JP2002205415A - インクジェット式記録装置、及び、これに用いるインクカートリッジ - Google Patents

インクジェット式記録装置、及び、これに用いるインクカートリッジ

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JP2002205415A
JP2002205415A JP2001003741A JP2001003741A JP2002205415A JP 2002205415 A JP2002205415 A JP 2002205415A JP 2001003741 A JP2001003741 A JP 2001003741A JP 2001003741 A JP2001003741 A JP 2001003741A JP 2002205415 A JP2002205415 A JP 2002205415A
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ink
head
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absorber
jet recording
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JP2001003741A
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Satoshi Hosono
聡 細野
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクミストによる機内の汚れを防止する。 【解決手段】 記録ヘッド10は、キャリッジに取り付
けられるフランジ部41bと、このフランジ部41bか
ら突設されて先端面にノズル面10aが設けられたヘッ
ド本体41aとからなり、ヘッド本体41aの主走査方
向の両側面に、インクを吸収可能なインク吸収体42,
42を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズル開口からイ
ンク滴を吐出して記録媒体上に文字等の画像を記録する
インクジェット式記録装置、及び、この記録装置に用い
るインクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置の代表例とし
て、インクジェットプリンタが挙げられる。このインク
ジェットプリンタは、ノズル開口からインク滴を吐出す
るインクジェット式記録ヘッド(以下、「記録ヘッド」
という。)を備えており、この記録ヘッドが吐出したイ
ンク滴を印刷媒体としての記録紙上に着弾させること
で、画像や文字等の印刷データを印刷する。記録ヘッド
は、板状の取付ベースとこの取付ベースから突設された
ヘッド本体とから構成されている。この記録ヘッドは、
インクカートリッジが装着されるキャリッジのベース板
部に取り付けられている。またキャリッジは、駆動プー
リと遊転プーリとの間に掛け渡されたタイミングベルト
に接続されており、駆動プーリの回転軸に取り付けられ
たパルスモータの作動によって、記録ヘッドとともに記
録紙の幅方向である主走査方向に沿って移動するように
なっている。このインクジェット記録装置では、記録ヘ
ッドのノズル面(ノズル開口を設けた面)が印刷媒体の
印刷面に近接された状態で配置され、この記録ヘッドを
主走査方向に移動させながらノズル開口よりインク滴を
吐出させて記録を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の記
録装置では、インクミストによる機内の汚れが問題とな
っている。例えば、印刷情報よりも小さい記録紙を誤っ
て装着した場合には、記録紙よりも外側でもインク滴が
吐出されてしまい、このインク滴の一部を構成するサテ
ライトインク滴(メインインク滴に付随して飛翔する極
く少量のインク滴)が空気の粘性抵抗によって速度が低
下してミスト化し易い。そして、このインクミストが、
記録ヘッドの側壁やプラテン等に付着してしまうと、ユ
ーザーの指や記録紙の裏面等を汚してしまい好ましくな
い。また、最近の機種では、積極的に記録紙の縁を越え
てインク滴を吐出させる所謂「縁無し印刷」を行わせる
プリンタもある。そして、このプリンタでは記録紙の裏
面側にインク吸収材を配置して記録紙の外側で吐出され
たインク滴を吸収する構成を採っているが、プラテンギ
ャップ(ノズル面からプラテンまでの距離)が誤って大
きく設定されてしまうと、記録紙よりも外側で吐出され
たサテライトインク滴がインク吸収材まで届かずにミス
ト化する虞がある。さらに、高画質記録時においては、
吐出するインク滴の量を絞り込んでいるため、インクミ
ストが一層発生し易くなっている。
【0004】これらの対策として、従来は、プラテンギ
