JP2002006408A - 写真処理方法および写真処理装置 - Google Patents

写真処理方法および写真処理装置

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JP2002006408A
JP2002006408A JP2000186300A JP2000186300A JP2002006408A JP 2002006408 A JP2002006408 A JP 2002006408A JP 2000186300 A JP2000186300 A JP 2000186300A JP 2000186300 A JP2000186300 A JP 2000186300A JP 2002006408 A JP2002006408 A JP 2002006408A
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photographic
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Masayuki Kojima
昌幸 児島
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1連の連なったロール状の感光材料を用いて複
数の画像を隣接させて露光するときに、効率よくそれら
の画像が露光された感光材料を切り離すことができる技
術を提供すること。 【解決手段】複数のコマの画像をデジタルライン露光手
段を用いて感光材料に露光するとき、隣接するコマの画
像の境界部分に、境界識別パターン形成手段によって目
印となる十分に狭い幅の境界識別パターンを形成し、露
光済みの感光材料を現像した後には、境界センサー33
で境界識別パターンを検出し、境界カッター34で境界
識別パターン部分で感光材料を切り離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の写真画像を
感光材料に隣接させた状態で露光して、後で切り離して
利用する場合の露光技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば写真フィルム等の媒体
に記録された複数のコマの写真画像を印画紙に焼き付け
るとき、前記写真フィルムに白色光を透過させて引き伸
ばしレンズを通して1コマ分ずつカットされた印画紙に
焼き付ける写真処理装置においては、写真に白い縁取り
のないプリント(以後BLプリントという。)をする場
合、出来上がり状態のプリントサイズより少し大きめに
引き延ばして露光し、出来上がりのプリントに白い縁取
りが出ないようにするのが一般的である。
【0003】しかし、1枚1枚カットされた印画紙に代
えて、図8に示したような写真処理装置Bにおいて、1
連の連なったロール状のマガジンから引き出した長い状
態の印画紙Pを用いて、前記同様のBLプリントを得る
場合には、1コマ、1コマの画像を隙間が発生しないよ
うに連続して露光するので、隣り合った画像は、図9に
示したように、それらの境界部分において互いの画像が
一部重なった部分Wが発生する。即ち、隣接する画像B
1の露光範囲と、画像B2の露光範囲とが、境界部分の
Wにおいて重なっている。
【0004】なお、図8において、81はハロゲンラン
プユニット、82は現像済みのネガフィルムがセットさ
れたネガマスク、83はシャッタ、84は引き伸ばしレ
ンズ、85はペーパーマガジン86から引き出された印
画紙が露光のために位置決めされる露光台、87は例え
ばワンオーダー分の長さに印画紙を切断するするカッタ
ー、88は現像部、89は排出口の近くに配設されて、
隣接するコマの画像の境界部分で切断する境界カッター
である。図9に示したように、前記重なった部分Wは不
要であるので、この重なった部分Wを切除しなければな
らない。そのためには、現像後に印画紙を前記重なった
部分Wより若干広い幅W1だけ前記境界カッター89で
切断しなければならない。境界カッター89で切断する
ときには、まず、印画紙の搬送を停止させてW2の部分
で切断し、再び前記部分W1の幅だけ搬送させた後に、
再度停止させてW3の部分で切断するという、作業が必
要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、重な
った部分W1を切除するために印画紙の搬送を2回停止
させなければならないので、写真処理装置の稼働率が低
下するという問題があった。また、印画紙の無駄が発生
すると共に、ゴミが発生するという問題もあった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めに、1連の連なったロール状の感光材料を用いて複数
の画像を隣接させて露光するときに、効率よくそれらの
画像が露光された感光材料を切り離すことができる技術
を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の写真
