JP2002009710A - 信号伝送経路として人体を利用したデータ伝送システム - Google Patents

信号伝送経路として人体を利用したデータ伝送システム

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JP2002009710A JP2000191571A JP2000191571A JP2002009710A JP 2002009710 A JP2002009710 A JP 2002009710A JP 2000191571 A JP2000191571 A JP 2000191571A JP 2000191571 A JP2000191571 A JP 2000191571A JP 2002009710 A JP2002009710 A JP 2002009710A
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Masaru Hashimoto
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恵一 吉田
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正樹 小山
Osamu Nishimura
治 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を低減させた接触感応型のデータ伝
送システムを提供する。 【解決手段】 本システムは、利用者に装着される第1
の送受信器10とデータ処理装置50に接続される第2
の送受信器30とからなる。第1の送受信器10は人体
に接触する信号電極11と接地電極12とを備え、第2
の送受信器30は信号経路としての利用者の体が接触す
る1つのタッチ電極31を有している。第1の送受信器
10は、第2の送受信器30から人体が接触した際に出
力されるスタート信号を検出すると、回路に電力を供給
して第1の送受信器10から第2の送受信器30にデー
タ伝送を行う。すなわち、第1の送受信器10にあって
は、第2の送受信器30に利用者が接触するまでエネル
ギー消費を抑えたモードにて駆動するようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号経路として人
体を利用したデータ電送システムに関するものであり、
さらに詳しくは、人体に装着されて使用される第1の送
受信器と、第1の送受信器から送信されたデータを利用
する関連装置に接続される第2の送受信器システムとか
ら構成される。
【0002】
【従来の技術】米国特許No. 4,591,854では、信号経路
として人体を利用したデータ伝送システムが開示されて
いる。このシステムは、利用者に装着される腕時計型の
携帯型送信器と、コントロールユニット若しくは信号受
信器とを含んでなる。
【0003】送信器は腕時計の裏面に利用者の肌に直接
接触する一対の電極を備えている。一方の電極は利用者
の体の一部を介して信号受信器のタッチ電極と接続され
る信号電極として働き、他方の電極は利用者の体の一部
を介して若しくは介さずに信号受信器の回路グランドと
接続される接地電極として働く。これにより、腕時計か
ら利用者の体を介して信号受信器まで信号経路が確立さ
れる。
【0004】信号受信器は、タッチセンサを備えてな
る。タッチセンサは、タッチ電極に接触した状態及び接
触していない状態を検出する。これにより、放射信号と
いったノイズにより信号受信器に接続する装置が駆動す
ることを避け、接触を検知したときに信号受信器がデー
タを腕時計から受信することを可能にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように信号受信器
においてデータを自動的に受信させるためには、腕時計
が常にデータを送信する状態にあるか、データの送信を
開始させるスタートスイッチを備える必要がある。しか
しながら、データ伝送に備えて常に電力が供給されるよ
うに腕時計を設計すると、電池がすぐに消耗するという
問題点を有していた。また、腕時計にスタートスイッチ
を設けるように設計すると、スタートスイッチを操作す
るという煩わしい手動操作が必要になるという問題点を
有していた。
【0006】上述の問題点に鑑み、本発明は、煩わしい
操作を行うことなく1回の接触でデータ伝送を確実に行
うことが可能になるとともに、利用者の体に装着された
送受信器の電池寿命を従来のものに比して長くすること
が可能になる接触感応型のデータ伝送システムを提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における上記シス
テムは、利用者の体に装着される第1の送受信器と、第
1の送受信器から送信されたデータを利用する関連装置
に接続される第2の送受信器とから構成される。第1の
送受信器は、第1の送受信器の回路に電力を供給する電
池と、利用者の体に直接接触し利用者の体を介して大地
と電気的な接続をする接地電極と、接地電極と離間して
配置され、利用者の体に直接接触する信号電極とを備え
てなる。
【0008】また、第1の送受信器は伝送すべき第1の
データを蓄積するデータメモリと、電池により選択的に
電力を供給され第1のデータを第1の変調電圧信号に変
換する第1の変調器と、電池により選択的に電力を供給
され信号電極と接地電極との間に第1の変調電圧信号を
印加する第1の信号送信器とを有している。さらに、第