ャップの設定や縁無し印刷の設定の有無に基づいて、吐
出可能なインク量を規定量以上に制限するなど、適正条
件においてのみ印刷ができるような構成としていたが、
このような条件設定を行わなくとも簡単に機内の汚れを
防止できる方策が求められていた。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、インクミスト
による機内の汚れを簡単な構造の改良で防止することが
できるインクジェット式記録装置、及び、インクカート
リッジ提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため提案されたものであり、請求項1に記載のも
のは、ヘッド走査機構によって主走査方向に移動可能な
キャリッジを有し、該キャリッジに設けた記録ヘッドを
移動させながらノズル面のノズル開口よりインク滴を吐
出させることで、印刷媒体の印刷面に記録を行うインク
ジェット式記録装置において、前記記録ヘッドは先端面
にノズル面が設けられたヘッド本体を備え、該ヘッド本
体の少なくとも主走査方向の両側面に、インクを吸収可
能なインク吸収体を配設したことを特徴とするインクジ
ェット式記録装置である。
【0007】請求項2に記載のものは、前記インク吸収
体が多孔質体であることを特徴とする請求項1に記載の
インクジェット記録装置である。
【0008】請求項3に記載のものは、前記インク吸収
体がヘッド本体から着脱可能な状態に配設されているこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインク
ジェット式記録装置である。
【0009】請求項4に記載のものは、前記キャリッジ
に着脱可能に取り付けられて、記録ヘッドに供給可能な
インクを貯留したインクカートリッジを備え、前記イン
ク吸収体がインクカートリッジと一体的に形成され、イ
ンクカートリッジの着脱に伴って着脱されることを特徴
とする請求項3に記載のインクジェット式記録装置であ
る。
【0010】請求項5に記載のものは、前記インク吸収
体の吸収容量を、インクカートリッジに貯留し得るイン
ク量の1/2以上に設定したことを特徴とする請求項3
または請求項4に記載のインクジェット式記録装置であ
る。
【0011】請求項6に記載のものは、前記インク吸収
体における副走査方向側の側面をカバー部材で覆ったこ
とを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の
インクジェット式記録装置である。
【0012】請求項7に記載のものは、前記インク吸収
体の先端面が記録ヘッドのノズル面と同一面上に形成さ
れていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れ
かに記載のインクジェット式記録装置である。
【0013】請求項8に記載のものは、前記インク吸収
体を、ヘッド本体に近い側ではヘッド本体の高さに揃え
た厚みに形成し、ヘッド本体から遠ざかるにつれて厚み
を減少させていることを特徴とする請求項1から請求項
6の何れかに記載のインクジェット式記録装置である。
なお、「インク吸収体の厚み」とは、ヘッド本体の突出
方向(高さ方向)の厚みを意味する。
【0014】請求項9に記載のものは、記録モードの設
定により、印刷媒体の縁を越えてインク滴を吐出させる
縁無し印刷を行うことを特徴とする請求項1から請求項
8の何れかに記載のインクジェット式記録装置である。
【0015】請求項10に記載のものは、ヘッド走査機
構によって主走査方向に移動可能なキャリッジを有し、
該キャリッジに設けた記録ヘッドを移動させながらノズ
ル面のノズル開口よりインク滴を吐出させることで、印
刷媒体の印刷面に記録を行うインクジェット式記録装置
に用いられ、上記キャリッジのカートリッジ保持部に装
着されるインクカートリッジにおいて、上記カートリッ
ジ保持部への装着に伴ってヘッド本体の少なくとも主走
査方向の両側面に配設されるインク吸収体を一体的に設
けたことを特徴とするインクカートリッジである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、代表的なインクジェット
式記録装置であるインクジェット式プリンタの斜視図で
ある。まず、図1に基づき、全体構成について説明す
る。
【0017】例示したインクジェット式プリンタ1は、
記録ヘッド10が取り付けられると共にインクカートリ
ッジ9を収容可能なキャリッジ2と、キャリッジ2を主
走査方向に往復移動させるヘッド走査機構と、記録紙8
を主走査方向と直交する副走査方向に送り出す紙送り機
構とを備えている。
【0018】キャリッジ2には、インクカートリッジ9
を収容保持可能なカートリッジ保持部2aが形成されて
いる。このキャリッジ2は、筐体19に架設したガイド
