JP2002004567A - 床下収納庫の内蓋 - Google Patents
床下収納庫の内蓋Info
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Abstract
性を保持することのできる床下収納庫の内蓋を提供す
る。 【解決手段】 樹脂発泡体からなり、厚み方向に2分割
された上部材(1a)と下部材(1b)を貼り合わせ、上部材裏
面と下部材表面の間に密閉された空間部(2)を形成して
内蓋(1)とし、上部材表面部には取手(3)を設け、この取
手を上部材に固定する固定金具(4)を、上部材裏面に配
置するとともに、空間部に臨ませる。
Description
庫の内蓋に関するものである。さらに詳しくは、この出
願の発明は、開閉容易であるとともに、収納庫本体の断
熱性を保持することのできる床下収納庫の内蓋に関する
ものである。
下収納庫が広く知られている。この床下収納庫には、例
えば図2<a><b>に示したように、床面(11)と
面一に配置される上蓋(12)とは別に、その下方の、
収納庫本体の上端部に装着可能とされた内蓋(13)を
備えるものもある。この内蓋(13)は、主として収納
庫本体に断熱性を付与し、庫内に収納される備品等を良
好な品質状態に保つために設けられている。したがっ
て、内蓋(13)は、一般に、断熱性を有する樹脂発泡
体からなっている。
うな樹脂発泡体からなる内蓋(13)は、図3<a><
b><c>に示したような一体物として製造可能である
反面、内蓋(13)の開閉操作用の取手までも一体的に
作製することは不可能であるという問題を有する。この
問題に対しては、内蓋(13)の表面部を凹凸状に形成
し、凸部の一部を取手部(14)として利用可能にする
という対応が採られているが、取手部(14)は摘むこ
とはできても握るまではできないため、内蓋(13)に
は開閉操作に難点がある。
体としての取手を取り付けることは当然考え得ることで
あるが、取手を所定の強度を確保して内蓋(13)に取
り付け、固定するとなると、そのための治具は必要であ
り、金属製の治具が有効とされる。しかしながら、金属
製の治具は熱伝導しやすく、内蓋(13)が、収納庫本
体に断熱性を付与するために設けられることからする
と、その適用には十分な検討が必要とされる。取手の配
設は、強度ばかりでなく、断熱性をも視野に入れて考慮
しなければならない。
みてなされたものであり、開閉容易であるとともに、収
納庫本体の断熱性を保持することのできる床下収納庫の
内蓋を提供することを目的としている。
の課題を解決するものとして、樹脂発泡体からなる床下
収納庫の内蓋であり、この内蓋は、厚み方向に2分割さ
れた上部材と下部材が貼り合わされ、上部材裏面と下部
材表面の間に密閉された空間部が形成されてなり、さら
に内蓋は、上部材表面部に取手を有し、この取手を上部
材に固定する固定金具が、上部材裏面に配置されるとと
もに、前記空間部に臨んでいることを特徴とする床下収
納庫の内蓋(請求項1)を提供する。
部に下方にのびる脚部が配設され、空間部は、この脚部
により取り囲まれた内側に形成され、下部材表面には、
上方に突出し、空間部に納められて脚部内側面及び上部
材裏面に当接する位置合わせ部材が配設されていること
(請求項2)、上部材表面部において取手近傍は下方に
くぼみ、凹部が形成され、取手はこの凹部内に配設さ
れ、その頂部は上部材表面の最上位若しくはその付近に
配置されていること(請求項3)をそれぞれ好ましい態
様として提供する。
収納庫の内蓋についてさらに詳しく説明する。
床下収納庫の内蓋の一実施形態を示した平面図である。
図1<b>、図1<c>は、それぞれ、図1<a>のA
−A断面図、B−B断面図である。
もまた、これまでの図3<a><b><c>に示したよ
うな内蓋(13)と同様に、断熱性を有する樹脂発泡体
からなるが、この出願の発明の床下収納庫の内蓋(1)
は、以下に示す構成を備えている。
割され、上部材(1a)と下部材(1b)に分かれてい
る。これらの上部材(1a)と下部材(1b)は、上記
から明らかであるように、ともに樹脂発泡体からなり、
適当な接着剤、粘着テープ、熱融着等により貼り合わさ
れ、内蓋(1)を形成する。また、内蓋(1)におい
て、上部材(1a)の裏面と下部材(1b)の表面の間
には密閉された空間部(2)が形成されている。さらに
内蓋(1)は、上部材(1a)の表面部に取手(3)を
有し、この取手(3)を上部材(1a)に固定する固定
金具(4)が、上部材(1a)の裏面に配置されるとと
もに、空間部(2)に臨んでいる。
内蓋は、取手(3)を有するため、開閉操作に際しては
この取手(3)を掴むことができ、内蓋(1)は開閉容
易となる。また、取手(3)の固定は固定金具(4)を
介して実現されるため、取手(3)は、十分な強度を有
して上部材(1a)に固定される。さらに、固定金具
(4)は、上部材(1a)の裏面に配置されるととも
に、上部材(1a)の裏面と下部材(1b)の表面の間
に形成された空間部(2)に臨むため、金属製である固
定金具(4)、並びに固定に通常使用される金属製のビ
ス(5)を通じて収納庫本体内に熱伝導することはな
い。空間部(2)は密閉され、外部と遮断されており、
収納庫本体の断熱性は保持される。したがって、この出
願の発明の床下収納庫の内蓋は、開閉容易であるととも
に、収納庫本体の断熱性を保持することができる。
では、上部材(1a)と下部材(1b)を貼り合わせる
際の位置合わせを容易とするために、例えば図1<a>
<b><c>に示したように、上部材(1a)の裏面周
縁部に下方にのびる脚部(6)を配設し、空間部(2)
は、この脚部(6)により取り囲まれた内側に形成する
ことができる。また、下部材(1b)の表面には、上方
に突出する位置合わせ部材(7)を設けることができ
る。この位置合わせ部材(7)は、空間部(2)に納め
