JP2002015036A - 電力量制御方法および電力量制御装置 - Google Patents

電力量制御方法および電力量制御装置

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JP2002015036A
JP2002015036A JP2000194684A JP2000194684A JP2002015036A JP 2002015036 A JP2002015036 A JP 2002015036A JP 2000194684 A JP2000194684 A JP 2000194684A JP 2000194684 A JP2000194684 A JP 2000194684A JP 2002015036 A JP2002015036 A JP 2002015036A
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Satoko Matsuo
聡子 松尾
Tadaaki Sakamoto
忠昭 坂本
Naotaka Terashita
尚孝 寺下
Sadahiko Ozaki
禎彦 尾崎
Tadashi Oi
忠 大井
Kenji Hirai
健治 平井
Takashi Nakagawa
隆志 中川
Makoto Tanaka
田中  誠
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06Q50/00Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 契約した契約電力量と消費した消費電力量と
の電力差に関する情報を需要家が容易に得ることがで
き、電力量の制御を容易にすることが可能な電力量制御
方法および電力量制御装置を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る電力制御方法は、需要家が
契約した契約電力量と需要家が消費した消費電力量とを
入力して格納する段階と、契約電力量と消費電力量との
電力差に関する情報をネットワークを介して表示する表
示段階と、契約電力量と消費電力量との電力差を求め、
この電力差に応じて契約電力量の価格設定または違約処
理をする段階とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、需要家が使用する
電力量を適切な量に制御する電力量制御方法および電力
量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力を生産する発電所では、その規模に
より発電可能な電力量に限界がある上、電力を大量に蓄
えておくことができないため、適切な量を需要家に供給
し、一時期に限界以上の電力が要求されないようにする
必要がある。従って、従来の電力量制御方法では、例え
ば省エネルギーに代表されるように、需要家の電力消費
量を低減すること、あるいは、電力消費の多い時間帯に
電力消費を低減するように制御してきた。
【0003】このような制御方法として、例えば、特開
平7―143670号公報に開示されている手法があ
る。この手法では、図20に示すように、需要家が契約
電力量を越えて電力を使用しないように、消費電力量が
契約電力量を超過しそうになった場合に、電力の使用を
制限するデマンド制御機器を利用して負荷を制御するよ
うにしている。また、電力消費のピーク時に電力が不足
しないように、あるいは発電設備に与える負荷を軽減す
るために、需要が少なく電力料金の安い夜間に専用機器
を利用して蓄熱しておいたエネルギーを、需要の多い昼
間に利用するようにし、需要家に対して、蓄熱調整によ
る割引やオフピーク利用による割引を実施するようにし
ている。
【0004】このようなデマンド制御機器や専用機器を
導入することで、電力量の制御は可能ではあるが、必ず
しも需要家の要望が契約電力量以下になることはなく、
所定時刻に契約電力量以上の電力消費量が必要になる場
合もある。この場合には、不足分を調達する必要があ
り、契約している発電業者に発電量を増加してもらう
か、別の発電業者から新たに電力を購入する必要があ
る。なお、この場合には、契約に反したとして違約を課
せられることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力量制御方法
では、上記のように需要家の消費電力量が契約電力量を
越えないように制御されてはいるが、デマンド機器等に
より自動的に制御されるため、消費電力量の制御は、実
質デマンド機器等の制御に委ねられ、需要家が制御する
ことはほとんどない。また、需要家自身は、現在の消費
電力量を主に室外に設置されているメータを介してしか
知ることがないため、実際に消費電力量が契約電力量を
越えているのか否かを容易に知ることができない。その
ため、無駄な電力消費や余分な電力の購入が行われるな
どの問題点があった。
【0006】また、需要家の消費電力量が契約電力量を
下回った場合には、需要家は、既に発電業者から電力購
入の契約をしているため、使用した電力量以上の電力料
金を支払わなければならなかった。それに加えて、発電
業者も、生成された電力の保存が困難なことより、実際
に消費されるか否かに関わらず、契約電力量分は発電で
きるように要員や燃料を準備しておく必要があるため、
