JP2002007547A - 出願経過情報表示方法、システムおよび記憶媒体 - Google Patents

出願経過情報表示方法、システムおよび記憶媒体

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JP2002007547A
JP2002007547A JP2000183961A JP2000183961A JP2002007547A JP 2002007547 A JP2002007547 A JP 2002007547A JP 2000183961 A JP2000183961 A JP 2000183961A JP 2000183961 A JP2000183961 A JP 2000183961A JP 2002007547 A JP2002007547 A JP 2002007547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工業所有権法に基づき出願された出願を、そ
の出願が適用される改正法を自動判別して、その手続の
フローに沿ってどこまで進行しているかを表示し、法改
正を気にする事なく手続の進行状況を一覧で判断可能に
する。 【解決手段】 工業所有権四法のいずれかに基づき出願
された出願の経過情報を表示する方法において、a)工
業所有権四法のうち少なくとも1つの法につき改正法毎
の出願の手続フローチャートとその適用対象条件とを予
めメモリーしておき;b)出願の種類および番号を入力
することにより、出願経過をメモリーしたデータベース
から該当する出願の経過データを読み出すとともに、適
用対象条件を用いて出願が適用される工業所有権法の改
正法を判定し、この改正法による手続フローチャートを
読み出し;c)フローチャートに示される手続ステップ
毎に出願の経過データの有無を判定し;d)経過データ
が存在する手続ステップにマークを付した手続フローチ
ャートを出力する;ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業所有権法に基づい
て出願された出願の手続における進行状況を手続フロー
チャートを用いて見やすく表示する出願経過情報表示方
法と、システムと、記憶媒体とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に特許法、実用新案法、意匠法およ
び商標法は工業所有権四法と呼ばれている。これらの工
業所有権法に基づき出願された出願は、権利化され権利
が消滅するまでには多くの手続があるが、権利化されな
かったものでも多くの手続を経ているものがある。さら
に複雑な手続や複雑なルートを経るものもある。
【0003】出願がどのような手続中であるのか、どの
ような手続を経てきたのか進行状況を知るには、記録簿
の閲覧あるいはデータベースを利用して検索をする。デ
ータベースとしては、例えば特許出願の審査、審判、登
録等の経過情報状況を調べるには、特許庁の特許電子図
書館を利用することができる。なお、それ以外にもデー
タベースはあるが、利用するには高額の経費が必要であ
る。
【0004】一般にデータベースで検索された情報は多
くの手続が日付とともに羅列して表示されているので最
後を見れば現在の状況を知ることができるが、それが手
続の流れの中でどんな段階にあるのか、どんな経過ルー
トできたのかをすぐに把握することは難しい。さらに今
後どんなルートが可能なのか、各種の手続を熟知してい
る専門家でなければ判断できない。また法律改正によっ
て手続が度々変更されているので、その出願の適用され
る法律とそれに基づく手続の流れの確認が必要であり、
その上で経過情報を判断しなければならない。
【0005】また審査等の中間記録には、特許庁が外部
から受けた書面等の受理記録、特許庁が外部へ発送した
書面等の発送記録、特許庁内部の庁内記録等があり、そ
れぞれの記録の日付とそれらをデータ登録した日付があ
り、多いものでは数百項目の記録があるので目的とする
情報を見出すのも大変である。
【0006】すなわち専門家であってもデータベースで
検索された出願経過情報の表示は見やすいものではな
く、出願経過を迅速に判断することができない。まして
法律に基づく手続の全容を把握していない技術者には、
その出願がどんな手続ルートを進行しているのか、今後
