JP2002011430A - 静電気除去手段を有する被処理物の処理施設 - Google Patents

静電気除去手段を有する被処理物の処理施設

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JP2002011430A JP2000195429A JP2000195429A JP2002011430A JP 2002011430 A JP2002011430 A JP 2002011430A JP 2000195429 A JP2000195429 A JP 2000195429A JP 2000195429 A JP2000195429 A JP 2000195429A JP 2002011430 A JP2002011430 A JP 2002011430A
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佳行 柏木
Nobuyuki Yoshioka
信行 吉岡
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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    • B02C18/00Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
    • B02C18/06Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives
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    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチック系物質を含む廃棄物等を破砕機
で破砕した場合には静電気を帯び、破砕機や破砕物を搬
送するパイプコンベア内に付着し作業効率を低下させ
る。又、静電気の発生により爆発の原因ともなる。 【解決手段】 被処理物に外的負荷を与え静電気の発生
しやすい例えば破砕機1、パイプコンベア2などを接地
手段Eで接地し、発生した静電気を大地に逃がす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物などの被処
理物を処理する処理施設に関し、特に、被処理物の処理
中に発生する静電気による被処理物の処理機器への付
着、又は静電気の原因により発生する火災や人体への障
害を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の廃棄物などの被処理物を破砕して
細分化し、これを加熱処理(乾留処理)や焼却処理して
減容化処理することは一般に行なわれている。この場
合、廃棄物は分別して処理される場合が多いものの、プ
ラスチック系材料からなるものを含む場合が多い。
【0003】このようなプラスチック物質を含む被処理
物を破砕機で破砕し、搬送手段により処理炉まで搬送し
処理しようとする場合、破砕するときの破砕接触時の抵
抗により熱や静電気が発生し、破砕機内のフレームや刃
の部分に付着して作業効率を妨げたり、また高い静電気
を帯びた場合には爆発の原因となる場合がある。
【0004】また、被処理物をパイプコンベアを使用し
て搬送することは例えば、特開平10−38241号、
特開平10−279039号等で知られているが、パイ
プコンベアが金属から成る場合は、静電気により被処理
物がパイプ内に付着して移送を妨げる場合がある。
【0005】図4は被処理物を破砕機1で破砕し、これ
をパイプコンベア2で搬送する場合の説明図で、パイプ
コンベア2は、直線管及び曲線管のパイプを連結して形
成された無端管路3と、この無端管路3内に設けられ、
無端管路3内を循環移動する可撓性搬送手段4と、該可
撓性搬送手段4内を循環移動させる駆動源5とにより構
成されている。
【0006】可撓性搬送手段4は、被処理物受けて移動
させるブレード4aと、このブレード4aを所定間隔で
取り付けて無端管路3内を移動させる可撓性のあるチェ
ーン4bとからなり、このチェーン4bを牽引駆動する
駆動源5は、モータ5a、チェーン4bと係合して駆動
するスプロケット5bとからなり、スプロケット5b
は、無端管路3の、例えば、曲管部内でチェーン4bと
