JP2002013689A - 遮断継手 - Google Patents

遮断継手

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JP2002013689A
JP2002013689A JP2000196348A JP2000196348A JP2002013689A JP 2002013689 A JP2002013689 A JP 2002013689A JP 2000196348 A JP2000196348 A JP 2000196348A JP 2000196348 A JP2000196348 A JP 2000196348A JP 2002013689 A JP2002013689 A JP 2002013689A
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JP
Japan
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valve seat
plug
valve
female screw
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000196348A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Mizutani
茂 水谷
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 万一の配管使用状態中にいたずら操作されて
蓋体が本体から外されても、継手外部に内部流体が漏れ
ないようにした安全な遮断弁を提供する。 【解決手段】 胴部内面に上部から下部に向かう雌ねじ
と、雌ねじの終端部に弁座と、弁座の下部に一次側管と
接続する一次側接続口と、弁座の上部で胴部の側部に向
かって分岐し二次側管と接続する二次側接続口とからな
る本体と、胴部内面の雌ねじに螺合して移動すると共に
前記弁座に着座して弁口を開閉する栓体と、胴部外面に
螺合して胴部の上端開口部を密封する蓋体とからなるも
のにおいて、前記栓体の上部にシール外周面を設け、前
記胴部の上端内面に前記栓体のシール外周面とシールす
るシールリングを密封装着したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土中に埋設された
ポリエチレン管等の樹脂管の途中に接続して、緊急時に
配管内の流体を遮断したり、また将来の建家建築区域に
先行配管して閉止しておき、建家等への供給配管が完了
して気密試験が終了した後、この遮断継手を開いてガス
等流体を供給するのに使用する遮断継手に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば本出願人が発明の特開平1
0−26288号で開示されたものを図3で示す。この
ものは継手本体10の下部融着接続口13に一次側の埋
設樹脂管を融着接続し、継手本体内の栓体20を弁座1
2に着座させて管内の流体を閉止し、上部開口部36を
蓋体30で密封しておくことにより先行埋設配管してお
くことができる。この場合、側部に分岐する二次側融着
接続口17はキャップ等でカバーしておき、又は二次側
接続口に樹脂短管を接続しておき、二次側供給配管が配
管されるまで先行埋設配管される。
【0003】建家への供給管を完了して本体の二次側接
続口17と接続した後、本体上部の蓋体30を外して本
体上部から別途操作棒を挿入し、本体内の弁座に着座し
弁口を閉止している栓体20を操作棒で螺合上昇させて
弁座12から離し、弁口を開いて一次側の流体を二次側
へ流すものである。栓体20は上記本体内の雌ねじ上部
に螺合し弁口を開いた状態で上部開口部36が蓋体30
で密封閉止される。従って蓋体30を外して栓体20を
操作棒で螺合開閉操作する際にも、本体内の雌ねじ11
に栓体20が螺合しているので内部流体が外部に大きく
漏れ出すことがなく、また栓体20を開操作した後も、
上部開口部は蓋体30で密封されているので継手本体1
0から外部への漏れは皆無であり、また緊急時に際して
も簡単安全に供給管を遮断することができる優れたもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、大
型で高価な専用弁を用いなくとも簡単容易にまた安全に
管路を開閉できる優れたものである。しかしながら例え
ば配管使用状態において、地上から蓋体30をいたずら
操作されて本体の雄ねじ19から緩め操作されたり、或
いは本体10から蓋体30が外されてしまうことが全く
ないとは言えず、この場合、栓体20は本体の雌ねじ1
1に螺合しているだけであるから、内部流体が少しずつ
外部へ漏れ出して地中内に充満し、二次災害を引き起こ
す危険性がある。本発明の目的は上記の課題を解消し、
万一の配管使用状態中に蓋体がいたずら操作されて本体
から外されても、継手外部に内部流体が漏れないように
した安全な遮断弁を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、胴部内
面に上部から下部に向かう雌ねじと、雌ねじの終端部に
弁座と、弁座の下部に一次側配管と接続する一次側接続
口と、弁座の上部で胴部の側部に向かって分岐し二次側
配管と接続する二次側接続口とからなる本体と、胴部内
面の雌ねじに螺合して移動すると共に前記弁座に着座し
て弁口を開閉する栓体と、胴部外面に螺合して胴部の上
端開口部を密封する蓋体とからなるものにおいて、前記
栓体の上部にシール外周面を設け、前記胴部の上端内面
に前記栓体のシール外周面とシールするシールリングを
密封装着したことを特徴とする遮断継手である。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成であるから、蓋体を外して
栓体を操作棒で本体内の雌ねじ上部に引き上げられる
と、引き上げられた状態において栓体に設けたシール外
周面が胴部内面の上端に装着したシールリングと密封シ