どんなルートが考えられるのかは表示を見ても判断でき
ない。
【0007】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みてなされ
たものであり、工業所有権法に基づき出願された出願
を、その出願が適用される改正法を自動判別して、その
手続のフローに沿ってどこまで進行しているかを表示
し、法改正を気にする事なく手続の進行状況を一覧で判
断可能にする出願経過情報表示方法を提供することを第
1の目的とする。
【0008】また手続の流れを多くのステップからなる
フローチャートで表示し、ステップには一つ以上の手続
あるいは関連情報を含み、必要に応じてステップを指示
すればそのステップに含まれている詳細な手続あるいは
関連情報に該当するデータを表示する出願経過情報表示
方法を提供することを第2の目的とする。
【0009】またこの方法の実施に直接使用する出願経
過情報表示システム(装置)を提供することを第3の目
的とする。さらにこのシステムに用いる記憶媒体を提供
することを第4の目的とする。
【0010】
【発明の構成】本発明によれば第1の目的は、工業所有
権四法のいずれかに基づき出願された出願の経過情報を
表示する方法において、a)工業所有権四法のうち少な
くとも1つの法につき改正法毎の出願の手続フローチャ
ートとその適用対象条件とを予めメモリーしておき;
b)出願の種類および番号を入力することにより、出願
経過をメモリーしたデータベースから該当する出願の経
過データを読み出すとともに、前記適用対象条件を用い
て前記出願が適用される工業所有権法の改正法を判定
し、この改正法による手続フローチャートを読み出し;
c)前記フローチャートに示される手続ステップ毎に前
記出願の経過データの有無を判定し;d)経過データが
存在する手続ステップにマークを付した手続フローチャ
ートを出力する;ことを特徴とする出願経過情報表示方
法、によって達成される。
【0011】本発明によれば第2の目的は、工業所有権
四法のいずれかに基づき出願された出願の経過情報を表
示する方法において、a)工業所有権四法のうち少なく
とも1つの法につき改正法毎の出願の手続フローチャー
トとその適用対象条件とを予めメモリーするとともに、
前記手続フローチャートの各手続ステップに含まれる詳
細な手続および/または関連情報をメモリしておき;
b)出願の種類および番号を入力することにより、出願
経過をメモリーしたデータベースから該当する出願の経
過データを読み出すとともに、前記適用対象条件を用い
て前記出願が適用される工業所有権法の改正法を判定
し、この改正法による手続フローチャートを読み出し;
c)前記フローチャートに示される手続ステップ毎に前
記出願の経過データの有無を判定し;d)経過データが
存在する手続ステップにマークを付した手続フローチャ
ートを出力し;e)前記手続ステップを指示することに
よりそのステップに含まれる詳細な手続および/または
関連情報に該当するデータを表示する;ことを特徴とす
る出願経過情報表示方法、によって達成される。
【0012】本発明によれば第3の目的は、工業所有権
四法のいずれかに基づき出願された出願の経過情報を表
示するシステムであって、出願毎にその出願経過データ
をメモリしたデータベースと、このデータベースに接続
可能なCPUと、出願の種類および番号を入力するため
の入力手段と、表示手段とを備え、前記CPUは、工業
所有権四法のうち少なくとも1つの法につき改正法毎の
出願の手続フローチャートとその適用対象条件とをメモ
リした手続フローメモリと;前記手続フローメモリにメ
モリされた適用対象条件を用いて前記出願が適用される
工業所有権の改正法を判定する法律選択手段と;前記デ
ータベースから読出した出願経過データを前記法律選択
手段で選択された改正法による手続フローチャートの各
手続ステップと対比し、各手続ステップに対応する出願
経過データの有無を判定する項目判定手段と;前記手続
フローメモリ、前記法律選択手段および前記項目判定手
段を制御し、出願経過データが存在する手続ステップに
マークを付して手続フローチャートを前記表示手段に出
力する制御手段と;を備えることを特徴とする出願経過
情報表示システム、により達成される。
【0013】第4の目的は、請求項3のCPUに用いる
記憶媒体であって、工業所有権四法のうち少なくとも1
つの法につき改正法毎の出願の手続フローチャートとそ
