JP2002009886A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2002009886A
JP2002009886A JP2000183275A JP2000183275A JP2002009886A JP 2002009886 A JP2002009886 A JP 2002009886A JP 2000183275 A JP2000183275 A JP 2000183275A JP 2000183275 A JP2000183275 A JP 2000183275A JP 2002009886 A JP2002009886 A JP 2002009886A
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call
incoming call
wireless terminal
line
signal
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JP2000183275A
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Toshio Kenmochi
敏男 剱持
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ISDNのように2チャネルの通信が可能な
通信装置において、キャッチホンの可否を子機毎に設定
することができる電話装置を提供することを目的とする
ものである。 【解決手段】 DCL子機に対し話中着信を、インバン
ド信号において送出し、通知する設定を設けることによ
って、上記コールウェイティング機能を持たないDCL
子機に対しても、話中着信を可能にするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル公衆通信
回線(ISDN)に接続することができる電話装置や、
アナログ公衆通信回線を2回線接続できる電話装置のよ
うに、2つ以上の通信チャネルを同時に使用する機能を
有し、無線端末を収納可能な電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDNの普及が進み、ISDN
に接続されるさまざまな通信装置が開発されてきてい
る。一方、上記装置に無線端末が収納されるケースも目
立ってきている。
【0003】また、ISDN回線接続端末として、近年
ターミナルアダプタが多数、製品化され、これらの中に
は、キャッチホンサービスを擬似的に行うことができる
ような擬似キャッチホン機能を有する装置がある。この
「擬似キャッチホン機能」は、1回線通話中に、Dch
で着信があった場合に、使用中のオペレータに呼び出し
が分かるような信号を、音声信号に重畳させ、着信を通
知する機能である。
【0004】さらに、上述無線端末としては、DCL子
機がある。これによって、公衆用PHSを自営子機とし
て使用することができる。なお、「DCL子機」は、第
2世代コードレス電話システム標準規格(RCR ST
D−28)に則って動作する端末である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のタ
ーミナルアダプタにおいて、DCL子機を用い、擬似コ
ールウェイティングを実現する場合、子機がコールウェ
イティング機能を持っていなければ、使用中のDCL子
機に着信があったことを通知することができないという
問題がある。
【0006】本発明は、コールウェイティング機能を持
たないDCL子機に対しても、話中着信を可能にする電
話装置を提供することを目的とするものである。
【0007】また、上記擬似コールウェイティング機能
の設定は、各子機毎の設定ではなく、着信があった場
合、どの子機を使用していたとしても着信を通知するも
のであり、子機毎に擬似キャッチホンの可否を設定する
ものではない。公衆用PHSを家庭内子機として登録す
る場合、その子機は、家族全員で使用するものではな
く、個人で使用するものであり、キャッチホンの可否も
当然、子機毎に設定されるべきであるが、従来例では、
キャッチホンの可否を子機毎に設定することができない
という問題がある。
【0008】本発明は、ISDNのように2チャネルの
通信が可能な通信装置において、キャッチホンの可否を
子機毎に設定することができる電話装置を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、DCL子機に
対し話中着信を、インバンド信号において送出し、通知
する設定を設けることによって、上記コールウェイティ
ング機能を持たないDCL子機に対しても、話中着信を
可能にするものである。
【0010】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例である電話装置T1を示すブロック図であ
る。
