JP2002006902A - サーボ制御方法とその装置 - Google Patents

サーボ制御方法とその装置

Info

Publication number
JP2002006902A
JP2002006902A JP2000181766A JP2000181766A JP2002006902A JP 2002006902 A JP2002006902 A JP 2002006902A JP 2000181766 A JP2000181766 A JP 2000181766A JP 2000181766 A JP2000181766 A JP 2000181766A JP 2002006902 A JP2002006902 A JP 2002006902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
disturbance
speed
servomotor
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000181766A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hagiwara
萩原  淳
Masao Oshima
正夫 尾島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2000181766A priority Critical patent/JP2002006902A/ja
Publication of JP2002006902A publication Critical patent/JP2002006902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は一種類のフィルタを使用するため、モ
ータ側の一次側外乱・振動に効果あっても減速側の二次
側外乱・振動に効果がなく、一次側外乱用のフィルタで
二次側の外乱が作用すると補償するトルクの位相が、外
乱の位相と不一致で振動が逆に大きくなる。 【解決手段】 位置・速度制御部1、オブザーバ計算部
5、フィルタ6、フィードバックゲイン設定手段7を経
てモータ2を駆動するサーボ制御方法において、速度デ
ータ11と固有振動数10(モータ2に作用する制御対象4
のイナーシャJLと減速機3のバネ定数Kから導出) 、モ
ータ2側に作用する一次側外乱と制御対象4側に作用す
る二次側外乱のどちらを除去するか外乱判定手段9で判
断し、その判断結果を基に、フィルタ6の種類とフィル
タ定数とフィードバックゲインGの値を決定し、それら
を自動的に変更するようにして成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットや低剛
性の機械のサーボ制御における、外乱除去方法に係り、
特にモータや減速機が発生源となる周期外乱の除去に関
する。
【0002】
【従来の技術】外乱には、静止摩擦や、サーボモータあ
るいは減速機が発生する周期外乱や、他軸から干渉力等
がある。これらを抑制する方法として、従来から、外乱
オブザーバにより前記外乱を推定し、フィードバックゲ
インを乗じて前記外乱を相殺するようにフィードバック
する方法が公知である。然し、この方法は幾つかの問題
点がある。そこで従来例は、これらの問題点を解決する
ために以下のような方法を執っていた。以下に従来例そ
れぞれが指摘している問題点と、その解決方法を図7な
いし図10を使用して説明する。
【0003】図7は、従来例1としての特許第2569152
号・サーボ制御方法における制御構成を示すブロック図
である。図7において、単純に外乱推定値をフィードバ
ックする方法では実速度が零の時に発振するため、フィ
ードバックゲイン(補正係数Km としている)には上限
があり、十分な補正ができないという問題を指摘し、そ
れに対する対策として、図7に示すような構成をとって
いる。図7では、サーボモータ2の位置制御または速度
制御する位置・速度制御部1は、サーボモータ2へのト
ルク指令値Tref を出力し、減速機3を介して制御対象
4はサーボモータ2により駆動される。オブザーバ計算
部5ではサーボモータ2または制御対象4に作用する外
乱の推定値dobs を計算する。その外乱推定値dobs を
ハイパスフィルタ76に通し、フィードバックゲイン設定
手段7においてゲイン(G)を乗じて出たトルク補償値
Td を、モータトルク指令値Tref にフィードバック
し、その差である偏差トルクTrqを新たなモータトルク
指令値として出力する方法が記述されている。これによ
れば、ハイパスフィルタ76により低周波成分を除去した
ために、実速度零のときでも系全体の発振を防止するこ
とができ、ゲインを大きくでき十分なトルク補正が可能
であるとしている。
【0004】図8は、従来例2として特開平2-199502号
・外乱推定オブザーバによるサーボ制御方法が示す、そ
の制御構成のブロック図である。これまでは高周波帯域
で位相が回った( すなわち位相遅れが大きい) 外乱推定
値による悪影響が発生するという問題を指摘し、図8に
