JP2002005915A - ガスクロマト装置 - Google Patents

ガスクロマト装置

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JP2002005915A
JP2002005915A JP2000187452A JP2000187452A JP2002005915A JP 2002005915 A JP2002005915 A JP 2002005915A JP 2000187452 A JP2000187452 A JP 2000187452A JP 2000187452 A JP2000187452 A JP 2000187452A JP 2002005915 A JP2002005915 A JP 2002005915A
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gas
pressure
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Katsukuni Yamada
勝国 山田
Shoki Eguchi
昭喜 江口
Tadashi Yoshida
正 吉田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスクロマト装置において、大気圧に変化が
あっても高精度の分析結果を得る。 【解決手段】 ガスクロマト装置は、サンプリングガス
を供給するサンプリングガス供給部10と、サンプリン
グガスを一定量採取するガスサンプリング部11と、採
取したサンプルガスを各ガス成分に分離するガス成分分
離部12と、分離した各ガス成分の成分量を検出し、そ
の成分量に応じたピーク波形を出力するガス成分量検出
部13と、ピーク波形の面積と、装置本体調整時に予め
設定したピーク波形の基準面積とを比較して、サンプル
ガス中の各ガス成分濃度を算出するデータ処理部14と
を備えている。このようなガスクロマト装置において、
サンプルガスを採取するときのサンプルガスの圧力を検
出する圧力検出器16と、圧力検出器16での検出圧力
と、装置本体調整時に予め設定した基準圧力との比較を
行って、サンプルガス中の各ガス成分濃度を補正する補
正演算部15とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定ガス中の各
ガス成分の濃度を検出するガスクロマト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的なガスクロマト装置につい
て、その構成と動作を説明する。ガスクロマト装置は、
図6に示すように、被測定されるサンプリングガスをガ
スクロマト装置に導入するサンプリングガス供給部1
と、このサンプリングガス供給部1に配管接続されサン
プリングガス中から一定量のサンプルガスを採取するガ
スサンプリング部2と、ガスサンプリング部2で採取さ
れキャリアガスと共に送られてくるサンプルガスを各ガ
ス成分に分離するガス成分分離部3と、ガス成分分離部
3で分離したガス成分とキャリアガスの混合ガスからガ
ス成分量を検出するガス成分量検出部4と、ガス成分量
検出部4の信号を入力してサンプルガスの組成を算出す
るデータ処理部5と、を備えている。
【0003】サンプリングガス供給部1は弁を有し、こ
の弁を開くとサンプリングガスがガスサンプリング部2
に供給され、そのサンプリングガスはガスサンプリング
部2内のサンプルガス計量管(図示省略)を通って排気
される。このとき、ガスサンプリング部2には、もう一
方のラインを介してキャリアガスが供給されており、こ
のキャリアガスはガス成分分離部3およびガス成分量検
出部4を通って排気されている。
【0004】サンプリングガス供給部1は、サンプリン
グガス供給開始から一定時間経過して、サンプルガス計
量管の内部が十分にサンプリングガスで充たされた後に
閉じられる。サンプルガス計量管後流の排気配管は適切
な場所で大気開放されており、サンプリングガス供給部
1が閉じてサンプルガス計量管内の圧力が大気圧と同等
になると、ガスサンプリング部2は一定量のサンプルガ
スを採取する。採取したサンプルガスは、一定流量のキ
ャリアガスでガス成分分離部3に運ばれる。
【0005】ガス成分分離部3はカラムシステムによっ
て構成され、サンプルガスを各ガス成分に分離する。分
離されたガス成分は、キャリアガスによってガス成分と
キャリアガスの混合ガスとして所定の順序とタイミング
でガス成分量検出部4に運ばれる。
【0006】ガス成分量検出部4は、各ガス成分量に対
応したガスクロマトのピーク波形をデータ処理部5に出
力する。データ処理部5は所定の方法、例えば面積式な
らば各ガス成分のピーク波形面積を計算し、予め設定し
た基準濃度・基準面積との比でサンプルガス中の各ガス
成分濃度を求める。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
では、サンプルガス採取時にサンプリングガスの供給を
