JP2002016924A - トランスコーダ装置およびトランスコード方法 - Google Patents

トランスコーダ装置およびトランスコード方法

Info

Publication number
JP2002016924A
JP2002016924A JP2000197871A JP2000197871A JP2002016924A JP 2002016924 A JP2002016924 A JP 2002016924A JP 2000197871 A JP2000197871 A JP 2000197871A JP 2000197871 A JP2000197871 A JP 2000197871A JP 2002016924 A JP2002016924 A JP 2002016924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
mpeg2
dct
motion vector
superimposed area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000197871A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Yamamoto
直人 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000197871A priority Critical patent/JP2002016924A/ja
Publication of JP2002016924A publication Critical patent/JP2002016924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG2データに、文字や画像データ等の
スーパーインポーズ処理を行い、MPEG2データに再
符号化する際、デコード/エンコード間での画質劣化を
抑制する。 【解決手段】 ビデオデコーダ4は、デコードされたM
PEG2ストリームの符号化パラメータ105をビデオ
エンコーダ6に出力する機能を備える。スーパーインポ
ーズ5は、スーパーインポーズの領域を検出する回路を
備え、スーパーインポーズ領域識別信号108をビデオ
エンコーダ5に出力する。ビデオエンコーダ6は、スー
パーインポーズ領域識別信号108を用いてMPEG2
ストリームから得られたデコードされたMPEGストリ
ームの符号化パラメータ105とビデオエンコーダ6内
で求めた符号化パラメータを、スーパーインポーズ領域
識別信号108に従って適応的に切り替え符号化処理を
行う。よって、最小限の画質劣化で文字や画像情報を重
畳することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランスコーダ装
置およびトランスコード方法に関し、特に、スーパーイ
ンポーズ機能を備えたトランスコーダ装置およびトラン
スコード方法である。
【0002】本発明は、トランスコーダ装置およびトラ
ンスコード方法に関し、特に、MPEG2(“Generic
coding of Moving Pictures and associated audio inf
ormation”,ISO/IEC13818)符号化方式に代表される動き
補償手段を備えた画像符号化装置で生成したストリーム
に対して、画質劣化を抑えながら文字や画像データを重
畳するスーパーインポーズ機能を備えたトランスコーダ
装置およびトランスコード方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、トランスコーダ装置およびトラン
スコード方法は、例えば、文字や画像データを重畳する
スーパーインポーズ機能を備えて構成される。なお、放
送局では、局内の映像信号ネットワークとして、SDTV信
号ではSDI(Serial Digital Interface) 、SMPTE-259M規
格:“10-bit4:2:2Component and 4fsc Composite Digi
tal Signals-Serial Digital Interface”、HDTV信号で
はHD-SDI、SMPTE-292M規格:“Bit-Serial Digital Int
erface for High-Definition Television Systems ”が
一般的に用いられている。
【0004】近年、画像や音声コンテンツを効率よく圧
縮する規格としてMPEG2方式が規格化され、SNG(Sa
tellite News Gathering) やVCR(Video Cassette Recor
der)等の放送用機材もMPEG2を用いた機種が開発さ
れている。このような機材間のI/F に従来用いられてき
た非圧縮のSDI/HD-SDIを用いると、I/F 間でデコード
(伸張)、エンコード(圧縮)を繰り返すため伝送回数
に従って画質劣化が発生するため、MPEG2ストリー
ムを直接伝送する方式としてSMPTE-310M規格:“Synchr
onous Serial Interface for MPEG-2Digital Transport
Streams”が規格化されている。
【0005】局内で用いられる業務用のMPEG2規格
は、4:2:2クロマフォーマットで記録されていた
り、符号化ビットレートが高いため、ディジタル放送で
は4:2:0クロマフォーマットに変換したり、より低
い符号化レートに変換するトランスコーダ(再符号化装
置)が必要となる。
【0006】多様な符号化装置で符号化されたMPEG
2ストリームの特性を考慮せず、フォーマット変換やビ
ットレート変換を行うと、エンコーダが異なる場合には
パラメータの差異により再生画質が顕著に劣化する。特
に、再符号化前後のビットレートが同じストリームに文
字や図形情報をスーパーインポーズする場合、スーパー
インポーズ前後で画像の特性が大きく変わることによ
り、スーパーインポーズが行われていない領域での画質
劣化が発生し、再生画像品質が著しく低下するという課
題がある。
【0007】この問題を解決する策として、例えば、特
開平9−912833号公報に示されるように、MPE
G2ストリームに文字や画像データを直接重畳すること
なく、別データとして伝送し、STB側のOSD(On S
creen Display )機能を利用して表示する方法が開示さ
れている。
【0008】また、ビットレート変換や解像度変換を行
う方式として、特開平7−95090号公報に示される
ように、MPEG2ストリームに含まれる符号化パラメ
ータを用いてより効率的な制御を行う方式が開示されて
いる。この方式は、異なるエンコーダを使用すると、1
段目のエンコーダと2段目のエンコーダで使用する量子
化マトリクスや、動ベクトルデータの差異による画質劣
化を防ぐことが出来る。このため、同じ画像に対して処
理を行う場合、再生画像品質の劣化を最小限に抑えるこ
とができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
先願発明例1においては、一般にSTBの持つOSD機
能は、業務用に用いられるOSD装置と比べ機能が貧弱
であり、文字情報の重畳に関しても数種類のフォントし
か持たない。このため、表現力が劣ったり、多国語対応
となっていないなどの問題がある。
【0010】また、上記の先願発明例2においては、ス
ーパーインポーズ処理は、一般的に画像の一部のみに文
字等が付加されるため、画像の特性が大きく変わる処理
にこのようなトランスコーディング方式は考慮していな
いという問題がある。
【0011】本発明は、MPEG2ストリームに対し、
スーパーインポーズ処理を行う場合に、画質劣化を最大
限抑えながら再びMPEG2ストリームを生成する、ト
ランスコーダ装置およびトランスコード方法を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のトランスコーダ装置は、M
PEG2ストリームの復号を行う際に、MPEG2スト
リームの符号化パラメータをピクチャ毎に取得する機能
を備えたMPEG2デコーダ回路と、スーパーインポー
ズを行う領域を検出するスーパーインポーズ領域検出回
路を備えて文字情報、または/および、画像情報をデコ
ードした映像信号に重畳するスーパーインポーズ回路
と、スーパーインポーズした映像信号を再びMPEG2
符号化するMPEG2エンコーダ回路とを具備し、スー
パーインポーズ機能が構成されたことを特徴としてい
る。
【0013】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
トランスコーダ装置において、MPEG2エンコーダ回
路は、スーパーインポーズ領域検出回路から出力される
スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG2
エンコーダ回路内の動き補償回路で用いる動ベクトルデ
ータを、MPEG2エンコーダ回路内の動ベクトル算出
回路から求めた動ベクトルデータとMPEG2デコーダ
回路から取得した動ベクトルデータとに、適応的に選択
する動ベクトル選択回路を備えるとよい。
【0014】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
トランスコーダ装置において、MPEG2エンコーダ回
路は、スーパーインポーズ領域検出回路から出力される
スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG2
エンコーダ回路内のDCT回路で用いるフレームDC
T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
を、MPEG2エンコーダ回路内のDCTモード判定回
路から求めたDCTモード情報と、MPEG2デコーダ
回路から取得したDCTモード情報とに、適応的に選択
するDCTモード選択回路を備えるとよい。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
トランスコーダ装置において、MPEG2エンコーダ回
路は、スーパーインポーズ検出回路から出力されるスー
パーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG2エン
コーダ回路内の量子化回路で用いる量子化ステップ値
を、MPEG2デコーダ回路から取得した量子化ステッ
プ値と該MPEGエンコーダ回路内のDCTアクティビ
ティ値、または/および、VLCバッファの状態から求
めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化ス
テップ値選択回路を備えるとよい。
【0016】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
トランスコーダ装置において、MPEG2エンコーダ回
路は、スーパーインポーズ領域検出回路から出力される
スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG2
エンコーダ回路内の動き補償回路で用いる動ベクトルデ
ータを、MPEG2エンコーダ回路内の動ベクトル算出
回路から求めた動ベクトルデータとMPEG2デコーダ
回路から取得した動ベクトルデータとに、適応的に選択
する動ベクトル選択回路と、スーパーインポーズ領域検
出回路から出力されるスーパーインポーズ領域識別信号
を用いて、MPEG2エンコーダ回路内のDCT回路で
用いるフレームDCT、フィールドDCTの切り替えを
行うDCTモードを、MPEG2エンコーダ回路内のD
CTモード判定回路から求めたDCTモード情報とMP
EG2デコーダ回路から取得したDCTモード情報と
に、適応的に選択するDCTモード選択回路とを備える
とよい。
【0017】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
トランスコーダ装置において、MPEG2エンコーダ回
路は、スーパーインポーズ領域検出回路から出力される
スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG2
エンコーダ回路内の動き補償回路で用いる動ベクトルデ
ータを、MPEG2エンコーダ回路内の動ベクトル算出
回路から求めた動ベクトルデータとMPEG2デコーダ
回路から取得した動ベクトルデータとに、適応的に選択
する動ベクトル選択回路と、スーパーインポーズ検出回
路から出力されるスーパーインポーズ領域識別信号を用
いて、MPEG2エンコーダ回路内の量子化回路で用い
る量子化ステップ値を、MPEG2デコーダ回路から取
得した量子化ステップ値とMPEGエンコーダ回路内の
DCTアクティビティ値、または/および、VLCバッ
ファの状態から求めた量子化ステップ値とに、適応的に
選択する量子化ステップ値選択回路とを備えるとよい。
【0018】請求項7記載の発明では、請求項1記載の
トランスコーダ装置において、MPEG2エンコーダ回
路は、スーパーインポーズ領域検出回路から出力される
スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG2
エンコーダ回路内のDCT回路で用いるフレームDC
T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
を、MPEG2エンコーダ回路内のDCTモード判定回
路から求めたDCTモード情報とMPEG2デコーダ回
路から取得したDCTモード情報とに、適応的に選択す
るDCTモード選択回路と、スーパーインポーズ検出回
路から出力されるスーパーインポーズ領域識別信号を用
いて、MPEG2エンコーダ回路内の量子化回路で用い
る量子化ステップ値を、MPEG2デコーダ回路から取
得した量子化ステップ値とMPEGエンコーダ回路内の
DCTアクティビティ値、または/および、VLCバッ
ファの状態から求めた量子化ステップ値とに、適応的に
選択する量子化ステップ値選択回路とを備えるとよい。
【0019】請求項8記載の発明では、請求項1記載の
トランスコーダ装置において、MPEG2エンコーダ回
路は、スーパーインポーズ領域検出回路から出力される
スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG2
エンコーダ回路内の動き補償回路で用いる動ベクトルデ
ータを、MPEG2エンコーダ回路内の動ベクトル算出
回路から求めた動ベクトルデータとMPEG2デコーダ
回路から取得した動ベクトルデータとに、適応的に選択
する動ベクトル選択回路と、スーパーインポーズ領域検
出回路から出力されるスーパーインポーズ領域識別信号
を用いて、MPEG2エンコーダ回路内のDCT回路で
用いるフレームDCT、フィールドDCTの切り替えを
行うDCTモードを、MPEG2エンコーダ回路内のD
CTモード判定回路から求めたDCTモード情報とMP
EG2デコーダ回路から取得したDCTモード情報と
に、適応的に選択するDCTモード選択回路と、スーパ
ーインポーズ検出回路から出力されるスーパーインポー
ズ領域識別信号を用いて、MPEG2エンコーダ回路内
の量子化回路で用いる量子化ステップ値を、MPEG2
デコーダ回路から取得した量子化ステップ値とMPEG
エンコーダ回路内のDCTアクティビティ値、または/
および、VLCバッファの状態から求めた量子化ステッ
プ値とに、適応的に選択する量子化ステップ値選択回路
とを備えるとよい。
【0020】請求項9記載の発明のトランスコード方法
は、MPEG2ストリームの復号を行う際に、MPEG
2ストリームの符号化パラメータをピクチャ毎に取得す
るMPEG2デコード工程と、スーパーインポーズを行
う領域を検出するスーパーインポーズ領域検出工程を備
えて文字情報、または/および、画像情報をデコードし
た映像信号に重畳するスーパーインポーズ工程と、スー
パーインポーズ工程は、スーパーインポーズを行う領域
を検出するスーパーインポーズ領域検出工程を備えるこ
とを特徴としている。
【0021】請求項10記載の発明では、請求項9記載
のトランスコード方法において、MPEG2エンコード
工程は、スーパーインポーズ領域検出工程から出力され
るスーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG
2エンコード工程内の動き補償工程で用いる動ベクトル
データを、MPEG2エンコード工程内の動ベクトル算
出工程から求めた動ベクトルデータとMPEG2デコー
ド工程から取得した動ベクトルデータとに、適応的に選
択する動ベクトル選択工程を備えるとよい。
【0022】請求項11記載の発明では、請求項9記載
のトランスコード方法において、MPEG2エンコード
工程は、スーパーインポーズ領域検出工程から出力され
るスーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG
2エンコード工程内のDCT工程で用いるフレームDC
T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
を、MPEG2エンコード工程内のDCTモード判定工
程から求めたDCTモード情報とMPEG2デコード工
程から取得したDCTモード情報とに、適応的に選択す
るDCTモード選択工程を備えるとよい。
【0023】請求項12記載の発明では、請求項9記載
のトランスコード方法において、MPEG2エンコード
