JP2002018230A - 調湿装置 - Google Patents

調湿装置

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JP2002018230A JP2000200879A JP2000200879A JP2002018230A JP 2002018230 A JP2002018230 A JP 2002018230A JP 2000200879 A JP2000200879 A JP 2000200879A JP 2000200879 A JP2000200879 A JP 2000200879A JP 2002018230 A JP2002018230 A JP 2002018230A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却吸着素子を利用した除湿、加湿等の調湿
運転を連続的に行いながらも、簡素かつコンパクトに構
成することが可能な調湿装置を提供する。 【解決手段】 冷却吸着素子10は、供給される空気か
ら湿分を吸着し、冷却除湿された調湿空気SAを室内給
気する一方、冷却吸着素子10を冷却した空気を加熱手
段2で加熱し、他の冷却吸着素子20において、この加
熱空気に湿分を放出した再生空気EAを室外排気する機
能を有する。第1空気接続形態において、第1冷却吸着
素子10が除湿運転をしているときに第2冷却吸着素子
20の再生を行い、また第2空気接続形態において、第
2冷却吸着素子20が除湿運転をしているときに第1冷
却吸着素子10の再生を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、除湿運転、加湿
運転、換気運転等を行うことが可能な調湿装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の調湿装置の説明図であ
り、ここではその一例として調湿装置を除湿装置として
機能させた場合について説明する。図に示すように、除
湿装置は、除湿ロータ51と、顕熱ロータ52と、両ロ
ータ51、52間に配置されたヒータ53とを有するも
のである。上記除湿ロ−タ51は、例えば、シリカゲ
ル、ゼオライト、アルミナ等の吸着材をハニカム状また
は多孔粒状に成形してなり、流通する空気から湿分を吸
着する一方、加熱された空気に湿分を放出するよう構成
されている。すなわち、流入した外気OAは、除湿ロー
タ51によって湿分が吸着されて除湿され、かつ除湿ロ
ータ51の吸着熱により温度上昇する。そして、上記温
度上昇した除湿空気は、顕熱ロータ52によって熱が奪
われて適度な温度となり、室内に向けて除湿空気SAが
供給される。一方、室内側から流入した室内空気RA
は、顕熱ロータ52によって予熱され、さらに、ヒータ
53によって加熱される。そして、この加熱された空気
に、除湿ロータ51から湿分を放出させて、除湿ロ−タ
51が再生され、湿分を含んだ再生空気EAが外部に排
気される。すなわち、上記除湿装置では、室外空気から
除湿ロ−タ51を用いて吸着した湿分を再生空気EAに
移送することによって、除湿空気SAを室内に供給する
ようにしている。
【0003】上記除湿ロータ51の再生は、除湿ロータ
51の直後よりも相対湿度の低い空気でもって行う必要
がある。通常、除湿空気SAよりも室内空気RAは絶対
湿度が高くなっているから、これを除湿ロータ51の直
後の相対湿度よりも低くしようとすると、上記のように
室内空気RAを加熱してその温度を高くする必要が生じ
るのである。ところで上記除湿ロータ51においては、
除湿時に吸着熱が発生し、その温度は通常70°C以上
となっている。このような高温で湿分の吸着を行った場
合、その再生には、除湿ロータ51の直後よりも絶対湿
度が高くなっているヒータ後の空気の相対湿度を除湿空
気SAよりもさらに低くする必要があるので、室内空気
RAは、通常90°C以上に加熱する必要が生じること
になる。このため除湿ロータ51の再生には、非常に多
くのエネルギを必要とする。
【0004】このような不具合を解消するため、冷却吸
着素子を採用することが考えられる。この冷却吸着素子
について説明する。図12には冷却吸着素子の構造の要
部を示している。同図のように、冷却吸着素子の本体部
は、2種類のハニカム構造体61、62を交互に90°
だけ位相をずらせて順に積層したもので、一方のハニカ
ム構造体61がシリカゲル、ゼオライト、アルミナ等の
吸着材で構成されている。そして、この吸着材より成る
構造体61を室外空気OAが通過する際に、湿分が吸
着、除湿され、除湿空気SAが室内へと給気される。一