実際に消費される消費電力量が契約電力量よりも少なす
ぎると、準備にかかった費用の一部が無駄になってしま
い、需要家、発電業者ともに不利益を被るという問題点
があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、契約した契約電力量と消費した消費電力
量との電力差に関する情報を需要家が容易に得ることが
でき、電力量の制御を容易にすることが可能な電力量制
御方法および電力量制御装置を提供するものである。
【0008】また、需要家の消費電力量が契約電力量よ
りも少なすぎることがないように電力量を制御する電力
量制御方法および電力量制御装置を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電力制御
方法は、需要家が契約した契約電力量と上記需要家が消
費した消費電力量とを入力して格納する段階と、上記契
約電力量と上記消費電力量との電力差に関する情報をネ
ットワークを介して表示する表示段階と、上記契約電力
量と上記消費電力量との電力差を求め、この電力差に応
じて上記契約電力量の価格設定または違約処理をする段
階とを含んでいる。
【0010】また、契約電力量を、所定時間毎に設定さ
れた電力量にし、かつ、消費電力量を、所定時間毎に得
られる消費電力量にしてもよい。
【0011】また、契約期間の間、契約電力量と消費電
力量との差の絶対値からなる電力差が許容範囲内にある
場合には、上記契約電力量の価格を、上記電力差が上記
許容範囲を越えた場合の価格設定よりも安く設定しても
よい。
【0012】また、契約期間の間に、契約電力量と消費
電力量との差の絶対値からなる電力差が許容範囲を越え
た場合には、違約処理をしてもよい。
【0013】また、表示段階は、電力差に関する情報と
して、契約電力量と消費電力量とを表示してもよい。
【0014】また、需要家の契約電力量及び消費電力量
に応じて、この需要家が制御用システムの導入が必要か
を判断し、必要と判断された場合に上記制御用システム
の導入を促す情報をネットワークを介して上記需要家に
通知するようにしてもよい。
【0015】また、制御用システムを、電力量予測シス
テム、現在使用中の電力量の推移と電力使用計画を比較
するシステム、または、デマンド制御機器の少なくとも
いずれかにしてもよい。
【0016】また、制御用システムの導入が必要と判断
された場合に、需要家に対して、上記制御用システムを
導入する必要がある旨、また、どのような種類の制御用
システムを導入すべきかをコンサルティングするための
情報をネットワークを介して需要家に通知してもよい。
【0017】さらに、需要家の消費電力量を予測し、契
約電力量を超過すると予測された第1の需要家と契約電
力量を下回ると予測された第2の需要家とを組み合わ
せ、契約時に上記第2の需要家に送ると契約した電力を
上記第1の需要家に送るように上記契約電力量を事後修
正するようにしてもよい。
【0018】また、本発明にかかる電力制御装置は、需
要家が契約した契約電力量及び上記需要家が消費した消
費電力量を入力する入力手段と、上記入力手段で入力さ
れた上記契約電力量及び上記消費電力量を格納する記憶
手段と、上記契約電力量と上記消費電力量との電力差に
関する情報をネットワークを介して表示する表示手段
と、上記契約電力量と上記消費電力量との電力差を求
め、この電力差に応じて上記契約電力量の価格設定また
は違約処理をする処理手段とを備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの実施の
形態1の電力量制御システムを示す構成図である。図に
おいて、1はネットワーク4に接続されている電力量制
御装置としてのサーバー計算機、2はネットワーク4に
接続されている需要家のクライアント計算機、3はネッ
トワーク4に接続されている売電業者(発電業者等、電
力を販売できる者)のクライアント計算機である。この
ネットワーク4の形態としては、インターネット等の公
共回線、専用回線、あるいは、これらが混在したもので
もよい。
【0020】図2は図1に示したサーバー計算機1の構
成を示すブロック図である。図において、11はネット
ワーク4経由でクライアント計算機2、3へ出力される
データ、及びクライアント計算機2、3から入力される
データの制御を行う入出力制御手段で、需要家が契約し
た契約電力量、需要家が消費した消費電力量等を入力す
るとともに、契約電力量と消費電力量との電力差に関す
る情報(電力差そのもの、あるいは、契約電力量及び消
費電力量など)をネットワーク4を介して需要家に表示
するための情報を出力する。
【0021】12は目的に応じて記憶手段13から必要
なプログラムと必要な情報(需要家情報132、販売契
約情報133、電力使用実績情報134)を選択して、
実行したり、各部の制御を行う制御手段である。例え
ば、契約を違反したときの料金を計算する場合は、プロ
グラム群131の(追徴)料金計算プログラムを呼び出
し、売契約情報133と販電力使用実績情報134を用
いて料金を計算する。
【0022】13はプログラム群131及び各種情報1
32〜134が格納されている記憶手段で、プログラム
群131には、例えば、販売メニュー画面作成プログラ
ム、販売契約情報集計プログラム、電力供給割当てプロ