られて脚部(6)の内側面及び上部材(1a)の裏面に
当接するようにしている。
部材(1a)と下部材(1b)の2部材構成となってお
り、組立作業を要することになるが、このようにするこ
とで、内蓋(1)を組み立てる際の上部材(1a)と下
部材(1b)の位置合わせが容易となり、組立作業の円
滑化が図れる。内蓋(1)の組み立てに際しては、下部
材(1b)の表面に設けた位置合わせ部材(7)が空間
部(2)内に納まるように上部材(1a)を下部材(1
b)の表面上に配置する。このとき、位置合わせ部材
(7)は、上部材(1a)の脚部(6)の内側面及び上
部材(1a)の裏面に当接し、上部材(1a)は、下部
材(1b)に対して位置合わせされ、しかも下部材(1
b)の表面上における移動が阻止される。
(7)はともに樹脂発泡体から作製可能であり、脚部
(6)は上部材(1a)に、位置合わせ部材(7)は下
部材(1b)にその成形と同時に一体的に設けることが
できる。勿論、別体とし、接着剤、粘着テープ、熱融着
等により取り付けることも可能である。
では、取手(3)を掴みやすくするために、例えば図1
<a><b><c>に示したように、上部材(1a)の
表面部において取手(3)の近傍を下方にくぼませ、凹
部(8)を形成し、取手(3)をこの凹部(8)内に配
設することができる。また、取手(3)の頂部は、内蓋
(1)の上方に図2<a><b>に示したような上蓋
(12)が設けられることから、この上蓋(12)の装
着を阻害することのないように、上部材(1a)の表面
最上位若しくはその付近に配置することができる。さら
に取手(3)については、通常は上部材(1a)の表面
部に没入され、使用時に上方に引き上げることができ
る、例えば図2<a><b>に示した上蓋(12)にし
ばしば配設される取手(15)を流用する等も可能であ
る。この場合、凹部(8)を上部材(1a)の表面部に
必ずしも形成せずにすむという利点がある。
c>に例示したように、2個を互いに対向して配置し、
これを一対として、上部材(1a)の表面部に少なくと
も一対設けるのが開閉操作上好ましい。
によって限定されるものではない。樹脂発泡体の材質及
び発泡倍率、上部材と下部材の形状、構造、及び貼り合
わせ方式等の細部については様々な態様が可能であるこ
とは言うまでもない。
明によって、開閉容易であるとともに、収納庫本体の断
熱性を保持することのできる床下収納庫の内蓋が提供さ
れる。
内蓋の一実施形態を示した平面図である。図1<b>、
図1<c>は、それぞれ、図1<a>のA−A断面図、
B−B断面図である。
納庫の一例を示した平面図、要部断面図である。
の拡大平面図である。図3<b>、図3<c>は、それ
ぞれ、図3<a>のA−A断面図、B−B断面図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 樹脂発泡体からなる床下収納庫の内蓋で
あり、この内蓋は、厚み方向に2分割された上部材と下
部材が貼り合わされ、上部材裏面と下部材表面の間に密
閉された空間部が形成されてなり、さらに内蓋は、上部
材表面部に取手を有し、この取手を上部材に固定する固
定金具が、上部材裏面に配置されるとともに、前記空間
部に臨んでいることを特徴とする床下収納庫の内蓋。 - 【請求項2】 上部材の裏面周縁部に下方にのびる脚部
が配設され、空間部は、この脚部により取り囲まれた内
側に形成され、下部材表面には、上方に突出し、空間部
に納められて脚部内側面及び上部材裏面に当接する位置
合わせ部材が配設されている請求項1記載の床下収納庫
の内蓋。 - 【請求項3】 上部材表面部において取手近傍は下方に
くぼみ、凹部が形成され、取手はこの凹部内に配設さ
れ、その頂部は上部材表面の最上位若しくはその付近に
配置されている請求項1又は2記載の床下収納庫の内
蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000188337A JP3355179B2 (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | 床下収納庫の内蓋 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002004567A true JP2002004567A (ja) | 2002-01-09 |
JP3355179B2 JP3355179B2 (ja) | 2002-12-09 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009185528A (ja) * | 2008-02-06 | 2009-08-20 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 補助取手 |
JP2020079543A (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-28 | 吉川化成株式会社 | 床下収納庫又は点検口用の蓋体 |
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2000
- 2000-06-22 JP JP2000188337A patent/JP3355179B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP7409632B2 (ja) | 2018-11-12 | 2024-01-09 | 吉川化成株式会社 | 床下収納庫又は点検口用の蓋体 |
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---|---|
JP3355179B2 (ja) | 2002-12-09 |
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