JP2002006392A - プロジェクタ装置 - Google Patents

プロジェクタ装置

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JP2002006392A
JP2002006392A JP2000190549A JP2000190549A JP2002006392A JP 2002006392 A JP2002006392 A JP 2002006392A JP 2000190549 A JP2000190549 A JP 2000190549A JP 2000190549 A JP2000190549 A JP 2000190549A JP 2002006392 A JP2002006392 A JP 2002006392A
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fan
liquid crystal
projector device
transistor
motor
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JP2000190549A
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Hideo Kanai
秀雄 金井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロジェクタ装置において、冷却ファンの吸
気口が塞がれた場合、プロジェクタ装置内の温度が上昇
し、液晶が劣化したり、偏光板が変形してしまうため、
この対策が必要である。 【解決手段】 本発明は、筐体に形成した吸気口付近に
取り付けられたファンと、このファンを回転させるため
のモータと、このモータを定電流駆動する定電流回路と
を備えたプロジェクタ装置である。これにより、ファン
の吸気口が塞がれた場合でも冷却効果を維持できるよう
にファンの回転数を上昇させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロジェクタ装置に
係り、例えば液晶パネルに光源からの光を照射し、液晶
パネルを透過した光をスクリーンに投射して画像を表示
するようにしたプロジェクタ装置に関し、特に液晶パネ
ル等の冷却用ファンの駆動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプロジェクタ装置の一例として液
晶プロジェクタがある。液晶プロジェクタは、光源から
の光を液晶パネルに照射するとともに、この液晶パネル
の透過率を映像信号によって変化させ、液晶パネルの透
過光を投射レンズを介してスクリーンに投射し画像を表
示するようにしたものである。
【0003】即ち、液晶プロジェクタは、メタルハライ
ドランプ等の光源と、この光源から照明光をR(赤)、
G(緑)、B(青)の三原色光に分光する分光手段と、
R,G,B光が照射されR,G,Bの色信号によってそ
れぞれ駆動される3枚の液晶パネルと、これら液晶パネ
ルを透過した光を合成してスクリーンに投射する投射レ
ンズとを含んで構成されている。
【0004】前記液晶パネルの入射側及び出射側には、
それぞれ偏光板を配置しているが、液晶パネルに前記光
源からの光が照射されることにより、液晶パネル及び偏
光板が加熱されるため、冷却用のファンにより液晶パネ
ル等に冷却風を送風し、冷却するようにしている。この
ようにファンを用いた冷却手段を有するプロジェクタ装
置として例えば特開平8−201916がある。
【0005】また冷却ファンの付近には吸気口が設けら
れており、この吸気口を介して外気を導入しているが、
吸気口にゴミが蓄積されたり、紙などによって吸気口が
塞がれた場合、外気が導入されなくなり冷却風の送風が
十分に行われなくなるため、プロジェクタ装置内の温度
が上昇し、液晶が熱によって劣化したり、偏光板が熱に
よって変形してしまうという欠点があった。
【0006】また、吸気口が塞がれて装置内温度が上昇
した場合、温度センサーによって温度が所定値を超えた
ことを検出し、この検出結果に応答して冷却ファンの回
転数を上げたり、メッセージを表示したり、場合によっ
ては電源をオフにすることも考えられるが、温度センサ
ーが即座に応答しないため偏光板が変形してしまう事態
を招くことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のプロジェクタ装置では、冷却ファンの吸気口が塞がれ
た場合、プロジェクタ装置内の温度が上昇し、熱によっ
て液晶が劣化したり、偏光板が変形してしまうという欠
点があった。
【0008】また、装置内温度の上昇を温度センサーに
よって検出する場合でも、反応の早い検出システムの構
築が難しく、高輝度のプロジェクタ装置では数十秒で検
出できない場合、偏光板が熱変形してしまうことがあっ
た。
【0009】本発明は、このような欠点に鑑みて、冷却
ファンの駆動回路を工夫することにより、冷却ファンの
吸気口が塞がれた場合でも冷却効果を維持できるように
したプロジェクタ装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のプロジェ
クタ装置は、筐体内に取り付けられた画像投射部と、前
記筐体に形成した吸気口と、前記吸気口に付近に取り付
