JP2002013028A - セルロースアセテート複合繊維及びその製造方法並びにその織編物 - Google Patents

セルロースアセテート複合繊維及びその製造方法並びにその織編物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】セルローストリアセテートの風合いと共に優れ
た吸水性を有し、吸水後も不快感のない複合繊維及びそ
の製造方法並びにその織編物を提供する。 【解決手段】断面形状が、中空断面の1カ所に中空部か
ら繊維表面へ至る開口部を有した形状であり、その外周
が平均酢化度56.2%以上62.5%以下のセルロー
ストリアセテートからなり、該中空部の表面がセルロー
スまたは平均酢化度48.8%未満のセルロースアセテ
ートからなるセルロースアセテート複合繊維、及び円の
一部を1本の直線で切除した形状をもち、前記直線と円
の交点と円の中心のなす角度θが60゜以上120゜以
下である紡糸孔を有する紡糸口金を用い、セルロースジ
アセテートを該紡糸孔の直線側に、セルローストリアセ
テートを円形側に配置するように吐出し、得られた複合
繊維をアルカリ鹸化処理するセルロースアセテート複合
繊維の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルローストリア
セテート特有の風合いを有すると共に、吸水性の良好な
セルロースアセテート複合繊維及びその製造方法並びに
その織編物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セルロ−ストリアセテ−ト繊維は、光
沢,発色性に優れており、ドライで清涼感豊かな風合い
を有し、ファッション性の高い高級衣料素材として位置
づけられているが、綿、レーヨン等に比べるとその吸水
性能は不十分であった。
【0003】従来、セルローストリアセテートとセルロース
を複合紡糸したものとして、特開平7−102419号
公報、特開平7−109622号公報にはセルロースト
リアセテートとセルロースをサイドバイサイドに複合し
た繊維が記載されているが、これらの繊維は吸水性能を
有するセルロース成分が、繊維表面に露出しているため
に、吸水後も肌との接触面がべとつきやすいものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はセルロースト
リアセテートの風合いと共に優れた吸水性を有し、吸水
後も不快感のない、セルロースアセテート複合繊維及び
その製造方法並びにその織編物を提供することを目的と
している。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明の第一の要旨は、
断面形状が、中空断面の1カ所に中空部から繊維表面へ
至る開口部を有した形状であり、その外周が平均酢化度
56.2%以上62.5%以下のセルローストリアセテ
ートからなり、該中空部の表面がセルロースまたは平均
酢化度48.8%未満のセルロースアセテートからなる
セルロースアセテート複合繊維にある。
【0006】本発明の第二の要旨は、円の一部を1本の直線
で切除した形状をもち、該直線の両端と円の中心のなす
角度θが60゜以上120゜以下である紡糸孔を有する
紡糸口金を用い、平均酢化度48.8%以上56.2%
未満のセルロースジアセテートを該紡糸孔の直線側に、
平均酢化度56.2%以上62.5%以下のセルロース
トリアセテートを円形側に配置するように重量比30:
70〜15:85で吐出し、得られた複合繊維をアルカ
リ鹸化処理することを特徴とするセルロースアセテート
複合繊維の製造方法にある。
【0007】本発明の第三の要旨は、断面形状が、中空断面
の1カ所に中空部から繊維表面へ至る開口部を有した形
状であり、その外周が平均酢化度56.2%以上62.
