JP2002016545A - 送信電力制御方法および移動通信システム - Google Patents

送信電力制御方法および移動通信システム

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JP2002016545A JP2000197375A JP2000197375A JP2002016545A JP 2002016545 A JP2002016545 A JP 2002016545A JP 2000197375 A JP2000197375 A JP 2000197375A JP 2000197375 A JP2000197375 A JP 2000197375A JP 2002016545 A JP2002016545 A JP 2002016545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の環境で存在するマルチパス数および移
動局の速度といった伝搬環境の変化によらず、一定の受
信品質(通信品質)を得る送信電力制御を実現するこ
と。 【解決手段】 受信信号の受信誤り率を検出し、該受信
誤り率と予め設定された目標受信誤り率とを比較し、比
較結果に基づいて目標とする目標受信信号電力対干渉電
力比値(SIR)又は目標とする目標受信電力値を補正
し、該補正された目標受信信号電力対干渉電力比値又は
目標受信電力値に基づいて、送信電力が所定の目標値と
なるように伝送用の制御信号(TPC制御ビット)を設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信において
スペクトル拡散を用いてマルチプルアクセスを行うCD
MA伝送方式(特に、DS−CDMA伝送方式)に適用
可能な、送信電力制御方法、および、移動通信システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のCDMA伝送方式として、例えば
DS−CDMA伝送方式においては、従来の情報データ
変調信号を高速レートの拡散符号で拡散する2次変調を
行って伝送することで複数の通信者が同一の周波数帯を
用いて通信を行なう方式であり、各通信者の識別は拡散
符号で行う。
【0003】このため、受信機では従来の復調処理を行
う前にまず広帯域の受信入力信号を逆拡散という過程で
元の狭帯域の信号に戻す必要がある。この受信機の逆拡
散では受信信号と受信信号の拡散符号位相に同期した拡
散符号レプリカとの相関検出を行う。DS−CDMA伝
送方式では、全ての通信者が同一の周波数帯を用いるた
め、所要の受信誤り率を得るのに必要な希望波受信信号
電力対干渉電力比(SIR)で加入者容量が決まる。
【0004】移動通信にDS−CDMA伝送方式を適用
する場合の問題点は、移動局の存在位置によって基地局
で受信された信号の受信信号レベルが移動局毎に大きく
異なり(一般に基地局に近い移動局の信号ほど大電力で
受信される)、受信信号レベルの大きい移動局の受信信
号が他の移動局からの受信信号への大きな干渉となり、
受信品質の劣化を引き起こす、いわゆる「遠近問題」が
生じることである。
【0005】この遠近問題を解決する手段として、従来
から送信電力制御が提案されてきた。一般に、送信電力
制御では、基地局が受信する各移動局からの受信信号電
力、もしくは受信信号電力対干渉電力比(SIR)が移
動局の位置によらず一定になるように各移動局の送信電
力を制御するもので、これによってサービスエリア内で
均一の通信品質を得ることができるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、現在までに商
用サービスが開始された若しくは近年中にサービスの開
始が予定されるDS−CDMAを用いた移動通信セルラ
ーサービスとして、IS−95[TIA/EIA/IS
−95“Mobile Station−Base S
tation Compatibility Stan
dard forDual−Mode Wideban
d Spread SpectrumCellular
System,”Telecommunicatio
n Industry Association,Ju
ly 1993.]や、W−CDMA[F.Adach
i,M.Sawahashi,and H.Suda,
“Wideband DS−CDMA for Nex
t Generation Mobile Commu
nication System,”IEEEComm
un.Mag.,Vol.36,pp.56−69,S
ept.1998.]等がある。
【0007】これらのシステムでは、上述の送信電力制
御が採用されているが、これ以外にも、システムの性能
向上を実現するために、チャネル符号化(誤り訂正符
号)、Rakeダイバーシチ受信、またはパイロット信
号を用いたコヒーレント復調といった技術が併用されて
いる。
【0008】これら、チャネル符号化、Rakeダイバ
