JP2002006173A - クリップ着脱工具 - Google Patents

クリップ着脱工具

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JP2002006173A
JP2002006173A JP2000185403A JP2000185403A JP2002006173A JP 2002006173 A JP2002006173 A JP 2002006173A JP 2000185403 A JP2000185403 A JP 2000185403A JP 2000185403 A JP2000185403 A JP 2000185403A JP 2002006173 A JP2002006173 A JP 2002006173A
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清納 大水
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3898Tools, e.g. handheld; Tuning wrenches; Jigs used with connectors, e.g. for extracting, removing or inserting in a panel, for engaging or coupling connectors, for assembling or disassembling components within the connector, for applying clips to hold two connectors together or for crimping

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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の工具はクリップ着脱の際に光コネクタ
に衝撃を与えて、信号の伝送ロスを発生させることが多
い。 【解決手段】 2つの光コネクタ1を挟んで固定する一
対の挟着部2を備えたクリップ3を光コネクタ1に着脱
するためのクリップ着脱工具であって、操作具4と、操
作具4を操作することによって動作する開閉具5と、開
閉具5の動作に伴って開閉する一対の開閉爪6とを備
え、開閉爪6を前記挟着部2の夫々の内側にセットし、
操作具4を操作すると、開閉爪6が夫々の挟着部2を外
側に押し開いてクリップ3を光コネクタ1に着脱可能と
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は互いに突き合わされ
た2つの光コネクタを突き合わせ方向に挟み付けて、両
光コネクタを突き合わせ状態に固定するためのクリップ
を光コネクタに着脱するクリップ着脱工具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ同士を接続する場合は、夫々
の光ファイバの端部に光コネクタを取り付け、取り付け
られた2つの光コネクタの端面同士を突き合わせ、突き
合わした両光コネクタをクリップによって固定する。こ
の種のクリップには種々のものがあるが、その一例とし
て図10(a)に示すものがある。このクリップは帯状
の基板Aの長手方向両端に挟着部Bがバネ特性を有する
ように曲げ形成されており、同図(b)に示すように挟
着部Bによって端面同士が突き合わされた2つの光コネ
クタCをその外側から挟んで、両光コネクタCを突き合
わせ状態で固定可能としたものである。
【0003】光ファイバ(光ケーブル)は土木工事等に
伴う敷設ルートの変更等によって現用ケーブルを新規ケ
ーブルと交換する支障移転工事を行う必要がある。この
場合、前記クリップを取り外して光コネクタ同士の固定
を解除し、固定が解除された2つの光コネクタのうち、
存続させる光ケーブルに取り付けられている光コネクタ
と新規ケーブルに取り付けられている光コネクタとを突
き合わせ、両光コネクタを再度クリップで固定し直す必
要がある。
【0004】従来、前記クリップの着脱は図11に示す
ようなクリップ着脱工具を使用して行われている。この
工具は、先端にクリップ着脱用の爪Eが突設された左右
対称の一対のハンドルFをピンGによって回動可能に連
結したものであり、同図に示すように2つの爪Eの夫々
をクリップAの挟着部Bの内側にセットし、ハンドルF
の上部(ピンGより上側)を図中の矢印a方向に閉じる
と、ハンドルの下部(ピンGより下側)が逆方向(矢印
