JP2002005622A - 複数個の光切断式センサを備えた光学式形状計測装置における配置パラメータの検出方法 - Google Patents

複数個の光切断式センサを備えた光学式形状計測装置における配置パラメータの検出方法

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JP2002005622A
JP2002005622A JP2000190792A JP2000190792A JP2002005622A JP 2002005622 A JP2002005622 A JP 2002005622A JP 2000190792 A JP2000190792 A JP 2000190792A JP 2000190792 A JP2000190792 A JP 2000190792A JP 2002005622 A JP2002005622 A JP 2002005622A
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Kohei Nishikawa
晃平 西川
Masaru Akamatsu
勝 赤松
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測対象物の周囲に複数個のシフトレンズ型
の光切断式センサを配置して輪郭形状計測を行う光学式
形状計測装置において、前記複数個の光切断式センサ間
の配置関係を決定する配置パラメータを求めること。 【解決手段】 (1) 前記各センサごとに光学スケール変
換倍率を求め、(2) 各センサごとに、画像メモリ座標系
において基準多角柱体の1つの角点を原点とし、該角点
を挟む2辺を座標軸とする新たな2次元基準体座標系を
設定し、(3) 各センサごとに、画像メモリ座標系から2
次元基準体座標系への座標変換行列を求め、(4) 各セン
サごとに、前記光学スケール変換倍率に基づいて前記2
次元基準体座標系をスケール変換してなる2次元実スケ
ール基準体座標系を設定し、(5) 基準多角柱体の各辺の
長さ情報を用い、前記各センサについての前記2次元実
スケール基準体座標系を互いに関係づける所定数の座標
変換行列を求める。これにより前記光学スケール変換倍
率、前記(3) の座標変換行列及び前記(5) の座標変換行
列からなる配置パラメータを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個のシフトレ
ンズ型の光切断式センサを備えた光学式形状計測装置に
おける配置パラメータの検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、光切断法は、スリット光
源からシート状のスリット光を計測対象物に照射し、計
測対象物表面上のスリット光投影像を撮像装置で撮影
し、三角測量の原理を用いて該計測対象物の形状を計測
する方法である。本出願人は、先に、この光切断法によ
る形状計測を行う装置であって、計測対象物を取り囲む
ようにシフトレンズ型の光切断式センサを複数個配置
し、該計測対象物の形状計測を行う光学式形状計測装置
(光学的形状測定装置)について提案している(特願2
000−64660号)。
【0003】この光学式形状計測装置は、図1に示すよ
うに、計測対象物Wの周囲にこれを取り囲むように複数
個、この例では4台のシフトレンズ型の光切断式センサ
(光切断方式光学系)SU1 〜SU4 を配置してある。
各光切断式センサSU1 〜SU4 は、スリット光源S1
〜S4 と撮像装置C1 〜C4 とを有して構成されてい
る。
【0004】図2はシフトレンズ型の光切断式センサの
構成を説明するための図、図3は図2に示すシフトレン
ズ型の光切断式センサSU1 を別の角度からみてその構
成を説明するための図である。前記のシフトレンズ型の
光切断式センサSU1 は、スリット光源S1 と、結像光
学系(レンズ)CL1 の光軸CLC1 から外れた位置に
撮像素子CD1 の撮像面CDV1 を配設してなる撮像装
置C1 とを所定の配置関係に規定してなるものである。
すなわち、図2,図3に示すように、撮像装置C1 は、
スリット光源S1 からのスリット光面SL1 に対してそ
の結像光学系CL1 の光軸CLC1 が垂直をなすよう
に、且つ、前記撮像素子CD1 の撮像面CDV1 がスリ
ット光面SL1 に対して平行をなすように配置されてお