ーシチ受信、またはパイロット信号を用いたコヒーレン
ト復調の性能は、実際の伝搬路における、マルチパス数
および移動局の速度(フェージング変動の速度)等に依
存して変化する。例えば、チャネル符号化の効果は、一
般に移動局の速度が大きくなるほど大きくなる。また、
逆に、パイロット信号を用いたコヒーレント復調では、
移動局の速度が大きくなるとパイロット信号を用いた受
信信号の振幅及び位相の推定精度が劣化し、結果復調後
の受信誤り率は悪くなる傾向がある。
【0009】このため、実際の伝搬路においては、送信
電力制御により受信信号電力、もしくはSIRを一定の
値に制御しても、マルチパス数および移動局の速度(フ
ェージング変動の速度)等の時間変動に伴い、チャネル
符号化の効果、RAKEダイバーシチ効果、パイロット
信号を用いた受信信号の振幅及び位相の推定精度等が変
動するため、同一の受信品質(受信ビット誤り率、また
は受信フレーム誤り率等)を確保することができなくな
る。
【0010】さらに、上記文献(IS−95,W−CD
MA等)のDS−CDMAを用いた移動通信セルラーサ
ービスでは、移動局が複数の基地局と同時に接続するこ
とで瞬断のない高品質受信を実現するソフトハンドオー
バー(サイトダイバーシチ)が用いられる。
【0011】この場合、上りリンク(移動局を送信側、
基地局を受信側とするリンク)では、各基地局での受信
信号は、その上位局であるRadio Network
Controller(RNC)で合成され、受信品
質の改善がなされる。このため、各基地局で行われる送
信電力制御での目標とする受信信号電力、若しくはSI
Rが一定である場合、サイトダイバーシチを行わない場
合は行う場合に比較して受信品質が劣化することにな
る。
【0012】そこで、本発明の目的は、CDMA伝送方
式(特に、DS−CDMA)を用いたセルラ通信におい
て、実際の環境で存在するマルチパス数および移動局の
速度といった伝搬環境の変化によらず、一定の受信品質
(通信品質)を得る送信電力制御を実現することが可能
な送信電力制御方法および移動通信システムを提供する
ことにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、CDMA通信
方式(特にDS−CDMA)を用いたセルラ通信におい
て、サイトダイバーシチ受信の有無といった送受信状況
の変化によらず、一定の受信品質(通信品質)を得る送
信電力制御を実現することが可能な送信電力制御方法お
よび移動通信システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、広帯域の拡散
伝送方式を用いて信号を伝送する際の送信電力制御方法
であって、伝送される信号を受信する装置側に、受信し
た受信信号の受信誤り率を検出する検出工程と、該検出
された受信誤り率と予め設定された目標受信誤り率とを
比較する比較工程と、該比較結果に基づいて、目標とす
る目標受信信号電力対干渉電力比値、又は、目標とする
目標受信電力値を補正する補正工程と、該補正された前
記目標受信信号電力対干渉電力比値、又は、前記目標受
信電力値に基づいて、送信電力が所定の目標値となるよ
うに伝送用の制御信号を設定する制御工程とを備えるこ
とによって、送信電力制御方法を提供する。ここで、前
記補正工程において、前記目標受信信号電力対干渉電力
比値、又は、前記目標受信電力値を補正する場合には、
前記検出された受信誤り率と前記目標受信誤り率との差
に応じて、当該目標受信信号電力対干渉電力比値、又
は、当該目標受信電力値の補正量を可変してもよい。
【0015】前記伝送される信号が複数の局で受信され
た後にさらに上位の上位局で合成されるサイトダイバー
シチ受信を行う場合には、受信した信号をサイトダイバ
ーシチにより合成して合成信号を生成する生成工程と、
該生成された合成信号の受信誤り率を検出する検出工程
と、該検出した合成後の受信誤り率と予め設定された目
標合成後受信誤り率とを比較する比較工程と、該比較結
果に基づいて、前記各局における目標受信誤り率を補正
する補正工程と、該補正された前記各局における目標受
信誤り率に基づいて、送信電力が所定の目標値となるよ
うに伝送用の制御信号を設定する制御工程とをさらに具
えてもよい。前記補正工程において、前記各局における
目標受信誤り率を補正する場合には、前記検出した合成
後の受信誤り率と前記目標合成後受信誤り率との差に応
じて、当該各局における目標受信誤り率の補正量を可変
にしてもよい。
【0016】本発明は、基地局と移動局との間で、広帯
域の拡散伝送方式を用いて信号を伝送する際、送信電力
の制御を行う移動通信システムであって、前記基地局に
おいて、受信した受信信号の受信誤り率を検出する検出
手段と、該検出された受信誤り率と予め設定された目標
受信誤り率とを比較する比較手段と、該比較結果に基づ
いて、目標とする目標受信信号電力対干渉電力比値、又
は、目標とする目標受信電力値を補正する補正手段と、
