JP2002012278A - 噴出容器の肩カバー - Google Patents
噴出容器の肩カバーInfo
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- JP2002012278A JP2002012278A JP2000195694A JP2000195694A JP2002012278A JP 2002012278 A JP2002012278 A JP 2002012278A JP 2000195694 A JP2000195694 A JP 2000195694A JP 2000195694 A JP2000195694 A JP 2000195694A JP 2002012278 A JP2002012278 A JP 2002012278A
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- Japan
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- shoulder cover
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- container
- container body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 噴出容器の肩カバーにおいて、使用後に、容
器本体から外して分別廃棄するときの操作性を向上し、
誰でもがすぐに簡単に外すことができるようにする。 【解決手段】 容器本体10の噴射釦20まわりに肩カ
バー30を取り付ける。肩カバーは、第1部分31と第
2部分32とを連結部33で連結して一体に形成する。
第1部分には、掛け止め部38を有する弾性部35を設
ける。第2部分には、押し開き作用部40を設ける。そ
して、使用後は、容器本体に肩カバーを取り付けた状態
で、噴射釦20を外し、第2部分32に外力を加えてそ
れを押し下げ、その押し開き作用部40をマウンティン
グキャップ12と弾性部35との間に入れ、掛け止め部
38の係合を外して容器本体に対する第1部分31の掛
け止めを解除する。
器本体から外して分別廃棄するときの操作性を向上し、
誰でもがすぐに簡単に外すことができるようにする。 【解決手段】 容器本体10の噴射釦20まわりに肩カ
バー30を取り付ける。肩カバーは、第1部分31と第
2部分32とを連結部33で連結して一体に形成する。
第1部分には、掛け止め部38を有する弾性部35を設
ける。第2部分には、押し開き作用部40を設ける。そ
して、使用後は、容器本体に肩カバーを取り付けた状態
で、噴射釦20を外し、第2部分32に外力を加えてそ
れを押し下げ、その押し開き作用部40をマウンティン
グキャップ12と弾性部35との間に入れ、掛け止め部
38の係合を外して容器本体に対する第1部分31の掛
け止めを解除する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、噴射釦を押し下
げて容器本体内の内容物を噴射釦のノズルから、液状・
霧状・泡状・粉末状等で噴出する、エアゾール式の噴出
容器に関する。詳しくは、そのような噴出容器におい
て、容器本体の噴射釦まわりに取り付ける肩カバーに関
する。
げて容器本体内の内容物を噴射釦のノズルから、液状・
霧状・泡状・粉末状等で噴出する、エアゾール式の噴出
容器に関する。詳しくは、そのような噴出容器におい
て、容器本体の噴射釦まわりに取り付ける肩カバーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の肩カバーは、例えば図5
に示すように、中心に釦孔1を有する環状に形成し、図
示しないが、内周に掛け止め部を形成してなる。そし
て、組付け時は、釦孔1にステム2を挿入して図中矢示
するごとく容器本体3に被せ、掛け止め部をマウンティ
ングキャップ4に係合してその肩カバー5を容器本体3
に掛け止めていた(例えば特許第2993599号公報
参照)。
に示すように、中心に釦孔1を有する環状に形成し、図
示しないが、内周に掛け止め部を形成してなる。そし
て、組付け時は、釦孔1にステム2を挿入して図中矢示
するごとく容器本体3に被せ、掛け止め部をマウンティ