ールするので、本体の胴部開口部は密封閉止され、安全
が図られる。更にその上から胴部開口部を蓋体で密封シ
ールしており、通常の使用状態で二重シールされて安全
が図られている。更に使用中において、万一蓋体が地上
からいたずらされて外されたとしても、胴部内部の栓体
が胴部内面を密封シールしているので、内部ガスが本体
外部へ漏れ出すことが無く、安全が確保される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例を示す断面図で
栓体を閉止した状態を示し、図2は栓体を開いた通常の
使用状態を示す。図において継手本体50は熱可塑性樹
脂製で、胴部57の内面上端にシールリング60を装着
し、その下部に雌ねじ51を設け、雌ねじ51の終端部
に弁座52を設けてある。シールリング60は樹脂製の
環状で、胴部57の内面とOリング61で密封されてお
り、内側にシール内周面62を備えている。このシール
リング60は胴部57の内面に止め輪63で密封状態で
固定されている。
【0008】弁座52の下部は一次側配管の樹脂管と接
続する筒状の一次側接続口53を設けてある。接続口5
3は通常の電気融着継手を用いて一次側配管と電気融着
される。また胴部内面の弁座52の上部に分岐口55を
設けて二次側配管の樹脂管と接続する筒状の二次側接続
口56を設けてある。この接続口56も通常の電気融着
継手を用いて二次側配管と電気融着される。
【0009】栓体70は外周面に雄ねじ71を有し、胴
部57内面の雌ねじ51に螺合して胴部内を上下移動す
る。栓体70の下部にゴムキャップ72を装着してあ
り、栓体70を下部に移動させると、図1のごとくゴム
キャップ72が本体50の弁座52に着座して弁座52
の弁口54を閉止する。栓体70の上端部に雄ねじ51
より小径のシール外周面73を設けてあり、シール外周
面73にOリング74を装着してある。栓体70は上端
部から挿入される操作棒で操作できるように上端面に操
作棒との係止凹部75を設けてある。
【0010】図2は操作棒によって栓体70が胴部の上
部に引き上げて弁座52を開き、その外面に蓋体80を
装着した状態を示し、栓体70のシール外周面73が前
記胴部内面の上端部に装着したシールリング60のシー
ル内周面62に挿入し、栓体70とシールリング60と
はシール外周面73のOリング74で密封シールされ
る。従って蓋体80が装着されてない状態であっても、
栓体70で胴部開口部が密封シールしており、内部ガス
の外部への漏れがない。操作棒による栓体70の開閉操
作後は、図1、図2のごとく蓋体80が胴部57の雄ね
じ59に螺合装着される。この状態で蓋体80の端部内
周面が胴部外周面に装着したOリング82に当接し、ま
た蓋体80の内面奥壁に装着したOリング83が胴部5
7の上端面に当接して、継手本体50と蓋体80とは完
全に密封シールされる。
【0011】
【発明の効果】以上説明のとおり本発明によれば、蓋体
を外して栓体を操作棒で本体内の雌ねじ上部に引き上げ
られると、引き上げられた状態において栓体に設けたシ
ール外周面が胴部内面の上端に装着したシールリングと
密封シールするので、本体の胴部開口部は密封閉止さ
れ、遮断弁の開閉操作中においても安全が図られる。更
にその上から胴部開口部を蓋体で密封シールしており、
通常の使用状態で二重シールされて安全が図られてい
る。更に使用中において、万一蓋体が地上からいたずら
されて外されたとしても、胴部内部の栓体が胴部内面を
密封シールしているので、内部ガスが本体外部へ漏れ出
すことが無く、安全が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の栓体を閉止した状態を示
す断面図である。
【図2】 本発明の実施形態の栓体を開いた状態を示す
断面図である。
【図3】 従来技術を説明する断面図である。
【符号の説明】
50 遮断継手本体 51 本体の雌
ねじ 52 本体の弁座 53 本体の一
次側接続口 55 分岐口 56 二次側接
続口 57 本体の胴部 59 本体の雄
ねじ 60 樹脂製シールリング 61 Oリング 62 シール内面 63 止め輪 70 栓体 71 栓体の雄
ねじ 72 栓体のゴムキャップ 73 栓体のシ
ール外周面 74 Oリング 75 操作棒係
止凹部 80 蓋体 82、83 O
リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部内面に上部から下部に向かう雌ねじ
    と、雌ねじの終端部に弁座と、弁座の下部に一次側配管
    と接続する一次側接続口と、弁座の上部で胴部の側部に
    向かって分岐し二次側配管と接続する二次側接続口とか
    らなる本体と、胴部内面の雌ねじに螺合して移動すると
    共に前記弁座に着座して弁口を開閉する栓体と、胴部外
    面に螺合して胴部の上端開口部を密封する蓋体とからな
    るものにおいて、前記栓体の上部にシール外周面を設
    け、前記胴部の上端内面に前記栓体のシール外周面とシ
    ールするシールリングを密封装着したことを特徴とする
    遮断継手。
JP2000196348A 2000-06-29 2000-06-29 遮断継手 Pending JP2002013689A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214839A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 クボタシーアイ株式会社 分岐サドル継手、その施工方法および管路
JP2015110984A (ja) * 2013-10-29 2015-06-18 クボタシーアイ株式会社 管の分岐方法およびそれに用いる分岐サドル継手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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