該補正された前記目標受信信号電力対干渉電力比値、又
は、前記目標受信電力値に基づいて、前記移動局の送信
電力が所定の目標値となるように伝送用の制御信号を設
定する制御手段と、該設定された制御信号を前記基地局
に送信する送信手段と、前記移動局において、前記送信
された制御信号を解析し、該解析結果に基づいて送信電
力を制御する送信電力制御手段とを備えることによっ
て、移動通信システムを構成する。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施の形態
を詳細に説明する。
【0018】[第1の例]本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0019】まず、本発明の概要について説明する。
【0020】(概要)本発明の概要について説明する。
【0021】CDMA通信方式(特に、DS−CDM
A)を用いたセルラ通信では、全ての通信者が同一の周
波数帯を用いるため、各通信者の受信信号は互いに干渉
信号となる。このため、所要の受信誤り率を得るのに必
要な最小の送信電力で各通信者が信号を送信すること
が、加入者容量(同時通信者数)を大きくするために重
要である。
【0022】各通信者(移動局)の伝搬環境に応じて所
要の受信誤り率を得るのに必要な送信電力制御の目標受
信電力、若しくは目標受信SIR(すなわち、受信信号
電力対干渉電力比)を変化させることができれば、移動
局の送信電力を必要最低限に抑えることができ、これを
一定にする場合に比較して、加入者容量を増大させるこ
とが可能である。
【0023】そこで、本発明に係るシステムの特徴につ
いて説明する。
【0024】本発明は、情報伝送レートより高速度の拡
散符号で広帯域の信号に拡散して多元接続伝送を行うC
DMA(Code Division Multipl
eAccess)伝送方式として、例えば直接拡散CD
MA(以下、DS−CDMAという)伝送方式の移動通
信システムにおいて、受信側の装置において、所望の通
信(送信)者からの受信信号における受信信号電力対干
渉電力比(SIR)、又は、受信電力がある目標受信S
IR値若しくは目標受信電力値になるよう周期的に送信
側の送信電力を制御する場合、受信側の装置で前記所望
通信者の受信信号の受信誤り率(すなわち、受信ビット
誤り率、若しくは、受信フレーム誤り率)を検出し、該
検出した受信誤り率と、受信装置側で予め定められた目
標とする目標受信誤り率とを比較し、該比較結果に基づ
いて、前記送信電力制御における目標受信SIR値、又
は、目標受信電力値を補正制御する送信電力制御法に特
徴がある。
【0025】また、本発明は、上記送信電力制御法にお
いて、前記目標受信誤り率と検出した受信誤り率との比
較結果に基づいて、前記送信電力制御における目標受信
SIR値、又は、目標受信電力値を補正制御する際、前
記目標受信誤り率と検出した受信誤り率との差の大きさ
に応じて、前記送信電力制御における目標受信SIR
値、又は、目標受信電力値の補正量を可変とすることを
特徴とする。
【0026】以下、具体例を挙げて説明する。
【0027】(信号構成)図5は、本発明に係る移動通
信システムに用いられる信号のフレームの構成例を示
す。
【0028】図5において、本信号の1フレーム10
は、15個のスロット20を有する。各スロット20
は、同期検波やSIR測定に用いられる4個のパイロッ
ト信号(変調成分が既知の信号)を含むパイロット部3
0と、送信電力制御(TPC)のためのTPC制御ビッ
ト40と、36個のデータ信号からなるデータ部50と
が時間的に多重化されて構成されている。
【0029】(受信誤り率:フレーム誤り率/ビット誤
り率)次に、図5に示す信号の受信誤り率について説明
する。
【0030】受信誤り率には、フレーム誤り率と、ビッ
ト誤り率等がある。
【0031】(フレーム誤り率)フレーム誤り率は、 フレーム誤り率=(誤りフレーム数)/(総フレーム数) …(1) として表される。例えば、一定期間内で受信するフレー
ム10の数を100とし、その中で誤りのフレームが5
個あったとすると、フレーム誤り率は、総フレーム数=
100、誤りフレーム数=5として算出できる。
【0032】フレームが誤っているか否かの判断は、例
えば、フレーム10内の16個のスロット20のデータ
部50に対して、予め一般に知られているCyclic
redundancy check(CRC)符号化
を行って送信し、受信側でCRC符号を復号し、結果が
OKかNGかで見分けることができる。
【0033】この場合、CRC符号の復号結果がNGで
あった場合、フレーム10内の16個のスロット20の
データ部50のデータ信号のうち、少なくとも1つが間
違って受信されていると判定し、このフレーム10を
「誤りフレーム」と判断してカウントする。
【0034】(ビット誤り率)ビット誤り率は、 ビット誤り率=(誤りビット数)/(総ビット数) …(2) として表される。例えば、一定期間内で受信するビット