噛合し、可撓性搬送手段4を駆動して循環移動させる。
この噛合部は、カバー5cで密閉されている。6は排出
口を示す。
【0007】廃棄物等の被処理物は、破砕機1に投入さ
れ、破砕された被処理物はパイプコンベア2内に導入さ
れる。パイプコンベア2では、駆動源5によって可撓性
搬送手段4が循環移動されているので、導入された被処
理物はブレード4aによって上向き矢印のように上部に
移動され、排出口6から排出される。
【0008】上記の破砕機で、例えば、発砲樹脂材の被
処理物を破砕すると、静電気が発生して発砲樹脂材が、
破砕機内に付着し、破砕処理が支障をきたすので、付着
した被処理物を掻き落とすことで作業効率を上げるよう
な方法が知られている(特開2000−70751)。
【0009】また、爆発の原因となる破砕時の火花、粉
塵並びに静電気の発生を防ぐ手段として、不活性ガスと
発砲を促進する界面活性剤溶液を使用し、不活性ガスと
このガスにより発砲された微細な液体とで、破砕刃と被
破砕物との接触により発生する火花を包み込み、可燃性
のガスや粉塵への引火を防止し、また導電性の液体を介
して静電気の帯電を防いで爆発の防止をする方法も知ら
れている(特開平9−47682)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の静電気により付
着したものを取り除くものは、静電気そのもの防止策で
はないので、静電気は常に存在することになる。従っ
て、破砕時には抵抗によって発熱しているので、火災・
爆発の原因に波及するおそれがあり、作業員が安心して
作業できないという課題がある。
【0011】また、界面活性剤を使用した場合には、後
工程で加熱処理する場合には、加熱処理時に有害物質を
発生するおそれがあり、容易に添加剤を付加することは
好ましくない。
【0012】以上の点に鑑み本発明は静電気の発生を抑
えるとともに静電気が発生しても静電気を大地に逃がし
て、破砕、搬送作業を妨げることなく、更に、作業員が
安全で、且つ火災などの事故に拡大することのない被処
理物の処理施設を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】プラスチック系物質を含
む被処理物に外的負荷を与えると静電気を帯びることは
知られている。即ち、破砕機の場合は、切断による抵抗
負荷が存在し、また搬送手段としてのパイプコンベアの
場合には、パイプと可撓性搬送手段のチェーン及びブレ
ード間にて被処理物に抵抗負荷、貯留器の場合は、内部
でブリッチ防止手段、掻き出し手段が駆動しており、被
処理物との接触負荷がそれぞれ存在する。特に、貯留器
の場合は内部に機械的手段を有しなくても静電気を帯び
た被処理物が大量に蓄積される場合があり危険である。
【0014】これらの被処理物に外的負荷を与える機器
は、一般に鉄製部材で構成されているが、その内外表面
は、防錆塗料、化粧塗料などで多層の塗装膜で覆われて
おり、これらの層は一般には、電気的絶縁特性を備えて
いる。
【0015】従って、脚、台座などの構造部材によっ
て、コンクリートなどの床面上にアンカーボルトなどに
より設置固定されるが、電気的接地が確実に行なわれて
いるとは言い難い。即ち、固定にボルトが使用される
が、ボルト頭部と被固定部材との間には塗装膜層が介在
するからである。
【0016】このような原因により、被処理物に外的負
荷を与える機器には静電気が大地に逃げることなく存在
することを見出した。
【0017】そこで、本発明は、各機器を確実に電気的
に接地して発生した静電気を大地に逃がすことで静電気
を除去すること、並びに脱塩素剤を潤滑剤として使用
し、静電気の発生を防止することなどによって、作業員
に安全で、且つ火災などの事故に拡大することのない処
理施設を提供するものである。
【0018】これらの課題を解決するための手段は、被
処理物を搬入し加熱処理して減容化処理する被処理物の
処理施設において、被処理物を搬入して減容化処理する
までの一連の工程において使用する機器のうち、少なく
とも被処理物に外的負荷を与える機器を電気的に接地し
て静電気を除去するようにする。
【0019】上記の外的負荷を与える機器の接地は、少
なくとも外部に露出している構成物で、人間が触れ易い
構造物であることが好ましい。
【0020】また、被処理物に外的負荷を与える機器