り、結像光学系CL1 の光軸CLC1 外の計測領域Dに
ある計測対象物Wの表面上のスリット光投影像を撮影し
て撮像面CDV1 上に捉えその映像信号を出力するよう
に設けられている。なお、他のシフトレンズ型の光切断
式センサSU2 〜SU4 についても同一の構成である。
【0005】このように構成されるシフトレンズ型の光
切断式センサ(以下、単に光切断式センサという。)S
1 〜SU4 によると、その撮像装置C1 〜C4 の撮像
面上に結像可能な全計測領域Dが該撮像装置の被写界深
度(合焦範囲)内に入るので、全計測領域Dにおいて常
に合焦状態で、且つ等分解能で形状計測を行うことがで
き、全計測領域Dにわたって計測精度の良い形状計測を
行うことができるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、計測対象物
を取り囲むように複数個の光切断式センサSU1 〜SU
n を配置して構成される光学式形状計測装置により、計
測対象物の全周輪郭形状(断面形状)の形状計測を行う
際には、各光切断式センサSU1 〜SUn による計測結
果を1つの共通の座標系で表して統合するために、予
め、各光切断式センサSU1 〜SUn 間の配置関係を決
定する配置パラメータを知ることが必要となる。
【0007】そこで本発明の目的は、計測対象物を取り
囲むように複数個のシフトレンズ型の光切断式センサを
配置して該計測対象物の輪郭形状計測を行う光学式形状
計測装置において、複数個の光切断式センサ間の配置関
係を規定する配置パラメータを求めることができる、複
数個の光切断式センサを備えた光学式形状計測装置にお
ける配置パラメータの検出方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明による複数個の光切断式センサを備えた光
学式形状計測装置における配置パラメータの検出方法
は、光切断式センサが計測対象物に対してスリット光を
照射するスリット光源と撮像装置を有し、前記撮像装置
は、前記スリット光源からのスリット光面に対して結像
光学系の光軸が垂直をなすように、且つ、該結像光学系
の前記光軸外に位置させた撮像素子の撮像面が前記スリ
ット光面に対して平行をなすように配置されており、前
記結像光学系の前記光軸外に配置された前記計測対象物
の表面上のスリット光投影像を撮影して前記撮像面上に
捉えその映像信号を出力する撮像装置であり、計測対象
物の周囲に複数個の前記光切断式センサを配置し該計測
対象物の輪郭形状計測を行う光学式形状計測装置におい
て、前記複数個の光切断式センサ間の配置関係を決定す
る配置パラメータを求めるに際し、(イ):前記各光切
断式センサ(SUi ,i=1〜n)ごとに、計測領域で
の実サイズと画像メモリ上の2次元座標系である画像メ
モリ座標系(OAi−XAi Ai,i=1〜n)での大きさ
とを関係付ける光学スケール変換倍率(Mi ,i=1〜
n)を求めること、(ロ):計測領域に基準多角柱体
(R)を位置させ、前記各光切断式センサ(SUi ,i
=1〜n)ごとに、前記基準多角柱体(R)に対して前
記スリット光源からスリット光を照射し、前記撮像装置
にて該基準多角柱体(R)の角部表面上のスリット光投
影像を撮影してその映像信号を得ること、(ハ):前記
各光切断式センサ(SUi ,i=1〜n)ごとに、前記
(ロ)の前記映像信号を処理して画像メモリ座標系(O
Ai−XAiAi,i=1〜n)における基準多角柱体角部
輪郭データを得、該基準多角柱体角部輪郭データに基づ
いて、画像メモリ座標系(OAi−XAiAi,i=1〜
n)において前記基準多角柱体(R)の1つの角点の位
置座標((XAic,YAic),i=1〜n)と該角点を
挟む2辺の方向とを検出し、該検出した角点((X
Aic,YAic),i=1〜n)を原点とし、該角点を挟
む前記2辺の少なくとも一方を座標軸とする新たな2次
元基準体座標系(OBi−XBiBi,i=1〜n)を設定
すること、(ニ):前記各光切断式センサ(SUi ,i
=1〜n)ごとに、前記画像メモリ座標系(OAi−XAi
Ai,i=1〜n)から前記2次元基準体座標系(OBi
−XBiBi,i=1〜n)への座標変換行列
(〔A〕i ,i=1〜n)を求めること、(ホ):前記
各光切断式センサ(SUi ,i=1〜n)ごとに、前記
(イ)で求めた前記光学スケール変換倍率(Mi ,i=
1〜n)に基づいて前記2次元基準体座標系(OBi−X
