JP2002008648A - リチウム二次電池用負極 - Google Patents

リチウム二次電池用負極

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卓哉 橋本
Atsushi Fukui
厚史 福井
Hiroshi Nakamura
宏 中村
Yasuhiko Ito
靖彦 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題解決手段】実質的に非晶質で、組成式Alx Si
y z 〔式中、Mは、Ni、Co、Cu、Fe、Cr及
びMnよりなる群から選ばれた少なくとも1種の遷移元
素;40≦x≦80;10≦y≦50;1≦z≦20;
x+y+z=100〕で表される、液体急冷ロール法に
より作製されたアルミニウム合金箔からなる。 【効果】充放電サイクル特性が良いリチウム二次電池を
与える負極が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、アルミニウム合金
箔からなるリチウム二次電池用負極に係わり、詳しく
は、充放電サイクル特性が良いリチウム二次電池を与え
る負極を提供することを目的とした、前記アルミニウム
合金箔の改良に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】リチウ
ム二次電池の負極にリチウム金属板を使用した場合は、
充電時に活性な樹枝状のリチウムが析出し、析出したリ
チウムが、電解液と反応して負極の容量を低下させた
り、充放電の繰り返しにより成長して内部短絡を起こさ
せたりする。リチウム金属板に代えて、リチウムと結晶
質のアルミニウムとを電気化学的に合金化して作製した
リチウム−アルミニウム合金板を用いれば、リチウムと
電解液との反応及び充放電の繰り返しに伴う樹枝状のリ
チウムの成長が抑制され、充放電サイクル特性が向上す
る。しかし、リチウムと結晶質のアルミニウムとの電気
化学反応(合金化反応)の速度は遅いので、充放電サイ
クル特性は大きくは向上しない。
【0003】そこで、リチウム二次電池の負極として、
上記のリチウム−アルミニウム合金板に代えて、リチウ
ムと液体急冷法により得た厚み0.3mm(300μ
m)程度の非晶質のアルミニウム又はアルミニウム合金
とを電気化学的に合金化して作製したリチウム−アルミ
ニウム合金板を使用することが提案されている(特開昭
63−13267号公報)。同公報によれば、リチウム
と非晶質のアルミニウム又はアルミニウム合金との電気
化学反応は、リチウムと結晶質のアルミニウムとの充電
時の電気化学反応に比べて、速やかに進行するので、充
放電サイクル特性が大きく向上するとのことである。
【0004】しかしながら、上記の非晶質のアルミニウ
ム又はアルミニウム合金は、非晶質化のレベルが低い。
液体急冷法においては、合金の厚みが厚い場合、冷却速
度(凝固速度)が遅くなり、不可避的に非晶質化のレベ
ルが低下するからである。非晶質化のレベルが低い、実
質的には非晶質とは言えないアルミニウム及びアルミニ
ウム合金では、充放電サイクル特性が良いリチウム二次
電池を得ることは困難である。非晶質化のレベルが低い
アルミニウム及びアルミニウム合金は、充放電時のリチ
ウムの挿入・脱離に伴う体積変化により微粉化し易く、
微粉化すると負極活物質粒子間の接触抵抗が増加すると
ともに、集電性が低下するからである。
【0005】したがって、本発明は、充放電サイクル特
性が良いリチウム二次電池を与える負極を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリチウム二
次電池用負極(本発明電極)は、実質的に非晶質で、組
成式Alx Siy z 〔式中、Mは、Ni、Co、C
u、Fe、Cr及びMnよりなる群から選ばれた少なく
とも1種の遷移元素;40≦x≦80;10≦y≦5
0;1≦z≦20;x+y+z=100〕で表される、
液体急冷ロール法により作製されたアルミニウム合金箔
からなる。
【0007】実質的に非晶質のアルミニウム合金箔を用
いることとしたのは、一般に、結晶質のアルミニウム合
金箔は、充放電時のリチウムの挿入・脱離に伴う体積変
化により微粉化し、微粉化により合金粒子間の接触抵抗