ングキャップ4に係合してその肩カバー5を容器本体3
に掛け止めていた(例えば特許第2993599号公報
参照)。
【0003】使用後は、表示6位置を目印としてその位
置に指を当て、肩カバー5を径方向に押して掛け止め方
向とは逆方向に肩カバー5を少し移動し、マウンティン
グキャップ4に対する掛け止め部の係合を緩め、指でせ
り上げて容器本体3から肩カバー5を外し、容器本体3
と肩カバー5とを分離して分別廃棄していた。
置に指を当て、肩カバー5を径方向に押して掛け止め方
向とは逆方向に肩カバー5を少し移動し、マウンティン
グキャップ4に対する掛け止め部の係合を緩め、指でせ
り上げて容器本体3から肩カバー5を外し、容器本体3
と肩カバー5とを分離して分別廃棄していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
肩カバー5では、容器本体3から外すとき、指を当てる
位置が決まっていることから、操作性が悪く、またコツ
を必要とし、慣れるまでに時間がかかって、誰でもがす
ぐに簡単に外すことができるものではなかった。
肩カバー5では、容器本体3から外すとき、指を当てる
位置が決まっていることから、操作性が悪く、またコツ
を必要とし、慣れるまでに時間がかかって、誰でもがす
ぐに簡単に外すことができるものではなかった。
【0005】そこで、この発明の第1の課題は、噴出容
器の肩カバーにおいて、使用後に容器本体から外して分
別廃棄するときの操作性を向上し、誰でもがすぐに簡単
に外すことができるようにすることにある。
器の肩カバーにおいて、使用後に容器本体から外して分
別廃棄するときの操作性を向上し、誰でもがすぐに簡単
に外すことができるようにすることにある。
【0006】第2の課題は、そのような噴出容器の肩カ
バーにおいて、部品点数を少なくし、製作を容易として
コストを低減するとともに、その取り扱いを簡単とする
ことにある。
バーにおいて、部品点数を少なくし、製作を容易として
コストを低減するとともに、その取り扱いを簡単とする
ことにある。
【0007】第3の課題は、上述した噴出容器の肩カバ
ーにおいて、容器本体に対する肩カバーの取り付け取り
外しを容易とすることにある。
ーにおいて、容器本体に対する肩カバーの取り付け取り
外しを容易とすることにある。
【0008】第4の課題は、そのような噴出容器の肩カ
バーにおいて、容器本体に対する肩カバーの取り外しを
容易とすることにある。
バーにおいて、容器本体に対する肩カバーの取り外しを
容易とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
上述した第1の課題を達成すべく、容器本体の噴射釦ま
わりに取り付ける噴出容器の肩カバーにおいて、容器本
体に掛け止める第1部分と、容器本体に取り付けた状態
で外力を加えたとき容器本体に対する第1部分の掛け止
めを解除する第2部分とで構成してなる、ことを特徴と
する。
上述した第1の課題を達成すべく、容器本体の噴射釦ま
わりに取り付ける噴出容器の肩カバーにおいて、容器本
体に掛け止める第1部分と、容器本体に取り付けた状態
で外力を加えたとき容器本体に対する第1部分の掛け止
めを解除する第2部分とで構成してなる、ことを特徴と
する。
【0010】請求項2に係る発明は、そのような請求項
1に記載の噴出容器の肩カバーにおいて、上述した第2
の課題を達成すべく、容器本体に取り付けた状態で第2
部分に外力を加えたとき切断する連結部で、第1部分と
第2部分とを連結して一体に形成してなる、ことを特徴
とする。
1に記載の噴出容器の肩カバーにおいて、上述した第2
の課題を達成すべく、容器本体に取り付けた状態で第2
部分に外力を加えたとき切断する連結部で、第1部分と
第2部分とを連結して一体に形成してなる、ことを特徴
とする。
【0011】請求項3に係る発明は、上述した請求項1
または2に記載の噴出容器の肩カバーにおいて、上述し
た第3の課題を達成すべく、第1部分に弾性部を設け、
その弾性部に、容器本体のマウンティングキャップと係
合して掛け止める掛け止め部を形成してなる、ことを特
徴とする。
または2に記載の噴出容器の肩カバーにおいて、上述し
た第3の課題を達成すべく、第1部分に弾性部を設け、