方、他方の構造体62には、室内からの空気RAが、上
記室外空気OAと直交して流れ、その流通過程で吸着熱
を吸収する。このような、冷却吸着素子によれば、除湿
空気SAが冷却され、その温度上昇が抑制されることか
ら、上記除湿ロータ51の場合と、絶対湿度が同一であ
っても、その相対湿度は上昇することになる。そのた
め、再生時の相対湿度もそれに応じて高くてもよく、そ
のため室内空気RAの必要加熱温度が低下する。ちなみ
に、除湿空気SAは約40°C、再生空気RAは約60
°Cとなる。また、この冷却吸着素子によれば、上記従
来の除湿ロータ51の機能と顕熱ロータ52の機能とを
兼用できるので、その構造がコンパクトになるとの利点
も生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な冷却吸着素子を実用に供しようとする場合、除湿と再
生とを連続的に行おうとすると、冷却吸着素子を上記従
来のようにロータ状に構成する必要がある。しかしなが
ら、このようなロータ状の構造を採用しようとすれば、
空気の流れが直交していることに起因して、その構造が
複雑になって、装置全体が大形化してしまうという欠点
が生じる。
【0006】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、上記のような冷
却吸着素子を利用した除湿、加湿等の調湿運転を連続的
に行いながらも、簡素かつコンパクトに構成することが
可能な調湿装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の調湿装
置は、少なくとも2つの冷却吸着素子10、20を備
え、冷却される第1冷却吸着素子10において、供給さ
れる空気から湿分を吸着し、冷却除湿された調湿空気S
Aを室内給気する一方、上記第1冷却吸着素子10を冷
却した空気を加熱手段2で加熱し、第2冷却吸着素子2
0において、この加熱空気に湿分を放出した再生空気E
Aを室外排気する第1空気接続形態と、冷却される第2
冷却吸着素子20において、供給される空気から湿分を
吸着し、冷却除湿された調湿空気SAを室内給気する一
方、上記第2冷却吸着素子20を冷却した空気を加熱手
段で加熱し、第1冷却吸着素子10において、この加熱
空気に湿分を放出した再生空気EAを室外排気する第2
空気接続形態とを所定時間毎に切替えることで除湿運転
を行うことを特徴としている。
【0008】上記請求項1の調湿装置では、第1空気接
続形態において、第1冷却吸着素子10が除湿運転をし
ているときに第2冷却吸着素子20の再生を行い、また
第2空気接続形態において、第2冷却吸着素子20が除
湿運転をしているときに第1冷却吸着素子10の再生を
行うようにしているので、冷却吸着素子10、20を使
用しながらも、連続的な除湿運転が行える。また、各冷
却吸着素子10、20をロータ状に形成する必要がない
ので、装置の簡素化、コンパクト化を図ることが可能と
なる。
【0009】また請求項2の調湿装置は、上記各冷却吸
着素子10、20に供給され除湿される調湿空気は室外
空気OAであり、また上記各冷却吸着素子10、20を
冷却し、加熱、湿分吸着する再生空気は室内空気RAで
あることを特徴としている。
【0010】請求項2の調湿装置においては、外気OA
を除湿して除湿空気SAとして室内へ給気する一方、室
内空気RAを再生空気EAとして室外に排気するので、
換気、除湿の両方の運転が可能となる。
【0011】さらに請求項3の調湿装置は、少なくとも
2つの冷却吸着素子10、20を備え、第1冷却吸着素
子10を冷却した空気を加熱手段2で加熱し、第2冷却
吸着素子20において、この加熱空気に湿分を放出さ
せ、加湿した調湿空気SAを室内給気する一方、冷却さ
れる第1冷却吸着素子10において、湿分を回収した再
生空気EAを室外排気する第1空気接続形態と、第2冷
却吸着素子20を冷却した空気を加熱手段で加熱し、第
1冷却吸着素子10において、この加熱空気に湿分を放
出させ、加湿した調湿空気SAを室内給気する一方、冷
却される第2冷却吸着素子20において、湿分を回収し
た再生空気EAを室外排気する第2空気接続形態とを所
定時間毎に切替えることで加湿運転を行うことを特徴と
している。
【0012】上記請求項3の調湿装置では、第1空気接
続形態において、第2冷却吸着素子20が加湿運転をし
ているときに第1冷却吸着素子10の再生を行い、また
第2空気接続形態において、第1冷却吸着素子10が加
湿運転をしているときに第2冷却吸着素子20の再生を
行うようにしているので、冷却吸着素子10、20を使
用しながらも、連続的な加湿運転が行える。また、各冷