示すように構成されている。図7との違いは、ハイパス
フィルタ76(図7)の替わりに高周波除去フィルタ86
(図8) を使用するところである。外乱オブザーバによ
り推定された外乱推定値に対し高周波成分を除去するた
めにフィルタ処理を行ってフィードバックすることによ
り、問題を解決できるとしている。これにより結果とし
てフィードバックゲインを十分に高く設定できるように
なる。
【0005】図9は、特開平3-17703 号・速度依存型外
乱推定オブザーバによるゼロイング方法(従来例3)の
制御構成を示す。これは剛体系の外乱オブザーバの推定
値では、加減速時に発生するサーボモータと機械の間の
捩じれトルクまでも、外乱と推定してフィードバックし
てしまうため、逆に過渡特性を悪化させるという問題を
指摘し、その対策としての図9の構成を取る。図7(従
来例1)や図8(従来例2)の構成に指令速度98のゲイ
ンGの大きさを変更する手段が加わったものである。こ
の方法では、推定外乱のフィードバックゲインを指令速
度に応じて変えることにより、低速度時の過渡特性を向
上できるとしている。
【0006】また、図10には特開平7-337058号・オープ
ンループ振動抑制方法(従来例4)の制御構成が示され
ている。これは摩擦等の低い周波数(0 Hz)の外乱がある
時に悪影響を及ぼすという問題を指摘し、図10のような
構成をとる。この図10(従来例4)でも図7(従来例
1)や図8(従来例2)と同じ構成を取り、ハイパスフ
ィルタ76( 図7) や高周波除去フィルタ86 (図8) の替
わりに、ハイパスフィルタもしくはバンドパスフィルタ
106 を用いることのみが異なる点である。この方法で
は、外乱推定値をハイパスフィルタもしくはバンドパス
フィルタ106 を通すことで、先の悪影響を取り除けると
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来例1〜従
来例4等の方法では、全て一つの周波数の外乱のみに着
目した方法である。ところが、従来の技術では、全て一
種類のフィルタを使用して制御を行うため、例えばサー
ボモータ側に作用する振動(一次側外乱)には効果を発
揮するが、減速側に発生する振動(二次側外乱)に対し
ては、同じフィルタでは効果がないという問題がある。
また、一次側外乱に設定したフィルタを使用した制御時
に、二次側の外乱が作用した場合や、その逆に、二次側
外乱用に設定したフィルタを用いて制御をしている際
に、一次側の外乱が作用したときは、補償するトルクの
位相と、実際の外乱の位相が一致しないため、振動が逆
に大きくなるという問題が発生する。以下に、そのブロ
ック図を使用して詳しく説明する。
【0008】図5は、一般的な位置・速度制御部(位置
の比例制御、速度の比例・積分制御)と機械系(メカ)
を2慣性系の近似モデルで置いた制御ブロック図であ
る。一般にサーボモータで駆動し減速機を有するメカは
このようなモデルで近似できる。図5における記号の意
味を以下に示す。 Kp は位置ループゲイン、 Kv は速度ループゲイン、 Ki は速度ループ積分ゲイン、 Jm はモータイナーシャ、 JL は負荷イナーシャ、 Kは減速機バネ定数 Nは減速比 sはラプラス演算子(微分を表す) 1/sは積分を表す d1 は減速機よりサーボモータ側に作用する一次側外乱 d2 は減速機より制御対象側に作用する二次側外乱 Td は外乱を相殺するための外乱除去トルク である。また、図5において、一点鎖線は位置・速度制
御部1を示し、位置は比例制御で速度は比例・積分制御
が行われている。サーボモータ2、減速機のバネ定数5
3、制御対象4も図示の通りである。
【0009】ここで、図5に示す制御系の位置指令から
先端の位置θLまでの伝達関数を解く際に、一次側外乱
d1 と二次側外乱d2 の影響がロボットアーム先端の位
置に出ない、すなわち外乱を上手く相殺するためには、
外乱除去トルクTd の項と一次側外乱d1 、二次側外乱
d2 の含まれる項が伝達関数上でキャンセルされればよ
いことになる。それらの関係は(式1)のようになる。
【0010】
【数1】
【0011】このようにモータに発生する一次側外乱d
1 を、外乱除去トルクTd で相殺するためには、一次側
外乱d1 と外乱除去トルクTd は同位相で、フィードバ
ックゲインは1で補償するのがよいが、減速機の発生す
る二次側外乱d2 に対しては、二次側外乱d2 と外乱除
去トルクTd が相殺するためには、(式2)に示した伝
達関数を考慮した位相とフィードバックゲインで補償す
る必要がある。
【0012】以下に、具体的数値を例に取って二次側外
乱d2 を相殺する際の、外乱除去トルクTd の設定値を
示す。各パラメータが以下の値の時、(式2)に示す伝
達関数の周波数特性のボード線図は図6に示すようにな
る。 ここで、位置ループゲインKp =10、速度ループゲイン
Kv =2 、 速度ループ積分ゲインKi =50、 モータイナーシャJm =0.002 減速機バネ定数K=150000、減速比N=100 である。そして、図6から読み取れるように、例えば二
