JP2002011845A - スクリーン印刷装置 - Google Patents

スクリーン印刷装置

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JP2002011845A JP2000192275A JP2000192275A JP2002011845A JP 2002011845 A JP2002011845 A JP 2002011845A JP 2000192275 A JP2000192275 A JP 2000192275A JP 2000192275 A JP2000192275 A JP 2000192275A JP 2002011845 A JP2002011845 A JP 2002011845A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掻き取り不良による印刷品質低下を防止し、
部品寿命を延長することができるスクリーン印刷装置を
提供すること。 【解決手段】 マスクプレート上でクリーム半田を貯溜
した密閉型のスキージヘッド13を摺動させることによ
り基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷装置に
おいて、加圧されたクリーム半田を収容しマスクプレー
トの表面に接触させる印刷空間のスキージング方向の前
後壁を形成し下端部が前記マスクプレートの表面に当接
して設けられた2つの掻き取り部36A,36Bを、マ
スクプレートの表面との摺接面の摩耗の進行を軽減する
耐摩耗手段を備えた摺接部37aとこの摺接部37aを
保持してマスクプレートの表面に対して弾性的に押しつ
ける保持部37bとで構成する。これにより、マスクプ
レートへの良好な追従性と耐摩耗性とを両立させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板にクリーム半
田や導電性ペーストなどのペーストを印刷するスクリー
ン印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品実装工程において、基板上にク
リーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷する
方法としてスクリーン印刷が用いられている。この方法
は、印刷対象部位に応じてパターン孔が開孔されたマス
クプレートを基板上にセットし、スキージングによりマ
スクプレートのパターン孔を介して基板上にペーストを
印刷するものである。
【0003】このスクリーン印刷のスキージング方法と
して、密閉型のスキージヘッドを用いる方法が知られて
いる。この方法は、通常のスクリーン印刷と異なりマス
クプレート上にペーストを直接供給するのではなく、内
部にペーストを貯溜したスキージヘッドを用いるもので
ある。この方法では、スキージヘッドの下面に設けられ
たペースト接触面をマスクプレートに当接させた状態
で、スキージヘッド内のペーストを加圧することによ
り、マスクプレートのパターン孔にペースト接触面を介
してペーストが押し込まれる。そしてスキージヘッドを
マスクプレート上で摺動させることにより、各パターン
孔に順次ペーストを充填する。
【0004】この方法では、スキージヘッド内で加圧さ
れたペーストを下面に設けられたペースト接触面を介し
てスクリーンマスク内のパターン孔に充填することか
ら、ペースト接触面の周囲には加圧されたペーストを収
容する空間を形成するとともに、スキージング時にマス
クプレートの上面で摺動して余分なペーストを掻き取る
掻き取り部が設けられている。そしてこの掻き取り部は
ペーストの漏出を防ぐため所定の押圧荷重でマスクプレ
ートに対して押圧されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のスク
リーン印刷装置に用いられていた掻き取り部には、以下
のような問題点があった。掻き取り部には、マスクプレ
ートの表面にならって当接する良好な追従性が求められ
るとともに、マスクプレートと常に摺接する当接部には
摩耗による損耗をできるだけ軽減する耐摩耗性が求めら
れる。しかしながら従来の掻き取り部は、追従性を確保
するために可撓性に富む樹脂などの材質のものを用いる
と摺動による摩耗量が大きくなって部品寿命が短くな