グラムなどが格納されている。また、格納されている各
種情報としては、需要家情報132、販売契約情報13
3、電力使用実績情報134がある。
【0023】この需要家情報132としては、需要家を
特定するための情報や需要家が保持している電力利用機
器などの情報が挙げられる。なお、需要家を特定するた
めの情報としては、需要家名、連絡先、需要家を認証す
るための認証情報などがある。また、需要家が保持して
いる電力利用機器に関する情報としては、電力利用機器
に関する購入時期、製造時期、負荷などの情報や、導入
しているデマンド制御機器の型式などの情報が挙げられ
る。
【0024】図3は記憶手段13に格納されている販売
契約情報133を示す図である。図に示すように、販売
契約情報133は販売契約内容に関する情報で、この販
売契約情報133としては、需要家名、販売契約期間、
指定発電業者、契約条件、販売契約電力量、許容変動量
などがある。
【0025】販売契約電力量は、各需要家から得られる
消費電力パターンからなり、この消費電力パターンは、
所定時刻に必要な電力量を契約したものである。例え
ば、所定時間毎に必要な電力量を契約したもの(例え
ば、1時〜10時までは、30kW/h、10時〜17
時までは、100kW/hというような形式)、一定時
間毎に必要な電力量を契約したもの(例えば、1時間毎
に契約した電力量というような形式)、あるいは、所定
時間の間の契約電力量を連続的にしたもの(例えば、関
数的あるいはグラフで表現した形式)等、様々な形態が
ある。
【0026】許容変動量は、契約電力量に幅を持たせる
ために設定する値で、例えば「±XX%」や「±XXk
W」などで与えられる。この販売契約電力量と許容変動
量とにより、「契約電力量±許容変動量」の範囲内で電
力を使用する契約がかわされることになる。
【0027】報奨処理内容は、許容範囲内で電力を使用
した場合の処置に関する契約であり、例えば、「契約電
力量に一致すれば、キャッシュバック」、「一度も許容
範囲を外れなければ、次回契約時に大幅割引」などがあ
る。
【0028】違約処理内容は、許容範囲を超えた場合の
処置に関する契約であり、例えば「超過時は送電停
止」、「超過時はXX%まで送電カット可」、「送電を
カットする場合の通知(要/不要)」、「追徴課金」な
どがある。
【0029】これら報奨処理内容、違約処理内容は、仲
介業者が設定してもよいし、需要家が契約時に報奨処理
または違約処理を選択してもよい。なお、ここでは、報
奨処理内容、違約処理内容を需要家ごとに設定している
が、これは特に限定するものではなく、複数の需要家を
まとめて共通の報奨処理内容、違約処理内容を設定して
もよい。
【0030】また、図4は記憶手段13に格納されてい
る電力使用実績情報134を示す図である。図に示すよ
うに、電力使用実績情報134には、各需要家ごとに現
在の電力消費量と現在までの電力使用実績が格納されて
いる
【0031】次に、図1に示した電力制御システムの動
作について説明する。図5はこの実施の形態1の電力制
御方法を説明するフローチャートである。ここでは、許
容変動量を超えて、契約電力量より多い、あるいは少な
い電力を使用した場合に、違約処理を行い。許容変動量
以内で電力を使用した場合は報奨を与える契約について
説明する。
【0032】まず、ネットワーク4を介して需要家に入
力画面を表示し、この入力画面に需要家が電力パターン
に関する情報、許容変動量、報奨処理内容、違約処理内
容を含む所望の販売契約内容を入力することで、販売契
約情報133を取得する(ST1)。なお、これら取得
された情報は記憶手段13に販売契約情報133として
格納される。
【0033】電力パターンに関する情報を取得するに
は、図6に示すような契約電力量の電力パターン入力画
面を需要家に表示し、この入力画面を用いて需要家が所
望の電力パターン(契約電力量の電力パターン)を登録
すればよい。
【0034】許容変動量を取得するには、図7に示すよ
うな許容変動量入力画面を需要家に表示し、この入力画
面を用いて需要家が所望の許容量を登録すればよい。図
において、+は上限値を、−は下限値を、±は上下限値
を意味しており、図に示すように、棒グラフにより契約
電力量の電力パターンが、Iの範囲によって許容量がわ
かるようになっている。
【0035】なお、図6、図7では、契約電力量の電力
パターンを棒グラフで表示しているが、これは特に限定
するものではなく、曲線、あるいは数値で表示するよう
にしてもよい。
【0036】また、報奨処理内容を取得する場合には、
図8に示すような報奨処理内容選択画面を需要家に表示
し、この入力画面を用いて需要家が所望の報奨処理の内
容を入力すればよい。
【0037】また、違約処理内容を取得するには、図9
に示すような違約処理選択画面を需要家に表示し、この
入力画面を用いて需要家が所望の違約処理の内容を入力
すればよい。
【0038】ここでは、需要家が各内容を選択できるよ
うになっているが、各契約内容を仲介業者が設定する場
合には、これらの画面による入力処理は不要である。ま
た、その他必要な情報も同様に入力画面を表示すること
で取得することができる。なお、上記の各画面及び内容
は特に限定するものではなく、様々な形態が考えられ
る。
【0039】このようにして販売契約情報133を取得
した後、各需要家の消費電力量を取得し、記憶手段13