の数を100とし、その中で誤りが5個あったとする
と、ビット誤り率は、総ビット数=100、誤りビット
数=5として算出できる。
【0035】ビットが誤っているか否かの判断は、例え
ば、以下のようにして求めることができる。まず、受信
ビット系列を誤り訂正復号器に入力し、誤り訂正復号後
のビット系列を得る。次に、誤り訂正復号後のビット系
列を送信機で用いられる場合と同じ誤り訂正符号化器に
入力し、符号化ビット系列を得る。このようにして得ら
れた符号化系列と元の受信ビット系列とは、誤り訂正に
よって全ての誤りが訂正されていれば、同じ系列になる
はずである。
【0036】そこで、復号後の符号化系列と元の受信ビ
ット系列とを比較し、異なるビットが発生する確率を求
めることによって、信号のビット誤り率を近似的に求め
ることができる。
【0037】なお、ここでいう近似的とは、誤り訂正に
よって受信誤りが0であると仮定していることに基づく
ものである。実際の環境では、誤り訂正後の受信ビット
誤り率を10-3とすると、誤り訂正前の受信ビット誤り
率は10-1〜10-2程度となり、誤り訂正後のビットに
含まれる誤りの影響は無視することができる。
【0038】(送信制御)次に、図1は、本システムに
おける送信電力制御の処理例を示すフローチャートであ
る。
【0039】上りリンク(移動局の送信側→基地局の受
信側)の場合と、下りリンク(基地局の送信側→移動局
の受信側)の動作は、基本的に同一であるため、以下の
説明では、上りリンクにおける送信電力制御の例を示
す。なお、図1中、ステップS11〜ステップS14
が、本例の特徴ある部分である。
【0040】図1において、まず、基地局では、ステッ
プS1において、各移動局(通信者)からの受信スペク
トル拡散信号から瞬時の受信信号電力対干渉電力比(S
IR)を測定する。ここで、SIRの測定法は、文献等
に示される一般的な周知の手法を用いることができる。
【0041】そして、ステップS2では、この瞬時のS
IR測定値を当該移動局に対して設定される目標SIR
と比較する。
【0042】さらに、ステップS3では、比較結果を基
に、移動局の送信電力を制御する送信電力(TPC)制
御ビットを送信する。
【0043】当該移動局では、ステップS4〜ステップ
S5では、受信した送信電力制御ビットを基に、送信電
力を変化させる。
【0044】一般的な2値制御では、下記のように制御
が行われる。 SIR測定値>目標SIRの場合: 基地局は送信電力を“下げる”コマンドを送信 →移動局では送信電力を1dB下げる。 それ以外の場合: 基地局は送信電力を“上げる”コマンドを送信 →移動局では送信電力を1dB上げる。
【0045】この制御により、基地局での受信SIRは
常に目標SIRに近い値を取る。DS−CDMA伝送方
式を用いた移動通信セルラーサービスでは、この放送電
力制御の制御周期は毎秒1000回程度となっており、
移動通信環境下に特有のフェージングによる受信レベル
の変動を補償し、受信品質の劣化を抑える。
【0046】基地局において、ステップS11では、各
移動局(通信者)からの受信スペクトル拡散信号(受信
信号)を復調する。
【0047】そして、ステップS12では、受信品質の
指標として復調した信号のフレーム誤り率を測定する。
【0048】ここで、フレーム誤り率の測定法の1例を
以下に示す。
【0049】移動局では、予め送信信号に一般に知られ
るCyclic redundancy check
(CRC)符号化を行っておく。基地局では、フレーム
毎にCRC符号化の復号を行う。結果がOKの場合はそ
のフレームの誤りは無いと判定する。NGの場合はフレ
ーム受信誤りが生じたと判定する。
【0050】基地局において、各移動局の一定のフレー
ム数NframeでのCRC結果がNGとなるフレーム数N
errorをカウントすることでフレーム誤り率を測定す
る。すなわち、フレーム誤り率=Nerror/Nframeであ
る。
【0051】基地局において、ステップS13では、そ
の測定したフレーム誤り率と予め設定される目標フレー
ム誤り率との比較を行う。
【0052】そして、ステップS14では、比較結果を
基に各移動局に対して設定されている従来の送信電力制
御の目標SIR値を補正する。この目標SIR値を補正
は、各移動局の伝搬環境の変化に追従することを目的と
するため、0.1秒〜数秒程度の周期で行えばよい。
【0053】(補正例)次に、図2〜図4は、送信電力
制御における目標SIR値の補正例を示す。
【0054】(実施例1)図2は、実施例1を示す。実
施例1では、測定したフレーム誤り率=Nerror/N
frameに対して、目標のフレーム誤り率=Terror/N
frameとの比較に基づいて目標SIR値を補正してい
る。すなわち、 1)測定したフレーム誤り率>=目標フレーム誤り率、
つまり、 Nerror>=Terrorの場合:→目標SIR
をΔupdB増大する。 2)測定したフレーム誤り率<目標のフレーム誤り率、