その弾性部に、容器本体のマウンティングキャップと係
合して掛け止める掛け止め部を形成してなる、ことを特
徴とする。
【0012】請求項4に係る発明は、そのような請求項
3に記載の噴出容器の肩カバーにおいて、上述した第4
の課題を達成すべく、第2部分に、その第2部分に外力
を加えたとき、弾性部をたわませて、マウンティングキ
ャップに対する掛け止め部の係合を外して掛け止めを解
除する押し開き作用部を設けてなる、ことを特徴とす
る。
3に記載の噴出容器の肩カバーにおいて、上述した第4
の課題を達成すべく、第2部分に、その第2部分に外力
を加えたとき、弾性部をたわませて、マウンティングキ
ャップに対する掛け止め部の係合を外して掛け止めを解
除する押し開き作用部を設けてなる、ことを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる肩カバーを備える噴出容器の上部縦断面を示す。
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる肩カバーを備える噴出容器の上部縦断面を示す。
【0014】図中符号10は、缶状の容器本体である。
容器本体10内には、化粧用や芳香用や殺虫用などの内
容物を収納する。その容器本体10の上部には、環状の
マウンティングキャップ12・14を上下二段に設け
る。上段のマウンティングキャップ12の中心からは、
ステム16を上向きに突出してなる。
容器本体10内には、化粧用や芳香用や殺虫用などの内
容物を収納する。その容器本体10の上部には、環状の
マウンティングキャップ12・14を上下二段に設け
る。上段のマウンティングキャップ12の中心からは、
ステム16を上向きに突出してなる。
【0015】ステム16は、先端を中心筒部22の下端
にはめ付けて噴射釦20を取り付ける。噴射釦20に
は、中心筒部22内に縦通路24を設けるとともに、上
部でその縦通路24と連通する横通路26を設け、その
横通路26内にはノズル部材28を取り付ける。
にはめ付けて噴射釦20を取り付ける。噴射釦20に
は、中心筒部22内に縦通路24を設けるとともに、上
部でその縦通路24と連通する横通路26を設け、その
横通路26内にはノズル部材28を取り付ける。
【0016】ところで、その噴射釦20まわりには、例
えば樹脂製の肩カバー30を取り付ける。肩カバー30
は、図2にも示すように、第1部分31と第2部分32
とを連結部33で連結して一体に形成してなる。
えば樹脂製の肩カバー30を取り付ける。肩カバー30
は、図2にも示すように、第1部分31と第2部分32
とを連結部33で連結して一体に形成してなる。
【0017】第1部分31には、外周に環状部34を設
け、その環状部34の上端縁から下向きに折り返して内
周に弾性部35を設ける。弾性部35は、溝mで分離し
て複数設ける。環状部34には、中段に上向き段部36
を設け、その上の外面に環状に突出して外向き突条37
を設ける。一方、複数の弾性部35の内面には、それぞ
れ下端縁に沿って周方向に突出し、掛け止め部38を内
向きに形成する。
け、その環状部34の上端縁から下向きに折り返して内
周に弾性部35を設ける。弾性部35は、溝mで分離し
て複数設ける。環状部34には、中段に上向き段部36
を設け、その上の外面に環状に突出して外向き突条37
を設ける。一方、複数の弾性部35の内面には、それぞ
れ下端縁に沿って周方向に突出し、掛け止め部38を内
向きに形成する。
【0018】第2部分32には、頂部に釦孔39をあ
け、その外周から下向きに押し開き作用部40を環状に
設ける。
け、その外周から下向きに押し開き作用部40を環状に
設ける。
【0019】そして、釦孔39内に噴射釦20を入れ、
複数の弾性部35を外向きにたわませながらそれらの弾
性部35内に上段のマウンティングキャップ12を入
れ、そのマウンティングキャップ12の下縁と係合して
掛け止め部38を掛け止め、第1部分31を掛け止めて
肩カバー30を容器本体10に取り付ける。
複数の弾性部35を外向きにたわませながらそれらの弾
性部35内に上段のマウンティングキャップ12を入
れ、そのマウンティングキャップ12の下縁と係合して
掛け止め部38を掛け止め、第1部分31を掛け止めて
肩カバー30を容器本体10に取り付ける。
