JP2002010527A - 無停電電源装置の並列運転システム - Google Patents

無停電電源装置の並列運転システム

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JP2002010527A JP2000193433A JP2000193433A JP2002010527A JP 2002010527 A JP2002010527 A JP 2002010527A JP 2000193433 A JP2000193433 A JP 2000193433A JP 2000193433 A JP2000193433 A JP 2000193433A JP 2002010527 A JP2002010527 A JP 2002010527A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイパス回路を内蔵した無停電電源装置の複
数号機の給電モードが異なって給電されないようにする
無停電電源装置の並列運転システムを得る。 【解決手段】 インバータにより給電を行うインバータ
給電と、インバータが停止した際に交流スイッチを介し
て交流電源を直送するバイパス給電との二つの給電モー
ドを持つ無停電電源装置の自号機と他号機が、並列運転
されるものであって、自号機の交流スイッチの駆動指令
を、他号機がインバータ給電している場合は開とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無停電電源装置
の並列運転システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、「電気学会論文誌D 産業応用
部門誌 107巻 昭和62年11月号」の1312ペ
ージ、図2に示された無停電電源装置の基本構成をこの
発明と同一の形式に書き改めた従来のブロック図であ
り、図において、101,102はMCCB(主回路ブ
レーカー)、1は無停電電源装置であり、10番台の記
号は、無停電電源装置の構成要素である。11、14、
16は開閉器、12は交流電力を直流電力に変換するコ
ンバータ、13はバッテリ、15は直流電力を交流電力
に変換するインバータ、17は交流スイッチである。
【0003】次に動作について説明する。入力電源が正
常な場合は、コンバータ12がMCCB102、開閉器
11を介して、交流電力を直流電力に変換し、開閉器1
4を介してバッテリ13を充電しながら、インバータ1
5へ直流電力を供給する。インバータ15は開閉器16
を介して交流電力を出力する。この場合がインバータ給
電の給電モードである。入力電源が停電した場合は、コ
ンバータ12が停止し、インバータ15はバッテリ13
の電力を用いて交流電力を出力する。交流スイッチ17
は、インバータが通常停止、過負荷停止、故障停止した
際などにオンとなり、負荷にバイパス電源を供給する。
交流スイッチは、図8に示すように、シーケンス制御回
路1002のインバータ給電停止信号をスイッチ駆動回
路1001に入力することにより、インバータ給電が停
止すると交流スイッチ17がオンするよう構成されてい
る。これより、インバータが故障した際も、負荷に連続
して給電することができる。
【0004】このような無停電電源装置の給電信頼性を
向上するために、並列冗長運転を行う場合があり、図9
に示す構成がとられることが多い。図9において、4と
5は並列用無停電電源装置であり、例えば負荷が100
kVA以内の場合、並列用無停電電源装置4, 5の定格
容量をそれぞれ100kVAとすることにより、少なく
とも1台が運転していれば、負荷に無停電な電源を供給
できる冗長構成となる。図7の無停電電源装置1と並列
用無停電電源装置4, 5の違いは、無停電電源装置1が
バイパス電源を入力に持ち、インバータ給電停止時に負
荷へバイパス電源を供給する交流スイッチ17を持って
いるのに対し、並列用無停電電源装置4, 5はバイパス
入力と交流スイッチを持たない点である。
【0005】図9の構成では、並列用無停電電源装置
4, 5の出力とバイパス電源とを入力とする切換盤6を
設け、並列用無停電電源装置4, 5のいずれも給電でき
ない場合は、バイパス電源を負荷に供給するよう構成し
ている。切換盤6の内部で、並列用無停電電源装置4と
5の出力を接続して並列母線とし、開閉器31を介して
通常は並列用無停電電源装置の出力を負荷に供給する。