1の送受信器は、電池によって常に電力を供給され信号
電極を介してスタート信号を検出するスタート信号検出
器と、電池により常に電力を供給されスタート信号検出
器に結合されてスタート信号を受信したときに第1の変
調器および第1の信号送信器に電力を供給して第1の変
調電圧信号を発生させる第1のコントローラとを備えて
なる。
【0009】第2の送受信器は、大地に結合される第2
の回路グランドと、第1の送受信器を装着する利用者の
体の一部が直接接触する1つのタッチ電極と、タッチ電
極と第2の回路グランドとの間に接続され、第1の変調
電圧信号を検出する第2の信号検出器と、第1の変調電
圧信号を第1のデータに戻す第2の復調器とを有してな
る。また、第2の送受信器は、スタート信号を生成し、
タッチ電極を介して前記スタート信号を供給するスター
ト信号発生器と、タッチ電極に接続され、タッチ電極に
人体が触れたときにタッチ信号を発生するタッチセンサ
とを備えている。さらに、第2の送受信器は、タッチ信
号を受けるとスタート信号発生器に電力を供給すること
でスタート信号を発生させ、第1の送受信器から第2の
送受信器へのデータ伝送を可能にする第2のコントロー
ラとを備えてなる。
【0010】上述した構成により、第1の送受信器にあ
る第1の信号送信器及び第1の変調器は第2送受信器の
タッチ電極に利用者が接触するまで電力の供給が断たれ
ることになる。これにより、データを送信しない状態に
おける電力消費を低減させることが可能になり、第1の
送受信器の電池寿命を長く保つことが可能になる。ま
た、付加的な送信スタート手続を必要とすることなく、
タッチ電極に接触することだけで第1のデータの伝送を
自動的に開始させることが可能になる。
【0011】上述した本システムは、例えば、第1の送
受信器が電池により駆動される腕時計として実現され、
乗り物に乗りこんだり、使用制限されている装置を駆動
させたり、立ち入り制限されている場所に入ったりする
際のキーレスエントリーシステムとして用いる場合に特
に有用である。
【0012】なお、第2の送受信器は、第2のデータを
第2の変調電圧信号に変換する第2の変調器を備え、第
2の変調電圧信号をタッチ電極と第2の回路グランドと
の間に印加することにより、第1及び第2の送受信器の
間で相互にデータ伝送を行うようにすることが好まし
い。第1の送受信器は、第2の送受信器から第2のデー
タを受信するために第2の変調信号を変換する第1の復
調器を備える。第2の変調信号は信号電極を介して検出
され、第2のデータに復調される。第1のコントローラ
にあっては、受信した第2のデータに基づいて自身が蓄
積しているデータ、例えば、第1のデータを書き換える
ようにしてもよい。
【0013】上述した構成は、料金や賃料の支払いが必
要となるゲートにおいて、第1の送受信器と第2の送受
信器との間で料金に関するデータの送受信を行い、第1
の送受信器を装着した人が通過する際は自動で扉を開く
といった自動ゲートに本システムを適用した際に有用で
ある。すなわち、第1の送受信器を装着した人がゲート
を通過するたびに、料金データである第2のデータによ
って第1のデータが更新され、第1の送受信器に第1の
データとして蓄積されている預金データから料金分差し
引かれるといった手続が利用者が意識することなく自動
的に行われるのである。
【0014】第1の信号送信器は、信号電極と接地電極
との間に流れる電流を略一定のレベルに保つ電流制御器
を備えることが好ましい。これにより、信号電極及び接
地電極に直接接触する肌の状態等により電気抵抗が変化
したとしても安定したデータ伝送を行うことが可能にな
る。
【0015】利用者の体と容量結合させるために、信号
電極、接地電極、タッチ電極の少なくとも1つを絶縁膜
にて被覆することが好ましい。一般に金属と電解質との
境界面を電流が横切る場合、電気二重層の形成により分
極電圧が発生する。人体等の生体組織は電解質で構成さ
れているため、電極と肌との界面では分極電圧が発生
し、これがノイズの原因となる場合がある。しかしなが
ら、電極材料として誘電体材料からなる絶縁膜で電極を
被覆するようにすれば、絶縁物電極は生体組織と容量結
合のみで結ばれることになるため、分極電位の影響を受
けにくくなり、通信エラーを低減することが可能にな
る。
【0016】利用者の体を介して接地電極が接続される
グランドと第2の回路グランドとの間のインピーダンス
を減少させるために、第2の回路グランドはグランド線
を解して接続するようにしてもよい。また、第2の送受
信器が、第2の回路グランドと接続される導電性の筐体
を有するようにしてもよい。さらに、第2の回路グラン
ドは導電性のシートに接続するようにしてもよい。導電
性のシートは、第1の送受信器を装着した人体が導電性
のシートの上に立つことができるように配置される。い
ずれの構成にあっても、第2の回路グランドと利用者の
体との間のインピーダンスを低減することが可能にな
り、利用者の体を介して第1の送受信器から第2の送受
信器対して安定したデータ伝送が行えるようになる。
【0017】送信するデータを利用者がチェック出来る
ように、第1のデータを表示するためのディスプレイを
第1の送受信器に付加するようにしてもよい。また、第
1の送受信器のデータメモリは、第1の送受信器から取
り外し自在となるようにすることは好ましい。これによ
り、第1のデータを書き換えたり、別のデータが書き込
まれたデータメモリを第1の送受信器に組み込んだりす
ることを容易に行うことが可能になる。
【0018】第1の送受信器をディスクに組み込み、信