停止することによって、後流が大気開放されているサン
プルガス計量管内の圧力は大気圧と同等となり、一定体
積のサンプルガス計量管で一定量のサンプルガスが採取
できるとものとみなしていた。
【0008】しかし、大気圧は気象条件によって常に変
化しており、その変化幅は1気圧の数%に達する場合も
ある。このため大気圧と同等の圧力下で採取した一定体
積のサンプルガスは一定量とならず、サンプルガスのモ
ル数は大気圧変化と同様に変化する。このモル数変化
は、ガスクロマトのピーク波形面積の変化となり、サン
プルガス中の各ガス成分濃度計算結果の精度低下や再現
性の低下を招く要因になっている。
【0009】また、ガス成分分離部のカラムシステム
は、ガス成分分離特性が変化するので、適切な時期にそ
の変化に対応したガスクロマト装置の調整を行い、デー
タ処理部の基準濃度・基準面積も再設定しなければなら
ない。再設定した基準濃度・基準面積は、調整時の大気
圧下で採取したサンプルガスをベースにしているので、
その後の通常分析時の大気圧との間に差があれば、各ガ
ス成分濃度の計算結果に差を生じる要因となる。
【0010】本発明の目的は、ガスクロマト装置におい
て、大気圧等に変化があっても高精度の分析結果を得る
ことができ、かつ再現性の安定を図ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、被測定ガスを一定圧力かつ一定温度で供
給するガス供給手段と、ガス供給手段から供給されてく
る被測定ガスを一定量採取するサンプリング手段と、サ
ンプリング手段で採取した被測定ガスを各ガス成分に分
離するガス成分分離手段と、ガス成分分離手段で分離し
た各ガス成分の成分量を検出し、その成分量に応じたピ
ーク波形を出力するガス成分量検出手段と、ガス成分量
検出手段から出力されるピーク波形の面積と、ガスクロ
マト装置本体調整時に予め設定したピーク波形の基準面
積とを比較して、被測定ガス中の各ガス成分濃度を算出
するデータ処理手段とを備えたガスクロマト装置におい
て、サンプリング手段で被測定ガスを採取するときの被
測定ガスの圧力を検出する圧力検出手段と、圧力検出手
段での検出圧力と、ガスクロマト装置本体調整時に予め
設定した基準圧力との比較を行って、被測定ガス中の各
ガス成分濃度を補正する補正手段とを備えたことを特徴
としている。
【0012】上記構成によれば、大気圧が変化して、採
取した被測定ガスのモル数が変化すると、ガスクロマト
のピーク波形の面積も変化するが、補正手段が、圧力検
出手段での検出圧力と、ガスクロマト装置本体調整時に
予め設定した基準圧力との比較を行って補正を行うの
で、被測定ガス中の各ガス成分の濃度は高精度に分析さ
れ、また再現性の低下を招くこともない。
【0013】また、本発明は、被測定ガスを一定圧力か
つ一定温度で供給するガス供給手段と、ガス供給手段か
ら供給されてくる被測定ガスを一定量採取するサンプリ
ング手段と、サンプリング手段で採取した被測定ガスを
各ガス成分に分離するガス成分分離手段と、ガス成分分
離手段で分離した各ガス成分の成分量を検出するガス成
分量検出手段と、ガス成分量検出手段で検出した各ガス
成分の成分量データを取り込んで、被測定ガス中の各ガ
ス成分濃度を算出するデータ処理手段とを備えたガスク
ロマト装置において、サンプリング手段で被測定ガスを
採取するときの被測定ガスの温度を検出する温度検出手
段と、温度検出手段での検出温度と予め設定した基準温
度との比較を行って、被測定ガス中の各ガス成分濃度を
補正する補正手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、温度検出器で検出した
温度を熱力学温度とすると、大気圧が変化して、採取し
た被測定ガスのモル数が変化したときに、温度検出器で
の検出温度にも変化が現れるので、補正手段が、温度検
出手段での検出温度と、予め設定した基準圧力との比較
を行って補正を行うことにより、被測定ガス中の各ガス
成分の濃度を高精度に分析できる。なお、この場合、基
準温度はガスクロマト装置本体調整時に設定した温度で
ある。
【0015】また、サンプリング手段で被測定ガスを採
取するときの被測定ガスの圧力を検出する圧力検出手段
と、サンプリング手段で被測定ガスを採取するときの被
測定ガスの温度を検出する温度検出手段とを設け、補正
手段が、圧力検出手段での検出圧力と予め設定した基準
圧力との比較、および温度検出手段での検出温度と予め
設定した基準温度との比較を行って、被測定ガス中の各
ガス成分濃度を補正するように構成することもできる。
【0016】なお、圧力検出手段で検出する圧力と基準
圧力は絶対圧力である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
ガスクロマト装置の概略構成を示している。図1に示す
ように、本実施の形態のガスクロマト装置は、サンプリ
ングガス供給部10、ガスサンプリング部11、ガス成
分分離部12、ガス成分量検出部13、データ処理部1
