JP2013246806A - 電力メータサーバおよびコンピュータプログラム - Google Patents

電力メータサーバおよびコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013246806A
JP2013246806A JP2012122501A JP2012122501A JP2013246806A JP 2013246806 A JP2013246806 A JP 2013246806A JP 2012122501 A JP2012122501 A JP 2012122501A JP 2012122501 A JP2012122501 A JP 2012122501A JP 2013246806 A JP2013246806 A JP 2013246806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
data
power user
charge
usage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012122501A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitoshi Keino
文敏 慶野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Toko Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toko Electric Corp filed Critical Toko Electric Corp
Priority to JP2012122501A priority Critical patent/JP2013246806A/ja
Publication of JP2013246806A publication Critical patent/JP2013246806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】 現在よりも短期間での電力供給者と電力使用者との契約締結およびその契約に基づいた課金システムに関する技術を提供する。
【解決手段】 電力メータサーバ(10)は、電力料金表等のデータを予め蓄積した料金データベース(13)と、電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)から送信された短期の簡易契約における当該短期の予定使用量を受信する予定使用量受信手段(11)と、前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)が前記短期の簡易契約に係る期間に計測した実際使用量データを受信する実際使用量受信手段(12)と、前記予定使用量データおよび前記実際使用量データから前記料金データベース(13)に基づいて前記電力ユーザの料金を演算する料金演算手段(14)と、その料金演算手段(14)が演算した前記電力ユーザの料金を出力する料金出力手段(15)と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力ユーザが予定使用量を申告し、エネルギ供給者が実際の使用量に基づいた料金を算出することで、結果的に省エネルギを達成する技術に関する。
天候や温度などの気象データに基づいて電力需要を予測することは、従来から行われている。現在では、需要を予測するのみならず、エネルギ需要を抑制することに寄与する技術が求められている。
特許文献1には、電力の使用実態に即した省エネルギ計画を提示することで、居住者に対して無理のない省エネルギ行動を実行させることが可能な電力管理技術が開示されている。
特許文献2には、電力使用者ごとの電力使用量に応じた確実な課金処理を可能とする技術が開示されている。
特許文献3には、急なイベントの発生やイベント内容の変更が発生した場合であっても、これらの情報を十分に発電計画に反映させることが可能な技術が開示されている。
特許文献4には、家電製品毎に電気の使用量を計算することで、この家電製品が前月より多く使用され、または無駄に使用されているかどうかを詳細に把握する。その内容を詳細に表示する帳票を提供することによって、需要家の節電意識を向上するための技術が開示されている。
特開2009−259125号公報 特開2008−250837号公報 特開2006−157984号公報 特開2011−55565号公報
現在の電力供給者と電力使用者との契約は、最大の電力使用量を予め定めて契約し、契約で定めた最大使用量を超えて電力を使用するとブレーカが落ちて電力の供給が遮断されるに過ぎない。
天候や温度などの気象データに基づいて電力需要を予測したり、社会的行事があるか否かを考慮したりしても、省エネルギに直接つながるものではない。
さて、インターネットなどの通信インフラの普及によって、電力供給者と電力使用者とは、双方向のデータ通信が可能となりつつある。そこで、電力使用者側が短期的な未来(たとえば翌日)の需要を予測して契約を締結するといったことが可能になれば、大規模な省エネルギの達成を期待できる。 電力使用量や最大使用量の予測は、「将来」が近づいた場合の方が、すなわち一週間前よりも前日の方が正確な予測が可能である。
しかし、現在の契約形態は、引っ越しなどの場合に日割り計算をする例外を除いて、最低でも一ヶ月単位となっている。したがって、そうした正確な予測を反映させることができる契約形態やそれを実現するための技術が存在しない。短期的な契約の締結(契約の変更)とそれに伴う課金システムとを実現可能な技術は、特許文献1,2,3,4に開示された技術を組み合わせても実現できず、また提供もされていなかった。
本発明が解決しようとする課題は、現在よりも短期間での電力供給者と電力使用者との契約締結およびその契約に基づいた課金が可能なシステムに関する技術を提供することにある。
(第一の発明)
第一の発明は、 電力料金表等のデータを予め蓄積した料金データベース(13)と、 電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)から送信された短期の簡易契約における当該短期の予定使用量を受信する予定使用量受信手段(11)と、 前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)が前記短期の簡易契約に係る期間に計測した実際使用量データを受信する実際使用量受信手段(12)と、 前記実際使用量データから前記料金データベース(13)に基づいて前記電力ユーザの料金を演算する料金演算手段(14)と、その料金演算手段(14)が演算した前記電力ユーザの料金を出力する料金出力手段(15)と、を備えた電力メータサーバ(10)に係る。
(用語説明)
「電力ユーザ」とは、電力を消費する個人や法人(需要家)であり、電力供給者と使用契約を交わす対象者をいう。
「短期の簡易契約」にいう「短期」とは、電力使用量や最大使用量の予測が、これまでよりも反映させやすい期間であり、これまでの契約期間よりも短い期間であり、限定されるものではないが、たとえば、三十分、一時間単位や一日単位、一週間から一ヶ月の契約である。予測の立てやすさからすれば、契約期間は短いほど好ましく、三十分に満たない契約期間を排除するものではないが、実用面を考慮すると三十分単位から一日単位の範囲、より好ましくは三十分単位から一時間単位の範囲で設定することが好ましい。
「電力メータサーバ(10)」は、電力供給者側に設けられるもので、ネットワークを介して電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(データの送受信が可能なインテリジェント電力メータ、通称「スマートメータ」)との間で各種のデータを送受信するサーバである。
電力ユーザは、スマートメータとのデータ送受信が可能な端末(たとえばパーソナルコンピュータや携帯電話など)を入出力装置として、必要なデータ入力を実行したり、電力メータサーバ(10)から受信したデータを出力させたりする。
たとえば、電力ユーザが端末を用いて翌日の予定使用量を30分単位で一日分(48区分)を所定フォーマットに記入し、スマートメータを介して送信するのである(図7参照)。
(作用)