却吸着素子10、20をロータ状に形成する必要がない
ので、装置の簡素化、コンパクト化を図ることが可能と
なる。
【0013】また請求項4の調湿装置は、上記各冷却吸
着素子10、20を冷却し、加熱、加湿される調湿空気
は室外空気OAであり、上記各冷却吸着素子10、20
に供給され湿分回収した再生空気は室内空気RAである
ことを特徴としている。
【0014】上記請求項4の調湿装置では、外気OAを
加湿して加湿空気SAとして室内へ給気する一方、室内
空気RAを再生空気EAとして室外に排気するので、換
気、加湿の両方の運転が可能となる。
【0015】請求項5の調湿装置は、請求項2又は請求
項4の調湿装置において、室内側出入口3、4を室外側
に、また室外側出入口5、6を室内側にそれぞれ切換連
通させるための切換機構を設けていることを特徴として
いる。
【0016】請求項5の調湿装置では、換気除湿運転と
換気加湿運転との切換えが可能となるので、大幅なコス
トアップを招くことなく、装置の利便性を向上すること
が可能となる。
【0017】請求項6の調湿装置は、請求項2、請求項
4又は請求項5の調湿装置において、加熱手段2の運転
を停止して室内湿度維持運転を可能とたことを特徴とし
ている。
【0018】請求項6の調湿装置では、各冷却吸着素子
10、20においては、室内空気RAと室外空気OAと
の間において、湿分(潜熱)の授受と顕熱の授受とが行
われる。すなわち各冷却吸着素子10、20が全熱熱交
換器と同様の機能を果たすことになる。そのため、調湿
装置の使用態様を多様化でき、装置の利便性を向上する
ことが可能となる。
【0019】請求項7の調湿装置は、上記加熱手段とし
てヒートポンプの凝縮器29を使用することを特徴とし
ている。
【0020】冷却吸着素子10、20においては、湿分
吸着に際して、従来よりも低い温度でよいことから、加
熱手段としてヒートポンプを使用することが可能であ
り、そのため請求項7のように、ヒートポンプを使用す
れば、そのエネルギ効率を向上できるとの利点が生じ
る。
【0021】請求項8の調湿装置は、上記ヒートポンプ
の蒸発器37でもって上記冷却吸着素子10、20の冷
却用空気を冷却することを特徴としている。
【0022】請求項8の調湿装置によれば、ヒートポン
プを加熱源、冷却源の両方に使用可能であることから、
そのエネルギ効率を一段と向上することが可能となる。
さらに吸着素子での吸着量が増加し、除湿効率が向上す
る。
【0023】請求項9の調湿装置は、上記ヒートポンプ
において、さらに別の蒸発器38を設け、この蒸発器3
8を除湿空気と熱交換させることを特徴としている。
【0024】請求項9の調湿装置によれば、2つの蒸発
器37、38の能力を変化させることができる。従っ
て、除湿運転時において、顕熱能力を増加させたいとき
には除湿空気SA側の蒸発器38の能力を増加させ、ま
た除湿能力(潜熱能力)を増加させたいときには、室内
空気RAの蒸発器37の能力を増加させればよい。ま
た、加湿運転時において、加湿能力を増加させたいとき
には、室外空気OA側の蒸発器37の能力を増加させ、
また顕熱能力を増加させたいときには、再生空気EA側
の蒸発器38の能力を増加させればよい。このように、
必要性に見合った運転制御が行えるので、使用快適性が
向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、この発明の調湿装置の具体
的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。図1は、本発明の実施形態である調湿装置1の構
成を示す説明図である。まず、最初に換気除湿運転状態
において、その構造を説明する。
【0026】図1に示すように、調湿装置1は、少なく
とも2個の冷却吸着素子10、20を備えている。これ
ら冷却吸着素子10、20は、上記において説明したの
と同様の構造のものであって、いま便宜上、一方の冷却
吸着素子を第1冷却吸着素子10、他方の冷却吸着素子
を第2冷却吸着素子20と称する。各冷却吸着素子1
0、20には、除湿時に室外空気OAが流入し、再生時
に加熱空気が流入する被調湿空気入口11、21と、除
湿時に除湿空気SAが流出し、再生時に湿分の放出され
た再生空気EAが流出する調湿空気出口12、22とが
設けられ、またこれと直交する位置に、室内空気RAの
流入する冷却空気入口13、23と、冷却空気の流出す
る冷却空気出口14、24とが設けられている。なお、
2はヒータ等の加熱手段であって、上記冷却空気出口1
4、24から流出した冷却空気を加熱するようになって
いる。
【0027】次に通風経路について説明する。まず、室