が増加するとともに、集電性が低下するため、充放電サ
イクル特性が低下し易いが、非晶質のアルミニウム合金
箔は、展延性が高く、微粉化しにくいからである。この
明細書において、実質的に非晶質のアルミニウム合金箔
とは、粉末X線回折のプロファイルにハロー部が認めら
れ、且つ下式で定義される非晶質化度Aが0.3以上の
ものを言うものとする。非晶質化度Aが大きいほど、非
晶質化が進んでいることを意味する。
【0008】非晶質化度A=ハロー部のプロファイルの
最高ピーク強度/全プロファイルの最高ピーク強度
【0009】本発明における実質的に非晶質のアルミニ
ウム合金箔は、液体急冷ロール法(単ロール法及び双ロ
ール法)により作製される。液体急冷ロール法とは、合
金を加熱溶融させて溶湯とし、得られた溶湯を高速回転
するロール上に射出する急冷凝固法である。
【0010】アルミニウム合金箔の厚みは、100μm
以下が好ましい。アルミニウム合金箔の厚みが100μ
mを越えた場合は、負極の利用率が低下する。また、箔
厚が100μmより大きくなると、液体急冷ロール法に
おける冷却速度が遅くなるため、非晶質化度Aが低下し
て、実質的に非晶質のアルミニウム合金箔を得ることが
困難になる。本発明電極を両極間にセパレータを介在さ
せた状態で正極とともに巻回又は曲折して電池缶内に収
納する円筒型電池やカード型電池の負極として使用する
場合の箔厚は、10〜100μmが好ましい。箔厚が1
0μm未満の場合は、巻回又は曲折時にアルミニウム合
金箔が破断して、負極の作製が困難になり、一方箔厚が
100μmを越えた場合は、負極の利用率が低下すると
ともに、巻回又は曲折することが困難になるからであ
る。本発明電極は、粉末状の負極活物質を集電体(芯
体)に結着剤を用いて塗着して成る負極と異なり、全体
が集電性を有する負極活物質からなるため、集電体を必
要とせず、それゆえその体積分だけ活物質充填量を増や
すことができる。
【0011】本発明における実質的に非晶質のアルミニ
ウム合金箔は、組成式Alx Siyz 〔式中、Mは、
Ni、Co、Cu、Fe、Cr及びMnよりなる群から
選ばれた少なくとも1種の遷移元素;40≦x≦80;
10≦y≦50;1≦z≦20;x+y+z=100〕
で表される。Siは比容量を増大させる。yが10未満
の場合は比容量を十分に増大させることが困難となり、
一方yが50を越えた場合は、非晶質化度Aが小さくな
り、充放電サイクル特性が低下する。遷移元素Mは非晶
質化度Aを増大させる。zが1未満又は20を越えた場
合は、実質的に非晶質のアルミニウム合金箔を得ること
が困難となり、充放電サイクル特性が低下する。5≦z
≦10が好ましい。
【0012】充放電サイクル特性が良いリチウム二次電
池を得るためには、負極に本発明電極を使用するととも
に、正極に電気化学的可逆性が良い活物質を使用する必
要がある。かかる正極活物質の具体例としては、コバル
ト酸リチウム(LiCoO2など)、ニッケル酸リチウ
ム(LiNiO2 など)、マンガン酸リチウム(LiM
nO2 など)及びこれらの混合物が挙げられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細
に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるも
のではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変
更して実施することが可能なものである。
【0014】(実験1)アルミニウム合金の組成が互い
に異なる負極を作製し、各負極を使用してリチウム二次
電池を作製し、各電池の充放電サイクル特性を調べた。
【0015】〔正極の作製〕平均粒径20μmのLiC
oO2 粉末(正極活物質)90重量部と、人造黒鉛粉末
(導電剤)5重量部と、ポリフッ化ビニリデン(結着
剤)5重量部のNMP(N−メチル−2−ピロリドン)
溶液とを混合してスラリーを調製し、このスラリーを集
電体であるアルミニウム箔の両面にドクターブレード法
により塗布して活物質層を形成し、150°Cで2時間
真空乾燥して、40mm×300mmの正極(厚み約6
0μm)を作製した。
【0016】〔負極の作製〕AlとSiと表1に示す遷
移元素Mとを(Al、Si及びMはいずれも純度99.