並列用無停電電源装置4, 5のいずれも給電できない場
合は、開閉器31がオフし、半導体スイッチ33,34
と開閉器32によりバイパス電源を負荷に給電する。な
お、図9で104はMCCBである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の給電信頼性を高
めた無停電電源装置の並列運転システムでは、並列冗長
用にバイパス回路を持たないタイプの無停電電源装置
(図9の4,5)と切換盤6を用いていたので、この無
停電電源装置(図9の4,5)は、無停電電源装置の単
機システムで使用するバイパス回路を内蔵したタイプの
無停電電源装置(図7の1)と構成が異なっている。
【0007】これに対し、図1に示すこの発明の一部を
なすブロック図では、単機システムで用いるバイパス回
路を内蔵したタイプの無停電電源装置を並列冗長運転す
る構成にしている。無停電電源装置1と2は、それぞれ
が単機(各号機)としてインバータによる給電とバイパ
ス電源による給電との二つの給電モードが可能であり、
これを並列に接続することによりバイパス給電回路が2
つ、インバータが2台となり、インバータ給電だけでな
くバイパス給電時も冗長性を持つことができる。
【0008】図1の構成にて、無停電電源装置1,2
は、それぞれが過負荷、操作員による操作、故障等によ
り、インバータ給電またはバイパス給電となるので、無
停電電源装置1はバイパス給電、無停電電源装置2はイ
ンバータ給電というように、給電モードが異なる場合が
考えられる。この場合、インバータはバイパス電源と並
列に給電する能力が必要となり、制御回路が複雑となる
問題がある。
【0009】そこで、この発明はさらに上記のような課
題を解決するためになされたものであり、バイパス回路
を内蔵した無停電電源装置の各号機の給電モードが異な
って負荷に給電されないようにする無停電電源装置の並
列運転システムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる無停電
電源装置の並列運転システムは、インバータにより給電
を行うインバータ給電と、インバータが停止した際に交
流スイッチを介して交流電源を直送するバイパス給電と
の二つの給電モードを持つ無停電電源装置の自号機と他
号機が、並列運転されるものであって、自号機の交流ス
イッチの駆動指令を、他号機がインバータ給電している
場合は開とするものである。
【0011】また、インバータにより給電を行うインバ
ータ給電と、インバータが停止した際に交流スイッチを
介して交流電源を直送するバイパス給電との二つの給電
モードを持つ無停電電源装置の自号機と他号機における
各出力がそれぞれ開閉器を介して接続されて並列運転さ
れるものであって、自号機の交流スイッチの駆動指令
を、他号機がインバータ給電の給電モードで且つ他号機
の出力に設けられた上記開閉器が閉にて、開とするもの
である。
【0012】また、他号機のインバータ給電の給電モー
ド信号と他号機の出力に設けられた開閉器の閉信号との
AND条件信号が他号機から自号機に伝達されるように
したものである。
【0013】また、インバータにより給電を行うインバ
ータ給電と、インバータが停止した際に交流スイッチを
介して交流電源を直送するバイパス給電との二つの給電
モードを持つ無停電電源装置の自号機と他号機における
各出力がそれぞれ開閉器を介して接続されて並列運転さ
れるものであって、自号機の交流スイッチの駆動指令
を、他号機がインバータ給電の給電モードで、他号機の
出力に設けられた上記開閉器が閉で且つ自号機の出力に
設けられた上記開閉器が閉にて、開とするものである。
【0014】また、他号機のインバータ給電の給電モー
ド信号と他号機の出力に設けられた開閉器の閉信号との
AND条件信号が他号機から自号機に伝達され、自号機
で自号機の出力に設けられた開閉器の閉信号とのAND
条件信号を作成するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1において、
101,102,103,104,105,106はM
CCB、1,2は無停電電源装置であり、10番台の記
号は無停電電源装置1の構成要素、20番台の記号は無
停電電源装置2の構成要素である。11,14,16,
21,24,26は開閉器、12,22は交流電力を直
流電力に変換するコンバータ、13,23はバッテリ、
15,25は直流電力を交流電力に変換するインバー
タ、17,27は交流スイッチである。なお、入力電源