内側には、除湿空気SAが室内へと流入する第1出口通
路3と、室内から室内空気RAが流入する第1入口通路
4とが設けられている。また、室外側には、再生空気E
Aの流出する第2出口通路5と、室外空気OAが流入し
てくる第2入口通路6とが設けられている。また、第1
出口通路3には、この第1出口通路3を、第1冷却吸着
素子10の調湿空気出口12と第2冷却吸着素子20の
調湿空気出口22とに切換連通させるための第1三方切
換弁31が介設されている。第1入口通路4には、この
第1入口通路4を、第1冷却吸着素子10の冷却空気入
口13と第2冷却吸着素子20の冷却空気入口23とに
切換連通させるための第2三方切換弁32が介設されて
いる。第2出口通路5には、この第2出口通路5を、第
1冷却吸着素子10の調湿空気出口12と第2冷却吸着
素子20の調湿空気出口22とに切換連通させるための
第3三方切換弁33が介設されている。第2入口通路6
には、この第2入口通路6を、第1冷却吸着素子10の
被調湿空気入口11と第2冷却吸着素子20の被調湿空
気入口21とに切換連通させるための第4三方切換弁3
4が介設されている。また、第1及び第2冷却吸着素子
10、20の冷却空気出口14、24から流出した空気
は、ヒータ2によって加熱されるが、ヒータ2の後位に
は、この加熱空気を第1冷却吸着素子10の被調湿空気
入口11と第2冷却吸着素子20の被調湿空気入口21
とに切換連通させるための第5三方切換弁35が介設さ
れている。
【0028】上記調湿装置1の作動状態について説明す
る。まず、上記第1冷却吸着素子10で除湿を行うと同
時に、第2冷却吸着素子20の再生を行う第1空気接続
形態について、図1に基づいて説明する。この場合、室
外空気OAが第1冷却吸着素子10によって除湿される
と共に、除湿空気SAとして室内に給気される。その一
方、室内空気RAが第1冷却吸着素子10を冷却した
後、加熱されて第2冷却吸着素子20を再生し、湿分の
放出された空気EAが室外へと排気される。具体的に
は、第2入口通路6から吸い込まれた外気OAが、第1
冷却吸着素子10へと、その被調湿空気入口11から流
入して除湿され、除湿された調湿空気SAが調湿空気出
口12から第1出口通路3を経由して室内へと流入す
る。その一方、室内空気RAは、第1入口通路4から、
第1冷却吸着素子10の冷却空気入口13へと流入し、
この第1冷却吸着素子10を冷却した後、冷却空気出口
14を出て、ヒータ2に加熱され、この加熱空気が第2
冷却吸着素子20の被調湿空気入口21に導入され、こ
の第2冷却吸着素子20において湿分が放出されて再生
し、その後、再生空気EAが調湿空気出口22から第2
出口通路5から室外へと排気される。
【0029】そして上記のような第1空気接続形態での
運転を一定時間、例えば2〜3分程度だけ行った後、上
記第1〜第5三方切換弁31〜35をそれぞれ上記とは
逆の切換位置に切換えて、第2空気接続形態での運転を
行う。これは図2に示すように、上記第2冷却吸着素子
20で除湿を行うと同時に、第1冷却吸着素子10の再
生を行う空気接続形態である。この場合、室外空気OA
が第2冷却吸着素子20によって除湿されると共に、除
湿空気SAとして室内に給気される。その一方、室内空
気RAが第2冷却吸着素子20を冷却した後、加熱され
て第1冷却吸着素子10を再生し、湿分の放出された空
気EAが室外へと排気される。具体的には、第2入口通
路6から吸い込まれた外気OAが、第2冷却吸着素子2
0へと、その被調湿空気入口21から流入して除湿さ
れ、除湿された調湿空気SAが調湿空気出口22から第
1出口通路3を経由して室内へと流入する。その一方、
室内空気RAは、第1入口通路4から、第2冷却吸着素
子20の冷却空気入口23へと流入し、この第2冷却吸
着素子20を冷却した後、冷却空気出口24を出て、ヒ
ータ2に加熱され、この加熱空気が第1冷却吸着素子1
0の被調湿空気入口11に導入され、この第1冷却吸着
素子10において湿分が放出されて再生し、その後、再
生空気EAが調湿空気出口12から第2出口通路5から
室外へと排気されるのである。
【0030】上記第2空気接続形態での運転を一定時
間、例えば2〜3分程度だけ行った後、再び第1空気接
続形態での運転に復帰し、以後、両空気接続形態を繰り
返しながら、室内の換気除湿運転を継続する。このよう
に、第1空気接続形態において、第1冷却吸着素子10
が除湿運転をしているときに第2冷却吸着素子20の再
生を行い、また第2空気接続形態において、第2冷却吸
着素子20が除湿運転をしているときに第1冷却吸着素
子10の再生を行うようにしているので、冷却吸着素子