次側外乱d2 の周波数が47rad/sec(約7.5Hz)である場合
は、二次側外乱d2 と外乱除去トルクTd を相殺するた
めには、外乱除去トルクTd の位相を30度進めて、かつ
0.1 の大きさのフィードバックゲインを乗じて補償[ ゲ
イン20dB=10倍であるから、それを1 にするため] する
必要があることになる。
【0013】このように、サーボモータ側に作用する一
次側外乱d1 に対して外乱除去トルクTd は位相遅れな
し、フィードバックゲイン1で補償する必要があるのに
対して、減速機側に作用する二次側外乱d2 に対して
は、例えば上述の例の場合では、30度位相を進め、フィ
ードバックゲイン0.1 に設定しなければならないわけ
で、このことからも同じフィルタでは効果がないことが
分かる。また、逆に一次側外乱d1 に設定した位相遅れ
無しの補償時に、二次側の外乱が入った場合は、外乱と
補償トルクの位相がずれて悪影響を及ぼすという問題が
あった。本発明は、上記問題を解決するためになされた
ものであり、メカの固有振動数と振動データと、現在の
速度から現在の振動がモータ外乱によるものか、負荷側
外乱によるものかを判定し、その結果を基に最適なフィ
ルタを選択し、フィルタ定数とフィードバックゲインの
値を決定し、自動的に変更する手段から成るサーボ制御
方法とその装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の請求項1の発明は、サーボモータを使用し
て減速機を介して制御対象を駆動する駆動装置であっ
て、前記サーボモータを位置制御または速度制御する位
置・速度制御部と、前記サーボモータまたは前記制御対
象に作用する外乱を推定計算するオブザーバ計算部と、
算出された外乱推定値にフィルタ処理を施すフィルタ処
理部を有し、フィルタ処理を施した後の外乱推定値にフ
ィードバックゲインを乗じた後、前記サーボモータのト
ルク指令値にフィードバックするサーボ制御方法におい
て、前記駆動装置の速度データと固有振動数から、前記
サーボモータ側に作用する一次側外乱と前記制御対象に
作用する二次側外乱のどちらを除去するかを判断し、そ
の判断結果を基に、前記フィルタ処理部のフィルタの種
類とフィルタ定数と、前記フィードバックゲインの値を
決定し、前記フィルタの種類とフィルタ定数と、前記フ
ィードバックゲインの値を自動的に変更し前記制御対象
を駆動することを特徴とするサーボ制御方法である。か
くして本発明の請求項1の発明によれば、各軸のイナー
シャを算出し、機械の固有振動数を計算し、振動データ
と速度データから、外乱の種類を判定し、その外乱に対
してフィルタの種類とフィルタ定数とフィードバックゲ
インの値を、それぞれ自動的に最適に設定できるため、
サーボモータ側に作用する一次側外乱にも、減速機側の
二次側外乱のどちらにも対応ができ、サーボモータの発
生する振動と減速機が発生する振動の両方を大幅に低減
することが可能であるという特段の効果がある。。ま
た、一つのフィルタでは位相がずれてしまい逆に振動が
大きくなるという問題を、完全に解決することが可能で
あって、この分野に益するところ大きい。
【0015】本発明の請求項2の発明は、前記サーボモ
ータ側に作用する一次側外乱と前記制御対象に作用する
二次側外乱のどちらを除去するかを判断する際に、予め
メモリに記憶しておいた振動データを使用することを特
徴とする請求項1記載のサーボ制御方法である。本発明
の請求項2の発明によれば先の請求項1の発明と同じ作
用効果が認められる。
【0016】本発明の請求項3の発明は、前記振動デー
タは、予めメモリに記憶しておいた前記サーボモータ1
回転に発生する振動の数と、前記減速機1回転に発生す
る振動の数であることを特徴とする請求項2記載のサー
ボ制御方法である。本発明の請求項3の発明によれば先
の請求項1の発明と同一の作用効果を発揮できる。
【0017】本発明の請求項4の発明は、前記固有振動
数は、前記サーボモータに作用するイナーシャの値を計
算し、この計算されたイナーシャ計算値と減速機のバネ
定数の値から求められることを特徴とする請求項1記載
のサーボ制御方法である。本発明の請求項4の発明によ
れば、同じく請求項1記載の発明と同様な作用効果があ
ると言える。
【0018】本発明の請求項5の発明は、前記速度デー
タは、前記サーボモータへのモータ指令速度かモータ実
速度か、オブザーバで計算されるモータ速度推定値また
は負荷速度推定値のいずれかであることを特徴とする請
求項1ないし請求項4のいずれかの項に記載のサーボ制
御方法である。このようにして、本発明の請求項5の発
明によれば、ノイズの大きいときにはモータ速度指令値
を使用し、応答の遅れが問題になるときはモータの実速
度を使用し、実際の負荷により計算する必要のあるとき
は、オブザーバ計算結果である負荷速度推定値を使用す
ることができるので、制御用途に応じて外乱抑制が可能
になると言う顕著な効果を有する。
【0019】本発明の請求項6の発明は、前記フィルタ
の種類は、ローパスフィルタか、ハイパスフィルタか、
ノッチフィルタか、バンドパスフィルタかの単独あるい
