JP2002008502A - 起動スイッチ及びこれを備えた電動機 - Google Patents

起動スイッチ及びこれを備えた電動機

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JP2002008502A
JP2002008502A JP2000188876A JP2000188876A JP2002008502A JP 2002008502 A JP2002008502 A JP 2002008502A JP 2000188876 A JP2000188876 A JP 2000188876A JP 2000188876 A JP2000188876 A JP 2000188876A JP 2002008502 A JP2002008502 A JP 2002008502A
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resistance element
motor
protector
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Hiromi Katsumata
博美 勝又
Toshihiko Watanabe
敏彦 渡▲なべ▼
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • HELECTRICITY
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    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/02Details
    • H02P1/04Means for controlling progress of starting sequence in dependence upon time or upon current, speed, or other motor parameter
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/001Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
    • H02H9/002Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off limiting inrush current on switching on of inductive loads subjected to remanence, e.g. transformers

Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力を低減することが可能な起動スイッチ
を提供すること。 【解決手段】本発明に係る起動スイッチ50は、所定の
電流経路に接続可能に構成され、この電流経路に流れる
電流の発熱によって抵抗値が増加する性質をもつ抵抗素
子54と、可動接点66を有し抵抗素子54と直列接続
されたスイッチであって、所定の温度に達した段階で可
動接点66の移動により所定の電流経路を切断するよう
に構成されたサーモスタットスイッチ60とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、冷蔵庫等
に用いられるコンプレッサに取り付けられる起動スイッ
チ及びこれを備えた起動プロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷蔵庫等のコンプレッサ等に
は、モータの起動の際、単相の主巻線が巻回された回転
子に始動トルクを与えるための起動スイッチが設けられ
ている。この起動スイッチは、温度が上昇するにつれて
抵抗値が増加する性質をもつ抵抗素子が、主巻線に並列
接続された補助巻線と直列に接続されて構成されてい
る。
【0003】そして、このような従来の起動スイッチ
は、コンプレッサの起動時には、抵抗素子の温度が低く
その抵抗値も低いため、補助巻線に所定の電流が流れる
ことによって、モータの回転子に始動トルクを与えるよ
うになっている。一方、モータの始動後においては、補
助巻線に流れる電流によって抵抗素子が発熱してその抵
抗値が増加するため、補助巻線に流れる電流は徐々に減
少し、これにより主巻線に一定の電流が流れるようにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の起動スイッチにおいては、モータの始動後に
おいて、モータの補助巻線に微小ながらも電流が流れて
おり、補助巻線で無駄に電力が消費されていた。
