JP2002001995A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2002001995A
JP2002001995A JP2000186460A JP2000186460A JP2002001995A JP 2002001995 A JP2002001995 A JP 2002001995A JP 2000186460 A JP2000186460 A JP 2000186460A JP 2000186460 A JP2000186460 A JP 2000186460A JP 2002001995 A JP2002001995 A JP 2002001995A
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JP
Japan
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ink
recording
recording medium
printing
jet recording
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JP2000186460A
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English (en)
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Takashi Tamura
剛史 田村
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Aptex Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縁無し印刷を行う際に発生する霧状のインク
をプリント用紙裏面に付着することなく記録を行うこと
ができるインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 インクカートリッジ11は記録媒体12
の搬送方向と交差する図中A方向に走査可能となってい
る。記録媒体12の少なくともインクカートリッジ11
による印字範囲に対応する部分を載せて支えるプラテン
が、複数の仕切り13によって構成されている。プラテ
ンを構成する各々の仕切り13は回転軸14に設けられ
ている。さらに、インクカートリッジ11による縁無し
記録時に記録媒体12の裏面側で発生する乱気流を抑え
るため、仕切り13間には2枚の防風壁15が配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全面記録(縁無し
印字または余白無し印字)が可能なインクジェット記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタにおいて
プリント用紙に縁無し印刷を行う場合、記録ヘッドから
吐出されたインクはプリント用紙に記録されるほか、用
紙外にも排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
ジェットプリンタではプリント用紙裏面側に空間がある
ため、記録ヘッドを搭載したキャリッジの移動の際、そ
の空間に乱気流、負圧を発生させる。そのため、縁無し
印刷を行う際に用紙外に吐出されたインクが前記空間部
において舞い上がり、プリント用紙裏面に付着してしま
う問題点があった。
【0004】そこで本発明の目的は、縁無し印刷を行う
際に発生する霧状のインクをプリント用紙裏面に付着す
ることなく記録を行うことができるインクジェット記録
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の液体吐出口を有するインクジェット
記録ヘッドを備えたインクカートリッジを複数個装着可
能であり、該インクカートリッジを記録に際し、被記録
媒体に対して相対的に移動して、全面記録を行なうこと
が可能なインクジェット記録装置であって、縁無し記録
時に発生するインクミストを防止する手段を有すること
を特徴とする。
【0006】前記インクミストを防止する手段は、前記
インクカートリッジによる縁無し記録時に記録媒体裏面
側で発生する乱気流を抑える防風壁や、記録媒体外に吐
出されたインクを失速、浮遊させることなく吸収するイ
ンクガイドや、前記防風壁と前記インクガイドの両方か
らなるものであってもよい。
【0007】上記のとおりの発明では、縁無し記録の
際、防風壁によって、インクカートリッジによる縁無し
記録時に記録媒体裏面側で発生する乱気流を抑えること
で、機内中にインクミストが舞い上がらないので、記録
媒体裏面がインクで汚れることがない。また、インクガ
イドによって、記録媒体外に吐出されたインクを失速、
浮遊させることなく吸収することでも、防風壁と同様の
作用を生じさせることが可能であり、防風壁とインクガ
イドを両方用いれば、その効果がより向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態によるインクジェット記録装置において、余白無し
記録(縁無し記録)を行った時の記録媒体裏面へのイン
クミスト付着防止部を示す概略図である。
【0010】この図において、インクカートリッジ11
は記録媒体12の搬送方向と交差する方向(例えば図中
A方向)に走査可能となっている。記録媒体12の少な
くともインクカートリッジ11による印字範囲に対応す
る部分を載せて支えるプラテンが、複数の仕切り13に
よって構成されている。プラテンを構成する各々の仕切
り13は、不図示の装置で回転される軸14に設けられ
ている。さらに、仕切り13間には2枚の防風壁15が
配置されている。
【0011】このような構成では、図1で示すように余
白無し記録(縁無し記録)を行う際、インクカートリッ
ジ11から吐出されたインク16が記録媒体12外へ吐
出される。このとき、記録媒体12の裏面側に空間があ
るため、インクカートリッジ11の走査の際、その空間
に乱気流が発生するおそれがあるが、その乱気流は、記
録媒体12の裏面側のプラテンを構成する仕切り13間
に配置された防風壁15によって抑えられる。このた
め、記録媒体外に吐出されたインクミストが前記空間部
において舞い上がることが防止できる。
【0012】なお本例の図1では、防風壁15の間隔及
び枚数はプラテンを構成する仕切り13間に2枚配置し
ているが、仕切り13の間隔に応じて1枚、2枚、3枚
と自由に枚数を変更してもよい。また、防風壁422の
形状は図1では方形形状であるが、実施される装置本体
内の乱気流を防止するために適する形状であることが望
ましい。
【0013】図2は、本例で使用するカラーインクジェ
ット記録装置における記録部の概略構成を示した図であ
る。上記のインクカートリッジ11は、図2で示すよう
に例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)の4色の記録ヘッド111〜1
14が一体化されたものとなっている。そして記録部
は、インクカートリッジ11と、このカートリッジ11
を印字のために移動走査させるベルト17から構成され
る。各色の記録ヘッドはそれぞれ、600dpi(2.