b方向)に開き、挟着部Bの内側にセットされた爪Eが
同挟着部Bを外側に押し広げて光コネクタCに着脱可能
な状態とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す従来のク
リップ着脱工具は、短時間でクリップを着脱可能であ
り、電気部品を使用しないため故障も少ないといった利
点がある。しかし、クリップ着脱の際に光コネクタに衝
撃を与えやすく、現用ケーブルの光コネクタからクリッ
プを取り外す際に、その衝撃によってケーブル伝送中の
信号に伝送ロスが発生する虞がある。また、光コネクタ
に衝撃を与えずにクリップを着脱するには熟練が必要で
あり、さらに熟練者でも慎重に作業をしなくてはならな
いため、作業に時間がかかる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は小型、軽量で携
帯に便利であり、クリップ着脱時に光コネクタに衝撃を
与える虞もないクリップ着脱工具を提供することを目的
とする。
【0007】本件出願の請求項1記載のクリップ着脱工
具は、2つの光コネクタを挟んで固定する一対の挟着部
を備えたクリップを光コネクタに着脱するためのクリッ
プ着脱工具であって、操作具と、操作具を操作すること
によって動作する開閉具と、開閉具の動作に伴って開閉
する一対の開閉爪とを備え、開閉爪を前記挟着部の夫々
の内側にセットし、操作具を操作すると、開閉爪が夫々
の挟着部を外側に押し開いてクリップを光コネクタに着
脱可能とするものである。
【0008】本件出願の請求項2記載のクリップ着脱工
具は、操作具は基台に昇降及び回転可能に取り付けら
れ、開閉具及び開閉爪は操作具と連動するシャフトに取
り付けられて同シャフトと共に昇降及び回転可能とさ
れ、操作具とシャフトとの間には一定のストロークがあ
り、同ストロークの範囲内で互いに独立して昇降可能な
ものである。
【0009】本件出願の請求項3記載のクリップ着脱工
具は、開閉爪が所定位置にセットされるまで操作具を回
転不能に保持し、所定位置にセットされた開閉爪が所定
量だけ外側に開かれるまで操作具を昇降不能に保持する
安全機構を備えたものである。
【0010】本件出願の請求項4記載のクリップ着脱工
具は、操作具とシャフトとの間には、シャフトを下方に
付勢することによって、同シャフトに取り付けられた開
閉爪を挟着部に押し付けるためのバネが介在されている
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明のクリッ
プ着脱工具の実施形態の一例を図1〜図8に基づいて詳
細に説明する。本実施形態に示すクリップ着脱工具は図
1に示すように、板状の基台7に昇降及び回転可能に取
り付けられた操作具4と、操作具4に連設されたシャフ
ト8と、シャフト8の下端に取り付けられた開閉具5
と、シャフト8にホルダ14を介して取り付けられた一
対の開閉爪6とを備え、操作具4を押し下げると開閉爪
6が降下してクリップ3の対向する挟着部2(図2)の
内側にセットされると共に、操作具4を回転させると、
挟着部2の内側にセットされた開閉爪6が外側に開いて
両挟着部2を外側に押し開き、当該クリップ3を光コネ
クタ1に着脱可能な状態とするものである。
【0012】前記操作具4は図1に示すように円柱状の
軸部15の上端に円盤状の把手17を一体に設けてなる
ものである。この操作具4は図2に示すように前記軸部
15を基台7に開設された貫通孔19に挿入することに
よって、同基台7に図中の矢印a−b方向に昇降可能で
あり、且つ図中の矢印c−d方向に回動可能なるように
取り付けられている。また、図2に示すように前記軸部
15の外側にはコイルスプリング21が被せてあり、当
該操作具4はこのコイルスプリング21によって常時図
中の矢印a方向に付勢され、コイルスプリング21の弾
性復元力に抗して矢印b方向に押圧すると同方向に押し
下げられ、押圧を解除するとコイルスプリング21の弾
性復元力によって矢印a方向に上昇して自動的に元の位
置に復帰する。さらに、軸部15の上端には同軸部15
よりも大径のストッパー23が形成され、操作具4を図
中の矢印b方向へ押し下げたときに当該ストッパー23
が前記貫通孔19の周縁に係止して、それ以上操作具4
が押し下げられないように規制されるようにしてある。
【0013】図1に示すように、操作具4の軸部15の
先にはシャフト8が連設され、同シャフト8の下端には
開閉具5(楕円カム5)が取り付けられている。具体的
には図2に示すように、軸部15の内側に形成された筒
状の差込部25内にシャフト8の上部を差し込み、差込