【0005】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、モータの消費電力を低減することが可能な起動スイ
ッチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、所定の電流経路に接
続可能に構成され、その電流経路に流れる電流の発熱に
よって抵抗値が増加する性質をもつ抵抗素子と、可動接
点を有し抵抗素子と直列接続されたスイッチであって、
所定の温度に達した段階で可動接点の移動により所定の
電流経路を切断するように構成されたサーモスタットス
イッチとを備えた起動スイッチである。
【0007】請求項1記載の発明の場合、例えば、起動
スイッチを電動機側の補助巻線に直列に接続してその電
動機を起動させたとき、補助巻線への通電に伴う抵抗素
子の発熱によってサーモスタットスイッチが作動し、補
助巻線に電流が流れなくなるようにすることができるた
め、補助巻線で消費される無駄な電力を省くことができ
る。
【0008】また、請求項2記載の発明のように、請求
項1記載の発明において、サーモスタットスイッチは、
バイメタルを用いて反転動作可能に構成されていること
も効果的である。
【0009】請求項2記載の発明によれば、所定の温度
で電流経路を切断できるサーモスタットスイッチを得る
ことができる。
【0010】さらに、請求項3記載の発明のように、請
求項1又は2のいずれか1項記載の発明において、サー
モスタットスイッチは、抵抗素子の近傍に配置されてい
ることも効果的である。
【0011】請求項3記載の発明によれば、起動スイッ
チのサーモスタットスイッチを抵抗素子の近傍に配置し
て、抵抗素子の熱がサーモスタットスイッチに効率よく
伝達されるようにしたことから、電動機の起動の際に、
抵抗素子の発熱に伴って減少していく補助巻線の電流を
直ちに切断して消費電力の低減をより強化することがで
きる。
【0012】一方、請求項4記載の発明は、所定の外部
端子と接続可能な第1の接続端子を有し、第1の接続端
子を含む第1の電流経路を可動接点の移動により切断す
るように構成されたモータプロテクタと、所定の外部端
子と異なる他の外部端子と接続可能な第2の接続端子を
有し、第2の接続端子を含む第2の電流経路に接続され
た請求項1乃至3のいずれか1項記載の起動スイッチと
を備えた起動プロテクタである。
【0013】請求項4記載の発明によれば、補助巻線へ
の通電によって主巻線に始動トルクを与える際に用いら
れる起動スイッチと、主巻線への過電流防止用のモータ
プロテクタとを起動プロテクタとして一体化したことか
ら、従来技術においてそれぞれを別個に電動機の本体部
分に装着していた場合と比べて、このような装着する操
作が簡便になるという利点がある。
【0014】また、請求項5記載の発明は、主巻線及び
この主巻線と並列接続された補助巻線と、請求項4記載
の起動プロテクタとを備え、この起動プロテクタは、モ
ータプロテクタが第1の接続端子を介して主巻線と直列
接続され、かつ、起動スイッチが第2の接続端子を介し
て補助巻線と直列接続されるように構成されていること
を特徴とする電動機である。
【0015】請求項5記載の発明によれば、主巻線及び
補助巻線と、上述のような起動スイッチとを組み合わせ
たことから、電動機全体の消費電力を低減することがで
きる。
【0016】さらに、請求項6記載の発明のように、請
求項5記載の発明において、起動スイッチのサーモスタ
ットスイッチは、第2の接続端子の近傍に配置されてい
ることも効果的である。
【0017】さらにまた、請求項7記載の発明のよう
に、請求項5又は6のいずれか1項記載の発明におい
て、起動スイッチのサーモスタットスイッチが作動する
場合の作動温度は、主巻線による運転温度より低いこと
も効果的である。
【0018】請求項6記載又は請求項7記載の発明によ
れば、起動スイッチのサーモスタットスイッチを第2の
接続端子の近傍に配置して、主巻線の熱がサーモスタッ
トスイッチに伝達されるようにし、さらに、サーモスタ
ットスイッチの作動温度を主巻線による運転温度よりも
低く設定したことから、電動機の運転中に、抵抗素子が
冷却しても電動機本体側からの加熱によって補助駆動巻
線に電流が流れない状態を保持することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る起動スイッチ
を含む起動プロテクタ及びこれを備えた電動機の好まし
い実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1
は、本実施の形態の電動機の要部構成を示す回路図であ