1と無停電電源装置1とバイパス電源の動作、および入
力電源2と無停電電源装置2とバイパス電源の動作は、
それぞれ単独動作では、図7の入力電源と無停電電源装
置1とバイパス電源の動作と同じであるので説明を省略
する。
【0016】図2は、無停電電源装置1、2に内蔵され
ているバイパス給電時にオンする交流スイッチ17,2
7を駆動する部分のブロック図であり、1000番台の
記号は無停電電源装置1の構成要素、2000番台の記
号は無停電電源装置2の構成要素である。1002,2
002はシーケンス制御回路、1003,2003はA
ND回路、1004,1005,2004,2005は
反転回路である。
【0017】図2により、動作を説明する。無停電電源
装置(自号機)1内の交流スイッチ17は、単機運転時
には、インバータ15が停止または開閉器16がオフし
て、負荷へのインバータ給電が停止されたときにオンと
ならなければならない。しかし、並列冗長運転時は、イ
ンバータ給電が停止しても、他の無停電電源装置(他号
機)2によりインバータ給電がされている場合は交流ス
イッチ17をオフにし、他の無停電電源装置2もインバ
ータ給電が停止されている場合のみ交流スイッチ17を
オンにすればよい。これを実現する回路としては、AN
D回路1003に自号機の「No.1INV給電停止」
の信号をシーケンス制御回路1002より入力し、他号
機の「No.2INV給電」信号を他号機のシーケンス
制御回路2002より反転回路2005を介して、自号
機の反転回路1004に入力し、反転回路1004の出
力をAND回路1003に入力すればよい。これより、
他号機の「No.2INV給電」信号を交流スイッチ1
7のオンをインターロックする信号とすることができ
る。
【0018】この場合、盤間でやりとりする信号は「I
NV給電」信号のみであり、例えこの信号が他号機に正
しく送信することができなくても、交流スイッチのオン
をインタロックする信号であるため、負荷への給電は継
続される方向となる。
【0019】以上のように、他号機の「INV給電」信
号を自号機の交流スイッチのオンをインタロックする信
号にすることにより、バイパス回路を内蔵した無停電電
源装置の並列運転システムにてそれぞれの給電モードが
異ならないようにすることができる。
【0020】実施の形態2.上記実施の形態1は、他号
機の「INV給電」信号を自号機の交流スイッチ・オン
のインタロック信号にしているが、実施の形態2では、
無停電電源装置の出力にそれぞれ設けられたMCCB1
05,106の補助接点もインタロック信号に追加して
いる点が異なる。
【0021】以下、この発明の実施の形態2を図1、図
3に基づいて説明する。図2に対して追加した部分を以
下に説明する。図3において、2008はMCCB10
6の補助接点、1008はMCCB105の補助接点で
あり、MCCBのオン/オフ動作に従い、接点がオン/
オフを行う。1007,2007は接点入力回路、10
06,2006はAND回路である。
【0022】この発明の目的は、無停電電源装置1,2
のいずれかを点検している際に、点検を行っていない
方、即ち負荷に給電している無停電電源装置の交流スイ
ッチ・オンへのインタロック信号を適切に出力すること
である。例えば、図1において、無停電電源装置1(自
号機)は運転し、MCCB105がオン、無停電電源装
置2(他号機)は点検中であり、MCCB106がオフ
の場合を考える。この時、無停電電源装置2を点検のた
めにインバータ給電の給電モードにしていると、実施の
形態1のままでは、無停電電源装置2より「No.2I
NV給電」信号が発生し、交流スイッチ17のオンがイ
ンターロックされるため、無停電電源装置1のインバー
タが故障等で停止した際に、バイパス給電が行えないと
いう問題がある。
【0023】そこで、実施の形態2では、他号機がイン
バータ給電の給電モードで且つ他号機の出力MCCBが
オンの場合のみ、交流スイッチ・オンへのインタロック
信号が出力されるようにしている。これを実現する回路
としては、無停電電源装置1側で説明すると、他号機の
出力MCCB106の補助接点を接点入力回路1007
へ入力し、これの出力である「MCCB106 ON」
信号と他号機からの「No.2INV給電」信号をAN
D回路1006に入力する。AND回路1006の出力
を反転回路1004に入力し、反転回路1004の出力
をAND回路1003に入力することにより、「No.