4、補正演算部15、および大気圧検出器16を備えて
いる。
【0018】サンプリングガス供給部10にはサンプリ
ングガスが一定圧力かつ一定温度で送られてきており、
サンプリングガス供給部10の弁を開くと、サンプリン
グガスがガスサンプリング部11へ供給される。
【0019】ガスサンプリング部11にはサンプルガス
計量管(図示省略)が設けられ、サンプリングガス供給
部10から供給されてきたサンプリングガスはサンプル
ガス計量管を流れて排気される。一方、ガスサンプリン
グ部11にはキャリアガスのラインが接続されており、
サンプルガス軽量管内にサンプリングガスが充たされて
いる状態でサンプリングガス供給部10の弁を閉じて、
サンプルガス計量管をキャリアガスのライン側に切り換
えると、一定量のサンプルガスを採取することができ
る。このとき、ガスクロマト装置周辺の大気圧Pは大気
圧検出器16で検出される。また、採取したサンプルガ
スは一定量のキャリアガスに搬送されてガス成分分離部
12へ送られる。
【0020】ガス成分分離部12にはカラムシステムが
設けられており、各ガス成分の粘性係数や沸点や極性に
よって、サンプルガスをガス成分毎に分離する。分離さ
れたガス成分は、キャリアガスによってガス成分とキャ
リアガスの混合ガスとして所定の順序とタイミングでガ
ス成分量検出部13へ送られる。
【0021】ガス成分量検出部13は、図2に示すよう
なガス成分量に対応したガスクロマトのピーク波形を求
め、そのピーク波形のデータをデータ処理部14に出力
する。
【0022】一方、補正演算部15は、大気圧検出器1
6で検出した大気圧Pと、予め設定したサンプルガス計
量管内の基準圧力Pとの比P/Pを演算する。P
を絶対圧力とすれば、サンプリングしたサンプルガスの
モル数と予め設定したサンプルガスのモル数の比は、比
P/Pに比例するので、補正演算部15は、比P/P
を補正信号としてデータ処理部14に出力する。な
お、大気圧Pおよび基準圧力Pは絶対圧力である。
【0023】データ処理部14は、ガス成分量検出部1
3から入力したピーク波形のデータから所定の方法でガ
ス成分のピーク波形面積Sを計算するとともに、そのピ
ーク波形面積Sと、予め設定したピーク波形の基準面積
との比S/Sを算出する。さらにデータ処理部1
4は、ピーク波形面積Sと基準面積Sとの比S/
、補正演算器15からの補正信号P/P、および
予め設定したガス成分の基準濃度Aから、ガス成分の
濃度Aを下記(1)式のようにして求める。 A=A×(S/S)×(P/P) ………………(1)
【0024】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2によるガスクロマト装置の概略構成を示してい
る。本実施の形態では、実施の形態1のような大気圧検
出器16の代わりに、ガスサンプリング部11のサンプ
ルガス計量管内の圧力を検出する圧力検出器20が設け
られている。この圧力検出器20も、サンプルガス計量
管をキャリアガスのライン側に切り換えたときに、サン
プルガス計量管内の圧力Pを検出する。他の構成は実施
の形態1の場合と同様である。
【0025】補正演算部15は、圧力検出器20で検出
したサンプルガス計量管内の圧力Pと、予め設定したサ
ンプルガス計量管内の基準圧力Pとの比P/Pを演
算する。PおよびPを絶対圧力とすれば、サンプリン
グしたサンプルガスのモル数と予め設定したサンプルガ
スのモル数の比は、比P/Pに比例するので、補正演
算部15は、比P/Pを補正信号としてデータ処理部
14に出力する。なお、圧力Pおよび基準圧力Pは絶
対圧力である。
【0026】そしてデータ処理部14は、実施の形態1
の場合と同様に、ピーク波形面積Sと基準面積Sとの
比S/S、補正演算器15からの補正信号P/P
および予め設定したガス成分の基準濃度Aから、ガス
成分の濃度Aを上記(1)式のようにして求める。
【0027】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3によるガスクロマト装置の概略構成を示してい
る。本実施の形態では、サンプルガス計量管内の温度を
検出する温度検出器30が設けられている。この温度検
出器30は、サンプルガス計量管をキャリアガスのライ
ン側に切り換えたときに、サンプルガス計量管内の温度
Tを検出する。他の構成は実施の形態1の場合と同様で
ある。
【0028】補正演算部15は、温度検出器30で検出
したサンプルガス計量管内の温度Tと、予め設定したサ
ンプルガス計量管内の基準温度Tとの比T/Tを演
算する。TおよびTを熱力学温度とすれば、サンプリ
ングしたサンプルガスのモル数と予め設定したサンプル
ガスのモル数の比は、T/Tに比例するので、補正演
算器15は、比T/Tを補正信号としてデータ処理部
14に出力する。
【0029】データ処理部14は、実施の形態1の場合
と同様に、ガス成分量検出部13から入力したピーク波
形のデータから所定の方法でガス成分のピーク波形面積
Sを計算するとともに、そのピーク波形面積Sと、予め