号電極及び設置電極がディスク上に配置されるようにし
てもよい。これにより、時計のバックプレートを形成す
るディスクとして第1の送受信器を容易に腕時計に組み
込むことが可能になる。また、リングの内面に信号電極
と接地電極とを備えた指輪形状に第1の送受信器をなす
ようにしてもよい。これにより、第1の送受信器を容易
に身につけて運ぶことが可能になる。
【0019】直ちに動作させるべくタッチセンサと第2
のコントローラに対して常に電力を供給し、一方、電力
消費を低減させるべく第2の信号検出器と第2の復調器
に対しては選択的に電力を供給するように第2の送受信
器を構成するようにしてもよい。第2のコントローラは
タッチ信号に応答して、第2の信号検出器と第2の復調
器に電力を供給する。このように、第2の信号検出器と
第2の復調器は、第2のコントローラがタッチ信号を受
信するまで電力を供給されないようになっている。これ
により、第1の送受信器から第1のデータを受信しない
非駆動状態の間、第2の送受信器における無用な電力消
費を低減することが可能になる。
【0020】加えて、第2のコントローラは第1のデー
タを取得した後、第2の信号検出器と第2の復調器の電
力供給を停止する機能を備えている。さらに好ましく
は、第2のコントローラは、第1の変調電圧信号を受信
するために予め設定された時間を与え、予め設定された
時間が経過後は第2の信号検出器と第2の復調器への電
力供給を停止するように設定する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0022】信号伝送経路として人体を利用したデータ
伝送システムの原理を図1に基づいて説明する。本シス
テムは、人体に装着される携帯型送受信器10(以下、
第1の送受信器と記載する)と、装置50に接続される
送受信器30(以下、第2の送受信器と記載する)とを
備えてなる。装置50は第1の送受信器10から送信さ
れたデータに基づいて駆動制御される。
【0023】第1の送受信器10は信号電極11及び接
地電極12を有しており、それぞれ利用者の体に接触す
るように第1の送受信器10に保持される。第1の送受
信器10を装着した利用者が第2の送受信器30のタッ
チ電極31に接触すると、信号電極11、利用者の体の
一部、タッチ電極31、第2の送受信器30の内部回
路、第2の送受信器30の回路グランド39、グランド
G、利用者の体の別の部分、接地電極12、第1の送受
信器10の内部回路という信号経路が確立される。上述
した人体を介する信号経路を点線にて示す。
【0024】電極11と電極12との間に印加される電
圧信号は、利用者がタッチ電極31に接触したときに第
2の送受信器30に伝送される。図1に示すように、第
2の送受信器30の回路グランド39は、簡単のため、
グランド線54を介してグランドGに接続される。しか
しながら、信号経路を確立するために回路グランド39
をグランドGに容量的に接続させたり、利用者の体と直
接容量的に接続させたりしてもよい。
【0025】図2は電池14や電池14により電力供給
を受ける様々な回路を備えた第1の送受信器10を示し
ている。上述した回路は、送信しようとするデータを蓄
積するデータメモリ15と、コントローラ16と、デー
タを変調電圧信号に変調する変調器17と、信号電極1
1と接地電極12との間に変調電圧信号を印加する信号
送信器18などである。なお、信号電極11と接地電極
12は互いに5mmから10mm程度離間して配置され
る。
【0026】また、上述の回路はスタート信号検出器2
0を有している。スタート信号検出器20は、第2の送
受信器30から信号電極11を介してスタート信号を検
出する。スタート信号は信号電極11と回路グランド1
9との間で受信される。なお、回路グランド19は、接
地電極12に接続されるようにしてもよい。コントロー
ラ16及びスタート信号検出器20は常に電池14によ
って電力が供給されるようになっている。これにより、
第2の送受信器30から送信されるスタート信号の検知
をレスポンスよく行うことが可能になる。
【0027】第1の送受信器10がデータ伝送を行わな
い非駆動状態にあっては、コントローラ16はスリープ
モードにある。スリープモードでは不要な待機電力の消
費を低減することで電池14の電流消費を少なくする。
利用者がタッチ電極31に触れスタート信号が受信され
ると、スタート信号検出器20はコントローラ16を駆
動する。コントローラ16は、データ伝送を開始すべ
く、データメモリ15、変調器17、信号送信器18に
電池14からの電力を供給し、信号電極11と接地電極
12との間に変調電圧信号を印加させる。
【0028】コントローラ16は、タイマーを内蔵して
いる。タイマーはスタート信号の検出からの時間を計測
し、データ伝送が行われる予め設定された時間を計測す
る。予め設定された時間が経過すると、コントローラ1
6は、変調器17、信号送信器18、データメモリ15
への電力供給を停止する。
【0029】上述した電力供給を実現するために、コン
トローラ16は電力スイッチ21、22を備える。電力
スイッチ21、22は、スタート信号検出器20の出力
及びタイマーによって駆動し、変調器17、信号送信器
18、データメモリ15への電力供給を選択的に行う。
図2における点線は、電池からの電力供給ラインを示し
ている。
【0030】このようにして、データの送信後、コント
ローラ16は再びスリープモードに移行する。スリープ
