JP2002000657A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

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JP2002000657A
JP2002000657A JP2001081806A JP2001081806A JP2002000657A JP 2002000657 A JP2002000657 A JP 2002000657A JP 2001081806 A JP2001081806 A JP 2001081806A JP 2001081806 A JP2001081806 A JP 2001081806A JP 2002000657 A JP2002000657 A JP 2002000657A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多色印刷された絵柄の鮮明さと、風合い及び
肌触りとが共に満足された吸収性物品を提供すること。 【解決手段】 表面シート2と裏面シート3と吸収体4
とを有する吸収性物品1において、裏面シート3が、透
湿性を有し且つ多色の絵柄10が印刷されたフィルム3
aと、フィルム3aにおける絵柄10が印刷された面に
積層された不織布3b,3cとの積層シートからなり、
絵柄10が印刷された部分における色差計で測定された
フィルム3aのL* 値が10〜93で且つC* 値が20
〜120であり、不織布3b,3cの光透過率が40〜
83%である吸収性物品1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多色印刷が施され
且つ透湿性を有する裏面シートを備え、布様の外観・感
触を呈する吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】使い捨
ておむつ等の吸収性物品においては、装着中のムレを防
止し且つ風合いや肌触りを向上させるため、透湿性を有
するフィルムと不織布とを積層した複合シートが裏面シ
ートとして用いられている。また、外観を向上させて消
費者にアピールするために、裏面シートに文字や図形等
の絵柄を印刷することがある。例えば、多色印刷を裏面
シートに施すことによって、消費者の受け入れ性を向上
させることができる。
【0003】前記の印刷は、不織布の表面または裏面に
施す場合と、フィルムの積層面に施す場合とが考えられ
る。不織布は繊維の集合体であり、表面に凹凸があるた
め、多色印刷のような高品質の印刷は困難である。一
方、フィルムは優れた表面特性を有しているので高品質
の印刷に適している。このため、多色印刷は、フィルム
における不織布との積層面に施されることが一般的であ
る。しかし、その場合には、印刷面が不織布によって覆
われるため、消費者の目に触れる印刷の鮮明さは、不織
布で覆われる前よりも低下する。印刷の鮮明さが低下す
る結果、おむつがボヤけた外観を呈する場合には、消費
者への受け入れ性が却って低下する。不織布で覆った後
にも印刷の鮮明さを保とうとすると、不織布の厚みや坪
量を低下させざるを得ず、その結果、おむつの風合いや
肌触りが不充分になってしまう。
【0004】国際公開WO99/60973号公報に
は、透湿性を有するフィルムと不織布との積層シートか
らなり、該フィルムにおける不織布との積層面に多色印
刷が施された裏面シートを用いた使い捨ておむつが記載
されている。しかし、この公報に記載の発明は、前記フ
ィルムにおける地色の部分が黄色味がかることに起因す
る、消費者への受け入れ性の低下を防止することを目的
としており、その達成手段として特定の範囲のb* 値を
有するフィルムを使用している。そして、この発明のお
むつでは、多色印刷された部分の鮮明さと、おむつの風
合い及び肌触りとが共に満足されているとは言い難い。
【0005】従って、本発明は、多色印刷された絵柄の
鮮明さと、風合い及び肌触りとが共に満足された吸収性
物品及び吸収性物品用の裏面シートを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性の表
面シートと、液不透過性の裏面シートと、両シート間に
介在された液保持性の吸収体とを有する吸収性物品にお
いて、前記裏面シートが、透湿性を有し且つ多色の絵柄
が印刷されたフィルムと、該フィルムにおける該絵柄が
印刷された面に積層された不織布との積層シートからな
り、前記絵柄が印刷された部分における色差計で測定さ
れた前記フィルムのL* 値が10〜93で且つC* 値が
20〜120であり、前記不織布の光透過率が40〜8
3%である吸収性物品を提供することにより前記目的を
達成したものである。
【0007】また本発明は、透湿性を有し且つ多色の絵
柄が印刷されたフィルムと、該フィルムにおける該絵柄
が印刷された面に積層された不織布との積層シートから
なり、前記絵柄が印刷された部分における色差計で測定
された前記フィルムのL* 値が10〜93で且つC*
が20〜120であり、前記不織布の光透過率が40〜
83%である吸収性物品用の裏面シートを提供するもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、
本発明の吸収性物品の一実施形態としてのパンツ型使い
