JP2002008588A - 金属蒸気放電灯 - Google Patents

金属蒸気放電灯

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主発光金属元素として鉄、ハロゲンとして沃
素が封入されている金属蒸気放電灯において、始動性能
を低下させることなく450〜500nmの発光強度を
増加させる 【解決手段】 発光管内容積あたりに換算した封入原子
数について、沃素を(I)、臭素を(Br)とし、(B
r)+(I)を2×10-7〜14×10-7(mol/c
c)とし、(Br):(I)で表される原子比を10:
90〜30:70の範囲とする。始動用希ガスとしてア
ルゴンガスを封入し、その分圧を5〜10torrとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば紫外線硬化
用ランプとして利用される、金属蒸気放電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、紫外線硬化用のランプとし
て、高圧水銀ランプ、鉄入り金属蒸気放電灯が用いられ
てきた。
【0003】鉄入り金属蒸気放電灯は、発光管に発光金
属として鉄が封入され、ハロゲンとして沃素が封入され
たものであるが、多様な感剤に対してその分光感度曲線
に適合できるように、さらに各種の金属が微量添加され
ている。例えば添加金属としてSnを添加することが米
国特許第3590307号公報に、Pbを添加すること
が特開昭55−133743号公報に記載されている。
【0004】鉄の沃化物が封入された上記ランプは高圧
水銀ランプに比べ350〜450nmの発光が増強さ
れ、感剤によっては高圧水銀灯よりも好まれて用いられ
ている。しかしながら感剤の多様化が進むにつれランプ
の分光分布への要求も多様化し、鉄入り金属蒸気放電灯
においては350〜450nmに加えさらに別の波長範
囲も併せて増強させたいという要望があった。例えば4
50〜500nmの増強である。
【0005】また近年紫外線強度増加の要求が強まるな
か、これに対しては発光長当たりのランプ入力値を大き
くすることで対応がなされてきたが、鉄入り金属蒸気放
電灯を高負荷で長時間点灯すると、鉄を含んだ薄膜が発
光管を形成している石英管の内側に形成され、発生した
光が膜で遮断されランプの発光強度が著しく低下すると
いう問題があった。
【0006】そこで、これについての対策として、微量
の金属を添加する方法や、ハロゲンとして臭素を利用す
る方法(例えば特開平5−135740号公報参照)が
考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハロゲ
ンとして臭素を封入すると、ランプの始動性に問題が生
じることが判った。この原因はランプが消灯した後、封
入されている臭素が完全に臭化金属あるいは臭化水銀の
形に戻ることが出来ず、一部臭素ガス(Br2)として
存在するためと考えられる。すなわち、従来からハロゲ
ンとして主に利用されている沃素の場合、たとえ沃化金
属あるいは沃化水銀の形に還らずI2のままであって
も、室温(25℃)の状態でI2は固体であるのに対し
Br2は蒸気圧が高く、ランプ始動時において負性の臭
素ガスが発光管内を満たすことになることが始動性に難
をきたす原因と考えられる。
【0008】以上に鑑み、本願発明は、主発光金属元素
として鉄、ハロゲンとして沃素が封入されている金属蒸
気放電灯において、始動性能を低下させることなく45
0〜500nmの発光強度を増加させることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明の金属蒸気放電
灯は、発光管内に緩衝ガス用の水銀、発光金属としての
鉄、ハロゲンとしての沃素と臭素、始動用の希ガスが少
なくとも封入され、発光管内容積あたりに換算した封入
原子数について、沃素を(I)、臭素を(Br)と表す
とき、(Br)+(I)が2×10-7〜14×10
-7(mol/cc)となっており、(Br):(I)で
表される原子比が10:90〜30:70の範囲にある
ことを特徴とするものである。
【0010】本願発明者らは、従来封入ハロゲンとして
用いられてきた沃素の特定割合を臭素に換えることで上
記課題を解決できることを見出し、本願発明を成すに至
った。すなわち、封入沃素の総原子数の10〜30%の
範囲の量を臭素原子で置き換えることで350〜400
nm及び400〜450nmの発光エネルギ−が20〜
30%程度、特に450〜500nmの発光強度が40
〜70%程度増加するのである。そして、置き換え率が
10%未満の場合には強度増加が十分ではなく、置き換