り、また摩耗を防止するために耐摩耗性の硬質材を用い
ると剛性が増加して追従性が確保されず、掻き取り不良
による印刷品質低下を招く結果となっていた。このよう
に従来の密閉型のスキージを用いたスクリーン印刷に
は、印刷品質の確保と部品寿命を両立させることが困難
であるという問題点があった。
【0006】そこで本発明は、掻き取り不良による印刷
品質低下を防止するとともに、部品寿命を延長すること
ができるスクリーン印刷装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスクリー
ン印刷装置は、マスクプレート上でスキージヘッドを摺
動させることにより、マスクプレートのパターン孔を介
して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であ
って、前記スキージヘッドをマスクプレートに対して押
圧する押圧手段とこのスキージヘッド内でペーストを貯
溜するペースト貯溜部と、このペースト貯溜部内のペー
ストを加圧するペースト加圧手段と、加圧されたペース
トを収容しマスクプレートの表面に接触させる印刷空間
と、前記印刷空間のスキージング方向の前後壁を形成し
下端部が前記マスクプレートの表面に当接して設けられ
た2つの掻き取り部とを備え、この掻き取り部は、マス
クプレートの表面との摺接面の摩耗の進行を軽減する耐
摩耗手段を備えた摺接部とこの摺接部を保持してマスク
プレートの表面に対して弾性的に押しつける保持部とを
有する。
【0008】請求項2記載のスクリーン印刷装置は、請
求項1記載のスクリーン印刷装置であって、前記掻き取
り部は可撓性を有する単一材質の素材より成り、前記保
持部はこの素材を薄板形状に、また摺接部はこの素材を
前記保持部よりも肉厚の棒形状に整形して成る。
【0009】本発明によれば、マスクプレートの表面に
当接する掻き取り部を、マスクプレートの表面との摺接
面の摩耗の進行を軽減する耐摩耗手段を備えた摺接部と
この摺接部を保持してマスクプレートの表面に対して弾
性的に押しつける保持部とで構成することにより、マス
クプレートへの良好な追従性と耐摩耗性とを両立させる
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスク
リーン印刷装置の正面図、図2は本発明の一実施の形態
のスクリーン印刷装置の側面図、図3は本発明の一実施
の形態のスクリーン印刷装置のスキージヘッドの部分断
面図、図4(a)は本発明の一実施の形態のスクリーン
印刷装置の掻き取り部の断面図、図4(b)は本発明の
一実施の形態のスクリーン印刷装置の掻き取り部の斜視
図、図5は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置
の掻き取り部の拡大断面図、図6は本発明の一実施の形
態のスクリーン印刷におけるクリーム半田の掻き取り動
作の説明図である。
【0011】まず図1、図2を参照してスクリーン印刷
装置の構造を説明する。図1、図2において、基板の位
置決め部1は、図示しない移動テーブル上に基板保持部
2を配設して構成されている。スクリーン印刷対象の基
板3は基板保持部2のクランパ4によって保持されてお
り、図示しない移動テーブルを駆動することにより、基
板保持部2に保持された基板3は水平方向および上下方
向に位置決めされる。
【0012】位置決め部1の上方には、スクリーンマス
ク10が配設されている。スクリーンマスク10はホル
ダ11にマスクプレート12を装着して構成されてお
り、マスクプレート12には印刷対象の基板3の印刷部
位に対応したパターン孔12aが開孔されている。
【0013】スクリーンマスク10上には、スキージヘ
ッド13がヘッド昇降部20によって昇降自在に配設さ
れている。ヘッド昇降部20はプレート部材21上に立
設されたシリンダ22を備えており、シリンダ22のロ
ッド22aの下端部には、結合部材15を介してスキー
ジヘッド13が結合されている。シリンダ22を駆動す
ることにより、スキージヘッド13はマスクプレート1
2に対して昇降する。ヘッド昇降部20はスキージヘッ
ド13をスクリーンマスク10に対して昇降させる昇降
手段となっている。またシリンダ22は、スキージヘッ
ド13をマスクプレート12に対して押圧する押圧手段
となっている。
【0014】ヘッド昇降部20のプレート部材21の下
