JP2002003114A - エレベータの保守点検装置 - Google Patents
エレベータの保守点検装置Info
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Abstract
遠隔監視センタへの発報を阻止して、収集されたデータ
及び遠隔監視センタへの発報を、エレベータの異常動作
に起因するものに限るようにしたエレベータの保守点検
装置を提供する。 【解決手段】 昇降路1内に設置された制御盤10に故
障を診断する故障診断機能又は故障が発生すると外部の
遠隔監視センタ23へ自動通報する遠隔監視機能が組み
込まれたエレベータの保守点検装置に係り、保守点検時
は、かご又は乗場に設けられた端子20a及び20bを
介して保守用携帯端末装置21を制御盤10に接続して
エレベータを保守点検モードに設定すると共に故障診断
機能及び遠隔監視機能を無効にした。
Description
は遠隔監視機能を有するエレベータであって、その制御
盤が昇降路内に設置されたエレベータの保守点検に関す
る。
設置された従来のエレベータの保守点検装置を示し、特
開平7−95305号公報に開示されたものと類似す
る。即ち、昇降路1は底部にピット2が形成され、頂部
には機械室7が設けられている。かご3は昇降路1内に
収納されて主索5によってつり合おもり6とつるべ式に
吊持され、最下階F1から最上階までサービスする。最
下階F1は乗場戸D1によって開閉されて昇降路1に通
じている。機械室7には巻上機8が設置されて主索5が
巻き掛けられてかご3を昇降駆動する。かご3には行先
階を登録するかご操作盤4が設置されている。
盤30が設置されており、この制御盤30には、制御用
マイコン31が設けられている。制御用マイコン31
は、CPU32と、プログラムや固定定数が記録された
ROM33と、一時的なデータ等が記録されたRAM3
4と、エレベータの通常運転における動作状態を分析し
て故障診断に供されるデータが記録された故障診断デー
タメモリ35と、外部装置との信号の授受を行う入出力
ポート36からなっている。
して遠隔監視センタ38へも接続されていて、異常発生
時又は定時に発報され、この発報内容によっては係員の
緊急出動によって上記異常状態に対応した処置が執られ
る。また、入出力ポート36には保守点検モード設定ス
イッチ39が取り付けられており、保守点検時は入出力
ポート36を介して操作信号が入力され、制御盤30を
保守点検モードに設定する。保守点検モードに設定され
ると、故障診断データメモリ35へのデータ書込み及び
遠隔監視センタ38への発報は阻止される。保守点検が
終了すると復帰されて、上記データ書込み及び遠隔監視
センタ38への発報が再開される。
れ、保守点検時に制御盤30に取り付けられたコネクタ
41を介して入出力ポート36に接続され、保守点検モ
ードに設定された状態の下で、故障診断データメモリ3
5から記録内容をダンプしたり、呼びを登録してかご3
を昇降させ、その動作状態から異常の有無を調査して保
守点検作業に供される。
守点検装置は、上記のとおり構成されているので、制御
盤30が昇降路1上部の機械室7に設置されている場合
は、保守点検モード設定スイッチ39を容易に操作する
ことができる。しかし、制御盤30が昇降路1内に設置
されている場合は、係員が昇降路1内に入らなければな
らない。例えば、制御盤30がピット2に設置されてい
る場合は、まず、かご3を最下階F1よりも上位に停止
させ、エレベータへの動力電源を遮断してかご3の昇降
を阻止した後、乗場戸D1を解錠して手で開いてピット
2に下り、保守点検モード設定スイッチ39を操作しな
ければならない。
9が操作されるまで、故障診断データメモリ35へのデ
ータ収集及び遠隔監視センタ38への発報は機能してい
る。このため、動力電源を遮断すること及びかご3が最
下階F1に停止してない状態で最下階F1の乗場戸D1
を解錠して開くことは、通常起こり得ないことであり、
これを異常としてデータ収集され、また、遠隔監視セン
タ38へ発報されることになる。
の解錠は、専門係員による保守点検作業の一環として人
為的になされたものであり、制御盤30の異常動作に起
因して生じたものではない。従って、データ収集された