2INV給電」且つ「 MCCB106ON」を交流ス
イッチ17のオンをインターロックする信号とすること
ができる。
【0024】以上のように構成することにより、バイパ
ス回路を内蔵した無停電電源装置の並列運転システムに
て、他号機を点検している際は、自号機の交流スイッチ
・オンへのインタロック信号が出力されないようにする
ことができ、それぞれの給電モードが異なって負荷に給
電されないようにすることができる。
【0025】実施の形態3.上記実施の形態2は、他号
機の「INV給電」信号と他号機の出力MCCB補助接
点を入力とし、交流スイッチ・オンのインタロック信号
を作成しているが、実施の形態3では、その配線の仕方
を簡単にしたものである。
【0026】以下、この発明の実施の形態3を図1、図
4に基づいて説明する。図3に対して変更した部分は、
各無停電電源装置に入力しているMCCB補助接点が自
号機出力のMCCBのものであることと、盤間でやりと
りする信号にMCCB補助接点の状態を加えた点であ
る。
【0027】この発明の目的は、実施の形態2と同じで
ある。この実施の形態3では、配線を簡単にしている。
無停電電源装置1側で説明すると、他号機の出力MCC
B106の補助接点は他号機の接点入力回路2007へ
入力し、これの出力である「MCCB106 ON」信
号と「No.2INV給電」信号を他号機側にてAND
回路2006に入力し、「No.2INV給電」且つ
「 MCCB106 ON」の信号を他号機から自号機
へ伝達し、この信号を自号機の交流スイッチ17のオン
をインターロックする信号とする。
【0028】以上のように構成することにより、バイパ
ス回路を内蔵した無停電電源装置の並列運転システムに
て、他号機を点検している際は、自号機交流スイッチ・
オンへのインタロック信号が出力されないようにするこ
とができ、それぞれの給電モードが異なって給電されな
いようにすることができるのに加え、MCCBの補助接
点の配線が自号機対応となるので、配線が簡単になる。
【0029】実施の形態4.上記実施の形態2, 3は、
他号機の「INV給電」信号と他号機の出力MCCB補
助接点信号を入力とし、交流スイッチ・オンのインタロ
ック信号を作成しているが、この実施の形態4では、自
号機の出力MCCB補助接点信号もインタロック作成に
用いている点が異なる。
【0030】以下、この発明の実施の形態4を図1、図
5に基づいて説明する。図4に対して追加した部分は、
接点入力回路1007,2007にそれぞれMCCB1
05の補助接点1008とMCCB106の補助接点2
008を入力とし、AND回路1006, 2006を3
入力として、自号機と他号機のMCCB補助接点信号を
それぞれのAND回路に入力している点である。
【0031】この発明の目的は、無停電電源装置1,2
のいずれかを点検している際に、点検を行っている装置
については、他号機に関係なくインバータ給電、バイパ
ス給電の給電モードを自由に切替て行えて点検し得るよ
う構成したことである。例えば、図1において、無停電
電源装置1は運転し、MCCB105がオン、無停電電
源装置2は点検中であり、MCCB106がオフの場合
を考える。この時、無停電電源装置2を点検のためにバ
イパス給電の給電モードにしようとしても、無停電電源
装置1がインバータ給電している場合、実施の形態3の
ままでは、無停電電源装置1より「No.1INV給
電」信号が発生し、他号機の交流スイッチ27のオンが
インターロックされるため、無停電電源装置2をバイパ
ス給電の給電モードにして点検をすることができないと
いう問題がある。
【0032】そこで、実施の形態4では、実施の形態3
のインタロック条件に加えて、他号機の出力MCCBが
オンの場合のみ、他号機への交流スイッチ・オンのイン
タロック信号が出力されるように追加している。これを
実現する回路としては、無停電電源装置1側で説明する
と、他号機の出力MCCB106の補助接点信号を接点
入力回路1007へ入力し、これの出力である「MCC
B106 ON」信号と「MCCB105 ON」信号
と自号機からの「No.1INV給電」信号をAND回
路1006に入力する。AND回路1006の出力を反
転回路2004に入力し、反転回路2004の出力をA
ND回路2003に入力することにより、「No.1I
NV給電」且つ「 MCCB105 ON」且つ「 M
CCB106 ON」を他号機の交流スイッチ27のオ
ンをインターロックする信号とすることができる。