の電力使用実績情報134に格納する(ST2)。な
お、各需要家の消費電力量を取得するには、電力量計か
らのパルスをカウントする方法等、需要家の所定時間毎
の消費電力量がわかれば、どのような方法で取得しても
よい。
【0040】ここで、需要家から契約電力量及び消費電
力量の表示要求があるかを確認し(ST3)、要求があ
れば契約電力量及び消費電力量をネットワーク4を介し
て需要家に表示し(ST4)、要求がなければST5に
進む。ST5では、所定時間(前回の消費電力量の取得
から次の消費電力量の取得までの時間)が経過している
かを判断し、経過していなければST3に戻り、逆に、
経過していればST6に進む。
【0041】なお、表示のために必要な情報は、販売契
約情報検索処理により、需要家情報に基づいて販売契約
情報133を検索し、当該需要家の販売契約情報を取得
することで取り出すことができる。
【0042】図10はネットワークを介して需要家に表
示する画面の内容を示す図である。図に示すように、契
約電力量、使用電力量(消費電力量)、許容変動量を電
力差に関する情報として表示している。このように契約
電力量、消費電力量、許容変動量を表示することで、需
要家は現在(今まで)の自分の消費電力量が契約電力量
に対して許容範囲内にあるのかを容易に確認できるよう
になっている。
【0043】なお、ここでは、各電力量は、ともに連続
値で示されているが、これは契約の形態に依存して、3
0分ごと、あるいは1時間ごとなど、ある一定時間の累
積値で与えられる棒グラフでも同じである。また、この
図では許容変動量を±10%(+10%の電力量を最大
電力量、−10%の電力量を最小電力量とする)として
いるが、許容変動量は契約により定められる値である。
【0044】図に示すように、0時〜8時、23時〜2
4時は消費電力量が最小電力量を下回っているため、違
約と見なされる。また逆に、11時〜22時半は消費電
力量が最大電力量を上回っているため、違約と見なされ
る。それ以外の時間帯においては、消費電力量が最小電
力量以上で、最大電力量以下であるため、契約の範囲内
である。
【0045】図5に戻り、ST6では、契約期間が経過
しているか否かを確認し、経過していなればST2に戻
り、経過していれば、ST7に進む。
【0046】契約期間に達すると、ST1、ST2で取
得した契約電力量と消費電力量を記憶手段13から読み
出し、これらの差分の絶対値(電力差)を所定時間毎に
計算する(ST7)。このように差分の絶対値を電力差
とすることで、消費電力量が(契約電力量+許容範囲)
を越えているかのみならず、消費電力量が(契約電力量
−許容範囲)より下回っているかを判断できる。
【0047】このようにして求めた電力差が、契約情報
に含まれる許容変動量の範囲内にあるかどうかを判定す
る(ST8)。ここで、範囲内にある場合はST9に進
み、範囲内にない場合はST10に進む。
【0048】ST8で、電力差が許容範囲内にある場
合、すなわち、需要家が許容範囲内で電力を使用した場
合には、報奨処理内容に定められた処理を行う(ST
9)。すなわち、予め需要家と契約している報奨処理
(例えば、違約時に比し価格を安く設定する、次回の契
約時の価格を安く設定する等)を行う。
【0049】一方、電力差が許容範囲内にない場合に
は、違約処理内容に定められた処理を行う(ST1
0)。すなわち、予め需要家と契約している違約処理
(例えば、送電を停止する、追徴課金をする等)を行
う。
【0050】以上のST9またはST10の処理後、ネ
ットワーク4を介して、需要家に電力料金を通知する
(ST11)。
【0051】この実施の形態では、報奨処理と違約処理
の両方を行うようにしているが、これは特に限定するも
のではなく、報奨処理のみ、あるいは違約処理のみを行
うようにしてもよい。
【0052】この実施の形態では、需要家は、ネットワ
ークを通して、過去あるいは現在の消費電力量やそれら
の累積、さらには電力料金など、電力使用に関わる情報
を必要なときに得られるため、電力を契約通りに使用し
ているかを容易に確認することができる。さらに、使用
電力量と契約電力量の電力差が許容変動量以内の場合に
は、報奨処理が行われ、逆に、許容変動量以上になる
と、追徴課金などの違約処理が行われるので、需要家は
対象機器の制御や次回の契約に反映させるなどして、報
奨処理が行われるよう、あるいは違約処理を回避するよ
うにするため、契約した電力量が大幅に上回ったり下回
ったりすることが少なくなり、その結果、電力量の制御
がなされ、大量の電力の過不足を回避することができ
る。そのため、需給のバランスがとりやすくなり、電力
調達や緊急時の保障に関する不要な経費を削減すること
ができる。
【0053】実施の形態2.この実施の形態2では、需
要家の契約電力量及び消費電力量に応じて、この需要家
が制御用システムの導入が必要かを判断し、必要と判断
された場合に制御用システムの導入を需要家に促すよう
にしたものである。
【0054】この実施の形態2の電力量制御システム
は、図1に示した電力量制御システムとほぼ同様である
ので説明は省略する。図11はこの実施の形態2の電力
量制御方法を示すフローチャートである。なお、図11
のST11は図5のST11に対応するものである。
【0055】まず、需要家情報132の中から制御用シ