5%以下のセルローストリアセテートからなり、該中空
部の表面がセルロースまたは平均酢化度48.8%未満
のセルロースアセテートからなるセルロースアセテート
複合繊維を10%以上含有してなる織編物にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について具体的に説明する。
【0009】図1は本発明のセルロースアセテート複合繊維
の断面形状の一例である。
【0010】本発明では、断面形状が中空断面の1カ所に中
空部から繊維表面へ至る開口部を有した形状であること
が必要であり、中空部から繊維表面へ至る開口部を有し
手いることにより、極めて速い吸水速度と大きな吸水率
を有する。
【0011】また、該断面形状はC字形状が好ましく、該C
字形の両端部が該断面形状の外周の半径より小さい間隔
で離れて開口していることが好ましい。
【0012】また本発明のセルロースアセテート複合繊維
は、その外周が平均酢化度56.2%以上62.5%以
下のセルローストリアセテートからなり、繊維表面へ至
る開口部を有する中空部の表面がセルロースまたは平均
酢化度48.8%未満のセルロースアセテートからなる
ことが必要である。
【0013】その外周が平均酢化度56.2%未満のセルロ
ースアセテートからなる場合は、光沢,発色性等のセル
ローストリアセテート特有の風合いが得られない。
【0014】また、中空部の表面が平均酢化度48.8%を
こえるセルロースアセテートの場合は吸水性能が不足す
る。
【0015】さらに本発明のセルロースアセテート複合繊維
は、平均酢化度56.2%以上62.5%以下のセルロ
ーストリアセテートと、セルロースまたは平均酢化度4
8.8%未満のセルロースアセテートの重量比が75:
25〜90:10であることが好ましく、セルロースま
たは平均酢化度48.8%未満のセルロースアセテート
の比が10未満では吸水性能が不足する。
【0016】該セルローストリアセテートと、セルロースま
たは該セルロースアセテートの重量比率は、複合繊維の
断面を光学顕微鏡で観察して断面積比とアルカリ鹸化処
理による減量率より計算で求める。
【0017】また、本発明のセルロースアセテート複合繊維
はモノフィラメント糸でも、マルチフィラメント糸であ
っても良く、マルチフィラメント糸の場合、該セルロー
スアセテート複合繊維が全フィラメント数の60%以上
であることが好ましい。
【0018】次に、本発明の複合加工糸の製造方法の一例を
詳細に説明する。
【0019】本発明の複合加工糸は、平均酢化度48.8〜
56.2%のセルロースジアセテートと平均酢化度5
6.2〜62.5%のセルローストリアセテートを、塩
化メチレン、或いは塩化メチレンとメタノール等の混合
溶剤にそれぞれ溶解し、それぞれの濃度を15〜30重
量%、好ましくは18〜27重量%とした紡糸原液を乾
式紡糸して得られる。
【0020】紡糸する際の紡糸孔は、図2に示すような円の
一部を1本の直線で切除した形状をもち、該直線の両端
と円の中心のなす角度θが60゜以上120゜以下であ
り、該紡糸孔により、断面形状が中空断面の1カ所に中
空部から繊維表面へ至る開口部を有した形状が得られ
る。
【0021】また本発明では、図3に示すように、平均酢化
度48.8%以上56.2%未満のセルロースジアセテ
ートを該紡糸孔の直線側に、平均酢化度56.2%以上
62.5%以下のセルローストリアセテートを円形側に
重量比15:85〜30:70で並列に配置するように
吐出することによって、繊維断面において中空部の表面
側に該セルロースジアセテートが、繊維表面側へ該セル
ローストリアセテートが配置したものとなる。
【0022】さらに本発明では、乾式紡糸して得られた複合
繊維を、アルカリ鹸化処理して、繊維断面の中空部に位
置する該セルロースジアセテートを、セルロースまたは
平均酢化度48.8%未満のセルロースアセテートとす
ることが必要である。
【0023】該アルカリ鹸化処理条件は、セルローストリア
セテートとセルロースジアセテートの耐アルカリ特性差
により決定され、セルローストリアセテートは反応せ
ず、セルロースジアセテートのみが容易に反応する条件
を選択する必要がある。アルカリとしては、水酸化ナト
リウムや炭酸カルシウム等が好ましい。
【0024】処理条件としては、セルローストリアセテート
まで鹸化反応させたり、セルロースジアセテートの鹸化
反応が不十分である条件は避けるべきで、濃度0.5〜
5重量%の水酸化ナトリウム水溶液にて、30〜90℃
で5〜25分間アルカリ鹸化処理することが好ましく、
より好ましくは、濃度1〜2重量%の水酸化ナトリウム
水溶液にて、30〜60℃で8〜15分間アルカリ鹸化
処理することが望ましい。