軸3に対して移動可能に取り付けられており、ヘッド走
査機構によりガイド軸3に沿って往復移動される。な
お、本実施形態におけるインクカートリッジ9は、複数
色のインクを貯留したインクカートリッジによって構成
されている。
【0019】ヘッド走査機構は、筐体19の左右一端部
に設けたパルスモータ7と、このパルスモータ7の回転
軸に接続した駆動プーリー4と、筐体19の左右他端部
に設けた遊転プーリー5と、駆動プーリー4と遊転プー
リー5との間に架け渡されると共にキャリッジ2に接続
されたタイミングベルト6と、パルスモータ7の回転を
制御するプリンタコントローラ(図示せず)等を備えて
構成されている。即ち、このヘッド走査機構は、パルス
モータ7を動作させることにより、キャリッジ2と共に
記録ヘッド10を、印刷記録媒体の一種である記録紙8
の幅方向に往復移動させる構成である。
【0020】紙送り機構は、紙送りモータ13c、後述
する紙送りローラ13a,13b、及び、プリンタコン
トローラ等から構成されている。そして、プリンタコン
トローラは、ホストコンピュータから送信された印刷デ
ータに基づいて記録ヘッド10、パルスモータ7、及び
紙送りモータ13c等を制御し、記録ヘッド10を主走
査すると共に、この主走査に連動させて記録紙8を順次
送り出す。
【0021】ガイド軸3の下方には、これと平行にプラ
テン12が配置されている。このプラテン12は、図2
に示すように、板状部材によって構成されたプラテンベ
ース12aと、このプラテンベース12aの上面から上
方に向けて突設された複数のリブ12bと、プラテンベ
ース12aの上面側に載置され、リブ12bを貫通させ
る開口部を形成したインク吸収材12cとから概略構成
されている。このプラテン12では、リブ12bの上面
がインク吸収材12cの上面よりも上方に位置してお
り、記録紙8を案内する案内面として機能する。そし
て、キャリッジ2に取り付けられた状態の記録ヘッド1
0は、そのノズル面10a(後述するノズルプレート3
1の外側表面)が記録紙8の印刷面に近接した状態で配
置される。また、プラテンベース12aにおける紙送り
方向(副走査方向に相当)の上流側には、ローラ窓部1
2dに臨ませた状態で一対の紙送りローラ13a,13
bを配置している。これらの紙送りローラ13a,13
bは、紙送りモータ13cの作動によって回転駆動し、
記録紙8を紙送り方向に移送する。
【0022】ガイド軸3の一方の端部には、ギャップ調
整機構を設けている。本実施形態のギャップ調整機構
は、記録ヘッド10を上下方向に移動させることで、記
録ヘッド10のノズル面10aからプラテン12までの
ギャップ(以下、プラテンギャップと称する。)を調整
する機構である。このギャップ調整機構は、図2に示す
ように、ガイド軸3を回動中心からずれた偏心状態で支
持する偏心カム14と、この偏心カム14に連結された
操作レバー15と、操作レバー15の移動範囲に対応す
る位置に設けられ、操作レバー15の位置に応じて作動
状態が変化するプラテンギャップ検出センサ16とから
構成されている。
【0023】このギャップ調整機構では、調整レバー1
5を支軸15aを中心に回動することで偏心カム14が
回動し、ガイド軸3が上下方向に移動する。そして、こ
のガイド軸3の上下方向への移動に伴ってキャリッジ2
が上下方向に移動し、プラテンギャップが変更される。
例えば、調整レバー15を<0>側に倒すと、図2中に
実線で示すように、ガイド軸3が下側に移動する。この
状態では、ノズル面10aがプラテン12に接近した通
常状態となる。一方、調整レバー15を<+>側に倒す
と、図2に二点鎖線の仮想線で示すように、ガイド軸3
が上方に移動する。この状態では、ノズル面10aが通
常状態よりもプラテン12から上方に離隔し、プラテン
ギャップが拡大される。
【0024】そして、普通紙等の比較的薄手の記録紙で
は、調整レバー15を<0>側(薄紙側)に倒してプラ
テンギャップを通常状態に設定する。一方、ボード紙等
の比較的厚手の記録紙では、調整レバー15を<+>側
(厚紙側)に倒してガイド軸3を引き上げてプラテンギ
ャップをギャップ大の状態にする。
【0025】次に、記録ヘッド10の構造について説明
する。図5に示すように、例示した記録ヘッド10は、
キャリッジ8に取り付けられるフランジ部41b(本発
明の取付ベース部に相当。)と、このフランジ部41b
から突設されたヘッド本体41aと、ヘッド本体41a
における主走査方向の両側面に取り付けられたインク吸
収体42とから概略構成される。
【0026】ヘッド本体41aは、図3に示すように、
複数の圧電振動子20…、固定板21、及びフレキシブ
ルケーブル22等をユニット化した振動子ユニット23
と、この振動子ユニット23を収納可能なケース24
と、ケース24の先端面に接合される流路ユニット25