の適用対象条件とをメモリすると共に、法律選択手段の
機能と項目判定手段の機能と全体動作を制御する制御手
段の機能とを持ったソフトウェアをメモリしたことを特
徴とする記憶媒体、により達成される。
【0014】この場合に手続フローチャートの各手続ス
テップの詳細な手続および/または関連情報を手続フロ
ーチャートとは別のデータとしてメモリしておけば、必
要に応じて各手続ステップの詳細手続や関連情報に該当
するデータを呼び出すことが可能になる。
【0015】
【実施態様】図1は本発明の方法を実施する装置の1実
施態様の構成例を示すブロック図であり、図2は実施態
様の動作流れ図である。図3は特許出願手続フローチャ
ートの例を示す図、図4は別の特許出願手続フローチャ
ートに出願経過情報を表示した例を示す図、図5は商標
出願手続フローチャートの例を示す図である。
【0016】このシステムは、図1に示すように、デー
タベース16と、CPU10と、入力手段12と、表示
手段14とを備え、CPU10は経過情報や書誌情報を
蓄積したデータベース16と接続されている。データベ
ース16は、ハードディスクあるいはCD−ROMなど
の記録媒体に蓄積されている。
【0017】ここではCPU10は便宜上パソコン(パ
ーソナルコンピュータ、PCともいう)等で構成され、
入出力装置とはLANあるいはインターネットを利用し
たネットワークである通信回路網で接続されてもよい。
またデータベース16は通信回路網を介してCPU10
と接続されてもよい。さらに使用者側にCPUおよび入
出力装置を備えてデータベース16に直接接続したもの
でも本発明の方法を実施できることは言うまでもない。
データベース16には特許、実用新案、意匠、商標のう
ち必要とする工業所有権の出願について書誌情報及び経
過情報データが出願単位で検索可能に蓄積されている。
【0018】データベース16にメモリするこれらの情
報は、特許庁が提供する「整理標準化SGMLデータ」
を原データとし、使い易く加工したデータを利用するこ
とが好ましい。それを用いれば特許庁の特許電子図書館
と同じデータを迅速に安価に入手できて社内データベー
スを構築することができるからである。
【0019】「整理標準化SGMLデータ」には特許、
実用新案、意匠、商標のそれぞれに出願情報ファイル、
審判情報ファイル、登録情報ファイルがあり、さらにF
ターム及び引用文献のファイルもあるので、それらを有
効に利用することができる。
【0020】「整理標準化SGMLデータ」の内容は、
新しく公開された出願の書誌等のデータ、公開後に修正
された出願の書誌等のデータ、審査・審判・登録におけ
る中間記録等のデータであり、ある出願に新情報が発生
するとその出願の該当ファイルが上書される。これらの
データはまとめて2週間毎に最新情報として提供され
る。
【0021】図2を参考にして本発明の出願経過情報表
示方法の説明をする。CPU10は検索プログラムに従
って制御手段10Aにより以下の種々の動作を行なう。
はじめに入力手段12等より、出願の種類(特許、実用
新案など)と出願を特定する番号、例えば出願番号、を
入力する(図2のステップS100)。出願番号等の入
力の方法として他のデータベースで検索された出願の番
号を転送してもよい。次に制御手段10Aは、読出手段
10Bを介してデータベース16から該当する出願のデ
ータ(書誌情報及び経過情報)を読み出す(ステップS
102)。
【0022】なお出願番号以外のデータとして公開番号
等を入力する場合には、入力データの種別を識別させる
とともに、その番号でデータベースを検索して該当する
出願の出願番号・出願日を読み出す。
【0023】制御手段10Aは、出願データのうち出願
番号と出願日を法律選択手段10Cに送ると、法律選択
手段10Cはその出願が適用される工業所有権法の改正
法を調べ、改正法による手続と施行時期における適用対
象情報に基づいてその出願に対して適用される改正法を
選択する(ステップS104)。
【0024】各改正法に対してはその手続の流れを示す
フローチャートとして例えば簡易版と標準版が手続フロ
ーメモリ10Dに予め収納されている。必要に応じてフ
ローチャートの出力のレベル選択すれば(ステップS1
06)、手続フローメモリ10Dから例えば標準版のフ
ローチャートが選択される(ステップS108)。フロ