は、破砕機、搬送機、貯留器を含み、破砕機は、被処理
物の切断、打設、むしりなど破砕に専ら抵抗力が作用静
電気が発生しやすいものであることが望ましい。
【0021】また、搬送機は、搬送時に被搬送物に接触
負荷が作用するパイプコンベアであることが望ましい。
【0022】また、貯留器は、被処理物に動的作用をす
る機材を内部に備えたものに適用するのが望ましいが、
備えていなくとも静電気を帯びた被処理物が大量に蓄積
される場合もあるので、必ずしも機材を備えていないも
のでもよい。
【0023】また、静電気の発生を抑える処理施設とし
ては、被処理物を搬入し加熱処理して減容化処理する被
処理物の処理施設において、被処理物を搬入して減容化
処理するまでの一連の工程において使用する機器のう
ち、少なくとも被処理物に外的負荷を与える機器に静電
気発生防止のために脱塩素剤を添加するようにする。
【0024】上記の被処理物に外的負荷を与える機器
は、破砕機、搬送機、貯留器を含み、静電気防止用の脱
塩素剤は、アルカリ物質、特にアルカリ物質の紛体が好
ましい。
【0025】この静電気の発生を抑えた処理施設であっ
ても、安全性をより確実なものとするため、被処理物に
外的負荷を与える機器を電気的に接地することが好まし
い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0027】図1は本発明の要部断面図で、図4と同様
の被処理物に外的負荷を与える機器として破砕機と破砕
した被処理物を搬送するパイプコンベアを用いた場合の
例である。
【0028】なお、図4と同一又は相当部分には、これ
と同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0029】本発明は、被処理物に外的負荷を与える機
器に静電気が発生してもこれらの機器を接地することで
静電気を大地に逃がし、作業員の安全を確保し、且つ火
災発生などを防止することを目的とするもので、図1に
おいては、破砕機1とパイプコンベア2を夫々接地手段
1およびE2で接地した場合を示している。
【0030】破砕機1は、切断刃等を内蔵する破砕部1
aと、破砕した被処理物をパイプコンベア2内に導入す
る導入部1bと、該導入部1bと破砕部1aとの間に設
けられ、これらを連結する可撓性カバー1cとで構成さ
れ、可撓性カバー1cはゴム又は軟質の樹脂などの電気
的絶縁物からなり、破砕部1aでの振動を吸収するよう
にしている。このような場合には、破砕部1aとパイプ
コンベアとは、別々に接地する。勿論可撓性カバー1c
が無い場合でも別々に接地してもよい。
【0031】このように接地することで、破砕機1およ
びパイプコンベア2内で静電気が発生しても、静電気は
接地部を介して大地に逃げ、機器に残存することはな
い。 〔実施例1〕 図2は本発明の第1の実施例で、廃棄物
等の被処理物を破砕機1に投入して、これを破砕し、破
砕した被処理物を第1のパイプコンベア2aによってホ
ッパー10に一時貯留し、この貯留物を第2のパイプコ
ンベア2cで定量供給手段11に搬送し、定量供給手段
11で所定量の被処理物を加熱処理炉(図示省略)に供
給して加熱処理し減容化する場合の例で、この例におけ
る接地は、破砕機1、第1のパイプコンベア2a、ホッ
パー10、第2のパイプコンベア2cを夫々接地手段E
1,E2,E3,E4で接地する。 〔実施例2〕 被処理物を1次破砕機1−1で破砕し、
これを第1のパイプコンベア2aで2次破砕機1−2で
破砕した後、これを第2のパイプコンベア2bを介して
図2のホッパー10に供給する場合の例である。
【0032】この実施例における接地は、1次破砕機1
−1、第1のパイプコンベア2a、2次破砕機1−2、
第2のパイプコンベア2bを夫々接地手段E5,E6,E
7,E8で接地する。
【0033】上記の各接地手段としては、接地導体(ア
ース線)を各機器の金属部に直接接続して接地工事を施
す。脚、台座部をボルトで固定する場合には、表面の塗
装を完全に除去してボルトで固定する。(導電性塗膜の
場合はそのままでもよい)。
【0034】各機器の回転部材部(軸、刃を搭載した
軸)は、集電子を介して接地することが望ましい。
【0035】次に、本発明において静電気の発生を抑制
する他の実施の形態について説明する。この実施の形態