り遠隔監視センタ38へ発報されることは、不具合であ
る。制御盤30が、上記のようにピット2に設置される
場合に限らず、昇降路1壁を横穿して形成された機械室
に設置される場合も同様である。従来のエレベータの保
守点検装置は、制御盤30が昇降路1内に設置される場
合、保守点検作業に際して誤ってデータ収集されたり遠
隔監視センタ38へ発報される、という不具合があっ
た。
するエレベータの状態は、故障診断としてのデータ収集
及び遠隔監視センタへの発報を阻止するようにして、収
集されたデータ及び遠隔監視センタへの発報を、エレベ
ータの異常動作に起因するものに限るようにしたエレベ
ータの保守点検装置を提供する。
タの保守点検装置は、制御盤が昇降路内に設置され、こ
の制御盤に故障を診断する故障診断機能又は故障が発生
すると外部の遠隔監視センタへ自動通報する遠隔監視機
能が組み込まれたエレベータの保守点検に係り、エレベ
ータのかご又は乗場に保守用携帯端末装置を着脱自在に
接続可能とする端子を設けておいて、保守点検時に上記
端子に保守用携帯端末装置を接続して、エレベータを保
守点検モードに設定すると共に、故障診断機能及び遠隔
監視機能を無効にするようにし、保守点検作業が終了す
ると、保守用携帯端末装置を操作して保守点検モードを
解除して故障診断機能又は遠隔監視機能を復帰させるよ
うにしたものである。
は、かご操作盤又は乗場操作盤の釦が予め定められた順
序で操作されたことによっても保守点検モードが解除さ
れ、かつ、故障診断機能又は遠隔監視機能を有効とする
ようにしたものである。
は、保守点検モードの下で、かご呼び及び乗場呼びに応
答可能な通常運転の動作状態を点検するものとし、この
通常運転が所定時間継続したことによっても保守点検モ
ードが解除され、かつ、故障診断機能又は遠隔監視機能
を有効とするようにしたものである。
は、保守点検モードに設定されているときはその旨をか
ご又は乗場に表示し、保守点検モードが解除されると上
記表示を解除するようにしたものである。
この発明の実施の形態1を示す。図1は、実施の形態1
の全体構成を示すブロック図である。図において、10
は昇降路1内に設置されてエレベータの運転を制御する
制御盤、10aは制御盤10の故障を診断する故障診断
機能、10bは故障が発生すると外部の遠隔監視センタ
23へ自動通報する遠隔監視機能、21は保守係員が携
帯する保守用携帯端末装置、20はエレベータのかご又
は乗場に設けられて保守用携帯端末装置21を制御盤1
0へ着脱自在に接続する端子、10cは保守用携帯端末
装置21から保守点検モード設定の操作信号が端子20
を介して入力されると保守点検モードに設定する保守点
検モード設定手段、10dは保守用携帯端末装置21か
ら保守点検モード解除の操作信号が端子20を介して入
力されると、保守点検モードを解除する保守点検モード
解除手段、10eは保守点検モードに設定されると故障
診断機能10a及び遠隔監視機能10bを無効とする診
断監視無効手段、10fは保守点検モードが解除される
と故障診断機能10a又は遠隔監視機能10bを有効と
する診断監視有効手段である。
ロック図で、1は昇降路、2はピット、3は主索5によ
って吊持されて昇降路1内を昇降するかご、4はかご3
内に取り付けられたかご操作盤、4aはこのかご操作盤
4に取り付けられたかご呼び登録釦、4bは戸の開閉を
指令する戸開閉釦、4cはかご3の位置を表示するかご
インジケータである。
制御する制御盤、11は制御盤10に収納されてエレベ
ータを制御する制御用マイコンで、CPU12と、プロ
グラムや固定定数が記録されたROM13と、一時的な
データ等が記録されたRAM14と、エレベータの通常
運転における動作状態を分析して故障診断し、そのとき
の制御盤10の動作状態等を故障診断データとして記録
される故障診断データメモリ15と、外部装置との信号
の授受を行う入出力ポート16からなっている。ここ
で、故障診断は、例えば電源が遮断された場合、又は、
かご3の昇降速度が異常に高くなった場合、又は安全回
路が作動した場合等に故障と診断する。
検モード設定スイッチで、保守点検時に操作されて入出
力ポート36を介して操作信号が入力され、制御盤10
を保守点検モードに設定すると共に、故障診断データメ
