JP2002018785A - ベール切断装置 - Google Patents

ベール切断装置

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JP2002018785A
JP2002018785A JP2000208182A JP2000208182A JP2002018785A JP 2002018785 A JP2002018785 A JP 2002018785A JP 2000208182 A JP2000208182 A JP 2000208182A JP 2000208182 A JP2000208182 A JP 2000208182A JP 2002018785 A JP2002018785 A JP 2002018785A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を簡素化できるベール切断装置を提供す
ること。 【解決手段】 本切断装置では、切断テーブル1上にベ
ールBが載せられると、ガイド3を前進させて切断テー
ブル1上のベールBを両側から挟み、ベール寸歩を測定
する。ベールBを切断するのに先立って、測定されたベ
ール寸法に基づきガイド3の進退動作を制御し、ガイド
3でベールBを挟み込みながら切断テーブル1上のベー
ルBの切断位置をカッター4の真下に移動させる。その
後、ガイド3でベールBを挟み込んだ状態でカッター4
を下降させ、ベールBを切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベール切断装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ベール(bale)は、合成ゴムの塊
であって、タイヤを製造する際に原料として利用され
る。かかるベールは、任意に分割切断して重量が相違す
る多種類の分割ベールとされ、これらの中から目的に合
った重量の分割ベールを選択して使用される。
【0003】上記ベールの選択および切断に関しては、
以下の問題点が指摘されている。すなわち、ベールの選
択に際しては、任意に分割切断された多種類の分割ベー
ルの中から目的に合ったものを選択している。そのた
め、ベールの保管や管理等が困難となっている。一方、
ベールの切断に際しては、作業者が目分量によっておお
よその位置で切断している。そのため、重量精度が著し
く悪くなっている。
【0004】そこで、本願出願人は、特開平11−22
1796号公報にて、ベールを所定の重量に切断できる
ベール切断装置を提案している。かかる公開公報で開示
されているベール切断装置は、ベールの外面に測定子を
接触させつつベールに送りを与え、送り方向と直角な平
面にて切断したときの断面積を上記送り方向へ所定ピッ
チ毎に求めて断面積分布を求め、この断面積分布に基づ
いて、ベールを上記送り方向へ複数の所定体積の領域を
区切る区切面を求め、この区切面にてベールを切断する
ようになっている(以下、「先行技術」という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術に係るベール切断装置では、送り機構から払出し
機構に向かってベールに送りを与え、カッターを下降さ
せて区切面にてベールを順次切断するようにしている。
そのため、ベールの区切面をカッターの真下で停止させ
るためのストッパ機構が必要とされる。その結果、装置
の構成が複雑化しているのが実情である。
【0006】本発明は、上記技術的課題に鑑みなされた
もので、装置の構成を簡素化できるベール切断装置を提
供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、略直方体状のベールを複数に分割切断す
るためのものであって、ベールを載せる切断テーブル
と、この切断テーブルを挟んだ両側からベールに対して
進退自在に設けられており、ベールを両側から挟む一対
のガイドと、上記切断テーブルの上方からベールに対し
て昇降自在に設けられており、ベールを切断するカッタ
ーと、上記ガイドを前進させてベールをその長さ方向に
沿って挟み、ベール長さを測定する長さ測定手段と、ベ
ールを幅方向に沿って切断するのに先立って、上記長さ
測定手段にて測定されたベール長さに基づき上記ガイド