はそれらの組合せであることを特徴とする請求項1ない
し請求項5のいずれかの項に記載のサーボ制御方法であ
る。本発明の請求項6の発明によれば、外乱の種類に応
じて任意のフィルタを選択できるのため、どのような特
性のフィルタでも設定することが可能であり、全ての特
性の外乱に対して効果を発揮することができる。
【0020】本発明の請求項7の発明は、前記フィルタ
の種類として、理論式から計算された高次の伝達関数の
周波数特性を近似したフィルタを使用することを特徴と
する請求項1ないし請求項6のいずれかの項に記載のサ
ーボ制御方法である。本発明の請求項7の発明によれ
ば、高次のフィルタの替わりに、ある周波数でのゲイン
と位相が合うような低次のフィルタで同等の処理が行え
るため、処理時間の短縮とプログラムの簡素化が行え
る。
【0021】本発明の請求項8の発明は、サーボモータ
を使用して減速機を介して制御対象を駆動する駆動装置
であって、前記サーボモータを位置制御または速度制御
する位置・速度制御部と、前記サーボモータまたは前記
制御対象に作用する外乱を推定計算するオブザーバ計算
部と、算出された外乱推定値にフィルタ処理を施すフィ
ルタ処理部を有し、フィルタ処理を施した後の外乱推定
値にフィードバックゲインを乗じた後、前記サーボモー
タのトルク指令値にフィードバックするサーボ制御方法
において、前記駆動装置の速度データを与える手段と、
前記駆動装置の固有振動数を計算する固有振動数計算手
段と、前記駆動装置の速度データと固有振動数から、前
記サーボモータ側に作用する一次側外乱と前記制御対象
に作用する二次側外乱のどちらを除去するかを判断する
外乱判定手段と、前記判断結果を基に、前記フィルタ処
理部のフィルタの種類とフィルタ定数と、前記フィード
バックゲインの値を決定するフィルタ・ゲイン決定手段
と、前記フィルタ・ゲイン決定手段からの決定出力によ
り前記フィルタの種類とフィルタ定数と、前記フィード
バックゲインの値を自動的に変更し前記制御対象を駆動
する手段とを具備したことを特徴とするサーボ制御装置
である。
【0022】本発明の請求項9の発明は、前記固有振動
数計算手段には、前記サーボモータに作用するイナーシ
ャの値を計算するイナーシャ計算手段と、前記減速機の
バネ定数を記憶しておくバネ定数記憶手段とを設け、前
記外乱判定手段には、前記サーボモータ1回転に発生す
る振動数と、前記減速機1回転に発生する振動数とを予
めその内部に記憶しておく振動データ記憶手段を備える
ことを特徴とする請求項8記載のサーボ制御装置であ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。なお、全ての図面において、同一符号は
同一若しくは相当部材を示す。 [実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1 [請求項
1] における回路構成を示すブロック図である。図1に
おいて、サーボモータ2は位置・速度制御する位置・速
度制御部1により駆動制御され、サーボモータ2には減
速機3を介して制御対象4である例えばロボットが連結
されている。サーボモータ2へのトルク指令値とサーボ
モータ2の現在位置データから、オブザーバ計算部5は
サーボモータ2もしくはロボット4のアームに作用する
外乱推定値を推定し、その推定された外乱推定値はフィ
ルタ6を通過させて、フィードバックゲイン (G) 7を
乗じて、サーボモータ2へのトルク指令値を減算器15に
おいて補正する。ここまでは一般的に知られている制御
手段を成す構成である。
【0024】図1には、さらにロボットアーム4の固有
振動計算手段10から計算された固有振動数Wn と、図示
しない速度検出器から得られた現在のサーボモータ2の
速度検出値11、またはオブザーバ計算部5により推定さ
れたモータ速度推定値、あるいは負荷速度推定値でも代
用可能な速度データVとを、外乱判定手段9へ与えてい
る。この外乱判定手段9では、固有振動数Wn と速度デ
ータVから、現在除去する必要のある外乱が一次側外乱
d1 か二次側外乱d2 かを判定する。そして外乱判定手
段9の判定結果を基に、フィルタの種類と、フィルタ定
数、フィードバックゲイン (G) を決定するのが、フィ
ルタ・ゲイン決定手段8である。
【0025】[実施の形態2]図2は、本発明の実施の形
態2における制御構成を示すブロック図である。この実
施の形態2 [請求項2〜請求項4の手段を統合した形
態] を図2を使用してさらに詳しく説明する。図2にお
いて、振動データ12は予め外乱判定手段9が備えるメモ
リに設定されている。サーボモータ2の1回転に発生す
る振動の数と減速機3の1回転に発生する振動の数であ
る。固有振動数計算手段10に設けられた、イナーシャ計
算手段13は、各軸に作用するイナーシャをリアルタイム
で計算し、また、減速機3のバネ定数 (K) の値を14で
表し、この値はカタログ値や測定値を装置 (コントロー
ラ) 内部に設定しておけばよい。ここに示したフィルタ
・ゲイン決定手段8・外乱判定手段9 [内部メモリに記
憶された振動データ12] ・固有振動数計算手段10[予め