つまり、 Nerror<Terrorの場合:→目標SIRを
ΔdowndB低減する。
【0055】つまり、測定したフレーム誤り率が目標の
フレーム誤り率よりも悪い(大きい)場合は、目標SI
Rを増大させ、測定したフレーム誤り率が目標のフレー
ム誤り率よりも良い(小さい)場合は、目標SIRを減
少させる。
【0056】一般に、目標SIRが大きいほど実際の受
信SIRも大きくなり、受信品質が向上する。また、こ
の逆の場合も同様に、目標SIRが小さいほど実際の受
信SIRも小さくなり、受信品質が悪化する。
【0057】従って、本制御により、目標SIR値は目
標フレーム誤り率が達成されるように適応的に制御され
ることになる。また、この制御は各移動局(通信者)ご
とに独立に行われるので、各通信者の伝搬路における、
マルチパス数および移動局の速度(フェージング変動の
速度)等に依存して適応的に変化することになる。
【0058】(実施例2)図3は、実施例2を示す。
【0059】実施例2では、目標フレーム誤り率とし
て、上限目標フレーム誤り率=Terro r,u/Nframeと下
限目標フレーム誤り率=Terror,d/Nframeの2つが用
意されている(下限目標フレーム誤り率<=上限目標フ
レーム誤り率、すなわち、Ter ror,d<=Terror,u)。
【0060】本制御は、 1)測定したフレーム誤り率>上限目標フレーム誤り
率、つまり、 Nerror>Terror,uの場合:→目標S
IRをΔup(dB)増大する。 2)下限目標フレーム誤り率<=測定したフレーム誤り
率<=上限目標フレーム誤り率、つまり、 T
error,d<=Nerror<=Terror,uの場合:→目標SI
Rの変更を行わない。 3)測定したフレーム誤り率<下限目標フレーム誤り
率、つまり、Nerror<Terror,dの場合:→目標SIR
をΔdown(dB)減少させる。
【0061】実施例1と比較して、測定したフレーム誤
り率が上限目標フレーム誤り率と下限目標フレーム誤り
率の間にある場合は目標SIRの変更を行わないところ
が違いとなっている。このようにすることで、目標SI
R制御の安定度が増す可能性がある。
【0062】(実施例3)図4は、実施例3を示す。 上限目標フレーム誤り率=Terror,u(1)/Nframeおよ
び 下限目標フレーム誤り率=Terror,d(1)/Nframeに加
えて (Terror,d(1)<=(Terror,u(1))、 しきい値Terror,u(n)(2<=n<=N)、T
error,d(m)(2<=m<=M) (Terror,d(M)<=Terror,d(M-1)<=…<=T
error,d(1) <=Terror,u(1)<=Terror,u(2)<=…<=T
error,u(N)) を設ける。
【0063】測定したNerrorに応じて、下記のように
目標SIRを更新する。 1)Nerror>Terror,u(N)の場合→目標SIRをΔ
up(N)(dB)増大させる。 2)Terror,u(n+1)>=Nerror>Terror,u(n)の場合
→目標SIRをΔup(n)(dB)増大させる(n=1〜
N−1)。 3)Terror,d(1)<=Nerror<=Terror,u(1)の場合
→目標SIRの変更を行わない。 4)Terror,d(m+1)<=Nerror<=Terror,d(m)の場
合→目標SIRをΔdown(m)(dB)低減させる(m=
1〜M−1)。 5)Nerror<Terror,d(M)の場合→目標SIRをΔ
down(M)(dB)低減させる。
【0064】本制御の結果、実施例2に同じくフレーム
誤り率が上限目標フレーム誤り率と下限目標フレーム誤
り率の間もしくはこれに準ずる値になるよう、目標SI
Rが適応的に補正される。
【0065】さらに、例としてΔup(n)<Δup(n+1),Δ
down(m)<Δdown(m+)の様に設定すれば、伝搬環境が急
激に変化し、フレーム誤り率が急激に劣化した(N
errorが急激に増大)場合に、目標SIRの増大量を大
きくすることでこの変動に高速に追従し、受信品質の劣
化した時間を短時間に抑えることができる。
【0066】逆に、伝搬環境の変化で、フレーム誤り率
が急激に向上した場合にも、同様に、速やかに目標SI
Rを低減し、移動局の送信電力を最低限に抑えることか
できる。
【0067】一方、NerrorとTerror,u(1)またはT
error,d(1)との差が小さい場合には、目標SIRの補正
量を小さくして、安定した受信品質を得ることができ
る。
【0068】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図6〜図9に基づいて説明する。
【0069】(概要)まず、本システムの概要について
説明する。
【0070】本発明は、通信者の送信信号が複数(=
M)の局で受信された後にさらに上位の局で合成される
サイトダイバーシチ受信を行う場合、受信局#m(1≦
m≦M)において、各受信局独立に、所望の通信(送