10、20を使用しながらも、連続的な除湿運転が行え
る。また、各冷却吸着素子10、20をロータ状に形成
する必要がないので、装置の簡素化、コンパクト化を図
ることが可能となる。しかも外気OAを除湿して除湿空
気SAとして室内へ給気する一方、室内空気RAを再生
空気EAとして室外に排気するので、換気、除湿の両方
の運転が可能となる。
【0031】また、実施の形態において、ヒータ2を停
止した状態で、換気運転を行うこともある。この場合、
各冷却吸着素子10、20において、室内空気RAと室
外空気OAとの間において、顕熱と潜熱との両者の熱交
換が行われるので、各冷却吸着素子10、20が全熱熱
交換器として機能し、全熱熱交換器を用いた換気と同様
の運転を行うことが可能となる。そのため、調湿装置の
使用態様を多様化でき、装置の利便性を向上することが
可能となる。
【0032】次に上記調湿装置1の換気加湿運転状態に
ついて、図3及び図4に基づいて説明する。図3は上記
における第1空気接続形態に対応するもので、図4は上
記における第2空気接続形態に対応するものである。こ
の場合、第1空気接続形態においては、第2冷却吸着素
子20で室内加湿を行うと共に、第1冷却吸着素子10
の吸着を行い、また第2空気接続形態においては、第1
冷却吸着素子10で室内加湿を行うと共に、第2冷却吸
着素子20の吸着を行う。すなわち、第1空気接続形態
においては、図3のように、第1入口通路4から吸い込
まれた室内空気RAが、被調湿空気入口11から流入し
て第1冷却吸着素子10に湿分を吸着させて、再生空気
EAが調湿空気出口12から第2出口通路5を経由して
室外へと排気される。その一方、室外空気OAは、第2
入口通路6から、第1冷却吸着素子10の冷却空気入口
13へと流入し、この第1冷却吸着素子10を冷却した
後、冷却空気出口14を出て、ヒータ2に加熱され、こ
の加熱空気が第2冷却吸着素子20の被調湿空気入口2
1に導入され、この第2冷却吸着素子20においてその
湿分が放出されて加湿され、その後、加湿空気SAが調
湿空気出口22から第1出口通路3を経由して室内へと
給気される。また、第2空気接続形態においては、図4
のように、第1入口通路4から吸い込まれた室内空気R
Aが、被調湿空気入口21から流入して第2冷却吸着素
子20に湿分を吸着させて、再生空気EAが調湿空気出
口22から第2出口通路5を経由して室外へと排気され
る。その一方、室外空気OAは、第2入口通路6から、
第2冷却吸着素子20の冷却空気入口23へと流入し、
この第2冷却吸着素子20を冷却した後、冷却空気出口
24を出て、ヒータ2に加熱され、この加熱空気が第1
冷却吸着素子10の被調湿空気入口11に導入され、こ
の第1冷却吸着素子10においてその湿分が放出されて
加湿され、その後、加湿空気SAが調湿空気出口12か
ら第1出口通路3を経由して室内へと給気される。そし
てこの加湿運転においても、上記第1空気接続形態での
運転と、第2空気接続形態での運転とを一定時間ごとに
繰り返し行うことで、連続的な加湿運転を行うのであ
る。
【0033】またこの場合にも、ヒータ2を停止した状
態において、換気運転を行うこともあるが、上記と同様
に、この場合にも、各冷却吸着素子10、20が全熱熱
交換器として機能し、全熱熱交換器を用いた換気と同様
の運転を行うことが可能となる。そのため、調湿装置の
使用態様を多様化でき、装置の利便性を向上することが
可能となる。
【0034】ところで上記除湿運転に関する図1及び図
2と、加湿運転に関する図3及び図4を対比してみる
と、以下のことが明らかとなる。すなわち、除湿運転と
加湿運転とにおいては、室内側の第1出口通路3及び第
1入口通路4と、室外側の第2出口通路5及び第2入口
通路6とを入替えれば、両者は全く同じ作動状態になる
ということである。すなわち、図1及び図2に示した通
風経路において、さらに室内側に接続している第1出口
通路3と第1入口通路4とを室外側に接続するように切
換えると共に、室外側に接続している第2出口通路5と
第2入口通路6とを室内側に接続するように切換える切
換機構を設ければ、全く同じ装置でもって、除湿運転と
加湿運転とを切り替えることが可能になるということで
ある。
【0035】図5〜図7には、そのたの切換機構を示し
ている。図5に示すように、上記調湿装置1のケーシン
グ40には、左右一対のダクト41、42が付設されて
いる。第1ダクト41の一端部は、室内空気出口43と
なり、その他端部は室外空気出口44となっている。ま
た、第2ダクト42の一端部は、室内空気入口45とな
り、その他端部は室外空気入口46となっている。同図
において、3は第1出口通路、4は第1入口通路、5は