【0011】電話装置T1は、ファクシミリ装置10
と、ファクシミリ装置10の内線子機であるPHS電話
機21、22とを有し、ファクシミリ装置10が、デジ
タル公衆通信回線であるISDN回線30に接続され
る。
【0012】図2は、ファクシミリ装置10の構成を示
すブロック図である。
【0013】ファクシミリ装置10は、中央制御部(C
PU)201と、データバス、アドレスバス202と、
ROM203と、SRAM204とを有するものであ
る。
【0014】また、ファクシミリ装置10は、FAXエ
ンジン制御部205と、CPU(マイクロコンピュー
タ)206と、RAM207と、FAXエンジン部のデ
ータバス208と、CPU201側システムとCPU2
06側システムとの間でデータのやり取りを行う共有レ
ジスタ209と、カラープリンタ210と、オペレーシ
ョンパネル211と、FAXモデム212と、ハンドセ
ット213と、スピーカ214と、音声録再生部215
とを有する。音声録再生部215は、その内部に、アナ
ログ/デジタル変換処理部とメモリとを有する。また、
FAXモデム212と、ハンドセット213と、スピー
カ214と、音声録再生部215とは、FAXエンジン
制御部205に制御されると同時に、アナログスイッチ
216と接続され、音声またはファクシミリのアナログ
データは、アナログスイッチ216経由で公衆通信回線
に接続される。
【0015】さらに、ファクシミリ装置10は、ISD
N(U点)を接続するモジュラーコネクタ217と、局
交換機との間でやり取りされるデータをTTLレベルの
信号に変換するDSU218と、ISDNのレイヤ1〜
レイヤ3までの制御を行い、ISDNのBチャネルのデ
ータの入出力機能を具備するISDNインタフェース部
219と、ISDNにHDLCフォーマットのデータの
組立/分解処理を行うHDLCコントローラ220と、
無線データ通信プロトコルフォーマットのフレーム組立
/分解処理を行う無線データ通信プロトコル処理部(P
IAFSコントローラ)221と、PHS無線通信のプ
ロトコル処理、PCM符号化変換処理等を行うPHS処
理部222とを有する。
【0016】また、バス切替スイッチ223は、CPU
201の制御によってISDNのB1チャネルとB2チ
ャネルとで伝送するデータを、HDLCコントローラ2
20、PHS処理部222のどれに接続するかを切り替
えるスイッチである。
【0017】次に、主要信号線の意味について、説明す
る。
【0018】信号線224は、CPU201とCPU2
06の間で制御信号のやり取りを行うシリアル通信信号
線であり、信号線225は、CPU201とPHS処理
部222との間で制御信号のやり取りを行うシリアル通
信信号線である。また、ISDNのB1チャネル、B2
チャネルの64Kbpsシリアル伝送信号線226、2
27が設けられている。
【0019】HDLCコントローラ220に入出力され
るシリアル通信信号線228は、HDLCフレームフォ
ーマットのデータの伝送が行われる。
【0020】PHS処理部に入出力されるシリアル通信
信号線229、230は、64Kbpsの伝送速度であ
る無線回線で伝送された32Kbps信号を、64Kb
psに変換したデータと、アナログスイッチから入力さ
れたアナログ信号を、64KbpsPCMデータに変換
したデータ等が伝送される。PHS子機21、22から
送信されてISDN回線に出力されるデータの場合に
は、PHS処理部222内において、32Kbpsから
64Kbpsに速度変換(I.460)されて、22
9、230に出力される。
【0021】PHS処理部において、無線回線から受信
した32Kbpsをそのまま出力する信号線231は、
PIAFSコントローラ221に接続されている。
【0022】図3は、上記実施例におけるPHS処理部
222の内部を示すブロック図である。
【0023】PHS処理部222において、PHS関連
の制御を行うCPU301は、RAM、ROMを内蔵し
ている。302はデータバスである。
【0024】PHSベースバンド処理部303は、PH
S伝送フレームの組立/分解処理を行う。PHSフレー
ムの2スロット分の処理を行うことができる。高周波部
304は、伝送するデータを1.9GHz帯で搬送する
ための周波数変換処理を行う。305はアンテナであ
る。
【0025】ADPCM/PCM変換部306、307
は、PHS無線伝送で使用される32KbpsのADP
CM符号化音声データを、ISDNで使用される64K
bpsのPCM符号化音声データに変換する。
【0026】I.460変換部308、309は、PH
S無線伝送されたデータをISDN回線に送信するため
に、32Kbpsのデータを64Kbpsに速度変換す
る機能を有する。
【0027】PCMコーデック310、311は、アナ
ログスイッチから入力されるアナログ信号232、23
3を、64KbpsのPCM符号化データに変換する機
能を有する。
【0028】スイッチ312は、PHSベースバンド処