とを備えている。
【0027】ケース24は、先端と後端が共に開放した
収納空部26を内部に形成した合成樹脂製のブロック状
部材である。なお、上記のフランジ部41bは、このケ
ース24の後端から側方に向けて延出形成されている。
ケース24内の収納空部26には、振動子ユニット23
が収納固定されている。そして、この振動子ユニット2
3は、圧電振動子20の櫛歯状先端(即ち、先端面部)
を先端側開口に臨ませた姿勢とされており、固定板21
が収納空部26の壁面に接着されている。
【0028】圧電振動子20は、ニードル状に切り分け
られた櫛歯状をしており、基端側部分が固定板21上に
接合されている。そして、各圧電振動子20…の先端面
部は、それぞれ流路ユニット25の島部29に当接固定
されている。また、フレキシブルケーブル22は、固定
板21とは反対側となる振動子の基端部側面で、各圧電
振動子20…と電気的に接続されている。
【0029】流路ユニット25は、図4に示すように、
流路形成基板30を間に挟んでノズルプレート31を流
路形成基板30の一方の面側に配置し、弾性板32をノ
ズルプレート31とは反対側となる他方の面側に配置し
て積層することで構成されている。
【0030】ノズルプレート31は、ドット形成密度に
対応したピッチで複数のノズル開口33…を列状に開設
したステンレス鋼製の薄いプレートである。本実施形態
では、180dpiのピッチで96個のノズル開口33
…を開設し、これらのノズル開口33…によってノズル
列を構成する。そして、このノズル列を、吐出可能なイ
ンクの種類(例えば色)に対応させて複数列形成する。
【0031】流路形成基板30は、ノズルプレート31
の各ノズル開口33…に対応させて圧力室34となる空
部を隔壁で区画した状態で複数形成するとともに、イン
ク供給口35及び共通インク室36となる空部を形成し
た板状の部材であり、例えばシリコンウエハーをエッチ
ング加工することにより形成されている。圧力室34
は、偏平な凹室で構成されている。また、圧力室34に
おける共通インク室36から最も離れた位置には、ノズ
ル開口33と圧力室34とを連通するノズル連通口38
を板厚方向に貫通させて設ける。
【0032】弾性板32は、圧力室34の一方の開口面
を封止するダイヤフラム部と、共通インク室36の一方
の開口面を封止するコンプライアンス部とを兼ねてお
り、ステンレス鋼板39上にPPS(ポリフェニレンサ
ルファイド)等の樹脂フィルム40をラミネート加工し
た二重構造である。そして、ダイヤフラム部として機能
する部分のステンレス鋼板39を、環状にエッチング加
工して島部29を形成している。
【0033】この構成の記録ヘッド10では、圧電振動
子20を放電して振動子長手方向(つまり、縦方向)に
伸長させることにより、島部29がノズルプレート31
側に押圧され、ダイヤフラム部を構成する樹脂フィルム
40が変形して圧力室34が収縮する。また、圧電振動
子20を充電して振動子長手方向に収縮させると、樹脂
フィルム40の弾性により圧力室34が膨張する。そし
て、圧力室34の膨張や収縮を制御することにより、圧
力室34内のインク圧力が変動してノズル開口33から
インク滴が吐出される。
【0034】次に、上記のインク吸収体42について詳
細に説明する。
【0035】図5及び図6に示すように、このインク吸
収体43はインクミストを吸収するための部材であり、
本実施形態では、ヘッド本体41aの主走査方向におけ
る両側面のそれぞれに1つずつ取り付けられている。こ
のインク吸収体42としては、インクミストを吸収可能
であれば種々の材料を使用することができる。例えば、
スポンジ等のフォーム部材や高分子吸収体、フェルト等
が好適に用いられる。これらの中で、インク吸収体42
としては、フォーム部材等の多孔質体を用いることが好
ましい。これは、インク吸収体42として多孔質体を採
用すると、吸収体表面に付着したインクミストを、微細
な孔による毛細管現象によって吸収体内部に効率よく捕
捉することができる。また、この微細な孔によって、イ
ンク吸収体42に多くのインクミストを吸収させること
ができるし、吸収したインクミストをインク吸収体42
の内部に保持(保水)させることができる。
【0036】このインク吸収体42は、高さがヘッド本
体41aの高さと略等しく、奥行きもヘッド本体41a
の奥行きと略等しく、幅がヘッド本体41aの幅よりも
狭い直方体ブロック状をしている。なお、インク吸収体
42の幅は、インクミストを吸収し得る吸収容量に応じ
て適宜に定められる。そして、インク吸収体42は、そ
の先端面が上記したノズル面10a(ノズルプレート3
1の外側表面)と略同一面上に揃えられた状態で取り付
けられている。
【0037】また、インク吸収体42は、ヘッド本体4
1aの側面に接合されていてもよいし、交換可能に取り