面には、両端部にスライダ23が固着されており、スラ
イダ23はフレーム25の上面に配設されたガイドレー
ル24にスライド自在に嵌着されている。またプレート
部材21の下面にはナット26が結合されており、ナッ
ト26に螺合した送りねじ27は、モータ28によって
回転駆動される。
【0015】モータ28を駆動することにより、プレー
ト部材21は水平移動し、したがってヘッド昇降部20
に結合されたスキージヘッド13も水平移動する。スキ
ージヘッド13を下降させた状態で、モータ28を駆動
することにより、スキージヘッド13はマスクプレート
12上で水平移動する。すなわち、モータ28、送りね
じ27およびナット26は、スキージヘッド13をマス
クプレート12上で水平移動させる移動手段となってい
る。
【0016】スキージヘッド13の下部には、マスクプ
レート12の表面に当接してペーストであるクリーム半
田5をパターン孔12aに充填する印刷部14が設けら
れている。図3を参照して印刷部14の構造を説明す
る。図3において、30は本体部であり、マスクプレー
ト12の幅方向に細長形状のブロック状部材である。本
体部30の長さ寸法は図2に示すように印刷対象の基板
3の幅寸法をカバーするように設定される。本体部30
には、クリーム半田5が貯溜されたカートリッジ31が
着脱自在に装着される凹部30aが形成されている。
【0017】カートリッジ31は予め所定量のクリーム
半田5が貯溜されたクリーム半田5の貯溜部(ペースト
貯溜部)となっており、印刷時に本体部30に装着され
る。カートリッジ31の上面の開口には、内部のクリー
ム半田5を加圧する加圧板32が嵌入している。加圧板
32は上方に配置されたシリンダ16のロッド16aと
結合されており、シリンダ16を駆動することにより、
加圧板32はカートリッジ31内で上下動するようにな
っている。
【0018】また、カートリッジ31の底面はクリーム
半田5の押し出し板31aとなっており、押し出し板3
1aには多数の開口部31bが設けられている。加圧板
32をシリンダ16で下方に押圧することにより、カー
トリッジ31内のクリーム半田5は加圧され、押し出し
板31aの開口部31bを介して下方に押し出される。
シリンダ16および加圧板32はクリーム半田5を加圧
する加圧手段となっている。
【0019】本体部30の底部には、カートリッジ31
の押し出し板31aと同様に多数の開口部34aが設け
られた板状の絞り部34が装着されている。シリンダ1
6によってクリーム半田5が押し出される際には、押し
出し板31aの開口部31bと絞り部34の開口部34
aを2段階に通過して下方に移動する。そして押し出さ
れたクリーム半田5は、本体部30の下方に形成された
空間、すなわち本体部30の下部に内側斜め方向に配設
された2枚の掻き取り部36A,36Bと本体部30の
下面とによって囲まれた印刷空間35に到達する。
【0020】掻き取り部36A,36Bは、印刷空間3
5のスキージング方向の前後壁を形成し、スキージヘッ
ド13を下降させた状態では掻き取り部36A,36B
下端部がマスクプレート12の表面に当接する。印刷動
作時には、この印刷空間35は加圧されたクリーム半田
5を収容し、掻き取り部36A,36Bの間の印刷面を
介してクリーム半田5をマスクプレート12の表面に接
触させる。
【0021】加圧板32を押し下げてカートリッジ31
内のクリーム半田5を加圧することにより、クリーム半
田5は押し出し板31aと絞り部34を通過して印刷空
間35内まで移動する。このクリーム半田5の移動経路
の途中で、断面積が絞られた開口部31b,34aを通
過することにより、クリーム半田5の粘度が低下しスク
リーン印刷に適した性状に改質される。
【0022】図4(a),(b)に示すように、掻き取
り部36A,36Bは樹脂などの可撓性を有する単一材
質より成る板状の部材であり、一体の素材から製作され
る。掻き取り部36A,36Bは、マスクプレート12
の表面に当接する下端部の摺接部37aと、この摺接部
37aを保持する保持部37bより構成される。図4
(b)に示すように、保持部37bは樹脂を薄く整形し
た薄板形状であり、摺接部37aは保持部37bの板厚
tよりも肉厚の断面を有する棒形状に整形される。
【0023】摺接部37aの断面形状は、マスクプレー