BiBi,i=1〜n)をスケール変換してなる2次元実
スケール基準体座標系(OCi−XCiCi,i=1〜n)
を設定すること、(ヘ):前記基準多角柱体(R)の各
辺の長さ情報を用い、前記各光切断式センサ(SUi
i=1〜n)についての前記2次元実スケール基準体座
標系(OCi−XCiCi,i=1〜n)を互いに関係づけ
る所定数の座標変換行列(〔B〕)を求めること、によ
り前記(イ)の光学スケール変換倍率(M1 〜Mn )、
前記(ニ)の座標変換行列(〔A〕1 〜〔A〕n )及び
前記(ヘ)の座標変換行列(〔B〕)からなる配置パラ
メータを求めることを特徴とするものである。
【0009】本発明方法が適用される光学式形状計測装
置に備えられた複数個の前記シフトレンズ型の光切断式
センサでは、前述したように、スリット光面SL1 と撮
像装置の撮像面CDV1 とが平行をなすようになされて
いる。よって、図3に示すように、スリット光面SL1
と結像光学系(レンズ)CL1 間の距離b、及び結像光
学系CL1 と撮像面CDV1 間の距離aが、常に一定で
あり(光学倍率(b/a)が一定)、計測領域D内に計
測対象物Wが在る場合、計測対象物Wの大きさが異なっ
ても、撮像面CDV1 に結像されるスリット光の像の倍
率が変化しないという特徴がある。これにより本発明方
法では、複数個の光切断式センサ間の配置関係を決定す
る配置パラメータを3次元でなく2次元の座標系により
簡単に求めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態について説明する。
【0011】前記したように図1は本発明が適用される
光学式形状計測装置の要部構成を示す図である。同図に
示すように、計測対象物Wを取り囲むようにこの構成例
では第1〜第4の4台のシフトレンズ型の光切断式セン
サSU1 〜SU4 が配置されている。各光切断式センサ
SU1 〜SU4 の撮像装置C1 〜C4 からの映像信号
は、本例では1台の図示しない画像処理装置に入力され
る。画像処理装置は、撮像装置C1 〜C4 からの映像信
号を濃淡レベルを有するデジタル信号に変換するアナロ
グ・デジタル変換器と、該デジタル信号を格納する画像
メモリと、画像メモリから読み出した前記デジタル信号
を画像処理して、物体表面上のスリット光投影像を捉え
たスリット光撮影像の中心線を1画素幅のラインとして
抽出し、2次元の座標点列である物体輪郭データとして
前記画像メモリに格納する画像プロセッサと、所定のプ
ログラムに従って形状計測装置全体の制御や演算等を行
うCPUなどを備えている。
【0012】以下、本発明方法の実施についてその手順
(ステップ)に従って説明する。
【0013】〔ステップ1〕:各光切断式センサS
i ,i=1〜4ごとに、計測領域での実サイズと画像
メモリ上の2次元座標系である画像メモリ座標系OAi
AiAi,i=1〜4での大きさとを関係づける光学ス
ケール変換倍率Mi ,i=1〜4を求める。
【0014】このステップ1では、図1において計測対
象物Wに代えて計測領域に半径寸法rが既知の基準円筒
体を計測領域内に挿入する。ここでは、各光切断式セン
サSU1 〜SU4 を代表して第1の光切断式センサSU
1 について説明すると、前記基準円筒体に対してスリッ
ト光源S1 からのスリット光を照射し、撮像装置C1
より基準円筒体表面上のスリット光投影像を撮影して撮
像面CDV1 上に捉える。この撮像装置C1 からの映像
信号に対して前記画像プロセッサによる画像処理がなさ
れることにより、図4に示すように、画像メモリ上の2
次元座標系である画像メモリ座標系OA1−XA1A1にお
いて2次元の座標点列で表されるとともに、前記基準円
筒体の円周部の一部に対応した部分円の形を構成する基
準円筒体輪郭データ(XA1 Ci,YA1 Ci),i=1〜nが
得られる。ここで、画像メモリ座標系OA1−XA1
A1は、そのXA1軸とYA1軸とのなす平面が撮像装置C1
の撮像面CDV1 と平行をなしている。画像メモリ自体
の記憶サイズは、例えば512×512画素程度であ
る。
【0015】そして、この部分円を構成する前記基準円
筒体輪郭データについて、これが当てはまるフィッティ
ング円の方程式をニュートン法などの反復計算によって
求め、図4に示すように、該フィッティング円の中心点
の位置座標(XA1a,YA1a)と半径Rpを決定する。
