JP2002002046A - インクジェット印字装置 - Google Patents

インクジェット印字装置

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JP2002002046A
JP2002002046A JP2000184172A JP2000184172A JP2002002046A JP 2002002046 A JP2002002046 A JP 2002002046A JP 2000184172 A JP2000184172 A JP 2000184172A JP 2000184172 A JP2000184172 A JP 2000184172A JP 2002002046 A JP2002002046 A JP 2002002046A
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timing
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Yutaka Takada
豊 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャリッジのブレや速度変動の影響による画質
の低下を防止する。 【解決手段】速度検知部402および加速度検知部40
3により、キャリッジのスキャン速度を検知すると共
に、加速度を検知する。検知されたキャリッジのスキャ
ン速度及び加速度によりテーブル405内の遅延データ
を参照し、この遅延データに基づいてディレイ回路40
6によりリニアエンコーダの出力バルスに同期したヒー
トトリガ信号にディレイをかけて、インクの吐出タイミ
ングを動的に補正する。これにより、キャリッジの加速
領域や加速後のブレによる画質への影響を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット印
字方式を採用した印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータやワークステーショ
ンのための出力装置として、インクジェット印字方式な
どの印字装置が知られている。
【0003】この方式の印字装置は、印字ヘッドを搭載
したキャリッジが左右にスキャンしながら印字ヘッドを
駆動することによりインク滴を吐出し、画像をメディア
上に形成する。印字ヘッドの駆動タイミングは、キャリ
ッジのスキャンに同期してリニアエンコーダから得られ
る出力信号パルスに基づいて、生成される。
【0004】従来では、リニアエンコーダパルス(以
下、エンコーダパルスという)の立ち上がり(立ち下が
り)エッジから一定時間経った後に印字ヘッドを駆動す
る方法が、一般的に取られてきた。また、エンコーダパ
ルスの発生周期を計時することにより、キャリッジのス
キャン速度を算出し、ヘッドの駆動タイミングを動的に
補償して、キャリッジの加速領域などによりキャリッジ
速度が変動しても、安定して正確なヘッドの駆動タイミ
ングを生成する方法も考えられている。この種の技術
は、例えば、特開平11−221910号公報および特
開平11−334149号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記キ
ャリッジ速度による駆動タイミング生成方法では、キャ
リッジシャフトと軸受の間のガタ、キャリッジ駆動ベル
トの伸縮、ばね式プーリーの伸縮などによりキャリッジ
にブレが生じてしまうと、キャリッジシャフトとリニア
エンコーダと印字ヘッドの位置関係によっては、リニア
エンコーダで検出されたスキャン速度と、ヘッドのノズ
ル位置でのスキャン速度にずれが生じて、正しく印字タ
イミングを補償できなくなり、高精度の印字を行うこと
が出来なくなってしまうおそれがある。例えば、図11
に示すようにキャリッジシャフト210上に摺動可能に
取り付けられたキャリッジに搭載されたヘッドのノズル
からインク滴が吐出される際、上記のような要因により
図12または図13に示すようにキャリッジシャフト2
10に対してキャリッジが走行中に左右逆方向に傾斜し
た場合には両スキャン速度に誤差が生じることになる。
これが高精度の印字を阻害する要因となる。
【0006】本発明の目的は、キャリッジのブレや速度
変動の影響による画質の低下を防止することができるイ
ンクジェット印字装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるインクジェ
ット印字装置は、インクジェット印字方式の印字装置で
あって、印字ヘッドを搭載するキャリッジと、このキャ
リッジを記録媒体の搬送方向と直交する方向に走査する
キャリッジ駆動手段と、キャリッジの移動量に同期して
印字ヘッドをパルス駆動し、印字ヘッドからインク滴を