54cm当たりに600ドット)のピッチで吐出口を3
04個一列に配列したインクジェットヘッドである。プ
ラテン上の印字位置まで搬送させた後、記録ヘッド11
1〜114からインクを吐出させながらインクカートリ
ッジ11をA方向に走査させることにより、複数ライン
分の記録を行う。
【0014】図3は本例で使用するカラーインクジェッ
ト記録装置の記録媒体搬送部を示したもので、(A)は
上面図、(B)は側断面図である。この図に示すように
本例の記録装置では記録媒体12が搬送ローラで給紙お
よび排紙され、このような給紙部と排紙部の間で、イン
クカートリッジ11が記録ヘッド11aを搬送紙面に向
けた状態でベルト17で往復走査される。
【0015】記録媒体12の少なくともインクカートリ
ッジ11による印字範囲に対応する部分には、プラテン
を構成するために複数の仕切り13がカートリッジ走査
方向に配置されており、複数の仕切り13は軸14を回
転させることにより移動する仕組みとなっている。さら
に、仕切り13で構成されたプラテンの下には、余白無
し印字(縁無し印字)の際に記録媒体外に吐出されるイ
ンクを受けるために、中に吸収体19が入っている桶2
0が設置されている。また、余白無し印字の際は、イン
クが記録媒体外に吐出されてプラテンの仕切り13が汚
れるおそれがあるため、軸13を回転させることによ
り、印刷される記録媒体12の搬送方向端部より仕切り
13が出ないようにする。
【0016】図4(A)、図4(B)は、本例で使用す
るカラーインクジェット記録装置のプラテンを構成する
仕切りと記録媒体との位置関係を示した図である。この
図を参照して、記録媒体横方向(記録媒体の搬送方向に
対して垂直方向)の余白無し記録の場合について説明す
る。
【0017】図4(A)に示すように、プラテンを構成
する仕切り13は、このカラーインクジェット記録装置
で記録可能な定型サイズである名刺12a、葉書(横)
12b、A4用紙12cに対してマージン21を持たせ
た位置に配列している。マージン21は余白無し印字の
際に記録媒体外にインクが出る幅より大きく設定され
る。
【0018】図4(B)は葉書サイズにおける横方向の
余白無し記録を行う例である。葉書の場合は、葉書サイ
ズに対してひとまわり大きめの画像22を印字するが、
プラテンを構成する仕切り13を葉書サイズに対してマ
ージン12を持たせて配列しているため、葉書サイズよ
り一回り大きめの画像22を印字しても、仕切り13
(プラテン)上を汚すことなく、葉書横方向の余白無し
記録を行うことができる。
【0019】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態について第1実施形態と異なる点のみ説明する。説明
に際して第1実施形態と共通部品は同一符号を用いる。
【0020】図5は本発明の第2実施形態によるインク
ジェット記録装置において、余白無し記録(縁無し記
録)を行った時の記録媒体裏面へのインクミスト付着防
止部を示す概略図である。この図に示すように本例で
は、プラテンを構成する仕切り15間にインクガイド2
3が配置されている。インクガイド23はインクを吸収
できる吸収体で構成されている。
【0021】このような構成では、余白無し記録を行う
場合、第1の実施形態と同様、インクカートリッジ11
の印字走査の際に記録媒体12の裏面側の空間に起こる
乱気流を防風壁15で抑えて、インクカートリッジ11
から記録媒体12外へ吐出されたインク16がミスト状
に機体内で巻き上がることを防止する。
【0022】また、記録媒体12外へ吐出されたインク
16は失速、浮遊することなく、インクガイド23に到
達する。
【0023】インクガイド23に到達したインクはイン
クガイド23に付着し吸収されることで、インクが機内
中をいつまでも浮遊しないので、記録媒体12の裏面に
インクが付着して汚れる事が防止できる。
【0024】インクカートリッジ11の記録ヘッド部と
インクガイド23との間隔はインクの吐出速度、インク
滴の吐出量などに影響される。本例では3.6mmが適
正値であるがそれ以上でも以下でも構わない。
【0025】また、本例においてインクガイドは吸収体
で構成されているが、インクガイドは吸収体以外の部材
(例えばステンレスメッシュ)で構成されていても構わ
ない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
縁無し記録の際、防風壁によって、インクカートリッジ