信)者からの受信局#mにおける受信信号の希望波信号
電力対干渉電力比#m(SIR#m)、又は、受信電力
#mがある目標受信SIR値#m若しくは目標受信電力
値#mになるよう周期的に送信側の送信電力を制御し、
さらに、受信局#mにおいて、各受信局独立に、前記所
望の通信者の受信局#mにおける受信信号の受信ビット
誤り率#m若しくは受信フレーム誤り率#m等の受信誤
り率#mを検出し、前記検出した受信誤り率#mと受信
局#mで予め定められた目標の受信誤り率#mとの比較
結果に基づいて、受信局#mにおける前記送信電力制御
における目標受信SIR値#m、又は、目標受信電力値
#mの補正制御を行うようなシステムにおいて、以下の
特徴を有する。
【0071】すなわち、本発明は、上記システムにおい
て、さらに、上位局において、全受信局での前記所望通
信者の受信信号をサイトダイバーシチにより合成した後
の信号に対して、合成後受信ビット誤り率若しくは合成
後受信フレーム誤り率等の合成後受信誤り率を検出し、
前記検出した合成後受信誤り率と予め定められた目標の
合成後受信誤り率との比較結果に基づいて、各受信局#
mにおける目標の受信誤り率#mを補正制御することを
特徴とする。
【0072】また、本発明は、上記システムにおいて、
前記検出した合成後受信誤り率と予め定められた目標の
合成後受信誤り率との比較結果に基づいて、各受信局#
mにおける目標の受信誤り率#mを補正制御する際、前
記目標合成後受信誤り率と測定した合成後受信誤り率と
の差の大きさに応じて、前記各受信局#mにおける目標
の受信誤り率#mの補正量を可変とすることを特徴とす
る。
【0073】以下、具体例を挙げて説明する。
【0074】(送信制御)図6は、本システムにおける
送信電力制御の処理例を示すフローチャートである。
【0075】上りリンク(移動局の送信側→基地局の受
信側)における送信電力制御の例を示す。
【0076】図6中、基地局側の制御において、ステッ
プS21〜ステップS24は本例における送信電力制御
の処理を示す。なお、ステップS1〜ステップS5のフ
ローは周知の送信電力制御の処理、ステップS11〜ス
テップS14のフローは前述した第1の例で示した送信
電力制御の処理を示し、ここでの説明は省略する。
【0077】図6において、ステップS21では、サイ
トダイバーシチ時において、複数の基地局で受信された
移動局信号は、それぞれの基地局で復調された後、基地
局上位局にてダイバーシチ合成される。ダイバーシチ合
成法には、一般に知られる選択合成や最大比合成といっ
た技術が用いられる。
【0078】ステップS22では、基地局の上位局にお
いて、ダイバーシチ合成後の復調信号のフレーム誤り率
を測定する。フレーム誤り率の測定法は、前述した第1
の例の図1の説明と同じ方法を用いることができる。
【0079】次に、ステップS23では、その測定した
合成後フレーム誤り率と予め設定される目標合成後フレ
ーム誤り率との比較を行う。
【0080】そして、ステップS24では、比較結果に
基づいて、各基地局で当該移動局に対して設定されてい
る目標フレーム誤り率を補正する。
【0081】すなわち、合成後フレーム誤り率が目標合
成後フレーム誤り率よりも小さい場合は、その移動局
(通信者)の受信品質が過剰となっていることを意味す
るので、各基地局での目標フレーム誤り率を大きくし、
結果として、前述した第1の例の送信制御(図1参照)
により、当該移動局に対する従来の送信電力制御の目標
SIRがより小さく制御されることになり、その結果、
当該移動局の送信電力をより小さくすることができる。
【0082】(補正例)次に、図7〜図9は、送信電力
制御における基地局目標フレーム誤り率の補正例を示
す。
【0083】(実施例1)図7は、実施例1を示す。T
BSは、前述した図2〜図4の中に示されるフレーム誤り
数のしきい値全体を示す。図2〜図4の説明と同じよう
に、サイトダイバーシチ合成後のフレーム誤り率の測定
フレーム数Nframeの間のフレーム誤り数Nerrorを測定
し、これを予め決められたしきい値と比較する。
【0084】実施例1では、NerrorとTerrorとを比較
して、 1)測定した合成後フレーム誤り率>=目標の合成後フ
レーム誤り率、つまり、Nerror>=Terrorの場合:→
各基地局のフレーム誤り率しきい値TBSをΔdown低減す
る。 2)測定した合成後フレーム誤り率<目標の合成後フレ
ーム誤り率、つまり、Nerror<Terrorの場合:→各基
地局のフレーム誤り率しきい値TBSをΔup増大する。
【0085】つまり、測定した合成後フレーム誤り率が
目標の合成後フレーム誤り率よりも悪い(大きい)場合
は、各基地局のフレーム誤り率しきい値TBSを低減さ
せ、結果として、各基地局での目標フレーム誤り率を小
さくして、受信品質の向上を図る。
【0086】また、この逆の場合も同様に、測定した合
成後フレーム誤り率が目標の合成後フレーム誤り率より
も良い(小さい)場合は、各基地局のフレーム誤り率し
