JP2002017054A - 自動停復電試験装置 - Google Patents

自動停復電試験装置

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JP2002017054A
JP2002017054A JP2000198718A JP2000198718A JP2002017054A JP 2002017054 A JP2002017054 A JP 2002017054A JP 2000198718 A JP2000198718 A JP 2000198718A JP 2000198718 A JP2000198718 A JP 2000198718A JP 2002017054 A JP2002017054 A JP 2002017054A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験員1人で客観的な評価試験を行えるよう
にする。 【解決手段】 停復電のシミュレーションパターンを作
成しPC1−2に記憶させておく。停復電試験に際し、
制御装置1−1に、PC1−2における停復電のシミュ
レーションパターンをダウンロードする。制御装置1−
1は、このダウンロードした停復電のシミュレーション
パターンに基づいてリレーY1〜Y5をオン/オフ駆動
し、リレー接点y1〜y5をオン/オフする。y1がオ
ンとなると商用電源S1が、y2がオンとなると自家発
電源S2が、y3がオンとなると商用電源ステータス信
号S3が、y4がオンとなると自家発電源ステータス信
号S4が、y5がオンとなると警報信号(火災発生信
号)S5がビル管理システム2へ与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビル管理システ
ムなどの被試験システムの停復電試験を自動的に実施す
る自動停復電試験装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、インテリジェントビルの各設備
の状態を監視,管理,制御するビル管理システムは、監
視室に置かれる中央監視装置、各設備からのデータを収
集するデータ収集装置、各設備からの入出力をコントロ
ールするコントローラ群などの各装置から構成されてい
る。このビル管理システムは、商用電源によって24時
間稼働しており、停電時には自家発電源によってその稼
働が継続される。
【0003】停復電のパターンは色々あるため、開発段
階において、あらゆる事態を想定し、停復電試験を実施
している。従来、この停復電試験は、手動によって行っ
ていた。すなわち、試験員がタイミングを計り、ビル管
理システムへの商用電源や自家発電源,電源の状態を示
すステータス信号(商用電源ステータス信号、自家発電
源ステータス信号)を手動でオン/オフし、その結果を
確認していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな停復電の試験方法によると、 人が手動で行うため、同じ条件でシミュレーションが
行えず、客観的な評価試験が行えない. 手動でオン/オフするステータス信号が複数あるた
め、一人では行えず、手間がかかる. 停電/復電のタイミングが異なる多種類のビルの停電
および復電を再現できず、客観的な評価試験が行えな
い. などの問題があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、試験員1人
で、客観的な評価試験を行うことの可能な自動停復電試
験装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、停復電のシミュレーションパターン
を記憶手段に記憶させておき、この停復電のシミュレー
ションパターンに基づいて商用電源,自家発電源および
電源の状態を示すステータス信号を被試験システムへ与
えるようにしたものである。この発明によれば、記憶手
段に記憶されている停復電のシミュレーションパターン
に基づいて商用電源,自家発電源および電源の状態を示
すステータス信号が被試験システムへ与えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示