電力ユーザは、短期的な未来(翌日、向こう一週間など)の電力需要を予測し、その予定使用量を電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)から予定使用量受信手段(11)へ送信する。予定使用量受信手段(11)が短期の予定使用量に関するデータを受信する。この時点で、前記電力ユーザと電力供給者は、短期の簡易契約を締結(短期の簡易契約の成立)したと考えられる。
続いて、電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)は、前記短期の簡易契約に係る期間に計測し、実際使用量受信手段(12)は、その実際使用量データを受信する。
料金演算手段(14)は、短期の簡易契約に係る期間における前記予定使用量データから、料金データベース(13)に基づいて前記電力ユーザの電力料金を計算する。前記短期の簡易契約に従った電力料金に関するデータが料金出力手段(15)にて出力され、前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信されることになる。
(第一の発明のバリエーション1)
第一の発明における料金データベース(13)には、実際使用量データが予定使用量データを上回ってしまったような場合加算料金を設定蓄積しており、料金演算手段(14)は、予定使用量データをも用いて電力ユーザの電力料金を計算することとしてもよい。
(作用)
前記の料金データベース(13)には、実際使用量データが予定使用量データを上回ってしまったような場合には、ペナルティ的な意味合いのある加算料金を設定蓄積していることとする。これによって、電力ユーザは、ペナルティ加算を避けるべく実際使用量データを遵守しようとするモチベーションが高まり、結果として電力使用量や最大使用量の抑制に寄与することとなる。
(第一の発明のバリエーション2)
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データおよびその過去実績データに関連する過去気温等データを蓄積した過去データベース(21)と、 その過去データベース(21)から前記短期の簡易契約と同時期に該当する過去実績データおよび過去気温等データを読み出して前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信する予測用データ送信手段(22)とを備えることとしてもよい。
(用語説明)
「過去データベース(21)」には、電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データが蓄積されている。たとえば、電力ユーザが端末を用いて翌日の予定使用量を30分単位で一日分(48区分)を送信している場合、電気使用量の過去実績データも30分単位で蓄積されている(図7参照)。そして、電力ユーザがその過去のデータを参照することができるように、予測用データ送信手段(22)が電力ユーザ計測装置(30)へ送信するのである。
「過去気温等データ」とは、実際使用量データが使用された期間に関する電力ユーザが電気を使用する地域における最高気温、最低気温、天気、湿度などのデータをいう。 たとえば「短期の簡易契約」に基づく期間が「一日」であり、電力ユーザが埼玉県さいたま市の居住者であり、明日の日付が2012年5月1日であれば、埼玉県さいたま市の過去数年分の5月1日における最高気温、最低気温、天気、湿度などのデータとなる。
(作用)
過去データベース(21)は、電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データおよびその過去実績データに関連する過去気温等データを蓄積している。そして、その過去データベース(21)から前記短期の簡易契約と同時期に該当する過去実績データおよび過去気温等データを読み出し、予測用データ送信手段(22)が電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信する。
前記電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データおよびその過去実績データに関連する過去気温等データは、電力ユーザが予定使用量を予測するために参考とすることができる。その結果、電力ユーザは、上記の過去実績データおよび過去気温等データを参考にして、より実際的な予定使用量を予測することとなる。
(第一の発明のバリエーション3)
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記の予測用データ送信手段(22)は、前記電力ユーザにおける短期の簡易契約の期間に該当する予想気象データを、参照データとして送信することとしてもよい。
(用語説明)
「予想気象データ」とは、電力ユーザが電気を使用する地域における天気予報、予想最高気温、予想最低気温、予想湿度などのデータをいう。
(作用)
予測用データ送信手段(22)は、電力ユーザにおける短期の簡易契約の期間に該当する予想気象データを、参照データとして送信する。 その参照データを用いることによって、電力ユーザによる正確な予定使用量を予測に寄与する。
(第一の発明のバリエーション4)
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記の予定使用量受信手段(11)が受信した複数の予定使用量データを蓄積する予定使用量集計データベース(29)と、 その予定使用量集計データベース(29)に蓄積された予定使用量データから予定使用量の総計を算出する予定使用量総計手段(26)と、 その予定使用量総計手段(26)が算出した予定使用量の総計が所定以上である場合において前記過去データベース(21)を用いて節電余力が期待できる所定の電力ユーザを抽出する節電要請先算出手段(27)と、 その節電要請先算出手段(27)が抽出した所定の電力ユーザに対して前記短期の簡易契約の内容改訂をお願いする節電要請データを当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信する節電要請送信手段(28)を備えてもよい。
(用語説明)
「余力ユーザ抽出手段」とは、予定使用量データに対して実際使用量データが下回る頻度が高い電力ユーザ、予定使用量データが同規模の電力ユーザに比して高い電力ユーザなどを、過去データベース(21)に蓄積されたデータを用いて抽出する手段である。
「節電要請データ」とは、事前に受信した短期の簡易契約に記載された予定使用量データよりも低い使用量をお願いする旨の内容を含むデータである。 具体的な数値を電力ユーザの入力に委ねる場合の他、具体的な数値を電力ユーザに提示して同意を求める形式でもよい。
(作用)
複数の電力ユーザにおける複数の予定使用量データは、予定使用量集計データベース(29)へ蓄積される。前記複数の予定使用量の総計が予定使用量総計手段(26)によって算出される。 その予定使用量総計手段(26)が算出した予定使用量の総計が所定以上である場合に、所定の電力ユーザに対して前記短期の簡易契約の内容改訂をお願いする節電要請データを、節電要請送信手段(28)が当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信する。
当該電力ユーザが前記節電要請データに対して節電協力できる場合には、節電要請データに応じた短期の簡易契約を、当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)を介して送信する。
多くのユーザが節電要請に応じた短期の簡易契約を締結してくれた場合、広域での節電達成に寄与する。
(第二の発明)
第二の発明は、 電力料金表等のデータを料金データベース(13)に予め蓄積したコンピュータにおいて実行されるコンピュータプログラムに係る。
そのプログラムは、 電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)から送信された短期の簡易契約における当該短期の予定使用量を受信する予定使用量受信手順と、 前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)が前記短期の簡易契約に係る期間に計測した実際使用量データを受信する実際使用量受信手順と、 実際使用量データから前記料金データベース(13)に基づいて前記電力ユーザの料金を演算する料金演算手順と、 その料金演算手順にて演算した前記電力ユーザの料金を出力する料金出力手順と、を前記コンピュータに実行させる。