設定された減速機3のバネ定数 (K)14 とイナーシャ計
算手段13を含む]・速度データ (V)11 が本発明独自の
構成要素である。
【0026】図3は、この実施の形態2における処理の
様子を示す処理フローチャートである。以下に図3を使
用して処理の手順を説明する。 (ステップ1) イナーシャ計算手段13で、現在のサー
ボモータ2に作用するロボットアーム4のイナーシャJ
L を計算する。 (ステップ2) 固有振動数計算手段10におけるイナー
シャ計算手段13で計算された、イナーシャJL と減速機
3のバネ定数Kの値から、ロトボットアーム4の固有振
動数Wn を、下記の( 式3) により計算する。 Wn = √[ K/ (Jl)] ………………………………(式3) ただし、(式3)の√ [X] はXの平方根を表す。 (ステップ3) 次に、外乱判定手段9で、振動データ
12であるサーボモータ2の1回転に発生する振動の個数
n1 と減速機3の1回転に発生する振動の個数n2 と、
速度データ11であるサーボモータ2の回転速度V(rpm)
から、現在の速度でサーボモータ2が発生する振動の周
期W1 と、減速機3が発生する振動の周期W2 を、次に
掲げる(式4)と(式5)においてそれぞれ計算する。 W1 =n1 ×V (Hz) ………………………………(式4) W2 =n2 ×V (Hz) ………………………………(式5)
【0027】(ステップ4) 次に、ロトボットアーム
4の固有振動数Wn とサーボモータ2が発生する振動の
周期W1 ,減速機3が発生する振動の周期W2 をそれぞ
れ比較して、以下のように場合分けをする。ここで、サ
ーボモータ2の発生する一次側外乱d1 と減速機3が発
生する二次側外乱d2 がそれぞれ問題になるのは、これ
らの振動の周波数がロボットアーム4の固有振動数Wn
と一致したときに共振する場合である。よって場合分け
の際には、サーボモータ2が発生する振動の周期W1 と
ロボットアーム4の固有振動数Wn 、減速機3が発生す
る振動の周期W2 とロボットアーム4の固有振動数Wn
のそれぞれが、近い値の時とそうでないときに分類す
る。 [ 以下の場合分けで、αの値は共振の範囲を推定する係
数であり、任意に設定可能である。適切な範囲として
は、0.05<α<0.5 と考えられる。本実施の形態2では
α=0.2 とする。] [1](1−α)×W1 <Wn <(1+α)×W1 ………………(式6) この場合、サーボモータ2の発生する振動の周波数W1
とロボットアーム4の固有振動数Wn が近いため、サー
ボモータ2の発生する振動とロボットアーム4が共振を
起こす。よって、フィルタ・ゲイン決定手段8では、サ
ーボモータ2の発生する振動である一次側外乱d1 を除
去するような、フィルタを選択し、フィルタ定数を決定
し、フィードバックゲインの値を決定すればよい。
【0028】(ステップ5の1) ここで、サーボモー
タ2の発生する振動は一次側の外乱であるので、従来の
技術の項で説明したように、サーボモータ2の発生する
振動と同位相でフィードバックゲインも1に設定すれば
よいため、ローパスフィルタで高周波のノイズを除去し
て補償すればよい。 [2](1−α)×W2 <Wn <(1+α)×W2 ………………(式7) この場合、減速機3の発生する振動の周波数W2 とロボ
ットアーム4の固有振動数Wn が近いため、減速機3の
発生する振動とロボットアーム4が共振を起こす。よっ
て、フィルタ・ゲイン決定手段8では、減速機3の発生
する振動である二次側外乱d2 を除去するような、フィ
ルタを選択し、フィルタ定数を決定し、フィードバック
ゲインの値を決定すればよい。
【0029】(ステップ5の2) 従来の技術の項で説
明した例の場合で 位置ループゲインKp =10 速度ループゲインKv =2 速度ループ積分ゲインKi =50 モータイナーシャJm =0.002 減速機バネ定数K=150000 減速比N=100 であれば、減速機3の発生する振動である二次側外乱d
2 の周波数W2 は47rad/sec(約7.5Hz)であり、伝達関
数を考えれば、この周波数の時に外乱推定値の位相を30
度進めて、フィードバックゲインが0.1 [ 図6の説明の
項参照] になるようなフィルタを設定すればよい。図4
は、二次側外乱に対するフィルタの設定方法の一例を示
す図である。図4(a) はオブザーバでの推定値・点線波
形であるときにハイパスフィルタで30度進みの補償をか
けたときの波形図、図4(b) は150 度遅れフィルタでの
補償をかけたときの波形図、図4(c) は図4(b) のフィ
ルタで補償後、符号を反転させたときの波形図である。
ここで、図4(a) に示すような30度進みのフィルタでは
ノイズの影響が大きく、サーボ系が発振する場合は、図
4の(b) に示すように150 度遅れのフィルタを設定し、
フィードバックゲインの符号を反転させて補償しても良
い。 [3] 先の[1]および[2]以外のとき、この場合
は、サーボモータ2の発生する振動も減速機3の発生す
る振動のどちらの振動の周期とも、ロボットアーム4は