工程は、スーパーインポーズ検出工程から出力されるス
ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG2エ
ンコード工程内の量子化工程で用いる量子化ステップ値
を、MPEG2デコード工程から取得した量子化ステッ
プ値とMPEGエンコード工程内のDCTアクティビテ
ィ値、または/および、VLCバッファの状態から求め
た量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化ステ
ップ値選択工程を備えるとよい。
【0024】請求項13記載の発明では、請求項9記載
のトランスコード方法において、MPEG2エンコード
工程は、スーパーインポーズ領域検出工程から出力され
るスーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG
2エンコード工程内の動き補償工程で用いる動ベクトル
データを、MPEG2エンコード工程内の動ベクトル算
出工程から求めた動ベクトルデータとMPEG2デコー
ド工程から取得した動ベクトルデータとに、適応的に選
択する動ベクトル選択工程と、スーパーインポーズ領域
検出工程から出力されるスーパーインポーズ領域識別信
号を用いて、MPEG2エンコード工程内のDCT工程
で用いるフレームDCT、フィールドDCTの切り替え
を行うDCTモードを、MPEG2エンコード工程内の
DCTモード判定工程から求めたDCTモード情報とM
PEG2デコード工程から取得したDCTモード情報と
に、適応的に選択するDCTモード選択工程とを備える
とよい。
【0025】請求項14記載の発明では、請求項9記載
のトランスコード方法において、MPEG2エンコード
工程は、スーパーインポーズ領域検出工程から出力され
るスーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG
2エンコード工程内の動き補償工程で用いる動ベクトル
データを、MPEG2エンコード工程内の動ベクトル算
出工程から求めた動ベクトルデータとMPEG2デコー
ド工程から取得した動ベクトルデータとに、適応的に選
択する動ベクトル選択工程と、スーパーインポーズ検出
工程から出力されるスーパーインポーズ領域識別信号を
用いて、MPEG2エンコード工程内の量子化工程で用
いる量子化ステップ値を、MPEG2デコード工程から
取得した量子化ステップ値と該MPEGエンコード工程
内のDCTアクティビティ値、または/および、VLC
バッファの状態から求めた量子化ステップ値とに、適応
的に選択する量子化ステップ値選択工程とを備えるとよ
い。
【0026】請求項15記載の発明では、請求項9記載
のトランスコード方法において、MPEG2エンコード
工程は、スーパーインポーズ領域検出工程から出力され
るスーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG
2エンコード工程内のDCT工程で用いるフレームDC
T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
を、MPEG2エンコード工程内のDCTモード判定工
程から求めたDCTモード情報とMPEG2デコード工
程から取得したDCTモード情報とに、適応的に選択す
るDCTモード選択工程と、スーパーインポーズ検出工
程から出力されるスーパーインポーズ領域識別信号を用
いて、MPEG2エンコード工程内の量子化工程で用い
る量子化ステップ値を、MPEG2デコード工程から取
得した量子化ステップ値とMPEGエンコード工程内の
DCTアクティビティ値、または/および、VLCバッ
ファの状態から求めた量子化ステップ値とに、適応的に
選択する量子化ステップ値選択工程とを備えるとよい。
【0027】請求項16記載の発明では、請求項9記載
のトランスコード方法において、MPEG2エンコード
工程は、スーパーインポーズ領域検出工程から出力され
るスーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPEG
2エンコード工程内の動き補償工程で用いる動ベクトル
データを、MPEG2エンコード工程内の動ベクトル算
出工程から求めた動ベクトルデータとMPEG2デコー
ド工程から取得した動ベクトルデータとに、適応的に選
択する動ベクトル選択工程と、スーパーインポーズ領域
検出工程から出力されるスーパーインポーズ領域識別信
号を用いて、MPEG2エンコード工程内のDCT工程
で用いるフレームDCT、フィールドDCTの切り替え
を行うDCTモードを、MPEG2エンコーダ回路内の
DCTモード判定回路から求めたDCTモード情報とM
PEG2デコード工程から取得したDCTモード情報と
に、適応的に選択するDCTモード選択工程と、スーパ
ーインポーズ検出工程から出力されるスーパーインポー
ズ領域識別信号を用いて、MPEG2エンコード工程内
の量子化工程で用いる量子化ステップ値を、MPEG2
デコード工程から取得した量子化ステップ値とMPEG
エンコード工程内のDCTアクティビティ値、または/
および、VLCバッファの状態から求めた量子化ステッ
プ値とに、適応的に選択する量子化ステップ値選択工程
とを備えるとよい。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるトランスコーダ装置の実施の形態を詳細に説明す
る。図1から図11を参照すると、本発明のトランスコ
ーダ装置およびトランスコード方法の一実施形態が示さ
れている。なお、図中で同じ機能を有する回路には同じ
番号を付している。
【0029】図1は、本発明のシステム構成の概要を示
すブロック図である。本実施形態のトランスコーダ装置
は、TSデコーダ1、音声遅延メモリ2、TSエンコー
ダ3、ビデオデコーダ4、スーパーインポーズ5、ビデ
オエンコーダ6で構成される。
【0030】TSデコーダ1は、伝送されるMPEG2
−TS(トランスポートストリーム)100から映像信
号と音声信号を分離し、映像信号をMPEG2映像スト
リーム103としてビデオデコーダ4に、音声信号を音
声ストリーム101として音声遅延メモリ2にそれぞれ
出力する。
【0031】音声遅延メモリ2は、映像信号と音声信号
を同期させるための遅延メモリで、ビデオエンコーダ
4、スーパーインポーズ5、ビデオエンコーダ6で映像
信号が遅延する時間、音声ストリーム101を遅延し、
遅延した音声ストリーム102としてTSエンコーダ3
に出力する。ここで、音声ストリームは、MPEG2符
号化方式で圧縮されたものや非圧縮のPCMデータ等で
構成される。本実施例では、音声データのビットレート
変換やアフレコ処理(差し替え)を想定していないた
め、映像信号と同期させるための遅延メモリを用いてい
るが、音声信号の再処理を必要とする場合、遅延メモリ
2に加え再処理用の音声エンコーダが必要となる。ま
た、映像、音声以外のデータがTSストリームに含まれ
る場合、外部メモリを用いて遅延やデータの再生成が必
要となる。しかし本実施例は、映像信号の処理が主目的
であるため省略している。
【0032】図2は、ビデオデコーダ4の詳細な回路構
成例を示したもので、VLD(可変長符号復号器)回路
20、逆量子化回路21、逆DCT回路22、動き補償
回路23、パラメータメモリ24で構成される。
【0033】VLD回路20は、MPEG2映像ストリ
ーム103から可変長復号を行い、デコードされたMP
EG2ストリームの符号化パラメータ105をパラメー
タメモリ24へ、映像データである量子化係数値データ
123を逆量子化回路21へ出力する。ここで、デコー
ドされたMPEG2ストリームの符号化パラメータ10
5はマクロブロック毎の符号化ビット数126とMPE
G2規格のシーケンス層以下のパラメータ、ピクチャタ
イプ、フレーム毎の符号化ビット数127、VBVディ
レイ値、量子化マトリクス、マクロブロックタイプ、動
ベクトルデータ122、量子化スケール値120(量子
化スケールコードを量子化スケールタイプに従ってデコ
ードしたもの)、DCTモード情報121等で構成され
る。
【0034】逆量子化回路21は、量子化係数値データ
123とマクロブロック単位で量子化スケール値120
をパラメータメモリから読み出して逆量子化処理を行
い、DCT係数値データ124を逆DCT回路22に出
力する。逆量子化処理で使用する量子化マトリクスがユ
ーザー定義のものを利用する場合、パラメータメモリか
ら量子化マトリクスも読み込むものとする。
【0035】逆DCT回路22は、DCT係数値データ
124とDCTモード情報121を用いて逆DCT処理
を行い、差分映像データ125を動き補償回路23に出
力する。
【0036】動き補償回路23は、内部にそれぞれ前方
向予測用、後方向予測用のフレームメモリを有し、差分