これにより、該算出されたフィッティング円の半径Rp
(画像メモリの画素単位)と基準円筒体の既知の半径寸
法r(例えばmmという寸法単位)とから、この光切断
式センサSU1 の光学スケール変換倍率M1 はM1 =r
/Rpとしてその値が得られる。同様にして、他の3つ
の光切断式センサSU2 〜SU4 の光学スケール変換倍
率M2 〜M4 についても得ることができる。
【0016】〔ステップ2〕:計測領域に、光切断式セ
ンサの個数(本例では4台)以上の角数を持つ基準多角
柱体としての基準四角柱体Rを位置させ、各光切断式セ
ンサSUi ,i=1〜4ごとに、基準四角柱体Rに対し
てスリット光源Si ,i=1〜4からスリット光を照射
し、撮像装置Ci ,i=1〜4にて該基準四角柱体Rの
角部表面上のスリット光投影像を撮影してその映像信号
を得る。
【0017】図5は、複数個の光切断式センサにより基
準四角柱体の角部表面上のスリット光投影像をそれぞれ
撮影する様子を模式的に示す図である。このステップ2
では、図5に示すように(ただし同図では、4台の光切
断式センサSU1 〜SU4 のうち、2台の光切断式セン
サSU1 ,SU2 のみ図示してある)、計測対象物Wに
代えて寸法が既知の基準四角柱体Rを計測領域内に挿入
する。この状態で、各光切断式センサSUi ,i=1〜
4ごとに、基準四角柱体Rに対してスリット光源Si
i=1〜4からスリット光を照射し、撮像装置Ci ,i
=1〜4にて該基準四角柱体Rの角部表面上の直線的に
屈折したスリット光投影像を撮影してその映像信号を得
る。
【0018】〔ステップ3〕:各光切断式センサS
i ,i=1〜4ごとに、前記ステップ2で得た映像信
号を処理して画像メモリ座標系OAi−XAiAi,i=1
〜4における基準多角柱体角部輪郭データとしての基準
四角柱体角部輪郭データ(XAi Rk,YAi Rk),i=1〜
4,k=1〜nを得、該輪郭データに基づいて画像メモ
リ座標系OAi−XAiAi,i=1〜4において基準四角
柱体の1つの角点の位置座標(XAic,YAic),i=
1〜4と該角点を挟んで直角をなす2辺の方向とを求
め、該得られた角点(XAic,YAic),i=1〜4を
原点とし、該角点を挟む前記直角をなす2辺を座標軸と
する新たな2次元基準体座標系OBi−XBiBi,i=1
〜4を設定する。
【0019】ステップ3について、4台の光切断式セン
サSU1 〜SU4 を代表して第1の光切断式センサSU
1 に関して説明する。図6は光切断式センサSU1 の画
像メモリ座標系OA1−XA1A1で表された基準四角柱体
角部輪郭データ(XA1 Rk,Y A1 Rk)を説明するための
図、図7は光切断式センサSU1 の2次元基準体座標系
B1−XB1B1を説明するための図である。
【0020】前記ステップ2で得た映像信号に対して前
記画像プロセッサによる画像処理がなされる。これによ
り、図6に示すように、画像メモリ座標系OA1−XA1
A1において2次元の座標点列で表されるとともに、基準
四角柱体Rの直角をなす1つの角部(コーナー部)に対
応した「L字」の形を構成する基準四角柱体角部輪郭デ
ータ(XA1 Rk,YA1 Rk),k=1〜nが得られる。しか
る後、この基準四角柱体角部輪郭データにおける屈折点
を抽出し、画像メモリ座標系OA1−XA1A1においてこ
の屈折点の座標値を基準四角柱体Rの角点PC1として求
める。次いで、前記基準四角柱体角部輪郭データを前記
屈折点で2分割し、各データについて最小二乗法で直線
フィッティングを行い、直交する2直線を求めるととも
に、画像メモリ座標系OA1−XA1A1における該2直線
の方向を求めておく。また、画像メモリ座標系OA1−X
A1A1における前記角点PC1については、前記2直線の
交点座標として算出し直し、これを該角点PC1の座標値
(XA1c,YA1c)とする。
【0021】そして、図7に示すように、前記角点PC1
(XA1c,YA1c)を原点とし、該角点PC1を挟む前記
直角をなす2直線よりなる2辺を座標軸とする新たな2
次元基準体座標系OB1−XB1B1を設定する。同様にし
て、他の3つの光切断式センサSU2 〜SU4 の2次元
基準体座標系OBi−XBiBi,i=2〜4についても設
定することができる。
【0022】〔ステップ4〕:各光切断式センサS
i ,i=1〜4ごとに、前記画像メモリ座標系OAi
AiAi,i=1〜4から前記2次元基準体座標系OBi