モードにあっては、電流及びエネルギーの消費を最小限
とし、新たなデータ伝送の開始を示すスタート信号の検
出のために待機する。なお、タイマー以外の手段を利用
してデータ伝送の終端を決定し、スリープモードに移行
させるようにしてもよい。
【0031】信号送信器18は、変調電圧信号を印加す
る際、電極間にある人体の一部の電気抵抗が変化したと
しても影響されないように、信号電極11と接地電極1
2との間に略一定の電流を流すように設計されている。
したがって、第2の送受信器30に対して信頼性の高い
データ伝送を行うことが可能になる。さらに、第1の送
受信器10は、データメモリ15に蓄積されているデー
タを可視的に表示するディスプレイ24を備えてなる。
【0032】図3に示すように、第2の送受信器30は
タッチ電極31に接続される様々な回路を有している。
タッチ電極31は送受信器30のハウジングの外側若し
くは外面に露出している。上記の回路は、第2の送受信
器30に取りつけられる装置50に設けられた電源51
から電力の供給を受けている。上記の回路は回路グラン
ド39に接続される。回路グランド39はグランドGと
の接続のために装置50のグランドターミナル59に接
続される。また、上記の回路はタッチセンサ32を有し
ている。タッチセンサ32は、利用者の体がタッチ電極
31に触れたときにタッチ信号を与えるようにタッチ電
極31に接続されている。
【0033】さらに、上述の回路は、スタート信号発生
器33、信号検出器34、復調器35、コントローラ3
6を備えており、上記回路の駆動を制御する。スタート
信号発生器33は、タッチ信号に応答してタッチ電極3
1にスタート信号を印加する。生成されたスタート信号
は、例えば、均一なAC電圧信号である。信号検出器3
4は第1の送受信器10から送信される変調電圧信号を
検出する。変調電圧信号は、第1の送受信器10から送
信され、タッチ電極31及び回路グランド39間で受信
される。このように検出された変調電圧信号は、復調器
35において第1のデータとして復調される。そして、
第1のデータは装置50に与えられ、そこで処理され
る。また、44はインターフェースであり、インターフ
ェース44を介して第2の送受信器30は外部から電力
供給を受けるとともにデータの送受信を行う。
【0034】人体がタッチ電極31に接触していない非
駆動状態にあっては、コントローラ36及びタッチセン
サ32だけが人体の接触を検知すべく電力供給されてい
る。タッチ電極31に人体が接触された状態にあって
は、タッチセンサ32はコントローラ36にタッチ信号
を与える。するとコントローラ36はスイッチ41及び
スイッチ42を閉じ、スタート信号発生器33、信号検
出器34、復調器35に電力を供給する。これにより、
スタート信号が生成され、上記の回路が第1の送受信器
からのデータを受信する状態へと移行する。
【0035】コントローラ36はタイマーも備える。タ
イマーは、タッチ信号を受信すると計測を開始し、予め
設定された時間の計測を行う。予め設定された時間は、
第1の送受信器10からのデータ伝送が完全に終わると
程度に設定される。設定された時間が経過すると、コン
トローラ36はスイッチ41、42を開き、スタート信
号発生器33、信号検出器34、復調器35の電力供給
を停止する。これにより、第2の送受信器30は、再び
利用者がタッチ電極31に触れるまで電力消費を低減す
るスリープモードに移行する。図3の点線は電力供給ラ
インを示している。
【0036】図4において、第1の送受信器10の回路
は単一のチップ60に集積されている。チップ60はボ
タン型電池14とともにディスク61に搭載されてい
る。信号電極11と接地電極12はディスク61の背面
に配置される。ディスク61は、図5に示すように、腕
時計にバックプレートとして組み込まれ、これにより電
極11及び12を常に利用者の腕に接触させることがで
きる。なお、図6に示すように、チップ60をボタン型
電池14とともに指輪65の頂部に設けられた宝石形状
のシェル64の内部に搭載するようにしてもよい。その
際、信号電極11及び接地電極12はリング4の内壁に
配置され、指輪65を装着することで電極11、12が
利用者の指に接触するようになっている。同様に、第2
の送受信器30の回路を、装置50に簡単に組み込んだ
り取りつけたりできるように、単一のチップに集積する
ようにしてもよい。
【0037】なお、利用者の体との間に容量結合を構成
させるために、信号電極11、接地電極12、タッチ電
極31の少なくとも1つを誘電性の素材で覆うようにし
てもよい。これにより、電極と利用者の体との間に電気
二重層が形成されるのを回避し、信頼性の高い伝送を行
うことが可能になる。
【0038】上述の説明にあって、図2、図3に示す第
1及び第2の送受信器の回路は、その機能が容易に分か
るように示している。しかしながら実際には、コントロ
ーラ16、36を含む変調器17や復調器35といった
回路は、個々に独立したハードウェアとしてではなく1
つのソフトウェアとして実現される。
【0039】第2の送受信器30は、回路グランド39
が接続される導電性の素材からなる筐体を備えるように
してもよい。その際、第1の送受信器10と第2の送受
信器30とのデータ伝送を効率的に行うべくグランドG
に強く容量結合させるために筐体の表面積を広くするこ
とが望ましい。また、第2の送受信器30の回路グラン
ド39をグランドGに直接接続させるために、伝導性の
電線や接続線を用いて接続するようにしてもよい。さら