電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)から送信された短期の簡易契約における当該短期の予定使用量を受信したとき、その短期の簡易契約に従って、前記短期の簡易契約に係る期間における実際使用量データおよび前記短期の予定使用量データから、料金データベース(13)に基づいて前記電力ユーザの電力料金が計算される。その結果、前記短期の簡易契約に従った電力料金(課金)が前記電力ユーザの側へ出力されることになる。
(第二の発明のバリエーション1)
第二の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、前記料金データベースには、実際使用量データが予定使用量データを上回ってしまったような場合の加算料金を設定蓄積し、 前記料金演算手順では、前記予定使用量データをも用いて前記電力ユーザの料金を演算することとしてもよい。
(第二の発明のバリエーション2)
第二の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データおよびその過去実績データに関連する過去気温等データを過去データベース(21)へ予め蓄積する過去データ蓄積手順と、 その過去データベース(21)から前記短期の簡易契約と同時期に該当する過去実績データおよび過去気温等データを読み出して前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信する予測用データ送信手順を、前記コンピュータに実行させることとしてもよい。
前記電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データおよびその過去実績データに関連する過去気温等データは、電力ユーザが予定使用量を予測するために参考になる。その過去の各種データが過去データベース(21)へ蓄積されるので、その過去データベース(21)から前記短期の簡易契約と同時期に該当する過去実績データおよび過去気温等データを読み出して前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信する。その結果、電力ユーザ側では、より実際的な予定使用量を予測することとなる。
(第二の発明のバリエーション3)
第二の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、 前記コンピュータには、前記の予定使用量受信手順にて受信した複数の予定使用量データを予定使用量集計データベース(29)へ蓄積する予定使用量データ蓄積手順と、 その予定使用量集計データベース(29)に蓄積された予定使用量データから予定使用量の総計を算出する予定使用量総計手順と、 その予定使用量総計手順にて算出した予定使用量の総計が所定以上である場合において前記過去データベース(21)を用いて節電余力が期待できる所定の電力ユーザを抽出する節電要請先算出手順と、その節電要請先算出手順にて抽出した所定の電力ユーザに対して前記短期の簡易契約の内容改訂をお願いする節電要請データを当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信する節電要請送信手順と、を前記コンピュータに実行させることとしてもよい。
複数の電力ユーザにおける複数の予定使用量データは、予定使用量集計データベース(29)へ蓄積される。その蓄積された前記複数の予定使用量から予定使用量の総計が算出される。その算出された予定使用量の総計が所定以上であれば、所定の電力ユーザに対して前記短期の簡易契約の内容改訂をお願いする節電要請データを、当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置(30)へ送信する。その結果、当該電力ユーザは電力供給者と新たに内容改訂した短期の簡易契約を締結することができる。
(第二の発明の提供形態)
第二の発明に係るコンピュータプログラムは、記録媒体(ハードディスクや記録メディア)に格納して提供することもできるし、通信インフラを介してコンピュータへインストールさせることもできる。
第一の発明によれば、現在よりも短期間での電力供給者と電力使用者との契約締結およびその契約に基づいた課金が可能なエネルギ予定使用量管理装置を提供することができた。
また、第二の発明によれば、現在よりも短期間での電力供給者と電力使用者との契約締結およびその契約に基づいた課金システムを実行可能なコンピュータプログラムを提供することができた。
本発明における第一の実施形態の電力メータサーバにおける全体構成を示すブロック図である。 簡易契約書の一例を示す説明図である。 本発明における第二の実施形態の電力メータサーバにおける全体構成を示すブロック図である。 予測用の各種データを含んだ簡易契約書の一例を示す説明図である。 本発明の実施形態のコンピュータプログラムにおける全体構成を示すブロック図である。 節電要請書の一例を示す説明図である。 本発明の概要を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る電力メータサーバ10は、図1に示すように、電力供給者側に設けられるもので、ネットワークを介して電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30(データの送受信が可能ないわゆるスマートメータ)との間で各種のデータを送受信するサーバ(電力メータサーバ)である。
電力供給者は、ネットワークを介して電力ユーザとデータを送受信するための電力メータサーバ10を備えている。ネットワークとしては、通常のインターネット回線、通信会社所有の各種回線などを用いることができる。
電力ユーザとは、電力を消費する個人や法人(需要家)であり、電力供給者と使用契約を交わす対象者をいう。なお、法人(需要家)では、オフィスあるいは工場ごとに、電力供給者と電気使用契約を交わした場合、その電気使用契約を交わす対象を「電力ユーザ」という。
電力ユーザは、電力量の計測およびその計測に関連するデータの送受信を実行する前述の電力ユーザ計測装置30と、その電力ユーザ計測装置30からのデータを出力させたり、電力ユーザ計測装置30に対してデータを入力したりする端末を備えている。その端末は、通常のパーソナルコンピュータのほか、携帯電話でも良い。
前記電力ユーザ計測装置30は、電力ユーザが予め指定した期日に使用する予定電気量データを入力するための予定使用量入力手段31と、その入力した前記予定電気量データをネットワークによって電力供給者の電力メータサーバ10へ送信するための予定使用量送信手段32を備えている。
さらに、上記の電力ユーザ計測装置30は、実際に使用した電力の実際使用量データを入力するための実際使用量入力手段33と、その入力した前記実際使用量データをネットワークによって前記電力メータサーバ10へ送信するための実際使用量送信手段34を備えている。
図7に示すように、電力ユーザAは、電力ユーザ計測装置(スマートメータ)に接続された予定使用量入力手段31(パーソナルコンピュータ)から、たとえば翌日(5月20日)の電力の予定使用量を30分単位で入力する。そして、予定使用量送信手段32(スマートメータ内に内蔵された通信機能)にて、電力メータサーバ10における予定使用量受信手段へ送信するのである。
電力ユーザ計測装置30は、電力ユーザが実際に使用した電力量である実際使用量データを実際使用量入力手段33によって入力し、実際使用量送信手段34を介して電力供給者の電力メータサーバ10へ送信する一連の機能を備えている。それによって、電力ユーザの実際の電力使用量は、電力ユーザ計測装置30から電力メータサーバ10へリアルタイムに送信されることとなる。
また、電力ユーザ計測装置30は、電力メータサーバ10から送信される料金データ(電力料金に関するデータ)を受信するための料金データ受信手段35を備えている。この料金データは、電力ユーザが端末の出力手段を介して閲覧したりプリントしたりすることはできるが、ユーザが変更することはできないデータとなっている。