の進退動作を制御し、上記ガイドでベールを挟み込みな
がら上記切断テーブル上でベールの幅方向に沿う切断位
置を上記カッターの真下に移動させ、上記ガイドでベー
ルを挟み込んだ状態で上記カッターを下降させる制御手
段とを含むベール切断装置を提供している。
【0008】上記構成において、切断テーブル上にベー
ルが載せられると、長さ測定手段は、ガイドを前進させ
て切断テーブル上のベールをその長さ方向に沿って挟
み、ベール長さを測定する。ベールを幅方向に沿って切
断するのに先立って、制御手段は、長さ測定手段にて測
定されたベール長さに基づきガイドの進退動作を制御
し、ガイドでベールを挟み込みながら切断テーブル上の
ベールの幅方向に沿う切断位置をカッターの真下に移動
させる。その後、制御手段は、ガイドでベールを挟み込
んだ状態でカッターを下降させ、ベールを幅方向に沿っ
て切断する。
【0009】また、本発明に係るベール切断装置は、ベ
ールを幅方向と直交する長さ方向にも沿って切断する場
合に、上記切断テーブル90を°回転させる回転手段
と、上記ガイドを前進させてベールをその幅方向に沿っ
て挟み、ベール幅を測定する幅測定手段とをさらに含
み、上記制御手段は、ベールを長さ方向に沿って切断す
るのに先立って、上記回転手段を駆動させ、上記幅測定
手段にて測定されたベール幅に基づき上記ガイドの進退
動作を制御し、上記ガイドで挟み込みながら上記切断テ
ーブル上でベールの長さ方向に沿う切断位置を上記カッ
ターの真下に移動させ、上記カッターを下降させる。
【0010】上記構成において、ベールの幅方向と直交
する長さ方向にも沿って切断する場合には、ベールを長
さ方向に沿って切断するのに先立って、制御手段は、回
転手段を駆動させ、切断テーブルを90°回転させる。
そうすると、幅測定手段は、ガイドを前進させてベール
をその幅方向に沿って挟み、ベール幅を測定する。制御
手段は、幅測定手段にて測定されたベール幅に基づきガ
イドの進退動作を制御し、ガイドでベールを挟み込みな
がら切断テーブル上でベールの長さ方向に沿う切断位置
をカッターの真下に移動させる。その後、制御手段は、
カッターを下降させ、ベールを長さ方向に沿って切断す
る。
【0011】さらに、本発明に係るベール切断装置は、
ベール銘柄、1バッチ当たりの必要量、および総練り量
に関連して、ベールの切断順に投入されるベール毎の分
割態様が登録されているデータテーブルと、上記長さ測
定手段および上記幅測定手段からそれぞれ測定値が入力
されると、上記データテーブルを参照して投入されたベ
ールの分割態様を判別し、この判別された分割態様をパ
ラメータとして、上記長さ測定手段にて測定されたベー
ル長さ、および上記幅測定手段にて測定されたベール幅
に基づきベール切断位置を求める演算手段とをさらに含
み、上記制御手段は、上記ガイドの進退動作を上記演算
手段にて求められたベール切断位置に基づき制御する一
方、上記回転手段の駆動を上記演算手段にて判別された
分割態様に基づき制御する。
【0012】上記構成において、長さ測定手段から測定
値が入力されると、演算手段は、データテーブルを参照
し、投入されたベールの分割態様を判別する。この判別
された分割態様をパラメータとして、演算手段は、長さ
測定手段にて測定されたベール長さに基づきベールの幅
方向に沿う切断位置を求める。この求められたベールの
幅方向に沿う切断位置に基づいて、制御手段は、ガイド
の進退動作を制御し、当該切断位置とカッターとの位置
合わせを行う。上記判別された分割態様がベールを長さ
方向にも沿って切断する態様であると、制御手段は、回
転手段を駆動させ、切断テーブルを回転させる。幅測定
手段から測定値が入力されると、上記判別された分割態
様をパラメータとして、演算手段は、幅測定手段にて測
定されたベール幅に基づきベールの長さ方向に沿う切断
位置を求める。この求められたベールの長さ方向に沿う
切断位置に基づいて、制御手段は、ガイドの進退動作を
制御し、当該切断位置とカッターとの位置合わせを行
う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき詳細に説明する。図1ないし図3を参照し
て、本実施の形態に係るベール切断装置は、予め定める
搬送方向Fに沿って搬送されてくる略直方体状のベール