ステムを保有していない需要家を検索する(ST1
2)。ここで、制御用システムは、必要な電力量を予測
するシステム、現在使用中の電力量の推移と電力使用計
画を比較するシステム(以下、予測システムという)、
あるいは、デマンド制御機器等である。
【0056】予測システムとしては、例えば、季節、曜
日、時間などの要因と、過去の契約−使用実績の相関か
ら必要な電力量の予測を行うもの、現在の使用電力量推
移と契約時の電力使用計画を比較して表示し、計画通り
に電力が使用されているかを監視できるようにするも
の、あるいは、制御対象機器の負荷情報を入力し、運転
中の制御対象機器を停止するとどの程度電量を削減する
ことができるかを需要家に提示するものなどが挙げられ
る。
【0057】また、デマンド制御機器としては、例え
ば、特開平7-274394号公報、特開平7―143
670号公報に記載されているように、契約電力量と現
在使用中の電力量とを基にして余裕電力を算出し、その
結果により制御対象の停止・起動を行うものなどが挙げ
られる。
【0058】一方、販売契約情報133内の契約電力量
と、電力使用実績情報134内の消費電力量とに基づい
て、違約の多い(電力差が許容範囲内にないことが多
い)需要家、あるいは違約しそうな需要家を検索する
(ST13)。
【0059】ST12で検索された需要家とST13で
検索された需要家の中から共通する需要家を抽出しシス
テムを導入すべき需要家とする(ST14)。なお、抽
出する需要家としては、一般には、共通の需要家を抽出
するようにすればよいが、違約頻度が多すぎる需要家に
対しては、システムを保有していても抽出するようにし
てもよい。
【0060】このようにして、抽出された需要家に対し
て、例えば、図12、または図13のような画面をネッ
トワーク4を介して需要家に表示したり、E−mail
等を利用することにより、予測システム、あるいはデマ
ンド制御機器の導入を提案する(ST15)。なお、仲
介業者が予測システムあるいはデマンド制御機器を導入
している需要家に対して、電力料金の割引を実施した
り、予測システムあるいはデマンド制御機器の導入にか
かる費用の一部を負担するなどの方法により、予測シス
テムあるいはデマンド制御機器の導入を促すようにして
もよい。
【0061】この実施の形態では、需要家の契約電力量
及び消費電力量に応じて、この需要家が制御用システム
の導入が必要かを判断し、必要と判断された場合に制御
用システムの導入を需要家に促すようにしているので、
制御用システムが必要な需要家に制御用システムを導入
させることができ、需要家がこのようなシステムを保有
することにより、より正確な電力需要予測を実施した
り、電力使用状況を知ることにより電力使用に関して適
切な対策を実施することが可能になる。その結果、契約
電力量と電力使用量の差を小さくすることができる。
【0062】また、ネットワークを利用することで、予
測システムの導入が必要であると判断された時点で即時
に需要家にシステム導入の必要性を通知することもで
き、さらにE−mailにより自動通知することもでき
るため、仲介業者の手間が省ける。また、需要家は通知
を受けた後、システムの導入について費用対効果などの
側面から再検討することができるため、需要家が押しつ
け感を受けることがない。
【0063】また、需要家がデマンド制御機器を保有し
ている場合には、仲介業者はネットワークを介して、需
要家の電力使用量や制御対象機器の電力負荷などをリア
ルタイムに監視することができるため、需要家の電力使
用について、契約電力量からの大幅なズレを回避するこ
とができる。
【0064】実施の形態3.この実施の形態3では、制
御用システムの導入が必要と判断された場合に、需要家
に対して、制御用システムを導入する必要があるか、ま
た、どのような種類の制御用システムを導入すべきかを
コンサルティングするものである。
【0065】図14はこの実施の形態3の電力量制御装
置の構成を示すブロック図である。図において、135
は記憶手段13に格納される機器情報で、予測システム
において、需要家に提示される情報、必要な電力量を予
測する手法、デマンド制御機器における制御の方法、需
要家によりカスタマイズできる範囲など、あらゆる予測
システム、デマンド制御機器の仕様や特性の情報が格納
されている。その他は、図2と同様であるので説明は省
略する。なお、電力量制御装置が上記の点で異なるのみ
ので、電力量制御システムとしては図1に示したものと
同様である。
【0066】次に、この実施の形態3の電力量制御方法
を説明する。図15はこの実施の形態3の電力量制御方
法を説明するフローチャートである。なお、図15のS
T11〜ST15は、図11のST11〜ST15と同
様であるので説明は省略する。
【0067】ST20では、記憶手段13に格納されて
いる電力使用実績情報134を基に、当該需要家に最適
な予測システム、デマンド制御機器等の制御用システム
を検索する。そして次のST14でこの最適なシステム
の導入を促すようにする。最適なシステムは1つだけ検
索し、提案するようにしてもよいし、複数の候補をあ
げ、それらの特徴と効果を需要家に提示し、需要家に最
適なものを決定させてもよい。
【0068】このときに、仲介業者はさらに、図16に
示すような画面をネットワークを介して需要家に表示し