す自動停復電試験装置のブロック図である。同図におい
て、1は本発明の実施の形態に係る自動停復電試験装
置、2はビル管理システム(被試験システム)である。
自動停復電試験装置1は、制御装置1−1,パーソナル
コンピュータ(PC)1−2,無停電電源装置(UP
S)1−3およびリレーY1〜Y5を備えている。
【0008】制御装置1−1は、UPS1−3からの電
源の供給を受けて動作し、PC1−2からダウンロード
した後述するシミュレーションパターンに基づいてリレ
ーY1〜Y5をオン/オフ駆動する。y1〜y5はリレ
ーY1〜Y5の常開接点(リレー接点)であり、リレー
Y1のオン駆動によりリレー接点y1がオンとなり、リ
レーY2のオン駆動によりリレー接点y2がオンとな
り、リレーY3のオン駆動によりリレー接点y3がオン
となり、リレーY4のオン駆動によりリレー接点y4が
オンとなり、リレーY5のオン駆動によりリレー接点y
5がオンとなる。
【0009】本実施の形態では、リレー接点y1がオン
となると商用電源S1が、リレー接点y2がオンとなる
と自家発電源S2が、リレー接点y3がオンとなると商
用電源の状態を示す商用電源ステータス信号S3が、リ
レー接点y4がオンとなると自家発電源の状態を示す自
家発電源ステータス信号S4が、リレー接点y5がオン
となると警報信号(この例では、火災発生信号)S5が
ビル管理システム2へ与えられるようになっている。
【0010】ビル管理システム2は、監視室に置かれる
中央監視装置2−1、各設備からのデータを収集するデ
ータ収集装置2−2、各設備からの入出力をコントロー
ルするコントローラ2−3などの各装置から構成されて
いる。
【0011】図2はPC1−2の概略構成を示すブロッ
ク図である。同図において、1−21はCPU、1−2
2はRAM、1−23はROM、1−24〜1−26は
インターフェイス、1−27はディスプレイ、1−28
はキーボード、1−29はマウスである。CPU1−2
1は、インターフェイス1−24〜1−26を介して与
えられる各種入力情報を得て、ROM1−23に格納さ
れたプログラムに従い、RAM1−22にアクセスしな
がら、各種処理動作を行う。CPU1−21での各種処
理情報は、インターフェイス1−24,1−26を介し
て出力される。本実施の形態において、RAM1−22
には、停復電のシミュレーションパターンが格納されて
いる。この停復電のシミュレーションパターンは、あら
ゆる事態を想定し、試験用として事前に作成されたもの
である。
【0012】図3は制御装置1−1の概略構成を示すブ
ロック図である。同図において、1−11はCPU、1
−12はRAM、1−13はROM、1−14,1−1
5はインターフェイスである。CPU1−11は、RO
M1−23に格納されたプログラムに従い、RAM1−
22にアクセスしながら、ビル管理システム2の停復電
試験を行う。
【0013】〔停復電試験〕停復電試験に際し、制御装
置1−1のCPU1−11は、PC1−2のRAM1−
22中に格納されている停復電のシミュレーションパタ
ーンをダウンロードし、RAM1−12中に格納する。
CPU1−11は、このダウンロードした停復電のシミ
ュレーションパターンに基づいてリレーY1〜Y5をオ
ン/オフ駆動し、リレー接点y1〜y5をオン/オフす
る。図4〜図9に停復電のシミュレーションパターンを
例示する。
【0014】〔パターン1〕図4に示したパターン(パ
ターン1)は、「停電が発生したが、一瞬のうちに商用
電源が復帰した」場合のパターンである。CPU1−1
1は、このパターンに従い、最初はリレーY1をオン駆
動し、リレー接点y1をオンとして、ビル管理システム
2へ商用電源S1を供給する(t0点)。次に、t1点
において、リレーY1をオフ駆動し、リレー接点y1を
オフとし、ビル管理システム2への商用電源S1を遮断
する。この商用電源S1の遮断とほゞ同時に、リレーY
3をオン駆動し、リレー接点y3をオンとし、ビル管理
システム2への商用電源ステータス信号S3をオンとす
る(t1点)。
【0015】この後、すぐにリレーY1をオン駆動し、