本実施形態に係る電力メータサーバ10は、電力料金表等のデータを予め蓄積した料金データベース13と、 電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30から送信された短期の簡易契約における当該短期の予定使用量を受信する予定使用量受信手段11と、 前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30が前記短期の簡易契約に係る期間に計測した実際使用量データを受信する実際使用量受信手段12と、を備えている。
また、前記予定使用量データおよび前記実際使用量データから前記料金データベース13に基づいて前記電力ユーザの料金を演算する料金演算手段14と、 その料金演算手段14が演算した前記電力ユーザの料金を出力する料金出力手段15と、を備えている。
上記の「短期の簡易契約」とは、上記の実施形態と同様に限定されるものではないが、たとえば、三十分、一時間単位や一日単位、一週間から一ヶ月の契約である。実用面を考慮して、好ましくは三十分単位から一日単位の範囲、より好ましくは三十分単位から一時間単位の範囲である。
なお、電力ユーザとしては、毎日のように48の区分毎に使用予定電力量を入力するのは、大きな労力を要することとなってしまう。そこで、1日単位のパターン(平日、休日)、四季のパターン(春夏秋冬+梅雨)などを、電力メータサーバ10が提供し、ユーザが予め登録しておく。そして、その登録パターンをそのまま、あるいは多少の修正入力をするだけで自動・半自動で設定できる機能をも、電力メータサーバ10が提供している。
次に、上記の電力メータサーバ10における作用について説明する。
電力ユーザは、たとえば翌日、一週後、あるいは一か月後といった短期的な未来の電力需要を予測する。電力ユーザは、自らが予測した予定使用量データを予定使用量入力手段31によって電力ユーザ計測装置30へ入力し、予定使用量送信手段32から電力メータサーバ10の予定使用量受信手段11へ送信する。
換言すれば、前記電力ユーザが予定使用量を電力メータサーバ10へ申告し、電力メータサーバ10が電力ユーザからの予定使用量データを受信した時点で、電力ユーザと電力メータサーバ10の運営者(電力供給者)とは、予め締結済みの基本契約の規約に基づいて、短期の簡易契約(その直前までに締結していた契約内容の一部変更)を締結することに等しい。
短期の簡易契約の一例を、図2に示す。すなわち、簡易契約書16のフォーマットに基づいて電力ユーザが必要事項を入力し、電力メータサーバ10へ送信する。新たに短期の簡易契約を締結した時、従前の契約が変更される。 図2の簡易契約書16に基づく入力形式では、契約の形態において複数の契約パターンを記載しているが、該当する契約パターンに入力すると、他の契約パターンは消去される構成としている。
なお、図7に示しているように、30分単位で使用予定電力量を入力するようなフォーマットでもよい。
電力料金表等のデータでは、契約電力量が小さくなるにつれて、基本電力料金(電力量料金単価)が段階的に低くなるように設定されており、前記の料金演算手段14は、その電力料金を演算する。
電力ユーザとしては、実際使用量に近い数値の予定使用量で簡易契約を締結することによって割安の電力料金となる、というメリットがある。その結果、電力ユーザは、省エネを図ることで社会的貢献を果たすとともに経済的メリットも得られる。このことで、電力ユーザは、よりいっそう省エネルギに努めるようインセンティブを与えられる。
図2の簡易契約書16では、該当する契約パターンに入力した時の基本電力料金が表示される構成としている。電力ユーザは、その基本電力料金を確認することによって短期の簡易契約を締結する判断材料とすることができる。
図2に示した簡易契約書は、ほんの一例に過ぎない。すなわち、契約内容は、電力ユーザの生活状況、季節や天気の変化などに応じて、様々なパターンを用意しておき、電力ユーザが自由に変更することができるものとしている。たとえば、一日単位、一週間単位、一か月単位で変更したり、あるいは曜日ごとに指定して契約変更したり、ある期間を指定して契約変更したりするなど、臨機応変にその都度、契約変更することができる。
なお、簡易契約内容としては、契約違反の電力使用量に対して罰則的な課金(ペナルティ課金)をする旨の契約内容も用意されている。すなわち、実際使用量データが、予定使用量データの契約を超過した場合は、実際使用量データに対して超過料金を加算することとなっている。その契約内容が、結果的に、電力ユーザに対して予定使用量を遵守させる動機になり、広域的には節電やピークカットに寄与する。
電力メータサーバ10では、上記の簡易契約に基づいて、実際の電力使用量に対する電力料金を演算し、その電力料金(課金)を電力ユーザへ請求する。
すなわち、電力メータサーバ10は、前記電力ユーザから送信された実際使用量データと、予定使用量データと、料金データベース13とから、料金演算手段14によって簡易契約に基づく電力料金を計算する。その電力料金(課金)は、通常、一ヶ月単位で電力ユーザへ請求するので、その一ヶ月間に交わした一つないしは複数の簡易契約に基づいて、前記電力ユーザの電力料金が計算される。
上記のように料金演算手段14によって計算された電力料金(課金)は、料金出力手段15によって前記電力ユーザの電力ユーザ計測装置30の料金データ受信手段35へ送信される。
前述したように、電力ユーザ計測装置30にて受信した電力料金(課金)における実際使用量のデータは、電力ユーザのサイドでは書き換え不能となっている。たとえば、電力ユーザから電力メータサーバ10へ送信する際の、予定使用量データの送信ルートと、実際使用量データの送信ルートとを、電力ユーザ計測装置30の内部で別系統にしている。
電力ユーザの電力ユーザ計測装置30と電力供給者の電力メータサーバ10との間で上記の簡易契約を交わす際に、電力メータサーバ10から短期的未来(翌日など)の電気使用量に対する節電要請の項目を設けることができる。電力ユーザは、その節電要請に協力できるのであれば、それを予定使用量データに反映して短期の簡易契約を締結することができる。
電力供給者は、その節電要請に協力する電力ユーザに対して、電力料金を安くするなどのインセンティブを与える。それによって、広範の節電を達成することが期待できる。
図2の簡易契約書16では、電力メータサーバ10からの節電要請電力量(%削減)が表示される構成としている。さらに、節電要請受諾確認ボタンにて節電要請を受諾したときの基本電力料金が表示される構成としている。電力ユーザは、その基本電力料金を確認することによって節電要請を受諾するか否かの判断材料とすることができる。
次に、前述した電力メータサーバ10に対する応用例の電力メータサーバ20について図面を参照して説明する。なお、図1の電力メータサーバ10と同様の箇所は同符号を付して説明は省略し、特に異なる部分について詳しく説明する。
電力メータサーバ20は、図3に示すように、前述した電力メータサーバ10の実施形態と同様に、予定使用量受信手段11、実際使用量受信手段12、料金データベース13、料金演算手段14、料金出力手段15を備えている。 それに加えて、過去データベース21と予測用データ送信手段22を備えている。
過去データベース21は、電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データおよびその過去実績データに関連する過去気温等データを蓄積したものである。
「過去実績データ」については、ユーザ毎に予定使用量と実際使用量との比較において、例えば日付毎に蓄積されている(図7参照)。
「過去気温等データ」とは、実際使用量データが使用された期間に関する電力ユーザが電気を使用する地域における最高気温、最低気温、天気、湿度などのデータをいう。 たとえば「短期の簡易契約」に基づく期間が「一日」であり、電力ユーザが埼玉県さいたま市の居住者であり、明日の日付が2012年5月1日であれば、埼玉県さいたま市の過去数年分の5月1日における最高気温、最低気温、天気、湿度などのデータとなる。
なお、蓄積した過去データを用いて、電力ユーザ毎に、今後の予想需要(家電製品や生活パターンの変化など)を比較して設定を調整するソフトウェアも、電力メータサーバに備えている。
予測用データ送信手段22は、 上記の過去データベース21から前記短期の簡易契約と同時期に該当する過去実績データおよび過去気温等データを読み出し、前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30へ送信する。 また、実際使用量受信手段12で受信した実際使用量データは、上記の過去データベース21へ入力されることによって、新たな追加データとして過去実績データへ蓄積される。