−XBi Bi,i=1〜4への座標変換行列〔A〕i ,i
=1〜4を求める。
【0023】すなわち、ここで、「(XAip,Y
Aip):画像メモリ座標系OAi−XAiAiでの位置座
標、(XBiq,YBiq):2次元基準体座標系OBi−X
BiBiでの位置座標、(XAic,YAic):画像メモリ
座標系OAi−XAiAiから見た2次元基準体座標系OBi
−XBiBiの原点座標、θi :2座標系間の回転角(O
Ai−X AiAiとOBi−XBiBi間の回転角)」とする
と、画像メモリ座標系OAi−XAiAiと2次元基準体座
標系OBi−XBiBi間は、次式(1)の座標変換式にて
座標変換できる。式(1)の右辺第1項が座標変換行列
〔A〕i である。前記の図7は、4台の光切断式センサ
SU1 〜SU4 のうちの光切断式センサSU1 での座標
変換を説明するためのものである。
【0024】
【数1】
【0025】〔ステップ5〕:各光切断式センサS
i ,i=1〜4ごとに、ステップ1で求めた光学スケ
ール変換倍率Mi ,i=1〜4に基づいて2次元基準体
座標系O Bi−XBiBi,i=1〜4をスケール変換して
なる2次元実スケール基準体座標系OCi−XCiCi,i
=1〜4を設定する。すなわち、2次元実スケール基準
体座標系OCi−XCiCiではその座標値が実サイズで表
されることになる。
【0026】〔ステップ6〕:基準四角柱体Rの4辺の
長さ情報を用い、各光切断式センサSUi ,i=1〜4
についての前記2次元実スケール基準体座標系OCi−X
Ci Ci,i=1〜4を互いに関係づける所定数の座標変
換行列〔B〕を求める。
【0027】図8は4つの2次元実スケール基準体座標
系OC1−XC1C1〜OC4−XC4C4の関係づけを説明す
るための図である。4台の光切断式センサSU1 〜SU
4 の2次元実スケール基準体座標系OC1−XC1C1〜O
C4−XC4C4は、図8に示すように、基準四角柱体Rの
4つの角点(図8に示す断面視での4つの頂点)に対応
させて設定されたものである。したがって、4つの2次
元実スケール基準体座標系OC1−XC1C1〜OC4−XC4
C4間の関係は、図8に示す配置関係に基づいて、回
転、平行移動を含む3行3列の座標変換行列〔B〕でそ
れぞれ表すことができる。
【0028】すなわち、ここでまず、「H:基準四角柱
体Rの高さ寸法、L:基準四角柱体Rの幅寸法、(X
1,Y1):第1の光切断式センサSU1 の2次元実ス
ケール基準体座標系OC1−XC1C1での点位置座標、
(X2,Y2):第2の光切断式センサSU2 の2次元
実スケール基準体座標系OC2−XC2C2での点位置座
標」とすると、「第1の光切断式センサSU1 について
得た2次元実スケール基準体座標系OC1−XC1C1」と
「第2の光切断式センサSU2 について得た2次元実ス
ケール基準体座標系OC2−XC2C2」は、次式(2)の
変換式で関係づけることができる。式(2)の右辺第1
項が座標変換行列〔B〕である。
【0029】
【数2】
【0030】また、「(X3,Y3):第3の光切断式
センサSU3 の2次元実スケール基準体座標系OC3−X
C3C3での点位置座標」とすると、「第1の光切断式セ
ンサSU1 について得た2次元実スケール基準体座標系
C1−XC1C1」と「第3の光切断式センサSU3 につ
いて得た2次元実スケール基準体座標系OC3−X
C3 C3」は、次式(3)の変換式で関係づけることがで
きる。式(3)の右辺第1項が座標変換行列〔B〕であ
る。
【0031】
【数3】
【0032】さらに、「(X4,Y4):第4の光切断
式センサSU4 の2次元実スケール基準体座標系OC4
C4C4での点位置座標」とすると、「第1の光切断式
センサSU1 について得た2次元実スケール基準体座標
系OC1−XC1C1」と「第4の光切断式センサSU4
ついて得た2次元実スケール基準体座標系OC4−XC4
C4」は、次式(4)の変換式で関係づけることができ
る。式(4)の右辺第1項が座標変換行列〔B〕であ
る。
【0033】
【数4】
【0034】このようにして、4台のシフトレンズ型の
光切断式センサSU1 〜SU4 を備えた光学式形状計測
装置の前記光切断式センサSU1 〜SU4 間の配置関係
を決定する配置パラメータ、すなわち、ステップ1で得
た光学スケール変換倍率M1〜M4 、ステップ4で得た
座標変換行列〔A〕1 〜〔A〕4 及びステップ6で得た