てコンサルティングを行い、最適なシステムを導入して
いる需要家に対して、電力料金の割引を実施するなどの
サービスを負荷するようにする。
【0069】この実施の形態では、需要家に最適な制御
用システムを選出し、システム導入に際し、需要家にコ
ンサルティングをするようにしているので、各需要家は
このようなコンサルティングを受けることにより、シス
テム導入の必要性や最適なシステム、および現在保有し
ているシステムが適切であるかを知ることができる。ま
た、仲介業者にとっては、システムを保有していない需
要家や、保有しているシステムが不適切である違約の多
い需要家に対して、コンサルティングを行うことによ
り、最適な対策をとらせることができるため、需要家の
契約電力量と消費電力量の差を小さくすることができ
る。
【0070】実施の形態4.この実施の形態4では、需
要家の消費電力量を予測し、契約電力量を超過すると予
測された第1の需要家と契約電力量を下回ると予測され
た第2の需要家とを組み合わせ、契約時に第2の需要家
に送ると契約した電力を第1の需要家に送るように契約
電力量を事後修正するようにしたものである。
【0071】この実施の形態4の電力量制御システムは
実施の形態1のものと同様であるので説明は省略する。
次に、動作について説明する。図17はこの実施の形態
4の電力量制御方法を説明するフローチャートである。
なお、図17のST1〜ST11は図5のST1〜ST
11と同様であるので説明は省略する。
【0072】ST30では、需要家の消費電力量を予測
し、契約電力量を超過すると予測された需要家と契約電
力量を下回ると予測された需要家とを組み合わせ、契約
時に下回ると予測された需要家に送ると契約した電力
を、超過すると予測された需要家に送り、これらの需要
家の契約電力量を事後修正する。
【0073】図18は図17に示したST30の動作を
詳細に説明するフローチャートである。まず、現在使用
中の電力量と契約電力量から、例えば実施の形態2に示
すような予測システムを用いて、以後の消費電力量の変
動量(消費電力量の値)を予測し(ST31)、この予
測された変動量と許容変動量を比較して、契約電力量か
らの変動が契約範囲内であるかを確認する(ST3
2)。契約範囲内にあれば、図17のST6に戻り、契
約範囲内にない場合には、ST33へ進む。
【0074】ST33では、各需要家の不足電力量ある
いは余剰電力量を計算する。すなわち、予測された消費
電力量が契約電力量より少ない場合には、不足電力量と
して、(契約電力量−予測された消費電力量)を、ま
た、予測された消費電力量が契約電力量よりも多い場合
には、余剰電力量として、(予測された消費電力量−契
約電力量)を計算する。
【0075】このように計算された不足(余剰)電力量
に対して、組み合わせるのに適切な候補者がいるかを検
索する(ST34)。この候補者を検索するには、ある
需要家(例えば、契約電力量の修正を要求してきた需要
家や特に不足あるいは余剰電力量の大きい需要家を優先
的にする)の不足(余剰)電力量に関して、余剰(不
足)電力量が近いものを検索するようにすればよい。な
お、値は近いほどよいが、例えば、10KW以下は切り
捨てるなどの処理を行ってもよい。また、組み合わせ
は、一対一の組み合わせに限定されるものでなく、1対
複数、または複数対複数の組み合わせにしてもよい。
【0076】ST34で該当する需要家が存在しない場
合には、電力量の不足側あるいは余剰側の需要家、ある
いはその両方を公募により新たに増やして(ST3
5)、応募者がいる場合には、以上のST33、ST3
4の処理を行うようにし、逆に、応募者がいない場合に
は、図17のST6に戻る。
【0077】ST34で該当する需要家が見つかった場
合には、仲介業者が、図19に示すような画面に基づい
て組み合わせに最適な需要家を選択する。すなわち、該
当する需要家が複数いる場合に、その中から最適な需要
家(群)を選択する。なお、該当する需要家が1人の場
合にはその者が最適な需要家として選択される。
【0078】このようにして、適切な需要家同士が組み
合わされ後、組み合わせにより生じた販売契約情報13
3の修正を行い(契約電力量の変更等)、電力料金を再
計算し(ST38)、この結果を需要家及び売電業者に
通知する(ST39)。
【0079】この実施の形態では、需要家の消費電力量
を予測し、契約電力量を超過すると予測された第1の需
要家と契約電力量を下回ると予測された第2の需要家と
を組み合わせ、契約時に第2の需要家に送ると契約した
電力を上記第1の需要家に送るように契約電力量を事後
修正するようにしているので、契約通りに電力を使用で
きる需要家を増加させることができるとともに、仲介業
者はこれを契約の付加価値とすることができる。
【0080】
【発明の効果】本発明にかかる電力量制御方法は、需要
家が契約した契約電力量と上記需要家が消費した消費電
力量とを入力して格納する段階と、上記契約電力量と上
記消費電力量との電力差に関する情報をネットワークを
介して表示する表示段階と、上記契約電力量と上記消費
電力量との電力差を求め、この電力差に応じて上記契約
電力量の価格設定または違約処理をする段階とを含んで
いるので、需要家は契約電力量と消費電力量との電力差
に関する情報を逐次得られ、電力を契約通りに使用して
いるかを逐次確認することができる。さらに、電力差に
