荷は、50V印加のX電極側及びアドレス電荷
側に負電荷が、ー50V印加のY電極側に正電荷がそれ
ぞれの誘電体層14,22上に蓄積される。
で記憶された壁電荷を利用して、表示の輝度に応じた表
示の放電が行われる。即ち、壁電荷があるセルでは放電
するが壁電荷のないセルでは放電しない程度の維持パル
スVsが、X,Y電極間に印加される。その結果、アド
レス期間において壁電荷が蓄積されたセルでは、X,Y
電極間で交互に放電が繰り返される。この放電パルスの
数に応じて、表示の輝度が表現される。従って、このサ
ブフィールドを複数回にわたり重み付けした維持放電期
間で繰り返すことで多階調表示を可能にする。そして、
RGBのセルで組み合わせることでフルカラー表示を実
現できる。
れた通り、1対の透明電極11間に印加された維持電圧
Vsと、誘電体層14の表面(実際には保護層15の表
面)上に蓄積された電荷による電圧とにより、維持放電
のためのプラズマ放電が発生する。そして、その発生し
たプラズマから発生する紫外線が蛍光層22に照射され
てそれぞれの色の光を発生し、その光が図2に矢印で示
された通り表示側の基板10上に出ていく。
導電性が余り高くない半導体層であるので、その両端側
に金属のバス電極12が設けられる。したがって、透明
電極11と誘電体層14との間の何らかの反応により、
透明電極11の導電性が多少下がってもX電極13Xと
Y電極13Yの長手方向の抵抗は低く抑えられる。
がると、その幅方向の抵抗も上がり、維持放電の為に必
要な維持放電電圧Vsを高くすることが必要になる。即
ち、透明電極11の抵抗が上がり、実質的な維持放電が
バス電極12間で発生するからである。バス電極12間
の距離は、透明電極11間の距離よりも長くなり、その
間での放電にはより高い放電電圧が必要とされる。
電極11の導電性が下がらないようにするために、その
透明電極11に接して被覆する誘電体層14を形成する
ための低融点ガラスまたはそのペーストに透明電極の主
成分の酸化物を含ませる。例えば、透明電極11がIT
O(酸化インジウム95wt%、酸化すず5wt%)の
場合は、誘電体層14を形成する低融点ガラスペースト
に酸化インジウムIn 2O3の粒子を混入する。或い
は、誘電体層14を形成する低融点ガラスのガラスの組
成内に、酸化インジウムをドープさせる。このような低
融点ガラスペースト或いは低融点ガラスを用いることに
より、高温の焼成工程を経ても、誘電体層14と透明電
極11との間の化学反応あるいは物質の相互拡散は防止
される。
酸化インジウム(N型の半導体)が、誘電体層14とな
る低融点のガラス材料内に含まれているので、透明電極
の主成分の酸化インジウムが誘電体層14側に、そして
誘電体層14内の酸化鉛が透明電極11内にそれぞれ入
り込む化学的反応が抑制されるものと思われる。即ち、
化学平衡状態により相互の拡散が抑制されるものと考え
られる。
含有させた時の、ITOからなる透明電極11の抵抗値
の上昇率と焼成温度との関係を示すグラフ図である。こ
のグラフは、図2に示した様に、ITOからなる透明電
極11が形成された基板上に、透明電極11を被覆する
様に誘電体層14を形成する低融点ガラスペーストを印
刷して、焼成温度を変化させて、焼成後の透明電極11
の抵抗値の変化率を測定した結果である。サンプルとし
て、透明電極に、酸化インジウムIn2O3を95wt
%と酸化スズSnO2を5wt%を含むITOを、誘電
体層形成用低融点ガラスとして、PbO−SiO2−B
2O3−ZnO−BaO系のガラス組成を使用した。そ
して、そのガラス材料に3.0wt%の酸化インジウム
粒子あるいは粉末を混合させた例(図中a)、ガラス組
成内に、2.0wt%の酸化インジウムを含ませた例
(図中b)、同1.0wt%の酸化インジウムを含ませ
た例(図中c)、同0.5wt%の酸化インジウムを含
ませた例(図中d)、及び酸化インジウムを含有しない
例(図中e)の4つのサンプルについて測定した。
混合するためには、例えば、ガラス粉末に適切な溶剤と
バインダーと共に、例えば100オングストローム程度
の酸化インジウムの粒子を混入させてペースト化し、基
板上にスクリーン印刷して焼成する。酸化インジウムの
粒子をできるだけ小さくして表示光を遮蔽することがな
い様にする必要がある。
ませる為には、例えば、酸化鉛を主成分とするガラス粉
末に酸化インジウムの粉末を混合し、1300℃程度の
高温下で溶融する。これにより、酸化インジウムはガラ
ス組成に組み込まれる。その後、溶融した状態から冷却
し、粉末化し、溶剤とバインダによりペースト化してか
ら、印刷、焼成を行う。焼成温度は、通常580℃乃至
600℃程度であり、この工程では溶融はしない。
に酸化インジウムを含ませないサンプルeでは、焼成温
度が580℃以上になると急激に透明電極の抵抗が上昇
する。そして、600℃を超えると、その抵抗の上昇は
無限大に近くなり、ほぼ導電性は失われる。従って、酸
化インジウムを含有させない場合は、焼成温度をその分