ーチャートには各種の手続ステップ及び関連情報が矢印
で時系列的に示されている。
【0025】次に制御手段10Aは、出願データとフロ
ーチャート(図3参照。平成6年12月14日交付の
「特許法等の一部を改正する法律(平成6年法律第11
6号)」(以下、平成7年改正特許法と称する。)が適
用される出願に対する手続フローチャートの例。)に示
された手続ステップ(例えば国内優先権や実体審査な
ど)を項目判定手段10Eに送る。
【0026】項目判定手段10Eには、フローチャート
の手続ステップ毎に包含する出願データを予め決めてあ
るので、送られた出願データが選択されたフローチャー
トにおいてどの手続ステップに属するかを判定すること
ができる。項目判定手段10Eは各手続ステップに含ま
れるデータ項目が出願データにあるかを判定し(ステッ
プS110)、手続ステップごとのデータの有無を制御
手段10Aに送る。
【0027】ここではフローチャートの各手続ステップ
毎に該当する出願データがひとつでも存在するか判定す
ればよいので、すべての出願データを判定する必要はな
く、判定すべきデータ(コード記号で示されている)を
予め限定しておけばよい。例えば各手続ステップの始め
に出現するデータは決まっているので、その出願データ
のコード記号の有無で判定してもよい。なお、複数のス
テップに属する可能性があるコード記号に対しては、コ
ード記号の手続の日付で判定し、手続ステップの時系列
を維持し日付が逆転しないように振り付ける。
【0028】一方、期限計算手段10Fは出願日等のデ
ータを受取ると、適用される工業所有権法に定める審査
請求期限や権利存続最長期間などを出願日データから計
算して制御手段10Aにデータを送る。
【0029】制御手段10Aは、前述のデータ有無情報
に従ってフローチャートの該当する手続ステップにデー
タがある場合には、その枠に例えば○マークを挿入す
る。さらに必要な書誌事項及びデータ更新日や上記の審
査請求期限や権利存続最長期間などとともにフローチャ
ートを表示手段14に送り、表示手段14はそれらを合
わせて画面に表示する(ステップS112)。
【0030】図4は実際の特許出願データを特許出願手
続フローに表示した例である。このように全出願手続の
流れが個々のデータを見ることなく把握できる。なお、
図4では出願番号、公開番号、公告番号が略称で示され
ているが、特願昭53-59863等と正式な表示をした方が好
ましい。
【0031】これで出願の進行状況が把握出来るが、さ
らにこのフローチャートに示された手続ステップの詳細
な内容を知りたい場合には、その手続ステップを表示画
面上でクリックして指定する(ステップS114)。
【0032】ステップ呼出手段10Gにも、出願データ
とフローチャートに示された手続ステップが送られてい
るので、ステップ呼出手段10Gは指定された手続ステ
ップに含まれる項目の詳細データや関連情報を制御手段
10Aに送付する。制御手段10Aはこのデータを表示
画面に表示する(ステップS116)。
【0033】例えば外国優先権をクリックすれば、図4
で右側に破線で囲ったウインドウが表れて優先権主張
日、優先権国コード、優先権主張番号が表示される。こ
の場合は情報が少ないので右側に小さく表示したが、ウ
インドウの位置やサイズは手続ステップ毎に決めてもよ
い。
【0034】実体審査をクリックすれば、審査以後のデ
ータが時系列に多数表示されるので全画面を使い表示し
てもよいし、実体審査部分をさらにフローチャートで示
してもよい。
【0035】また手続ステップの拒絶理由の右に示して
ある適用条文をクリックすれば、条文が何条であるかを
示すようにしてもよい。この場合は、法律条文等メモリ
10Hに関係する法律の条文等を記憶させておき、該当
する条文そのものを表示画面14に表示すればよい。な
お、適用された改正法の特徴などは画面上部に表示され
る法律名をクリックすれば概要説明などの表示がされる
ようにしてもよい。
【0036】また手続ステップの拒絶理由の右に示して
ある引用文献をクリックすれば、文献名が表示されるよ
うにすることも可能である。この場合は、これらの文献
名をクリックすれば特許文献データベースに繋がるよう
にすればよい。
【0037】表示されている出願の経過情報が特許庁で
いつ更新されたものであるかを示すために画面にデータ
更新日を表示することが好ましい。データベースに最新