に、人体と第2の送受信器30の回路グランド39との
静電結合を高めるため、導電性のシートを用いてその効
果を高めるようにしてもよい。導電性シートは第1の送
受信器10を装着した人体が立つところに敷設される。
【0040】図7は本システムの典型的な使用例であ
り、利用者が乗り物に乗り込む際のキーレスエントリー
システムを表している。第1の送受信器10は利用者に
装着される腕時計の形状をなしている。また、2つの第
2の送受信器30は、乗り物のドア80に埋め込まれ、
ともにドアロック機構85に接続されている。一つの送
受信器30は、ドアハンドル81を形成するタッチ電極
31とともにドアを開くセンサとして利用される。他の
送受信器30は、ドアロック82を形成するタッチ電極
31とともにドアをロックするセンサとして利用され
る。2つの送受信器30の回路グランド39は、ともに
乗り物の本体に接続されている。
【0041】上述し構成にあって、第1の送受信器10
を装着した利用者がハンドル81に接触したとき、第1
の送受信器10のデータメモリ15に蓄積されているデ
ータが、先に述べた手続により第2の送受信器30に送
信される。乗り物毎に設定されるIDデータである上記
データが予めドアロック機構に蓄積されている参照デー
タと比較される。受信したデータが参照データと一致し
たと判断されると、ドアロック機構85はドアを解錠す
るように動作する。他方、利用者がアロック82に触れ
ると、送受信器30はドアロック機構85に受信データ
を与える。ドアロック機構85は受信されたデータを認
識すべく応答し、受信データが参照データと一致したと
きドアをロックするように動作する。なお、第2の受信
器のコントローラ36に参照データを蓄積させ、参照デ
ータと受信したデータとを比較する機能を備えるように
してもよい。その際、ドアロック機構85を駆動してド
ア80の解錠・施錠が行われるように、コントローラ3
6はドアロック機構85に対して解錠信号及び施錠信号
を出力する。
【0042】同様に、本システムを乗り物のエンジンを
スタートさせるための点火システムに適用することも可
能である。例えば、容易に触れることができる位置にタ
ッチ電極を露出させるとともに、第2の送受信器30を
ダッシュボードの適当な位置に埋め込む。このようにし
て、第1の送受信器10を装着した利用者は、タッチ電
極31に触れるだけで簡単にエンジンを始動させること
が可能になるのである。
【0043】次に、図8と図9を用いて他の実施形態を
説明する。本実施形態にあっては、第1の送受信器10
Aと第2の送受信器30Aとが相互にデータ伝送を行
う。これらの送受信器10A、30Aにあっては、第1
の送受信器10Aが第2の送受信器30Aから送信され
たデータを復調する復調器25を備え、第2の送受信器
30Aが第2の送受信器30Aから送信するデータを変
調する変調器37を備える。それ以外の点については、
上述した実施形態と同じであり、同様の機能を有する回
路構成については同じ番号に「A」の文字を付し、その
詳細な説明は省略する。
【0044】第2の送受信器30Aの変調器37は、第
1の送受信器10Aに送信するためのデータに対応した
変調信号を出力する。第2の送受信器30Aの信号送信
器33Aは、第1の送受信器10Aにデータ伝送を行う
ためにタッチ電極31Aに変調された電圧信号を印加す
る。ここで電圧信号は、第1の送受信器10Aから第2
の送受信器30Aにデータ伝送を開始する際のスタート
信号としても機能する。すなわち、信号送信器33Aは
上述した実施形態のスタート信号発生器33としての役
割も担う。この接続において、第1の送受信器10Aの
信号検出器20Aは第2の送受信器30Aから送信され
た変調電圧信号を検出する。すなわち、信号検出器20
Aは上述した実施形態のスタート信号検出器20として
機能する。
【0045】この構成にあって、第1の送受信器10A
を装着した利用者が第2の送受信器のタッチ電極31A
に触れたとき、コントローラ36Aが、変調器37、信
号送信器33A、復調器35A、信号検出器34Aに対
して電力を供給するのに応じて、タッチセンサ32Aは
タッチ信号を発生させる。
【0046】最初、コントローラ36Aは装置50のデ
ータメモリ52Aからデータを取り出す。そして、デー
タに応じた変調電圧信号を与え、印加するように指示を
与える。第2送受信器30Aからの電圧信号に応じて、
第1の送受信器10Aのコントローラ16Aは、データ
メモリ15Aを駆動し、データメモリ15Aからのデー
タに対して適切な手続を実行する。さらに、コントロー
ラ16Aは、実行された手続の結果に基づいてデータメ
モリ15Aのデータを更新する。その後、コントローラ
16Aは変調器17A及び信号送信器18Aを駆動し、
電極11A、12Aを介して第2の送受信器30Aに更
新されたデータを示す変調電圧信号を送信する。送信さ
れた変調電圧信号は第2の送受信器30Aにて受信さ
れ、コントローラ36によって利用されるデータに変換
される。変換されたデータは、装置50Aの動作制御に
利用されたり、装置50Aに与えられ装置50Aにて処
理されたりする。
【0047】この方法により、半二重の方法を用いた双
方向のデータ伝送が第1及び第2の送受信器10A、3
0A間で行われる。個々のシステムにおいて要求される
使用状況に応じて、第1及び第2の送受信器10A、3
0Aのどちらか一方から一方向のデータ伝送を2度以上
繰り返すことにより、一回以上のデータ伝送サイクルを
行うようにシステムを設計するようにしてもよい。この