上記の予測用データ送信手段22は、 前記電力ユーザにおける短期の簡易契約の期間に該当する予想気象データを、参照データとして送信することができる。
「予想気象データ」とは、電力ユーザが電気を使用する地域における天気予報、予想最高気温、予想最低気温、予想湿度などのデータをいう。
前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30は、前述した実施形態と同様に、予定使用量入力手段31、予定使用量送信手段32、実際使用量入力手段33、実際使用量送信手段34を備えている。 それに加えて、電力メータサーバ20における予測用データ送信手段22から送信された、上記の過去実績データおよび過去気温等データを受信する予測用データ受信手段36を備えている。 その予測用データ受信手段36は、上記の予想気象データも受信することができる。
次に、上記の電力メータサーバ20における作用について説明する。
なお、予定使用量受信手段11、実際使用量受信手段12、料金データベース13、料金演算手段14、料金出力手段15における動作は、前述した実施形態の電力メータサーバ10で説明したのと同様であるので、説明を省略する。
予測用データ送信手段22は、過去データベース21から「短期の簡易契約」と同時期に該当する過去実績データおよび過去気温等データを読み出して前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30へ送信する。
上記の過去実績データおよび過去気温等データに加えて、予想気象データも過去データベース21から読み出して前記電力ユーザ計測装置30へ送信する。
電力ユーザが短期的な未来の電力需要を予測するには、電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データが参考になる。なぜなら、大抵の人は生活パターンがほぼ決まっているので、それに伴って使用する電気量も同じようになってくる。たとえば、一週間単位で同じリズムで繰り返される生活パターンである人は、曜日ごとに電気使用量を予測できるようになる。これに加えて、電気を使用する設備が季節によって変化するので、電気使用量は季節ごとに異なったパターンを形成する。したがって、過去の同じ月の同じ曜日を指定することによってほぼ同様の電気使用量を予測できる。
上記の過去実績データに加えて、その過去実績データに関連する過去気温等データも参考になる。それに加えて、予想気象データも参考になる。
たとえば天気が晴れの場合はその曜日によっては洗濯したり、外出したり、あるいは雨天の場合でもその曜日によっては洗濯して乾燥機を使用するなど、過去実績データに関連する過去気温等データを参考にして、ある程度の実際的な行動パターンを予測することができる。 さらに予想気象データを参考情報として加えることによって、よりいっそう実際的な行動パターンを予測することができる。
電力ユーザは、上記の過去実績データおよび過去気温等データ、さらには予想気象データを参考にして、短期的な未来の電力需要を予測する。この応用例の電力メータサーバ20では、前述した実施形態の場合に比べて、よりいっそう実際的な予定使用量を予測することが可能となる。
その一例として、図4に示すような簡易契約書17では、過去実績データ、過去気温等データ、予想気象データが表示される構成としている。その他は図2の簡易契約書16と同様である。
上記の各種データを、電力供給者の電力メータサーバ20から前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30へ送信する際に、図3に示すように電力メータサーバ20から節電要請することができる。たとえば、図4に示すように簡易契約書17において電力メータサーバ20から短期的未来(翌日など)の電気使用量に対する節電要請の項目を設けることができる。
電力ユーザは、上記の節電要請に協力できるのであれば、それを予定使用量データに反映して簡易契約書17の入力形式にて短期の簡易契約を締結することができる。その際、電力供給者は、その節電要請に協力する電力ユーザに対して、電力料金を安くするなどのインセンティブを与える。それによって、広範の節電を達成することが期待できる。
その他は、前述した電力メータサーバ10の説明とほぼ同様である。
次に、前述した電力メータサーバ10に対する応用例の電力メータサーバ20Aについて図面を参照して説明する。なお、図1の電力メータサーバ10と同様の箇所は同符号を付して説明は省略し、特に異なる部分について詳しく説明する。
電力メータサーバ20Aは、複数の電力ユーザにおける複数の予定使用量の総計が所定以上である場合に、所定の電力ユーザに対して節電を要請するシステムが付加されている。すなわち、図5に示すように、前述した実施形態の電力メータサーバ10または電力メータサーバ20に対して、さらに加えて、予定使用量集計データベース29と、予定使用量総計手段26と、節電要請先算出手段27と、節電要請送信手段28を備えている。
予定使用量集計データベース29は、前記の予定使用量受信手段11が受信した複数の電力ユーザにおける複数の予定使用量データを蓄積する。
予定使用量総計手段26は、上記の予定使用量集計データベース29に蓄積された予定使用量データから予定使用量の総計を算出する。
節電要請先算出手段27は、上記の複数の予定使用量の総計が、所定以上である場合に、前記複数の電力ユーザにおける過去データベース21から各電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データを読み出す。そして、予定使用量データに対して実際使用量データが下回る頻度が高い電力ユーザ、予定使用量データが同規模の電力ユーザに比して高い電力ユーザなど、その中から節電要請を送信する先となる所定の電力ユーザを算出する。
節電要請送信手段28は、前記節電要請先算出手段27が算出した所定の電力ユーザに対して前記短期の簡易契約の内容改訂をお願いする節電要請データを当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30へ送信する。
上記の電力メータサーバ20Aに対応する電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30は、電力メータサーバ20Aの節電要請送信手段28から送信された節電要請データを受信する要請書受信手段37を備えている。
その節電要請データは、予定使用量入力手段31によって電力ユーザ計測装置30へ入力することになる。
次に、上記の電力メータサーバ20Aにおける作用について説明する。
複数の各電力ユーザは、前述した実施形態の電力メータサーバ10の場合と同様に、短期的な未来(翌日など)の電力需要を予測する。その予測した予定使用量データを、図5に示すように、予定使用量入力手段31によって電力ユーザ計測装置30へ入力し、予定使用量送信手段32から電力メータサーバ20Aの予定使用量受信手段11へ送信する。
そのとき、複数の各電力ユーザは、予め交わした基本契約の規約に基づいて、電力メータサーバ20Aを介して電力供給者と短期の簡易契約を締結する。例えば、図5に示すように、電力ユーザが簡易契約書αに基づいて必要事項を入力し、電力メータサーバ20Aへ送信する。そのとき、新たに短期の簡易契約を締結することができる。従前の契約は変更されることになる。 また、上記の複数の予定使用量データは、予定使用量集計データベース29へ蓄積される。
電力供給者としては、電力不足という事態を回避しなければならないので、複数の電力ユーザにおける複数の予定使用量の総計が所定以上であるか否かは、常にチェックするべき重要な事項である。予定使用量集計データベース29には複数の電力ユーザにおける予定使用量データを蓄積しているので、予定使用量総計手段26によって、前記複数の予定使用量の総計を算出することができる。
節電要請先算出手段27では、上記の予定使用量の総計が所定以上であるか否かを判断する。その予定使用量の総計が所定以上であれば、過去データベース21から各電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データを読み出し、その中から節電要請をお願いする所定の電力ユーザを算出することができる。