リレー接点y1をオンとして、ビル管理システム2への
商用電源S1の供給を再開する(t3点)。この商用電
源S1の供給再開とほゞ同時に、リレーY3をオフ駆動
し、リレー接点y3をオフとし、ビル管理システム2へ
の商用電源ステータス信号S3をオフとする(t4
点)。
【0016】〔パターン2〕図5に示したパターン(パ
ターン2)は、「停電が発生し、自家発電に切り替えら
れ、自家発電しているときに商用電源が復帰した」場合
のパターンである。CPU1−11は、このパターンに
従い、最初はリレーY1をオン駆動し、リレー接点y1
をオンとして、ビル管理システム2へ商用電源S1を供
給する(t0点)。また、リレーY4をオン駆動し、リ
レー接点y4をオンとして、ビル管理システム2への自
家発電ステータス信号S4をオンとする(t0点)。
【0017】次に、t1点において、リレーY1をオフ
駆動し、リレー接点y1をオフとし、ビル管理システム
2への商用電源S1を遮断する。この商用電源S1の遮
断とほゞ同時に、リレーY3をオン駆動し、リレー接点
y3をオンとし、ビル管理システム2への商用電源ステ
ータス信号S3をオンとする(t2点)。そして、リレ
ーY2をオン駆動し、リレー接点y2をオンとし、ビル
管理システム2への自家発電源S2の供給を開始する
(t3点)。この自家発電源S2の供給開始とほゞ同時
に、リレーY4をオフ駆動し、リレー接点y4をオフと
し、ビル管理システム2への自家発電源ステータス信号
S4をオフとする(t4点)。
【0018】この状態をしばらく維持し、t5点におい
て、リレーY1をオン駆動し、リレー接点y1をオンと
して、ビル管理システム2への商用電源S1の供給を再
開する。この商用電源S1の供給再開とほゞ同時に、リ
レーY3をオフ駆動し、リレー接点y3をオフとし、ビ
ル管理システム2への商用電源ステータス信号S3をオ
フとする(t6点)。そして、リレーY2をオフ駆動
し、リレー接点y2をオフとし、ビル管理システム2へ
の自家発電源S2の供給を遮断する(t7点)。この自
家発電源S2の遮断とほゞ同時に、リレーY4をオン駆
動し、リレー接点y4をオンとし、ビル管理システム2
への自家発電源ステータス信号S4をオンとする(t8
点)。
【0019】〔パターン3〕図6に示したパターン(パ
ターン3)は、「火災が発生し、停電となり、火災を鎮
火し、停電が復帰した」場合のパターンである。CPU
1−11は、このパターンに従い、最初はリレーY1を
オン駆動し、リレー接点y1をオンとして、ビル管理シ
ステム2へ商用電源S1を供給する(t0点)。次に、
t1点において、リレーY5をオン駆動し、リレー接点
y5をオンとし、ビル管理システム2への火災発生信号
S5をオンとする。この火災発生信号S5のオン後、リ
レーY1をオフ駆動し、リレー接点y1をオフとし、ビ
ル管理システム2への商用電源S1を遮断する(t2
点)。この商用電源S1の遮断とほゞ同時に、リレーY
3をオン駆動し、リレー接点y3をオンとし、ビル管理
システム2への商用電源ステータス信号S3をオンとす
る(t3点)。
【0020】そして、しばらく経った後、リレーY5を
オフ駆動し、リレー接点y5をオフとし、ビル管理シス
テム2への火災発生信号S5をオフとする(t4点)。
この火災発生信号S5のオフ後、リレーY1をオン駆動
し、リレー接点y1をオンとして、ビル管理システム2
へ商用電源S1の供給を再開する(t5点)。この商用
電源S1の供給再開とほゞ同時に、リレーY3をオフ駆
動し、リレー接点y3をオフとし、ビル管理システム2
への商用電源ステータス信号S3をオフとする(t6
点)。
【0021】〔パターン4〕図7に示したパターン(パ
ターン4)は、「火災が発生し、停電となった。自家発
電源に切り替え運転は継続した。火災が鎮火したことを
受けて火災発生信号がオフした」場合のパターンであ
る。CPU1−11は、このパターンに従い、最初はリ
レーY1をオン駆動し、リレー接点y1をオンとして、
ビル管理システム2へ商用電源S1を供給する(t0
点)。また、リレーY4をオン駆動し、リレー接点y4
をオンとして、ビル管理システム2への自家発電ステー