による縁無し記録時に記録媒体裏面側で発生する乱気流
を抑えることで、機内中にインクミストが舞い上がらな
いので、記録媒体裏面がインクで汚れることがない。ま
た、インクガイドによって、記録媒体外に吐出されたイ
ンクを失速、浮遊させることなく吸収することでも、防
風壁と同様の作用を生じさせることが可能であり、防風
壁とインクガイドを両方用いれば、その効果がより向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるインクジェット記
録装置において、余白無し記録(縁無し記録)を行った
時の記録媒体裏面へのインクミスト付着防止部を示す概
略図である。
【図2】本発明の第1実施形態で使用するカラーインク
ジェット記録装置における記録部の概略構成を示した図
である。
【図3】本発明の第1実施形態で使用するカラーインク
ジェット記録装置の記録媒体搬送部を示したもので、
(A)は上面図、(B)は側断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態で使用するカラーインク
ジェット記録装置のプラテンを構成する仕切りと記録媒
体との位置関係を示した図である。
【図5】本発明の第2実施形態によるインクジェット記
録装置において、余白無し記録(縁無し記録)を行った
時の記録媒体裏面へのインクミスト付着防止部を示す概
略図である。
【符号の説明】
11 インクカートリッジ 12 記録媒体 12a 名刺 12b 葉書 12c A4用紙 13 プラテンを構成する仕切り 14 軸 15 防風壁 16 インク 17 ベルト 19 吸収体 20 桶 21 マージン 22 画像 23 インクガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の液体吐出口を有するインクジェッ
    ト記録ヘッドを備えたインクカートリッジを複数個装着
    可能であり、該インクカートリッジを記録に際し、被記
    録媒体に対して相対的に移動して、全面記録を行なうこ
    とが可能なインクジェット記録装置であって、 縁無し記録時に発生するインクミストを防止する手段を
    有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インクミストを防止する手段は、前
    記インクカートリッジによる縁無し記録時に記録媒体裏
    面側で発生する乱気流を抑える防風壁である請求項1に
    記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクミストを防止する手段は、記
    録媒体外に吐出されたインクを失速、浮遊させることな
    く吸収するインクガイドである請求項1に記載のインク
    ジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インクミストを防止する手段は、前
    記インクカートリッジによる縁無し記録時に記録媒体裏
    面側で発生する乱気流を抑える防風壁と、記録媒体外に
    吐出されたインクを失速、浮遊させることなく吸収する
    インクガイドとからなる請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
JP2000186460A 2000-06-21 2000-06-21 インクジェット記録装置 Withdrawn JP2002001995A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192714A (ja) * 2000-10-17 2002-07-10 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置
KR100425330B1 (ko) * 2002-06-24 2004-03-30 삼성전자주식회사 보더리스 프린팅이 가능한 잉크젯 프린터
US7588300B2 (en) 2004-09-30 2009-09-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus
US7717634B1 (en) * 2006-01-11 2010-05-18 Lexmark International, Inc. Trough support ribs

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070904