モリ15へのデータ書込み、及び後述の遠隔監視センタ
23への発報を阻止し、保守点検が終了すると復帰され
て、上記データ書込み及び遠隔監視センタ23への発報
を再開させる。19は最下階F1に設けられた乗場操作
盤、19aは、この乗場操作盤19に取り付けられた乗
場呼び登録釦、19bは乗場インジケータである。20
aは最下階F1の乗場操作盤19の近傍に設けられた端
子である乗場用コネクタで、入出力ポート16に接続さ
れている。20bは同じくかご3に設けられたかご用コ
ネクタである。
置で、保守点検時に乗場用コネクタ20aを介して入出
力ポート16に接続され、エレベータを保守点検モード
に設定すると共に、故障診断データメモリ15へのデー
タ書込み、及び後述の遠隔監視センタ23への発報を阻
止し、この阻止状態の下で故障診断データメモリ15の
記録内容をダンプしたり、呼びを登録してかご3を昇降
させ、その動作状態から異常の有無を調査する等の保守
点検の用に供され、保守点検が終了するとデータ書込み
及び遠隔監視センタ23への発報を再開させる。
ネクタ20aに接続して保守点検モードに設定した後、
抜脱してピット2に入り、コネクタ18に保守用携帯端
末装置21を接続し、保守点検作業を行うこともでき
る。ピット2に入る場合に、乗場戸D1を解錠して手で
開かなければならないが、遠隔監視センタ23への発報
は阻止されるので、誤って通報されることはない。ま
た、保守点検モードに設定されると、かごインジケータ
4c及び乗場インジケータ19bが、その旨を示す態様
で点灯する。例えば、保守点検モードに設定されている
場合は、かごインジケータ4c及び乗場インジケータ1
9bが点滅する。22は入出力ポート16に接続された
公衆回線、23はこの公衆回線22を介して入出力ポー
ト16に接続されて異常発生時又は定時にエレベータか
らの発報を受信する遠隔監視センタである。
モードに設定する場合を説明する。保守点検作業が行わ
れない通常時では、乗場用コネクタ20aには保守用携
帯端末装置21が接続されていない。このため、手順S
11でNOとなって処理を終了する。保守点検時は、ま
ず、乗場用コネクタ20aに保守用携帯端末装置21が
接続され、保守点検モードに設定される。従って、手順
S11でYESとなって手順S12に移り、故障診断デ
ータメモリ15へのデータの書込みが阻止され、かつ、
遠隔監視センタ23への発報も阻止される。手順S13
で、かごインジケータ4c及び乗場インジケータ19b
を点滅させて、保守点検モードに設定されたことを明示
する。
を確認して保守用携帯端末装置21を操作し、保守点検
作業を開始すると共に、乗場戸D1を解錠して手で開
き、ピット2に下りて制御盤10の保守点検を行う。こ
の場合、乗場用コネクタ20aから制御盤10に取り付
けられたコネクタ18に保守用携帯端末装置21を接続
変更して行ってもよい。更には、かご10上に上がって
かご上機器及び昇降路機器の保守点検を行う。この場
合、かご用コネクタ20bに保守用携帯端末装置21を
接続してもよい。
する場合を説明する。まだ、保守点検モードに設定され
たままの状態では、手順S21でNOとなって処理を終
了する。保守点検作業が終了し、ピット2から乗場F1
に上がり、乗場戸D1を閉じた後、保守用携帯端末装置
21を乗場用コネクタ20aに接続して保守点検モード
を解除する。解除したならば保守用携帯端末装置21を
乗場用コネクタ20aから抜脱する。解除操作が行われ
ると、手順21でYESとなり、手順S22で故障診断
データメモリ15へのデータの書込みが再開され、か
つ、遠隔監視センタ23への発報も再開される。手順S
23で、かごインジケータ4c及び乗場インジケータ1
9bの点滅点灯が停止して一定点灯となる。保守点検モ
ードが解除されたことを明示する。
に先だって保守用携帯端末装置21を乗場用コネクタ2
0aを介して入出力ポート16に接続し、エレベータを
保守点検モードに設定すると共に、故障診断データメモ
リ15へのデータ書込み、及び遠隔監視センタ23への
発報を阻止するようにしたので、保守点検作業に起因し
て異常とされる動作状態が発生したとしても、遠隔監視
センタ23へ誤って発報されることはない。また、保守