場合、第1の送受信器10Aのデータメモリ15Aにあ
るデータは、第2の送受信器30Aから送信されるデー
タによって修正又は更新されることになる。
【0048】本実施形態においても、第2の送受信器3
0Aと同様に第1の送受信器10Aを省電力型に設計す
るようにしてもよい。すなわち、変調電圧信号が第2の
送受信器30Aから受信されるまでコントローラ16A
と信号検出器20Aのみに電力を供給して、第1の送受
信器10Aをスリープモードにて待機させ、第1及び第
2の送受信器10A、30Aの間でデータ伝送が完全に
なされた後、再びスリープモードに戻るようにする。つ
まり、データメモリ15A、変調器17A、信号送信器
18A、復調器25は、第2の送受信器30Aから変調
電圧信号を受信してから予め設定された時間が経過する
までスイッチ21A、22Aを閉じることによって電力
が供給される。第1及び第2の送受信器10A、30A
の間でのデータ伝送は予め設定された時間内に終わるよ
うに設計される。同様に、第2の送受信器30Aは、タ
ッチ電極31Aに人体が接触するまでコントローラ36
Aとタッチセンサ32Aにのみ電力を供給するスリープ
モードを維持する。そして、第1及び第2の送受信器1
0A、30A間でデータ伝送が終わったところで再びス
リープモードに移行する。このため、信号送信器33
A、変調器37、信号検出器34A、復調器35Aは、
タッチ電極に触れられてから予め設定された時間が経過
するまでの間だけスイッチ41A、42Aが閉じられて
電力が供給される。よって、もし第1の送受信器10A
を装着しない人が第2送受信器30Aのタッチ電極に触
れたとしても、それぞれ電力を節約させるために、第1
および第2の送受信器にある全ての回路は制限された時
間だけ電力が供給されるようになっている。
【0049】鉄道の改札のように施設を利用した人に料
金を課す自動ゲートに、第2の実施形態にて示したデー
タ伝送システムを適用した具体例を図10に基づき説明
する。この場合、第1の送受信器10Aにあるデータ
は、乗車券や入場許可書に関する情報である。第2の送
受信器30Aは、ゲート90に埋め込まれ、ゲートにあ
る電源に接続されている。第2の送受信器30Aの回路
グランド39Aは、導電性シート94に接続される。導
電性シート94上に人が立つと人体と回路グランド39
Aとの間の容量結合が強くなる。なお、回路グランド3
9Aは簡単に大地グランドに接続するだけでもよい。第
1の送受信器10Aを装着した人がゲート90の上に露
出したタッチ電極31Aに触れるとすぐに第1及び第2
の送受信器10A、30A間でデータ伝送が開始する。
第2の送受信器30Aで受信されたデータは、その人が
ゲートを取り抜けることが可能であるかを調べるために
処理される。この処理は、第2の送受信器30Aに設け
られたコントローラ36A若しくはゲート90に設けら
れたゲートコントローラ91においてなされる。受信さ
れたデータが通過可能であることを示している場合、ゲ
ートコントローラ91はドア92が開く。
【0050】同様の方法により、通常の自動チケットゲ
ートにおいて、第1及び第2の送受信器の一方にあるデ
ータは、他方の送受信器にあるデータに基づいて修正さ
れる。このように、本システムによって通常の乗車券や
入場許可書を持たない所謂チケットレスのゲートシステ
ムを実現することが可能になり、利用者にとって至便で
ある。
【0051】上述した接続により、第1の送受信器10
Aのデータは、チケットマシーンとしての第2の送受信
器30Aにより対応する賃料に基づいて更新される。す
なわち、第1の送受信器10Aのデータは、第2の送受
信器30Aから送信されるデータによって書き換えられ
る。
【0052】第1の送受信器10Aのデータメモリは、
独立したデータ書き換え器で更新することができるよう
に取り外し自在な構成を有している。データメモリ15
Aにあるデータは利用者に確認が可能となるようにディ
スプレイに表示される。
【0053】本システムは電子マネーを利用したキャッ
シュレスによる取引に好適である。この場合、第1の送
受信器10Aはデータメモリに電子マネーに関するデー
タを蓄積する。第2の送受信器30Aは商店やPOS(poin
t of sale)ターミナルにあるレジスタに設置される。第
1の送受信器10Aを装着した利用者が何らかのサービ
スを受けてその対価を支払う場合、例えば、利用者が何
か商品を購入した場合について説明する。このとき、利
用者がPOSターミナルのタッチ電極31Aに触れると、
商品やサービスの料金を示すデータが第1の送受信器1
0Aのデータメモリ15Aに送信される。そして、POS
ターミナルに保持されているデータを更新すべく、料金
の支払いに関するデータや電子マネーが第1の送受信器
10Aから第2の送受信器30Aに送信される。同時
に、利用者がディスプレイ24Aにより残高を確認する
際に用いられる電子マネーのデータを更新するために、
第1の送受信器10Aに保持されている電子マネーから
商品やサービスに要した料金が差し引かれる。第1の送
受信器10Aの電子マネーは、銀行等の金融機関設置さ
れる現金自動支払機に設けられた第2の送受信器30A
からのデータ伝送によって書きかえることができる。さ
らに、データメモリは第1の送受信器10Aに着脱自在
であるため、外部に設けられた現金自動支払機にデータ
メモリ15Aだけを差し込むことで蓄積されている電子
マネーを書きかえることが可能になる。書き換えられた
電子マネーに関するデータは第1の送受信器10Aのデ