【0033】以上のように構成することにより、バイパ
ス回路を内蔵した無停電電源装置の並列運転システムに
て、他号機を点検している際は、自号機の交流スイッチ
・オンへのインタロック信号が出力されないようにする
ことができ、それぞれの給電モードが異なって負荷に給
電されないようにすることができ、点検されている号機
は、自由に給電モードを変更することができる。
【0034】実施の形態5.上記実施の形態4は、他号
機のインバータ給電信号且つ自号機と他号機の出力MC
CB補助接点信号を入力とし、自号機の交流スイッチ・
オンのインタロック信号を作成しているが、この実施の
形態5では、その配線を簡単にするものである。
【0035】以下、この発明の実施の形態5を図1、図
6に基づいて説明する。図5に対して変更した部分は、
各無停電電源装置に入力しているMCCB補助接点信号
が自号機出力のMCCBのみであり、自号機の交流スイ
ッチに対するオンのインタロック信号に対して、他号機
内にて他号機出力MCCB信号と他号機のインバータ給
電信号のAND条件信号作成し、他号機から自号機に伝
達し、自号機内にて自号機出力MCCB信号を付加して
いる点である。
【0036】無停電電源装置1側で説明すると、他号機
の出力MCCB106の補助接点信号は他号機の接点入
力回路2007へ入力し、これの出力である「MCCB
106 ON」信号と「No.2INV給電」信号を他
号機側にてAND回路2006に入力し、「No.2I
NV給電」且つ「 MCCB106 ON」の信号を他
号機から自号機へ伝送する。一方、自号機内にて出力M
CCB105の補助接点信号を自号機の接点入力回路1
007へ入力し、これの出力である「MCCB105
ON」信号をAND回路1009に入力する。他号機か
ら送信された信号もAND回路1009に入力し、この
出力を交流スイッチ17・オンのインターロック信号と
する。
【0037】以上のように構成することにより、バイパ
ス回路を内蔵した無停電電源装置の並列運転システムに
て、他号機を点検している際は、自号機の交流スイッチ
・オンへのインタロック信号が出力されないようにする
ことができ、それぞれの給電モードが異なって負荷に給
電されないようにすることができ、点検されている号機
は自由に給電モードを変更することができ、MCCBの
補助接点の配線が自号機対応となるので、配線が簡単に
なる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の無停電
電源装置の並列運転システムによれば、インバータによ
り給電を行うインバータ給電と、インバータが停止した
際に交流スイッチを介して交流電源を直送するバイパス
給電との二つの給電モードを持つ無停電電源装置の自号
機と他号機が、並列運転されるものであって、自号機の
交流スイッチの駆動指令を、他号機がインバータ給電し
ている場合は開とするので、自号機と他号機のそれぞれ
の給電モードが異ならないようにすることができる。
【0039】また、インバータにより給電を行うインバ
ータ給電と、インバータが停止した際に交流スイッチを
介して交流電源を直送するバイパス給電との二つの給電
モードを持つ無停電電源装置の自号機と他号機における
各出力がそれぞれ開閉器を介して接続されて並列運転さ
れるものであって、自号機の交流スイッチの駆動指令
を、他号機がインバータ給電の給電モードで且つ他号機
の出力に設けられた上記開閉器が閉にて、開とするの
で、自号機と他号機のそれぞれの給電モードが異なって
負荷に給電することがないようにすることができる。
【0040】また、他号機のインバータ給電の給電モー
ド信号と他号機の出力に設けられた開閉器の閉信号との
AND条件信号が他号機から自号機に伝達されるように
したので、配線が簡単になる。
【0041】また、インバータにより給電を行うインバ
ータ給電と、インバータが停止した際に交流スイッチを
介して交流電源を直送するバイパス給電との二つの給電
モードを持つ無停電電源装置の自号機と他号機における
各出力がそれぞれ開閉器を介して接続されて並列運転さ
れるものであって、自号機の交流スイッチの駆動指令
を、他号機がインバータ給電の給電モードで、他号機の
出力に設けられた上記開閉器が閉で且つ自号機の出力に
設けられた上記開閉器が閉にて、開とするので、自号機
と他号機のそれぞれの給電モードが異なって負荷に給電
されないようにすることができ、点検されている号機
