JP2002004745A - 上吊り引戸における下部明かり漏れ防止構造 - Google Patents

上吊り引戸における下部明かり漏れ防止構造

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JP2002004745A
JP2002004745A JP2000191957A JP2000191957A JP2002004745A JP 2002004745 A JP2002004745 A JP 2002004745A JP 2000191957 A JP2000191957 A JP 2000191957A JP 2000191957 A JP2000191957 A JP 2000191957A JP 2002004745 A JP2002004745 A JP 2002004745A
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JP
Japan
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sliding door
door
under bed
hinged sliding
light leakage
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Application number
JP2000191957A
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English (en)
Inventor
Masaaki Iwamoto
正秋 岩本
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Dantani Plywood Co Ltd
Original Assignee
Dantani Plywood Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡潔な構成にして上吊り引戸下端面と床面間
のクリアランスからの明かり漏れを能く防止し得る明か
り漏れ防止構造を提供すること。 【解決手段】 上吊り引戸の戸体11の下端面に、少な
くとも戸体厚さ方向の一端に、床面にその自由端が接す
る如く軟質合成樹脂からなるフィン13を一体的に形成
したガイド溝部材12を嵌設した上吊り引戸における下
部明かり漏れ防止構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上吊り引戸の下端
面と床面間のクリアランスからの明かり漏れを防止する
ための明かり漏れ防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上吊り引戸は、開き戸のような戸体のス
イーピングエリアが殆どなくデッドスペースを生じない
ことならびに、床面に敷居やレールを要せずフラットで
バリアフリーな居住空間形成に資するなどの点から、そ
の長所が再認識されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上吊り引戸は、開口部
における上部躯体(横枠)に固定・支持されるレール
に、車輪、ランナ、連結杆を介して吊下されている。
【0004】而して、上吊り引戸の荷重を最終的に支持
する上部躯体(横枠)は経時的に変形し、撓みを生じて
くる。この撓み量は開口部幅方向中央部で最大となる
が、この撓み量を織り込んで、上吊り引戸下端面と床面
間のクリアランスを設定しておかねばならない。このク
リアランスから隣室等の明かりが漏れる問題を生じる。
【0005】上吊り引戸下端面と床面間のクリアランス
からの明かり漏れを防ぐ手段として、図5および図6に
示すように、戸体下端面にモヘアといった毛様体を植設
した明かり漏れ防止構造や、エアタイトと呼ばれる、下
向き開口のコ字状部材が戸体下端面から出てくるよう構
成された明かり漏れ防止構造が知られているけれども、
何れも高価でありコスト面で問題があった。
【0006】本発明は、従来技術における上記問題を解
決し、簡潔な構成にして上吊り引戸下端面と床面間のク
リアランスからの明かり漏れを能く防止し得る明かり漏
れ防止構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、上吊り引戸の戸体下端面
に、少なくとも戸体厚さ方向の一端に、床面にその自由
端が接する如く軟質合成樹脂からなるフィンを一体的に
形成したガイド溝部材を嵌設したことを要旨とする。
【0008】
【作用】本発明は叙上のように構成したから、簡潔な構
成にして上吊り引戸の戸体下端面と床面間のクリアラン
スからの明かり漏れを能く防止し得る明かり漏れ防止構
造を安価に提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に則して説明する。
【0010】
【実施例】図1乃至図4は、本発明の上吊り引戸におけ
る下部明かり漏れ防止構造を示す正面図である。図1乃
至図4において、11は戸体、12はガイド溝部材であ
って、硬質合成樹脂の押出し成型品である。13、2
3、33および43はフィンであり、軟質合成樹脂製で
前記ガイド溝部材12と一体的に押出し成型される。
【0011】ガイド溝部材12は、戸体11走行方向に
延在する如く戸体下端面に嵌設され、床面に固設される
図示しないガイドピンを遊嵌し上吊り引戸が戸体厚さ方
向に振れるのを防止すべく機能する。而して、上吊り引
戸はその下端部において、ガイドピンを遊嵌した状態で
戸体厚さ方向の変位を拘束されながら走行する。
【0012】ガイド溝部材12の、戸体厚さ方向におけ
る少なくとも一端に、自由端が床面に接する如くガイド
溝部材と一体的に押出し成型される軟質合成樹脂製のフ
ィンは、図1乃至図4に例示するように、機能的、意匠
的に種々の形態を採ることができる。
【0013】図1に示すフィン13は、ガイド溝部材1
2の、戸体厚さ方向における一端に、引戸走行方向に延
在する如く形成され、自由端に向けて漸次細くなるスト
レートなフィンである。
【0014】図2に示すフィン23は、ガイド溝部材1
2の、戸体厚さ方向における一端に、引戸走行方向に延
在する如く形成され、中空部を有する断面ループ状のフ
ィンである。
【0015】図3に示すフィン33は、ガイド溝部材1
2の、戸体厚さ方向における一端に、引戸走行方向に延
在する如く形成され、自由端に向けて漸次細くなるとと
もに外側に向けて彎曲するフィンである。
【0016】図4に示すフィン43は、ガイド溝部材1
2の、戸体厚さ方向における一端に、引戸走行方向に延
在する如く形成され、自由端に向けて漸次細くなるとと
もに内側に向けて彎曲するフィンである。
【0017】本発明の上吊り引戸における下部明かり漏
れ防止構造に適用されるフィンの幾つかを例示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、ガイド溝部材
12と一体的に押出し成型される軟質合成樹脂製の種々
のフィンの形態を採り得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、簡潔な構成の上吊り引
戸における下部明かり漏れ防止構造を安価に提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の上吊り引戸における下部明かり漏れ防
止構造の一実施例を示す正面図である。
【図2】本発明の上吊り引戸における下部明かり漏れ防
止構造の一実施例を示す正面図である。
【図3】本発明の上吊り引戸における下部明かり漏れ防
止構造の一実施例を示す正面図である。
【図4】本発明の上吊り引戸における下部明かり漏れ防
止構造の一実施例を示す正面図である。
【図5】従来の、上吊り引戸における下部明かり漏れ防
止構造を示す正面図である。
【図6】従来の、上吊り引戸における下部明かり漏れ防
止構造の他の例を示す正面図である。
【符号の説明】 1 戸体 2 モヘア 3 エアタイト 11 戸体 12 ガイド溝部材 13 フィン 23 フィン 33 フィン 43 フィン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上吊り引戸の戸体下端面に、少なくとも
    戸体厚さ方向の一端に、床面にその自由端が接する如く
    軟質合成樹脂からなるフィンを一体的に形成したガイド
    溝部材(12)を嵌設した上吊り引戸における下部明か
    り漏れ防止構造。
JP2000191957A 2000-06-27 2000-06-27 上吊り引戸における下部明かり漏れ防止構造 Pending JP2002004745A (ja)

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