付けられていてもよい。本実施形態では、交換可能に取
り付けられている。これは、記録ヘッド10が、インク
カートリッジ9が交換された後も継続して使用されるタ
イプであることに起因する。即ち、インク吸収体42を
交換可能に備えることにより、インク吸収体42の吸収
力が劣化しても、新たなインク吸収体42に取り換える
ことができるからである。
【0038】この場合において、インク吸収体42にお
けるインクの吸収可能な容量(吸収容量)は、インクカ
ートリッジ9に貯留し得るインク量の1/2以上である
ことが好ましい。これは、吸収可能なインク量を考慮し
たものであり、この量に設定することで、1つのインク
カートリッジ9を使い切るまで同じインク吸収体42を
使い続けることができる。このため、インクカートリッ
ジ9の交換時期とインク吸収体42の交換時期を揃える
ことができる。言い換えると、インクカートリッジ9と
インク吸収体42とを同時に交換することができる。そ
の結果、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
【0039】また、インク吸収体42は、ヘッドユニッ
ト11の周囲に単体で備えてもよいが、主走査方向と直
交する副走査方向側の面がカバー部材43で覆われてい
ることが好ましい。これは、インク吸収体42の取り換
えに際して、ユーザーの手指の汚れを防止するためであ
る。本実施形態ではヘッド本体41aの主走査方向にお
ける両側面に一対のインク吸収体42,42が備えられ
ているので、図5に示すように、各インク吸収体42,
42の前面部、側面部の上端部分、及び、背面部を覆っ
ている。なお、カバー部材43の構造は図示の構成に限
るものではなく、各インク吸収体42,42の前面及び
後面のみを覆うように構成してもよい。なお、カバー部
材43は、インクを吸収しない材質、例えば、金属や合
成樹脂等の種々の材質が用いられる。
【0040】次に、上記構成のプリンタ1の動作につい
て、特に、印刷動作時におけるインクミストの吸収動作
について説明する。
【0041】図示しないホストコンピュータから印刷デ
ータや制御コマンドが送られて来ると、プリンタ1は、
これらの印刷データや制御コマンドに基づいて印刷動作
を開始する。
【0042】ここで、本実施形態では、印刷動作の開始
に先立って印刷モード及び記録モードを設定する。例え
ば、制御コマンドの印刷モード制御情報に基づき、この
印刷モード制御情報が縁なし印刷モードを指定する場合
に、縁なし印刷モードでの印刷動作を設定し、印刷モー
ド制御情報が縁有り印刷モードを指定する場合に、縁有
り印刷モードでの印刷動作を設定する。また、制御コマ
ンドの記録モード制御情報が高速記録モードを指定する
場合に、最小インク量が約13pL(ピコリットル)に
設定された高速記録モードでの印刷動作を設定し、第1
記録モードを指定する場合に、最小インク量が約5pL
に設定された第1高速記録モードでの印刷動作を設定
し、第2記録モードを指定する場合に、最小インク量が
約2pLに設定された第2高速記録モードでの印刷動作
を設定する。即ち、プリンタ1は、記録モード制御情報
に応じて、最小インク量が異なる複数種類の記録モード
の中から、1つの記録モードを設定する。
【0043】印刷モード及び記録モードを設定したなら
ば、上記したヘッド走査機構を作動させつつ、印刷デー
タに応じて記録ヘッド10のノズル開口33からインク
滴を吐出させる。そして、ノズル開口33から吐出され
たインク滴は記録紙8の印刷面に着弾しドットを形成す
る。そして、記録ヘッド10が記録紙8を横断したなら
ば、ヘッド走査機構の作動を止めてキャリッジ2を停止
させる。そして、紙送り機構を作動させて記録紙8を所
定ピッチ送り出した後、ヘッド走査機構を作動させてキ
ャリッジ2を反対方向に移動させる。そして、キャリッ
ジ2の移動に同期してインク滴を吐出させ、記録紙8の
印刷面にドットを形成する。
【0044】このようなインク滴の吐出時において、サ
テライトインク滴が生成されるが、このサテライトイン
ク滴の一部がミスト化してしまう虞がある。つまり、サ
テライトインク滴の一部が記録紙8やインク吸収材12
cまで届かずに空気中を漂ってしまう虞がある。特に、
上記の第2高解像度記録モードにおいては、最小量のイ
ンク滴(つまり、約2pLのインク滴)が、約1pLの
メインインク滴と約1pLのサテライトインク滴とから
構成されるので、何れのインク滴も極く少量であり、空
気の粘性抵抗の影響を大きく受けるので、飛行可能距離
が短い。このため、この最小量のインク滴を吐出させた
場合においては、インクミストが発生してしまう可能性
が高い。また、上記の縁無し印刷モードにおいては、記
録紙8の縁よりも外側でインク滴を吐出させることにな
るが、この場合、ノズル面10aからインク吸収材12