9%)、原子比65:25:10で秤量し、乳鉢で混合
し、加圧成形した後、アーク溶解法によりインゴットを
作製した。このインゴットを溶融させた後、双ロール法
によりロール間距離を調整して急冷凝固し、厚み20μ
mのアルミニウム合金箔を作製し、カッティングして、
負極を作製した。遷移元素MとしてCrを使用した負極
の寸法を、40mm×300mmとし、他の負極はこの
負極の重量と同一重量となる寸法にカッティングした。
発光分析(ICP)により、いずれのアルミニウム合金
もAlとSiとMとの原子比が65:25:10の組成
式Al65Si2510で表される合金粉末であることを確
認した。
【0017】〔電解液の調製〕エチレンカーボネートと
ジエチルカーボネートとの等体積混合溶媒に、LiPF
6 を1モル/リットル溶かして電解液を調製した。
【0018】〔リチウム二次電池の作製〕上記の正極、
負極及び電解液を用いてAAサイズ(直径14mm、高
さ50mm)のリチウム二次電池A1〜A7を作製し
た。セパレータとしてポリプロピレン製の微多孔フィル
ムを用いた。
【0019】図1は、作製したリチウム二次電池の断面
図であり、同図に示すリチウム二次電池Aは、正極1、
負極2、これらを離間するセパレータ3、正極リード
4、負極リード5、正極蓋6、負極缶7などからなる。
正極1及び負極2は、セパレータ3を両電極間に介在さ
せた状態で渦巻き状に巻き取られて負極缶7内に収納さ
れており、正極1は正極リード4を介して正極蓋6に、
負極2は負極リード5を介して負極缶7に、それぞれ接
続され、充放電が可能な構造になっている。
【0020】〈充放電サイクル特性〉各電池について、
25°Cにおいて、200mAで4.2Vまで充電した
後、200mAで2.75Vまで放電する充放電を1サ
イクルとする充放電サイクル試験を行い、放電容量が1
サイクル目の放電容量の80%に低下するまでのサイク
ルを求めた。結果を表1に示す。表1には、各電池に使
用したアルミニウム合金箔の非晶質化度Aも示してあ
る。表1に示すサイクルは、電池A1のサイクルを10
0とした相対指数である。
【0021】
【表1】
【0022】表1より、実質的に非晶質のアルミニウム
合金箔を負極として使用することにより、サイクル特性
として95以上を有する充放電サイクル特性に優れたリ
チウム二次電池が得られることが分かる。
【0023】(実験2)アルミニウム合金箔の厚みと充
放電サイクル特性の関係を調べた。
【0024】AlとSiとCrとを(AlとSiとCr
はいずれも純度99.9%)、原子比65:25:10
で秤量し、乳鉢で混合し、加圧成形した後、アーク溶解
法によりインゴットを作製した。このインゴットを溶融
させた後、双ロール法により種々のロール間距離で急冷
凝固し、厚み5μm、10μm、50μm、100μm
又は120μmの5種のアルミニウム合金箔を作製し、
電池A1に使用した負極の重量と同一重量になる寸法に
カッティングして、負極を作製した。箔厚の薄いものほ
ど、冷却速度は大きい。発光分析により、いずれのアル
ミニウム合金もAlとSiとMとの原子比が65:2
5:10の組成式Al65Si25Cr10で表される合金で
あることを確認した。
【0025】上記の負極を用いたこと以外は実験1と同
様にして、負極のみが互いに異なるリチウム二次電池B
1〜B5を作製し、実験1で行ったものと同じ条件の充
放電サイクル試験を行い、放電容量が1サイクル目の放
電容量の80%に低下するまでのサイクルを求めた。但
し、電池B1については、厚み5μmのアルミニウム合
金箔の強度が低く、数サイクルで微粉化したために、そ
の時点で充放電サイクル試験を終了した。結果を表2に
示す。表2には、各電池に使用したアルミニウム合金箔
の非晶質化度Aも示してある。また、表2には、電池A
1の結果も表1より転記して示してあり、表2に示すサ
イクルは、電池A1のサイクルを100とした相対指数
である。
【0026】
【表2】
【0027】表2より、アルミニウム合金箔の厚みは、
10〜100μmが好ましいことが分かる。電池B5の
充放電サイクル特性が良くないのは、非晶質化度Aが小
さいために、アルミニウム合金箔の微粉化が短いサイク
ルで進行したためである。表1及び表2より、実質的に
非晶質のアルミニウム合金箔を負極として用いることに
より、サイクル特性に優れたリチウム二次電池が得られ
ることが分かる。
【0028】(実験3)組成式Alx Siy z 中の
x、y及びzと充放電サイクル特性の関係を調べた。
【0029】負極として、厚みが20μmで、表3に示
す組成式で表される合金箔を用いて、負極のみが電池A
1と異なるリチウム二次電池C1〜C34を作製した。
負極の重量を電池A1に使用した負極の重量と同一にし
た。なお、電池C2〜C5、C14〜C17、C20〜
C23、C25〜C28が本発明電極を用いた電池であ
り、他の電池は比較電極を用いた電池である。各電池に
ついて、実験1で行ったものと同じ条件の充放電サイク
ル試験を行い、放電容量が1サイクル目の放電容量の8
0%に低下するまでのサイクルを求めた。結果を表3に
示す。表3には、各電池に使用した負極活物質(Alx
Siy z 合金)の非晶質化度Aも示してある。また、
表3には、電池A1の結果も表1より転記して示してあ
る。表3に示すサイクルは、電池A1のサイクルを10