のデータを常時入手していればデータ更新日がかなり過
去のものであってもそれ以降には経過の変化がないこと
が分かる。
【0038】さらに発明者などの表示されていない項目
を見るには、本発明本来の目的ではないが画面の一部に
「書誌事項」と表示し、そこをクリックすればすべての
書誌事項を表示するなどしてもよい。
【0039】なお、フローチャートを図4で説明した
が、もっと概略だけを知りたい場合には、手続ステップ
数を減らした簡易版を選択してもよい。そこには例えば
日本出願、出願公開、実体審査、公告決定、出願公告、
特許異議申立、特許査定、無効審判請求、年金納付、拒
絶査定確定などがあればよい。
【0040】図5は他の実施態様で商標出願の場合の出
願経過情報を表示したものである。その内容は前記図
3、4に示した特許出願の場合とほぼ同じであるからそ
の説明は繰り返さない。次にこの発明の好ましい他の実
施態様を付記する。
【0041】工業所有権四法のいずれかに基づき出願さ
れた出願の経過情報を表示する方法において、 a)工業所有権四法のうち少なくとも1つの法につき出
願の手続フローチャートと手続期間および権利期間とを
予めメモリーしておき; b)出願の種類および番号を入力することにより、出願
経過をメモリーしたデータベースから該当する出願の経
過データを読み出すとともに、前記出願が適用される工
業所有権法の手続フローチャートを読み出し; c)前記フローチャートに示される手続ステップ毎に前
記出願の経過データの有無を判定し、経過データがある
手続ステップにマークを付した手続フローチャートを出
力し; d)前記手続ステップに対する前記手続期間または/お
よび権利期間の満了日を算出して表示する;ことを特徴
とする出願経過情報表示方法。
【0042】この実施態様によれば、有効期限のある手
続や期限のある権利に対しては、有効期限や権利期限の
最終となる期日(満了日)を算出して該当するステップ
に表示するので、審査請求の期限や権利の満了日等を即
座に知ることができ、便利である。以上、日本の工業所
有権の場合について説明したが、外国の工業所有権の手
続に対しても適用できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、工業所有権法に基づき出願された出願を、出願毎に
どの改正法が適用されるかを自動判別してその出願が適
用される法律の手続フローチャートに沿ってどこまで進
行しているかを表示するので、法改正を気にすることな
くフローチャートで手続の進行状況を一覧で判断するこ
とができる。これによって専門家でなくとも出願経過を
全体の流れの中で判断できる。
【0044】また請求項2に係る発明によれば、手続フ
ローチャートをステップで表示し、ステップには一つ以
上の詳細手続あるいは関連情報を含み、ステップを指示
すればそのステップに含まれている経過データあるいは
関連情報を表示するので、必要に応じて経過データある
いは関連情報を即座に見ることができる。これによって
詳細な手続の羅列に目を奪われることなく必要な情報だ
けを選択して見ることができる。
【0045】請求項3の発明によれば請求項1の方法の
実施に直接使用するシステム(装置)が得られる。請求
項6の発明によれば、使用者側の端末機に用いる記憶媒
体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する装置の1実施態様の構
成例を示すブロック図
【図2】実施態様の動作流れ図
【図3】特許法(平成7年7月1日施行)に基づく特許出
願手続フローチャートの例を示す図
【図4】別の特許出願手続フローチャートに出願経過情
報を表示した例を示す図
【図5】商標出願の手続フローチャートの例を示す図
【符号の説明】
10 CPU 12 入力手段 14 表示手段 16 データベース 10A 制御手段 10B 読出手段 10C 法律選択手段 10D 手続フローメモリ 10E 項目判定手段 10F 期限計算手段 10G ステップ呼出手段 10H 法律条文等メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工業所有権四法のいずれかに基づき出願
    された出願の経過情報を表示する方法において、 a)工業所有権四法のうち少なくとも1つの法につき改
    正法毎の出願の手続フローチャートとその適用対象条件