cまでの距離がノズル面10aから記録紙8の印刷面ま
での距離よりも長くなり、且つ、サテライトインク滴の
インク量が1〜1.5pL程度と極く少量であり、飛行
可能距離が短い。このため、縁無し印刷モードにおいて
も、インクミストが発生してしまう可能性が高い。さら
に、上記のプラテンギャップを誤って大きく設定してし
まった場合にも、インク滴の飛行距離が長くなってしま
うので、インクミストが発生してしまう可能性が高くな
る。
【0045】そして、インクミストが発生してしまった
場合、このインクミストはキャリッジ2(記録ヘッド1
0)の主走査方向への移動によって生じる気流に乗って
移動する。このとき、本実施形態では、ヘッド本体41
aの少なくとも主走査方向の両側面にインク吸収体4
2,42が設けられているので、このインク吸収体42
にインクミストを吸収させることができる。このため、
インクミストによる機内の汚れを防止できる。
【0046】これは、ノズル面10aと記録紙8の印刷
面が近接した位置に配置されていることに起因している
と考えられる。即ち、図7に示すように、インク吸収体
42,42よりも主走査方向外側の空間X1,X2は、
キャリッジ2の底面と記録紙8の印刷面とによって区画
されており、ノズル面10aと記録紙8の印刷面とによ
って区画される空間Yは、これらの空間X1,X2より
も十分に狭い。従って、記録ヘッド10(キャリッジ
2)が主走査方向(図中矢印で示す方向)へ移動中にお
いて、主走査方向の上流側の空間X1の空気は流路が絞
られた状態で空間Y内に導入され、主走査方向の下流側
の空間X2で開放される。このとき、記録ヘッド10の
移動速度は0.5〜0.8m/s程度の高速であるの
で、ノズル面10aと記録紙8の印刷面との間の空間Y
を通過した空気は、空間X2に達した際に急激な流路の
拡大に伴って流れが乱され、その一部がインク吸収体4
2の主走査方向外側の側面に衝突する。従って、インク
ミストもこの気流に乗って移動し、インク吸収体42に
衝突して吸収される。
【0047】このように、本実施形態では、インクミス
トをインク吸収体42に吸収させることができるので、
インクミストによる機内の汚れを防止できる。従って、
インクジェット式プリンタ1を限られた適正条件におい
てのみ印刷操作が可能となるように設定を行わなくと
も、機内の汚れを防止できる。
【0048】ところで、本発明は、上記の実施形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づい
て種々の変形が可能である。
【0049】例えば、上記した実施形態において、イン
ク吸収体42は、インクカートリッジ9とは別個の部材
によって構成されていたが、インク吸収体とインクカー
トリッジとを一体的に形成してもよい。
【0050】図8に示したインクカートリッジ50は、
その底面からインク吸収部51を下方向に突設してい
る。このインク吸収部51は、インク吸収体52とカバ
ー部材53とから構成されている。インク吸収体52
は、上記のインク吸収体42と同様にインクを吸収可能
な部材によって作製され、記録ヘッド10の主走査方向
への移動に伴ってインクミストを吸収する。また、カバ
ー部材53は、上記のカバー部材43と同様にインク吸
収体52の副走査方向側の側面を覆っている。そして、
このインク吸収部51は、インクカートリッジ50がイ
ンクカートリッジ保持部2aに装着されることにより、
記録ヘッド10のヘッド本体41aの主走査方向の両側
面にそれぞれ配置される。このため、キャリッジ2の底
部には、これらのインク吸収部51,51が通るための
開口部が板厚方向を貫通した状態で形成されている。従
って、この構成でも、記録ヘッド10の主走査方向への
移動によって気流が発生し、インクミストをインク吸収
体に積極的に吸収させることができる。
【0051】さらに、例示したインク吸収体52は、ヘ
ッド本体41aに近い側ではヘッド本体41aの高さに
揃えた厚み(ヘッド本体41aの突出方向の厚み)に形
成され、ヘッド本体41aから遠ざかるにつれて厚みを
減少させた形状としているので、インクミストを一層効
率よく吸収させることができる。即ち、インク吸収体5
2をこのような形状に形成することにより、記録ヘッド
10を主走査方向に沿って移動させた際に、インクミス
トをインク吸収体52,52へと積極的に導入するよう
な気流を生じさせることができる。このため、インクミ
ストの吸収を効率よく行うことができる。なお、この場
合において、図9に示すインク吸収体52´,52´の
ように、記録ヘッド10の主走査によって生じる空気の
圧力勾配に沿って、ヘッド本体41aから主走査方向に
向けて遠ざかる程に肉厚をなだらかに減少させるのがよ
り好ましい。
【0052】そして、図8に示した変形例では、インク
カートリッジ50とインク吸収部51,51とが一体的