【0025】さらに本発明のアセテート複合繊維を10%以
上含有してなる織編物は、吸水性にすぐれたものとな
る。該複合繊維の含有率が10%未満では十分な吸水性
が得られない。
【0026】また、本発明のセルロースアセテート複合繊維
と他繊維を複合して用いてもよく、他繊維との複合手法
としては、交織,交編による手法、合撚やカバーリン
グ、エアー混繊手法等に限定されるものではなく、望ま
しくはセルロースアセテート複合繊維を皮膚接触面に局
在させる様に配置される手法が効果的である。
【0027】例えばポリエステルの仮撚糸を表面に、本発明
のセルロースアセテート複合繊維を裏面に用いたリバー
シブル編み地が好ましい。
【0028】また、他繊維としては、ポリエステル、ポリア
ミド等の合成繊維、レーヨン、キュプラ等の再生繊維、
綿、麻、ウール、絹等の天然繊維が挙げられる。
【0029】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を説明する。評
価は次に示す方法で行った。
【0030】(減量率)アルカリ鹸化処理前の複合繊維の乾
燥試料重量(Wb)、アルカリ鹸化処理後の複合繊維の
乾燥試料重量(Wa)をそれぞれ測定し、次式で算出し
た。 減量率(%)=〔(Wb−Wa)/Wb〕×100 (水分率及び含水率)複合繊維10gを秤量ビンに入
れ、95℃で2時間乾燥後、デシケーター内で1時間冷
却し、秤量して試料の乾燥重量(Wa)を測定する。次
いで該複合繊維を20℃、65%RHに調整された恒温
恒湿室に24時間放置した後、吸湿重量(Wc)を測定
し、次式で算出した。 水分率(%)=〔(Wc−Wa)/Wa〕×100 含水率(%)=〔(Wc−Wa)/Wc〕×100 (吸水率)サンプルから靴下編み地を作成し、該編物か
ら直径6cmの円形資料片を切り取り、20℃、65%
RHに調整された恒温恒湿室に24時間放置した後、重
量(Wc)を測定し、ラローズ法吸水性測定装置にて吸
水量(Wd)を測定し、次式にて算出した。 吸水率(%)=〔Wd/Wc〕×100 (湿り気)サンプルから靴下編み地を作成し、該編物を
水に1時間浸漬後、20℃、65%RHに調整された恒
温恒湿室に1時間放置した後、手触りで評価し、湿り気
の少ない物を○、湿り気の多いものを×と示した。
【0031】(実施例1)平均酢化度61.6%のセルロー
ストリアセテートと平均酢化度55.2%のセルロース
ジアセテートを、それぞれ塩化メチレン/メタノール=
91/9の混合溶剤に溶解し、溶液濃度22重量%のセ
ルローストリアセテート紡糸原液及び溶液濃度22重量
%のセルロースジアセテート紡糸原液を調整した。両紡
糸原液を用い、セルローストリアセテートとセルロース
ジアセテートの重量比を75:25にて、円の一部を1
本の直線で切除した形状をもち、該直線の両端と円の中
心のなす角度θが120゜である紡糸孔を有する複合紡
糸口金にて乾式紡糸し、84dtex/20フィラメン
トのセルロースアセテート複合繊維を得た。
【0032】得られた複合繊維から靴下編み地を作成し、下
記条件のアルカリ鹸化処理を施し、セルロースがC字状
断面形状の内面に、平均酢化度が61.6%のセルロー
ストリアセテートが周面に配された断面形状を有するセ
ルロースアセテート複合繊維からなる編み地を得た。得
られたサンプルの評価結果を表1に示した。得られた繊
維からなる編物は、吸水性が良く、しかも湿り気が少な
いものであった。
【0033】なお、得られた複合繊維の中空部の表面の平均
酢化度はアルカリ鹸化処理による減量率から計算により
求めた。 アルカリ水溶液:水酸化ナトリウム1重量%水溶液 処理温度 :60℃ 処理時間 :10分 浴比 :1:100 (比較例1)平均酢化度61.6%のセルローストリア
セテートと平均酢化度55.2%のセルロースジアセテ
ートを、それぞれ塩化メチレン/メタノール=91/9
の混合溶剤に溶解し、溶液濃度22重量%のセルロース
トリアセテート紡糸原液及び溶液濃度22重量%のセル
ロースジアセテート紡糸原液を調整した。両紡糸原液を
用い、セルローストリアセテートとセルロースジアセテ
ートの重量比を75:25にて、直径38μmの円形の
複合紡糸口金にてサイドバイサイドに乾式紡糸し、84
dtex/20フィラメントの複合繊維を得た。得られ
た複合繊維から靴下編み地を作成し、実施例1と同様の
条件でアルカリ鹸化処理を施し、平均酢化度61.6の
セルローストリアセテートとセルロースがサイドバイサ
イドに複合した繊維からなる編み地を得た。その結果を
表1に示した。得られた編物は、吸水性は良好である
が、湿り気の多いものであった。次に本発明の織編物の
実施例、比較例を示す。
【0034】(実施例2、3)実施例1と同様に84dte