は、被処理物に外的負荷を与えないような添加剤を添加
して静電気の発生を抑制するものである。
【0036】被処理物を破砕機1で破砕する場合は、脱
塩素剤供給手段12を設け(図1参照)、ここから潤滑
剤となる脱塩素剤を被処理物に添加する。この脱塩素剤
は破砕刃と被処理物間、並びに破砕された破砕物間に介
在され、摩擦による静電気の発生が抑制される。
【0037】添加剤としては、破砕時の潤滑剤として作
用し、且つ被処理物の加熱処理時に発生する有害物質と
接触反応して無害な塩化物を生成する脱塩素剤を使用す
る。
【0038】破砕機は、回転刃により破砕するものであ
ることが好ましく、また回転刃は、鉄系材料の鋼材によ
り形成したものであることが望ましい。
【0039】このように被処理物に脱塩素剤を添加して
破砕機で破砕した被処理物には静電気を帯びていないの
で、これをパイプコンベア2に導入しても、被処理物は
パイプ内に付着することはない。
【0040】また、パイプコンベア2内においても、こ
の脱塩素剤は、パイプとチェーン又はブレードとの間に
入り込んで潤滑剤の役目をし、摩擦による静電気の発生
は抑えられる。なお、このパイプコンベアには、適宜の
箇所に脱塩素剤供給手段を設けて、脱塩素剤を追加供給
するようにすることが望ましい。
【0041】添加供給する脱塩素剤としては、アルカリ
物質で、破砕する回転刃の刃の硬度に比較して軟質のも
ので紛体であることが望ましい。
【0042】そして、脱塩素剤は、後工程の加熱処理炉
で被処理物が加熱処理されたときに発生する有害物質、
特にHClと接触反応して無害な塩化物を生成するアル
カリ物質を使用する。例えば、本願の出願人が先に出願
した特開平9−155326号、特開平10−4373
1号、特開平10−235186号、特開平10−23
5187号に示すように、アルカリ土類金属、アルカリ
土類金属化合物、アルカリ金属、アルカリ金属化合物
で、具体的には、カルシウム、石灰、消石灰、炭酸カル
シウム、ドロマイト、珪酸塩(珪酸カルシウムなど)、
炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナト
リウム、天然ソーダ、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸カリウムの中から1種類選
択するか、数種類混合して使用する。
【0043】例えば、上記の炭酸水素ナトリウム(Na
HCO3)を使用した場合、第1の加熱処理炉である脱
塩素炉内においてHCl成分の分解ガスが発生するが、
直ちに炭酸水素ナトリウムと反応して(NaHCO3
+(HCl)→(NaCl)+(H2O)+(CO2)と
なり、無害な塩化ナトリウム(NaCl)を生成し、分
解ガスから有害なHClが無くなる。このことによっ
て、分解ガス中のHCl成分の無害化と残渣の無害化が
同時に行われる。
【0044】このように、脱塩素剤を添加することで、
各機器(例えば、破砕機の刃)と被処理物との間に脱塩
素剤が介在するので、静電気の発生は防止され、しかも
破砕された被処理物同士がくっつくことを防止でき、被
処理物が破砕機内部やパイプコンベア内に付着すること
が無くなる。更に、加熱処理時の脱塩効果を効果的に行
なわれる。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、次
の効果を奏する。 (1)被処理物に外的負荷を与える各機器を確実に電気
的に接地しているので静電気が例え発生しても放電を確
実に行えるので破砕した被処理物が付着して破砕効率を
低下させることはない。 (2)又、静電気が除去されているので破砕時の抵抗に
より被処理物、刃が発熱しても火災・爆発の至ることは
解消される。 (3)脱塩素剤を添加することで各機器(例えば破砕機
の刃)と被処理物との間にこれらの脱塩素剤が介在する
ので静電気の発生を防止でき、しかも破砕した被処理物
同士がくっつくことを効果的に防止できる。
【0046】脱塩素剤は後工程の加熱処理時に於いて、
被処理物から発生する塩素系物質と接触反応して無害な
塩化物となるので一石二丁である。(4)従って、施設
の作業環境は安全であり、作業員に危険を及ぼすことは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における要部断面図。