けられ外気を導入して前記画像投射部の発熱部に冷却風
を送風するためのファンと、前記ファンを回転させるた
めのモータと、前記モータを定電流駆動する定電流回路
とを具備して成るものである。
【0011】本発明では、ファン回転用のモータを定電
流駆動することにより、吸気口が塞がれた場合には、温
度上昇を防ぐようにファンの回転数を上昇させることが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1は本発明に使用するファ
ン駆動回路の回路図であり、図2は本発明のプロジェク
タ装置の全体構成を示す平面図であり、図3はファンに
よる送風状態を説明する側面図である。
【0013】先ず、図2、図3を参照して本発明のプロ
ジェクタ装置の全体構成について概略を説明する。図2
において、プロジェクタ装置は筐体11の中に構成され
ている。なお、図ではプロジェクタ装置内部の構成を説
明するため、筐体11はその外観のみを一点鎖線で示
す。
【0014】筐体11の中には光源12が設けられてお
り、光源12からの光は光学系13によってR,G,B
の3原色光に分光され、R,G,B用の液晶表示装置1
4,15,16に入射される。液晶表示装置14は、液
晶パネル14aと、その入射側及び出射側にそれぞれ配
置された偏光板14b,14cを有して成り、液晶表示
装置15,16も同様に液晶パネル15a,16aと、
偏光板15b,15c及び16b,16cを有してい
る。
【0015】前記光学系13は分光手段としてのダイク
ロイックミラーDM1,DM2と、反射ミラーM1,M
2,M3,M4等を有しており、ダイクロイックミラー
DM1はR光を反射してG,B光を透過し、ダイクロイ
ックミラーDM2はG光を反射してB光を透過するよう
にしている。こうして分光されたR光はミラーM2によ
って反射されて液晶表示装置14に入射し、G光は直接
液晶表示装置15に入射し、B光はミラーM3,M4に
よって反射されて液晶表示装置16に入射する。
【0016】また、液晶表示装置14,15,16を透
過した光は、ダイクロイックプリズム17の3つの面に
入射し、このダイクロイックプリズム17によってR,
G,B光が合成され、投射レンズ18を介してスクリー
ンにカラー画像が投射されるようになっている。
【0017】また図3に示すように前記液晶表示装置1
4,15,16はシャーシ19上にそれぞれ配置されて
いるが、シャーシ19の下部にはファン20からの冷却
風を液晶表示装置14,15,16にそれぞれ導くため
の風路装置21が設けられており、液晶表示装置14,
15,16の下側から冷却風を送って冷却するようにし
ている。
【0018】前記ファン20は、送風機能を備えたもの
であれば良く、例えばシロッコファンを用いて構成され
る。また、筐体11のファン20に近接する部分には吸
気口22(図2参照)が設けられ、この吸気口22には
ゴミや埃の進入防止ようにフィルター23が取り付けら
れている。
【0019】こうして、ファン20を回転駆動すること
により、吸気口22からの外気はファン20によって吸
い込まれ、かつ風路装置21を通って液晶表示装置1
4,15,16の下面から上面方向に冷却風が送られ、
液晶表示装置14,15,16の冷却が行われ、また液
晶パネルに塵埃が付着するのを防ぐようにしている。
【0020】次に図1を参照して本発明のファン駆動回
路の構成について説明する。
【0021】図1において、31は電源ラインであり、
この電源ライン31には前記ファン20を回転駆動する
ためのモータ32の一端が接続されている。また、電源
ライン31には抵抗33,34を介してトランジスタ3
5のコレクタが接続されており、トランジスタ35のエ
ミッタは抵抗36を介して接地されている。またトラン
ジスタ35のベースはコレクタに接続されている。
【0022】前記モータ32の他端はトランジスタ37
のコレクタに接続され、トランジスタ37のベースは前
記トランジスタ35のベース及びコレクタに接続されて
いる。このトランジスタ37のエミッタは抵抗38を介
して接地されている。
【0023】前記トランジスタ35,37は、カレント
ミラー回路を構成するもので、前記抵抗36及び38の
値をR36,R38とし、R36=R38に設定すれ
ば、入力側のトランジスタ35及び出力側のトランジス
タ37のコレクタ電流I1,I2はそれぞれ等しくな
り、トランジスタ35のコレクタ電流を定電流化するこ
とにより、トランジスタ37のコレクタ電流I2も定電
流となる。こうしてモータ32は定電流駆動されること
になる。
【0024】なお図1において、符号39で示す回路は
前記トランジスタ34のコレクタ電流を調整する回路で
あり、この回路39からの電流を任意に調整可能とする
ことにより、モータ32を任意に設定した定電流で駆動
することができる。
【0025】次に、前記モータ32を定電流で駆動する
ことの作用について説明する。前記モータ32を定電流
駆動することにより、通常時ファン20は定回転動作す
るが、前記吸入口22がフィルター23の目詰まりや紙
等で塞がれた場合、流入する空気がなくなるため、ファ
ン20の周辺は真空に近い状態となる。このため、ファ
ン20のモータ32にかかる負荷が減少し空回りに近い
状態となる。このときモータ32は定電流で駆動されて
いるため、負荷が減少した分だけ回転数が上昇すること
