JP2002005354A - 食い込み式管継手 - Google Patents

食い込み式管継手

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JP2002005354A
JP2002005354A JP2000190971A JP2000190971A JP2002005354A JP 2002005354 A JP2002005354 A JP 2002005354A JP 2000190971 A JP2000190971 A JP 2000190971A JP 2000190971 A JP2000190971 A JP 2000190971A JP 2002005354 A JP2002005354 A JP 2002005354A
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JP
Japan
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ring
bite
collar
pipe
packing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000190971A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Oya
博 大矢
Masakazu Mizutani
正教 水谷
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続作業時の部品の組み立てミスをなくし管
の引き抜け阻止が大きい食い込み式管継手を提供する。 【解決手段】 継手本体と押輪との間にパッキンとカラ
ーと食い込みリングを装着し前記押輪を締め付けて継手
本体内に装着した管と接続する管継手において、前記食
い込みリングは複数枚の皿バネを重ねてピンで組み付け
てあることを特徴とする食い込み式管継手である。パッ
キンとカラーと食い込みリングとは前記ピンで一体的に
組み付けられる。カラーの外径は前記押輪の食い込みリ
ング収納部の内径より大きく設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継手本体と押輪と
の間にパッキンとカラーと食い込みリングを装着し前記
押輪を締め付けて継手本体内に装着した管と接続する管
継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の押輪を用いたパッキン圧縮式の管
継手は、継手本体と押輪との間にパッキン、カラー、食
い込みリング等を夫々別個に装着し、継手本体に押輪を
締め付けて管と接続するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、管との接続
作業時においては、各部品を継手本体内に装着するのに
手間がかかり、また部品点数が多いので各部品の装着順
序を間違えたり、装着忘れを起こしたりする問題があっ
た。本発明の目的は上記の課題を解消して、接続作業時
の継手内に装着する部品の組み立てミスをなくし、大き
い管の引き抜け阻止力が得られる食い込み式管継手を提
供するものである。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明の要旨は、継手本体と押
輪との間にパッキンとカラーと食い込みリングを装着し
押輪を締め付けて継手本体内に装着した管と接続する管
継手において、前記食い込みリングは複数枚の皿バネを
連結部材で一体に組み付けたものからなることを特徴と
する食い込み式管継手である。上記において、前記パッ
キンとカラーと食い込みリングを連結部材で一体に組み
付けたものからなることを特徴とする食い込み式管継手
である。上記において前記連結部材は、カラーと一体の
連結部材で組み付けたものからなることを特徴とする食
い込み式管継手である。上記において、前記カラーの外
径は前記押輪の食い込みリング収納部の内径より大きく
設けたことを特徴とする食い込み式管継手である。また
上記において、前記押輪の食い込みリング収納部の長さ
は、前記食い込みリングの厚さより長くしたことを特徴
とする食い込み式管継手である。
【0005】
【作用】本発明は上記の構成であって、食い込みリング
は複数枚の皿バネを一体に組み付けたものであるから、
従来の1枚の皿バネを食い込みリングとして用いたもの
に比べて皿バネ1枚当たりの剛性が低く得られる。従っ
て押輪の締付けによって管表面に容易に係止して変形
し、この変形によって更に管表面との係止が確実に行わ
れる。このため総じて管表面への初期の係止、食い込み
作用が確実容易に行われる。しかもこの初期の係止食い
込みが容易に確実に行われる皿バネを複数枚用いている
ため、管に対する引き抜け阻止力が大きく得られる。ま
た食い込みリングは複数枚の皿バネを一体的に組み付け
たものであるから取り扱いが容易である。更にパッキ
ン、カラー、食い込みリングが連結部材で組み付けられ
ていることにより、配管接続時の部品組み付け作業が容
易に行われ、継手内に装着する各部品の装着ミスが防止
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例を示す食い込み
式管継手の端部接続部分の断面図である。継手本体20
は端部にフランジ部を有しフランジ状の押輪50とボル
トナット60、61で組み付けられる。本体20の内周
に接続管70を受け入れる管装着部22及びパッキン装
着部21を有し、パッキン10、カラー30、食い込み
リング40は長手方向に連結する連結ピン80で一体に
組み付けてある。食い込みリング40は同じ形状寸法の
皿バネを3枚重ねたもので、図1、図2で示すように、
断面が略平行四辺形の薄板を用い、円周上の一部に切り
割り42を設けた皿バネ状である。この皿バネは円周上
2箇所に貫通孔41、41を設けて貫通口に挿入した2
本の連結ピン80で一体に組み付けられている。連結ピ
ン80は先端にねじ山等の凹凸状係止部と他端に大径の
抜け止め部を有すもので、皿バネの貫通孔41からカラ
ー30に設けた貫通孔を貫通して先端のパッキン10の
孔にピン先端の凹凸状係止部を押し込み、3つの部品を
一体的に組み付けてある。
【0007】この様にパッキン10とカラー30と食い
込みリング40が連結ピン80で組み付けられているた
め、管との接続作業時において1個の部品として取り扱