所定数の座標変換行列〔B〕を求めることができ、これ
により4台の光切断式センサSU1 〜SU4 による計測
系のいわゆるキャリブレーション(較正)を行うことが
できる。
【0035】なお、この実施の形態では基準多角柱体と
して基準四角柱体Rを用いたが、基準多角柱体は、光切
断式センサの台数以上の角部を有し(使わない角部があ
っても差し支えない)、その断面形状の各辺の長さ寸法
及び角部角度が既知のものであればよい。そして、四角
柱体とは違って基準多角柱体の角部角度が直角でない場
合、2次元基準体座標系OBi−XBiBiの設定について
は、角点を原点とし、該角点を挟む多角柱体2面のう
ち、一方にXBi軸を設定し、該XBi軸に直交する方向に
Bi軸を設定するというなどのやり方で座標系設定を行
うことが可能である。
【0036】さて、このようにして配置パラメータを求
めておくと、前記光学式形状計測装置による計測対象物
Wの全周輪郭形状計測を行う際には、4台の光切断式セ
ンサSU1 〜SU4 による計測結果を1つの共通の座標
系に表して統合することができる。以下、計測対象物W
の全周輪郭形状計測についてその手順(ステップ)に従
って説明する。
【0037】〔ステップ101〕:各光切断式センサS
i ,i=1〜4ごとに、計測対象物Wに対してスリッ
ト光源Si ,i=1〜4からスリット光を照射し、撮像
装置Ci ,i=1〜4にて計測対象物Wの部分形状を表
すスリット光投影像を撮影してその映像信号を得る。
【0038】〔ステップ102〕:各光切断式センサS
i ,i=1〜4ごとに、前記画像プロセッサにより前
記ステップ101の前記映像信号を画像処理し、前記画
像メモリ座標系OAi−XAiAi,i=1〜4における計
測対象物部分輪郭形状データ(XAi Wk,YAi Wk),i=
1〜4,k=1〜nを得る。
【0039】〔ステップ103〕:各光切断式センサS
i ,i=1〜4ごとに、前記ステップ102の計測対
象物部分輪郭形状データについて、前記ステップ4で求
めておいた前記座標変換行列〔A〕i ,i=1〜4を用
いて、画像メモリ座標系OAi−XAiAi,i=1〜4で
表された座標値を前記2次元基準体座標系OBi−XBi
Bi,i=1〜4で表される座標値に変換する座標変換を
行う。
【0040】〔ステップ104〕:2次元基準体座標系
Bi−XBiBi,i=1〜4で表される座標値に変換さ
れた計測対象物部分輪郭形状データを、前記ステップ1
で予め求めておいた前記光学スケール変換倍率Mi ,i
=1〜4を用いて前記2次元実スケール基準体座標系O
Ci−XCiCi,i=1〜4で表される座標値にスケール
変換する。
【0041】〔ステップ105〕:各光切断式センサS
i ,i=1〜4の2次元実スケール基準体座標系OCi
−XCiCi,i=1〜4で表した計測対象物Wの部分輪
郭形状を示すデータを、前記ステップ6で求めておいた
前記座標変換行列〔B〕を用いて該4つの2次元実スケ
ール基準体座標系のうちのいずれか1つの座標系に統合
して表すことにより、計測対象物Wの全周輪郭形状を得
る。
【0042】このようにして、4台の光切断式センサS
1 〜SU4 による計測結果を、1つの共通の座標系、
例えば第1の光切断式センサSU1 の2次元実スケール
基準体座標系OC1−XC1C1に表して統合してなる計測
対象物Wの全周輪郭形状を求めることができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る配置パ
ラメータ検出方法によると、複数個のシフトレンズ型の
光切断式センサを備えた光学式形状計測装置において、
前記複数個の光切断式センサ間の配置関係を決定する配
置パラメータを容易に求めることができる。よって、本
発明に係る配置パラメータ検出方法を用いた光学式形状
計測装置では、キャリブレーションに要する時間が短く
てすみ、形状計測を短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される光学式形状計測装置の要部
構成を示す図である。
【図2】シフトレンズ型の光切断式センサの構成を説明
するための図である。
【図3】図2に示すシフトレンズ型の光切断式センサの
構成を説明するための別の図である。
【図4】光切断式センサSU1 の光学スケール変換倍率
1 を求め方を説明するための図である。
【図5】複数個の光切断式センサにより基準四角柱体の
