JP2002011394A - 蓄圧式液体噴出器 - Google Patents

蓄圧式液体噴出器

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JP2002011394A
JP2002011394A JP2000198158A JP2000198158A JP2002011394A JP 2002011394 A JP2002011394 A JP 2002011394A JP 2000198158 A JP2000198158 A JP 2000198158A JP 2000198158 A JP2000198158 A JP 2000198158A JP 2002011394 A JP2002011394 A JP 2002011394A
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sliding member
cylinder
discharge valve
liquid ejector
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JP2000198158A
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Shigeru Hayakawa
早川  茂
Takayuki Goto
孝之 後藤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ室内の空気をノズルから容器外部に
排出することによって生じる液ダレを防止する蓄圧式液
体噴出器を提供する。 【解決手段】 スプレー式液体噴出器100は、容器本体2
00の内容物を吸入・貯留するシリンダ310内に、スプリ
ングS1を介して支持される摺動部材320と、この摺動部
材320の押し下げ動作および復帰動作で生じる負圧によ
ってシリンダ室331の吸入口331aを開放して容器本体200
から内容物をシリンダ室331内に吸入するための吸入弁3
40と、摺動部材320の押し下げ動作によってシリンダ室3
31の排出口331bを開放して内容物を内部通路320rから
ノズルヘッド361を経て排出するための排出弁350とを具
える。本発明において、摺動部材320は、チェック弁340
を開放状態に作動させるための押圧突起320pを具え、
摺動部材320の押し切り状態でチェック弁340を開放状態
にし、これによってシリンダ室331内を容器本体200内と
連通させることにより、摺動部材320の復帰動作中にシ
リンダ室331内に負圧を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、シリンダ内に収納された摺動部
材の押し下げ動作および復帰動作によって容器本体内の
内容物を吸入・排出する蓄圧式液体噴出器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄圧式液体噴出器としては、例え
ば、実公昭54−39693号公報に記載のものがあ
る。これは、容器本体の内容物を吸入・貯留するシリン
ダ内に、中空ステムと中空ピストンとで構成される摺動
部材が第1の弾性部材を介して支持され、この摺動部材
とシリンダとで画成されたシリンダ室に容器本体の内容
物を吸入するための吸入弁と、シリンダ室の内容物を摺
動部材に形成した内部通路からノズルを経て外部に排出
するための排出弁とを具えている。
【0003】このような構成の液体噴出器は、以下のよ
うに作用する。まず、摺動部材の押し下げ動作で排出弁
を開放状態に動作させることにより前記シリンダ室内の
空気を摺動部材の内部通路からノズルを経て外部に排出
してシリンダ室内の容積を減少させる。摺動部材が押し
切り状態から弾性力によって復帰動作すると排出弁が閉
鎖状態に動作してシリンダ室内は密閉状態になる。この
ため、前記シリンダ室内に生じる負圧が前記吸入弁を開
放状態に動作させることにより、前記シリンダ室内に内
容物を導入する。
【0004】摺動部材の復帰動作が終了すると、前記シ
リンダ室内に発生する負圧が減少して吸入弁が再び閉鎖
状態に動作する。このため、再び摺動部材の押し下げ動
作を行うと、摺動部材がシリンダ室内の内容物を加圧し
て排出弁を開放状態に動作させることにより、シリンダ
室内の内容物が摺動部材の内部通路を経てノズルから外
部に排出される。
【0005】しかしながら、こうした従来の蓄圧式液体
噴出器は、シリンダ室内の空気を摺動部材に形成された
内部通路からノズルを経て容器外部に排出するため、僅
かながら液滴が使用者の意に反して排出され、このよう
な現象、所謂、液ダレが使用者に不快感を与えることが
あった。また、従来の蓄圧式液体噴出器においては、噴
出器上方に大径のシリンダ室を備えているため、噴出器