設定したピーク波形の基準面積Sとの比S/Sを算
出する。さらにデータ処理部14は、ピーク波形面積S
と基準面積Sとの比S/S、補正演算器15からの
補正信号T/T、および予め設定したガス成分の基準
濃度Aから、ガス成分の濃度Aを下記(2)式のよう
にして求める。 A=A×(S/S)×(T/T) ………………(2)
【0030】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態4によるガスクロマト装置の概略構成を示してい
る。本実施の形態では、サンプルガス計量管下流側の圧
力を検出する圧力検出器21、およびサンプルガス計量
管内の温度を検出する温度検出器30が設けられてい
る。圧力検出器21および温度検出器30は、サンプル
ガス計量管をキャリアガスのライン側に切り換えたとき
に、サンプルガス計量管下流側の圧力およびサンプルガ
ス計量管内の温度をそれぞれ検出する。また、本実施の
形態では、実施の形態1〜3のようなサンプリングガス
供給部10の代わりに、サンプリングガス供給制御部4
0が設けられている。他の構成は実施の形態1〜3の場
合と同様である。
【0031】サンプリングガス供給制御部40は、サン
プリングガスをガスサンプリング部11に供給するだけ
でなく、サンプリングガスを適正な圧力・温度に調整す
る機能や複数のサンプリングガスを指定された順序でガ
スサンプリング部11に供給する機能を備えている。サ
ンプリングガス供給制御部40からサンプリングガスが
ガスサンプリング部11に供給開始され、サンプルガス
計量管内がサンプリングガスで充たされた状態で、サン
プルガス計量管をキャリアガスのライン側に切り換える
と、一定量のサンプルガスが採取される。このとき、圧
力検出器21はサンプルガス計量管下流側の圧力Pを、
温度検出器30はサンプルガス計量管内の温度Tをそれ
ぞれ検出し、両検出値は補正演算部15に取り込まれ
る。
【0032】補正演算器15は、入力された前記圧力P
と予め設定したサンプルガス計量管下流側の基準圧力P
との比P/Pを演算する。PおよびPを絶対圧力
とすれば、サンプリングしたサンプルガスのモル数と予
め設定したサンプルガスのモル数の比は、比P/P
比例する。また補正演算器15は、入力された前記温度
Tと予め設定したサンプルガス計量管内の基準温度T
の比T/Tも演算する。TおよびTを熱力学温度と
すれば、サンプリングしたサンプルガスのモル数と予め
設定したサンプルガスのモル数の比は、比T/Tに比
例する。そして、サンプリングしたサンプルガスのモル
数と予め設定したサンプルガスのモル数の比は、比P/
と比T/Tに比例するので、補正演算器15は、
(P/P )×(T/T)を補正信号としてデータ処理部
14に出力する。なお、圧力Pおよび基準圧力Pは絶
対圧力である。
【0033】データ処理部14は、実施の形態1〜3の
場合と同様に、ガス成分量検出部13から入力したピー
ク波形のデータから所定の方法でガス成分のピーク波形
面積Sを計算するとともに、そのピーク波形面積Sと、
予め設定したピーク波形の基準面積Sとの比S/S
を算出する。さらにデータ処理部14は、ピーク波形面
積Sと基準面積Sとの比S/S、補正演算器15か
らの補正信号(P/P )×(T/T)、および予め設定
したガス成分の基準濃度Aから、ガス成分の濃度Aを
下記(3)式のようにして求める。 A=A×(S/S)×(P/P)×(T/T) ………………(3 )
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サンプリングガスの圧力・温度変化によってサンプルガ
スのモル数が変化しても、精度の高いガスクロマト装置
の分析結果を得ることができ、かつ再現性の安定を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるガスクロマト装置
の概略構成図である。
【図2】ガスクロマトピーク波形の一例を示した図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態2によるガスクロマト装置
の概略構成図である。
【図4】本発明の実施の形態3によるガスクロマト装置
の概略構成図である。
【図5】本発明の実施の形態4によるガスクロマト装置
の概略構成図である。
【図6】従来技術によるガスクロマト装置の概略構成図
である。
【符号の説明】
10 サンプリングガス供給部 11 ガスサンプリング部 12 ガス成分分離部 13 ガス成分量検出部 14 データ処理部 15 補正演算部 16 大気圧検出部 20 圧力検出器 21 圧力検出器 30 温度検出器 40 サンプリングガス制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江口 昭喜 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所火力・水力事業部内 (72)発明者 吉田 正 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所火力・水力事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ガスを一定圧力かつ一定温度で供