映像データ125と動ベクトルデータ122を用いて動
き補償処理を行い、デコードされた映像データ106を
スーパーインポーズ回路5に出力する。
【0037】パラメータメモリ24は、VLD回路20
で復号されたデコードされたMPEG2ストリームの符
号化パラメータ105をフレーム単位で保持している。
【0038】図3は、スーパーインポーズ5の構成例を
示す図で、文字・画像発生回路30、ミックス回路3
1、スーパーインポーズ領域検出回路32で構成され
る。
【0039】文字・画像発生回路30は、スーパーイン
ポーズする文字、画像データ104よりミックスするデ
コードされた映像データ106の画面サイズに合わせて
文字や画像データを生成し、ミックス回路31とスーパ
ーインポーズ領域検出回路32に出力する。
【0040】ミックス回路31は、デコードされた映像
データ106とスーパーインポーズする画像データ13
0をミックスし、スーパーインポーズ処理された映像デ
ータ107を出力する。
【0041】スーパーインポーズ領域検出回路32は、
デコードされた映像データ106のどの座標にスーパー
インポーズされるデータがあるかを検出し、座標情報を
スーパーインポーズ領域識別信号108としてビデオエ
ンコーダ6に出力する。
【0042】図10にスーパー領域の検出例を示す。座
標情報は画素単位でも良いが、MPEG2規格は映像デ
ータの制御がマクロブロック単位で行われる。このた
め、座標情報もマクロブロックアドレス単位とすること
で領域情報の蓄積に必要なメモリ量を削減することがで
きる。図10では、左上座標を(1,1)とし、横方向
15マクロブロック、縦方向10マクロブロックで構成
される画面の座標(5,2)の、マクロブロックから座
標(9,3)のマクロブロックまで文字情報が重畳され
ている例を示しており、マクロブロック領域信号は座標
(5,2)−(9,3)の矩形領域だけスーパーインポ
ーズされている識別信号を出力する。
【0043】次に、ビデオエンコーダ6について説明す
る。図4は、一般的なビデオエンコーダ6の構成例を示
したもので、動ベクトル探索回路40、動き補償回路4
1、DCTモード判定回路42、DCT回路43、量子
化制御回路44、量子化回路45、VLC(可変長符号
化)回路46で構成される。スーパーインポーズ処理さ
れた映像データ107は、ビデオエンコーダの入力映像
データであるため、ここでは入力映像データ107とし
て説明する。
【0044】動ベクトル検索回路40は、フレーム間予
測を用いての時間相関の最も高い動ベクトルデータ14
0を算出し、動き補償回路41に出力する。ここで、動
ベクトルデータは予測元となったフレームの時間情報と
移動距離で構成される。
【0045】動き補償回路41は、予測元映像データを
蓄積するフレームメモリを有し、動ベクトルデータ14
0に従って入力映像データ107と予測元映像データの
差分を求め、差分映像データ141としてDCTモード
判定回路42とDCT回路43に出力する。ここで、予
測元映像データは、動き補償回路内のローカルデコード
部で量子化係数値データ145を逆量子化処理と逆DC
T処理から求めたものである。
【0046】DCTモード判定回路42は、フィールド
・フレーム適応DCT変換を用いる場合の変換モードを
算出する。一般的には、輝度信号マクロブロックの垂直
方向に関して、連続的なライン差分と1ライン毎の差分
値を比較して連続的なライン差分値の方が小さい場合、
フレームDCT、1ライン毎の差分値が小さい場合、フ
ィールドDCT変換を行うものとしてDCT回路43に
DCTモード情報142を出力する。
【0047】DCT回路43は、差分画像データ141
に対してDCTモード情報142を用いてマクロブロッ
ク毎に最適なDCT変換を行い、量子化制御回路44と
量子化回路45に出力する。
【0048】量子化制御回路44は、DCT変換係数値
データ143のアクティビティと、VLCバッファの状
態を表すVLCバッファ値146から、マクロブロック
毎に最適な量子化ステップ値144を求める。ここで、
量子化決定の手法は、MPEG2TM4(Test Model
4)等に記述されている方法が一般的である。
【0049】量子化回路45は、DCT変換係数値デー
タ143に対して量子化ステップ値144を用いて量子
化処理を行い、VLC回路46に量子化係数値データ1
45を出力する。
【0050】VLC回路46は、量子化係数値データ1
45をランレングス、ハフマン符号を用いて符号化し、
ピクチャタイプや量子化ステップ値等の符号化に必要な
情報もMPEG2規格に準拠するよう付加し、エンコー
ドされたMPEG2映像データ109としてTSエンコ
ーダ3に出力する。
【0051】一般的に、予めMPEG2符号化されたデ
ータをそのままデコードし、別のエンコーダを用いて同
じ符号化レートで再エンコードしても、同じ再生画質と
ならない。これは、エンコーダによって動ベクトルデー
タ、DCTモード情報、量子化制御方法が異なるためで
ある。動ベクトルデータは、ベクトルの探索範囲や探索
方法により後段で用いる動き補償での効率が大きく変わ
るため、再生画質に大きく影響することが知られてい
る。よって、スーパーインポーズ前のMPEG2映像ス
トリームを生成したビデオエンコーダとスーパーインポ
ーズ処理後に用いるビデオエンコーダが異なる場合、通
常のデコード・エンコード処理以上に画質劣化が知覚さ
れる可能性がある。このように、エンコーダの装置間差
による画質の変化を防ぐためには、MPEG2ストリー
ムから取得した符号化パラメータを再利用することが望
ましい。
【0052】図5は、本実施例2の適応的な動ベクトル
選択回路を用いた動き補償ブロックの構成例を示す図で
ある。図4で示したビデオエンコーダの動ベクトル探索
回路40と動き補償回路41の間に、スーパーインポー
ズ領域識別信号108に従って、MPEG2ストリーム
をデコードした動ベクトルデータ122とスーパーイン
ポーズ処理後の画像に対し動ベクトル探索を行い、得ら
れた動ベクトルデータ140を適応的に切り替える選択
回路50を設けている。
【0053】図11は、スーパーインポーズ処理により
動ベクトルデータが変化する例を示す。図11(a)
は、予測元画像を表し左上に星形の図形が存在する。図
11(b)は、符号化画像で予測元画像にあった星形の
図形は右下に移動している。図11(c)は、スーパー
インポーズする画像で、画面中央上に”文字情報”とい
うテキストが存在する。図11(d)、はスーパーイン
ポーズを行わない場合の動ベクトルの例を示している。
ここでは、星形の上部の正方形をマクロブロックとし、
矢印で示される動ベクトルデータが動ベクトル探索回路
40で探索される。
【0054】図11(e)は、スーパーインポーズを行
う場合の動ベクトルの例を示す。ここでは、予測元画
像、符号化画像の両画像にスーパーインポーズ画像を重
畳するものとする。星形の図形上部は、予測元画像では
スーパーインポーズ画像に隠されるため存在していない
が、符号化画像では星形の図形が右下に移動したため上
部も見ることができる。この場合、図11(d)、と同
じマクロブロックに注目すると、予測元画像がスーパー
インポーズ領域であるため動ベクトルは探索されない。
このように、予測元画像、または/および、符号化画像
にスーパーインポーズ処理が行われる場合、そのマクロ
ブロックは新たに動ベクトル探索を行う必要がある。
【0055】図8は、選択回路50がMPEG2ストリ
ームをデコードした動ベクトルデータ122とスーパー
インポーズ処理後に求めた動ベクトルデータ140の選
択アルゴリズムの一例を示している。まず、予測元画像
がスーパー領域となっている場合(S1/Yes)、ス
ーパーインポーズ処理により映像データが変わってい
る。このため、動ベクトル探索回路40で探索した動ベ
クトルデータ140を選択し、選択された動ベクトルデ
ータとして動き補償回路41に出力する。予測元画像が
スーパー領域でなく(S1/No)、かつ、現在の符号
化画像がスーパー領域となっている場合も(S2/Ye
s)、映像データが変わっている。このため動ベクトル
データ140を、選択された動ベクトルデータ140と
して(S4)、動き補償回路41に出力する。予測元画
像がスーパー領域でなく(S1/No)、かつ、符号化
画像がスーパー領域でない場合(S2/No)、画像デ
ータはMPEG2ストリームとなんら変わっていない。
このため、MPEG2ストリームをデコードした動ベク
トルデータ122を選択された(S3)、動ベクトルデ
ータ140として動き補償回路41に出力する。
【0056】このように、選択回路50を設け、スーパ
ーインポーズ領域のみの動ベクトル計算を行うことで、
再生画質に変化の出やすい動ベクトルデータの特性差に