理部303から出力される32Kbpsのデータにどの
ような処理を加えるかの選択を行うスイッチである。ス
イッチ313は、PHSベースバンド処理部から出力さ
れる2チャネルの32Kbpsデータのうちで、どちら
をPIAFSコントローラ221に接続するかの選択を
行うスイッチである。スイッチ314、315は、それ
ぞれ64Kbps伝送路229、230に接続するデー
タを選択するスイッチである。なお、スイッチ312〜
315は、CPU301によって制御される。
【0029】図4は、第1の実施例において、着信があ
った場合の動作を示すフローチャートである。
【0030】(一斉着信時の動作)まず、着信がある
と、ISDN網からは「呼設定」メッセージ(SETU
P)がISDNインタフェース部219を通じて送られ
てくる。これによって、CPU201が着信ありと判断
する。ステップS401では、全ての子機に対して、報
知信号によって着信を通知する。
【0031】ステップS402では、使用していない電
話端末を鳴動させる。具体的には、ファクシミリ装置1
0(以下「親機」という)が使用されていなければ、親
機10のスピーカ214から、着信音を鳴動させ、また
DCL子機に対しては、STD−28に則って、PCH
で、DCL子機に対し、着信を指示することによって、
未使用の子機が鳴動する。
【0032】次に、ステップS403では、使用中の子
機があるか否かを判断し、使用中の子機がなければ、ス
テップS407で、鳴動中の端末からの応答待ち状態に
なる。そして、S403では、使用中の子機があれば、
ステップS404で、疑似キャッチホン機能を動作させ
るか否かを判断し、疑似キャッチホン機能を動作させな
い場合には、ステップS407で、着信に対する端末か
らの応答待ち状態になる。擬似キャッチホン動作を行う
ときに、ステップS405において、話中着信音を親機
10が作成する場合には、DCL子機にインバンド信号
で話中着信を通知する(S406)。
【0033】インバンド信号で呼び出し音を通知しない
場合には、制御信号において、ファシリティ「コールウ
ェイティング開始」を通話中子機に対して送出すること
によって、着信を通知するものである(S408)。
【0034】以上が、本発明の第1の実施例の動作であ
る。
【0035】図5は、本発明の第2の実施例の動作を示
すフローチャートであり、着信があった場合の動作を示
すフローチャートである。
【0036】(一斉着信時の動作)まず、着信がある
と、ISDNインタフェース部219を通じて、ISD
N網から「呼設定」メッセージ(SETUP)が送られ
てくる。これによって、CPU201が着信ありと判断
する。ステップS501では、全ての子機に対して、報
知信号によって着信を通知する。
【0037】ステップS502では、使用していない電
話端末を鳴動させる。具体的には、親機(ファクシミリ
装置)10が使用されていなければ、親機のスピーカ2
14に、着信音を鳴動させ、またDCL子機に対して
は、STD−28に則って、PCHで、DCL子機に対
して、着信を指示することによって、未使用の子機が鳴
動する。
【0038】ステップS503では、使用中の子機があ
るか否かを判断し、使用中の子機がなければ、ステップ
S507で、鳴動中の端末からの応答待ち状態になる。
【0039】次に、S503では、使用中の子機がある
場合には、ステップS504では、疑似キャッチホン機
能を動作させるか否かを判断し、動作させない場合に
は、ステップS507で、着信に対する端末からの応答
待ち状態になる。擬似キャッチホン動作を行うときに、
ステップS505において、通話中DCL子機が話中着
信未対応である場合、DCL子機に、インバンド信号で
話中着信を通知する。(S506)話中着信対応の場合
には、制御信号において、ファシリティ「コールウェイ
ティング開始」を、通話中子機に対し送出することによ
って、着信を通知する(S508)。
【0040】以上が、本発明の第2の実施例の動作であ
る。
【0041】(第3の実施例)本発明の第3の実施例
は、上記各実施例において、通信回線として使用するI
SDNの代わりに、アナログ回線を2回線収容する実施
例である。この第3の実施例においても、上記各実施例
における効果と同様の効果を得ることができる。
【0042】また、上記実施例によれば、オペレータ
が、インバンド信号ではなく、制御信号による話中着信
の通知を選択すれば、話中着信を音だけではなく、DC
L子機の機能として内蔵されている振動による通知や、
光による通知も可能となるので、それらをオペレータに
よって選択させることによって、使用上の利便性を向上
させることができる。
【0043】図6は、本発明の第4の実施例である電話
装置T4を示すブロック図である。
【0044】電話装置T4は、ファクシミリ装置110
と、ファクシミリ装置110の内線子機であるPHS電
話機121、122とを有し、ファクシミリ装置110