ィスプレイ24Aにより確認することが可能になる。
【0054】なお、本システムを公衆電話システムに利
用するようにしてもよい。すなわち、公衆電話は第2の
送受信器30Aとして機能し、その受話器には人体が接
触するようにタッチ電極31Aが露出して設けられるよ
うにする。そして、第1の送受信器10Aを装着した利
用者が受話器をつかむと、第1の送受信器10Aと第2
の送受信器30Aとの間で通信が行われ、電話料金の支
払いが行われるのである。これにより利用者は公衆電話
に電話料金の投入を行うことなく電話をかけることが可
能になる。
【0055】なお、本発明の接触感応型のデータ伝送シ
ステムは、上述したもののみ限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のデータ伝
送システムによれば、1回接触のデータ伝送を確実に行
うことが可能になるとともに、利用者の体に装着された
送受信器の電池寿命を従来のものに比して長くすること
が可能になるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ伝送システムの概略構成図であ
る。
【図2】利用者の体に装着される携帯型送受信器のブロ
ック図である。
【図3】送信されたデータを利用する装置に接続された
送受信器のブロック図である。
【図4】携帯型送受信器の概観図である。
【図5】腕時計に内蔵される携帯型送受信器の概観図で
ある。
【図6】指輪形状をなす携帯型送受信器の概観図であ
る。
【図7】乗り物のキーレスエントリーシステムに利用し
た場合の概略構成図である。
【図8】他の実施の形態に係る携帯型送受信器のブロッ
ク図である。
【図9】他の実施の形態に係る送受信器のブロック図で
ある。
【図10】自動ゲートシステムに利用した場合の概略構
成図である。
【符号の説明】
10 第1の送受信器 11 信号電極 12 接地電極 14 電池 15 データメモリ 16 コントローラ 17 変調器 18 信号送信器 19 回路グランド 20 スタート信号検出器 21 スイッチ 22 スイッチ 24 ディスプレイ 25 復調器 30 第2の送受信器 31 タッチ電極 32 タッチセンサ 33 スタート信号発生器 34 信号検出器 35 復調器 36 コントローラ 37 変調器 41 スイッチ 42 スイッチ 44 インターフェース 50 装置 54 グランド線 60 チップ 61 ディスク 64 シェル 65 指輪 80 ドア 81 ドアハンドル 82 ドアロック 85 ドアロック機構 90 ゲート 91 ゲートコントローラ 94 導電性シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 仁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 橋本 勝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 吉田 恵一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小山 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 佳子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3E027 CA07 5K011 AA09 DA00 DA15 DA26 DA29 JA00 JA11 KA03 KA12

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号伝送経路として人体を利用したデー
    タ伝送システムであって、前記システムは人体に装着さ
    れる第1の送受信器と、第1の送受信器から送信された
    データを利用する関連機器に接続される第2の送受信器
    とで構成され、 前記第1の送受信器は、 電池と、 人体に直接接触して人体を介して大地と電気的に接続さ
    れる接地電極と、 前記接地電極と離間して配置され、人体に直接接触する
    信号電極と、 送信すべき第1のデータを保存するデータメモリと、 前記電池によって選択的に通電され、前記第1のデータ
    を第1の変調電圧信号に変換する第1の変調器と、 前記電池によって選択的に通電され、前記信号電極と前
    記接地電極との間に第1の変調電圧信号を印加する第1
    の信号送信器と、 前記電池によって常に通電され、前記信号電極を介して
    スタート信号を検出するスタート信号検出器と、 前記電池によって常に通電され、前記スタート信号検出
    器に結合されて上記スタート信号を受けたときに前記第
    1の変調器及び前記第1の信号送信器に通電して前記第
    1の変調電圧信号を発生させる第1のコントローラと、
    を備え、 前記第2の送受信器は、 大地に結合される第2の回路グランドと、 前記第1の送受信器を装着した人体の一部に直接接触さ
    れる1つのタッチ電極と、 前記タッチ電極と前記第2の回路グランドとの間に接続
    され、前記第1の変調電圧信号を検出する第2の信号検
    出器と、 前記第1の変調電圧信号を前記第1のデータに変換する
    第2の復調器と、 前記スタート信号を生成し、前記タッチ電極を介して前
    記スタート信号を送出するスタート信号発生器と、 前記タッチ電極に接続され、前記タッチ電極に人体が触