【0020】不使用時は、図1に示すとおり、噴射釦2
0を被ってキャップ50を被せ、その内向き突条52を
外向き突条37に係合し、上向き段部36上に載せて肩
カバー30に取り付ける。
0を被ってキャップ50を被せ、その内向き突条52を
外向き突条37に係合し、上向き段部36上に載せて肩
カバー30に取り付ける。
【0021】さて、いま、この図示噴出容器を使用する
ときは、キャップ50を外し、容器本体10を持ってノ
ズル部材28の噴出口を目的部位に向け、噴射釦20の
頂面に指を掛けて噴射釦20を押し下げ、ステム16を
押し込んで容器本体10内の内容物をステム16から吐
出する。
ときは、キャップ50を外し、容器本体10を持ってノ
ズル部材28の噴出口を目的部位に向け、噴射釦20の
頂面に指を掛けて噴射釦20を押し下げ、ステム16を
押し込んで容器本体10内の内容物をステム16から吐
出する。
【0022】ステム16から吐出した内容物は、噴射釦
20の縦通路24から横通路26に入り、ノズル部材2
8の噴出口から目的部位に向けて、例えば液状・霧状・
泡状・粉末状等で噴射する。
20の縦通路24から横通路26に入り、ノズル部材2
8の噴出口から目的部位に向けて、例えば液状・霧状・
泡状・粉末状等で噴射する。
【0023】噴射釦20の頂面から指を離すと、ステム
16が自動復帰して内容物の吐出を止め、ノズル部材2
8の噴出口からの噴射を停止する。
16が自動復帰して内容物の吐出を止め、ノズル部材2
8の噴出口からの噴射を停止する。
【0024】使用後は、図1に示すように、再び肩カバ
ー30にキャップ50を取り付け、噴射釦20を被う。
ー30にキャップ50を取り付け、噴射釦20を被う。
【0025】ところで、容器本体10内の内容物を使い
切ったときには、噴射釦20を取り外す。そして、肩カ
バー30を容器本体10に取り付けた状態で、第2部分
32に外力を加えてそれを上から押し下げ、連結部33
を切断し、押し開き作用部40をマウンティングキャッ
プ12のR部分13で案内してマウンティングキャップ
12と弾性部35との間に押し込む。
切ったときには、噴射釦20を取り外す。そして、肩カ
バー30を容器本体10に取り付けた状態で、第2部分
32に外力を加えてそれを上から押し下げ、連結部33
を切断し、押し開き作用部40をマウンティングキャッ
プ12のR部分13で案内してマウンティングキャップ
12と弾性部35との間に押し込む。
【0026】これにより、弾性部35をたわませて外向
きに押し開き、マウンティングキャップ12に対する掛
け止め部38の係合を外し、容器本体10に対する第1
部分31の掛け止めを解除して容器本体10から肩カバ
ー30を外し、容器本体10と肩カバー30とを分離し
て分別廃棄可能とする。
きに押し開き、マウンティングキャップ12に対する掛
け止め部38の係合を外し、容器本体10に対する第1
部分31の掛け止めを解除して容器本体10から肩カバ
ー30を外し、容器本体10と肩カバー30とを分離し
て分別廃棄可能とする。
【0027】図示肩カバー30によれば、使用後に容器
本体10から外して分別廃棄するとき、方向性がなく第
2の部分32を上から押し下げるだけでよいから、操作
性を向上し、誰でもがすぐに簡単に外すことができる。
本体10から外して分別廃棄するとき、方向性がなく第
2の部分32を上から押し下げるだけでよいから、操作
性を向上し、誰でもがすぐに簡単に外すことができる。
【0028】また、この例では、第1部分31と第2部
分32とを連結部33で連結して肩カバー30を一体に
形成するから、部品点数を少なくし、製作を容易として
コストを低減するとともに、取り扱いを簡単とすること
ができる。
分32とを連結部33で連結して肩カバー30を一体に
形成するから、部品点数を少なくし、製作を容易として
コストを低減するとともに、取り扱いを簡単とすること
ができる。
【0029】図3には、この発明による別の肩カバーを
備える噴出容器の上部縦断面を示す。この肩カバー30
では、例えばともに同材質の樹脂材料を用い、第1部分
31と第2部分32を別体に形成してなる。
備える噴出容器の上部縦断面を示す。この肩カバー30
では、例えばともに同材質の樹脂材料を用い、第1部分
31と第2部分32を別体に形成してなる。
【0030】そして、第1部分31には、上記例と同様