タス信号S4をオンとする(t0点)。
【0022】次に、t1点において、リレーY5をオン
駆動し、リレー接点y5をオンとし、ビル管理システム
2への火災発生信号S5をオンとする。この火災発生信
号S5のオン後、リレーY1をオフ駆動し、リレー接点
y1をオフとし、ビル管理システム2への商用電源S1
を遮断する(t2点)。この商用電源S1の遮断とほゞ
同時に、リレーY3をオン駆動し、リレー接点y3をオ
ンとし、ビル管理システム2への商用電源ステータス信
号S3をオンとする(t3点)。そして、リレーY2を
オン駆動し、リレー接点y2をオンとし、ビル管理シス
テム2への自家発電源S2の供給を開始する(t4
点)。この自家発電源S2の供給開始とほゞ同時に、リ
レーY4をオフ駆動し、リレー接点y4をオフとし、ビ
ル管理システム2への自家発電源ステータス信号S4を
オフとする(t5点)。
【0023】そして、しばらく経った後、リレーY5を
オフ駆動し、リレー接点y5をオフとし、ビル管理シス
テム2への火災発生信号S5をオフとする(t6点)。
この火災発生信号S5のオフ後、リレーY2をオフ駆動
し、リレー接点y2をオフとして、ビル管理システム2
へ自家発電源S2の供給を遮断する(t7点)。この自
家発電源S2の遮断とほゞ同時に、リレーY4をオン駆
動し、リレー接点y4をオンとし、ビル管理システム2
への自家発電源ステータス信号S4をオンとする(t8
点)。 〔パターン5〕図8に示したパターン(パターン5)
は、「停電が発生した後に火災が発生した。自家発電源
のまま運転を継続した。火災が鎮火し、商用電源が復帰
した」場合のパターンである。CPU1−11は、この
パターンに従い、最初はリレーY1をオン駆動し、リレ
ー接点y1をオンとして、ビル管理システム2へ商用電
源S1を供給する(t0点)。また、リレーY4をオン
駆動し、リレー接点y4をオンとして、ビル管理システ
ム2への自家発電ステータス信号S4をオンとする(t
0点)。
【0024】次に、t1点において、リレーY1をオフ
駆動し、リレー接点y1をオフとし、ビル管理システム
2への商用電源S1を遮断する。この商用電源S1の遮
断とほゞ同時に、リレーY3をオン駆動し、リレー接点
y3をオンとし、ビル管理システム2への商用電源ステ
ータス信号S3をオンとする(t2点)。そして、リレ
ーY2をオン駆動し、リレー接点y2をオンとし、ビル
管理システム2への自家発電源S2の供給を開始する
(t3点)。この自家発電源S2の供給開始とほゞ同時
に、リレーY4をオフ駆動し、リレー接点y4をオフと
し、ビル管理システム2への自家発電源ステータス信号
S4をオフとする(t4点)。
【0025】次に、t5点において、リレーY5をオン
駆動し、リレー接点y5をオンとし、ビル管理システム
2への火災発生信号S5をオンとする。そして、しばら
く経った後、リレーY5をオフ駆動し、リレー接点y5
をオフとし、ビル管理システム2への火災発生信号S5
をオフとする(t6点)。この火災発生信号S5のオフ
後、リレーY2をオフ駆動し、リレー接点y2をオフと
して、ビル管理システム2へ自家発電源S2の供給を遮
断する(t7点)。この自家発電源S2の遮断とほゞ同
時に、リレーY4をオン駆動し、リレー接点y4をオン
とし、ビル管理システム2への自家発電源ステータス信
号S4をオンとする(t8点)。そして、リレーY1を
オン駆動し、リレー接点y1をオンとし、ビル管理シス
テム2への商用電源S1の供給を再開する(t9点)。
この商用電源S1の供給再開とほゞ同時に、リレーY3
をオフ駆動し、リレー接点y3をオフとし、ビル管理シ
ステム2への商用電源ステータス信号S3をオフとする
(t10点)。
【0026】〔パターン6〕図9に示したパターン(パ
ターン6)は、「停電が発生し、自家発電源に切り替
え、運転を継続した。このとき、火災が発生し、自家発
電源をオフし、運転停止した。一定時間経過後、商用電
源が復帰し、火災が鎮火し、これを受けて火災発生信号
がオフした」場合のパターンである。CPU1−11
は、このパターンに従い、最初はリレーY1をオン駆動
し、リレー接点y1をオンとして、ビル管理システム2