点検モードに設定されると、乗場インジケータ19b及
びかごインジケータ4cを点滅させるようにしたので、
保守点検モードに設定されていることを容易に知得でき
る。
携帯端末装置21を乗場用コネクタ20a又はかご用コ
ネクタ20bに接続して保守点検モードを解除するよう
にしたが、この実施の形態2では乗場操作盤19の乗場
呼び登録釦19a又はかご操作盤4のかご呼び登録釦4
aを、予め定められた順序で操作することにより保守点
検モードが解除されるようにしてもよい。例えば、乗場
呼び登録釦19aを所定の時間間隔で所定回数だけ押
す、又はかご呼び登録釦4aを所定の時間間隔で所定の
順序で押すことが考えられる。このように、乗場呼び登
録釦19a又はかご呼び登録釦4aの操作によって保守
点検モードを解除できるようにしたので、保守用携帯端
末装置21を乗場用コネクタ20a又はかご用コネクタ
20bに接続する手間を省くことができる。
点検モードの下で、かご呼び及び乗場呼びに応答可能な
通常運転の動作状態も点検するものとし、この通常運転
が所定時間継続したことによって保守点検モードを解除
して、故障診断データメモリ15へのデータ書込み、及
び遠隔監視センタ23への発報を再開させるようにした
ものである。
手順S31で保守点検モードが既に解除されているか調
べる。上記実施の形態1で述べたとおり、保守用携帯端
末装置21によって保守点検モードを解除することもで
きるし、また、実施の形態2で述べたとおり、乗場呼び
登録釦19a又はかご呼び登録釦4aによっても解除す
ることができる。従って、別途に保守点検モードが解除
されている場合は、手順S31でYESとなって手順S
32に移り、故障診断データメモリ15へのデータの書
込みが再開され、かつ、遠隔監視センタ23への発報も
再開される。更に、手順S33で、かごインジケータ4
c及び乗場インジケータ19bにおける保守点検モード
の表示が停止される。
は、手順S31でNOとなって、手順S34に移る。エ
レベータが通常運転になっていない場合は、手順S34
でNOとなって処理を終了する。即ち、保守点検モード
の下で行われる通常運転は、保守点検作業の最終行程で
あって、動作確認のために行われるものである。従っ
て、通常運転になっていない場合は、保守点検作業の最
中であって係員がかご10上に上がってかご上機器及び
昇降路機器の保守点検を行っていることも考えられる。
このような状況で保守点検モードを解除することは妥当
性を欠くため、通常運転になっているときのみ解除の対
象としたものである。
でYESとなって手順S35に移る。ここで、通常運転
が所定時間継続したか調べる。まだ所定時間に至ってい
ない場合はNOとなって処理を終了する。通常運転が所
定時間継続した場合は、手順S36に移り、保守点検モ
ードが解除される。以下、上記手順S32及びS33の
処理がなされて終了する。ここで、所定時間は、保守点
検作業の結果を確認するために十分な時間を基準にして
設定される。
ドの下で、通常運転が所定時間継続したことによって保
守点検モードが解除され、故障診断データメモリ15へ
のデータ書込み、及び遠隔監視センタ23への発報を再
開させるようにしたので、保守点検モードを人手によら
ずに解除することができる。このため、保守点検モード
のまま放置されたとして、通常状態に復帰させることが
できる。
ので、以下の効果を奏する。請求項1に係るエレベータ
の保守点検装置は、制御盤が昇降路内に設置され、この
制御盤に故障を診断する故障診断機能又は故障が発生す
ると外部の遠隔監視センタへ自動通報する遠隔監視機能
が組み込まれたエレベータの保守点検に係り、エレベー
タのかご又は乗場に保守用携帯端末装置を着脱自在に接
続可能とする端子を設けておいて、保守点検時に上記端
子に保守用携帯端末装置を接続して、エレベータを保守
点検モードに設定すると共に、故障診断機能及び遠隔監
視機能を無効にするようにし、保守点検作業が終了する
と、保守用携帯端末装置を操作して保守点検モードを解
除して故障診断機能又は遠隔監視機能を復帰させるよう
にしたものである。このため、保守点検作業に起因して
異常とされる動作状態が発生したとしても、故障として
診断されることはなく、遠隔監視センタへ誤って発報さ
れることもない、という効果を奏する。