え率が30%を越える場合には、ランプの始動性能が著
しく低下する。この原因は臭素の封入比を高めたことで
ランプ始動時の発光管内の臭素ガスの蒸気圧が高くなっ
たのが原因と推定される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施形態とともに本願発明
について更に説明する。
【0012】図1は本願発明の1実施形態である金属蒸
気放電灯の構造を示す図である。本実施形態の金属蒸気
放電灯は、発光管1内の両端に電極2が設けられ、発光
管1の細径部にモリブデンホイル3と口金4が設けらた
構造となっている。発光管の材質としては、石英を用い
ることができる。
【0013】発光管内部には、緩衝ガス用の水銀と、主
発光金属となる鉄、ハロゲンとしての沃素と臭素とが封
入され、さらに始動用の希ガスが封入される。
【0014】ハロゲンは、例えば、FeI2、FeB
2、HgI2、HgBr2等のハロゲン化物の形で発光
管内に封入でき、水銀や鉄はハロゲン化物や金属単体と
して封入でき、これらが適宜組み合わされて所定の量と
比率になるように封入される。
【0015】希ガスとしては、He,Ne,Xe,A
r,Kr等を用いることができるが、点灯後徐々に光度
が上昇するタイプの放電灯の場合には、価格の点からも
Arが好ましい。
【0016】また、分光特性を改良する場合には、発光
管内に分光改良用の添加金属(例えば、Mg,Bi,T
a,Cd,Mn,Sn,Pb等)が封入され、この場
合、発光管内容積あたりに換算した封入原子数につい
て、鉄を(Fe)、分光改良金属を(M)と表すとき、
(M)/(Fe)で表される封入比が0.3以下となる
ようにするのが好ましい。これは発光効率に特に優れた
鉄の主発光を効果的に維持する為である。
【0017】特に、上記添加金属を用いる場合、鉛また
は錫を少なくとも一種用いるのが好ましく、どちらか一
方を用いるのが実用的である。
【0018】沃素と臭素は、発光管内容積あたりに換算
した封入原子数について、沃素を(I)、臭素を(B
r)と表すとき、(Br)+(I)が2×10-7〜14
×10 -7(mol/cc)となり、(Br):(I)で
表される原子比が10:90〜30:70の範囲になる
ように、上記封入物の割合を適宜調整して封入するが、
これは添加金属の有無、希ガスの種類にはよらず同じで
あり、このような量と割合とすることで、特に450〜
500nmの発光強度を大きくでき、始動性能の低下も
抑制できる。
【0019】臭素の添加量を多くすると、始動性能が低
下する傾向が現れるが、臭素の割合が30%以下である
場合には、臭素を添加しない場合(すなわち沃素のみ)
に比べてそれほど始動性能の低下はなく、また、実用上
無視できない程度の始動性能の低下が生じた場合にも、
30%以下の添加量とした場合には、希ガスの封入圧力
を低下させることで、電極物質のスパッタリングによる
発光管端部の黒化等の問題を生じることなく、問題のな
い程度にまで始動性能の低下を抑えることが可能とな
る。この場合の圧力としては、例えば、発光管内温度2
5℃で5torr以上10torr以下が良い。30%
を越えて臭素を添加した場合には、希ガスの封入圧力を
下げるという方法を用いた場合、始動性能の低下を抑え
ることのできる圧力では、黒化等の別の問題が生じてし
まい、このような方法を採用できなくなる。
【0020】上記のような量と割合の臭素を添加した場
合の始動性能の確保には、特に希ガスをアルゴンガスと
し、これを発光管内での分圧が、発光管内温度25℃で
5torr以上10torr以下となるように封入する
のが良く、このようにすることで、臭素封入による始動
性悪化分を効果的に相殺することが出来る。
【0021】
【実施例】以下、試作した金属蒸気放電灯の特性につい
て説明する。試作した金属蒸気放電灯は、上記図1に示
したものと同じ構造を有するもので、石英製の発光管の
発光長が500mm、発光管内径が22mmで、ランプ
電力が8kW、ランプ電圧が750V、ランプ電流が1
1.8Aとなるように作製した。
【0022】(実施例1)(Fe)を6×10-7(mo
l/cc)、(Sn)を2×10-7(mol/cc)、
(I)+(Br)を8×10-7(mol/cc)とし、
(Br):(I)を0:100〜100:0の範囲で変
化させたランプを試作した。なお、水銀は200mg封
入し、希ガスとしてはArを用いた。
【0023】これらのランプの発光強度について300
〜500nmの波長範囲を50nmごとに分け、各波長
区間の積算値において(Br):(I)=0:100の
ランプの値を基準にして相対表示したグラフを図2に示
す。
【0024】同図から判るように、臭素の封入比の増加