吐出することにより印字を行う印字手段と、キャリッジ
の速度を検出する速度検出手段と、キャリッジの加速度
を検出する加速度検出手段と、検出された速度および加
速度に基づいて、印字ヘッドを駆動するパルスのタイミ
ングを動的に変更するタイミング変更手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】本発明によるインクジェット印字装置は、
他の見地によれば、インクジェット印字方式の印字装置
であって、印字ヘッドを搭載するキャリッジと、このキ
ャリッジを記録媒体の搬送方向と直交する方向に走査す
るキャリッジ駆動手段と、キャリッジの移動量に同期し
て印字ヘッドをパルス駆動し、印字ヘッドからインク滴
を吐出することにより印字を行う印字手段と、キャリッ
ジの走査方向に沿って取り付けられ、所定のピッチでパ
ターンが印刷されたリニアスケールと、キャリッジに取
り付けられ、リニアスケールのパターンを光学的に検知
し、パルス信号を出力する検知手段とからなるリニアエ
ンコーダと、クロックを発生するクロック手段と、前記
リニアエンコーダ出力の周期内において発生するクロッ
クの数をカウントするカウント手段と、現在より手前の
2個所での前記カウント手段により得られたカウント数
の差を算出する差分手段と、カウント手段及び差分手段
の出力に基づいて、印字ヘッドを駆動するパルスのタイ
ミングを動的に変更するタイミング変更手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】このようなインクジェット印字装置では、
キャリッジの現在位置より手前の2個所の位置でカウン
ト手段が計数したカウント値(すなわち速度)およびそ
の差(すなわち加速度)に基づいてキャリッジのブレの
量や方向を的確に検出し、これによって印字ヘッドを駆
動するパルスのタイミングを動的に変更するため、正確
な印字タイミングを生成することが出来る。
【0010】前記タイミング変更手段は、前記キャリッ
ジの速度および加速度に対応した遅延データを格納した
テーブルを有し、このテーブルに基づいて前記パルスの
タイミングを動的に変更するものである。テーブルを用
いることによってパルスタイミングの動的な変更に高速
に対処することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よる印字装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明によるインクジェット式カ
ラープリンタの外観構成を示す。図1において、101
は印字ヘッド、102は印字ヘッドを搭載するキャリッ
ジ、103は記録紙を搬送するための搬送ローラ、10
4は記録紙を支持するプラテン、105はキャリッジを
スキャンする際のスライド竿として機能するキャリッジ
シャフトである。106は、ユーザが装置の操作を行う
ための操作部であり、この操作部106に設置された各
種のスイッチ等により記録媒体種別、オンライン/オフ
ライン、コマンド、印字開始等が指示される。
【0013】図2は、図1に示したインクジェットプリ
ンタのキャリッジ駆動機構を特徴的に示した図である。
このインクジェットプリンタでは、K(黒)、C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の4色の印字ヘ
ッド204がそれぞれ独立に駆動されるようになってい
る。各印字ヘッド204は、互いに隣接してキャリッジ
203に搭載されている。キャリッジ203は、キャリ
ッジモータ202を動力として、駆動プーリ207、従
動プーリ205、キャリッジベルト201によって、キ
ャリッジシャフト210に沿って左右方向に往復運動す
るようになっている。また、キャリッジ203のスキャ
ン軸に沿って所定ピッチのパターンが印刷されたリニア
スケール206が取り付けられている。キャリッジ20
3には、光学式センサ(図2には現れず。図3、図11
の302)が設けられており、このセンサがリニアスケ
ール206に印刷されたパターンを検出するとパルスを
出力する。このリニアスケール206とセンサによって
リニアエンコーダが構成されている。208は、キャリ
ッジが装置右端近辺に到達したことを検知し、用紙の位
置検出や画像印字位置などのあらゆるキャリッジ動作の
原点となるキャリッジホームポジションセンサである。
【0014】図3は、図1のインクジェットプリンタの
制御ブロック図である。図3において画像データの入力
から印字ヘッドヘのデータ転送までを説明する。外部イ
ンターフェイスより、画像入力制御部301が、画像デ
ータの入力を受け付ける。画像入力制御部301は、直
ちに、MPU304に対しDMAリクエスト(REQ
1)を出力する。MPU304は、それに従い画像デー