をコンパクト化することが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解消するためになされたものであって、シリンダ
室内の空気をノズルから容器外部に排出することによっ
て生じる液ダレを防止し、さらには、噴出器のコンパク
ト化を図ることを可能にする蓄圧式液体噴出器を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明に係る蓄圧式液体噴出器は、容器本体の内容
物を吸入・貯留するシリンダ内に、その内壁面との相互
間で気密状態を維持しつつ第1の弾性部材を介して摺動
可能に支持される摺動部材と、この摺動部材の押し下げ
動作で摺動部材とシリンダとで画成されるシリンダ室内
の容積を減少させたのちの摺動部材の復帰動作で生じる
負圧によってシリンダ室の吸入口を開放して容器本体か
ら内容物をシリンダ室内に吸入するための吸入弁と、摺
動部材の押し下げ動作でシリンダ室内に生じる圧力によ
ってシリンダ室の排出口を開放してシリンダ室内の内容
物を摺動部材に形成された内部通路からノズルを経て外
部に排出するための排出弁とを具える。
【0008】本発明によれば、摺動部材は、シリンダ側
端面に摺動部材の押し切り状態で吸入弁を開放状態に作
動させるための押圧突起を具え、この押し切り状態で吸
入弁を開放状態にし、これによってシリンダ室内を容器
本体内と連通させることにより、摺動部材の復帰動作中
にシリンダ室内に負圧を発生させるものである。
【0009】この場合、摺動部材のシリンダ側端面に設
けた押圧突起が摺動部材の押し切り状態で吸入弁を開放
状態に作動させることにより、シリンダ室内の容積が減
少すると共に圧縮されたシリンダ室内の空気は、シリン
ダ室の吸入口、それに続く吸上げパイプを経て容器本体
内に排出される。次に摺動部材が弾性力によって復帰動
作すると、シリンダ室内に負圧が生じて吸入弁を開放状
態に動作させることにより、シリンダ室の吸入口を開放
してシリンダ室内に内容物を吸い上げる。摺動部材の復
帰動作が終了すると、シリンダ室内に発生する負圧が減
少して吸入弁が閉鎖状態に動作する。この後、再び摺動
部材の押し下げ動作を行うと、摺動部材がシリンダ室内
の内容物を加圧して排出弁を開放状態に動作させること
により、充填された内容物を摺動部材の内部通路からノ
ズルを経て外部に排出する。
【0010】従って本発明によれば、シリンダ室内の空
気を容器本体内に排出することによってシリンダ室内に
負圧を発生させるから、シリンダ室内の空気をノズルか
ら容器外部に排出することによって生じる液ダレを防止
することができる。
【0011】
【実施の形態】排出弁は、摺動部材の内部に画成された
空間内に第2の弾性部材を介して摺動自在に支持される
ものであり、この排出弁は、前記弾性力によってシリン
ダ室と摺動部材の内部通路との間を不通にすると共に、
摺動部材の押し下げ動作によってシリンダ室内に生じた
圧力が前記弾性力に抗してシリンダ室と摺動部材の内部
通路との間を連通させることが好ましい。この場合、シ
リンダを小径化することができるため、容器全体のコン
パクト化が図れる。
【0012】また摺動部材は、その内部空間に排出弁の
摺動範囲を規制するストッパを具えることが好ましい。
この場合、排出弁の開閉動作中に生じる排出弁の引っ掛
かりを回避することができる。
【0013】さらに摺動部材の外周部は、シリンダの内
周面と軸線方向に沿った2箇所で接触するアーチ断面形
状であることが好ましい。この場合、摺動部材の外周部
とシリンダの内周面との間の接触部分が2箇所で済むか
ら、摺動部材の外周部とシリンダの内周面との間の気密
状態を維持しつつ、摺動部材を円滑に動作させることが
できる。
【0014】加えて排出弁の外周部は、摺動部材の内部
に形成された空間の摺動面と軸線方向に沿った2箇所で
接触するアーチ断面形状であることが好ましい。この場
合、排出弁の外周部と前記内部空間の摺動面との間の接
触部分が2箇所で済むから、排出弁の外周部と前記内部
空間の摺動面との間の気密状態を維持しつつ、排出弁を
円滑に動作させることができる。
【0015】さらに加えて第1弾性部材または第2弾性
部材のうちの少なくとも一方は、スプリングであること
が好ましい。この場合、摺動部材または排出弁を容易か
つ安価に弾支できるから、容器全体の低コスト化が図れ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づき
詳細に説明する。
【0017】図1〜6は、本発明に係る蓄圧式液体噴出
器の一実施例であって、図1,2は、シリンダ室内の空
気を排出するための動作状態を説明する一部断面図、ま
た図3,4は押圧突起で作用するチェック弁を示す拡大
断面図、さらに図5,6はシリンダ室内の内容物をノズ