低くする必要があり、十分な焼成をすることができない
か、あるいは長時間の焼成工程を要する。
ラスペーストに酸化インジウムを混入させたサンプルa
および低融点ガラス組成内に酸化インジウムを含ませた
サンプルb,c,dでは、焼成温度が590℃を越えて
も透明電極の抵抗の上昇は抑えられる。特に、2wt%
の酸化インジウムを低融点ガラス組成に含ませたサンプ
ルbの場合は、焼成温度が590℃を越えても透明電極
の抵抗の上昇はほとんどない。3wt%の酸化インジウ
ムの粒子(粉末)を混合したサンプルaと1wt%の酸
化インジウムを組成に含ませたサンプルcの場合は、ほ
とんど同一特性を示し600℃を越えても透明電極の抵
抗の上昇はほとんどない。なお、サンプルaに比べてサ
ンプルbの方が良い結果を示すのは、酸化インジウムが
ほぼ均一にガラス内に分散されているためである。
インジウムの粒子を混入した時の誘電体層の表面抵抗率
の変化を示すグラフ図である。この例では、上記した酸
化鉛を主成分とする低融点ガラスのペーストに酸化イン
ジウムの粒子を混入した例である。酸化インジウムはN
型の半導体物質であり、酸化導電材料である。従って、
その混入の量を増加することにより、誘電体層の表面抵
抗は低下する。このグラフから明らかな通り、酸化イン
ジウムの含有量を10wt%程度まで増やすと、その表
面抵抗値は含有しない場合よりも2桁以上抵抗値が低下
し、3wt%含有する場合よりも約1桁程度抵抗値が低
下する。
共に、アドレス放電時に発生した電荷を蓄積する必要が
あるので、抵抗値が過度に低下することは避けなければ
ならない。そこで、酸化インジウムの粒子の混入量とし
ては、上限は10wt%程度である。また、下限は、あ
る程度の透明電極の抵抗値の上昇が抑えられる0.1w
t%程度である。
て被覆する誘電体層14を形成するための低融点ガラス
ペーストとしてPbO−SiO2−B2O3−ZnO系
またはPbO−SiO2−B2O3−ZnO−BaO系
のガラスに透明電極の主成分をなす酸化物、殊に酸化イ
ンジウムを0.1〜10wt%の範囲で含ませてペース
ト化したもの、或いはPbO−SiO2−B2O3−Z
nO−BaO系のガラス組成に透明電極の主成分をなす
酸化物、殊に酸化インジウムを0.5〜2.0wt%の
範囲で含ませた低融点ガラスのペーストを用いることに
より、焼成などの高温プロセスに対して透明電極11の
導電性を低下させない為に有効であることが理解され
る。
プレイパネルの透明電極が形成された基板上に、透明電
極を被覆するガラスペーストを印刷する際に、ガラスペ
ースト内に透明電極の主成分を含ませることが有効であ
る。誘電体物質となるガラスペースト内に透明電極の主
成分を含ませる方法としては、上記した粒子を混入する
方法と、主成分を溶融させてガラス組成に組み込む方法
とが考えられる。かかるガラスペーストを用いればその
焼成のための高温プロセスや、その後の2枚のガラス基
板の封止工程における高温プロセスを経ても、透明電極
の導電性は低下しない。
低融点ガラスとして、酸化鉛を主成分とする低融点ガラ
スを例に説明した。それ以外の物質としては、酸化ビス
マスを主成分とする低融点ガラス(ZnO−Bi
2O3)、リン酸系の低融点ガラス(PO4)などの場
合も、透明電極の主成分を含ませることで同様の効果が
期待できる。
ラズマディスプレイパネルの透明電極を被覆する誘電体
層形成用低融点ガラスに当該透明電極の主成分を所定量
含ませることにより、透明電極の導電性が低下すること
を防止することができる。
ス電極との関係を示すパネルの平面図である。
印加電圧波形図である。
ITOからなる透明電極の抵抗値の上昇率と温度との関
係を示すグラフ図である。
の誘電体層の表面抵抗率の変化を示すグラフ図である。
Claims (4)
- 【請求項1】プラズマディスプレイパネル用基板に配し
た透明電極パターン上に、誘電体層を形成するための低
融点ガラスペーストであって、 PbO−SiO2−B2O3−ZnO系またはPbO−
SiO2−B2O3−ZnO−BaO系のガラスに、前
記透明電極の主成分をなす酸化物を、0.1〜10wt
%の範囲で含ませてペースト化してなることを特徴とす
る誘電体層形成用低融点ガラスペースト。 - 【請求項2】プラズマディスプレイパネル用基板に配し
た透明電極パターン上に、誘電体層を形成するための低
融点ガラスであって、 前記透明電極の主成分をなす酸化物を、PbO−SiO
2−B2O3−ZnO−BaO系のガラス組成に0.5
〜2.0wt%の範囲で含ませることを特徴とする誘電
体層形成用低融点ガラス。 - 【請求項3】請求項1において、 透明電極の主成分が酸化インジウムであることを特徴と
する誘電体層形成用低融点ガラスペースト。 - 【請求項4】請求項2において、 透明電極の主成分が酸化インジウムであることを特徴と
する誘電体層形成用低融点ガラス。
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