る。図2は、本実施の形態の起動プロテクタの概略構成
を示す図である。
【0020】図1に示すように、本実施の形態の電動機
1は、主巻線11及び補助巻線13と、起動プロテクタ
30とを含む駆動回路15を有している。これらの主巻
線11及び補助巻線13は、図示しない所定の回転子に
巻回されたもので、互いに並列に接続されている。
【0021】一方、起動プロテクタ30は、モータプロ
テクタ40と、起動スイッチ50とを有し、これらのう
ち、モータプロテクタ40は、主巻線11側の第1の接
続端子ピン16を介して主巻線11に直列接続されてい
る。一方、起動スイッチ50は、補助巻線13側の第2
の接続端子ピン17を介して補助巻線13に直列接続さ
れおり、さらに、主巻線11側の第3の接続端子ピン1
8を介して主巻線11に並列接続されている。
【0022】そして、このような駆動回路15は、端子
19、20を介して交流電源21に接続されるようにな
っている。
【0023】ここで、電動機1は、主巻線11及び補助
巻線13を含む本体ケース(図示しない)を有してお
り、この本体ケースの所定の部位に上述した第1、第
2、第3の接続端子ピン16、17、18がガラスシー
ルによって封止されている。
【0024】一方、図2に示すように、起動プロテクタ
30は、上記本体ケースに装着可能なケース31を有し
ている。
【0025】このケース31内には、上述したモータプ
ロテクタ40が設けられており、このモータプロテクタ
40は、第1の接続端子ピン16と係合可能な第1の接
続端子41を有している。この接続端子41には、ディ
スクスイッチ43が接続される。ディスクスイッチ43
は、バイメタルを用いて形成された放物面状に可動接点
44を有し、所定の温度に達した段階でディスクスイッ
チ43自身の反転に伴う可動接点44の移動によって主
巻線11に流れる過電流を切断するように構成されてい
る。
【0026】また、起動プロテクタ30のケース31内
には、起動スイッチ50が設けられている。この起動ス
イッチ50は、サーモスタットスイッチ60と、抵抗素
子54とを有し、さらに、電動機本体10の第2、第3
の接続端子ピン17、18とそれぞれ係合可能な第2、
第3の接続端子51、52を有している。ここで、図1
に示すように、サーモスタットスイッチ60は、第2の
接続端子52に直列接続されている。また、抵抗素子5
4は、サーモスタットスイッチ60に直列接続されてい
る。
【0027】ここで、抵抗素子54は、正の温度係数
(PTC:positive temperature coefficient)をもつも
の、すなわち、温度が上昇するにつれて抵抗値が増加す
る性質を有するものである。
【0028】このような抵抗素子54は、ケース31の
ほぼ中央部分に設けられた収容部31a内に配置されて
いる。この収容部31aの周囲には、上述した第2、第
3の接続端子51、52が対向して配置され、さらに、
第2の接続端子51側にばね端子55が配置されてい
る。そして、抵抗素子54は、一方の側で第3の接続端
子52に形成されたばね端子部52aと接するととも
に、他方の側でばね端子55と接している。
【0029】一方、サーモスタットスイッチ60は、第
2の接続端子51と抵抗素子54との間であってこれら
と近接する位置に配置されている。
【0030】図3は、本実施の形態のサーモスタットス
イッチの概略構成を示す図である。図3に示すように、
サーモスタットスイッチ60は、第2の接続端子51に
接続された第1のリード端子61と、ばね端子55に接
続された第2のリード端子62とを有している。第2の
リード端子62には、固定端子64を有するベースプレ
ート63が接続されている。一方、第1のリード端子6
1には、可動端子66を有するアームプレート65が接
続されている。このアームプレート65は、ベースプレ
ート63上に絶縁体67を介して設けられた支軸68に
支持されており、可動端子66がベースプレート63の
固定端子64と接触するように配置されている。
【0031】アームプレート65とベースプレート63
との間には、バイメタルからなるディスクプレート69
が設けられている。このディスクプレート69は、支軸
68に支持された状態で絶縁体67上に配置されてい
る。さらに、ディスクプレート69の先端部分は、アー
ムプレート65の可動接点66の近傍に設けられた接点
部70と所定の間隔をおいて配置されている。
【0032】そして、ディスクプレート69は、所定の
温度に達した段階でディスクプレート69自身の反転に
伴ったアームプレート65の移動により可動端子66を
固定端子64から離すことによって、補助巻線13に流
れる電流を切断するようになっている。