きい値TBSを増大させ、結果として、各基地局での目標
フレーム誤り率を大きくして、受信品質を劣らせる。
【0087】(実施例2)実施例2は、前述した第1の
例の実施例2(図3参照)と同様に考えることができ
る。
【0088】(実施例3)実施例3も、前述した第1の
例の実施例3(図4参照)と同様に考えることができ
る。
【0089】以上の各例の説明では、簡単のため、各し
きい値、測定フレーム数が各基地局での制御と同じ記号
で示されたが、これらの値は独立に設定することも可能
である。また、ステップサイズΔ〜は各基地局のTBS
に異なる値を用いることもできる。
【0090】受信電力として、目標受信SIR値の代わ
りに、目標受信電力値(S)を適用することも可能であ
る。
【0091】また、受信誤り率として、フレーム誤り率
の代わりに、ビット誤り率を適用することも可能であ
る。
【0092】ビット誤り率の測定には、受信側で送信パ
ターンが既知の信号、例えば、同期検波のためのパイロ
ット信号等を用いる方法や、誤り訂正符号化を行ってい
る場合は、誤り訂正符号の受信側での復号結果を再符号
化して、これを参照信号として、受信復調系列(誤り訂
正復号前)の誤り率を測定する方法などを用いることが
できる。
【0093】また、本発明の送信電力制御法は、上記上
りリンクの代わりに、下りリンクに適用しても同様の効
果を得ることができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
広帯域の拡散伝送方式によって信号を伝送するシステム
において、信号を受信する装置側において、受信した受
信信号の受信誤り率を検出し、該検出された受信誤り率
と予め設定された目標受信誤り率とを比較し、該比較結
果に基づいて目標とする目標受信信号電力対干渉電力比
値(SIR)又は目標とする目標受信電力値を補正し、
該補正された前記目標受信信号電力対干渉電力比値又は
前記目標受信電力値に基づいて、送信電力が所定の目標
値となるように伝送用の制御信号(TPC制御ビット)
を設定するようにしたので、例えば、DS−CDMA伝
送方式を用いたセルラ通信において、実際の環境で存在
するマルチパス数および移動局の速度といった伝搬環境
の変化、さらには、サイトダイバーシチ受信の有無とい
った送受信状況の変化によらず、一定の受信品質(通信
品質)を得ることのできる高精度な送信電力制御が実現
でき、これにより、各通信者(移動局)は伝搬環境に応
じた所要の受信誤り率を得るのに必要な最低限の送信電
力で通信を行うことができ、結果として、加入者容量を
さらに増大することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である送信電力制御
の処理例を示すフローチャートである。
【図2】送信電力制御における目標SIR値の補正例
(実施例1)を示す説明図である。
【図3】送信電力制御における目標SIR値の補正例
(実施例2)を示す説明図である。
【図4】送信電力制御における目標SIR値の補正例
(実施例3)を示す説明図である。
【図5】信号のフレーム構成を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態である送信電力制御
の処理例を示すフローチャートである。
【図7】送信電力制御における基地局目標フレーム誤り
率の補正例(実施例1)を示す説明図である。
【図8】送信電力制御における基地局目標フレーム誤り
率の補正例(実施例2)を示す説明図である。
【図9】送信電力制御における基地局目標フレーム誤り
率の補正例(実施例3)を示す説明図である。
【符号の説明】
10 フレーム 20 スロット 30 パイロット部 40 送信電力制御ビット 50 データ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 1/00 H04B 7/08 D 5K060 // H04B 7/08 H04J 13/00 A 5K067 (72)発明者 佐和橋 衛 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K011 BA10 DA01 DA02 DA15 EA03 GA05 GA06 JA01 KA04 KA13 5K014 AA01 BA01 EA08 FA06 FA11 GA03 5K022 EE01 EE12 EE31 5K052 AA14 BB02 BB08 CC06 DD02 EE12 GG31 5K059 CC03 DD31 5K060 BB08 CC05 DD04 EE04 FF07 HH06 LL01 5K067 AA02 AA23 CC10 CC24 DD27 DD46 EE02 EE10 EE71 GG08 GG09 HH22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域の拡散伝送方式を用いて信号を伝