へ商用電源S1を供給する(t0点)。また、リレーY
4をオン駆動し、リレー接点y4をオンとして、ビル管
理システム2への自家発電源ステータス信号S4をオン
とする(t0点)。
【0027】次に、t1点において、リレーY1をオフ
駆動し、リレー接点y1をオフとし、ビル管理システム
2への商用電源S1を遮断する。この商用電源S1の遮
断とほゞ同時に、リレーY3をオン駆動し、リレー接点
y3をオンとし、ビル管理システム2への商用電源ステ
ータス信号S3をオンとする(t2点)。そして、リレ
ーY2をオン駆動し、リレー接点y2をオンとし、ビル
管理システム2への自家発電源S2の供給を開始する
(t3点)。この自家発電源S2の供給開始とほゞ同時
に、リレーY4をオフ駆動し、リレー接点y4をオフと
し、ビル管理システム2への自家発電源ステータス信号
S4をオフとする(t4点)。
【0028】次に、t5点において、リレーY5をオン
駆動し、リレー接点y5をオンとし、ビル管理システム
2への火災発生信号S5をオンとする。そして、しばら
く経った後、リレーY2をオフ駆動し、リレー接点y2
をオフとし、ビル管理システム2への自家発電源S2を
遮断する(t6点)。この自家発電源S2の遮断とほゞ
同時に、リレーY4をオン駆動し、リレー接点y4をオ
ンとし、ビル管理システム2への自家発電源ステータス
信号S4をオンとする(t7点)。
【0029】そして、一定時間Tの経過後、リレーY1
をオン駆動し、リレー接点y1をオンとし、ビル管理シ
ステム2への商用電源S1の供給を再開する(t8
点)。この商用電源S1の供給再開とほゞ同時に、リレ
ーY3をオフ駆動し、リレー接点y3をオフとし、ビル
管理システム2への商用電源ステータス信号S3をオフ
とする(t9点)。その後、リレーY5をオフ駆動し、
リレー接点y5をオフとし、ビル管理システム2への火
災発生信号S5をオフとする(t10点)。
【0030】このようにして、制御装置1−1のCPU
1−11は、PC1−2からダウンロードしたRAM1
−12中の停復電のシミュレーションパターンに基づい
てリレーY1〜Y5をオン/オフ駆動し、リレー接点y
1〜y5をオン/オフし、ビル管理システム2へ商用電
源S1,自家発電源S2,商用電源ステータス信号S
3,自家発電源ステータス信号S4,火災発生信号S5
を与え、ビル管理システム2の停電および復電の制御を
行う。このビル管理システム2の停電および復電の制御
結果(停復電のシミュレーション結果)は制御装置1−
1にフィードバックされる。
【0031】制御装置1−1のCPU1−11はビル管
理システム2からの停復電のシミュレーション結果およ
び使用した停復電のシミュレーションパターンをPC1
−2へ送る。PC1−2のCPU1−21は、制御装置
1−1から送られてきたビル管理システム2における停
復電のシミュレーション結果および使用した停復電のシ
ミュレーションパターンを、視覚的に比較可能にディス
プレイ1−28上に表示する。
【0032】これにより、試験員1人で、客観的な評価
試験を行うことが可能となる。また、確実に評価するこ
とにより、評価のばらつきがなくなる。また、最も効果
的なシミュレーションパターンの選択を行うことによ
り、効率的で最適な試験を実施することが可能となる。
【0033】なお、停復電のシミュレーションパターン
は、PC1−2において変更可能であり、動作時に必要
なパラメータの設定も可能である。また、PC1−2に
おいて、新たな停復電のシミュレーションパターンを作
り、RAM1−22中に格納させることもできる。ま
た、停復電のシミュレーション結果をPC1−2のRA
M1−22に蓄積することにより、従来できなかった試
験後の実施内容の確認などのシミュレーション条件のト
レースが行える他、文書による記録として残すことも可
能になり、同条件でのシミュレーションの再現性を向上
させることが可能となる。
【0034】上述においては、警報信号S5を火災発生
信号としたが、警報信号S5は火災発生信号に限られる
ものではない。火災が実際に発生した場合、火災発生信
号は、火災が鎮火しても自動的にオフとはならない。火