に形成した弾性部35に、下端縁に沿って周方向に掛け
止め部38を形成するのではなく、下端縁から内向きに
折り曲げて複数の掛け止め部38を形成する。そして、
マウンティングキャップ12の下縁と係合してその掛け
止め部38を掛け止め、すなわち第1部分31を掛け止
めて肩カバー30を容器本体10に取り付ける。
に形成した弾性部35に、下端縁に沿って周方向に掛け
止め部38を形成するのではなく、下端縁から内向きに
折り曲げて複数の掛け止め部38を形成する。そして、
マウンティングキャップ12の下縁と係合してその掛け
止め部38を掛け止め、すなわち第1部分31を掛け止
めて肩カバー30を容器本体10に取り付ける。
【0031】第2部分32には、同様に、頂部に釦孔3
9をあけ、その外周から下向きに押し開き作用部40を
環状に設ける。そして、第2部分32は、弾性部35の
内向き突部41で抜け止めして第1部分31に取り付け
る。
9をあけ、その外周から下向きに押し開き作用部40を
環状に設ける。そして、第2部分32は、弾性部35の
内向き突部41で抜け止めして第1部分31に取り付け
る。
【0032】容器本体10内の内容物を使い切ったとき
には、同じく、第2部分32に外力を加えてそれを上か
ら押し下げ、図4に示すように押し開き作用部40で弾
性部35をたわませて外向きに押し開き、マウンティン
グキャップ12に対する掛け止め部38の係合を外し、
容器本体10に対する第1部分31の掛け止めを解除し
て容器本体10から肩カバー30を外し、容器本体10
と肩カバー30とを分離して分別廃棄可能とする。
には、同じく、第2部分32に外力を加えてそれを上か
ら押し下げ、図4に示すように押し開き作用部40で弾
性部35をたわませて外向きに押し開き、マウンティン
グキャップ12に対する掛け止め部38の係合を外し、
容器本体10に対する第1部分31の掛け止めを解除し
て容器本体10から肩カバー30を外し、容器本体10
と肩カバー30とを分離して分別廃棄可能とする。
【0033】なお、このとき、弾性部35を有効にたわ
ませることができるように、押し開き作用部40の肉厚
を厚くしたり、押し開き作用部40の外周に突部を形成
したりするとよい。
ませることができるように、押し開き作用部40の肉厚
を厚くしたり、押し開き作用部40の外周に突部を形成
したりするとよい。
【0034】その他、図3および図4では、図1および
図2の対応部分に付した符号をそのまま使用し、重複説
明を省略する。
図2の対応部分に付した符号をそのまま使用し、重複説
明を省略する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれ
ば、使用後に分別廃棄するとき、肩カバーの第2の部分
を上から押し下げるだけで容器本体に対する第1部分の
掛け止めを解除するから、方向性をなくして操作性を向
上し、誰でもがすぐに簡単に外すことができる。
ば、使用後に分別廃棄するとき、肩カバーの第2の部分
を上から押し下げるだけで容器本体に対する第1部分の
掛け止めを解除するから、方向性をなくして操作性を向
上し、誰でもがすぐに簡単に外すことができる。
【0036】請求項2に係る発明によれば、容器本体に
取り付けた状態で第2部分に外力を加えたとき切断する
連結部で、第1部分と第2部分とを連結して一体に形成
するから、部品点数を少なくして、製作を容易としてコ
ストを低減するとともに、取り扱いを簡単とすることが
できる。
取り付けた状態で第2部分に外力を加えたとき切断する
連結部で、第1部分と第2部分とを連結して一体に形成
するから、部品点数を少なくして、製作を容易としてコ
ストを低減するとともに、取り扱いを簡単とすることが
できる。
【0037】請求項3に係る発明によれば、第1部分の
弾性部に、容器本体のマウンティングキャップと係合し
て掛け止める掛け止め部を形成するから、弾性部の弾性
で掛け止め部を係合したりその弾性に抗して係合を解除
したりし、容器本体に対する肩カバーの取り付け取り外
しを容易とすることができる。
弾性部に、容器本体のマウンティングキャップと係合し
て掛け止める掛け止め部を形成するから、弾性部の弾性
で掛け止め部を係合したりその弾性に抗して係合を解除
したりし、容器本体に対する肩カバーの取り付け取り外