捨ておむつを、背側部から見た斜視図が示されている。
図2(a)には図1に示すパンツ型使い捨ておむつを組
み立てる前の状態を表面シート側からみた一部破断平面
図が示されており、図2(b)には図2(a)における
b−b線断面図が示されている。
【0009】図1及び図2に示すように、本実施形態の
パンツ型使い捨ておむつ1は、液透過性の表面シート
2、液不透過性の裏面シート3及び両シート2、3間に
介在配置された液保持性の吸収体4を有している。
【0010】おむつ1は、着用者の腹側に配される腹側
部Aと背側に配される背側部Bとその間に位置する股下
部Cとを有し、該腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部
Bの両側縁B1,B2とが互いに接合されて、ウエスト
開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成されている。
この接合には例えばヒートシール、高周波シール、超音
波シール等が用いられる。
【0011】吸収体4は縦長の矩形状であり、その左右
両側縁における中央部が、吸収体4の長手方向に沿う中
心線の方向に湾曲している。表面シート2は、吸収体4
よりもやや大きな矩形状であり、吸収体4の左右両側縁
及び前後端から外方に延出している。表面シート2とし
ては、従来この種のおむつに用いられているものと同様
のものを用いることができる。また吸収体4は、高吸収
性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成されており、テ
ィッシュペーパ(図示せず)によって被覆されている。
【0012】裏面シート3は、透湿性を有するフィルム
(以下、透湿フィルムという)3aと、透湿フィルム3
a上に積層された第1の不織布3bと、第1の不織布3
b上に積層され、おむつ1の外面を構成する第2の不織
布3cとの積層シートから構成されている。
【0013】裏面シート3における透湿フィルム3a
は、表面シート2と同様に、吸収体4よりもやや大きな
矩形状であり、吸収体4の左右両側縁及び前後端から外
方に延出している。裏面シート3における2枚の不織布
3b,3cは同形であり、透湿フィルム3aよりも大き
く、透湿フィルム3aの周縁から外方に延出しており、
左右両側部が湾曲した砂時計形をしている。そして、透
湿フィルム3a及び2枚の不織布3b,3cの三者は、
ホットメルト粘着剤等による接着などの所定の接合手段
によって互いに接合されて一体化されている。透湿フィ
ルム3aの透湿性を損なわないようにするため、三者の
接合は、例えば線状、点状、スパイラル状等のパターン
で間欠的に行われている。前記粘着剤の塗工量は、各部
材間の十分な接合力の確保及び積層シートの透湿性や風
合いの確保の点から0.5〜7g/m2 であることが好
ましい。また前記粘着剤の塗工方法としては、例えばス
ロットスプレー法、カーテンスプレー法、スパイラルス
プレー法、メルトブローン法、グラビア法、ダイ法等が
用いられる。
【0014】図2に示すように、表面シート2の長手方
向の左右両側には、液抵抗性ないし液不透過性で且つ通
気性の素材から構成された側方カフス8、8が形成され
ている。各側方カフス8は、表面シート2の長手方向に
沿って固定端部及び自由端部を有している。固定端部
は、表面シート2に固定されている。一方、自由端部の
近傍には、側方カフス弾性部材81が伸張状態で配され
ている。これにより側方カフス8が起立して、表面シー
ト2の幅方向への液の流出が阻止される。
【0015】裏面シート3における2枚の不織布3b,
3cは透湿フィルム3aの前後端縁から外方に延出して
おり、延出した部分が表面シート2側に折り返されてい
る。そして、折り返された2枚の不織布3b,3cの前
後端縁は、図2(b)に示すように吸収体4上に位置し
ている。不織布3b,3cが折り返された部分には、複
数のウエスト部弾性部材51a,51bが裏面シート3
の幅方向に亘り配されている。各ウエスト部弾性部材5
1a、51bは、2枚の不織布3b,3cの間に伸張状
態で挟持固定されている。各ウエスト部弾性部材51
a,51bは、おむつ1の腹側部Aの両側縁A1,A2
と背側部Bの両側縁B1,B2とを互いに接合させたと
きに、両弾性部材51a,51bの端部同士が重なるよ
うに配されている。これによって、図1に示すように、
おむつ1のウエスト開口部5の付近には実質的に連続し
たリング状のウエストギャザーが形成される。
【0016】図2に示すように、裏面シート3における
2枚の不織布3b,3cは、透湿フィルム3aの左右両
側縁から側方に延出しており、その延出部分にレッグ部
弾性部材61a,61bが配されている。各レッグ部弾
性部材61a,61bは、中央部分61a’,61b’
と、これに連続する各側縁部分61a”,61b”とか
ら構成されている。中央部分61a’,61b’は、お
むつ1の股下部を横切るように配されており、側縁部分
61a”,61b”は前記湾曲部に沿って配されてい
る。各レッグ部弾性部材61a,61bは、2枚の不織
布3b,3cの間に配されており、該弾性部材61a,
61bにおける側縁部分61a”,61b”が、所定の
接合手段によって、両不織布3b,3cの間に伸張状態
で固定されている。各レッグ部弾性部材61a,61b
