JP2002001912A - スクリーン印刷装置 - Google Patents
スクリーン印刷装置Info
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- JP2002001912A JP2002001912A JP2000187274A JP2000187274A JP2002001912A JP 2002001912 A JP2002001912 A JP 2002001912A JP 2000187274 A JP2000187274 A JP 2000187274A JP 2000187274 A JP2000187274 A JP 2000187274A JP 2002001912 A JP2002001912 A JP 2002001912A
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Abstract
クリーン印刷装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 マスクプレート上でクリーム半田を貯溜
した密閉型のスキージヘッド13を摺動させることによ
り基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷装置に
おいて、スキージヘッド13を、クリーム半田を貯溜す
るカートリッジを含む上部14Aと、加圧されたクリー
ム半田を収容しマスクプレートの表面に接触させる印刷
空間を含む下部14Bとで分割して構成し、上部14A
を下部14Bから分離可能な構造とした。これにより、
内部清掃などの保守作業において上部14Aのみを分離
して取り出すことができ、保守作業の作業性を向上させ
ることができる。
Description
田や導電性ペーストなどのペーストを印刷するスクリー
ン印刷装置に関するものである。
リーム半田や導電性ペーストなどのペーストを印刷する
方法としてスクリーン印刷が用いられている。この方法
は、印刷対象部位に応じてパターン孔が開孔されたマス
クプレートを基板上にセットし、スキージングによりマ
スクプレートのパターン孔を介して基板上にペーストを
印刷するものである。
して、密閉型のスキージヘッドを用いる方法が知られて
いる。この方法は、通常のスクリーン印刷と異なりマス
クプレート上にペーストを直接供給するのではなく、内
部にペーストを貯溜したスキージヘッドを用いるもので
ある。この方法では、スキージヘッドの下面に設けられ
たペースト接触面をマスクプレートに当接させた状態
で、スキージヘッド内のペーストを加圧することによ
り、マスクプレートのパターン孔にペースト接触面を介
してペーストが押し込まれる。そしてスキージヘッドを
マスクプレート上で摺動させることにより、各パターン
孔に順次ペーストを充填する。
密閉型のスキージヘッドを用いたスクリーン印刷には、
以下に述べるような問題点があった。密閉型のスキージ
ヘッドでは、スクリーンマスク上に直接ペーストを供給
する従来の印刷方法と異なり、ペーストはスキージヘッ
ド内に供給される。このため、印刷作業を長時間停止し
た場合やペーストの品種を変更する必要がある場合など
には、スキージヘッド内からペーストを除去する清掃作
業を行う必要がある。しかしながら、従来の密閉型スキ
ージヘッドではこの清掃作業やその他の保守作業に際し
て、ペースト補給用の開口を開放した状態でこれら作業
を行う必要があり、作業性が悪く適切な作業を効率よく
行うことが困難であるという問題点がった。
の作業性に優れたスクリーン印刷装置を提供することを
目的とする。
ン印刷装置は、マスクプレート上でスキージヘッドを摺
動させることにより、マスクプレートのパターン孔を介
して基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であ
って、前記スキージヘッドは、ペーストを貯溜するペー
スト貯溜部と、このペースト貯溜部内のペーストを加圧
するペースト加圧手段と、加圧されたペーストを収容し
マスクプレートの表面に接触させる印刷空間と、前記印
刷空間のスキージング方向の前後壁を形成し下端部が前
記マスクプレートの表面に当接する2つの掻き取り部と
を備え、前記ペースト貯溜部を含むスキージヘッドの上
部は前記印刷空間を含む下部から分離可能な構造となっ
ている。
る密閉型のスキージヘッドにおいて、ペースト貯溜部を
含む上部を印刷空間を含む下部から分離可能な構造とす
ることにより、内部清掃などの保守作業において上部の
みを分離して取り出すことができ、保守作業の作業性を
向上させることができる。
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態のスク