ルから排出するための動作状態を説明する一部断面図で
ある。
【0018】本実施例は、使用者がノズルヘッド360
の押し下げ動作を繰り返すことで内容物を霧状に噴射す
るスプレー式液体噴出器である。内容物には、例えば、
化粧水や整髪料などがある。
【0019】スプレー式液体噴出器100は、容器本体
200の内容物を吸入・貯留するシリンダ310内に、
その内壁面310fとの相互間で気密状態を維持しつつ
第1の弾性部材であるスプリングS1を介して摺動可能
に支持される摺動部材320を収納し、摺動部材320
とシリンダ310とでシリンダ室331を画成する。シ
リンダ310は、取り付け部220を介して、容器本体
200の開口部210に固定保持される。
【0020】シリンダ310は、その内部にシリンダ室
331の吸入口331aを開放して容器本体200内の
内容物をシリンダ室331内に吸入するためのチェック
弁(吸入弁)340を具える。
【0021】摺動部材320は、そのシリンダ側端面3
20aに摺動部材320の押し切り状態でチェック弁3
40を開放状態に作動させるための押圧突起320pを
具える。この押圧突起320pは、摺動部材320の押
し切り状態でチェック弁340を開放状態にし、これに
よってシリンダ室331内を吸上げパイプPを介して容
器本体200の内部230と連通させる。
【0022】摺動部材320は、ノズルヘッド360に
応動する中空ステム321と押圧突起320pを具える
中空ピストン322とで一体に構成されている。摺動部
材320の内部には、排出弁350を収納する空間33
2が画成されている。この内部空間332は、排出弁3
50を介して中空ステム321に形成された内部通路3
20rと連通する一方、中空ピストン322に形成され
た内部通路322rを介してシリンダ室331と連通す
る。
【0023】排出弁350は、摺動部材320の内部空
間332内に第2の弾性部材であるスプリングS2を介
して摺動自在に支持されており、スプリングS2の弾性
力によってシリンダ室331の排出口にあたる内部通路
320rの入口331bを閉鎖してシリンダ室331と
摺動部材320の内部通路320rとの間を不通にす
る。
【0024】また排出弁350は、その外周部にフラン
ジ部351を具え、このフランジ部351と中空ステム
321とで作用室333を画成する。作用室333は、
排出弁350の側面に形成された貫通孔352を介して
内部空間332と連通する。
【0025】このため、排出弁350は、シリンダ室3
31内の内容物が内部空間332を経て作用室333に
充填された状態では、摺動部材320を押し下げ動作に
よってシリンダ室331内に生じた圧力が作用室333
を経てフランジ部351に付勢力として作用する。この
付勢力がスプリングS2の弾性力に抗して排出弁350
を開放動作させることにより、シリンダ室331の排出
口331bを開放してシリンダ室331は、内部空間3
32および作用室333を介して摺動部材320の内部
通路320rと連通する。
【0026】次に本実施例の作用を説明する。
【0027】液体噴出器100は、ノズルヘッド360
を押し下げない状態では、図1に示す如く、チェック弁
340および排出弁350が共に閉鎖状態にあるため、
シリンダ室331は外部から空気または内容物などが進
入しない密閉状態にある。
【0028】ここでノズルヘッド360を押し下げる
と、図2に示す如く、摺動部材320のシリンダ側端面
320aに設けた押圧突起320pが摺動部材320の
押し切り状態でチェック弁340を開放状態に作動させ
る。これによって、シリンダ室331内の容積が減少す
ると共に圧縮されたシリンダ室331内の空気は、シリ
ンダ室331の吸入口331a、それに続く吸上げパイ
プPを経て容器本体200の内部230に排出される。
【0029】図3,4を参照して、押圧突起320pの
作用を詳細に説明する。
【0030】まずノズルヘッド360を介して摺動部材
320の押し下げ動作が開始される直後は、図3に示す
如く、チェック弁340はシリンダ室331の吸入口3
31aを閉鎖する状態であって、シリンダ室331は容
器本体200の内部230と連通していない。しかし
て、摺動部材320が押し切り状態となると、図4に示
すごとく、押圧突起320pがチェック弁340を押し
退けて開放状態に動作させることにより、シリンダ室3
31の吸入口331aを開放してシリンダ室331内の
空気を吸上げパイプPを介して容器本体200の内部2
30に排出する。
【0031】次にノズルヘッド360の押し下げ動作を
解除して、図5に示す如く、摺動部材320がスプリン
グS1の弾性力によって復帰動作すると、シリンダ室3
31内に負圧が生じてチェック弁340を上方に引き上
げる開放状態に動作させることにより、シリンダ室33