が、デジタル公衆通信回線であるISDN回線130に
接続されている。
【0045】図7は、ファクシミリ装置110の構成を
示したブロック図である。
【0046】ファクシミリ装置110は、中央制御部
(CPU)1201と、データバス、アドレスバス12
02と、ROM1203と、SRAM1204と、FA
Xエンジン制御部1205と、CPU(マイクロコンピ
ュータ)1206と、RAM1207と、FAXエンジ
ン部のデータバス1208とを有する。
【0047】CPU1201側システムとCPU120
6側システムとの間でデータのやり取りを行うための共
有レジスタ1209と、カラープリンタ1210と、オ
ペレーションパネル1211と、FAXモデム1212
と、ハンドセット1213と、スピーカ1214と、内
部にアナログ/デジタル変換処理部とメモリとによって
構成されている音声録再生部1215とが設けられてい
る。また、FAXモデム1212、ハンドセット121
3、スピーカ1214、音声録再生部1215は、FA
Xエンジン制御部1205に制御されると同時に、アナ
ログスイッチ1216と接続され、音声またはファクシ
ミリのアナログデータは、アナログスイッチ1216経
由で公衆通信回線に接続される。
【0048】さらに、ISDN(U点)を接続するモジ
ュラーコネクタ1217と、局交換機との間でやり取り
されるデータをTTLレベルの信号に変換するDSU1
218と、ISDNのレイヤ1〜レイヤ3までの制御を
行い、ISDNのBチャネルのデータの入出力機能を有
しているISDNインタフェース部1219とが設けら
れている。
【0049】HDLCコントローラ1220は、ISD
NにHDLCフォーマットのデータの組立/分解処理を
行う。無線データ通信プロトコル処理部(PIAFSコ
ントローラ)1221は、無線データ通信プロトコルフ
ォーマットのフレーム組立/分解処理を行う。
【0050】PHS処理部1222は、PHS無線通信
のプロトコル処理、PCM符号化変換処理等を行うもの
である。
【0051】図8は、上記実施例におけるPHS処理部
1222を示すブロック図である。
【0052】バス切替スイッチ1223は、CPU12
01の制御によってISDNのB1チャネルとB2チャ
ネルとで伝送するデータを、HDLCコントローラ12
20、PHS処理部1222のどれに接続するかを切り
替える機能を有する。
【0053】次に、主要信号線の意味を説明する。
【0054】シリアル通信信号線1224は、CPU1
201とCPU1206との問で制御信号のやり取りを
行うシリアル通信信号線であり、シリアル通信信号線1
225は、CPU1201とPHS処理部1222との
間で制御信号のやり取りを行うシリアル通信信号線であ
る。
【0055】また、ISDNのBlチャネル、B2チャ
ネルの64Kbpsシリアル伝送信号線1226、12
27が設けられている。HDLCコントローラ1220
に入出力されるシリアル通信信号線1228は、HDL
Cフレームフォーマットのデータの伝送が行われる。
【0056】PHS処理部に入出力されるシリアル通信
信号線1229、1230は、64Kbpsの伝送速度
である。無線回線で伝送された32Kbps信号を64
KbpSに変換したデータと、アナログスイッチから入
力されたアナログ信号とを、64KbpsPCMデータ
に変換したデータ等が伝送される。PHS子機l21、
122から送信され、ISDN回線に出力されるデータ
の場合には、PHS処理部1222内において、32K
bpsから64Kbpsに速度変換(I.460)さ
れ、シリアル通信信号線1229、1230に出力され
る。
【0057】高周波部1304は、PHS処理データを
1.9GHz帯で搬送するための周波数変換処理を行
う。1305は、アンテナである。
【0058】ADPCM/PCM変換部1306、13
07は、PHS無線伝送で使用される32KbpsのA
DPCM符号化音声データを、ISDNで使用される6
4KbpsのPCM符号化音声データに変換する。
【0059】I.460変換部1308、1309は、
PHS無線伝送されたデータをISDN回線に送信する
ために、32Kbpsのデータを64Kbpsに速度変
換する機能を有する。
【0060】PCMコーデック1310、1311は、
アナログスイッチから入力されるアナログ信号123
2、1233を64KbpsのPCM符号化データに変
換する機能を有する。
【0061】スイッチ1312は、PHSべースバンド
処理部から出力される32Kbpsのデータにどのよう
な処理を加えるかの選択を行う。
【0062】スイッチ1313は、PHSべースバンド
処理部から出力される2チャネルの32Kbpsデータ
のうちで、どちらをPIAFSコントローラ1221に
接続するかの選択を行う。
【0063】スイッチ1314、1315は、それぞれ
64Kbps伝送路1229、1230に接続するデー
タを選択する。
