JP2002013258A - アルミ雨樋 - Google Patents

アルミ雨樋

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JP2002013258A
JP2002013258A JP2000196414A JP2000196414A JP2002013258A JP 2002013258 A JP2002013258 A JP 2002013258A JP 2000196414 A JP2000196414 A JP 2000196414A JP 2000196414 A JP2000196414 A JP 2000196414A JP 2002013258 A JP2002013258 A JP 2002013258A
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aluminum
rain gutter
gutter
aluminum rain
cylindrical body
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JP2000196414A
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Hisao Seki
久男 関
Masashi Kitamura
昌司 北村
Toshio Yasui
敏雄 安井
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Original Assignee
Otis Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アルミ雨樋の外面だけでなく、その内面までも
雨水等による腐蝕(白錆)を防止できるアルミ雨樋を提
供する。 【解決手段】雨水を屋根の軒先等から集水して地上に導
くアルミ雨樋において、上記アルミ雨樋1の内面11及
び外面12に、アルマイト処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨水を屋根の軒先
等から集水して地上に導くアルミ雨樋に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のアルミ雨樋を示す部品構
成図である。
【0003】本明細書中で述べるアルミ雨樋100と
は、図5で示すような、アルミ金属によって軒樋A、竪
樋B、集水器C、止水器D、継手Eなどの適宜形状に形
成した雨樋部品の総称を意味している。
【0004】すなわち、アルミ雨樋100は、アルミ金
属を既存の技術によって適宜形状に形成されたものをい
い、加工性が良く、軽量であるために多用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アルミ雨樋1
00は、風雨に晒される悪条件の元で使用されるため、
その外面が直射日光や、酸性雨などによる腐蝕(白錆)
が生じ易いという問題がある。
【0006】そのため、アルミ雨樋100の外面に、腐
蝕防止のための塗料を塗装することも考えられるが、こ
れでは、長期の使用によって、塗装が剥離、亀裂等を生
じ、耐久性に欠けるという問題があった。
【0007】また、アルミ雨樋100の内面を通過する
雨水は、酸性雨、大気汚染による粉塵、酸性化合物など
で汚染された水であるため、このアルミ雨樋100の内
面を通る雨水によって、その内面が腐蝕(白錆)され易
いという問題もあった。
【0008】本発明は、かかる課題を解決することを目
的とし、アルミ雨樋の外面だけでなく、その内面までも
雨水等による腐蝕(白錆)を防止できるアルミ雨樋を提
供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係るアルミ雨樋は、雨水を屋根の軒先等
から集水して地上に導くアルミ雨樋において、上記アル
ミ雨樋の内面及び外面に、アルマイト処理を施したこと
を特徴とする。
【0010】請求項1では、アルミ雨樋の内面及び外面
に、アルマイト処理を施しているので、アルミ雨樋の内
面及び外面の腐蝕、酸化等を防止できる。
【0011】また、アルミ雨樋の耐久性を高めることが
でき、その品質を維持できる。
【0012】請求項2に係るアルミ雨樋は、請求項1に
おいて、上記アルミ雨樋は、筒体に形成されており、そ
の内面及び外面に、アルマイト処理を施したことを特徴
とする。
【0013】請求項2では、筒体に形成したアルミ雨樋
であっても、請求項1同様の効果を得ることができる。
【0014】請求項3に係るアルミ雨樋は、請求項2に
おいて、上記アルミ雨樋は、筒体を縱割状に複数形成
し、その内面及び外面に、アルマイト処理を施した後、
これを組合せ嵌合して筒体に形成したことを特徴とす
る。
【0015】請求項3では、アルミ雨樋は、一旦筒体を
縦割状に複数形成し、その割られた内面及び外面にアル
マイト処理を施した後、これらを組合せ嵌合して筒体に
形成しているので、簡単且つ安価にアルマイト処理がで
きる。
【0016】請求項4に係るアルミ雨樋は、請求項1に
おいて、上記アルミ雨樋は、樋状に形成されており、そ
の内面及び外面に、アルマイト処理を施したことを特徴
とする。
【0017】請求項4では、アルミ雨樋は、樋状に形成
したアルミ雨樋であっても、請求項1同様の効果を得る
ことができる。
【0018】請求項5に係るアルミ雨樋は、請求項1〜
4の何れかにおいて、上記アルミ雨樋は、少なくとも外
面に更に着色したことを特徴とする。
【0019】請求項5では、アルミ雨樋に着色している
ので、独特の質感を提供できると共に、所望の色彩を容
易に形成できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るアルミ雨樋1
を図面に基づき説明する。
【0021】図1は、本発明に係るアルミ雨樋を示す部
品構成図である。
【0022】本明細書中で述べるアルミ雨樋1とは、図
1で示すような、軒樋A、竪樋B、集水器C、止水器
D、継手Eなどの雨樋部品の総称を意味している。
【0023】図2は、本発明に係るアルミ雨樋の一部を
拡大した要部断面図である。