しを容易とすることができる。
【0038】請求項4に係る発明によれば、第2部分に
外力を加えたとき、弾性部をたわませて、マウンティン
グキャップに対する掛け止め部の係合を外して掛け止め
を解除する押し開き作用部を設けるから、第2部分に外
力を加えるだけの簡単な操作で弾性部をたわませて掛け
止め部の係合を解除することができ、容器本体に対する
肩カバーの取り外しを容易とすることができる。
外力を加えたとき、弾性部をたわませて、マウンティン
グキャップに対する掛け止め部の係合を外して掛け止め
を解除する押し開き作用部を設けるから、第2部分に外
力を加えるだけの簡単な操作で弾性部をたわませて掛け
止め部の係合を解除することができ、容器本体に対する
肩カバーの取り外しを容易とすることができる。
【図1】この発明による肩カバーを備える噴出容器の上
部縦断面図である。
部縦断面図である。
【図2】その肩カバーの縦断面図である。
【図3】この発明による別の肩カバーを備える噴出容器
の上部縦断面図である。
の上部縦断面図である。
【図4】その肩カバーの第2部分を押し込んだ状態の縦
断面図である。
断面図である。
【図5】従来の噴出容器において、容器本体に肩カバー
を取り付ける状態を示す斜視図である。
を取り付ける状態を示す斜視図である。
10 容器本体 12 マウンティングキャップ 20 噴射釦 30 肩カバー 31 第1部分 32 第2部分 33 連結部 35 弾性部 38 掛け止め部 40 押し開き作用部
Claims (4)
- 【請求項1】 容器本体の噴射釦まわりに取り付ける噴
出容器の肩カバーにおいて、前記容器本体に掛け止める
第1部分と、前記容器本体に取り付けた状態で外力を加
えたとき前記容器本体に対する前記第1部分の掛け止め
を解除する第2部分とで構成してなる、噴出容器の肩カ
バー。 - 【請求項2】 前記容器本体に取り付けた状態で前記第
2部分に外力を加えたとき切断する連結部で、前記第1
部分と前記第2部分とを連結して一体に形成してなる、
請求項1に記載の噴出容器の肩カバー。 - 【請求項3】 前記第1部分に弾性部を設け、その弾性
部に、前記容器本体のマウンティングキャップと係合し
て掛け止める掛け止め部を形成してなる、請求項1また
は2に記載の噴出容器の肩カバー。 - 【請求項4】 前記第2部分に、その第2部分に外力を
加えたとき、前記弾性部をたわませて、前記マウンティ
ングキャップに対する前記掛け止め部の係合を外して掛
け止めを解除する押し開き作用部を設けてなる、請求項
3に記載の噴出容器の肩カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195694A JP2002012278A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 噴出容器の肩カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000195694A JP2002012278A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 噴出容器の肩カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002012278A true JP2002012278A (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=18694312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000195694A Pending JP2002012278A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 噴出容器の肩カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002012278A (ja) |
-
2000
- 2000-06-29 JP JP2000195694A patent/JP2002012278A/ja active Pending
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