    とを予めメモリーしておき; b)出願の種類および番号を入力することにより、出願
    経過をメモリーしたデータベースから該当する出願の経
    過データを読み出すとともに、前記適用対象条件を用い
    て前記出願が適用される工業所有権法の改正法を判定
    し、この改正法による手続フローチャートを読み出し; c)前記フローチャートに示される手続ステップ毎に前
    記出願の経過データの有無を判定し; d)経過データが存在する手続ステップにマークを付し
    た手続フローチャートを出力する;ことを特徴とする出
    願経過情報表示方法。
  2. 【請求項2】 工業所有権四法のいずれかに基づき出願
    された出願の経過情報を表示する方法において、 a)工業所有権四法のうち少なくとも1つの法につき改
    正法毎の出願の手続フローチャートとその適用対象条件
    とを予めメモリーするとともに、前記手続フローチャー
    トの各手続ステップに含まれる詳細な手続および/また
    は関連情報をメモリしておき; b)出願の種類および番号を入力することにより、出願
    経過をメモリーしたデータベースから該当する出願の経
    過データを読み出すとともに、前記適用対象条件を用い
    て前記出願が適用される工業所有権法の改正法を判定
    し、この改正法による手続フローチャートを読み出し; c)前記フローチャートに示される手続ステップ毎に前
    記出願の経過データの有無を判定し; d)経過データが存在する手続ステップにマークを付し
    た手続フローチャートを出力し; e)前記手続ステップを指示することによりそのステッ
    プに含まれる詳細な手続および/または関連情報に該当
    するデータを表示する;ことを特徴とする出願経過情報
    表示方法。
  3. 【請求項3】 工業所有権四法のいずれかに基づき出願
    された出願の経過情報を表示するシステムであって、 出願毎にその出願経過データをメモリしたデータベース
    と、 このデータベースに接続可能なCPUと、 出願の種類および番号を入力するための入力手段と、表
    示手段とを備え、 前記CPUは、 工業所有権四法のうち少なくとも1つの法につき改正法
    毎の出願の手続フローチャートとその適用対象条件とを
    メモリした手続フローメモリと;前記手続フローメモリ
    にメモリされた適用対象条件を用いて前記出願が適用さ
    れる工業所有権の改正法を判定する法律選択手段と;前
    記データベースから読出した出願経過データを前記法律
    選択手段で選択された改正法による手続フローチャート
    の各手続ステップと対比し、各手続ステップに対応する
    出願経過データの有無を判定する項目判定手段と;前記
    手続フローメモリ、前記法律選択手段および前記項目判
    定手段を制御し、出願経過データが存在する手続ステッ
    プにマークを付して手続フローチャートを前記表示手段
    に出力する制御手段と;を備えることを特徴とする出願
    経過情報表示システム。
  4. 【請求項4】 請求項3のCPUに用いる記憶媒体であ
    って、 工業所有権四法のうち少なくとも1つの法につき改正法
    毎の出願の手続フローチャートとその適用対象条件とを
    メモリすると共に、法律選択手段の機能と項目判定手段
    の機能と全体動作を制御する制御手段の機能とを持った
    ソフトウェアをメモリしたことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003345861A (ja) * 2002-05-29 2003-12-05 Mitsubishi Electric Corp 下請法または建業法による支払条件判定システム、方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
JP2016035660A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 富士通株式会社 支援可能要員抽出プログラム、支援可能要員抽出方法、および支援可能要員抽出装置

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