次いで、節電要請送信手段28によって、上記の所定の電力ユーザに対して前記短期の簡易契約の内容改訂をお願いする節電要請データを、例えば図6に示すような節電要請書16bの様式にて、当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30へ送信する。
なお、図7に示しているように、30分単位で使用予定電力量を入力するようなフォーマットでもよい。
当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置30では、前記節電要請データを要請書受信手段37にて受信することになる。 当該電力ユーザは、前記節電要請データに基づく節電要請に対して協力できるか否かを検討し、同意できる場合は、図6の節電要請書16bにおける「同意ボタン」をクリックする。同意できない場合は、図6の節電要請書16bにおける「不同意ボタン」をクリックする。
「同意ボタン」がクリックされた場合には、節電要請書16bの内容にて契約が締結されることとなり、「不同意ボタン」がクリックされた場合には、節電要請書16bが送信される前に締結された契約内容が維持されることとなる。
当該電力ユーザが上記の節電要請に同意し、電力供給者が節電要請書16bに示した要請通りの予定使用量で協力できる場合は、当該電力ユーザと電力メータサーバ20Aが、図5に示すように簡易契約書βの様式にて短期の簡易契約を締結する。 なお、簡易契約書βは、基本的には図2に示すような簡易契約書16と同様の様式である。
上記の節電要請に同意しても、電力ユーザが予測した予定使用量データにて協力できる場合は、図5に示すように、その予測した予定使用量データを予定使用量入力手段31によって電力ユーザ計測装置30へ入力し、予定使用量送信手段32から電力メータサーバ10の予定使用量受信手段11へ送信する。すなわち、前記電力ユーザが予定使用量を電力メータサーバ20Aへ申告する。
そのとき、電力ユーザと電力メータサーバ20Aは、図5に示すように、上記の節電要請書16bに基づいて、簡易契約書γの様式にて短期の簡易契約を締結することができる。なお、簡易契約書γは、基本的には図2に示すような簡易契約書16と同様の様式である。
次に、上記の電力メータサーバ10,20における簡易契約内容およびその管理フローに関する具体例を示す。
[簡易契約の具体例1]
具体例1は、予め指定した期日までに予定使用量を申告して簡易契約するケースである。
たとえば、前日の何時までに、翌日の予定使用量を申告する。あるいは、毎週水曜日までに、翌週の予定使用量のパターンを申告する。あるいは、前月の25日までに、翌月分におけるすべての予定使用量のパターンを申告する。
そのように予め指定した期日までに申告する場合は、直前に申告する場合より低い基本電力料金で簡易契約する。それによって、電力ユーザでは省エネの経済的メリットが得られる。
また、電力供給者のニーズによって節電要請がある場合は、電力ユーザに対してその前日から節電要請が通知されたり、あるいは、その1時間位前に緊急節電要請が通知される。
[簡易契約の具体例2]
具体例2は、電力ユーザからの申告がない場合である。
その場合は、従前の契約のままなので、電力を使い放題となり、月単位での契約となる。したがって、従来の契約形態と同じであるので、本実施形態における電力料金コストのメリットを得ることができない。
[簡易契約の具体例3]
具体例3は、簡易契約が成立したときの管理フローに関する。
予定使用量を申告して簡易契約が成立した場合、その契約内容は電力メータサーバ10に蓄積されて管理される。電力供給者は、電力メータサーバ10にて、すべての契約情報の予定使用量の総和から発電量の計画を立てることができる。一方、簡易契約が成立したときの受領結果は、電力ユーザ計測装置30へ送信され、電力ユーザにて電力量管理のために使用される。
[簡易契約の具体例4]
具体例4は、明日の予定使用量を簡易契約する場合の簡易契約書に関する。
たとえば、申告当日における30分ごとに、使用電力のうちの最大値を、明日の予定使用量として申告する。 あるいは、契約した予定使用量を超過しないために、上記の最大値に対して余裕値を加算した数値を、明日の予定使用量として申告することもできる。
[簡易契約の具体例5]
具体例5は、簡易契約内容に違反した場合の電力料金の算出例である。
前述したように、簡易契約内容を超過したときは超過料金を加算する旨の基本契約が予め成立させておく。それに基づいて、超過した電力量に対して超過料金を上乗せする。また、ペナルティを受ける頻度とその超過料金のレベルによっては、基本電力料金設定の高低差を設けたり、あるいは簡易契約の受入れ拒否の対象としたりする。
[簡易契約の具体例6]
具体例6は、前述した具体例5において簡易契約の受入れ拒否の対象となった電力ユーザに対する管理方法に関する。
簡易契約の受入れ拒否の対象となった電力ユーザに対しては、法的に問題がない期間を経過するまで、その対象電力ユーザが使用した電力量のデータを、電力供給者の電力メータサーバ10にすべて保存する。その際、契約内容は書き換え不能な状態で保存する。
[簡易契約の具体例7]
具体例7は、電力供給者から電力ユーザに対して節電要請するケースである。
たとえば、電力メータサーバ20,20Aから電力ユーザの電力ユーザ計測装置30へ、短期的な未来(翌日など)における30分ごとの使用可能な電力の最大値を提示するとともに電力料金がどれほど安くなるかなどのインセンティブを表示する。電力ユーザ計測装置30を介して節電可能かどうかを確認する。具体的には、たとえば電力ユーザの設備のうちで使用できない機器とその時間帯の確認をする。
[簡易契約の具体例8]
具体例8は、電力供給者から電力ユーザに対して節電要請する場合の節電契約書に関する。
たとえば、電力メータサーバ20,20Aの表示装置の画面において、節電要請受諾確認ボタンをクリックすることによって、電力ユーザにおける電力ユーザ計測装置30の表示装置の画面へ節電要請契約書が表示される。その際、IDやパスワードによって操作する。
以上のことから、前記電力ユーザが短期的な未来の電力需要を予測し、その予測した予定使用量データによって契約内容をその都度、容易に変更でき、しかも基本電力料金を低くできるなどのインセンティブがあるので、電力ユーザとしては、電力料金の無駄を省くことができる。
また、予定使用量データを超過した場合は、実際使用量データに超過料金が加算される契約とすることによって、電力ユーザが契約内に収めるよう努めるという効果を期待できる。
また、電力メータサーバ20Aから電力ユーザへ節電要請をし、その節電要請の簡易契約が成立した場合、電力料金を安くするなどのインセンティブを与える。それによって、電力ユーザは、省エネを図ることで社会的貢献を果たすとともに経済的なメリットも得られる。
上記のような理由で、大規模な省エネルギ(節電)の達成を期待できる。また、電力供給者側は、信頼性の高い実際的な予定使用量を全体的に把握できるので、電力の需要と供給のバランスを取りやすくなる。
本発明は、電力メータの製造業、電力設備の製造業、電力の供給産業、電力使用者に対するコンサルティング業、などにおいて利用可能性を有する。
10 電力メータサーバ
11 予定使用量受信手段 12 実際使用量受信手段
13 料金データベース 14 料金演算手段
15 料金出力手段 16 簡易契約書
17 簡易契約書
20 電力メータサーバ
20A 電力メータサーバ
21 過去データベース 22 予測用データ送信手段
26 予定使用量総計手段 27 節電要請先算出手段
28 節電要請送信手段 29 予定使用量集計データベース
30 電力ユーザ計測装置
31 予定使用量入力手段 32 予定使用量送信手段
33 実際使用量入力手段 34 実際使用量送信手段
35 料金データ受信手段 36 予測用データ受信手段
37 節電要請書受信手段
(用語説明)
節電要請先算出手段」とは、予定使用量データに対して実際使用量データが下回る頻度が高い電力ユーザ、予定使用量データが同規模の電力ユーザに比して高い電力ユーザなどを、過去データベース(21)に蓄積されたデータを用いて抽出する手段である。
「節電要請データ」とは、事前に受信した短期の簡易契約に記載された予定使用量データよりも低い使用量をお願いする旨の内容を含むデータである。 具体的な数値を電力ユーザの入力に委ねる場合の他、具体的な数値を電力ユーザに提示して同意を求める形式でもよい。

Claims (9)