0とした相対指数である。
【0030】
【表3】
【0031】表3に示すように、本発明電極を用いた電
池A1、C2〜C5、C14〜C17、C20〜C23
及びC25〜C28は、比較電極を用いた他の電池に比
べて、充放電サイクル特性が良い。この結果から、充放
電サイクル特性が良いリチウム二次電池を与える負極を
得るためには、組成式Alx Siy z 中のx、y及び
zがそれぞれ40〜80、10〜50及び1〜20のア
ルミニウム合金箔を用いる必要があることが分かる。他
の遷移元素Mについても、組成式Alx Siyz 中の
x、y及びzが上記の範囲にあるアルミニウム合金箔を
用いる必要があることを確認した。
【0032】(実験4)正極活物質について検討した。
【0033】正極活物質として、LiCoO2 に代え
て、LiNiO2 、LiMnO2 、LiCoO2 とLi
NiO2 との重量比1:1の混合物、又は、TiS2
用いて、順に、正極活物質のみがリチウム二次電池A1
と異なるリチウム二次電池D1〜D4を作製した。正極
活物質の充填量を調整して、各電池の正極の初期容量を
等しくした。各電池について、実験1で行ったものと同
じ条件の充放電サイクル試験を行い、放電容量が1サイ
クル目の放電容量の80%に低下するまでのサイクルを
求めた。結果を表4に示す。表4には、電池A1の結果
も表1より転記して示してある。表4に示すサイクルは
電池A1のサイクルを100とした相対指数である。
【0034】
【表4】
【0035】表4に示すように、電池A1及びD1〜D
3は、電池D4に比べて、充放電サイクル特性が良い。
電池D4の特性が良くないのは、正極活物質として使用
したTiS2 の充放電時の電気化学的可逆性が良くない
からである。この結果から、充放電サイクル特性が良い
リチウム二次電池を得るためには、負極に本発明電極を
用いるとともに、正極活物質として、コバルト酸リチウ
ム、ニッケル酸リチウム及びマンガン酸リチウムよりな
る群から選ばれた少なくとも1種のリチウム・遷移金属
複合酸化物を用いる必要があることが分かる。
【0036】
【発明の効果】充放電サイクル特性が良いリチウム二次
電池を与える負極が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で作製したリチウム二次電池の断面図で
ある。
【符号の説明】
A リチウム二次電池 1 正極 2 負極 3 セパレータ 4 正極リード 5 負極リード 6 正極蓋 7 負極缶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 靖彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H029 AJ05 AK03 AL11 AM03 AM05 AM07 BJ02 BJ14 CJ02 CJ28 HJ02 HJ04 5H050 AA07 CA08 CA09 CB11 EA09 EA24 GA01 GA02 GA27 HA02 HA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に非晶質で、組成式Alx Siy
    z 〔式中、Mは、Ni、Co、Cu、Fe、Cr及びM
    nよりなる群から選ばれた少なくとも1種の遷移元素;
    40≦x≦80;10≦y≦50;1≦z≦20;x+
    y+z=100〕で表される、液体急冷ロール法により
    作製されたアルミニウム合金箔からなるリチウム二次電
    池用負極。
  2. 【請求項2】前記アルミニウム合金箔の厚みが100μ
    m以下である請求項1記載のリチウム二次電池用負極。
  3. 【請求項3】正極と負極と非水電解質とを備えるリチウ
    ム二次電池において、前記正極が、コバルト酸リチウ
    ム、ニッケル酸リチウム及びマンガン酸リチウムよりな
    る群から選ばれた少なくとも1種のリチウム・遷移金属
    複合酸化物を活物質として有し、前記負極が、実質的に
    非晶質で、組成式Alx Siy z 〔式中、Mは、N
    i、Co、Cu、Fe、Cr及びMnよりなる群から選
    ばれた少なくとも1種の遷移元素;40≦x≦80;1
    0≦y≦50;1≦z≦20;x+y+z=100〕で
    表される、液体急冷ロール法により作製されたアルミニ
    ウム合金箔からなることを特徴とするリチウム二次電
    池。
  4. 【請求項4】前記アルミニウム合金箔の厚みが100μ
    m以下である請求項3記載のリチウム二次電池。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517850A (ja) * 2005-12-01 2009-04-30 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ケイ素含有量が高いアモルファス合金に基づく電極組成物
JP2012529747A (ja) * 2009-06-09 2012-11-22 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 薄膜合金電極
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