処理方法は、複数の写真画像を感光材料に隣接させた状
態で露光して、後で切り離して利用する場合の写真処理
方法において、各写真画像をデジタルライン露光手段を
用いて感光材料に露光するとき、隣接する写真画像の境
界部分に、後で切り離す場合の目印となる十分に狭い幅
の境界識別パターンを形成し、露光済みの感光材料を現
像した後には、前記境界識別パターンの部分で感光材料
を切り離して利用することを特徴とするものである。
【0008】請求項2では、境界識別パターンは、未露
光部分によって形成することを特徴としている。請求項
3では、複数の写真画像を感光材料に隣接させて順番に
露光するとき、前の写真画像を露光した後に所定の十分
に短い長さだけ感光材料を搬送してから次の写真画像を
露光することによって、境界識別パターンを形成するこ
とを特徴としている。
【0009】請求項4では、境界識別パターンは、特定
の色の線状の画像を露光することによって形成すること
を特徴としている。請求項5では、複数の写真画像を感
光材料に隣接させて順番に露光するとき、前の写真画像
を露光した後に所定の長さだけ特定の色の画像をライン
露光しながら感光材料を搬送してから次の写真画像を露
光することによって、境界識別パターンを形成すること
を特徴としている。
【0010】請求項6の写真処理装置は、複数の写真画
像を感光材料の隣接した位置にデジタルライン露光手段
を用いて露光し、露光済みの感光材料を現像する機能を
備えた写真処理装置において、隣接する写真画像の境界
部分に、後で切り離す場合の目印となる十分に狭い幅の
境界識別パターンを形成する境界識別パターン形成手段
と、現像手段から排出される現像済みの感光材料に形成
された境界識別パターンの位置を検出する境界検出手段
と、該境界検出手段にて検出された境界識別パターンの
位置で感光材料を切断する切断手段と、を備えたことを
特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる写真処理
装置の一例の構成図である。この写真処理装置Aは、別
途フィルム現像装置(図示せず)にて現像された現像済
の写真フィルムの各コマから写真画像としての画像デー
タを読み取るスキャナ部1と、読み取った画像データに
基づき、設定されたプリントデータを感光材料としての
印画紙Pに焼き付ける焼き付け部2と、画像が焼き付け
られた印画紙を現像して排出する現像部3と、画像処理
部4とから構成されている。
【0012】スキャナ部1は、入力媒体としての写真フ
ィルムから画像データを入力する入力手段であり、現像
済みの写真フィルムをスキャナユニット11にセットす
ることにより、光源ユニット12からの光を、スキャナ
ユニット11のフィルムマスクに保持された写真フィル
ムに照射して各コマの画像を順次読み取って画像処理部
4に出力する。前記フィルムマスクは処理するフィルム
の形式、例えば135フィルムや240フィルム(いわ
ゆるAPSフィルム)等に応じて適切な構造のフィルム
マスクに交換して処理する。
【0013】画像処理部4は、スキャナ部1からの画像
データを受付け、画像処理を施してプリントデータを作
成する画像処理手段であり、画像処理ソフトウエアがイ
ンストールされたコンピュータで構成されている画像処
理ユニット45と、画像データを一時的に記憶するメモ
リ46と、フルキーボード42と、マウス43と、モニ
ター44とを備えている。前記モニター44は、前記画
像処理部4にて加工された画像データを表示する手段で
あり、複数コマの画像データを一覧表示したり、各コマ
の画像データを個別に順次表示したりする機能を有して
いる。
【0014】前記メモリ46には半導体メモリ以外に、
ハードディスク装置や、フレキシブル磁気ディスク、C
D−ROM,MO,ZIP等の種々の交換可能な記録媒
体の読み書き装置を備えている。これらの記録媒体を、
写真フィルムに代わる入力媒体や印画紙に代わる出力媒
体として使用することができる。この場合は、これらの
記憶媒体の読み書き装置が入力手段に相当する構成とな
る。
【0015】焼付け部2は、画像処理部4で作成された
プリントデータを印画紙Pに焼き付ける手段であり、ペ
ーパーマガジン21から供給される印画紙Pを、例えば
ワンオーダーのコマ数分の長さに切断するカッター22
を備えている。印画紙の先端は破線で示した位置の露光
部ガイドによって露光機構23の搬送機構25に導か
れ、露光台28に位置決めされる。なお、印画紙の後続
部分は、実線で示した位置に回動した露光部ガイドによ
って開放された空間内でループを形成して、搬送ムラの
発生を防止するとともに、処理速度の調整を行う。露光
機構23においては、入力された複数のコマ分のプリン
トデータを、露光ユニット24を用いて、搬送機構25
によって1ドットラインずつ搬送される印画紙Pに順次
ライン露光する。
【0016】このとき、後述する境界識別パターン形成
手段によって、隣接するコマの画像の境界部分には狭い
幅の未露光部分が形成される。露光済みの印画紙の先端
は破線で示した位置のガイドによって送り出しローラに