応じて契約電力量の価格の設定または違約処理がなされ
ることより、各需要家は上記得られた電力差に関する情
報に基づいて適切な電力量に制御しようとするので、電
力消費量を適切な値に制御することができる。
【0081】また、契約電力量を、所定時間毎に設定さ
れた電力量にし、かつ、消費電力量を、所定時間毎に得
られる消費電力量にした場合には、需要家に逐次消費電
力を提供できるとともに、この取得された消費電力と契
約電力量との電力差を逐次求めることができる。
【0082】また、契約期間の間、契約電力量と消費電
力量との差の絶対値からなる電力差が許容範囲内にある
場合には、上記契約電力量の価格を、上記電力差が上記
許容範囲を越えた場合の価格設定よりも安く設定する場
合には、実際に消費される消費電力量が契約電力量より
も少なくなりすぎないように制御でき、発電業者が実際
の供給電力以上に余分に運転を行う必要がなくなる。
【0083】また、契約期間の間に、契約電力量と消費
電力量との差の絶対値からなる電力差が許容範囲を越え
た場合には、違約処理をする場合には、実際に消費され
る消費電力量が契約電力量よりも少なくなりすぎないよ
うに制御でき、発電業者が実際の供給電力以上に余分に
運転を行う必要がなくなる。
【0084】また、表示段階で、電力差に関する情報と
して、契約電力量と消費電力量とを表示する場合には、
需要家は容易に契約した契約電力量と今までに消費した
消費電力量とを得ることができるので、消費電力量が許
容範囲内にあるのかを容易に知ることができる。
【0085】また、需要家の契約電力量及び消費電力量
に応じて、この需要家が制御用システムの導入が必要か
を判断し、必要と判断された場合に上記制御用システム
の導入を促す情報をネットワークを介して上記需要家に
通知する場合には、システムが必要な需要家にステムの
導入をさせることができ、需要家がより正確な電力需要
予測を行ったり、電力使用に関して適切な対策を実施す
ることができるため、契約電力量と消費電力量の差を小
さくすることができる。
【0086】また、制御用システムの導入が必要と判断
された場合に、需要家に対して、上記制御用システムを
導入する必要がある旨、また、どのような種類の制御用
システムを導入すべきかをコンサルティングするための
情報をネットワークを介して需要家に通知する場合に
は、各需要家の電力使用状況に応じて、必要な情報を需
要家に提示して、最適な対策を提案し、必要な場合には
対策を実施することができるため、需要家の契約電力量
と消費電力量の差を小さくすることができる。
【0087】さらに、需要家の消費電力量を予測し、契
約電力量を超過すると予測された第1の需要家と契約電
力量を下回ると予測された第2の需要家とを組み合わ
せ、契約時に上記第2の需要家に送ると契約した電力を
上記第1の需要家に送るように上記契約電力量を事後修
正する場合には、違約する需要家を少なくできるととも
に、消費電力量を適切な値に制御することができる。
【0088】また、本発明にかかる電力量制御装置は、
需要家が契約した契約電力量及び上記需要家が消費した
消費電力量を入力する入力手段と、上記入力手段で入力
された上記契約電力量及び上記消費電力量を格納する記
憶手段と、上記契約電力量と上記消費電力量との電力差
に関する情報をネットワークを介して表示する表示手段
と、上記契約電力量と上記消費電力量との電力差を求
め、この電力差に応じて上記契約電力量の価格設定また
は違約処理をする処理手段とを備えているので、需要家
は契約電力量と消費電力量との電力差に関する情報を逐
次得られ、電力を契約通りに使用しているかを逐次確認
することができる。さらに、電力差に応じて契約電力量
の価格の設定または違約処理がなされることより、各需
要家は上記得られた電力差に関する情報に基づいて適切
な電力量に制御しようとするので、電力消費量を適切な
値に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の電力制御システムを
示す構成図である。
【図2】 図1に示したサーバー計算機の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 記憶手段に格納されている販売契約情報を示
す図である。
【図4】 記憶手段に格納されている電力使用実績情報
を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1の電力制御方法を説明
するフローチャートである。
【図6】 契約電力の電力パターン入力画面を示す図で
ある。
【図7】 許容変動量入力画面を示す図である。
【図8】 報奨内容選択画面を示す図である。
【図9】 違約処理選択画面を示す図である。
【図10】 需要家に表示する画面の内容を示す図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態2の電力制御方法を示
すフローチャートである。
【図12】 予測システムの導入を促す画面を示す図で
ある。
【図13】 デマンド制御機器の導入を促す画面を示す
図である。
【図14】 本発明の実施の形態3の電力量制御装置の
構成を示すブロック図である。
【図15】 本発明の実施の形態3の電力量制御方法を
説明するフローチャートである。