に形成されているので、インクカートリッジ50の装着
に伴ってインク吸収部51がヘッド本体41aの側方に
配置される。また、インクカートリッジ50が取り外さ
れると、インク吸収部51も取り外される。このため、
インク吸収体52の装着忘れや取り外し忘れを確実に防
止できる。さらに、インクカートリッジ50の交換に伴
ってインク吸収体52も交換されるので、吸収容量を超
えてしまったインク吸収体52を使い続けてしまう不具
合も確実に防止できる。
【0053】なお、上記のインク吸収体42,52は、
ヘッド本体41aの主走査方向の両側面に配設されてい
たが、これらに加えて副走査方向の側面に設けてもよ
い。また、本発明は、ノズル開口33からインク滴を吐
出可能な記録ヘッド10を備えた記録装置であればプリ
ンタ1に限らず種々の記録装置に適用することができ
る。例えば、プロッタ、ファクシミリ、コピー等の記録
装置にも適用することができる。また、記録ヘッドに関
し、駆動源として圧電振動子20を用いた記録ヘッド1
0に限るものではなく、圧力室内のインクを加熱したと
きに発生する泡(バブル)の圧力を利用した記録ヘッド
であってもよい。また、本発明は、ノズルプレートを流
路形成基板と一体的に作製した記録ヘッドにも適用でき
る。また、上記の実施形態では、インクカートリッジ
9,50に貯留されたインクを用いて記録を行うプリン
タ1を例示したが、筐体19側にインクタンクを備え、
このインクタンクからチューブを通じて記録ヘッドにイ
ンクを供給する所謂オフキャリッジタイプのプリンタに
も本発明は適用できる。また、印刷媒体は、シート状の
記録紙8に限らず、ロール紙やフィルム等であってもよ
い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット式記録装置によれば、以下の効果を奏する。
【0055】即ち、ヘッド本体の少なくとも主走査方向
の両側面に、インクを吸収可能なインク吸収体を配設し
たので、このインク吸収体にミスト化したインク滴が吸
収され、インクミストによって機内が汚れるのを防止で
きる。
【0056】また、インク吸収体として多孔質体を用い
ることにより、インク吸収体に多くのインクミストを吸
収させることができ、また、吸収したインクミストをイ
ンク吸収体内に保持することができる。
【0057】また、インク吸収体を、ヘッド本体から着
脱可能な状態に配置することにより、インク吸収体の吸
収力が劣化しても、新たなインク吸収体に取り換えるこ
とができ、長期間の使用に耐え得る。
【0058】また、インク吸収体をインクカートリッジ
と一体的に形成し、インクカートリッジの着脱に伴って
着脱される構成とすることにより、インクカートリッジ
の交換と同時にインク吸収体を交換できる。このため、
インク吸収体の装着忘れや取り外し忘れを防止でき、十
分な吸収能力を備えたインク吸収体を常に使うことがで
きる。
【0059】また、インク吸収体の吸収容量を、インク
カートリッジに貯留し得るインク量の1/2以上に設定
することにより、1つのインクカートリッジを使い切る
まで同じインク吸収体を使い続けることができる。この
ため、インクカートリッジの交換時期とインク吸収体の
交換時期を揃えることができる。
【0060】また、インク吸収体における副走査方向側
の側面をカバー部材で覆うことにより、インク吸収体の
取り換えに際して、ユーザーの手指が汚れてしまう不具
合を防止できる。
【0061】また、インク吸収体を、ヘッド本体に近い
側ではヘッド本体の高さに揃えた厚みに形成し、ヘッド
本体から遠ざかるにつれて厚みを減少させることによ
り、記録ヘッドを主走査方向に移動させた際に、インク
ミストをインク吸収体へと積極的に導入するような気流
を形成でき、インクミストを効率よく吸収させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット式プリンタの内部構成を示す斜
視図である。
【図2】インクジェット式プリンタの内部構成を示す側
面図である。
【図3】ヘッド本体の内部構造を示す断面図である。
【図4】流路ユニットの構造を示す要部断面図である。
【図5】記録ヘッドの外観斜視図である。
【図6】記録ヘッドをノズルプレート側から見た図であ
る。
【図7】記録ヘッドを主走査方向に移動させた際の様子
を説明する模式図である。
【図8】(a)及び(b)はそれぞれ、インク吸収部を
一体的に設けたインクカートリッジを示す図である。
【図9】インク吸収体の他の形状を説明する図である。
【符号の説明】