Bを複数に分割切断するためのものであって、ベール
Bを載せる切断テーブル1と、切断テーブル1を基準
として搬送方向上流側に配置されており、切断テーブル
1上にベールBを投入する投入コンベア2と、切断テ
ーブル1に対して上記搬送方向Fと直交する方向の両側
に配置されており、ベールBを両側から挟む一対のガイ
ド3と、切断テーブル1の上方に配置されており、ベ
ールBを切断するカッター4と、切断テーブル1を基
準として搬送方向下流側に配置されており、切断された
ベールBを切断テーブル1上から取り出す取出しコンベ
ア5とを備えている。
【0014】切断テーブル1は、図1に示すように、長
方形形状を呈しており、図2および図3に示すように、
床面に固定された一対の受け台5に受け止められている
と共に、回転筒6の上端に一体回転可能に結合されてい
る。受け台5は、回転筒6を挟んで上記搬送方向Fと直
交する方向の両側に配置されている。一方、回転筒6
は、上下一対のベアリング7を介して回転自在に支持さ
れており、図3に示すように、切断テーブル回転モータ
8によって回転駆動されるようになっている。このモー
タ8の駆動力伝達機構は、モータ8の出力軸に嵌め込ま
れた駆動プーリ91と、回転筒6に嵌め込まれた従動プ
ーリ92と、これら両プーリ91,92に巻き掛けられ
た無端状のプーリベルト93とから構成されており、モ
ータ8の駆動力は、駆動プーリ91、プーリベルト9
3、従動プーリ92の順で回転筒6に伝達される。
【0015】切断テーブル1の上面には、図1に示すよ
うに、十字状に組み合わされた2つのまな板10,11
が取り付けられている。第1まな板10は、切断テーブ
ル1の中心を通り且つ上記搬送方向Fに沿って延びてお
り、一方第2まな板11は、第1まな板10の中心から
上記搬送方向Fと直交する方向の両側に沿って延びてい
る。
【0016】切断テーブル1上において、第2まな板1
1を基準とする搬送方向上流側には、1組の搬送ベルト
131,132が第1まな板10を挟む両側に配置され
ており、これら搬送ベルト131,132は、切断テー
ブル1に同軸回転可能に支持されている。一方、切断テ
ーブル1上において、第2まな板11を基準とする搬送
方向下流側には、1組の搬送ベルト133,134が第
1まな板10を挟む両側に配置されており、これら搬送
ベルト133,134は、切断テーブル1に同軸回転可
能に支持されている。各組の搬送ベルト131,132
および133,134は、搬送ベルト駆動モータ14
(図4参照)によって同期して回転駆動するようになっ
ている。なお、回転筒11へのモータ14の駆動力の伝
達は、従来公知の駆動力伝達機構により達成される。た
とえば、駆動プーリ、従動プーリ、およびプーリベルト
を組み合わせて、モータ14の駆動力を、駆動プーリ、
プーリベルト、従動プーリの順に経由させて、各組の搬
送ベルト131,132および133,134に伝達さ
せる。
【0017】投入コンベア2は、投入コンベア進退シリ
ンダ15(図4参照)によって切断テーブル1に対して
進退するようになっていると共に、投入コンベア駆動モ
ータ16(図4参照)によって回転駆動するようになっ
ている。なお、投入コンベア2へのモータ16の駆動力
の伝達は、従来公知の駆動力伝達機構により達成され
る。たとえば、駆動プーリ、従動プーリ、およびプーリ
ベルトを組み合わせて、モータ16の駆動力を、駆動プ
ーリ、プーリベルト、従動プーリの順に経由させて、投
入コンベア2に伝達させる。
【0018】各ガイド3は、図1に示すように、ガイド
進退シンリンダ17のロッド先端に取り付けられてお
り、ベールBに対して進退自在とされている。これらシ
リンダ17には、図4に示すように、それぞれ、エンコ
ーダ18が内蔵されている。
【0019】カッター4は、カッター昇降シリンダ19
(図4参照)によってベールBに対して昇降するように
なっている。このカッター4のせん断刃は、図3に示す
ように、上記搬送方向Fと直交する方向に沿って延びて
いる。
【0020】取出しコンベア5は、取出しコンベア進退
シリンダ20(図4参照)によって切断テーブル1に対
して進退するようになっていると共に、取出しコンベア
駆動モータ21(図4参照)によって回転駆動するよう
になっている。なお、取出しコンベア5へのモータ21