【0064】なお、スイッチ1312〜1315は、C
PU1301によって制御される。
【0065】次に、本発明の第4の実施例における子機
登録時の動作について説明する。
【0066】図9は、本発明の第4の実施例における子
機登録時の動作を示すフローチャートである。
【0067】DCL子機を自営用子機として使用する場
合には、子機としての登録を、親機に行う必要があり、
ステップS1401では、その登録動作を実行する。こ
の場合、STD−28に決められた親機、子機IDを、
それぞれに登録する。
【0068】図11は、本発明の第4の実施例における
子機番号と擬似キャッチホン動作との関係を示す図であ
る。
【0069】親機側は、その子機登録動作が終了した
ら、その子機が擬似キャッチホンを受け付けるか否かを
設定し、擬似キャッチホンに対応するのであれば、対応
とし、擬似キャッチホンに対応しなければ、対応しない
として、図11に示すように、親機側で対応表を持ち管
理し、通話中の着信時における動作の決定に使用する。
【0070】図10は、本発明の第4の実施例におい
て、着信があった場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【0071】(一斉着信時の動作)まず、着信がある
と、ISDN網からは「呼設定」メッセージ(SETU
P)がISDNインタフェース部1219を通じて送ら
れてくる。これによって、CPU1201が着信ありと
判断する。ステップS1501では、全ての子機に対し
て、報知信号によって着信を通知する。
【0072】ステップS1503では、使用していない
電話端末を鳴動させる。具体的には、ファクシミリ装置
本体(以下親機)が使用されていなければ、親機のスピ
ーカ1214から、着信音を鳴動させ、またDCL子機
に対しては、STD−28に則って、PCHで、DCL
子機に対し、着信を指示することによって、未使用の子
機が鳴動する。
【0073】次に、ステップS1502では、使用中の
子機があるか否かを判断し、使用中の子機がなければ、
ステップS1508で、鳴動中の端末からの応答待ち状
態になる。
【0074】S1502では、使用中の子機があると、
ステップS1504で、使用中の子機を、図11に示す
擬似キャッチホン対応表に基づいて、疑似キャッチホン
機能を動作させるか否かを判断し、動作させない場合に
は、ステップS1508で、着信に対する端末からの応
答待ち状態になる。擬似キャッチホン動作を行う場合に
は、ステップS1505で、話中着信音を親機が作成す
る場合、DCL子機にインバンド信号で話中着信を通知
する(S1506)。
【0075】一方、呼び出し音をインバンド信号によっ
て通知しない場合には、制御信号において、ファシリテ
ィ信号「コールウェイティング開始」を、通話中子機に
対し送出することによって、着信を通知する。
【0076】以上が、本発明の第4の実施例の動作であ
る。
【0077】上記第4の実施例によれば、DCL子機毎
に話中着信通知するか否かを親機電話装置側で設定する
ので、これによって、子機毎に、話中着信を通知するこ
とができる。
【0078】(第5の実施例)本発明の第5の実施例
は、第4の実施例において、通信回線として使用するI
SDNの代わりに、アナログ回線を2回線収容する実施
例である。
【0079】第5の実施例によれば、第4の実施例にお
ける効果と同様の効果を得ることができ、また、子機登
録時にその設定を行うことによって、擬似キャッチホン
に対応するか否かを確実に設定することができる。
【0080】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、IS
DNのように2チャネルの通信が可能な通信装置におい
て、1チャネルで通話中に着信があった場合に、その通
話中のDCL子機に対して、インバンド信号で着信を通
知するか、通話音声以外の制御情報で通知するかの選択
が可能であるので、画像通信装置に子機として登録され
ている公衆PHSタイプのDCL子機において、話中着
信を通知することができ、また、制御信号による話中着
信に対応していない場合でも、ユーザがインバンドによ
る話中着信を選択することによって、話中着信が可能に
なり、さらに、全ての子機で統一した話中着信音を利用
することができるという効果を奏する。
【0081】また、請求項3記載の発明によれば、登録
されたDCL子機の話中着信への対応によって、親機側
で自動的に、インバンド信号による通知か、制御信号に
よる通知かを制御することによって、全てのDCL子機
に対して、話中着信を通知することができるという効果
を奏する。
【0082】請求項4記載の発明によれば、ISDNの
ように2チャネルの通信が可能な通信装置において、1
チャネルで通話中に着信があった場合に、その通話中の
DCL子機に対し擬似キャッチホン対応表を持ち、その
設定によって端末毎に話中着信を通知するか否か決定
し、動作するので、通話中の会話を他の着信によって邪