ト12上面との接触面積を大きくするため、当接部分に
平坦部Fを有する扁平形状に設定されている。これによ
り、スキージヘッド13がマスクプレート12に押圧さ
れたときの摺接部37aに作用する面圧を低く抑えるこ
とができ、摩耗の進行が軽減される。したがって、肉厚
の棒形状断面は、マスクプレート12の表面との摺接面
の摩耗の進行を軽減する耐摩耗手段となっている。
【0024】摺接部37aをマスクプレート12に押し
付ける際には、押圧力は保持部37bを介して作用す
る。前述のように保持部37bは可撓性の材質を薄板形
状に加工したものであるため弾性に富み、摺接部37a
はマスクプレート12に追従性よく弾性的に押し付けら
れる。すなわち、マスクプレート12が完全な平面でな
く部分的にうねりやたわみがある場合でも、摺接部37
aはマスクプレート12との間に隙間を生じることなく
当接する。
【0025】なお、摺接部37aとしては、図5(a)
に示すように円形断面形状の摺接部37cでもよい。こ
の場合には、使用当初はマスクプレート12との接触面
積が小さいため面圧が高く摺動による摩耗が進行する
が、次第に接触面積が増大するように摩耗が進行するた
め、累積摺動時間の経過と共に接触面積が大きくなって
摩耗の進行度合いが低下する。
【0026】また、保持部37bと摺接部37aを同一
材質の素材から一体に整形する替わりに、図5(b)に
示すように保持部37bと摺接部37aを別材質で製作
するようにしてもよい。すなわち、保持部37bには可
撓性に富む材質を薄板状に整形したものを用い、この保
持部37bの先端に耐摩耗性に富む材質で製作された摺
接部37dを接合する構造であってもよい。この場合に
は、耐摩耗性の材質が耐摩耗手段となっている。
【0027】スクリーン印刷においては、加圧板32に
より内部のクリーム半田5が加圧され、上述のように適
正粘度に改質されたクリーム半田5が印刷空間35内に
満たされた状態のスキージヘッド13を、マスクプレー
ト12上で摺動させる。これにより、印刷空間35内の
クリーム半田5は掻き取り部36A,36Bの間の開口
部を介してマスクプレート12のパターン孔12a内に
充填される。
【0028】そしてこのスキージング動作において、マ
スクプレート12の上面に当接した掻き取り部36A,
36Bは、その下端部でマスクプレート12の上面に付
着したクリーム半田5を掻き取りながら進行する。この
スキージング動作を行う場合に、印刷対象の基板の種類
によっては、図6(a)に示すように基板3の幅bがス
キージヘッド13の印刷幅Bよりも小さい場合がある。
【0029】この場合には、掻き取り部36A,36B
が摺接するマスクプレート12の摺接範囲において、マ
スクプレート12が基板3の幅よりも張り出して下面が
下方から基板3によって支持されていない不支持部Eが
発生する。摺接範囲では印圧により掻き取り部36A,
36Bはマスクプレート12に対して押し付けられてい
るため、不支持部Eにおいてはマスクプレート12には
図6(c)に示すように下方への撓みdが生じる。
【0030】このような場合にあっても、掻き取り部3
6A,36Bの摺接部37aは可撓性に富む保持部37
bを介してマスクプレート12上面に弾性的に押し付け
られているため、マスクプレート12の撓みに良好に追
従する。このため摺接部37aとマスクプレート12の
間に隙間が発生することがなく、スキージング時におい
てクリーム半田5の掻き取り残りが発生しない。したが
って、マスクプレート12上に掻き取り残りのクリーム
半田5が存在することによる印刷不具合が発生しない。
【0031】このようにしてスキージヘッド13を移動
させることにより、各パターン孔12a内に順次クリー
ム半田5が充填される。全てのパターン孔12a内にク
リーム半田5が充填されたならば、基板保持部2を下降
させて、版離れを行わせる。すなわち、パターン孔12
a内のクリーム半田5は基板3とともに下降してパター
ン孔12aから分離し、これにより、基板3へのクリー
ム半田5のスクリーン印刷が完了する。
【0032】このスクリーン印刷を反復して行う過程に
おいて、マスクプレートと常に摺接状態にある掻き取り
部36A,36Bは次第に摩耗により損耗するが、下端
部に設けられた摺接部37aは摩耗の進行を軽減するよ
うな構成となっているため、長期間の使用においても摺
接部37aの損耗が抑えられ、部品寿命を延長すること