の駆動力の伝達は、従来公知の駆動力伝達機構により達
成される。たとえば、駆動プーリ、従動プーリ、および
プーリベルトを組み合わせて、モータ21の駆動力を、
駆動プーリ、プーリベルト、従動プーリの順に経由させ
て、取出しコンベア5に伝達させる。
【0021】図4において、22は制御回路であって、
制御中枢を司るCPU221と、データ等を記憶するR
AM222と、プログラムを記憶しているROM223
とを含み、ROM223に記憶されているプログラムに
従って制御を行う。この制御回路22のCPU221に
は、各ガイド進退シリンダ17に内蔵されているエンコ
ーダ18の出力が与えられている一方、CPU221
は、エンコーダ出力等に基づきモータ8,16,21、
およびシリンダ15,17,19,20の駆動を制御す
る。
【0022】RAM222は、データテーブル23(図
5参照)を記憶している。このデータテーブル23に
は、図5に示すように、ベール銘柄、1バッチ当たりの
必用量、および総練り量に関連して、ベールBの切断順
に投入されるベールB毎の分割態様が登録されている。
なお、図5に示したデータテーブル23は、ベール銘柄
がAAAポリマーであり、混合1バッチ当たりの必用量
が30kgであり、総練り量が20バッチである場合を
想定して作成されており、順番13および14以降で前
回の残りを使う場合は、部分修正もできる正データを付
加して登録する必要がある。
【0023】次ぎに、上記ベール切断装置の動作につい
て説明する。まず、切断テーブル1上にベールBを投入
する。具体的には、制御回路22のCPU221は、投
入コンベア駆動モータ16および搬送ベルト駆動モータ
14の両者に対して駆動信号を出力する。そうすると、
モータ16およびモータ14の両者は駆動し、投入コン
ベア2、ならびに搬送ベルト131,132および13
3,134を上記搬送方向Fに向かって回転駆動させ
る。これにより、投入コンベア2からベールBが切断テ
ーブル1上に投入される。切断テーブル1上にベールB
が載せられると、CPU221は、モータ16およびモ
ータ14の両者に対して停止信号を出力する。そうする
と、モータ16およびモータ14の両者は停止し、投入
コンベア2、ならびに搬送ベルト131,132および
133,134の回転が停止される。
【0024】ついで、切断テーブル1上でベールBを複
数に分割切断する。具体的には、CPU221は、ガイ
ド進退シリンダ17に対して伸長信号を出力する。そう
すると、シリンダ17の各ロッドは伸長し、ガイド3を
前進させてベールBをその長さ方向に沿って挟む。この
とき、シリンダ17に内蔵されている各エンコーダ18
の出力は、CPU221に入力される。そうすると、C
PU221は、エンコーダ出力に基づいてベール長さL
(図6参照)を測定すると共に、RAM222に記憶さ
れているデータテーブル23を参照して投入されたベー
ルBの分割態様を判別する。
【0025】上記判別された分割態様がベールBの幅方
向に沿ってのみ切断する態様、すなわち図6(a)に示
す2分割態様、および図6(b)に示す3分割態様の場
合、上記判別された分割態様をパラメータとして、CP
U221は、測定されたベール長さLに基づきベールB
の幅方向に沿う切断位置を求める。この求められたベー
ルBの幅方向に沿う切断位置に基づいて、CPU221
は、一方のシリンダ17に対して伸長信号を出力すると
共に、他方のシリンダ17に対して短縮信号を出力す
る。そうすると、一方のシリンダ17のロッドは伸長
し、他方のシリンダ17のロッドは短縮する。これによ
り、ガイド3でベールBを挟み込みながら切断テーブル
1上のベールBの幅方向に沿う切断位置をカッター4の
真下で且つ第1まな板10上に移動させる。その後、C
PU221は、カッター昇降シリンダ19に対して伸長
信号を出力する。そうすると、シリンダ19のロッドは
伸長し、カッター4を下降させる。これにより、ベール
Bは、幅方向に沿って切断される。
【0026】一方、上記判別された分割態様がベールB
の幅方向および幅方向と直交する長さ方向に沿って切断
する態様、すなわち図6(c)に示す4分割態様、図6
(d)に示す6分割態様、および図6(e)に示す9分割
態様の場合、まず、上記ベールBの幅方向に沿う切断に