角部表面上のスリット光投影像をそれぞれ撮影する様子
を模式的に示す図である。
【図6】光切断式センサSU1 の画像メモリ座標系OA1
−XA1A1で表された基準四角柱体角部輪郭データ(X
A1 Rk,YA1 Rk)を説明するための図である。
【図7】光切断式センサSU1 の2次元基準体座標系O
B1−XB1B1を説明するための図である。
【図8】4つの2次元実スケール基準体座標系OC1−X
C1C1〜OC4−XC4C4の関係づけを説明するための図
である。
【符号の説明】
W…計測対象物 SU1 〜SU4 …シフトレンズ型の光
切断式センサ S1 〜S4 …スリット光源 C1 〜C4
…撮像装置 CL1 …結像光学系 CLC1 …結像光学
系CL1 の光軸 CD1 …撮像素子 CDV1 …撮像面
CL2 …結像光学系 CD2 …撮像素子 R…基準四
角柱体 H…基準四角柱体Rの高さ寸法L…基準四角柱
体Rの幅寸法
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA51 FF01 FF02 FF04 FF09 FF61 HH05 JJ02 JJ03 JJ05 JJ07 JJ19 JJ25 JJ26 QQ03 QQ17 QQ24 QQ31 UU05 5B057 BA02 BA11 CD05 CD20 CH01 CH11 DC16

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光切断式センサが計測対象物に対してス
    リット光を照射するスリット光源と撮像装置を有し、前
    記撮像装置は、前記スリット光源からのスリット光面に
    対して結像光学系の光軸が垂直をなすように、且つ、該
    結像光学系の前記光軸外に位置させた撮像素子の撮像面
    が前記スリット光面に対して平行をなすように配置され
    ており、前記結像光学系の前記光軸外に配置された前記
    計測対象物の表面上のスリット光投影像を撮影して前記
    撮像面上に捉えその映像信号を出力する撮像装置であ
    り、計測対象物の周囲に複数個の前記光切断式センサを
    配置し該計測対象物の輪郭形状計測を行う光学式形状計
    測装置において、前記複数個の光切断式センサ間の配置
    関係を決定する配置パラメータを求めるに際し、 (イ) 前記各光切断式センサごとに、計測領域での実
    サイズと画像メモリ上の2次元座標系である画像メモリ
    座標系での大きさとを関係付ける光学スケール変換倍率
    を求めること、 (ロ) 計測領域に基準多角柱体を位置させ、前記各光
    切断式センサごとに、前記基準多角柱体に対して前記ス
    リット光源からスリット光を照射し、前記撮像装置にて
    該基準多角柱体の角部表面上のスリット光投影像を撮影
    してその映像信号を得ること、 (ハ) 前記各光切断式センサごとに、前記(ロ)の前
    記映像信号を処理して画像メモリ座標系における基準多
    角柱体角部輪郭データを得、該基準多角柱体角部輪郭デ
    ータに基づいて、画像メモリ座標系において前記基準多
    角柱体の1つの角点の位置座標と該角点を挟む2辺の方
    向とを求め、該得られた角点を原点とし、該角点を挟む
    前記2辺の少なくとも一方を座標軸とする新たな2次元
    基準体座標系を設定すること、 (ニ) 前記各光切断式センサごとに、前記画像メモリ
    座標系から前記2次元基準体座標系への座標変換行列を
    求めること、 (ホ) 前記各光切断式センサごとに、前記(イ)で求
    めた前記光学スケール変換倍率に基づいて前記2次元基
    準体座標系をスケール変換してなる2次元実スケール基
    準体座標系を設定すること、 (ヘ) 前記基準多角柱体の各辺の長さ情報を用い、前
    記各光切断式センサについての前記2次元実スケール基
    準体座標系を互いに関係づける所定数の座標変換行列を
    求めること、により前記(イ)の光学スケール変換倍
    率、前記(ニ)の座標変換行列及び前記(ヘ)の座標変
    換行列からなる配置パラメータを求めることを特徴とす
    る、複数個の光切断式センサを備えた光学式形状計測装
    置における配置パラメータの検出方法。
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