部25に差し込まれたシャフト8の上部をピン27によ
って軸部15に連結してある。さらに具体的には図3に
示すように、シャフト8の上部にその軸方向細長な長孔
29を開設し、この長孔29に貫通させたピン27の両
端を軸部15に開設した止め孔31に差し込んで固定し
てある。以上のような取り付け構造とすることによっ
て、操作具4とシャフト8との間には長孔29の長さ分
だけのストロークが生まれ、操作具4及びシャフト8は
そのストロークの範囲内で互いに独立して昇降可能とな
る。また、操作具4を回転させるとシャフト8が回転
し、これに伴ってシャフト8の下端に取り付けられた楕
円カム5が回転する。もっとも、操作具4を昇降又は回
転させてシャフト8及び楕円カム5を昇降又は回転させ
るためには後述する安全機構を解除する必要がある。ま
た、図2に示すようにシャフト8の上端と操作具4との
間にはバネ9を介在させて、シャフト8の下部に取り付
けられた開閉爪6が挟着部2に一定の力で押し付けられ
て密着するようにしてある。
【0014】前記開閉爪6は図1に示すように、直方体
状のブロック40の下端にクリップ3の挟着部2に係止
する薄板状の突子42を突設したものである。この開閉
爪6は図2に示すようにホルダ14を介してシャフト8
に取り付けられ、同シャフト8と共に昇降可能としてあ
る。ホルダ14は図1に示すように主壁46の長手方向
両端に側壁48が対向するように一体成形されると共
に、両側壁48の間に軸受部50が設けられた略コ字形
のブロックであり、軸受部50に貫通されたシャフト8
に取り付けられている。この軸受部50は図4(a)に
示すようにリング状の外枠52の内側に、シャフト8を
貫通可能な内径を有するリング状の内枠54をボールベ
アリング56によって回転自在に保持してなるものであ
り、図4(b)に示すように前記内枠54の内側にシャ
フト8を貫通させ、その内枠54を上下からカラー58
を用いてシャフト8に固定し、外枠52をホルダ14に
固定することによって、シャフト8をその周方向へは回
転自在であるが軸方向には固定されるようにしてある。
【0015】開閉爪6は図1に示すようにホルダ14の
前記側壁48と軸受部50との間に夫々配置され、シャ
フト8の下端に取り付けられた楕円カム5の回転に伴っ
て開閉するようにしてある。具体的には夫々の開閉爪6
の上部を軸ピン60によってホルダ14の主壁46に取
り付けて図2の矢印e―f方向に回動可能とすると共
に、ホルダ14の側壁48と開閉爪6との間に配置した
スプリング62によって常時矢印f方向に付勢してあ
る。これによって、両開閉爪6の間に配置された前記楕
円カム5をその長径部が開閉爪6に対向する位置まで回
動させると、その楕円カム5に押されて図中の矢印e方
向へ開き、楕円カム5をその短径部が開閉爪6に対向す
る位置まで回動させると、楕円カム5による押しが解除
され、スプリング62の弾性復元力によって矢印f方向
へ閉じて元の位置に復帰するようにしてある。
【0016】前記基台7及び操作具4には、同操作具4
が誤って回転されたり、昇降されたりすることを防止す
るための安全機構が設けられている。この安全機構は基
台7の前記貫通孔19の周縁に90度間隔で設けられた
2つの鍵孔(図1に示す第一鍵孔70と第二鍵孔72)
と、操作具4の軸部15の周壁に突設された細長の突起
74(図1)から構成されている。具体的には操作具4
を回転させて突起74を第一鍵孔70に合致させると、
当該突起74の下面76と基台7の上面78(貫通孔1
9の周縁)との係止が解除されて同突起74が第一鍵孔
70内に進入して操作具4が降下可能となる一方で、第
一鍵孔70内に進入した突起74によって操作具4は回
転不能となる(図2に示す状態)。この状態で操作具4
を所定位置まで押し下げると、突起74が第一鍵孔70
を通過して基台7の下面82より下方に出るため、操作
具4は回転可能となる一方で、操作具4を回転させると
突起74の上面80が基台7の下面82に係止して操作
具4は上昇不能となる。次に、突起74が第二鍵孔72
に合致するまで操作具4を回転させると、当該突起74
の上面80と基台7の下面82(貫通孔19の周縁)と
の係止が解除されて同突起74は第二鍵孔72内に進入
して操作具4は上昇可能となる一方で、第二鍵孔72内
に進入した突起74によって操作具4は回転不能とな
る。即ち、操作具4は開閉爪6がクリップ3の挟着部2
の内側に確実にセットされる位置まで降下されない限り
回転させることができず、一度降下した操作具4は挟着
部2の内側にセットされた開閉爪6が同挟着部2を十分