リーン印刷装置の正面図、図2は本発明の一実施の形態
のスクリーン印刷装置の側面図、図3は本発明の一実施
の形態のスクリーン印刷装置のスキージヘッドの部分断
面図、図4は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装
置のスキージヘッドの側面図、図5は本発明の一実施の
形態のスクリーン印刷装置のスキージヘッドの部分斜視
図、図6は本発明の一実施の形態のスクリーン印刷装置
のスキージヘッドの側面図である。
装置の構造を説明する。図1、図2において、基板の位
置決め部1は、図示しない移動テーブル上に基板保持部
2を配設して構成されている。スクリーン印刷対象の基
板3は基板保持部2のクランパ4によって保持されてお
り、図示しない移動テーブルを駆動することにより、基
板保持部2に保持された基板3は水平方向および上下方
向に位置決めされる。
ク10が配設されている。スクリーンマスク10はホル
ダ11にマスクプレート12を装着して構成されてお
り、マスクプレート12には印刷対象の基板3の印刷部
位に対応したパターン孔12aが開孔されている。
ド13がヘッド昇降部20によって昇降自在に配設され
ている。ヘッド昇降部20はプレート部材21上に立設
されたシリンダ22を備えており、シリンダ22のロッ
ド22aの下端部には、結合部材15を介してスキージ
ヘッド13が結合されている。シリンダ22を駆動する
ことにより、スキージヘッド13はマスクプレート12
に対して昇降する。ヘッド昇降部20はスキージヘッド
13をスクリーンマスク10に対して昇降させる昇降手
段となっている。
面には、両端部にスライダ23が固着されており、スラ
イダ23はフレーム25の上面に配設されたガイドレー
ル24にスライド自在に嵌着されている。またプレート
部材21の下面にはナット26が結合されており、ナッ
ト26に螺合した送りねじ27は、モータ28によって
回転駆動される。
ト部材21は水平移動し、したがってヘッド昇降部20
に結合されたスキージヘッド13も水平移動する。スキ
ージヘッド13を下降させた状態で、モータ28を駆動
することにより、スキージヘッド13はマスクプレート
12上で水平移動する。すなわち、モータ28、送りね
じ27およびナット26は、スキージヘッド13をマス
クプレート12上で水平移動させる移動手段となってい
る。
の表面に当接してペーストであるクリーム半田5をパタ
ーン孔12aに充填する印刷部14が設けられている。
印刷部14は図1に示すように、上部14Aと下部14
Bとに分割されており、上部14Aと下部14Bは図3
に示すように、それぞれマスクプレート12の幅方向に
細長形状のブロック状部材である本体上部30A、本体
下部30Bを備えている。本体上部30A、本体下部3
0Bの長さ寸法は、図2に示すように印刷対象の基板3
の幅寸法をカバーするように設定されており、本体上部
30A、本体下部30Bは、ヒンジ部17によって開閉
自在に結合されている。
溜されたカートリッジ31が着脱自在に装着される凹部
30aが形成されている。カートリッジ31は予め所定
量のクリーム半田5が貯溜されたクリーム半田5の貯溜
部(ペースト貯溜部)となっており、印刷時に本体上部
30Aに装着される。カートリッジ31の上面の開口に
は、内部のクリーム半田5を加圧する加圧板32が嵌入
している。加圧板32は上方に配置されたシリンダ16
のロッド16aと結合されており、シリンダ16を駆動
することにより、加圧板32はカートリッジ31内で上
下動するようになっている。
半田5の押し出し板31aとなっており、押し出し板3
1aには多数の開口部31bが設けられている。加圧板
32をシリンダ16で下方に押圧することにより、カー
トリッジ31内のクリーム半田5は加圧され、押し出し
板31aの開口部31bを介して下方に押し出される。
シリンダ16および加圧板32はクリーム半田5を加圧
する加圧手段となっている。
内部と連通する全体開口部30bが設けられており、全
体開口部30bの上部にはカートリッジ31の底面の押
し出し板31aに当接して付着防止板33が設けられて
いる。付着防止板33には、押し出し板31aの開口部
31bに対応する位置に円形の開口部33aが設けられ
ている(図5も参照)。付着防止板33は、カートリッ
ジ31から下方に押し出されたクリーム半田5が、カー
トリッジ31の底面、すなわち押し出し板31a下面の
開口部31b以外の部位に付着するのを防止する。
には、カートリッジ31の押し出し板31aと同様に多
数の開口部34aが設けられた絞り板34が装着されて
いる。シリンダ16によってクリーム半田5が押し出さ
れる際には、押し出し板31aおよび付着防止板33の