よる画質劣化を防ぐことが出来るという優れた効果があ
る。
【0057】図6は、本実施例3の適応的なDCTモー
ド選択回路の構成例を示したブロック図である。実施例
3が従来の技術と異なるのは、スーパーインポーズ領域
識別信号108に従い、MPEG2ストリームをデコー
ドしたDCTモード情報121とDCTモード判定回路
42で産出したDCTモード情報142を選択し、選択
されたDCTモード情報160としてDCT回路43に
出力する選択回路60を備えることである。
【0058】選択回路60は、符号化対象のマクロブロ
ックがスーパーインポーズ処理されているときDCTモ
ード情報142を選択し、スーパーインポーズ処理され
ていないときDCTモード情報121を選択する。
【0059】図7は、本実施例4の適応的な量子化ステ
ップ値選択回路の構成例を示したブロック図である。実
施例4の適応的な量子化ステップ値選択回路は、従来の
技術の量子化制御回路44と量子化回路45に加え、非
スーパーインポーズ領域ビット数算出回路70と選択回
路71とで構成される。
【0060】非スーパー領域ビット数算出回路70は、
スーパーインポーズ領域識別信号108とマクロブロッ
ク毎の符号化ビット数126を用いて、MPEG2スト
リーム中のスーパーインポーズされていないマクロブロ
ックのビット数を1フレーム単位で累積し、非スーパー
インポーズ領域の符号化ビット数170として選択回路
71に出力する。
【0061】選択回路71は、MPEG2ストリームを
デコードした量子化ステップ値144と量子化制御回路
44で算出された量子化ステップ値144を、非スーパ
ーインポーズ領域の符号化ビット数170とフレーム毎
の符号化ビット数127のスーパインポーズ領域識別信
号108とVLCバッファ値146を用いて、MPEG
2ストリームをデコードした量子化ステップ値144
(符号化パラメータ105の一部)と量子化制御回路4
4で算出した量子化ステップ値144を適応的に選択
し、選択された量子化ステップ値171として量子化回
路45に出力する。
【0062】図9は、選択回路71の選択手順の一例を
示している。ここにおいて、図中の符号は、NSPB=
非スーパーインポーズ領域のビット数、ALLB=符号
化フレーム全体のビット数、を示すものとする。まず、
符号化フレーム中の非スーパーインポーズ領域の符号化
ビット数NSPB(回路では170)とMPEG2スト
リームからデコードした符号化フレーム全体のビット数
ALLB(回路では127)を比較する(S11)。こ
の比較において、(ALLB<NSPB×2)であれば
(S11/Yes)、スーパーインポーズ部分の画質劣
化が大きくなる可能性があるため、量子化ステップ値1
44を選択する(S15)。これは、スーパーインポー
ズする画像は、静止画に近い特性を持つものが多いた
め、フレームあたり50%程度の符号量があれば非スー
パーインポーズ領域の画質を落とさなくてもスーパーイ
ンポーズ領域の符号化が行えるためである。
【0063】条件;ALLB≧NSPB×2、を満たす
時であり(S11/No)、VLCバッファの状態が目
標符号量以上で符号化されている場合には(S12/Y
es)、目標符号量で制御するため量子化ステップ値
“144”を選択する(S15)。また、VLCバッフ
ァの状態が目標符号量以下で符号化されている場合であ
り(S12/No)、対象マクロブロックがスーパーイ
ンポーズ領域の場合は(S13/Yes)、量子化ステ
ップ値“144”を(S15)、非スーパーインポーズ
領域の場合には(S13/No)、MPEG2ストリー
ムからデコードした量子化ステップ値“144”を選択
する(S14)。
【0064】このように、本実施例のエンコーダを用い
ることで、目標符号量近傍で符号化されている場合、動
ベクトルデータ、DCTモード情報、量子化ステップ値
を、非スーパーインポーズ領域ではMPEG2ストリー
ムと同じデータを用いるため、再生画像品質に影響を与
えず、スーパーインポーズ領域のみの再エンコード処理
が行えるという優れた効果がある。
【0065】また、本実施例ではハードウェア構成につ
いて説明したが、近年のコンピュータ処理能力の向上に
伴い、リアルタイム処理を必要とする場合でも低解像度
の画像や、非リアルタイム処理で良い場合、ソフトウェ
アで構成しても良い。
【0066】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施
の一例である。但し、これに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施
が可能である。
【0067】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のトランスコーダ装置およびトランスコード方法は、M
PEG2ストリームの復号を行う際に、MPEG2スト
リームの符号化パラメータをピクチャ毎に取得し、スー
パーインポーズを行う領域を検出して文字情報、または
/および、画像情報をデコードした映像信号に重畳す
る。よって、同じビットレートであってもMPEG2符
号化されたMPEG2ストリームに対し、最小限の画質
劣化で文字や画像情報を重畳することが可能となる。
【0068】また、請求項1記載のトランスコーダ装置
は、スーパーインポーズ領域を検出するスーパーインポ
ーズ検出回路を備える。MPEG2は一般にフレーム間
予測を用いるため予測元フレームや処理対象のフレーム
にスーパーインポーズ処理を行うと画像自体が大きく変
化する。入力画像が異なると、トランスコーダ装置で再
符号化する際、パラメータの再利用が効率よく出来なく
なるが、スーパーインポーズ領域検出回路を用いること
で画像特性が変わる領域を正確に検出することが可能と
なる。
【0069】また、請求項2記載のトランスコーダ装置
は、スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPE
G2デコーダから取得した動ベクトルデータとエンコー
ダ内で探索した動ベクトルデータから最適なベクトルデ
ータ用いて動き補償できるため、動ベクトルデータの差
異による画質変化を抑えることが可能となる。
【0070】また、請求項3記載のトランスコーダ装置
は、スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、MPE
G2デコーダから取得したDCTモード情報とエンコー
ダ内で計算したDCTモード情報から最適なモード情報
を用いてDCT変換できるため、DCTモードの差異に
よる画質変化を抑えることが可能となる。
【0071】また、請求項4記載のトランスコーダ装置
は、スーパーインポーズ領域識別信号を用いて、領域面
積を計算し、MPEG2デコーダから取得した量子化ス
テップ値と入力画像のDCTアクティビティやVLCバ
ッファの状態から求めた量子化ステップ値から最適な量
子化ステップ値を用いて量子化処理が行えるため、同じ
符号化レートのMPEG2ストリームにスーパインポー
ズ処理を行う場合でも、画質劣化を抑えることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトランスコーダ装置およびトランスコ
ード方法の実施形態を示す全体ブロック図である。
【図2】ビデオデコーダ回路のブロック図である。
【図3】スーパーインポーズ回路のブロック図である。
【図4】ビデオエンコーダ回路のブロック図である。
【図5】適応的な動ベクトル選択回路のブロック図であ
る。
【図6】適応的なDCTモード選択回路のブロック図で
ある。
【図7】適応的な量子化ステップ値選択回路のブロック
図である。
【図8】動ベクトルデータの選択方法を表すフローチャ
ートである。
【図9】量子化ステップ値の選択方法を表すフローチャ
ートである。
【図10】スーパーインポーズ領域の検出例を示す図で
ある。
【図11】スーパーインポーズにより動ベクトルデータ
が変化する例を示す図である。
【符号の説明】
1 TSデコーダ 2 音声遅延メモリ 3 TSエンコーダ 4 ビデオデコーダ 5 スーパーインポーズ 6 ビデオエンコーダ 20 VLD回路 21 逆量子化回路 22 逆DCT回路 23 動き補償回路 24 パラメータメモリ 30 文字・画像発生回路 31 ミックス回路 32 スーパーインポーズ領域検出回路 40 動ベクトル探索回路 41 動き補償回路 42 DCTモード判定回路 43 DCT回路 44 量子化制御回路 45 量子化回路 46 VLC回路 50 選択回路 60 選択回路 70 非スーパー領域ビット数算出回路 71 選択回路 100 MPEG2−TS(トランスポートストリー