タを画像メモリ302にDMA転送すると同時に、DM
Aアクノリッジ(ACK1)を画像入力制御部301に
出力する。
【0015】また、MPU304は、印字を開始するた
めに、画像データをヘッド制御部303に転送する。ヘ
ッド制御部303は、キャリッジの移動に同期して入力
されるリニアスケール信号のカウント値により、印字デ
ータを印字ヘッドに転送すると同時に、印字パルスをヘ
ッドに与えることにより印字を行う。ヘッド制御部30
3内の画像データが無くなれば、ヘッド制御部303
は、画像データの要求を、MPU304に対して行う
(REQ2)。MPU304は、それに従い、画像メモ
リ302内の画像データをヘッド制御部303にDMA
転送する。このような処理の繰り返しにより、画像デー
タが印字ヘッドに送られ、印字を行う。
【0016】MPU304は、駆動制御部306を介し
て、記録媒体を搬送するための搬送モータ307、及び
キャリッジを往復移動させるためのキャリッジモータ2
02を制御する。
【0017】図3中の操作パネル106は図2に示した
同符号の部位に対応している。
【0018】以上のMPU304の動作はプログラムメ
モリ305に格納された制御プログラムに従って実現さ
れる。
【0019】図4は、図3内に示したヘッド制御部30
3に対応するハードウエアである。このヘッド制御部3
03の構成をその動作とともに説明する。
【0020】リニアスケールカウンタ401は、キャリ
ッジの移動に伴い入力されるリニアスケール信号(L
A,LB)をカウントする。ウインドウコンパレータ4
04は、このカウント値に基づいて、各ヘッド対応に印
字位置範囲を表すウインドウWIND信号を発生する
(Wind0,1,2,3)。リニアスケール信号のL
A,LBは90゜位相のずれたパルス信号であり(図5
参照)、相互の関係により、キャリッジの移動方向が分
かる。キャリッジの移動方向に応じてリニアスケールカ
ウンタ401はアップカウントまたはダウンカウントを
行う。リニアスケールカウンタ401は、キャリッジホ
ームポジションセンサ208によりカウント値をクリア
されるようになっている。
【0021】リニアスケール信号のパルス間隔を測定す
ることにより、キャリッジのスキャン速度をリアルタイ
ムに測定するための速度検知部402と、速度検知部4
02で検知された速度の変化量により加速度を求める加
速度検知部403が設けられ、それらの出力が遅延デー
タを格納したテーブル405に入力される。速度検知部
402、加速度検知部403およびテーブル405の具
体的な構成例については後述する。
【0022】一方、同期発生部404により、リニアス
ケール信号に基づいて、インク吐出タイミングを定める
ための基準信号である同期信号Trgが生成される。こ
の同期信号Trgとウインドウ信号WIND0〜3とに
基づいて、AND回路407により同期信号Trg0〜
3が生成される。すなわち、Trg0〜3は、それぞれ
Wind0〜3がハイのときに有効となり出力される。
これらはディレイ発生回路406に入力される。これら
の信号Trg0〜3に対して、ディレイ回路406にお
いて上記テーブル405からの遅延データに基づいて時
間的ディレイを与えることによって、Heat_Trg
0〜3が出力される。これらのHeat_Trg0〜3
に同期して、ヘッドドライブ回路408からヘッド毎に
ヘッドドライブ信号BLOCK_ENBおよびHeat
が出力され、データバッファ409から画像データに応
じたHead_DATAがヘッド毎に出力される。
【0023】図5は、図4で説明した各部の信号のタイ
ミング図である。ここでは、キャリッジのスピードを検
出するために、リニアスケール信号(LB信号)の幅
(パルス周期)を測定する。今、このパルスがNで、そ
の前のパルスをN−1とすると、パルスNの周期Tn及
び周期の変化量dTn(=Tn−Tn-1)の値は、直後の
パルス吐出タイミングを定めるDLY0(N)のディレ
イに反映される。その他、DLY1〜3も、出力する直
前のリニアスケール間隔を測定することにより決定され
る。図5には明示していないがTrg0〜3はそれぞれ
Wind0〜3がハイのときにTrg信号を出力するも
のであり、Heat_Trg0〜3は、それぞれTrg
0〜3を、テーブル405の遅延データにより決まる所
定時間遅延させたものである。
【0024】図6に示すように、最終的には、Heat
_Trg0〜3に同期して、実際に印字ヘッドを駆動す
る信号であるBLOCK_ENB,Heat,Head
_DATAが印字ヘッドに出力される。BLOCK_E
NBは印字ヘッドのノズルを選択するイネーブル信号で
ある。Heatは、印字ヘッドを駆動する吐出パルス信
号である。Head_DATAは、印字ノズルに対応し
た画像データである。