は、かご操作盤又は乗場操作盤の釦が予め定められた順
序で操作されたことによっても保守点検モードが解除さ
れ、かつ、故障診断機能又は遠隔監視機能を有効とする
ようにしたものである。このため、保守点検モードを解
除するのに保守用携帯端末装置を端子に接続する手間を
省くことができる、という効果を奏する。
は、保守点検モードの下で、かご呼び及び乗場呼びに応
答可能な通常運転の動作状態を点検するものとし、この
通常運転が所定時間継続したことによっても保守点検モ
ードが解除され、かつ、故障診断機能又は遠隔監視機能
を有効とするようにしたものである。このため、保守点
検モードを人手によらずに解除することができ、保守点
検モードのまま放置されたとして、通常状態に復帰させ
ることができる、という効果を奏する。
は、保守点検モードに設定されているときはその旨をか
ご又は乗場に表示し、保守点検モードが解除されると上
記表示を解除するようにしたものである。このため、保
守点検モードに設定されていることを容易に知得でき
る、という効果を奏する。
ロック図。
に示すブロック図。
流れ図。
流れ図。
流れ図。
を示すブロック図。
作盤、 4a かご呼び登録釦、 4b 戸開閉釦、
4c かごインジケータ、 5 主索、 10制御盤、
11 制御用マイコン、 15 故障診断データメモ
リ、 17保守点検モード設定スイッチ、 18 コネ
クタ、 19 乗場操作盤、 19a 乗場呼び登録
釦、 19b 乗場インジケータ、 20 端子、 2
0a乗場用コネクタ、 20b かご用コネクタ、 2
1 保守用携帯端末装置、22 公衆端末、 D1 乗
場戸、 F1 最下階。
Claims (4)
- 【請求項1】 エレベータの運転を制御する制御盤が昇
降路内に設置され、この制御盤に故障を診断する故障診
断機能又は故障が発生すると外部の遠隔監視センタへ自
動通報する遠隔監視機能が組み込まれたエレベータの保
守点検装置において、保守点検時に上記制御盤に接続さ
れる保守用携帯端末装置と、上記エレベータのかご又は
乗場に設けられて上記保守用携帯端末装置を上記制御盤
へ着脱自在に接続可能とする端子と、上記保守用携帯端
末装置から保守点検モード設定の操作信号が上記端子を
介して上記制御盤に入力されると、上記制御盤を保守点
検モードに設定する保守点検モード設定手段と、上記保
守点検モードに設定されると上記故障診断機能及び上記
遠隔監視機能を無効とする診断監視無効手段と、上記保
守用携帯端末装置から保守点検モード解除の操作信号が
上記端子を介して上記制御盤に入力されると、上記制御
盤の保守点検モードを解除する保守点検モード解除手段
と、保守点検モードが解除されると上記故障診断機能又
は上記遠隔監視機能を有効とする診断監視有効手段とを
備えたエレベータの保守点検装置。 - 【請求項2】 かご操作盤又は乗場操作盤の釦が予め定
められた順序で操作されたことによっても保守点検モー
ド解除手段が制御盤の保守点検モードを解除し、かつ、
診断監視有効手段が故障診断機能又は遠隔監視機能を有
効とする請求項1に記載のエレベータの保守点検装置。 - 【請求項3】 保守点検モードの下で、かご呼び及び乗
場呼びに応答可能な通常運転の動作状態を点検するもの
とし、上記通常運転が所定時間継続したことによっても
保守点検モード解除手段が制御盤の保守点検モードを解
除し、かつ、診断監視有効手段が故障診断機能又は遠隔
監視機能を有効とする請求項1に記載のエレベータの保
守点検装置。 - 【請求項4】 かご又は乗場に設けられて、制御盤が保
守点検モードに設定されているときはその旨を表示し、
保守点検モードが解除されると上記表示を解除する表示
手段を備えた請求項1に記載のエレベータの保守点検装
置。
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JP2000181686A JP2002003114A (ja) | 2000-06-16 | 2000-06-16 | エレベータの保守点検装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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