第2出口通路、6は第2入口通路であるが、第1出口通
路3と第2出口通路5とは、上記室内空気出口43と室
外空気出口44とに切換連通可能で、また第1入口通路
4と第2入口通路6とは、上記室内空気入口45と室外
空気入口46とに切換連通可能となっている。図6及び
図7には第1ダクト41の構造を示しているが、この第
1ダクト41は、上下に区画されたものであって、上側
ダクト41aが室内空気出口43に、また下側ダクト4
1bが室外空気出口44に連通している。そして、両ダ
クト41a、41bには、室内側及び室外側にそれぞれ
一対の連通孔47・・が形成され、この連通孔47・・
の開閉をシャッタ48・・で行うようになっている。す
なわち、図6に示している状態は、室内空気出口43が
第2出口通路5に連通すると共に、室外空気出口44が
第1出口通路3に連通した加湿状態のものである。ま
た、図7に示している状態は、室内空気出口43が第1
出口通路3に連通すると共に、室外空気出口44が第2
出口通路5に連通した除湿状態のものである。なお、第
2ダクト42の構造及びその接続作動状態は、上記第1
ダクト41と略同様である。このような機構を付加する
ことによって、除湿運転と加湿運転とを一台の調湿装置
1で行うことが可能となる。
【0036】ところで上記実施の形態においては、再生
(又は加湿)空気を加熱する加熱手段としてヒータを使
用した例を示しているが、加熱手段として、図8に示す
ようにヒートポンプを使用してもよい。冷却吸着素子1
0、20においては、前述したように、湿分吸着に際し
て、従来よりも低い温度でよいことから、加熱手段とし
てヒートポンプを使用すれば、そのエネルギ効率を向上
できるとの利点が生じる。図8に示している例は、圧縮
機16、凝縮器として機能する室外熱交換器17、膨張
機構18、蒸発器として機能する室内熱交換器19を有
するヒートポンプにおいて、圧縮機16の吐出側の四路
切換弁26の前位の位置に開閉弁27を介設し、この開
閉弁27の前後をバイパスするバイパス回路28に、調
湿装置1の加熱手段としての凝縮器29を介設したもの
である。この場合、開閉弁27の開状態では、通常の冷
房又は暖房運転が行える。また、開閉弁27の閉状態で
は、圧縮機16の吐出冷媒が、バイパス回路28、凝縮
器29、四路切換弁26を経て、室外熱交換器17で再
凝縮して、膨張機構18を経由し、室内熱交換器19で
蒸発する冷房除湿運転が行える。なお、調湿装置1にお
ける凝縮器29では、風量が少ないことから、確実な凝
縮作用を得るのが困難な場合があるため、上記のよう
に、室外熱交換器17で再凝縮させているのである。
【0037】図9及び図10には、さらに他の実施の形
態を示している。これは、調湿装置1にヒートポンプを
付設した構成のものである。すなわち、加熱手段に上記
と同様にヒートポンプの凝縮器29を使用する一方、分
割構成された蒸発器37、38を通風経路内に配置した
ものである。図9(a)は除湿運転における第1空気接
続形態(図1)に、図9(b)は除湿運転における第2
空気接続形態(図2)に対応し、また図10(a)は加
湿運転における第1空気接続形態(図3)に、図10
(b)は加湿運転における第2空気接続形態(図4)に
対応しているため、同一部分機能部分は同一符号で示し
その説明を省略する。図9の除湿運転時には、各冷却吸
着素子10、20を冷却する室内空気RAが流通する第
1入口通路4と、室内へと給気される除湿空気SAが流
通する第1出口通路3とにそれぞれ蒸発器37、38が
介設されている。また図10の加湿運転時には、各冷却
吸着素子10、20を冷却する室外空気OAが流通する
第2入口通路6と、室外へと排気される再生空気EAが
流通する第2出口通路5にそれぞれ介設されているので
ある。なお、図9と図10の装置は全く別の装置ではな
く、図5〜図7に関連して前述した通り、室内外の空気
接続切換機構を採用すれば、同一の装置にて実施可能で
ある。
【0038】このような調湿装置1によれば、ヒートポ
ンプを加熱源、冷却源の両方に使用可能であることか
ら、そのエネルギ効率を一段と向上することが可能とな
る。しかも、この場合、2つの蒸発器37、38の能力
を変化させることができる。従って、除湿運転時におい
て、顕熱能力を増加させたいときには除湿空気SA側の
蒸発器38の能力を増加させ、また除湿能力(潜熱能
力)を増加させたいときには、室内空気RAの蒸発器3
7の能力を増加させればよい。また、加湿運転時におい
て、加湿能力を増加させたいときには、室外空気OA側
の蒸発器37の能力を増加させ、また顕熱能力を増加さ
せたいときには、再生空気EA側の蒸発器38の能力を