ができる。
【0033】上記説明したように、本発明はマスクプレ
ート12上でスキージング動作を行う際にマスクプレー
トの表面に当接する掻き取り部を、マスクプレートとの
摺接面の摩耗の進行を軽減する耐摩耗手段を備えた摺接
部と、この摺接部を保持してマスクプレートの表面に弾
性的に押しつける可撓性の保持部とで構成するようにし
たものである。これにより、スキージング時に掻き取り
部をマスクプレートへ追従性よく押し付けることがで
き、印刷不具合の発生を防止すると共に、摺接部の耐摩
耗性を向上させて部品寿命を延長することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、マスクプレートの表面
に当接する掻き取り部を、マスクプレートの表面との摺
接面の摩耗の進行を軽減する耐摩耗手段を備えた摺接部
とこの摺接部を保持してマスクプレートの表面に対して
弾性的に押しつける保持部とで構成したので、マスクプ
レートへの良好な追従性と耐摩耗性とを両立させ、印刷
品質を確保すると共に部品寿命を延長することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
正面図
【図2】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
側面図
【図3】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
スキージヘッドの部分断面図
【図4】(a)本発明の一実施の形態のスクリーン印刷
装置の掻き取り部の断面図 (b)本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の掻
き取り部の斜視図
【図5】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置の
掻き取り部の拡大断面図
【図6】本発明の一実施の形態のスクリーン印刷におけ
るクリーム半田の掻き取り動作の説明図
【符号の説明】
3 基板 5 クリーム半田 12 マスクプレート 12a パターン孔 13 スキージヘッド 14 印刷部 31 カートリッジ 32 加圧板 35 印刷空間 36A,36B 掻き取り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 成孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FA31 FC07 FD05 FD17 FD35 FD37 FD42 FD43 5E319 BB05 CD29 5E343 AA02 AA11 BB21 BB72 DD03 FF02 GG06 GG20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスクプレート上でスキージヘッドを摺動
    させることにより、マスクプレートのパターン孔を介し
    て基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であっ
    て、前記スキージヘッドをマスクプレートに対して押圧
    する押圧手段とこのスキージヘッド内でペーストを貯溜
    するペースト貯溜部と、このペースト貯溜部内のペース
    トを加圧するペースト加圧手段と、加圧されたペースト
    を収容しマスクプレートの表面に接触させる印刷空間
    と、前記印刷空間のスキージング方向の前後壁を形成し
    下端部が前記マスクプレートの表面に当接して設けられ
    た2つの掻き取り部とを備え、この掻き取り部は、マス
    クプレートの表面との摺接面の摩耗の進行を軽減する耐
    摩耗手段を備えた摺接部とこの摺接部を保持してマスク
    プレートの表面に対して弾性的に押しつける保持部とを
    有することを特徴とするスクリーン印刷装置。
  2. 【請求項2】前記掻き取り部は可撓性を有する単一材質
    の素材より成り、前記保持部はこの素材を薄板形状に、
    また摺接部はこの素材を前記保持部よりも肉厚の棒形状
    に整形して成ることを特徴とする請求項1記載のスクリ
    ーン印刷装置。
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