に対し300〜350nmの区間の積分値は100%か
ら87%まで単調減少した。350〜400nmと40
0〜450nmの区間の積分値は(Br):(I)が3
0:70〜100:0で平坦であり、その相対強度比は
114〜133%であった。特に450〜500nmの
場合は違いが顕著に現れ、臭素比が僅かでもその効果は
大きく(Br)比が10%で相対エネルギ−比は130
%へ増加し、さらに(Br)比を大きくしていくと緩や
かな増加率になりながらも(Br)比が75%で相対比
は200%を越えた。このように波長区間450〜50
0nmの発光エネルギ−は臭素比が10%以上であれば
ハロゲンとして沃素だけを使用した場合に対して130
%程度以上になることが判った。
【0025】図5は沃素と臭素の封入比を変化させ、始
動用ガスとしてアルゴンガスを室温状態でそれぞれ5、
10、15torrで封入したランプについて始動特性
を調べたものである。測定方法は空冷式の紫外線照射器
具にて一旦ランプを点灯してから消灯し、10分間アフ
タ−冷却した後にランプの電極間に図6に示すような実
効値1000Vの正弦波電圧を印加し、さらに半値幅約
80(μS)のパルス波形を重畳させ、パルス波高値を
変化させてランプが放電破壊に至る値を測定した。以後
この値を始動電圧と呼ぶ。
【0026】図5から、臭素の封入比が増えると始動電
圧が上昇しているのが判る。しかしながら、アルゴン1
0torrの場合の(Br):(I)=30:70にお
いては、アルゴンガスが15torr封入され、ハロゲ
ンとして沃素のみが使用されている従来ランプと同等の
始動電圧となっていることが分かる。すなわち従来の安
定器で本発明のランプを始動可能にするには、(Br)
を総ハロゲンの30%以下の封入比とし、封入アルゴン
圧が10torr以下でなければならないことが判る。
【0027】ただしArガス圧が低いほど始動電圧は低
くなるが5torr未満の場合ランプ始動時における電
極物質のスパッタリングが激しく、著しく発光管の端部
が黒化する。
【0028】(実施例2)第2の実施例として第1の実
施例の錫についてこれを鉛に置き換えた場合を説明す
る。
【0029】図3はこのランプの発光強度について30
0〜500nmの波長範囲を50nmごとに分け、各波
長区間の積算値について(Br):(I)=0:100
を基準にして相対表示したグラフである。図から判るよ
うに臭素の封入比の増加に対し300〜350nmの区
間の積分値は100%から88%まで単調減少した。3
50〜400nmと400〜450nmの場合は(B
r):(I)が30:70〜100:0で相対強度比は
113〜135%であった。特に450〜500nmの
場合は違いが顕著に現れ、臭素比が僅かでもその効果は
大きく(Br)比が10%で相対エネルギ−比は130
%へ増加し、さらに(Br)比を大きくしていくと緩や
かな増加率になりながらも(Br)比が75%で相対比
は200%になった。このように波長区間450〜50
0nmの発光エネルギ−は臭素比が10%以上であれば
ハロゲンとして沃素だけを使用した場合に対して130
%以上になることが判った。
【0030】またランプの始動電圧に関してアルゴンス
の封入圧力を変えた場合も第1の実施例と同様の結果で
あった。
【0031】(実施例3)第3の実施例は第1の実施例
において鉛や錫などの添加金属は封入しないでその分鉄
を増量して封入した場合である。
【0032】図4はこのランプの発光強度について30
1〜500nmの波長範囲を50nmごとに分け、各波
長区間の積算値について(Br):(I)=0:100
を基準にして相対表示したグラフである。図から判るよ
うに臭素の封入比の増加に対し300〜350nmの区
間の積分値は100から85%まで単調減少した。35
0〜400nmと400〜450nmの場合は(B
r):(I)が30:70〜100:0で相対強度比は
130%近辺であった。特に450〜500nmの場合
は違いが顕著に現れ、臭素比が僅かでもその効果は大き
く(Br)比が10%で相対エネルギ−比は130%へ
増加し、さらに(Br)比を大きくしていくと緩やかな
増加率になりながらも(Br)比が75%で相対比は2
00%になった。このように波長区間450〜500n
mの発光エネルギ−は臭素比が10%以上であればハロ
ゲンとして沃素だけを使用した場合に対して130%以
上になることが判った。
【0033】またランプの始動電圧に関してアルゴンガ
スの封入圧力を変えた場合も第1の実施例と同様の結果
であった。
【0034】すなわち主発光金属として鉄を利用してい
る鉄入りメタルハライドランプの発光強度に関して添加
金属を錫または鉛とした場合、あるいは添加しない場