増加させればよい。このように、必要性に見合った運転
制御が行えるので、使用快適性が向上する。
【0039】以上にこの発明の調湿装置の実施の形態に
ついて説明したが、この発明は上記実施の形態に限られ
るものではなく、種々変更して実施することが可能であ
る。すなわち上記実施の形態では、室外空気OAを調湿
して室内へと導入する構成を採用しているが、室内空気
RAを調湿して再び室内へと導入する構成を採用しても
よい。また、上記実施の形態では、室内空気RAを再生
空気として利用しているが、室外空気OAを再生空気と
して使用してもよい。要は、各冷却吸着素子10、20
において除湿又は加湿された空気が室内に給気できれば
よいのであり、また各冷却吸着素子10、20を再生し
た空気を室外に排気できればよいのであるから、そのた
めの空気は室内及び/又は室外のいずれの空気を使用し
てもよいということである。
【0040】
【発明の効果】以上のように請求項1調湿装置によれ
ば、冷却吸着素子を使用しながらも、連続的な除湿運転
が行え、その使用快適性を向上できる。また、各冷却吸
着素子をロータ状に形成する必要がないので、装置の簡
素化、コンパクト化を図ることが可能となる。
【0041】請求項2の調湿装置においては、外気を除
湿して除湿空気として室内へ給気する一方、室内空気R
Aを再生空気EAとして室外に排気するので、換気、除
湿の両方の運転が可能となる。
【0042】請求項3の調湿装置では、冷却吸着素子を
使用しながらも、連続的な加湿運転が行え、その使用快
適性を向上できる。また、各冷却吸着素子をロータ状に
形成する必要がないので、装置の簡素化、コンパクト化
を図ることが可能となる。
【0043】請求項4の調湿装置では、外気を加湿して
加湿空気として室内へ給気する一方、室内空気を再生空
気として室外に排気するので、換気、加湿の両方の運転
が可能となる。
【0044】請求項5の調湿装置では、換気除湿運転と
換気加湿運転との切換えが可能となるので、大幅なコス
トアップを招くことなく、装置の利便性を向上すること
が可能となる。
【0045】請求項6の調湿装置では、各冷却吸着素子
が全熱熱交換器と同様の機能を果たすことになり、その
ため調湿装置の使用態様を多様化でき、装置の利便性を
向上することが可能となる。
【0046】請求項7の調湿装置では、加熱手段として
ヒートポンプを使用しているので、そのエネルギ効率を
向上できるとの利点が生じる。
【0047】請求項8の調湿装置では、ヒートポンプを
加熱源、冷却源の両方に使用可能であることから、その
エネルギ効率を一段と向上することが可能となる。
【0048】請求項9の調湿装置では、顕熱能力と潜熱
能力とに関して、必要性に見合った運転制御が行えるの
で、使用快適性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である調湿装置における除湿
運転時の第1空気接続形態での通風経路を説明するため
の説明図である。
【図2】上記実施形態の調湿装置における除湿運転時の
第2空気接続形態での通風経路を説明するための説明図
である。
【図3】上記実施形態の調湿装置における加湿運転時の
第1空気接続形態での通風経路を説明するための説明図
である。
【図4】上記実施形態の調湿装置における加湿運転時の
第2空気接続形態での通風経路を説明するための説明図
である。
【図5】上記実施形態の調湿装置における各通路を切換
えるための切換機構の説明図である。
【図6】上記切換機構における第1ダクトの構造を示す
説明図である。
【図7】上記切換機構における第1ダクトの構造を示す
切換状態での説明図である。
【図8】他の実施形態の調湿装置において、加熱手段と
してヒートポンプを使用した場合の冷媒回路図である。
【図9】さらに他の実施形態の調湿装置における除湿運
転時の通風経路を説明するための説明図で、(a)は第
1空気接続形態を、また(b)は第2空気接続形態をそ
れぞれ示している。
【図10】さらに他の実施形態の調湿装置における加湿
運転時の通風経路を説明するための説明図で、(a)は
第1空気接続形態を、また(b)は第2空気接続形態を
それぞれ示している。
【図11】従来の調湿装置の横断面図である。
【図12】冷却吸着素子の機能を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