1 インクジェット式プリンタ 2 キャリッジ 3 ガイド軸 4 駆動プーリー 5 遊転プーリー 6 タイミングベルト 7 パルスモータ 8 記録紙 9 インクカートリッジ 10 記録ヘッド 10a ノズル面 12 プラテン 13a,13b 紙送りローラ 13c 紙送りモータ 14 偏心カム 15 操作レバー 15a 支軸 16 プラテンギャップ検出センサ 19 筐体 20 圧電振動子 21 固定板 22 フレキシブルケーブル 23 振動子ユニット 24 ケース 25 流路ユニット 26 収納空部 29 島部 30 流路形成基板 31 ノズルプレート 32 弾性板 33 ノズル開口 34 圧力室 35 インク供給口 36 共通インク室 38 ノズル連通口 39 ステンレス鋼板 40 樹脂フィルム 41a ヘッド本体 41b フランジ部 42 インク吸収体 43 カバー部材 50 インクカートリッジ 51 インク吸収部 52,52´ インク吸収体 53 カバー部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド走査機構によって主走査方向に移
    動可能なキャリッジを有し、該キャリッジに設けた記録
    ヘッドを移動させながらノズル面のノズル開口よりイン
    ク滴を吐出させることで、印刷媒体の印刷面に記録を行
    うインクジェット式記録装置において、 前記記録ヘッドは先端面にノズル面が設けられたヘッド
    本体を備え、該ヘッド本体の少なくとも主走査方向の両
    側面に、インクを吸収可能なインク吸収体を配設したこ
    とを特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インク吸収体が多孔質体であること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記インク吸収体がヘッド本体から着脱
    可能な状態に配設されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジに着脱可能に取り付けら
    れて、記録ヘッドに供給可能なインクを貯留したインク
    カートリッジを備え、 前記インク吸収体がインクカートリッジと一体的に形成
    され、インクカートリッジの着脱に伴って着脱されるこ
    とを特徴とする請求項3に記載のインクジェット式記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記インク吸収体の吸収容量を、インク
    カートリッジに貯留し得るインク量の1/2以上に設定
    したことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の
    インクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記インク吸収体における副走査方向側
    の側面をカバー部材で覆ったことを特徴とする請求項1
    から請求項5の何れかに記載のインクジェット式記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記インク吸収体の先端面が記録ヘッド
    のノズル面と同一面上に形成されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項6の何れかに記載のインクジェッ
    ト式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記インク吸収体を、ヘッド本体に近い
    側ではヘッド本体の高さに揃えた厚みに形成し、ヘッド
    本体から遠ざかるにつれて厚みを減少させていることを
    特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載のイン
    クジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 記録モードの設定により、印刷媒体の縁
    を越えてインク滴を吐出させる縁無し印刷を行うことを
    特徴とする請求項1から請求項8の何れかに記載のイン
    クジェット式記録装置。
  10. 【請求項10】 ヘッド走査機構によって主走査方向に
    移動可能なキャリッジを有し、該キャリッジに設けた記
    録ヘッドを移動させながらノズル面のノズル開口よりイ
    ンク滴を吐出させることで、印刷媒体の印刷面に記録を
    行うインクジェット式記録装置に用いられ、上記キャリ
    ッジのカートリッジ保持部に装着されるインクカートリ
    ッジにおいて、 上記カートリッジ保持部への装着に伴ってヘッド本体の
    少なくとも主走査方向の両側面に配設されるインク吸収
    体を一体的に設けたことを特徴とするインクカートリッ
    ジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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