【0033】ここで、ディスクプレート69がアームプ
レート65を作動させる温度、すなわち、サーモスタッ
トスイッチ60の作動温度は、ディスクプレート69に
つき異なる熱膨張率をもつ金属の組合せにより、電動機
1の運転温度より低く設定されており、例えば、作動温
度が約60℃に対して運転温度が約80℃である。な
お、この作動温度は、電動機1を起動させる際の温度、
すなわち、常温より高く設定されている。
【0034】ベースプレート63の対向する側の部位に
は、サブプレート71が設けられている。このサブプレ
ート71は、ベースプレート63との間にアームプレー
ト65及びディスクプレート69を挟むように配置され
ている。ここで、ベースプレート63及びサブプレート
71の材料については、ベースプレート63とサブプレ
ート71との間の空間部分を保温するために熱伝導率が
高いものとして、例えば銅を含む合金が用いられる。
【0035】このような構成を有する本実施の形態の場
合、起動プロテクタ30を装着した状態での電動機1を
起動させる。この場合、起動スイッチ50の抵抗素子5
4の温度がほぼ常温であるため、抵抗素子54の抵抗値
が低く、これにより、抵抗素子54を通して補助巻線1
3に所定の電流が流れる。その後、抵抗素子54への通
電が続くと、抵抗素子54が発熱して高温(例えば約2
00℃)に達し、これにより、抵抗素子54の抵抗値が
増加するため、抵抗素子54に電流が流れにくくなるが
この抵抗素子54を通して補助巻線13には微小の電流
が流れる。
【0036】一方、本実施の形態にあっては、抵抗素子
54の近傍にサーモスタットスイッチ60を配置したた
め、ディスクプレート69が作動温度以上に加熱される
ことによって、ディスクプレート69が反転し、これに
伴ってアームプレート65が跳ね上げられて起動スイッ
チ50内の電流が切断される。この結果、起動スイッチ
50の作動により、補助巻線13には電流が全く流れな
くなる。
【0037】その後、通電を続けると、抵抗素子54に
も電流が流れず、抵抗素子54の温度が徐々に低下する
が、サーモスタットスイッチ60は、第2の接続端子5
1にも近接しているため、電動機1側(主巻線11側)
からの熱が第2の接続端子ピン17を介してディスクプ
レート69に伝達される。これにより、ディスクプレー
ト69は、作動温度よりも高い温度で加熱され、さらに
ベースプレート63及びサブプレート71による保温効
果も相まって、ディスクプレート69自身は反転した状
態を保持するとともに、アームプレート65は、その可
動端子66がベースプレート63の固定端子64から離
れた状態を保持する。この結果、起動スイッチ50は、
電動機1の運転中、補助巻線13に電流を流さない状態
を続ける。
【0038】電動機1の運転終了後においては、電動機
1自体や起動スイッチ50の抵抗素子54が常温にまで
冷却されるため、起動スイッチ50のディスクプレート
69は、反転する前の状態に戻り、これに伴ってアーム
プレート65は、可動接点66を固定接点64に接触さ
せる。そして、再び、電動機1を起動させた場合には、
上述した一連の動作が繰り返される。
【0039】他方、電動機1の運転中に何らかの原因で
主巻線11に過電流が流れると、モータプロテクト40
は、ディスクスイッチ43がそれ自身の加熱により反転
して主巻線11に流れる電流を切断する。
【0040】以上述べたように本実施の形態によれば、
起動スイッチ50にサーモスタットスイッチ60を設
け、抵抗素子54の発熱により補助巻線13に電流が流
れなくなるようにしたことから、補助巻線13で消費さ
れる無駄な電力を省くことができ、その結果、電動機1
全体の消費電力を低減することができる。
【0041】また、本実施の形態によれば、起動スイッ
チ50のサーモスタットスイッチ60を抵抗素子54の
近傍に配置して、抵抗素子54の熱がサーモスタットス
イッチ60に効率よく伝達されるようにしたことから、
電動機1の起動の際に、抵抗素子54の発熱に伴って減
少していく補助巻線13の電流を直ちに切断して消費電
力の低減をより強化することができる。
【0042】さらに、本実施の形態によれば、起動スイ
ッチ50のサーモスタットスイッチ60を電動機本体1
との接続端子51の近傍にも配置して、電動機本体10
の熱がサーモスタットスイッチ60に伝達されるように
し、さらに、サーモスタットスイッチ60の作動温度を
電動機本体10の運転温度よりも低く設定したことか
ら、電動機1の運転中に、抵抗素子54が冷却しても電
動機1側からの加熱によって補助巻線13に電流が流れ
ない状態を保持することができる。
【0043】さらにまた、本実施の形態によれば、起動
スイッチ50とモータプロテクタ40を起動プロテクタ