【0024】この図で示すように、アルミ雨樋1は、ア
ルミ金属で適宜形状に成形されており、この内面11及
び外面12にアルマイト処理ALを施している。
【0025】ここで、アルマイト処理ALとは、アルミ
金属の表面を酸化させて被膜を形成する処理をいう。
【0026】図2で示したアルミ雨樋1は、筒体に形成
した竪樋Bを例示しており、例えば、表裏面にアルマイ
ト処理を施したアルミ金属板の対向する両端を既存手段
によって固着することで、上記竪樋Bを形成できる。
【0027】このように、アルミ雨樋1の内面11及び
外面12に、アルマイト処理ALを施しているので、ア
ルミ雨樋1の内面11及び外面12の腐蝕、酸化等を防
止できる。
【0028】また、塗料による塗装ではないので、長期
の使用による剥離、亀裂等を生じることもなく、アルミ
雨樋1の耐久性を高めることができ、その品質を維持で
きる。
【0029】なお、従来のアルミ雨樋の効果である軽量
且つ加工性を損なうこともなく勿論維持できる。
【0030】図3は、本発明に係るアルミ雨樋の他の実
施例を示す概略斜視図である。
【0031】図3で示すアルミ雨樋1は、図2と同様に
筒体に形成したものであるが、アルマイト処理を施す工
程が異なる。
【0032】このアルミ雨樋1は、筒体を縱割状に複数
形成し、その縱割状に形成した樋体13、13’の内面
11及び外面12に、上記アルマイト処理ALを施した
後、これを組合せ嵌合して筒体に形成している。
【0033】そのため、樋体13の両端には、他の樋体
13’と嵌合する嵌合部13aを形成すると共に、他の
樋体13’の両端には、樋体13の嵌合部13aと嵌合
する被嵌合部13bを形成している。
【0034】このように、本実施例で示すアルミ雨樋1
は、一旦筒体を縦割状に複数形成し、その割られた樋体
13、13’の内面11及び外面12にアルマイト処理
ALを施した後、両者の嵌合部13aと被嵌合部13b
とを組合せ嵌合して筒体に形成しているので、簡単且つ
安価にアルマイト処理ができる。
【0035】図4は、本発明に係るアルミ雨樋のさらに
他の実施例を示す部分斜視図である。
【0036】図4で示すアルミ雨樋1は、樋状に形成さ
れており、その内面11及び外面12に、アルマイト処
理ALを施したものである。
【0037】これは、図1で示した軒樋Aを例示したも
ので、図4で示すアルミ金属で形成した軒樋Aに、上記
同様のアルマイト処理ALを施したものを例示してい
る。
【0038】このように、アルミ雨樋1は、図2、3で
示した筒体に限らず、どのような形状のアルミ雨樋1で
あっても形成することができる。
【0039】また、図1〜図4で示した本発明に係るア
ルミ雨樋1の少なくとも外面12に、更に着色すること
も可能である。
【0040】この着色は、アルマイト処理ALの際に、
アルミ雨樋1の内、外表面に生じる微細な凹所(不図
示)に所望の顔料を含浸することで、着色できる。
【0041】このように、アルマイト処理の際、或い
は、アルマイト処理後のアルミ雨樋1に更に着色をする
ことで、独特の質感を提供できると共に、所望の色彩を
容易に形成できる。
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果があ
る。
【0042】請求項1に係るアルミ雨樋によれば、アル
ミ雨樋の内面及び外面に、アルマイト処理を施している
ので、アルミ雨樋の内面及び外面の腐蝕、酸化等を防止
できる。
【0043】また、アルミ雨樋の耐久性を高めることが
でき、その品質を維持できる。
【0044】請求項2に係るアルミ雨樋によれば、筒体
に形成したアルミ雨樋であっても、請求項1同様の効果
を得ることができる。
【0045】請求項3に係るアルミ雨樋によれば、アル
ミ雨樋は、一旦筒体を縦割状に複数形成し、その割られ
た内面及び外面にアルマイト処理を施した後、これらを
組合せ嵌合して筒体に形成しているので、簡単且つ安価
にアルマイト処理ができる。
【0046】請求項4に係るアルミ雨樋によれば、アル
ミ雨樋は、樋状に形成したアルミ雨樋であっても、請求
項1同様の効果を得ることができる。
【0047】請求項5に係るアルミ雨樋によれば、アル
ミ雨樋に更に着色をしているので、独特の質感を提供で
きると共に、所望の色彩を容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明に係るアルミ雨樋を示す部品構成図
【図 2】本発明に係るアルミ雨樋の一部を拡大した要
部断面図
【図 3】本発明に係るアルミ雨樋の他の実施例を示す
概略斜視図
【図 4】本発明に係るアルミ雨樋のさらに他の実施例
を示す部分斜視図
【図 5】従来のアルミ雨樋を示す部品構成図
【符号の説明】
1(A〜E) アルミ雨樋 11 内面 12 外面 13 樋体 13a 嵌合部 13b 被嵌合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雨水を屋根の軒先等から集水して地上に導
    くアルミ雨樋において、 上記アルミ雨樋の内面及び外面に、アルマイト処理を施
    したことを特徴とするアルミ雨樋。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記アルミ雨樋は、筒体に形成されており、その内面及
    び外面に、アルマイト処理を施したことを特徴とするア
    ルミ雨樋。
  3. 【請求項3】請求項2において、 上記アルミ雨樋は、筒体を縱割状に複数形成し、その内
    面及び外面に、アルマイト処理を施した後、これを組合
    せ嵌合して筒体に形成したことを特徴とするアルミ雨
    樋。
  4. 【請求項4】請求項1において、 上記アルミ雨樋は、樋状に形成されており、その内面及
    び外面に、アルマイト処理を施したことを特徴とするア
    ルミ雨樋。
  5. 【請求項5】請求項1〜4の何れかにおいて、 上記アルミ雨樋は、少なくとも外面に更に着色したこと
    を特徴とするアルミ雨樋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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