【0025】図7に、速度検知部402の具体的な構成
例を示す。この例では、速度検知部402は、リニアス
ケール信号LA,LBを受けるカウントコントローラ7
01と、このカウントコントローラ701からのCNT
_CLR信号と外部からの一定周期のSPeed_CL
K信号とを受ける8ビットカウンタ702とにより構成
される。
【0026】図10に、この速度検知部402の各部の
信号のタイミング図を示す。カウントコントローラ70
1は、リニアスケール信号LAの立ち上がりを検出して
SP_LT信号を出力し、次いで、CNT_CLR信号
を出力する。このCNT_CLR信号は8ビットカウン
タ702のCLR端子に入力される。すなわち、速度検
知部402は、リニアエンコーダ周期だけSpeed_
CLKの個数をカウントすることにより、Trg信号の
直前のキャリッジ速度を検出することができる。カウン
トされたパルス数をNn、Speed_CLKの周波数
をt、リニアスケールのピッチをdとすると、キャリッ
ジ速度Vnは、
【0027】Vn=d/(Nn・t) となり、カウントされたパルス数Nnが大きいほどキャ
リッジ速度は遅いことになる。
【0028】図14に、加速度検知部403の具体的な
構成例を示す。速度検出部402からのSP_DT信号
をラッチ1701に入力し、その出力を次段のラッチ1
702に入力する。それぞれのラッチは、速度検出部4
02からのSP_LT信号をラッチ信号とする。2つの
ラッチ出力を差分器1703に入力し、差分値AC_D
T及びキャリーCarryによって、キャリッジの現在
の加速度とその方向(加速or減速)を得ることが出来
る。
【0029】図15に、この加速度検知部403の各部
の信号のタイミング図を示す。ラッチ1701は、速度
検出部402からのラッチ信号を受けてSP_DT信号
をQにラッチする。次のラッチ入力、即ち次のリニアエ
ンコーダ信号LAの立ち上がりでラッチ1702が先程
ラッチ1701でラッチされた前回のSP_DT信号
(Nn-1)をQにラッチすると同時に、ラッチ1701
は、今回のSP_DT信号(Nn)をラッチする。差分
器1703では、ラッチ1701及び1702の出力の
差分AC_DT(Nn-1−Nn)をとる。加速度は、次式
より求めることが出来る。
【0030】 An={(d/(Nn・t)−(d/(Nn-1・t)}/(Nn-1・t) ={d/(Nn-1・t)}・{(1/Nn)−(1/Nn-1)} ={d/(Nn-1・t)}・{(Nn-1−Nn)/(Nn・Nn-1)}
【0031】上式において(d/(Nn-1・t・Nn)
の部分においてはNn-1とNnとを同じと考えることが出
来るため、
【0032】 An=(d/{(N・t)}・(Nn-1−Nn) となって、差分器1703の出力(Nn-1−Nn)と、今
回のカウント値Nnから加速度を求めることが出来る。
【0033】以上のようにして、キャリッジ速度および
加速度を求めることが出来るが、実際には、このような
演算をリアルタイムにて行うのは困難なため、図4で前
述したテーブル405を使用する。テーブル405は、
今回のカウント値と、差分器1703の出力値の2次元
テーブルとなる。図8に、テーブル405の具体的構成
を示す。このテーブル405の実体はメモリであり、S
RAM,PROM,FLASHメモリ等で実現できる。
つまり、前記カウント値SP_DT1と今回と前回のカ
ウント値の差AC_DTをアドレスとし、それに対応し
た記憶位置に、対応するディレイデータを事前に書き込
んでおくことにより、キャリッジの速度、加速度と、デ
ィレイデータDLY_DTとの間の一対一の対応をとる
ことができる。テーブル45に格納する遅延データの値
としては、経験的、実験的に得ることができる。定性的
には、キャリッジの速度が速いときは遅延量を小さく
し、遅いときは大きくする。これに加えて、加速中は遅
延量を小さくし、減速中は大きくする。これらの傾向は
キャリッジの走行方向には依存しない。
【0034】図9に、図4内に示したディレイ回路40
6の構成例を示す。ディレイ回路406は、8ビットカ
ウンタ901および微分回路(Dフリップフロップ90
2およびANDゲート903)により構成される。この
ディレイ回路406にTrg信号が入力されると、8ビ
ットカウンタ901は前記ディレイデータDLY_DT
をロードし、予め定められた一定周期のDLY−CLK
信号のダウンカウントを開始する。その後、カウント値
が0に達すると、カウンタ901からRC(リプルキャ
リー)が出力される。このとき、カウンタ901のカウ
ントを停止すると同時に、RCの立ち上がりをHeat
_Trgパルス907として出力する。このように、D
LY_DTにより、Heat_Trgの出カタイミンク
を一義的に決定することができる。DLY_DTが大き