  1. 電力料金表等のデータを予め蓄積した料金データベースと、
    電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置から送信された短期の簡易契約における当該短期の予定使用量を受信する予定使用量受信手段と、
    前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置が前記短期の簡易契約に係る期間に計測した実際使用量データを受信する実際使用量受信手段と、
    および前記実際使用量データから前記料金データベースに基づいて前記電力ユーザの料金を演算する料金演算手段と、
    その料金演算手段が演算した前記電力ユーザの料金を出力する料金出力手段と、
    を備えた電力メータサーバ。
  2. 前記料金データベースは、実際使用量データが予定使用量データを上回ってしまったような場合の加算料金を設定蓄積しており、
    前記料金演算手段は、前記予定使用量データをも用いて前記電力ユーザの料金を演算することとした請求項1に記載の電力メータサーバ。
  3. 前記電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データおよびその過去実績データに関連する過去気温等データを蓄積した過去データベースと、
    その過去データベースから前記短期の簡易契約と同時期に該当する過去実績データおよび過去気温等データを読み出して前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置へ送信する予測用データ送信手段とを備えた請求項1または請求項2のいずれかに記載の電力メータサーバ。
  4. 前記の予測用データ送信手段は、 前記電力ユーザにおける短期の簡易契約の期間に該当する予想気象データを、参照データとして送信することとした請求項3に記載の電力メータサーバ。
  5. 前記の予定使用量受信手段が受信した複数の予定使用量データを蓄積する予定使用量集計データベースと、
    その予定使用量集計データベースに蓄積された予定使用量データから予定使用量の総計を算出する予定使用量総計手段と、
    その予定使用量総計手段が算出した予定使用量の総計が所定以上である場合において前記過去データベースを用いて節電余力が期待できる所定の電力ユーザを抽出する節電要請先算出手段と、 その節電要請先算出手段が抽出した所定の電力ユーザに対して前記短期の簡易契約の内容改訂をお願いする節電要請データを当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置へ送信する節電要請送信手段と、を備えた請求項1から請求項4のいずれかに記載の電力メータサーバ。
  6. 電力料金表等のデータを料金データベースに予め蓄積したコンピュータにおいて実行されるコンピュータプログラムであって、
    そのプログラムは、 電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置から送信された短期の簡易契約における当該短期の予定使用量を受信する予定使用量受信手順と、
    前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置が前記短期の簡易契約に係る期間に計測した実際使用量データを受信する実際使用量受信手順と、
    前記予定使用量データおよび前記実際使用量データから前記料金データベースに基づいて前記電力ユーザの料金を演算する料金演算手順と、
    その料金演算手順にて演算した前記電力ユーザの料金を出力する料金出力手順と、
    を前記コンピュータに実行させることとしたコンピュータプログラム。
  7. 前記料金データベースには、実際使用量データが予定使用量データを上回ってしまったような場合の加算料金を設定蓄積しており、
    前記料金演算手順では、前記予定使用量データをも用いて前記電力ユーザの料金を演算することとした請求項6に記載のコンピュータプログラム。
  8. 前記電力ユーザにおける過去の電気使用量の過去実績データおよびその過去実績データに関連する過去気温等データを過去データベースへ予め蓄積する過去データ蓄積手順と、
    その過去データベースから前記短期の簡易契約と同時期に該当する過去実績データおよび過去気温等データを読み出して前記電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置へ送信する予測用データ送信手順を、前記コンピュータに実行させることとした請求項6または請求項7のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記コンピュータには、前記の予定使用量受信手順にて受信した複数の予定使用量データを予定使用量集計データベースへ蓄積する予定使用量データ蓄積手順と、
    その予定使用量集計データベースに蓄積された予定使用量データから予定使用量の総計を算出する予定使用量総計手順と、
    その予定使用量総計手順にて算出した予定使用量の総計が所定以上である場合において前記過去データベースを用いて節電余力が期待できる所定の電力ユーザを抽出する節電要請先算出手順と、
    その節電要請先算出手順にて抽出した所定の電力ユーザに対して前記短期の簡易契約の内容改訂をお願いする節電要請データを当該電力ユーザに係る電力ユーザ計測装置へ送信する節電要請送信手順と、
    を前記コンピュータに実行させることとした請求項6から請求項8のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
JP2012122501A 2012-05-29 2012-05-29 電力メータサーバおよびコンピュータプログラム Pending JP2013246806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012122501A JP2013246806A (ja) 2012-05-29 2012-05-29 電力メータサーバおよびコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012122501A JP2013246806A (ja) 2012-05-29 2012-05-29 電力メータサーバおよびコンピュータプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013246806A true JP2013246806A (ja) 2013-12-09

Family

ID=49846480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012122501A Pending JP2013246806A (ja) 2012-05-29 2012-05-29 電力メータサーバおよびコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013246806A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112382006A (zh) * 2020-12-16 2021-02-19 国网宁夏电力有限公司营销服务中心(国网宁夏电力有限公司计量中心) 一种电价调整方法、装置及设备

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015036A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Mitsubishi Electric Corp 電力量制御方法および電力量制御装置
JP2002279118A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Hitachi Ltd 資源使用量管理支援システム
JP2002297832A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu Ltd 情報処理装置、料金提示用プログラムおよび料金提示方法
JP2003187322A (ja) * 2001-12-19 2003-07-04 Hitachi Ltd 定額電力供給方法および定額電力供給サービスシステム