x/20フィラメントのセルロースアセテート複合繊維
を乾式紡糸し、該複合繊維と84dtex/36フィラ
メントのポリエステルマルチフィラメント糸を表2に示
す比率でエアー混繊した後、靴下編み地を作成し、実施
例1と同様にアルカリ鹸化処理を施した後、評価を行っ
た。結果を表2に示す。得られた編物は、吸水性が良
く、しかも湿り気が少ないものであった。
【0035】(比較例2)実施例1と同様に84dtex/
20フィラメントのセルロースアセテート複合繊維を乾
式紡糸し、該複合繊維と84dtex/36フィラメン
トのポリエステルマルチフィラメント糸を表2に示す比
率でエアー混繊した後、靴下編み地を作成し、実施例1
と同様にアルカリ鹸化処理を施した後、評価を行った。
結果を表2に示す。得られた編物は、吸水性の低いもの
であった。
【0036】(比較例3)84dtex/36フィラメント
のポリエステルマルチフィラメント糸からなる靴下編み
地を作成し、実施例1と同様に評価を行った。得られた
編物は、吸水性の低くいものであった。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明は、セルローストリアセテートの
風合いと共に優れた吸水性を有し、吸水後も不快感のな
い織編物となるセルロースアセテート複合繊維が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセルロースアセテート複合繊維の断面
の一例図である。
【図2】本発明のセルロースアセテート複合繊維を紡糸
する際の紡糸孔の一例図である。
【図3】本発明のセルロースアセテート複合繊維を紡糸
孔から吐出する際の各成分の配置の一例図である。
【符号の説明】
1:セルローストリアセテート 2:セルロースまたは平均酢化度48.8%未満のセル
ロースアセテート 3:セルロースジアセテート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // D06M 101:06 D06M 1/06 Z Fターム(参考) 4L002 AA00 AB00 AB02 AB05 AC00 BA01 DA05 EA03 FA01 4L031 AA02 AB08 AB32 AB33 BA11 CA01 DA01 DA08 4L041 AA03 BA02 BA05 BA09 BA21 BA40 BA42 BC02 BD20 CA57 DD03 EE15 EE20 4L048 AA13 AA28 AA30 AA37 AA39 AA46 AA47 AA54 AB07 AC15 CA00 CA07 DA01 EB00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状が、中空断面の1カ所に中空部
    から繊維表面へ至る開口部を有した形状であり、その外
    周が平均酢化度56.2%以上62.5%以下のセルロ
    ーストリアセテートからなり、該中空部の表面がセルロ
    ースまたは平均酢化度48.8%未満のセルロースアセ
    テートからなるセルロースアセテート複合繊維。
  2. 【請求項2】 平均酢化度56.2%以上62.5%以
    下のセルローストリアセテートと、セルロースまたは平
    均酢化度48.8%未満のセルロースアセテートの重量
    比が75:25〜90:10である請求項1記載のセル
    ロースアセテート複合繊維。
  3. 【請求項3】 円の一部を1本の直線で切除した形状を
    もち、該直線の両端と円の中心のなす角度θが60゜以
    上120゜以下である紡糸孔を有する紡糸口金を用い、
    平均酢化度48.8%以上56.2%未満のセルロース
    ジアセテートを該紡糸孔の直線側に、平均酢化度56.
    2%以上62.5%以下のセルローストリアセテートを
    円形側に配置するように重量比30:70〜15:85
    で吐出し、得られた複合繊維をアルカリ鹸化処理するこ
    とを特徴とするセルロースアセテート複合繊維の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 濃度0.5〜5重量%の水酸化ナトリウ
    ム水溶液にて、30〜90℃で5〜25分間アルカリ鹸
    化処理する請求項3記載のセルロースアセテート複合繊
    維の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のセルロースアセ
    テート複合繊維を10%以上含有してなる織編物。
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