1の吸入口331aを開放して容器内部230の内容物
をシリンダ室331内に吸い上げる。
【0032】摺動部材320の復帰動作が終了すると、
図1に示す如く、シリンダ室331内に発生する負圧の
減少と共にチェック弁340が落下する閉鎖状態に動作
して内容物の充填が完了する。
【0033】この後、再びノズルヘッド360を介して
摺動部材320の押し下げ動作を行うと、図6に示す如
く、摺動部材320がシリンダ室331内の内容物を加
圧してこの圧力が作用室333を経てフランジ部351
に付勢力として作用する。この付勢力がスプリングS2
の弾性力に抗して排出弁350を開放状態に動作させる
ことによりシリンダ室331の排出口331bを開放し
て、充填された内容物を内部通路320rからノズルチ
ップ361を経て霧状に噴射する。
【0034】従って本実施例によれば、シリンダ室33
1内の空気を容器本体200の内部230に排出するこ
とによってシリンダ室331内に負圧を発生させるか
ら、シリンダ室331内の空気をノズルチップ361か
ら容器外部に排出することによって生じる液ダレを防止
することができる。
【0035】また排出弁350は、本実施例の如く、摺
動部材320の内部に画成された空間332内に摺動自
在にスプリングS2を介して支持されるものであり、ス
プリングS2の弾性力によってシリンダ室331と摺動
部材320の内部通路320rとの間を不通にすると共
に、摺動部材320の押し下げ動作によってシリンダ室
331内に生じた圧力がスプリングS2の弾性力に抗し
てシリンダ室331と摺動部材320の内部通路320
rとの間を連通させることが好ましい。この場合、シリ
ンダ310を小径化することができるから、容器100
全体のコンパクト化が図れる。
【0036】摺動部材320は、本実施例に示す如く、
その内部空間332に排出弁350の摺動範囲を規制す
るストッパ320sを具えることが好ましい。この場
合、排出弁350の開閉動作中に生じる排出弁350の
引っ掛かりを回避することができる。
【0037】さらに摺動部材320の外周部は、本実施
例に示す如く、シリンダ310の内周面と軸線方向に沿
った符号323a,323bの2箇所で接触するアーチ
断面形状であることが好ましい。この場合、摺動部材3
20の外周部とシリンダ310の内周面310fとの間
の接触部分が2箇所で済むから、摺動部材320の外周
部とシリンダ310の摺動面310fとの間の気密状態
を維持しつつ、摺動部材320を円滑に動作させること
ができる。
【0038】加えて排出弁350のフランジ部(外周
部)351は、本実施例に示す如く、摺動部材320に
形成された内部空間332の摺動面320fと軸線方向
に沿った符号352a,352bの2箇所で接触するア
ーチ断面形状であることが好ましい。この場合、排出弁
350のフランジ部351と内部空間332の摺動面3
20fとの間の接触部分が2箇所で済むから、排出弁3
50のフランジ部351と内部空間332の摺動面32
0fとの間の気密状態を維持しつつ、排出弁350を円
滑に動作させることができる。
【0039】さらに加えて、摺動部材320を支持する
第1の弾性部材または排出弁350を支持する第2の弾
性部材のうちの少なくとも一方は、本実施例に示す如
く、スプリングであることが好ましい。この場合、摺動
部材320または排出弁350を容易かつ安価に弾支で
きるから、容器100全体の低コスト化が図れる。
【0040】図7は、第2の実施例を示す正面図であ
る。但し、図1〜図6と同一部分は同一符号で示すこと
により、その説明を省略する。
【0041】蓄圧式液体噴出器は、図7に示す如く、シ
リンダ310とノズルヘッド360とで構成された蓄圧
式ポンプ部300として別体にし、第1実施例と同様、
この蓄圧式ポンプ部300を容器本体200の開口部2
10に取り付け部220を介して固定保持することも可
能である。
【0042】上述したところは、本発明の好適な実施例
を示したにすぎず、当業者によれば、請求の範囲におい
て、種々の変更を加えることができる。蓄圧式液体噴出
器は、スプレー式液体噴出器に限らず、例えば、液体石
鹸を内容物とするポンプ式液体噴出器であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1実施例であって、摺動部材
が復帰状態にあるときを示す一部断面図である。
【図2】 同例における摺動部材が押し切り状態にある
ときを示す一部断面図である。
【図3】 同例における摺動部材に設けた押圧突起と閉
鎖状態のチェック弁とを示す断面図である。
【図4】 同例における摺動部材に設けた押圧突起が作
用して開放状態にあるチェック弁を示す断面図である。
【図5】 同例における摺動部材の復帰動作によって内