魔されたくない使用者には通知せず、また、通知してほ
しい使用者には通知することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である電話装置T1を示
すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置10の構成を示すブロック図
である。
【図3】上記実施例におけるPHS処理部222の内部
を示すブロック図である。
【図4】第1の実施例において、着信があった場合の動
作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャ
ートであり、着信があった場合の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第4の実施例である電話装置T4を示
すブロック図である。
【図7】ファクシミリ装置110の構成を示したブロッ
ク図である。
【図8】上記実施例におけるPHS処理部1222を示
すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施例における子機登録時の動
作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第4の実施例において、着信があっ
た場合の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第4の実施例における子機番号と擬
似キャッチホン動作との関係を示す図である。
【符号の説明】
T1、T2…電話装置、 10、110…ファクシミリ装置、 21、22、121、122…DCL子機、 30、130…ISDN。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2回線以上の通信回線に接続する接続手
    段と、上記回線からの着信に対して応答する通話機能と
    を具備する無線端末を収容可能な電話装置において、 上記無線端末が、上記回線を介して、他の相手と通話を
    行っている場合、上記無線端末に対して、着信を通知す
    るときに、通話信号と同一の無線チャネルを使用し、制
    御信号によって着信を通知するか、または、上記通話信
    号に着信通知音を重畳することによって着信を通知する
    ことを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 2回線以上の通信回線に接続する接続手
    段と、上記回線からの着信に対して応答する通話機能と
    を具備する無線端末を収容可能な電話装置において、 上記無線端末が、上記回線を介して、他の相手と通話を
    行っている場合、上記無線端末に対して、着信を通知す
    るときに、通話信号以外の制御信号によって着信を通知
    する設定を実行するか、または、上記通話信号に着信通
    知音を重畳することによって着信を通知する設定を実行
    することを特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 2回線以上の通信回線に接続する接続手
    段と、上記回線からの着信に対して応答する通話機能と
    を具備する無線端末を収容可能な電話装置において、 上記無線端末が、上記回線を介して、他の相手と通話を
    行っている場合、上記無線端末に対して、着信を通知す
    るときに、話中着信機能を有する無線端末に対しては、
    通話信号以外の制御信号を用いて着信を通知し、一方、
    話中着信機能を有しない通話端末に対しては、着信通知
    音を重畳することを特徴とする電話装置。
  4. 【請求項4】 2回線以上の通信回線に接続する手段
    と、上記回線からの着信に対し応答する通話機能を有す
    る無線端末を収容可能な電話装置において、上記無線端
    末が、上記回線を介し、他の相手と通話を行っている場
    合に、上記無線端末に着信を通知するか否かを、上記無
    線端末毎に選択可能であることを特徴とする電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記着信に対し、上記無線端末が、上記回線を介し、他
    の相手と通話を行っている場合に、上記無線端末に着信
    を通知するか否かの設定を、上記無線端末の収容設定時
    に行うことを特徴とする電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015005838A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 キヤノン株式会社 画像通信装置及びその制御方法、プログラム

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