【図2】本発明の第1の実施例の概念図。
【図3】本発明の第2の実施例の概念図。
【図4】パイプコンベアの説明図。
【符号の説明】
1,1−1,1−2…破砕機 2,2a,2b,2c…パイプコンベア 3…無端管路 4…可撓性搬送手段 4a…ブレード 4b…チェーン 5…駆動源 5a…モータ 5b…スプロケット 5c…カバー 6…排出口 10…ホッパー 11…定量供給手段 12…脱塩素剤供給手段 E…接地手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05F 1/00 F27D 3/00 Z 4K055 // F23G 5/44 ZAB B09B 3/00 303H 5G067 F27D 3/00 ZAB Fターム(参考) 3K065 AA24 AC13 BA06 EA23 4D004 AA07 AA46 CA04 CA21 CB12 CB13 CB45 CB50 4D065 EB14 ED12 ED43 ED50 4D067 DD02 DD12 GB05 GB10 4F301 AA11 AA21 BA21 BF12 BF17 BF40 4K055 BA03 BA05 5G067 AA22 CA10 DA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物を搬入し加熱処理して減容化処
    理する被処理物の処理施設において、被処理物を搬入し
    て減容化処理するまでの一連の工程において使用する機
    器のうち、少なくとも被処理物に外的負荷を与える機器
    を電気的に接地して静電気を除去するようにしたことを
    特徴とする静電気除去手段を有する被処理物の処理施
    設。
  2. 【請求項2】 外的負荷を与える機器の接地は、少なく
    とも外部に露出している構成物であることを特徴とする
    請求項1記載の静電気除去手段を有する被処理物の処理
    施設。
  3. 【請求項3】 被処理物に外的負荷を与える機器は、破
    砕機、搬送機、貯留器であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の静電気除去手段を有する被処理物の処理施
    設。
  4. 【請求項4】 破砕機は、被処理物の切断、打設、むし
    りなど破砕に専ら抵抗力が作用するものであることを特
    徴とする請求項3記載の静電気除去手段を有する被処理
    物の処理施設。
  5. 【請求項5】 搬送機は、搬送時に被搬送物に接触負荷
    が作用するパイプコンベアであることを特徴とする請求
    項3記載の静電気除去手段を有する被処理物の処理施
    設。
  6. 【請求項6】 貯留器は、被処理物に動的作用する機材
    を内部に備えるか若しくは備えないものであることを特
    徴とする請求項3記載の静電気除去手段を有する被処理
    物の処理施設。
  7. 【請求項7】 被処理物を搬入し加熱処理して減容化処
    理する被処理物の処理施設において、被処理物を搬入し
    て減容化処理するまでの一連の工程において使用する機
    器のうち、少なくとも被処理物に外的負荷を与える機器
    に静電気発生防止のため被処理物に脱塩素剤を添加した
    ことを特徴とする静電気除去手段を有する被処理物の処
    理施設。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の被処理物に外的負荷を与
    える機器は、破砕機、搬送機、貯留器であることを特徴
    とする静電気除去手段を有する被処理物の処理施設。
  9. 【請求項9】 静電気防止用の脱塩素剤は、アルカリ物
    質であることを特徴とする請求項7記載の静電気除去手
    段を有する被処理物の処理施設。
  10. 【請求項10】 脱塩素剤は、アルカリ物質の紛体であ
    ることを特徴とする請求項7又は9記載の静電気除去手
    段を有する被処理物の処理施設。
  11. 【請求項11】 請求項7又は8記載の被処理物に外的
    負荷を与える機器を電気的に接地したことを特徴とする
    静電気除去手段を有する被処理物の処理施設。
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