1 調湿装置 2 ヒータ(加熱手段) 3 第1出口通路 4 第1入口通路 5 第2出口通路 6 第2入口通路 10 第1冷却吸着素子 20 第2冷却吸着素子 29 凝縮器(加熱手段) 37 蒸発器 38 蒸発器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神野 亮 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 三谷 俊数 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L053 BC03 BC07 4D052 AA08 CD01 CE00 DA00 DA01 DA02 DA06 DB01 GA02 GB08 HA01 HA02 HA03 HB02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの冷却吸着素子(10)
    (20)を備え、冷却される第1冷却吸着素子(10)
    において、供給される空気から湿分を吸着し、冷却除湿
    された調湿空気(SA)を室内給気する一方、上記第1
    冷却吸着素子(10)を冷却した空気を加熱手段(2)
    で加熱し、第2冷却吸着素子(20)において、この加
    熱空気に湿分を放出した再生空気(EA)を室外排気す
    る第1空気接続形態と、冷却される第2冷却吸着素子
    (20)において、供給される空気から湿分を吸着し、
    冷却除湿された調湿空気(SA)を室内給気する一方、
    上記第2冷却吸着素子(20)を冷却した空気を加熱手
    段で加熱し、第1冷却吸着素子(10)において、この
    加熱空気に湿分を放出した再生空気(EA)を室外排気
    する第2空気接続形態とを所定時間毎に切替えることで
    除湿運転を行うことを特徴とする調湿装置。
  2. 【請求項2】 上記各冷却吸着素子(10)(20)に
    供給され除湿される調湿空気は室外空気(OA)であ
    り、また上記各冷却吸着素子(10)(20)を冷却
    し、加熱、湿分吸着する再生空気は室内空気(RA)で
    あることを特徴とする請求項1の調湿装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つの冷却吸着素子(10)
    (20)を備え、第1冷却吸着素子(10)を冷却した
    空気を加熱手段(2)で加熱し、第2冷却吸着素子(2
    0)において、この加熱空気に湿分を放出させ、加湿し
    た調湿空気(SA)を室内給気する一方、冷却される第
    1冷却吸着素子(10)において、湿分を回収した再生
    空気(EA)を室外排気する第1空気接続形態と、第2
    冷却吸着素子(20)を冷却した空気を加熱手段で加熱
    し、第1冷却吸着素子(10)において、この加熱空気
    に湿分を放出させ、加湿した調湿空気(SA)を室内給
    気する一方、冷却される第2冷却吸着素子(20)にお
    いて、湿分を回収した再生空気(EA)を室外排気する
    第2空気接続形態とを所定時間毎に切替えることで加湿
    運転を行うことを特徴とする調湿装置。
  4. 【請求項4】 上記各冷却吸着素子(10)(20)を
    冷却し、加熱、加湿される調湿空気は室外空気(OA)
    であり、上記各冷却吸着素子(10)(20)に供給さ
    れ湿分回収した再生空気は室内空気(RA)であること
    を特徴とする請求項3の調湿装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項4の調湿装置におい
    て、室内側出入口(3)(4)を室外側に、また室外側
    出入口(5)(6)を室内側にそれぞれ切換連通させる
    ための切換機構を設けていることを特徴とする調湿装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項2、請求項4又は請求項5の調湿
    装置において、加熱手段(2)の運転を停止して室内湿
    度維持運転を可能とたことを特徴とする調湿装置。
  7. 【請求項7】 上記加熱手段としてヒートポンプの凝縮
    器(29)を使用していることを特徴とする請求項1〜
    請求項6のいずれかの調湿装置。
  8. 【請求項8】 上記ヒートポンプの蒸発器(37)でも
    って上記冷却吸着素子(10)(20)の冷却用空気を
    冷却することを特徴とする請求項7の調湿装置。
  9. 【請求項9】 上記ヒートポンプにおいて、さらに別の
    蒸発器(38)を設け、この蒸発器(38)を除湿空気
    と熱交換させることを特徴とする請求項8の調湿装置。
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