ム) 101 音声ストリーム 102 遅延した音声ストリーム 103 MPEG2映像ストリーム 104 スーパーインポーズする文字、画像データ 105 デコードされたMPEG2ストリームの符号化
パラメータ 106 デコードされた映像データ 107 スーパーインポーズ処理された映像データ(入
力映像データ) 108 スーパーインポーズ領域識別信号 109 エンコードされたMPEG2映像ストリーム 110 再符号化されたMPEG2−TSストリーム 120 量子化スケール値 121 DCTモード情報 122 動ベクトルデータ 123 量子化係数値データ 124 DCT係数値データ 125 差分映像データ 126 マクロブロック毎の符号化ビット数 127 フレーム毎の符号化ビット数 130 スーパーインポーズする画像データ 140 動ベクトルデータ 141 差分映像データ 142 DCTモード情報 143 DCT変換係数値 144 量子化ステップ値 145 量子化係数値データ 146 VLCバッファ値 150 選択された動ベクトルデータ 160 選択されたDCTモード情報 170 非スーパーインポーズ領域の符号化ビット数 171 選択された量子化ステップ値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK01 MA00 MA23 ME02 NN01 NN26 PP04 PP24 PP29 RB02 RB14 RC11 RC34 SS01 TA31 TA53 TA62 TA65 TB04 TC43 TD16 UA02 UA05 UA31 5J064 AA01 BA09 BB03 BC01 BC02 BC16 BD02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEG2ストリームの復号を行う際
    に、MPEG2ストリームの符号化パラメータをピクチ
    ャ毎に取得する機能を備えたMPEG2デコーダ回路
    と、 スーパーインポーズを行う領域を検出するスーパーイン
    ポーズ領域検出回路を備えて文字情報、または/およ
    び、画像情報をデコードした映像信号に重畳するスーパ
    ーインポーズ回路と、 前記スーパーインポーズした映像信号を再びMPEG2
    符号化するMPEG2エンコーダ回路とを具備し、 スーパーインポーズ機能が構成されたことを特徴とする
    トランスコーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記MPEG2エンコーダ回路は、 前記スーパーインポーズ領域検出回路から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコーダ回路内の動き補償回路で用いる動ベクトル
    データを、該MPEG2エンコーダ回路内の動ベクトル
    算出回路から求めた動ベクトルデータと該MPEG2デ
    コーダ回路から取得した動ベクトルデータとに、適応的
    に選択する動ベクトル選択回路を、 備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記MPEG2エンコーダ回路は、 前記スーパーインポーズ領域検出回路から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコーダ回路内のDCT回路で用いるフレームDC
    T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
    を、該MPEG2エンコーダ回路内のDCTモード判定
    回路から求めたDCTモード情報と、該MPEG2デコ
    ーダ回路から取得したDCTモード情報とに、適応的に
    選択するDCTモード選択回路を、 備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記MPEG2エンコーダ回路は、 前記スーパーインポーズ検出回路から出力されるスーパ
    ーインポーズ領域識別信号を用いて、該MPEG2エン
    コーダ回路内の量子化回路で用いる量子化ステップ値
    を、該MPEG2デコーダ回路から取得した量子化ステ
    ップ値と該MPEGエンコーダ回路内のDCTアクティ
    ビティ値、または/および、VLCバッファの状態から
    求めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化
    ステップ値選択回路を、 備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記MPEG2エンコーダ回路は、 前記スーパーインポーズ領域検出回路から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコーダ回路内の動き補償回路で用いる動ベクトル
    データを、該MPEG2エンコーダ回路内の動ベクトル
    算出回路から求めた動ベクトルデータと該MPEG2デ
    コーダ回路から取得した動ベクトルデータとに、適応的
    に選択する動ベクトル選択回路と、 前記スーパーインポーズ領域検出回路から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコーダ回路内のDCT回路で用いるフレームDC
    T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
    を、該MPEG2エンコーダ回路内のDCTモード判定
    回路から求めたDCTモード情報と該MPEG2デコー
    ダ回路から取得したDCTモード情報とに、適応的に選
    択するDCTモード選択回路とを、 備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記MPEG2エンコーダ回路は、 前記スーパーインポーズ領域検出回路から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコーダ回路内の動き補償回路で用いる動ベクトル
    データを、該MPEG2エンコーダ回路内の動ベクトル
    算出回路から求めた動ベクトルデータと該MPEG2デ
    コーダ回路から取得した動ベクトルデータとに、適応的
    に選択する動ベクトル選択回路と、 前記スーパーインポーズ検出回路から出力されるスーパ
    ーインポーズ領域識別信号を用いて、該MPEG2エン
    コーダ回路内の量子化回路で用いる量子化ステップ値
    を、該MPEG2デコーダ回路から取得した量子化ステ
    ップ値と該MPEGエンコーダ回路内のDCTアクティ
    ビティ値、または/および、VLCバッファの状態から
    求めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化
    ステップ値選択回路とを、 備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ
    装置。
  7. 【請求項7】 前記MPEG2エンコーダ回路は、 前記スーパーインポーズ領域検出回路から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコーダ回路内のDCT回路で用いるフレームDC
    T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
    を、該MPEG2エンコーダ回路内のDCTモード判定
    回路から求めたDCTモード情報と該MPEG2デコー
    ダ回路から取得したDCTモード情報とに、適応的に選
    択するDCTモード選択回路と、 前記スーパーインポーズ検出回路から出力されるスーパ
    ーインポーズ領域識別信号を用いて、該MPEG2エン
    コーダ回路内の量子化回路で用いる量子化ステップ値
    を、該MPEG2デコーダ回路から取得した量子化ステ
    ップ値と該MPEGエンコーダ回路内のDCTアクティ
    ビティ値、または/および、VLCバッファの状態から
    求めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化
    ステップ値選択回路とを、 備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ
    装置。
  8. 【請求項8】 前記MPEG2エンコーダ回路は、 前記スーパーインポーズ領域検出回路から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコーダ回路内の動き補償回路で用いる動ベクトル
    データを、該MPEG2エンコーダ回路内の動ベクトル