    れたときにタッチ信号を発生するタッチセンサと、 前記タッチ信号を受けたときに前記スタート信号発生器
    を通電させて前記スタート信号を発生させ、第1の送受
    信器から第2の送受信器へのデータ伝送を可能にする第
    2のコントローラと、を備える、 ことを特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記第1のコントローラは、前記第1の
    データの送信後に前記第1の変調器と前記第1の信号送
    信器への通電を止める機能を有することを特徴とする請
    求項1に記載のデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の送受信器は、第2のデータを
    上記タッチ電極と前記第2の回路グランドとの間に印加
    される第2の変調電圧信号に変換する第2の変調器を備
    え、前記第1の送受信器は、前記信号電極を介して検出
    された前記第2の変調信号を前記第2のデータに変換す
    る第1の復調器を備え、前記第1のコントローラは、前
    記第2のデータに基づいて前記第1のデータを変更する
    機能を備えることを特徴とする請求項1及び請求項2に
    記載のデータ伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記第1の信号送信器には電流制御器が
    設けられ、前記電流制御器は前記信号電極と前記接地電
    極との間に流れる電流を実質的に一定のレベルに維持す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のデー
    タ伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記信号電極、前記接地電極、前記タッ
    チ電極のうち少なくとも1つが絶縁膜でカバーされたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のデータ伝
    送システム。
  6. 【請求項6】 前記第2の回路グランドは前記グランド
    に直接接続されるグランド線に結合されることを特徴と
    する請求項1乃至請求項5に記載のデータ伝送システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記第2の送受信器は導電性の筐体を備
    え、ここに前記第2の回路グランドが接続されることを
    特徴とする請求項1乃至請求項6に記載のデータ伝送シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記第2の回路グランドは導電性のシー
    トに接続され、この導電性シートは上記第1の送受信器
    を装着する人体が載るような場所に配置されることを特
    徴とする請求項1乃至請求項7に記載のデータ伝送シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記第1の送受信器が前記第1のデータ
    を表示するためのディスプレイを有することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項8に記載のデータ伝送システム。
  10. 【請求項10】 前記データメモリが前記第1の送受信
    器に着脱自在であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項9に記載のデータ伝送システム。
  11. 【請求項11】 前記第1の送受信器はディスク上に保
    持され、前記信号電極と前記接地電極とがディスクの一
    面に配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項1
    0に記載のデータ伝送システム。
  12. 【請求項12】 前記第1の送受信器が指輪に保持さ
    れ、前記信号電極と前記接地電極とが前記指輪の内面に
    配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項11に
    記載のデータ伝送システム。
  13. 【請求項13】 前記第2の送受信器は電源を備え、こ
    の電源によって前記タッチセンサと前記第2のコントロ
    ーラとを常に通電させるとともに、前記第2の信号検出
    器と前記第2の復調器とを選択的に通電させ、前記第2
    のコントローラは、前記タッチ信号を受けたときに前記
    第2の信号検出器と前記第2の復調器とを通電させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項12に記載のデータ
    伝送システム。
  14. 【請求項14】 前記第2のコントローラは、前記第1
    のデータを取得した後に、第2の信号検出器と第2の復
    調器への通電を遮断する機能を有することを特徴とする
    請求項13に記載のデータ伝送システム。
  15. 【請求項15】 前記第2のコントローラは、前記第1
    の変調電圧信号を受けるための所定の時間を与え、この
    時間の経過後に前記第2の信号検出器と第2の復調器へ
    の通電を遮断する機能を有することを特徴とする請求項
    13に記載のデータ伝送システム。
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