共振を起こさないので、外乱推定値をフィードバックす
る必要がない。
【0030】(ステップ5の3)よって、フィルタ・ゲ
イン決定手段8では、フィードバックゲインの値を零に
すれば良い。ここで、フィードバックゲインを零にする
場合はフィルタ無しを選択すれば良い。また、ステップ
4で行う先の場合分けは一例であり、当然に場合分けの
方法は他にも考えられ、例えばサーボモータ2が発生す
る振動の周期W1 とロボットアーム4の固有振動数Wn
、減速機3が発生する振動の周期W2 とロボットアー
ム4の固有振動数Wn について [4] W1 −β<Wn <W1 +β …………………………(式8) [5] W2 −β<Wn <W2 +β …………………………(式9) [6] 先の[4]および[5]以外の場合 ただし、βは任意の数である。等に分けて行っても良
い。つまり、外乱除去を行いたいその外乱のタイプ(一
次側か二次側か等)や周波数によって、場合分けをすれ
ば良い。さらに、先のフィルタの種類は、ローパスフィ
ルタ、ハイパスフィルタ、ノッチフィルタ、バンドパス
フィルタ等の単独か、それらの組合せかで決定すると良
い。
【0031】(ステップ6) 最後に、フィルタ・ゲイ
ン決定手段8で得られた結果に自動的に、フィルタ種
類,フィルタ定数,フィードバックゲインに変更して、
外乱を相殺するための外乱除去トルクTd をトルク指令
値Tref へフィードバックさせ、サーボモータ2への実
トルク指令値Trqを生成している。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1な
いし請求項4の発明によれば、各軸のイナーシシャを算
出し、機械の固有振動数を計算し、振動データと速度デ
ータから、外乱の種類を判定し、その外乱に対してフィ
ルタの種類とフィルタ定数とフィードバックゲインの値
を、それぞれ自動的に最適に設定できるため、サーボモ
ータ側に作用する一次側外乱にも、減速機側の二次側外
乱のどちらにも対応ができ、サーボモータの発生する振
動と減速機が発生する振動の両方を大幅に低減すること
が可能であるという特段の効果がある。また、一つのフ
ィルタでは位相がずれてしまい逆に振動が大きくなると
いう問題を、完全に解決することが可能であって、この
分野に益するところ大きい。さらに、本発明の請求項5
の発明によれば、ノイズの大きいときにはモータ速度指
令値を使用し、応答の遅れが問題になるときはモータの
実速度を使用し、実際の負荷により計算する必要のある
ときは、オブザーバ計算結果である負荷速度推定値を使
用することができるので、制御用途に応じて外乱抑制が
可能になると言う顕著な効果を有する。さらにまた、本
発明の請求項6の発明によれば、外乱の種類に応じて任
意のフィルタを選択できるのため、どのような特性のフ
ィルタでも設定することが可能であり、全ての特性の外
乱に対して効果を発揮することができる。そして本発明
の請求項7の発明によれば、高次のフィルタの替わり
に、ある周波数でのゲインと位相が合うような低次のフ
ィルタで同等の処理が行えるため、処理時間の短縮とプ
ログラムの簡素化が行えるという優れた効果も備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1 [請求項1] における制
御構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2 [請求項2〜請求項4の
手段を統合した形態] における制御構成を示すブロック
【図3】本発明の実施の形態2における処理の様子を示
す処理フローチャート
【図4】本発明の実施の形態2での二次側外乱に対する
フィルタの設定方法の一例を示し、 (a) はオブザーバでの推定値・点線波形であるときにハ
イパスフィルタで30度進みの補償をかけたときの波形図 (b) は150 度遅れフィルタでの補償をかけたときの波形
図 (c) は図4(b) のフィルタで補償後、符号を反転させた
ときの波形図
【図5】一般的な従来例としての位置・速度制御部(位
置の比例制御、速度の比例・積分制御)と機械系(メ
カ)を2慣性系の近似モデルで置いた制御ブロック図
【図6】具体的数値[ 位置ループゲインKp =10、速度
ループゲインKv =2 、速度ループ積分ゲインKi =5
0、モータイナーシャJm =0.0002、減速機バネ定数K
=150000、減速比N=100]で二次側外乱d2 を相殺する
外乱除去トルクTd の設定値を示す伝達関数の周波数特
性のボード線図
【図7】図7は、従来例1としての特許第2569152 号・
サーボ制御方法における回路構成を示すブロック図
【図8】従来例2としての特開平2-199502号・外乱推定
オブザーバによるサーボ制御方法の回路構成のブロック
【図9】従来例3としての特開平3-17703 号・速度依存
型外乱推定オブザーバによるゼロイング方法の回路構成
を示すブロック図
【図10】従来例4としての特開平7-337058号・オープ