    算出回路から求めた動ベクトルデータと該MPEG2デ
    コーダ回路から取得した動ベクトルデータとに、適応的
    に選択する動ベクトル選択回路と、 前記スーパーインポーズ領域検出回路から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコーダ回路内のDCT回路で用いるフレームDC
    T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
    を、該MPEG2エンコーダ回路内のDCTモード判定
    回路から求めたDCTモード情報と該MPEG2デコー
    ダ回路から取得したDCTモード情報とに、適応的に選
    択するDCTモード選択回路と、 前記スーパーインポーズ検出回路から出力されるスーパ
    ーインポーズ領域識別信号を用いて、該MPEG2エン
    コーダ回路内の量子化回路で用いる量子化ステップ値
    を、該MPEG2デコーダ回路から取得した量子化ステ
    ップ値と該MPEGエンコーダ回路内のDCTアクティ
    ビティ値、または/および、VLCバッファの状態から
    求めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化
    ステップ値選択回路とを、 備えたことを特徴とする請求項1記載のトランスコーダ
    装置。
  9. 【請求項9】 MPEG2ストリームの復号を行う際
    に、MPEG2ストリームの符号化パラメータをピクチ
    ャ毎に取得するMPEG2デコード工程と、 スーパーインポーズを行う領域を検出するスーパーイン
    ポーズ領域検出工程を備えて文字情報、または/およ
    び、画像情報をデコードした映像信号に重畳するスーパ
    ーインポーズ工程と、 前記スーパーインポーズ工程は、スーパーインポーズを
    行う領域を検出するスーパーインポーズ領域検出工程を
    備えることを特徴とするトランスコード方法。
  10. 【請求項10】 前記MPEG2エンコード工程は、 前記スーパーインポーズ領域検出工程から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコード工程内の動き補償工程で用いる動ベクトル
    データを、該MPEG2エンコード工程内の動ベクトル
    算出工程から求めた動ベクトルデータと該MPEG2デ
    コード工程から取得した動ベクトルデータとに、適応的
    に選択する動ベクトル選択工程を、 備えたことを特徴とする請求項9記載のトランスコード
    方法。
  11. 【請求項11】 前記MPEG2エンコード工程は、 前記スーパーインポーズ領域検出工程から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコード工程内のDCT工程で用いるフレームDC
    T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
    を、該MPEG2エンコード工程内のDCTモード判定
    工程から求めたDCTモード情報と該MPEG2デコー
    ド工程から取得したDCTモード情報とに、適応的に選
    択するDCTモード選択工程を、 備えたことを特徴とする請求項9記載のトランスコード
    方法。
  12. 【請求項12】 前記MPEG2エンコード工程は、 前記スーパーインポーズ検出工程から出力されるスーパ
    ーインポーズ領域識別信号を用いて、該MPEG2エン
    コード工程内の量子化工程で用いる量子化ステップ値
    を、該MPEG2デコード工程から取得した量子化ステ
    ップ値と該MPEGエンコード工程内のDCTアクティ
    ビティ値、または/および、VLCバッファの状態から
    求めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化
    ステップ値選択工程を、 備えたことを特徴とする請求項9記載のトランスコード
    方法。
  13. 【請求項13】 前記MPEG2エンコード工程は、 前記スーパーインポーズ領域検出工程から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコード工程内の動き補償工程で用いる動ベクトル
    データを、該MPEG2エンコード工程内の動ベクトル
    算出工程から求めた動ベクトルデータと該MPEG2デ
    コード工程から取得した動ベクトルデータとに、適応的
    に選択する動ベクトル選択工程と、 前記スーパーインポーズ領域検出工程から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコード工程内のDCT工程で用いるフレームDC
    T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
    を、該MPEG2エンコード工程内のDCTモード判定
    工程から求めたDCTモード情報と該MPEG2デコー
    ド工程から取得したDCTモード情報とに、適応的に選
    択するDCTモード選択工程とを、 備えたことを特徴とする請求項9記載のトランスコード
    方法。
  14. 【請求項14】 前記MPEG2エンコード工程は、 前記スーパーインポーズ領域検出工程から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコード工程内の動き補償工程で用いる動ベクトル
    データを、該MPEG2エンコード工程内の動ベクトル
    算出工程から求めた動ベクトルデータと該MPEG2デ
    コード工程から取得した動ベクトルデータとに、適応的
    に選択する動ベクトル選択工程と、 前記スーパーインポーズ検出工程から出力されるスーパ
    ーインポーズ領域識別信号を用いて、該MPEG2エン
    コード工程内の量子化工程で用いる量子化ステップ値
    を、該MPEG2デコード工程から取得した量子化ステ
    ップ値と該MPEGエンコード工程内のDCTアクティ
    ビティ値、または/および、VLCバッファの状態から
    求めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化
    ステップ値選択工程とを、 備えたことを特徴とする請求項9記載のトランスコード
    方法。
  15. 【請求項15】 前記MPEG2エンコード工程は、 前記スーパーインポーズ領域検出工程から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコード工程内のDCT工程で用いるフレームDC
    T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
    を、該MPEG2エンコード工程内のDCTモード判定
    工程から求めたDCTモード情報と該MPEG2デコー
    ド工程から取得したDCTモード情報とに、適応的に選
    択するDCTモード選択工程と、 前記スーパーインポーズ検出工程から出力されるスーパ
    ーインポーズ領域識別信号を用いて、該MPEG2エン
    コード工程内の量子化工程で用いる量子化ステップ値
    を、該MPEG2デコード工程から取得した量子化ステ
    ップ値と該MPEGエンコード工程内のDCTアクティ
    ビティ値、または/および、VLCバッファの状態から
    求めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化
    ステップ値選択工程とを、 備えたことを特徴とする請求項9記載のトランスコード
    方法。
  16. 【請求項16】 前記MPEG2エンコード工程は、 前記スーパーインポーズ領域検出工程から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコード工程内の動き補償工程で用いる動ベクトル
    データを、該MPEG2エンコード工程内の動ベクトル
    算出工程から求めた動ベクトルデータと該MPEG2デ
    コード工程から取得した動ベクトルデータとに、適応的
    に選択する動ベクトル選択工程と、 前記スーパーインポーズ領域検出工程から出力されるス
    ーパーインポーズ領域識別信号を用いて、前記MPEG
    2エンコード工程内のDCT工程で用いるフレームDC
    T、フィールドDCTの切り替えを行うDCTモード
    を、該MPEG2エンコーダ回路内のDCTモード判定
    回路から求めたDCTモード情報と該MPEG2デコー