開口部31b,33aと絞り板34の開口部34aを3
段階に通過して下方に移動する。そして押し出されたク
リーム半田5は、本体下部30Bの下方に形成された空
間、すなわち本体下部30Bの下面に内側斜め方向に配
設された2枚の掻き取り部36A,36Bと本体下部3
0Bの下面とによって囲まれた印刷空間35に到達す
る。
5のスキージング方向の前後壁を形成し、スキージヘッ
ド13を下降させた状態では掻き取り部36A,36B
の下端部がマスクプレート12の表面に当接する。印刷
動作時には、この印刷空間35は加圧されたクリーム半
田5を収容し、掻き取り部36A,36Bの間の印刷面
を介してクリーム半田5をマスクプレート12の表面に
接触させる。
内のクリーム半田5を加圧することにより、クリーム半
田5は押し出し板31a、付着防止板33、絞り板34
を通過して印刷空間35内まで移動する。このクリーム
半田5の移動経路の途中は、多数の小さい開口部31
b,33a,34aによって断面積が絞られており、こ
れらの開口部を加圧されたクリーム半田5が通過するこ
とにより、クリーム半田5の粘度が低下しスクリーン印
刷に適した性状に改質される。
上部14A、下部14Bの結合・分離および開閉操作に
ついて説明する。前述のように、スキージヘッド13は
カートリッジ31を含む上部14Aと、印刷空間35を
含む下部14Bに分割された構成となっており、上部1
4A、下部14Bはヒンジ部17によって分離自在かつ
開閉自在にヒンジ結合されている。
面にはピン17bが設けられたヒンジプレート17a
が、また下部14Bの側面にはピン溝17dが設けられ
たヒンジプレート17cが固着されている。ヒンジプレ
ート17cは部分的に切り欠かれており、ピン溝17d
の上部は一部が開放されている。下部14B上に上部1
4Aを装着する場合には、図4(b)に示すように、ヒ
ンジプレート17cの切り欠きからピン17bをピン溝
17dに嵌合させる。これにより、上部14Aは下部1
4Bの上面に正しい位置で装着される。
14Aを反転させることにより、図4(c)に示すよう
に、上部14Aは下部14Bから反転分離した状態とな
る。すなわち、上部14Aを下部14Bによって軸支し
た状態で上部14Aの開閉が可能となっている。これに
より、図5に示すように上部14Aは、底面の押し出し
板31aを上向きにした姿勢に保持され、凹部30a内
のカートリッジ31の脱着が可能な姿勢となる。
より内部のクリーム半田5が加圧され上述のように適正
粘度に改質されたクリーム半田5が印刷空間35内に満
たされた状態のスキージヘッド13を、マスクプレート
12上で摺動させる。これにより、印刷空間35内のペ
ーストは掻き取り部36A,36Bの間の印刷面を介し
てマスクプレート12のパターン孔12a内に充填され
る。
ることにより、各パターン孔12a内に順次クリーム半
田5が充填される。全てのパターン孔12a内にクリー
ム半田5が充填されたならば、基板保持部2を下降させ
て、版離れを行わせる。すなわち、パターン孔12a内
のクリーム半田5は基板3とともに下降してパターン孔
12aから分離し、これにより、基板3へのクリーム半
田5のスクリーン印刷が完了する。
て、カートリッジ31内のクリーム半田5が消費され規
定残量になると、カートリッジ31の交換が行われる。
この交換作業は、スキージヘッド13をマスクプレート
12から離隔させることなく、掻き取り部36A,36
Bがマスクプレート12に当接した状態で行われる。す
なわち、スキージヘッド13をマスクプレート12上で
作業者側に移動させ、シリンダ16によって加圧板32
を上昇させた状態で、上部14Aを作業者側に反転させ
て開放する(図4(c)参照)。
部のクリーム半田5は開口部33aを除いて付着防止板
33によって覆われているので、カートリッジ31の底
面へのクリーム半田5の付着が少ない。これにより、カ
ートリッジ交換後のクリーム半田5のふき取り作業の手
間を省くことができると共に、印刷されずに無駄に消費
されるクリーム半田5の量を削減することができる。
・固化したクリーム半田5をそのまま放置すると使用不
能となるため、頻繁に内部の清掃を行わなければならな
い。この清掃作業時には、スキージヘッド13の印刷部
14は、図4(a)に示すように上部14Aと下部14
Bとに容易に分離できることから、内部の清掃を作業性
よく行える。また印刷部14を超音波洗浄などの方法に
より機械洗浄する場合においても、上部14Aと下部1
4Bとに分離することができるため、洗浄装置内へ容易
に収容できる。
いて、クリーム半田5のカートリッジ31を含む上部1
4Aと印刷空間35を含む下部14Bとを分離可能な構
造とすることにより、保守作業の作業性を改善すること