JP2003196349A (ja) * 2001-12-28 2003-07-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気料金提案支援装置、電気料金提案支援方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2005070959A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Hitachi Ltd 電力需要情報処理システム
JP2006330775A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Hitachi Ltd 電力取引契約支援システム
JP2008046788A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Chugoku Electric Power Co Inc:The 公共料金前払いシステム
JP2009124885A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力需給調整支援システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015036A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Mitsubishi Electric Corp 電力量制御方法および電力量制御装置
JP2002279118A (ja) * 2001-03-16 2002-09-27 Hitachi Ltd 資源使用量管理支援システム
JP2002297832A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu Ltd 情報処理装置、料金提示用プログラムおよび料金提示方法
JP2003187322A (ja) * 2001-12-19 2003-07-04 Hitachi Ltd 定額電力供給方法および定額電力供給サービスシステム
JP2003196349A (ja) * 2001-12-28 2003-07-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電気料金提案支援装置、電気料金提案支援方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2005070959A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Hitachi Ltd 電力需要情報処理システム
JP2006330775A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Hitachi Ltd 電力取引契約支援システム
JP2008046788A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Chugoku Electric Power Co Inc:The 公共料金前払いシステム
JP2009124885A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力需給調整支援システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112382006A (zh) * 2020-12-16 2021-02-19 国网宁夏电力有限公司营销服务中心(国网宁夏电力有限公司计量中心) 一种电价调整方法、装置及设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2017364328B2 (en) Method and apparatus for facilitating the operation of an on-site energy storage system to co-optimize battery dispatch
JP3631967B2 (ja) 余剰電力管理システムおよびその制御方法
Jin et al. Ordering electricity via internet and its potentials for smart grid systems
CN102138266B (zh) 电力供求运用管理服务器和电力供求运用管理系统
US8521337B1 (en) Systems and methods for operating electrical supply
US20160072287A1 (en) Comfort-driven optimization of electric grid utilization
JP6079215B2 (ja) 電力需要予測装置、プログラム
US20110040666A1 (en) Dynamic pricing system and method for complex energy securities
US20100217642A1 (en) System and method for single-action energy resource scheduling and participation in energy-related securities
Pérez Arriaga et al. A framework for redesigning distribution network use of system charges under high penetration of distributed energy resources: New principles for new problems
US20100217550A1 (en) System and method for electric grid utilization and optimization
Goebel On the business value of ICT-controlled plug-in electric vehicle charging in California
KR20090126104A (ko) 전력 수요 관리 방법 및 시스템
CA2846722A1 (en) Systems and methods of determining optimal scheduling and dispatch of power resources
KR20110086810A (ko) 환경적 인센티브들을 적용하는 방법 및 시스템
CA2841065C (en) Distributed energy grid management
EP3771060B1 (en) Power information management system, management method, program, power information management server, communication terminal, and power system
JP2002123578A (ja) 電力小売システム
JP2015158750A (ja) 電源運用計画策定装置、方法及びプログラム
CN116823383A (zh) 一种电力零售套餐推荐方法、系统、电子设备及存储介质
Schofield Dynamic time-of-use electricity pricing for residential demand response: Design and analysis of the Low Carbon London smart-metering trial
KR101924640B1 (ko) 스마트 그리드 환경에서 사용 전력 에너지 저감을 위한 프로파일별 수요반응 데이터 관리 방법 및 장치와 그 시스템
JP2005045899A (ja) 電力取引システムおよび電力取引方法
JP2012043164A (ja) 電力自動売買システム
JP2005070959A (ja) 電力需要情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20140620

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140904