係る一連の動作を行って、ベールBを幅方向に沿って切
断する。その後、CPU221は、投入コンベア進退シ
リンダ15および取出しコンベア進退シリンダ20の両
者に対して短縮信号を出力する。そうすると、シリンダ
15およびシリンダ20の各ロッドは短縮し、投入コン
ベア2および取出しコンベア5の両者は、図1に示す点
線の位置まで後退する。次に、CPU221は、切断テ
ーブル回転モータ8に対して正回転信号を出力する。そ
うすると、モータ8は正回転し、切断テーブル1を90
°正回転させる。つづいて、CPU221は、ガイド進
退シリンダ17に対して伸長信号を出力する。そうする
と、シリンダ17の各ロッドは伸長し、ガイド3を前進
させてベールBをその幅方向に挟む。このとき、シリン
ダ17に内蔵されている各エンコーダ18の出力は、、
CPU221に入力される。そうすると、CPU221
は、エンコーダ出力に基づきベール幅W(図6参照)が
測定される。先に判別されている分割態様をパラメータ
として、CPU221は、測定されたベール幅Wに基づ
きベールBの長さ方向に沿う切断位置を求める。この求
められたベールBの長さ方向に沿う切断位置に基づい
て、CPU221は、一方のシリンダ17に対して伸長
信号を出力すると共に、他方のシリンダ17に対して短
縮信号を出力する。そうすると、一方のシリンダ17の
ロッドは伸長し、他方のシリンダ17のロッドは短縮す
る。これにより、ガイド3でベールBを挟み込みながら
切断テーブル1上のベールBの長さ方向に沿う切断位置
をカッター4の真下で且つ第2まな板1上に移動させ
る。その後、CPU221は、カッター昇降シリンダ1
9に対して伸長信号を出力する。そうすると、シリンダ
19のロッドは伸長し、カッター4を下降させる。これ
により、ベールBは、長さ方向に沿って切断される。
【0027】最後に、分割切断されたベールBを切断テ
ーブル1から取り出すと共に、新しいベールBを切断テ
ーブル1上に投入する。具体的には、CPU221は、
切断テーブル回転モータ8に対して逆回転信号を出力す
る。そうすると、モータ8は逆各回転し、切断テーブル
1を90°逆回転させて元位置に戻す。次に、CPU2
21は、投入コンベア進退シリンダ15および取出しコ
ンベア進退シリンダ20の両者に伸長信号を出力する。
そうすると、シリンダ15およびシリンダ20の各ロッ
ドは伸長し、投入コンベア2および取出しコンベア5の
両者は、図1で示す実線の位置まで前進して元位置に戻
る。その後、CPU211は、投入コンベア駆動モータ
16、搬送ベルト駆動モータ14、および取出しコンベ
ア駆動モータ21の3者に対して駆動信号を出力する。
そうすると、モータ16、モータ14、およびモータ2
1は駆動し、投入コンベア2、取出しコンベア5、なら
びに搬送ベルト131,132おおび133,134を
上記搬送方向Fに向かって回転駆動させる。これによ
り、切断されたベールBは、切断テーブル1から取出し
コンベア5に移動し、一方新しいベールBは、投入コン
ベア2から切断テーブル1に移動する。
【0028】上述したように、本実施の形態に係るベー
ル切断装置では、先行技術のように、送り方向に向かっ
てベールに送りを与えながらベールを切断するのではな
く、切断テーブル1上で、ベールBの測定動作、ベール
Bの切断位置とカッター4との位置合わせ動作、および
ベールBの切断動作を行えるようになっている。そのた
め、先行技術では必須用件である、ベールの切断位置を
カッターの真下で停止させるためのストッパ機構は、不
要となる。その結果、装置の構成は簡素化される。
【0029】また、切断テーブル1を90°回転可能と
することで、ベールBを幅方向および幅方向と直交する
長さ方向に沿って切断できるようになっている。そのた
め、ベールBの分割態様の自由度が増す。その結果、ベ
ールBを細かく切断することができる。
【0030】さらに、ベール銘柄、1バッチ当たりの必
用量、および総練り量を考慮して作成されたデータテー
ブル23に格納されている分割態様データ、ならびにベ
ールBも測定データを基に、ベールBを切断するように
なっている。そのため、混合工程でのベール材料の投入
決定の自由度が上がる。その結果、混合作業者は、ベー