    給するガス供給手段と、該ガス供給手段から供給されて
    くる被測定ガスを一定量採取するサンプリング手段と、
    該サンプリング手段で採取した被測定ガスを各ガス成分
    に分離するガス成分分離手段と、前記ガス成分分離手段
    で分離した各ガス成分の成分量を検出し、その成分量に
    応じたピーク波形を出力するガス成分量検出手段と、前
    記ガス成分量検出手段から出力されるピーク波形の面積
    と、ガスクロマト装置本体調整時に予め設定したピーク
    波形の基準面積とを比較して、被測定ガス中の各ガス成
    分濃度を算出するデータ処理手段と、を備えたガスクロ
    マト装置において、 前記サンプリング手段で被測定ガスを採取するときの被
    測定ガスの圧力を検出する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段での検出圧力と、ガスクロマト装置本
    体調整時に予め設定した基準圧力との比較を行って、被
    測定ガス中の各ガス成分濃度を補正する補正手段と、を
    備えたことを特徴とするガスクロマト装置。
  2. 【請求項2】 被測定ガスを一定圧力かつ一定温度で供
    給するガス供給手段と、該ガス供給手段から供給されて
    くる被測定ガスを一定量採取するサンプリング手段と、
    該サンプリング手段で採取した被測定ガスを各ガス成分
    に分離するガス成分分離手段と、前記ガス成分分離手段
    で分離した各ガス成分の成分量を検出するガス成分量検
    出手段と、前記ガス成分量検出手段で検出した各ガス成
    分の成分量データを取り込んで、被測定ガス中の各ガス
    成分濃度を算出するデータ処理手段と、を備えたガスク
    ロマト装置において、 前記サンプリング手段で被測定ガスを採取するときの被
    測定ガスの温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段での検出温度と予め設定した基準温度
    との比較を行って、被測定ガス中の各ガス成分濃度を補
    正する補正手段と、を備えたことを特徴とするガスクロ
    マト装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のガスクロマト装置にお
    いて、 前記基準温度はガスクロマト装置本体調整時に設定した
    温度であることを特徴とするガスクロマト装置。
  4. 【請求項4】 被測定ガスを一定圧力かつ一定温度で供
    給するガス供給手段と、該ガス供給手段から供給されて
    くる被測定ガスを一定量採取するサンプリング手段と、
    該サンプリング手段で採取した被測定ガスを各ガス成分
    に分離するガス成分分離手段と、前記ガス成分分離手段
    で分離した各ガス成分の成分量を検出するガス成分量検
    出手段と、前記ガス成分量検出手段で検出した各ガス成
    分の成分量データを取り込んで、被測定ガス中の各ガス
    成分濃度を算出するデータ処理手段と、を備えたガスク
    ロマト装置において、 前記サンプリング手段で被測定ガスを採取するときの被
    測定ガスの圧力を検出する圧力検出手段と、 前記サンプリング手段で被測定ガスを採取するときの被
    測定ガスの温度を検出する温度検出手段と、 前記圧力検出手段での検出圧力と予め設定した基準圧力
    との比較、および前記温度検出手段での検出温度と予め
    設定した基準温度との比較を行って、被測定ガス中の各
    ガス成分濃度を補正する補正手段と、を備えたことを特
    徴とするガスクロマト装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のガスクロマト装置にお
    いて、 前記基準圧力はガスクロマト装置本体調整時に設定した
    圧力であり、かつ前記基準温度はガスクロマト装置本体
    調整時に設定した温度であることを特徴とするガスクロ
    マト装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,4又は5に記載のガスクロマ
    ト装置において、 前記圧力検出手段で検出する圧力と前記基準圧力は絶対
    圧力であることを特徴とするガスクロマト装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009519230A (ja) * 2005-11-23 2009-05-14 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 気相部分酸化の安全な運転法
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