導かれる。そして、送り出しローラより速い速度で搬送
されてくる後続部分の印画紙は、実線で示した位置のガ
イドによって開放されたループ形成空間29内でループ
を形成して処理速度の調整を行う。このようにして、一
連の露光済みの印画紙Pは、現像部3へ送られて現像処
理される。
【0017】現像部3においては、露光済みの印画紙P
は、現像ユニット31において所定の薬液によって順次
処理されて現像され、乾燥ユニット32において乾燥さ
せる。このとき、隣接するコマの画像の境界部分に形成
された狭い幅の未露光部分は、現像処理によって、図5
に示したように、狭い幅の白い部分が境界識別パターン
Gとして白い線状に形成されている。
【0018】そして、乾燥ユニット32の排出口の近く
に配設された境界センサー33によって、各コマの画像
の境界部分に形成された白い線状の境界識別パターンG
を検出して、続いて配設された境界カッター34で切断
することによって、コマ毎に切り離されたプリントが得
られるのである。以上の構成において、露光機構23は
特許請求の範囲に記載されたデジタルライン露光手段に
相当し、現像部3は特許請求の範囲に記載された現像手
段に相当し、境界センサー33は特許請求の範囲に記載
された境界検出手段に相当し、境界カッター34は特許
請求の範囲に記載された切断手段に相当する構成であ
る。
【0019】なお、プリント形式が「BLプリント」と
指定された場合には、画像処理部4においては、供給さ
れる印画紙の幅より僅かに広い画像となるように引き延
ばしたプリントデータを生成して焼き付け部2に出力す
る。
【0020】図2のブロック図を参照してさらに詳細に
説明する。スキャナ部1のスキャナユニット11におい
て読み取られた画像データは、画像処理部4のメモリ4
6に一旦保存され、画像処理ユニット45において適宜
画像処理された後、プリントデータとして焼き付け部2
へ出力される。前記画像処理ユニット45においては、
所定の処理プログラムとフルキーボード42から入力さ
れる情報に従って画像処理される。そして、画像処理さ
れた画像データは随時モニター44に表示される。
【0021】前記焼き付け部2において、画像処理部4
から出力されたプリントデータは露光処理ユニット26
に入力されて露光データに変換され、後述する露光部キ
ーボード27の操作、例えば「スタートキー」を押す等
の操作に従って露光機構23に出力される。露光機構2
3においては前記プリントデータに基づいて、ライン露
光用の露光データが生成され露光ユニット24に出力さ
れる。なお、小型の露光部モニター28には露光処理の
工程に応じた情報が表示され、小型の露光部キーボード
27では露光処理の工程に必要な指示を与える。
【0022】そして、露光機構23においては、図1の
搬送機構25によって1ラインずつ順次搬送される印画
紙Pに、図示しないレーザー光源とポリゴンミラー等か
らなるレーザー露光方式の露光ユニット24を用いてラ
イン露光するのである。なお、前記露光処理ユニット2
6は、前記搬送機構25の搬送タイミングと露光ユニッ
ト24のライン露光のタイミングとを同期させて制御す
る。
【0023】そして、隣接する画像の境界部分には、以
下に述べる空送り信号出力手段29と露光ユニット24
と搬送機構25とによって構成される境界識別パターン
形成手段によって、未露光部分が形成される。空送り信
号出力手段29は、プリント形式が「BLプリント」と
指定された場合に、ひとつのコマのプリントデータの露
光が終了する度に前記搬送機構25に対して空送り信号
を出力するものである。
【0024】このようにして、印画紙Pには複数のコマ
のプリントデータが焼き付けられるのである。次に、プ
リント形式が縁無しの「BLプリント」と指定されたと
きの処理を、図2ブロック図と図3のフローチャートに
基づいて説明する。ステップS1においては、露光ユニ
ット24の露光位置に搬送されて位置決めされている印
画紙に、n番目のコマの画像をライン露光する。このと
き、露光機構23と搬送機構25を同期させて制御する
ことによって、レーザー露光方式によって1ドットライ
ンずつライン露光する。
【0025】ステップS2においては、n番目のコマの
プリントデータの露光が全て終了するまではステップS
1の1ドットラインずつのライン露光を繰り返し、n番
目のコマの画像のプリントデータの露光が全て終了する
とステップS3へ進むように判断する。ステップS3に
おいては、露光機構23から露光処理ユニット26に対
して1コマ分の露光が完了したことを示す完了信号を出
力する。ステップS4においては、前記完了信号を受け
た露光処理ユニット26は、前記空送り信号出力手段2
9に出力指令信号を出力する。ステップS5において
は、前記出力指令信号を受けた空送り信号出力手段29
は、前記搬送機構25に対して、予め設定された長さ分
の空送り信号を出力する。
【0026】ステップS6においては、前記空送り信号
を受けた搬送機構25は、指定された長さ(例えば、0.