いほど、RCが出力するまでの時間が大きくなり、Tr
g信号に対し、Heat_Trgの出力までのディレイ
量が大きくなることは容易に理解することができよう。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、キャリッジの非定速走
査中に印字を行っても、カラー画像の色味の変化や、罫
線の不連続点等が発生しない画像を得ることができる。
その結果、高速の印字が可能となる。また高速印字を行
うにも関わらず、本体サイズは、印字領域外の装置部分
を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式カラープリ
ンタの外観構成を示す図である。
【図2】図1に示したインクジェットプリンタのキャリ
ッジ駆動機構を特徴的に示した図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタの制御ブロック
図である。
【図4】図3内に示したヘッド制御部303に対応する
ハードウエアである。
【図5】図4で説明した各部の信号のタイミング図(H
eat_trg生成前)である。
【図6】図4で説明した各部の信号のタイミング図(H
eat_trg生成後)である。
【図7】図4内に示した速度検知部402の具体的な構
成例を示す図である。
【図8】図4内に示したテーブル405の具体的構成を
示す図である。
【図9】図4内に示したディレイ回路406の構成例を
示す図である。
【図10】図7に示した速度検知部402の各部の信号
のタイミング図を示す。
【図11】キャリッジシャフト上に摺動可能に取り付け
られたキャリッジに搭載されたヘッドのノズルからイン
ク滴が吐出される様子を示す図である。
【図12】キャリッジシャフトに対してキャリッジが傾
斜した様子を示す図である。
【図13】キャリッジシャフトに対してキャリッジが図
12と逆の方向に傾斜した様子を示す図である。
【図14】図4内に示した加速度検知部の具体的な構成
例を示すブロック図である。
【図15】図14に示した加速度検知部の各部の信号の
タイミング図である。
【符号の説明】
303 ヘッド制御部 401 リニアスケールカウンタ 402 速度検知部 403 加速度検知部 404 同期発生部 405 テーブル 406 ディレイ回路 407 AND回路 408 ヘッドドライブ回路 409 データバッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット印字方式の印字装置であっ
    て、 印字ヘッドを搭載するキャリッジと、 このキャリッジを記録媒体の搬送方向と直交する方向に
    走査するキャリッジ駆動手段と、 キャリッジの移動量に同期して印字ヘッドをパルス駆動
    し、印字ヘッドからインク滴を吐出することにより印字
    を行う印字手段と、 キャリッジの速度を検出する速度検出手段と、 キャリッジの加速度を検出する加速度検出手段と、 検出された速度および加速度に基づいて、印字ヘッドを
    駆動するパルスのタイミングを動的に変更するタイミン
    グ変更手段と、 を備えたインクジェット印字装置。
  2. 【請求項2】インクジェット印字方式の印字装置であっ
    て、 印字ヘッドを搭載するキャリッジと、 このキャリッジを記録媒体の搬送方向と直交する方向に
    走査するキャリッジ駆動手段と、 キャリッジの移動量に同期して印字ヘッドをパルス駆動
    し、印字ヘッドからインク滴を吐出することにより印字
    を行う印字手段と、 キャリッジの走査方向に沿って取り付けられ、所定のピ
    ッチでパターンが印刷されたリニアスケールと、キャリ
    ッジに取り付けられ、リニアスケールのパターンを光学
    的に検知し、パルス信号を出力する検知手段とからなる
    リニアエンコーダと、 クロックを発生するクロック手段と、 前記リニアエンコーダ出力の周期内において発生するク
    ロックの数をカウントするカウント手段と、 現在より手前の2個所での前記カウント手段により得ら
    れたカウント数の差を算出する差分手段と、 カウント手段及び差分手段の出力に基づいて、印字ヘッ
    ドを駆動するパルスのタイミングを動的に変更するタイ
    ミング変更手段と、 を備えたインクジェット印字装置。
  3. 【請求項3】前記タイミング変更手段は、前記キャリッ
    ジの速度および加速度に対応した遅延データを格納した
    テーブルを有し、このテーブルに基づいて前記パルスの
    タイミングを動的に変更することを特徴とする請求項1
    または2記載のインクジェット印字装置。
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