に外側に押し広げるまで開かれない限り上昇させること
ができず、さらには上昇中の操作具4は所定位置まで上
昇されるまでは回転させることができないように規制さ
れる。
【0017】(使用例)前記本発明のクリップ着脱工具
を使用して光コネクタに装着されているクリップを同光
コネクタから取り外す工程を図5〜図9に基づいて説明
する。1.図5(b)に示すように、操作具4を回転さ
せて安全機構の突起74を第一鍵孔70に合わせてか
ら、同図(a)に示すようにコイルスプリング21の弾
性復元力に抗して操作具4を徐々に押し下げる。操作具
4を押し下げると同操作具4に連設されたシャフト8及
び同シャフト8にホルダ14を介して取り付けられた開
閉爪6も押し下げられる。2.操作具4を押し下げて図
6(a)に示すように開閉爪6をクリップ3の挟着部2
の内側にセットする。このとき、同図(b)に示すよう
に突起74は第一鍵孔70内に存在し、操作具4は回転
不能な状態に規制されている。3.図7(a)に示すよ
うにストッパー23が基台7の上面78に当たるまで操
作具4を押し下げる。この位置まで操作具4を押し下げ
ると、突起74が第一鍵孔70を通過し、操作具4は回
転可能な状態となる。尚、図6(a)に示す状態から図
7(a)に示す状態に至るまでの間の操作具4の動きは
シャフト8との間に存在するストロークによって吸収さ
れ、操作具4のみが降下し、シャフト8は図6(a)に
示す位置を保持し、開閉爪6は操作具4とシャフト8と
の間に介在させたバネ9の弾性復元力によって一定の力
で挟着部2に密着されている。4.図8(a)に示すよ
うに操作具4を90度回転させてシャフト8を回転させ
ることによって、楕円カム5を90度回転させて両開閉
爪6を外側に開かせる。尚、回転中の操作具4は安全機
構によって上昇不能な状態に保持されていることは前記
の通りである。操作具4を90度回転させると、同図
(b)に示すように突起74が第二鍵孔72に合致し、
操作具4は上昇可能な状態となる。5.突起74が第二
鍵孔72に合致したところで、操作具4の下方への押圧
を解除すると、コイルスプリング21の弾性復元力によ
って操作具4は自動的に上昇して図9(a)に示す位置
に復帰し、クリップ3は光コネクタ2から離脱される。
【0018】光コネクタ2にクリップ3を装着する場合
は前記1〜5と逆の工程による。即ち、図9(a)に示
す状態から操作具4を降下させて、開閉爪6によって保
持されているクリップ3を光コネクタ2に被せて図8
(a)に示す状態とし、次に、操作具4を前記とは逆方
向に90度回転させて開閉爪6を閉じて、図7(a)に
示すように光コネクタ2にクリップ3を装着する。図7
(a)に示す状態になると、同図(b)に示すように突
起74が第一鍵孔70に合致するので同操作具4はコイ
ルスプリング21の弾性復元力によって自動的に上昇
し、図5(a)に示す状態となる。以上によってクリッ
プ3が光コネクタに装着される。
【0019】(実施の形態2)前記実施形態1では操作
具4を操作して開閉具5を回転させると開閉爪6が開閉
する構造としたが、操作具4を操作して開閉具5を上下
動(昇降)させると開閉爪6が開閉する構造とすること
もできる。
【0020】本発明のクリップ着脱工具は単独で使用す
ることができることは勿論のこと、ベースにコネクタ切
替機構とクリップ着脱機構を備えてなるコネクタ切替装
置におけるクリップ着脱機構としても使用することがで
きる。この場合は本発明のクリップ着脱工具を回転軸に
よってベースに回動可能に取り付け、コネクタ切替機構
が作動中はその作業の妨げとならない位置に退避可能と
することが望ましい。
【0021】
【発明の効果】本件出願の請求項1記載のクリップ着脱
工具は、操作具の操作のみで開閉爪をクリップの挟着部
の内側に配置し、さらに同開閉爪を開閉して挟着部を押
し広げて光コネクタに着脱可能であるため、クリップの
着脱が極めて容易であり、作業時間も非常に短時間で済
む。
【0022】本件出願の請求項2記載のクリップ着脱工
具は、操作具とシャフトとの間に一定のストロークが存
在し、同ストロークの範囲内でこれらが独立して昇降可
能であるため、シャフトの先に取り付けられた開閉爪は
このストロークの範囲内で自由に上下移動することがで
きる。従って、開閉爪がクリップの挟着部に接触する際
に発生する衝撃は開閉爪の上下移動によって吸収され、
光コネクタに及ばない。
【0023】本件出願の請求項3記載のクリップ着脱工
具は、開閉爪が所定位置まで降下されるまで操作具の回
転を規制し、所定位置まで降下した開閉爪が所定量だけ
外側に開かれるまで操作具の上昇を規制する安全機構を