ンループ振動抑制方法の回路構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 速度・位置制御部 2 サーボモータ 3 減速機 4 制御対象(例えばロボットアーム) 5 オブザーバ計算部 6 フィルタ 7 ゲイン設定手段 8 フィルタ・ゲイン決定手段 9 外乱判定手段 10 固有振動数計算手段 11 速度データ 12 振動データ記憶手段 13 イナーシャ頴娃産手段 14 バネ定数記憶手段 15 減算器 Oobs オブザーバ計算部からの外乱推定値 53 減速機バネ定数 (従来例) 76 ハイパスフィルタ 86 高周波除去フィルタ 98 指令速度 106 ハイパスフィルタもしくはバンドパスフィルタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータを使用して減速機を介して
    制御対象を駆動する駆動装置であって、前記サーボモー
    タを位置制御または速度制御する位置・速度制御部と、
    前記サーボモータまたは前記制御対象に作用する外乱を
    推定計算するオブザーバ計算部と、算出された外乱推定
    値にフィルタ処理を施すフィルタ処理部を有し、フィル
    タ処理を施した後の外乱推定値にフィードバックゲイン
    を乗じた後、前記サーボモータのトルク指令値にフィー
    ドバックするサーボ制御方法において、 前記駆動装置の速度データと固有振動数から、前記サー
    ボモータ側に作用する一次側外乱と前記制御対象に作用
    する二次側外乱のどちらを除去するかを判断し、 その判断結果を基に、 前記フィルタ処理部のフィルタの種類とフィルタ定数
    と、 前記フィードバックゲインの値を決定し、 前記フィルタの種類とフィルタ定数と、前記フィードバ
    ックゲインの値を自動的に変更し前記制御対象を駆動す
    ることを特徴とするサーボ制御方法。
  2. 【請求項2】 前記サーボモータ側に作用する一次側外
    乱と前記制御対象に作用する二次側外乱のどちらを除去
    するかを判断する際に、予めメモリに記憶しておいた振
    動データを使用することを特徴とする請求項1記載のサ
    ーボ制御方法。
  3. 【請求項3】 前記振動データは、予めメモリに記憶し
    ておいた前記サーボモータ1回転に発生する振動の数
    と、前記減速機1回転に発生する振動の数であることを
    特徴とする請求項2記載のサーボ制御方法。
  4. 【請求項4】 前記固有振動数は、前記サーボモータに
    作用するイナーシャの値を計算し、この計算されたイナ
    ーシャ計算値と減速機のバネ定数の値から求められるこ
    とを特徴とする請求項1記載のサーボ制御方法。
  5. 【請求項5】 前記速度データは、前記サーボモータへ
    のモータ指令速度かモータ実速度か、オブザーバで計算
    されるモータ速度推定値または負荷速度推定値のいずれ
    かであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のい
    ずれかの項に記載のサーボ制御方法。
  6. 【請求項6】 前記フィルタの種類は、ローパスフィル
    タか、ハイパスフィルタか、ノッチフィルタか、バンド
    パスフィルタかの単独あるいはそれらの組合せであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかの項
    に記載のサーボ制御方法。
  7. 【請求項7】 前記フィルタの種類として、理論式から
    計算された高次の伝達関数の周波数特性を近似したフィ
    ルタを使用することを特徴とする請求項1ないし請求項
    6のいずれかの項に記載のサーボ制御方法。
  8. 【請求項8】 サーボモータを使用して減速機を介して
    制御対象を駆動する駆動装置であって、前記サーボモー
    タを位置制御または速度制御する位置・速度制御部と、
    前記サーボモータまたは前記制御対象に作用する外乱を
    推定計算するオブザーバ計算部と、算出された外乱推定
    値にフィルタ処理を施すフィルタ処理部を有し、フィル
    タ処理を施した後の外乱推定値にフィードバックゲイン
    を乗じた後、前記サーボモータのトルク指令値にフィー
    ドバックするサーボ制御方法において、 前記駆動装置の速度データを与える手段と、 前記駆動装置の固有振動数を計算する固有振動数計算手
    段と、 前記駆動装置の速度データと固有振動数から、前記サー
    ボモータ側に作用する一次側外乱と前記制御対象に作用
    する二次側外乱のどちらを除去するかを判断する外乱判
    定手段と、 前記判断結果を基に、前記フィルタ処理部のフィルタの
    種類とフィルタ定数と、前記フィードバックゲインの値
    を決定するフィルタ・ゲイン決定手段と、 前記フィルタ・ゲイン決定手段からの決定出力により前
    記フィルタの種類とフィルタ定数と、前記フィードバッ
    クゲインの値を自動的に変更し前記制御対象を駆動する
    手段とを具備したことを特徴とするサーボ制御装置。
  9. 【請求項9】 前記固有振動数計算手段には、前記サー