ができる。なお、上記実施の形態では、上部と下部とを
ヒンジ結合した例を示しているが、図6(a)に示すよ
うに、上部14Aと下部14Bとをクランプ結合しても
よい。
体化する装着時には、クランパ17’によって上部14
Aと下部14Bとを固定する。そして上部14Aと下部
14Bとを分離させる場合には、図6(b)に示すよう
に、クランパ17’による固定を解除して、上部14A
を下部14B上でスライドさせる。これにより、上部1
4Aを下部14Bから容易に分離させることができると
共に、下部14B内のクリーム半田5は分離動作によっ
て横方向にせん断されることから、クリーム半田5が上
部14Aの底面に付着した状態のまま分離されることが
ない。したがって、上部14Aに余分に付着したクリー
ム半田5のふき取り作業を行う必要がない。
する密閉型のスキージヘッドにおいて、ペースト貯溜部
を含む上部を印刷空間を含む下部から分離可能な構造と
したので、内部清掃などの保守作業において上部のみを
分離して取り出すことができ、保守作業の作業性を向上
させることができる。
正面図
側面図
スキージヘッドの部分断面図
スキージヘッドの側面図
スキージヘッドの部分斜視図
スキージヘッドの側面図
Claims (1)
- 【請求項1】マスクプレート上でスキージヘッドを摺動
させることにより、マスクプレートのパターン孔を介し
て基板にペーストを印刷するスクリーン印刷装置であっ
て、前記スキージヘッドは、ペーストを貯溜するペース
ト貯溜部と、このペースト貯溜部内のペーストを加圧す
るペースト加圧手段と、加圧されたペーストを収容しマ
スクプレートの表面に接触させる印刷空間と、前記印刷
空間のスキージング方向の前後壁を形成し下端部が前記
マスクプレートの表面に当接する2つの掻き取り部とを
備え、前記ペースト貯溜部を含むスキージヘッドの上部
は前記印刷空間を含む下部から分離可能な構造となって
いることを特徴とするスクリーン印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187274A JP3685008B2 (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | スクリーン印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000187274A JP3685008B2 (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | スクリーン印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002001912A true JP2002001912A (ja) | 2002-01-08 |
JP3685008B2 JP3685008B2 (ja) | 2005-08-17 |
Family
ID=18687280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000187274A Expired - Fee Related JP3685008B2 (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | スクリーン印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3685008B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113260162A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-08-13 | 邹文华 | 一种组合印制电路板导电膏隔离薄膜剥离装置 |
-
2000
- 2000-06-22 JP JP2000187274A patent/JP3685008B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113260162A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-08-13 | 邹文华 | 一种组合印制电路板导电膏隔离薄膜剥离装置 |
CN113260162B (zh) * | 2021-04-29 | 2023-11-03 | 邹文华 | 一种组合印制电路板导电膏隔离薄膜剥离装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3685008B2 (ja) | 2005-08-17 |
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