備えているので、開閉爪を所定位置にセットする前に同
開閉爪を開いてしまったり、開閉爪がクリップの挟着部
を十分に外側に押し広げる前に同開閉爪を上昇させてし
まったりする虞がなく、クリップを確実に着脱すること
ができる。
【0024】本件出願の請求項4記載のクリップ着脱工
具は、操作具とシャフトとの間にシャフトを下方に付勢
して、同シャフトに取り付けられた開閉爪をクリップの
挟着部に押し付けるためのバネが介在されているので、
クリップの挟着部の内側にセットされた開閉爪が常に一
定の力で同挟着部に密着され、クリップの着脱がより一
層確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクリップ着脱工具の実施形態の一例を
示す分解説明図。
【図2】本発明のクリップ着脱工具の実施形態の一例を
示す説明図。
【図3】ハンドルとシャフトの取り付け構造を示す断面
図。
【図4】(a)、(b)は本発明のクリップ着脱工具に
よってクリップを取り外す際の一工程を示す説明図。
【図5】(a)、(b)は図4の次の工程を示す説明
図。
【図6】(a)、(b)は図5の次の工程を示す説明
図。
【図7】(a)、(b)は図6の次の工程を示す説明
図。
【図8】(a)、(b)は図7の次の工程を示す説明
図。
【図9】(a)、(b)は図8の次の工程を示す説明
図。
【図10】(a)はクリップを示す斜視図、(b)はク
リップを光コネクタに装着した状態を示す側面図。
【図11】従来のクリップ着脱工具を示す説明図。
【符号の説明】
1 挟着部 2 光コネクタ 3 クリップ 4 操作具 5 開閉具 6 開閉爪 7 基台 8 シャフト 9 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 徹 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 大水 清納 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 田中 郁昭 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 QA57

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの光コネクタ(1)を挟んで固定する
    一対の挟着部(2)を備えたクリップ(3)を光コネク
    タ(1)に着脱するためのクリップ着脱工具であって、
    操作具(4)と、操作具(4)を操作することによって
    動作する開閉具(5)と、開閉具(5)の動作に伴って
    開閉する一対の開閉爪(6)とを備え、開閉爪(6)を
    前記挟着部(2)の夫々の内側にセットし、操作具
    (4)を操作すると、開閉爪(6)が夫々の挟着部
    (2)を外側に押し開いてクリップ(3)を光コネクタ
    (1)に着脱可能とすることを特徴とするクリップ着脱
    工具。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクリップ着脱工具におい
    て、操作具(4)は基台(7)に昇降及び回転可能に取
    り付けられ、開閉具(5)及び開閉爪(6)は操作具
    (4)に連動するシャフト(8)に取り付けられて同シ
    ャフト(8)と共に昇降及び回転可能とされ、操作具
    (4)とシャフト(8)との間には一定のストロークが
    あり、同ストロークの範囲内で互いに独立して昇降可能
    であることを特徴とするクリップ着脱工具。
  3. 【請求項3】請求項2記載のクリップ着脱工具におい
    て、開閉爪(6)が所定位置にセットされるまで操作具
    (4)を回転不能に保持し、所定位置にセットされた開
    閉爪(6)が所定量だけ外側に開かれるまで操作具
    (4)を昇降不能に保持する安全機構を備えたことを特
    徴とするクリップ着脱工具。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3記載のクリップ着脱
    工具において、操作具(4)とシャフト(8)との間に
    は、シャフト(8)を下方に付勢することによって、同
    シャフト(8)に取り付けられた開閉爪(6)を挟着部
    (2)に押し付けるためのバネ(9)が介在されている
    ことを特徴とするクリップ着脱工具。
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