30として一体化し、電動機1の本体ケースに装着でき
るようにしたことから、従来技術においてそれぞれを別
個に装着していた場合と比べて、このような装着する操
作が簡便になるという利点がある。
【0044】図4は、他の実施の形態の電動機の要部構
成を示す回路図である。以下、上記実施の形態と対応す
る部分については同一の符号を付しその詳細な説明を省
略する。
【0045】本実施の形態の場合、起動スイッチ50内
のサーモスタットスイッチ60と抵抗素子54の接続順
序のみが上記実施の形態と異なっている。すなわち、電
動機本体10の補助巻線13に対し、上記実施の形態に
あっては、サーモスタットスイッチ60、抵抗素子54
の順で接続されているが、本実施の形態にあっては、抵
抗素子54、サーモスタットスイッチ60の順で接続さ
れている。
【0046】ただし、起動スイッチ50のサーモスタッ
トスイッチ60は、上記実施の形態の場合と同様、熱を
効率よく受けることができるように、抵抗素子54及び
第3の接続端子52の近傍に配置されている。
【0047】以上述べたように本実施の形態によれば、
上記実施の形態と同一の効果を奏することができる。そ
の他の構成及び作用効果については、上記実施の形態と
同一であるのでその詳細な説明は省略する。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、消費
電力を低減することが可能な起動スイッチを備えた電動
機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の電動機の要部構成を示す回路図
である。
【図2】本実施の形態の起動プロテクタの概略構成を示
す図である。
【図3】本実施の形態のサーモスタットスイッチの概略
構成を示す図である。
【図4】他の実施の形態の電動機の要部構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
11……主巻線 13……補助巻線 30……起動プロ
テクタ 40…… モータプロテクタ 50…… 起動
スイッチ 54……抵抗素子 60…… サーモスタッ
トスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の電流経路に接続可能に構成され、当
    該所定の電流経路に流れる電流の発熱によって抵抗値が
    増加する性質をもつ抵抗素子と、 可動接点を有し前記抵抗素子と直列接続されたスイッチ
    であって、所定の温度に達した段階で前記可動接点の移
    動により当該所定の電流経路を切断するように構成され
    たサーモスタットスイッチとを備えた起動スイッチ。
  2. 【請求項2】前記サーモスタットスイッチは、バイメタ
    ルを用いて反転動作可能に構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の起動スイッチ。
  3. 【請求項3】前記サーモスタットスイッチは、前記抵抗
    素子の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1
    又は2のいずれか1項記載の起動スイッチ。
  4. 【請求項4】所定の外部端子と接続可能な第1の接続端
    子を有し、該第1の接続端子を含む第1の電流経路を可
    動接点の移動により切断するように構成されたモータプ
    ロテクタと、 前記所定の外部端子と異なる他の外部端子と接続可能な
    第2の接続端子を有し、該第2の接続端子を含む第2の
    電流経路に接続された請求項1乃至3のいずれか1項記
    載の起動スイッチとを備えた起動プロテクタ。
  5. 【請求項5】主巻線及び該主巻線と並列接続された補助
    巻線と、 請求項4記載の起動プロテクタとを備え、 前記起動プロテクタは、前記モータプロテクタが前記第
    1の接続端子を介して前記主巻線と直列接続され、か
    つ、前記起動スイッチが前記第2の接続端子を介して前
    記補助巻線と直列接続されるように構成されていること
    を特徴とする電動機。
  6. 【請求項6】前記起動スイッチのサーモスタットスイッ
    チは、前記第2の接続端子の近傍に配置されていること
    を特徴とする請求項5記載の電動機。
  7. 【請求項7】前記起動スイッチのサーモスタットスイッ
    チが作動する場合の作動温度は、前記主巻線による運転
    温度より低いことを特徴とする請求項5又は6のいずれ
    か1項記載の電動機。
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