うことが出来、作業時における部品の組み付けミスが防
止される。このため作業性が向上し、部品の向きを逆に
組み立てる等のミスによる接続不良も防止できる。更に
食い込みリング40は複数枚の皿バネを用いて組み立て
たものであるため、皿バネ個々の剛性が低く接続管70
表面への食い込みが行われ易く、また管に対する引き抜
け阻止力が大きく得られる。カラー30の外径は図1の
ごとく、押輪50の食い込みリング収納部53の内径よ
り大きくしてある。このため図3のごとく押輪50を継
手本体20に締め付けた時に、カラー30は押輪の端面
52で確実に押圧され、カラー30を介してパッキン1
0が継手本体20のパッキン装着部21内に確実に圧縮
され、安定したシール性能が得られる。
【0008】次に接続手順について説明する。まず接続
管70の端部から押輪50を装着し、上記一体的になっ
たパッキン10、カラー80、食い込みリング40を装
着する。この接続管70を継手本体内の管装着部22内
に差し込み、継手本体20と押輪50をボルト60、ナ
ット61で締め付けると、図3のごとく押輪50の締付
けによって食い込みリング40及びカラー80を介して
パッキン10が継手本体20内に圧縮される。押輪50
の締付けによって図3のごとく食い込みリングの内周エ
ッジ部43が接続管70の表面に食い込み、管に対する
引き抜け阻止力が働く、と同時に、押輪50の端面52
でカラー30が押圧され、カラーの押圧によってパッキ
ン10が継手本体内に圧縮される。このため食い込みリ
ング40の移動とは関係なしにパッキンの押圧が行わ
れ、確実にシールが行われる。
【0009】上記管との接続後に管70に引き抜け力が
作用すると、図4に示すごとく食い込みリング40の内
周エッジ部43が管70の引き抜け力で更に立ち上が
り、内周エッジ部43が更に管表面に深く食い込む。こ
の時図4のごとく食い込みリング40とカラー30間の
間隔が拡がるが、押輪の端面52でカラー30を押圧し
ており、このためパッキン10の圧縮力が低下せず、常
に良好なシール性能を維持する。押輪50の食い込みリ
ング収納部53の長手方向長さを食い込みリング40の
合計厚さよりも大きくしてあり、食い込みリング40が
図4のごとく変形しても押輪50の端面52でカラー3
0を押圧しており、常に良好なシール性能を維持してい
る。
【0010】図5は本発明の別の実施例を示す接続部分
の断面図である。本実施例では樹脂製カラー300の両
側に連結ピン301と302が一体で突出している。パ
ッキンと連結用のピン301はパッキン10に開けられ
た軸線方向の穴と締まりばめ嵌合している。また食い込
みリングとの連結用ピン302は皿バネ40に設けた貫
通穴に貫通し先端部303が押し潰されて径が一段大き
くなり、皿バネ40が外れないようになっている。この
実施例の場合も前記実施例と同様、連結ピン301、3
02が円周上複数箇所に設けられている。
【0011】
【発明の効果】以上のごとく本発明の食い込み式管継手
は、配管作業時の施工性が良く、部品の組み付けミスが
生じなく、大きな管の引き抜け阻止力が得られ、また常
に良好なシール性を維持するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す押輪を締め付け前の
要部断面図である。
【図2】 食い込みリングの皿バネを示す正面図であ
る。
【図3】 本発明の一実施例を示す押輪を締め付け後の
要部断面図である。
【図4】 図3の状態から管に引き抜け力が加わった状
態を示す要部断面図である。
【図5】 本発明の一実施例を示す押輪を締め付け前の
要部断面図である。
【符号の説明】
10 パッキン 20 継
手本体 21 パッキン装着部 22 管
装着部 30、300 カラー 40 皿
バネ 41 貫通孔 42 切
り割り 50 押輪 60 ボ
ルト 61 ナット 70 接
続管 80、301、302 連結ピン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体と押輪との間にパッキンとカラ
    ーと食い込みリングを装着し前記押輪を締め付けて継手
    本体内に装着した管と接続する管継手において、前記食
    い込みリングは複数枚の皿バネを連結部材で一体に組み
    付けたものからなることを特徴とする食い込み式管継
    手。
  2. 【請求項2】 前記パッキンとカラーと食い込みリング
    を連結部材で組み付けたものからなることを特徴とする
    請求項1記載の食い込み式管継手。
  3. 【請求項3】 前記連結部材はカラーと一体の連結部材
    で組み付けたものからなることを特徴とする請求項1乃
    至2記載の食い込み式管継手。
  4. 【請求項4】 前記カラーの外径は前記押輪の食い込み
    リング収納部の内径より大きく設けたことを特徴とする
    請求項1乃至2記載の食い込み式管継手。
  5. 【請求項5】 前記押輪の食い込みリング収納部の長さ
    は、前記食い込みリングの厚さより長くしたことを特徴
    とする請求項3記載の食い込み式管継手。
JP2000190971A 2000-06-26 2000-06-26 食い込み式管継手 Pending JP2002005354A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151318A (ja) * 2010-02-22 2010-07-08 Toa Kokyu Pipe Fitting & Valve Mfg Co Ltd 管継手
JP2010175028A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd 管継手及びパッキン輪
KR101323175B1 (ko) * 2011-11-17 2013-10-30 노현호 플라스틱 주름관의 방수 연결구

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175028A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd 管継手及びパッキン輪
JP2010151318A (ja) * 2010-02-22 2010-07-08 Toa Kokyu Pipe Fitting & Valve Mfg Co Ltd 管継手
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