ルBを切断しながら練り作業も実施できるようになる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。たとえば、実施の形態においては、投
入コンベア2、および取出しコンベア5の進退動作を流
体圧を利用して達成する構成について記載したが、送り
モータ、送りねじ、およびスライダ等を利用した機械的
手段で達成するようにしてもよい。その他、本発明の請
求の範囲内での種々の設計変更および修正を加え得るこ
とは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、装置の構成を簡素化できるといった優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るベール切断装置
の機械的構成を簡略化して示す平面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】 図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係るベール切断装置
の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】 データテーブルの一例を示す図である。
【図6】 ベールの分割態様の例を示す図である。
【符号の説明】
B ベール 1 切断テーブル 3 ガイド 4 カッター 22 制御回路 23 データテーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体状のベールを複数に分割切断す
    るためのものであって、 ベールを載せる切断テーブルと、 この切断テーブルを挟んだ両側からベールに対して進退
    自在に設けられており、ベールを両側から挟む一対のガ
    イドと、 上記切断テーブルの上方からベールに対して昇降自在に
    設けられており、ベールを切断するカッターと、 上記ガイドを前進させてベールをその長さ方向に沿って
    挟み、ベール長さを測定する長さ測定手段と、 ベールを幅方向に沿って切断するのに先立って、上記長
    さ測定手段にて測定されたベール長さに基づき上記ガイ
    ドの進退動作を制御し、上記ガイドでベールを挟み込み
    ながら上記切断テーブル上でベールの幅方向に沿う切断
    位置を上記カッターの真下に移動させ、上記ガイドでベ
    ールを挟み込んだ状態で上記カッターを下降させる制御
    手段とを含むことを特徴とするベール切断装置。
  2. 【請求項2】 ベールを幅方向と直交する長さ方向にも
    沿って切断する場合に、上記切断テーブルを90°回転
    させる回転手段と、 上記ガイドを前進させてベールをその幅方向に沿って挟
    み、ベール幅を測定する幅測定手段とをさらに含み、 上記制御手段は、ベールを長さ方向に沿って切断するに
    先立って、上記回転手段を駆動させ、上記幅測定手段に
    て測定されたベール幅に基づき上記ガイドの進退動作を
    制御し、上記ガイドでベールを挟み込んだ状態で上記切
    断テーブル上でベールの長さ方向に沿う切断位置を上記
    カッターの真下に移動させた後、上記カッターを下降さ
    せることを特徴とする請求項1に記載のベール切断装
    置。
  3. 【請求項3】 ベール銘柄、1バッチ当たりの必要量、
    および総練り量に関連して、ベールの切断順に投入され
    るベール毎の分割態様が登録されているデータテーブル
    と、 上記長さ測定手段および上記幅測定手段からそれぞれ測
    定値が入力されると、上記データテーブルを参照して投
    入されたベールの分割態様を判別し、この判別された分
    割態様をパラメータとして、上記長さ測定手段にて測定
    されたベール長、および上記幅測定手段にて測定された
    ベール幅に基づきベール切断位置を求める演算手段とを
    さらに含み、 上記制御手段は、上記ガイドの進退動作を上記演算手段
    にて求められたベール切断位置に基づき制御する一方、
    上記回転手段の駆動を上記演算手段にて判別された分割
    態様に基づき制御することを特徴とする請求項2に記載
    のベール切断装置。
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