合、換言すれば少なくとも主発光金属として封入した鉄
が封入全金属数の原子比で70%以上を占めている場合
において、(Br):(I)の比が10:90〜30:
70の範囲であれば450〜500nmの相対強度比は
130〜180%、(Br):(I)=30:70〜1
00:0の範囲では170〜200%の極めて大きな改
善が認められた。
【0035】始動電圧については上述のような添加金属
の変化では、ランプ始動時の臭素ガス(Br2)の圧力
に違いがないためであろうと推定されるのであるがほと
んど同じような始動電圧の変化傾向を示した。すなわち
臭素の封入比率が大きくなるほど始動電圧は上昇する
が、(Br):(I)が10:90〜30:70の範囲
でランプ製作時に始動用希ガスとして5〜10torr
のアルゴンを封入すれば、従来ランプのハロゲンとして
沃素のみを、始動用ガスとしてアルゴンを15torr
で封入したランプと同程度の始動電圧を有するランプが
出来た。
【0036】また始動性については(Br):(I)の
封入比だけでなく(Br)+(I)のハロゲン和も影響
すると考えられる。発明者は図1の構造のランプに適量
の水銀(200mg前後)、始動用ガスにアルゴンを1
0torr、(Br):(I)を30:70に固定した
状態で(Fe)を(Br)+(I)と同量封入した場合
と、適量の水銀(200mg前後)、アルゴン15to
rr、(Fe)と(I)を同量封入した場合において、
(Br)+(I)のハロゲン和を2×10-7、8×10
-7、14×10-7 (mol/cc)と変化させ始動電
圧を調査した結果を図7に示す。
【0037】横軸は(Br)+(I)、縦軸は始動電圧
を示す。図から判るようにこの範囲のハロゲン和では両
者はほぼ同程度の始動電圧であった。
【0038】結局、(Br)+(I)のハロゲン和が2
×10-7〜14×10-7(mol/cc)の範囲で、
(Br):(I)が10:90〜30:70の範囲なら
ば、ランプ製作時において始動用希ガスとして5〜10
torrのアルゴンを封入するならば従来ランプ並の始
動性を有するランプとなり、従来安定器でも始動可能で
ある。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、350〜500nmの
範囲の発光エネルギ−が増強され、なおかつ従来の安定
器で始動可能なランプを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 金属蒸気放電灯の構造を示す断面図。
【図2】 封入ハロゲンである沃素と臭素の封入比を変
化させた場合の発光強度の変化を示すグラフである。
【図3】 封入ハロゲンである沃素と臭素の封入比を変
化させた場合の発光強度の変化を示すグラフである。
【図4】 封入ハロゲンである沃素と臭素の封入比を変
化させた場合の発光強度の変化を示すグラフで封入金属
が鉄のみの場合である。
【図5】 封入アルゴンガス圧5、10、15torr
において、沃素と臭素の封入比を変化させた場合の始動
電圧を示す図である。
【図6】 ランプの電極間に印加した始動電圧波形を示
す図である。
【図7】 ハロゲン和を変化せた場合の始動電圧を示す
図である。
【符号の説明】
1・・・発光管 2・・・電極 3・・・モリブデンホイル 4・・・口金

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光管内に緩衝ガス用の水銀、発光金属
    としての鉄、ハロゲンとしての沃素と臭素、始動用の希
    ガスが少なくとも封入され、 発光管内容積あたりに換算した封入原子数について、沃
    素を(I)、臭素を(Br)と表すとき、(Br)+
    (I)が2×10-7〜14×10-7(mol/cc)と
    なっており、(Br):(I)で表される原子比が1
    0:90〜30:70の範囲にあることを特徴とする金
    属蒸気放電灯。
  2. 【請求項2】 発光管内に鉛または錫の少なくとも一種
    が封入され、発光管内容積あたりに換算した封入原子数
    について、鉛を(Pb)、錫を(Sn)、鉄を(Fe)
    と表すとき、((Pb)+(Sn))/(Fe)で表さ
    れる封入比が0.3以下となっていることを特徴とする
    請求項1記載の金属蒸気放電灯。
  3. 【請求項3】 始動用希ガスとしてアルゴンガスが封入
    され、該アルゴンガスの発光管内での分圧が5〜10t
    orrとなっていることを特徴とする請求項1または2
    記載の金属蒸気放電灯。
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