【図16】 コンサルティング画面を示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態4の電力量制御方法を
説明するフローチャートである。
【図18】 図17に示したST30の動作を説明する
フローチャートである。
【図19】 電力量調整画面を示す図である。
【図20】 従来の電力量制御装置を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ計算機 2 クライアント計算機
(需要家側) 3 クライアント計算機(売電業者側) 4 ネットワーク 11 入出力制御手段 12 制御手段 13 記憶手段 131 プログラム群 132 需要家情報 133 販売契約情報 134 電力使用実績
情報 135 機器情報
フロントページの続き (72)発明者 寺下 尚孝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 尾崎 禎彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 大井 忠 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 平井 健治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中川 隆志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 誠 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB00 FF01 5G064 AA04 AB03 AC01 AC08 AC09 BA02 BA07 CB06 DA05 5G066 KA01 KA12 KB01 KB06 KB07 KB10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 需要家が契約した契約電力量と上記需要
    家が消費した消費電力量とを入力して格納する段階と、
    上記契約電力量と上記消費電力量との電力差に関する情
    報をネットワークを介して表示する表示段階と、上記契
    約電力量と上記消費電力量との電力差を求め、この電力
    差に応じて上記契約電力量の価格設定または違約処理を
    する段階とを含んでいることを特徴とする電力量制御方
    法。
  2. 【請求項2】 契約電力量は、所定時間毎に設定された
    電力量であり、かつ、消費電力量は、所定時間毎に得ら
    れる消費電力量であることを特徴とする請求項1記載の
    電力量制御方法。
  3. 【請求項3】 契約期間の間、契約電力量と消費電力量
    との差の絶対値からなる電力差が許容範囲内にある場合
    には、上記契約電力量の価格を、上記電力差が上記許容
    範囲を越えた場合の価格設定よりも安く設定することを
    特徴とする請求項1記載の電力量制御方法。
  4. 【請求項4】 契約期間の間に、契約電力量と消費電力
    量との差の絶対値からなる電力差が許容範囲を越えた場
    合には、違約処理をすることを特徴とする請求項1記載
    の電力量制御方法。
  5. 【請求項5】 表示段階は、電力差に関する情報とし
    て、契約電力量と消費電力量とを表示することを特徴と
    する請求項1記載の電力量制御方法。
  6. 【請求項6】 需要家の契約電力量及び消費電力量に応
    じて、この需要家が制御用システムの導入が必要かを判
    断し、必要と判断された場合に上記制御用システムの導
    入を促す情報をネットワークを介して上記需要家に通知
    することを特徴とする請求項1記載の電力量制御方法。
  7. 【請求項7】 制御用システムの導入が必要と判断され
    た場合に、需要家に対して、上記制御用システムを導入
    する必要がある旨、また、どのような種類の制御用シス
    テムを導入すべきかをコンサルティングするための情報
    をネットワークを介して需要家に通知することを特徴と
    する請求項6記載の電力量制御方法。
  8. 【請求項8】 需要家の消費電力量を予測し、契約電力
    量を超過すると予測された第1の需要家と契約電力量を
    下回ると予測された第2の需要家とを組み合わせ、契約
    時に上記第2の需要家に送ると契約した電力を上記第1
    の需要家に送るように上記契約電力量を事後修正するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電力量制御方法。
  9. 【請求項9】 需要家が契約した契約電力量及び上記需
    要家が消費した消費電力量を入力する入力手段と、上記
    入力手段で入力された上記契約電力量及び上記消費電力
    量を格納する記憶手段と、上記契約電力量と上記消費電
    力量との電力差に関する情報をネットワークを介して表
    示する表示手段と、上記契約電力量と上記消費電力量と
    の電力差を求め、この電力差に応じて上記契約電力量の
    価格設定または違約処理をする処理手段とを備えている
    ことを特徴とする電力量制御装置。
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