は、自由に給電モードを変更することができる。
【0042】また、他号機のインバータ給電の給電モー
ド信号と他号機の出力に設けられた開閉器の閉信号との
AND条件信号が他号機から自号機に伝達され、自号機
で自号機の出力に設けられた開閉器の閉信号とのAND
条件信号を作成するようにしたので、配線が簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の一部をなすブロック
図である。
【図2】 図1と共にこの発明の実施の形態1を構成す
るブロック図である。
【図3】 図1と共にこの発明の実施の形態2を構成す
るブロック図である。
【図4】 図1と共にこの発明の実施の形態3を構成す
るブロック図である。
【図5】 図1と共にこの発明の実施の形態4を構成す
るブロック図である。
【図6】 図1と共にこの発明の実施の形態5を構成す
るブロック図である。
【図7】 従来の無停電電源装置を示すブロック図であ
る。
【図8】 従来の無停電電源装置の交流スイッチ駆動に
関するブロック図である。
【図9】 従来の無停電電源装置の並列冗長運転システ
ムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1, 2 無停電電源装置 12,22 コンバータ 13,23 バッテリ 11,14,16,21,24,26 開閉器 15,25 インバータ 17,27 交流スイッチ 101,102,103,104,105,106 M
CCB 1001,2001 スイッチ駆動回路 1002,2002 シーケンス制御回路 1003,2003 AND回路 1004,1005,2004,2005 反転回路 1006,2006 AND回路 1007,2007 接点入力回路 1008 MCCB105の補助接点 2008はMCCB106の補助接点。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータにより給電を行うインバータ
    給電と、インバータが停止した際に交流スイッチを介し
    て交流電源を直送するバイパス給電との二つの給電モー
    ドを持つ無停電電源装置の自号機と他号機が、並列運転
    されるものであって、自号機の交流スイッチの駆動指令
    を、他号機がインバータ給電している場合は開とするこ
    とを特徴とする無停電電源装置の並列運転システム。
  2. 【請求項2】 インバータにより給電を行うインバータ
    給電と、インバータが停止した際に交流スイッチを介し
    て交流電源を直送するバイパス給電との二つの給電モー
    ドを持つ無停電電源装置の自号機と他号機における各出
    力がそれぞれ開閉器を介して接続されて並列運転される
    ものであって、自号機の交流スイッチの駆動指令を、他
    号機がインバータ給電の給電モードで且つ他号機の出力
    に設けられた上記開閉器が閉にて、開とすることを特徴
    とする無停電電源装置の並列運転システム。
  3. 【請求項3】 他号機のインバータ給電の給電モード信
    号と他号機の出力に設けられた開閉器の閉信号とのAN
    D条件信号が他号機から自号機に伝達されるようにした
    請求項2記載の無停電電源装置の並列運転システム。
  4. 【請求項4】 インバータにより給電を行うインバータ
    給電と、インバータが停止した際に交流スイッチを介し
    て交流電源を直送するバイパス給電との二つの給電モー
    ドを持つ無停電電源装置の自号機と他号機における各出
    力がそれぞれ開閉器を介して接続されて並列運転される
    ものであって、自号機の交流スイッチの駆動指令を、他
    号機がインバータ給電の給電モードで、他号機の出力に
    設けられた上記開閉器が閉で且つ自号機の出力に設けら
    れた上記開閉器が閉にて、開とすることを特徴とする無
    停電電源装置の並列運転システム。
  5. 【請求項5】 他号機のインバータ給電の給電モード信
    号と他号機の出力に設けられた開閉器の閉信号とのAN
    D条件信号が他号機から自号機に伝達され、自号機で自
    号機の出力に設けられた開閉器の閉信号とのAND条件
    信号を作成するようにした請求項4記載の無停電電源装
    置の並列運転システム。
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