    送する際の送信電力制御方法であって、 伝送される信号を受信する装置側に、 受信した受信信号の受信誤り率を検出する検出工程と、 該検出された受信誤り率と予め設定された目標受信誤り
    率とを比較する比較工程と、 該比較結果に基づいて、目標とする目標受信信号電力対
    干渉電力比値、又は、目標とする目標受信電力値を補正
    する補正工程と、 該補正された前記目標受信信号電力対干渉電力比値、又
    は、前記目標受信電力値に基づいて、送信電力が所定の
    目標値となるように伝送用の制御信号を設定する制御工
    程とを備えたことを特徴とする送信電力制御方法。
  2. 【請求項2】 前記補正工程は、 前記目標受信信号電力対干渉電力比値、又は、前記目標
    受信電力値を補正する場合には、 前記検出された受信誤り率と前記目標受信誤り率との差
    に応じて、当該目標受信信号電力対干渉電力比値、又
    は、当該目標受信電力値の補正量を可変することを特徴
    とする請求項1記載の送信電力制御方法。
  3. 【請求項3】 前記伝送される信号が複数の局で受信さ
    れた後にさらに上位の上位局で合成されるサイトダイバ
    ーシチ受信を行う場合には、 受信した信号をサイトダイバーシチにより合成して合成
    信号を生成する生成工程と、 該生成された合成信号の受信誤り率を検出する検出工程
    と、 該検出した合成後の受信誤り率と予め設定された目標合
    成後受信誤り率とを比較する比較工程と、 該比較結果に基づいて、前記各局における目標受信誤り
    率を補正する補正工程と、 該補正された前記各局における目標受信誤り率に基づい
    て、送信電力が所定の目標値となるように伝送用の制御
    信号を設定する制御工程とをさらに備えたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】 前記補正工程は、 前記各局における目標受信誤り率を補正する場合には、 前記検出した合成後の受信誤り率と前記目標合成後受信
    誤り率との差に応じて、当該各局における目標受信誤り
    率の補正量を可変することを特徴とする請求項3記載の
    送信電力制御方法。
  5. 【請求項5】 基地局と移動局との間で、広帯域の拡散
    伝送方式を用いて信号を伝送する際、送信電力の制御を
    行う移動通信システムであって、 前記基地局において、 受信した受信信号の受信誤り率を検出する検出手段と、 該検出された受信誤り率と予め設定された目標受信誤り
    率とを比較する比較手段と、 該比較結果に基づいて、目標とする目標受信信号電力対
    干渉電力比値、又は、目標とする目標受信電力値を補正
    する補正手段と、 該補正された前記目標受信信号電力対干渉電力比値、又
    は、前記目標受信電力値に基づいて、前記移動局の送信
    電力が所定の目標値となるように伝送用の制御信号を設
    定する制御手段と、 該設定された制御信号を前記基地局に送信する送信手段
    と、 前記移動局において、 前記送信された制御信号を解析し、該解析結果に基づい
    て送信電力を制御する送信電力制御手段とを備えたこと
    を特徴とする移動通信システム。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、 前記目標受信信号電力対干渉電力比値、又は、前記目標
    受信電力値を補正する場合には、 前記検出された受信誤り率と前記目標受信誤り率との差
    に応じて、当該目標受信信号電力対干渉電力比値、又
    は、当該目標受信電力値の補正量を可変にすることを特
    徴とする請求項5記載の移動通信システム。
  7. 【請求項7】 前記伝送される信号が複数の局で受信さ
    れた後にさらに上位の上位局で合成されるサイトダイバ
    ーシチ受信を行う場合には、 受信した信号をサイトダイバーシチにより合成して合成
    信号を生成する生成手段と、 該生成された合成信号の受信誤り率を検出する検出手段
    と、 該検出した合成後の受信誤り率と予め設定された目標合
    成後受信誤り率とを比較する比較手段と、 該比較結果に基づいて、各局における目標受信誤り率を
    補正する補正手段と、 該補正された前記各局における目標受信誤り率に基づい
    て、送信電力が所定の目標値となるように伝送用の制御
    信号を設定する制御手段とをさらに備えたことを特徴と
    する請求項5又は6記載の移動通信システム。
  8. 【請求項8】 前記補正手段は、 前記各局における目標受信誤り率を補正する場合には、 前記検出した合成後の受信誤り率と前記目標合成後受信
    誤り率との差に応じて、当該各局における目標受信誤り
    率の補正量を可変することを特徴とする請求項7記載の
    移動通信システム。
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