容物が吸入される状態にあるときを示す一部断面図であ
る。
【図6】 同例における摺動部材の押し下げ動作によっ
て内容物がノズルから排出される状態にあるときを示す
一部断面図である。
【図7】 本発明に係る第2実施例として別体に設けた
蓄圧式ポンプ部を示す正面図である。
【符号の説明】
100 蓄圧式液体噴出器 200 容器本体 210 開口部(容器本体) 220 取り付け部 230 容器本体の内部 300 蓄圧式ポンプ部 310 シリンダ 320 摺動部材 320a シリンダ側端面 320p 押圧突起 320r 内部通路 320s ストッパ 321 中空ステム(摺動部材) 322 中空ピストン(摺動部材) 323 摺動部材の外周面 323a 摺動面(摺動部材) 323b 摺動面(摺動部材) 331 シリンダ室 331a 吸入口(シリンダ室) 331b 排出口(シリンダ室) 340 チェック弁(吸入弁) 332 内部空間 333 作用室 350 排出弁 351 フランジ部(排出弁) 351a 摺動面(排出弁) 351b 摺動面(排出弁) 352 貫通孔(排出弁) 360 ノズルヘッド 361 ノズルチップ P 吸上げパイプ S1 スプリング(第1の弾性部材) S2 スプリング(第2の弾性部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体の内容物を吸入・貯留するシリ
    ンダ内に、その内壁面との相互間で気密状態を維持しつ
    つ第1の弾性部材を介して摺動可能に支持される摺動部
    材と、この摺動部材の押し下げ動作で該摺動部材とシリ
    ンダとで画成されるシリンダ室内の容積を減少させたの
    ちの該摺動部材の復帰動作で生じる負圧によって前記シ
    リンダ室の吸入口を開放して容器本体から内容物をシリ
    ンダ室内に吸入するための吸入弁と、前記摺動部材の押
    し下げ動作で前記シリンダ室内に生じる圧力によって前
    記シリンダ室の排出口を開放して該シリンダ室内の内容
    物を前記摺動部材に形成された内部通路からノズルを経
    て外部に排出するための排出弁とを具える蓄圧式液体噴
    出器において、 前記摺動部材は、前記シリンダ側端面に該摺動部材の押
    し切り状態で前記吸入弁を開放状態に作動させるための
    押圧突起を具え、この押し切り状態で吸入弁を開放状態
    にし、これによって前記シリンダ室内を容器本体内と連
    通させることにより、該摺動部材の復帰動作中に前記シ
    リンダ室内に負圧を発生させるようにしたことを特徴と
    する蓄圧式液体噴出器。
  2. 【請求項2】 前記排出弁は、前記摺動部材の内部に画
    成された空間内に第2の弾性部材を介して摺動自在に支
    持されるものであり、該排出弁は、前記弾性力によって
    前記シリンダ室と前記摺動部材の内部通路との間を不通
    にすると共に、前記摺動部材の押し下げ動作によって前
    記シリンダ室内に生じた圧力が前記弾性力に抗して前記
    シリンダ室と前記摺動部材の内部通路との間を連通させ
    ることを特徴とする請求項1に記載の蓄圧式液体噴出
    器。
  3. 【請求項3】 前記摺動部材は、その内部空間に前記排
    出弁の摺動範囲を規制するストッパを具えることを特徴
    とする請求項2に記載の蓄圧式液体噴出器。
  4. 【請求項4】 前記摺動部材の外周部は、前記シリンダ
    の内周面と軸線方向に沿った2箇所で接触するアーチ断
    面形状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か一項に記載の蓄圧式液体噴出器。
  5. 【請求項5】 前記排出弁の外周部は、前記内部空間の
    摺動面と軸線方向に沿った2箇所で接触するアーチ断面
    形状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    一項に記載の蓄圧式液体噴出器。
  6. 【請求項6】 前記第1弾性部材または前記第2弾性部
    材のうちの少なくとも一方は、スプリングであることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の蓄圧
    式液体噴出器。
JP2000198158A 2000-06-30 2000-06-30 蓄圧式液体噴出器 Pending JP2002011394A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015163518A (ja) * 2014-02-28 2015-09-10 株式会社吉野工業所 泡吐出器

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