災発生時に停止した機器をチェックし、問題ないことを
確認して(火災鎮火)、予め定められた一番最後の機器
を手動で元に戻したとき(火災解除)、これをデータ収
集装置2−2で認識し、火災発生信号をオフする。すな
わち、火災発生信号のオン/オフのタイミングは予め決
められているのではなく、状況に応じて変化する。した
がって、シミュレーションする際の火災発生信号S5
も、状況に応じて色々なタイミングを想定する。また、
警報信号S5は、必ずしも停復電のシミュレーションパ
ターンに入れなくてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、記憶手段に記憶されている停復電のシミ
ュレーションパターンに基づいて商用電源,自家発電源
および電源関係のステータス信号が被試験システムへ与
えられるものとなり、被試験システムにおける停復電の
シミュレーション結果と使用した停復電のシミュレーシ
ョンパターンとを比較することにより、試験員1人で、
客観的な評価試験を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を示す自動停復電試験
装置のブロック図である。
【図2】 この自動停復電試験装置に用いるパーソナル
コンピュータ(PC)の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 この自動停復電試験装置に用いる制御装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図4】 停復電のシミュレーションパターン(パター
ン1)を例示する図である。
【図5】 停復電のシミュレーションパターン(パター
ン2)を例示する図である。
【図6】 停復電のシミュレーションパターン(パター
ン3)を例示する図である。
【図7】 停復電のシミュレーションパターン(パター
ン4)を例示する図である。
【図8】 停復電のシミュレーションパターン(パター
ン5)を例示する図である。
【図9】 停復電のシミュレーションパターン(パター
ン6)を例示する図である。
【符号の説明】
1…自動停復電試験装置、2…ビル管理システム(被試
験システム)、1−1…制御装置、1−11…CPU、
1−12…RAM、1−13…ROM、1−14,1−
15…インターフェイス、1−2…パーソナルコンピュ
ータ(PC)、1−21…CPU、1−22…RAM、
1−23…ROM、1−24〜1−26…インターフェ
イス、1−27…ディスプレイ、1−28…キーボー
ド、1−29…マウス、1−3…無停電電源装置(UP
S)、Y1〜Y5…リレー、y1〜y5…リレー接点、
S1…商用電源、S2…自家発電源、S3…商用電源ス
テータス信号、S4…自家発電源ステータス信号、S5
…警報信号(火災発生信号)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停復電のシミュレーションパターンを記
    憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている停復電のシミュレーショ
    ンパターンに基づいて商用電源,自家発電源および電源
    の状態を示すステータス信号を被試験システムへ与える
    制御手段とを備えたことを特徴とする自動停復電試験装
    置。
  2. 【請求項2】 停復電のシミュレーションパターンを記
    憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されている停復電のシミュレーショ
    ンパターンに基づいて商用電源,自家発電源および電源
    の状態を示すステータス信号を被試験システムへ与える
    制御手段と、 この制御手段によって商用電源,自家発電源および電源
    の状態を示すステータス信号が与えられた被試験システ
    ムにおける停復電のシミュレーション結果を表示する表
    示手段とを備えたことを特徴とする自動停復電試験装
    置。
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