2mm〜0.3mm)だけ印画紙を空送りする。この空送りと
は、露光することなく、露光ユニット24の露光位置に
ある印画紙を前に移動させることである。ステップS7
において、空送りが終了した搬送機構25は、露光処理
ユニット26に対して、空送り完了信号を出力する。ス
テップS8においては、前記空送り完了信号を受けた露
光処理ユニット26は、次のn+1番目のコマの画像の
プリントデータを露光機構23に出力する。このよう
な、ステップS1〜ステップS8までの処理を、全ての
コマの画像の露光が終了するまで繰り返す。
【0027】このようにして、隣接するコマの画像の境
界部分には、未露光部分が形成されるので、この印画紙
を現像した後には前記未露光部分は白い線状に表れて境
界識別パターンGが形成されるのである。
【0028】次に、現像された長い印画紙を切断する場
合の処理を、図4のフローチャートに基づいて説明す
る。まず、印画紙が境界センサー33の部分を通過する
ように搬送される。そして、ステップS41において
は、乾燥ユニット32の排出口の近くに配設された境界
センサー33が、印画紙にプリントされた各コマの画像
の境界部分に形成された白い線状の境界識別パターンG
を検出すると、ステップS42においては、切断処理ユ
ニット36(これは現像部3の図示しない制御ユニット
と共用してもよい。)は排出部搬送機構35に対して一
時停止指令信号を出力する。
【0029】ステップS43においては、前記排出部搬
送機構35の一時停止を確認した後、切断処理ユニット
36は境界カッター34に対して切断指令信号を出力す
る。ステップS44においては、境界カッター34によ
る切断を確認した後、切断処理ユニット36は排出部搬
送機構35に対して一時停止解除信号を出力する。ステ
ップS45においては、排出部搬送機構35は印画紙の
排出を再開する。境界識別パターンGの部分でコマ毎に
切断された印画紙は、一枚ずつ排出口から順次排出され
る。境界識別パターンGは白い線状に形成されているた
め、切断した後、境界識別パターンGの一部が仮に残っ
たとしても、切断端面の印画紙自体の白色と類似してい
るので目立たない。このようにして、全ての境界識別パ
ターンGの部分で切断された印画紙は、コマ毎に切り離
された仕上がりプリントとして得られるのである。
【0030】なお、ステップS41において、境界セン
サー33が境界識別パターンGを検出できなかった場合
には、排出部搬送機構35における印画紙の搬送長さ
を、1コマ毎に管理しておき、通常のコマの長さ以上搬
送しても境界識別パターンGを検出できなかった場合に
は,前記通常のコマの長さの部分が境界であると見なし
て、境界カッター34に対して切断指令信号を出力する
ようにする。
【0031】このように検出できない場合に対応するた
めに、図6に示したように、境界センサー33と境界カ
ッター34とは所定の既知の長さL1だけ離れた位置
で、境界カッター34の方が既知の所定の長さL1だけ
下流側に配設されている。図6においては、印画紙Pの
搬送方向は右矢印で示した。そして、先行したコマの画
像の長さがL2の場合には、先行したコマの先端から前
記距離L2±L3の幅で境界識別パターン検出用の窓を
設定しておく。そして、この設定された窓の中で境界識
別パターンが検出されなかった場合には、それから更に
(L1−L3)だけ搬送した時に境界カッター34を作
動させて印画紙Pを切断する。このときの搬送距離は、
排出部搬送機構35をステッピングモータ等で構成する
ことによって正確に制御することができる。
【0032】また、境界識別パターンはライン露光され
て形成されたため、搬送方向に対して正確に直交してい
る。そこで、図7に示したように、境界センサー33を
複数の光学センサー33a,33b,33cで構成し、
これらの各光学センサーを搬送方向に対して正確に直交
して配設するとともに、各光学センサーの出力信号を論
理積回路によって処理して、誤動作を防止するようにす
るとよい。または、コマ毎にそのコマの搬送方向の長さ
データが得られているので、その長さデータに基づいて
切断指令信号を出力するようにしてもよい。
【0033】境界識別パターンとしては、未露光部分に
よる白線状のものに限らず、特定の色の線状の画像や特
定の形状の微小パターンでもよい。いずれにしても、境
界センサーで検出可能なパターンであって、目立たない
パターンであれば種々のパターンが可能である。
【0034】なお、露光ユニット24に用いるデジタル
露光の方式としては、前述したレーザー露光方式の他