    ボモータに作用するイナーシャの値を計算するイナーシ
    ャ計算手段と、前記減速機のバネ定数を記憶しておくバ
    ネ定数記憶手段とを設け、 前記外乱判定手段には、前記サーボモータ1回転に発生
    する振動数と、前記減速機1回転に発生する振動数とを
    予めその内部に記憶しておく振動データ記憶手段を備え
    ることを特徴とする請求項8記載のサーボ制御装置。
JP2000181766A 2000-06-16 2000-06-16 サーボ制御方法とその装置 Pending JP2002006902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181766A JP2002006902A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 サーボ制御方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000181766A JP2002006902A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 サーボ制御方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002006902A true JP2002006902A (ja) 2002-01-11

Family

ID=18682642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000181766A Pending JP2002006902A (ja) 2000-06-16 2000-06-16 サーボ制御方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002006902A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047127A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Samsung Electronics Co Ltd 適応的外乱抑制方法、コンピュータで読み取り可能な記録媒体、適応的外乱抑制装置、ディスクドライブ装置、およびディスクドライブ装置制御方法
JP2011025829A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Hitachi Automotive Systems Ltd パワーステアリング装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047127A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Samsung Electronics Co Ltd 適応的外乱抑制方法、コンピュータで読み取り可能な記録媒体、適応的外乱抑制装置、ディスクドライブ装置、およびディスクドライブ装置制御方法
JP2011025829A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Hitachi Automotive Systems Ltd パワーステアリング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101753094B (zh) 进行惯量推定的控制装置以及控制系统
JP3805309B2 (ja) サーボモータ駆動制御装置
JP4879173B2 (ja) 電動機制御装置
JP3739749B2 (ja) 制御装置
JP5229396B2 (ja) 位置決め制御装置
JP4577107B2 (ja) 機械位置制御装置
JP2004272883A (ja) サーボ制御装置
JPH05216504A (ja) バネ系を含む制御対象に対する適応的スライディングモード制御方式
JP3274070B2 (ja) 電動機制御方法及び電動機制御装置
JP4294344B2 (ja) 電動機の制御方法及び制御装置
JPH08249067A (ja) 電動機の位置制御装置
JPH04255007A (ja) 制振制御方式
JP3404388B2 (ja) 電動機制御方法
JP2002006902A (ja) サーボ制御方法とその装置
JP6496167B2 (ja) タンデム位置制御装置
JP2002091570A (ja) サーボ制御方法
JP5407435B2 (ja) モータ制御装置
JPH08278821A (ja) サーボ制御系の制振方法
JP4664576B2 (ja) サーボ制御装置
JP3871030B2 (ja) サーボ制御方法
JP4038659B2 (ja) サーボ制御装置
JP5125283B2 (ja) 電動機の制御装置および電動機の制御プログラム
JP2003271246A (ja) 速度制御装置
WO2023171122A1 (ja) モータ制御装置、およびその自動調整方法
JP2002335686A (ja) モータ制御装置