    ド工程から取得したDCTモード情報とに、適応的に選
    択するDCTモード選択工程と、 前記スーパーインポーズ検出工程から出力されるスーパ
    ーインポーズ領域識別信号を用いて、該MPEG2エン
    コード工程内の量子化工程で用いる量子化ステップ値
    を、該MPEG2デコード工程から取得した量子化ステ
    ップ値と該MPEGエンコード工程内のDCTアクティ
    ビティ値、または/および、VLCバッファの状態から
    求めた量子化ステップ値とに、適応的に選択する量子化
    ステップ値選択工程とを、 備えたことを特徴とする請求項9記載のトランスコード
    方法。
JP2000197871A 2000-06-27 2000-06-27 トランスコーダ装置およびトランスコード方法 Pending JP2002016924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197871A JP2002016924A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 トランスコーダ装置およびトランスコード方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000197871A JP2002016924A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 トランスコーダ装置およびトランスコード方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002016924A true JP2002016924A (ja) 2002-01-18

Family

ID=18696138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000197871A Pending JP2002016924A (ja) 2000-06-27 2000-06-27 トランスコーダ装置およびトランスコード方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002016924A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004014085A1 (ja) * 2002-08-05 2004-02-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ処理装置およびデータ処理方法
WO2007111006A1 (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Nec Corporation 動画像蓄積システム、動画像蓄積方法および動画像蓄積プログラム
WO2009013829A1 (ja) * 2007-07-26 2009-01-29 Pioneer Corporation 表示システム、表示方法、表示制御装置及び表示制御プログラム
CN102695052A (zh) * 2011-03-23 2012-09-26 索尼公司 图像处理设备、图像处理方法和程序

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004014085A1 (ja) * 2002-08-05 2004-02-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ処理装置およびデータ処理方法
US7929604B2 (en) 2002-08-05 2011-04-19 Panasonic Corporation Data processing device and data processing method
WO2007111006A1 (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Nec Corporation 動画像蓄積システム、動画像蓄積方法および動画像蓄積プログラム
JPWO2007111006A1 (ja) * 2006-03-27 2009-08-06 日本電気株式会社 動画像蓄積システム、動画像蓄積方法および動画像蓄積プログラム
KR100972673B1 (ko) 2006-03-27 2010-07-27 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 동화상 축적 시스템, 동화상 축적 방법 및 동화상 축적 프로그램이 기록되어 있는 컴퓨터 판독가능 기록 매체
JP4662085B2 (ja) * 2006-03-27 2011-03-30 日本電気株式会社 動画像蓄積システム、動画像蓄積方法および動画像蓄積プログラム
US8237772B2 (en) 2006-03-27 2012-08-07 Nec Corporation Moving picture storage system, moving picture storage method, and moving picture storage program
WO2009013829A1 (ja) * 2007-07-26 2009-01-29 Pioneer Corporation 表示システム、表示方法、表示制御装置及び表示制御プログラム
CN102695052A (zh) * 2011-03-23 2012-09-26 索尼公司 图像处理设备、图像处理方法和程序

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100440953B1 (ko) 영상 압축 비트 스트림의 트랜스코딩 방법
JP4707754B2 (ja) 画像クロッピングのためのビットストリーム編集を用いたコスト低減デコーダ
US7194032B1 (en) Circuit and method for modifying a region of an encoded image
US6301304B1 (en) Architecture and method for inverse quantization of discrete cosine transform coefficients in MPEG decoders
US6795498B1 (en) Decoding apparatus, decoding method, encoding apparatus, encoding method, image processing system, and image processing method
US6498816B1 (en) Circuit and method for formatting each of a series of encoded video images into respective regions
JP4616057B2 (ja) 画像符号化装置及び画像符号化方法
JP3649370B2 (ja) 動き補償符号化装置及び動き補償符号化方法
JPH07212761A (ja) 階層符号化装置及び階層復号化装置
WO2019003676A1 (ja) 画像処理装置と画像処理方法およびプログラム
KR100364748B1 (ko) 영상 변환 부호화 장치
JP3623056B2 (ja) 動画像圧縮装置
US6556714B2 (en) Signal processing apparatus and method
JP2002016924A (ja) トランスコーダ装置およびトランスコード方法
JP4320509B2 (ja) 映像再符号化装置および方法
JPH07231449A (ja) 画像信号符号化装置及び画像信号復号化装置
JP2000023063A (ja) 映像再生装置及び再生方法
JP2002369220A (ja) 拡張画像の符号化方法、拡張画像の復号化方法、拡張画像符号化装置、拡張画像復号化装置、及び拡張画像記録媒体
JP2002044669A (ja) 画像情報変換装置及び方法
JP4184223B2 (ja) トランスコーダ
JP2006054760A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
KR19980054366A (ko) 디지탈 티브이의 피아이피(pip)구현장치 및 그 방법
JP2005197879A (ja) 映像信号符号化装置
JP2001112002A (ja) 画像サイズ変換可能なデジタル動画像復号装置
JP2007049520A (ja) 画像信号の高能率符号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060620