に、PLZTシャッター方式、蛍光ビーム方式、液晶シ
ャッター方式等のように、ライン露光する構成のものを
用いてもよい。また、入力媒体は、写真フィルムに限ら
ず、ネットワーク、磁気記憶媒体、光学的記憶媒体、ま
たは光磁気記憶媒体でもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1〜5の写真処理方法に
よれば、隣接した画像の境界部分で1ケ所だけ感光材料
を切断すればよいので、感光材料の停止回数が1カ所の
境界毎に1回で良く、写真処理装置の稼働率の低下を防
止することができる。また、切除すべき重なり部分がな
いので、感光材料の無駄がなくなり、ゴミの発生の問題
もなくなるという効果も得られる。請求項6の写真処理
装置によれば、上記効果の得られる写真処理装置を提供
することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真処理装置の構成図である。
【図2】前記写真処理装置の要部のブロック図である。
【図3】前記写真処理装置における処理手順を示したフ
ローチャートである。
【図4】前記写真処理装置における処理手順を示したフ
ローチャートである。
【図5】前記写真処理装置による現像後の印画紙の平面
図である。
【図6】前記写真処理装置における切断位置の別の決定
方法を説明する要部断面説明図である。
【図7】前記写真処理装置における境界センサーの配設
の例を説明する要部平面説明図である。
【図8】従来の写真処理装置の構成図である。
【図9】前記写真処理装置による現像後の印画紙の平面
図である。
【符号の説明】
1 スキャナ部 2 焼き付け部 23 露光機構、デジタルライン露光手段 24 露光ユニット、境界識別パターン形成手段 25 搬送機構、境界識別パターン形成手段 29 空送り信号出力手段、境界識別パターン形成手段 3 現像部、現像手段 33 境界センサー、境界検出手段 34 境界カッター、切断手段 4 画像処理部 44 モニター 45 画像処理ユニット A 写真処理装置 G 境界識別パターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の写真画像を感光材料に隣接させた状
    態で露光して、後で切り離して利用する場合の写真処理
    方法において、各写真画像をデジタルライン露光手段を
    用いて感光材料に露光するとき、隣接する写真画像の境
    界部分に、後で切り離す場合の目印となる十分に狭い幅
    の境界識別パターンを形成し、露光済みの感光材料を現
    像した後には、前記境界識別パターンの部分で感光材料
    を切り離して利用することを特徴とする写真処理方法。
  2. 【請求項2】境界識別パターンは、未露光部分によって
    形成することを特徴とする請求項1に記載の写真処理方
    法。
  3. 【請求項3】複数の写真画像を感光材料に隣接させて順
    番に露光するとき、前の写真画像を露光した後に所定の
    十分に短い長さだけ感光材料を搬送してから次の写真画
    像を露光することによって、境界識別パターンを形成す
    ることを特徴とする請求項2に記載の写真処理方法。
  4. 【請求項4】境界識別パターンは、特定の色の線状の画
    像を露光することによって形成することを特徴とする請
    求項1に記載の写真処理方法。
  5. 【請求項5】複数の写真画像を感光材料に隣接させて順
    番に露光するとき、前の写真画像を露光した後に所定の
    長さだけ特定の色の画像をライン露光しながら感光材料
    を搬送してから次の写真画像を露光することによって、
    境界識別パターンを形成することを特徴とする請求項4
    に記載の写真処理方法。
  6. 【請求項6】複数の写真画像を感光材料の隣接した位置
    にデジタルライン露光手段を用いて露光し、露光済みの
    感光材料を現像する機能を備えた写真処理装置におい
    て、隣接する写真画像の境界部分に、後で切り離す場合
    の目印となる十分に狭い幅の境界識別パターンを形成す
    る境界識別パターン形成手段と、現像手段から排出され
    る現像済みの感光材料に形成された境界識別パターンの
    位置を検出する境界検出手段と、該境界検出手段にて検
    出された境界識別パターンの位置で感光材料を切断する
    切断手段と、を備えたことを特徴とする写真処理装置。
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