になる。
【0026】つまり、吸入口22が塞がれた場合、それ
に応答してモータ32の回転数が増加するようになり、
液晶表示装置14,15,16の冷却が維持される。こ
うして吸入口22が塞がれた場合でも最低限の冷却性能
を確保することができる。したがって従来のように温度
センサーを利用して温度の上昇を検出し、その検出結果
に応答して対処するよりも、即効性がある。こうして、
液晶パネルの劣化や、偏光板の熱変形を防ぐことができ
る。
【0027】なお、以上の説明では3板式の液晶プロジ
ェクタ装置について説明したが、単板式の液晶プロジェ
クター装置にも適用できる。また、ファン20により、
液晶パネルを冷却する例について説明したが、光源部を
冷却するようにしたものであっても良い。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の実施の形態
によれば、ファン20を回転させるためのモータ32を
定電流で駆動することにより、吸入口22が何らかの原
因で塞がれた場合でも最低限の冷却性能を確保すること
ができ、プロジェクタ装置内の温度が異常に上昇するの
を抑える事ができ、液晶パネル等を保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクタ装置に使用する冷却ファ
ン駆動用の回路を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態による液晶プロジェクタ
装置を示す平面図である。
【図3】図2の一部を断面にて示す側面図である。
【符号の説明】
11…筐体 12…光源 14,15,16…液晶表示装置 17…ダイクロイックプリズム 18…投射レンズ 19…シャーシ 20…ファン 21…風路装置 22…吸気口 31…電圧源 32…モータ 35,37…トランジスタ 36,38…抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/64 541 H04N 5/64 541J 5/74 5/74 Z H05K 7/20 H05K 7/20 H // G02F 1/13 505 G02F 1/13 505 Fターム(参考) 2H088 EA14 EA68 HA06 HA08 HA24 MA20 5C058 AA06 AB06 BA01 BA35 BB25 EA01 EA02 EA12 EA26 EA52 5E322 BA01 BA05 BB01 EA11 5G435 AA06 BB12 GG03 GG23 GG44 GG46 LL15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に取り付けられた画像投射部と、 前記筐体に形成した吸気口と、 前記吸気口に付近に取り付けられ外気を導入して前記画
    像投射部の発熱部に冷却風を送風するためのファンと、 前記ファンを回転させるためのモータと、 前記モータを定電流駆動する定電流回路とを具備して成
    るプロジェクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記定電流回路は、 カレントミラー回路を構成する第1、第2のトランジス
    タを有し、入力側の第1のトランジスタのコレクタを直
    流的に電圧源に接続し、出力側の第2のトランジスタの
    コレクタを前記モータを介して前記電圧源に接続し、第
    1のトランジスタのベース・コレクタと第2のトランジ
    スタのベースを共通に接続し、第1、第2のトランジス
    タのエミッタをそれぞれ第1、第2の抵抗を介して基準
    電位点に接続して成ることを特徴とする請求項1記載の
    プロジェクタ装置。
  3. 【請求項3】 前記画像投射部は、光源と、この光源か
    らの光が照射される液晶表示装置と、この液晶表示装置
    を透過した光を投射する投射レンズとを有することを特
    徴とする請求項1記載のプロジェクタ装置。
  4. 【請求項4】 前記ファンからの冷却風は風路装置を介
    して前記液晶表示装置に供給されるようにしたことを特
    徴とする請求項3記載のプロジェクタ装置。
JP2000190549A 2000-06-26 2000-06-26 プロジェクタ装置 Pending JP2002006392A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003241315A (ja) * 2002-02-21 2003-08-27 Sony Corp 投射型表示装置
JP2006017902A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Victor Co Of Japan Ltd 画像表示装置
JP2006126863A (ja) * 2005-12-26 2006-05-18 Sony Corp 光学ユニット
US7641386B2 (en) * 2005-12-16 2010-01-05 Delta Electronics, Inc. Display device and method for starting up at a low temperature

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