は、おむつ1の腹側部Aの両側縁A1,A2と背側部B
の両側縁B1,B2とを互いに接合させたときに、両弾
性部材61a,61bの端部同士が重なるように配され
ている。これによって、図1に示すように、おむつ1の
レッグ開口部6,6の付近には実質的に連続したリング
状のレッグギャザーが形成される。
【0017】図2に示すように、裏面シート3における
前後端部と左右両側の湾曲部との間に位置する胴周囲部
Dには、裏面シート3の幅方向に亘って複数の胴周囲部
弾性部材71a,71bがそれぞれ配されている。各胴
周囲部弾性部材71a,71bは、おむつ1の腹側部A
及び背側部Bにおいて、吸収体4をそれぞれ横切るよう
に配されており且つ裏面シート3における2枚の不織布
3b,3cの間に伸張状態で挟持固定されている。各胴
周囲部弾性部材71a,71bは、おむつ1の腹側部A
の両側縁A1,A2と背側部Bの両側縁B1,B2とを
互いに接合させたときに、両弾性部材71a,71bの
端部同士が重なるように配されている。これによって、
図1に示すように、おむつ1の腹側部A及び背側部(図
示せず)における胴周囲部Dには胴回りギャザーがそれ
ぞれ形成され、両ギャザーは実質的に連続しておむつ1
の胴周囲方向に亘りリング状になる。
【0018】ウエスト弾性部材51a,51b、レッグ
部弾性部材61a,61b、胴周囲部弾性部材71a,
71b及び側方カフス弾性部材81としてはそれぞれ、
天然ゴム、ポリウレタン系樹脂又は発泡ウレタン系樹脂
等を帯状又は糸状に形成したものが好ましく用いられ
る。
【0019】図1に示すように、裏面シート3における
背側部Bには多色印刷によって所定の絵柄10が形成さ
れている。絵柄には、文字、図形、記号又はこれらの組
み合わせなどが含まれる。絵柄10は、裏面シート3を
構成する透湿フィルム3aの外面、即ち第1の不織布3
bとの積層面に形成されている。
【0020】絵柄10は、図1中、符号10aで示され
る赤色部分、10bで示される緑色部分、10cで示さ
れる黄色部分、10dで示される濃青部分及び10eで
示される水色部分を有している。
【0021】絵柄10は、透湿フィルム3aにおける第
1の不織布3bとの積層面に形成されていることから、
この絵柄10は2枚の不織布3b,3c越しに視認され
ることになり、絵柄10を直接見たときよりも鮮明さが
低下する。この鮮明さの低下を防止するために、本発明
者らは種々検討した結果、印刷された絵柄の色の鮮明さ
を評価する尺度として表色系が有効であることを知見
し、更に検討を推し進めたところ、表色系のパラメータ
であるL* 値、C* 値及びh* 値のうち、明度を示すL
* 値及び彩度を示すC* 値の大きさが重要であることを
知見した。
【0022】具体的には、絵柄10が印刷された部分に
おける色差計で測定された透湿フィルム10のL* 値が
10〜93、好ましくは20〜90、更に好ましくは3
0〜80であり、C* 値が20〜120、好ましくは5
0〜120、更に好ましくは60〜120であると、絵
柄10を不織布越しに見ても、特に本実施形態のように
複数枚重ねの不織布3b,3c越しに見ても、鮮明に見
えることが知見された。特に、透湿フィルム3aにおけ
る絵柄10が印刷された部分の全面積中、50%以上、
特に70%の部分が、前記のL* 値及び前記C* 値の範
囲を満たすと、2枚の不織布3b,3c越しでも絵柄1
0を極めて鮮明に見ることができる(この値を面積率と
いう)。面積率は勿論100%であることが最も好まし
い。L*値が10未満である場合には、色が暗くなり過
ぎ、多色にする意味がなくなってしまい、L* 値が93
超又はC* 値が20未満である場合には、不織布3b,
3c越しに見た絵柄が不鮮明であり、消費者に好まれな
い。C* 値は大きいほど好ましいが、前記の値が現実的
な上限値となる。
【0023】透湿フィルム3aにおける印刷が施されて
いない部分、即ち地色の部分は、光や熱の作用によって
経時保存中に黄色くなる傾向がある。地色の部分が黄色
くなると多色印刷された絵柄10の鮮明さが低下するこ
とがある。これを防ぐため、印刷を施す前に、地色の部
分のb* 値を0からマイナスの値とし、若干青みを持た
せるようにすることが望ましい。b* 値としては−5〜
0が好ましい。
【0024】L* 値、C* 値及びb* 値は、色差計で測
定される。本発明においては日本電飾工業の色差計SZ
−Σ80(商品名)を用いて測定した。測定条件は、観
察条件=D65/10°、照明受光条件=0/45度、
光束径=6mmであり、測定サンプルの裏側に透湿シー
ト(印刷無し)を5mm以上の厚さとなるように複数枚
重ねた状態下に、反射光を測定した。
【0025】不織布3b,3c越しに見ても絵柄10の
鮮明さを確保するためには、印刷された絵柄10自体が
鮮明であることに加えて不織布3b,3cの光透過率が
十分に高いことも必要である。光透過率は、対象物への
入射光の強度と透過光の強度の比で表される。本発明に
おいては、2枚の不織布3b,3c全体の光透過率は、
40〜83%、好ましくは50〜75%、更に好ましく
は60〜75%となっている。光透過率が40%未満で
あると、前記L* 値及びC* 値が前記範囲内であっても
不織布越しに見た絵柄10の鮮明さが劣り、消費者への
おむつ受け入れ性が劣ってしまう。一方、光透過率が8
3%超になると、実質的に絵柄10の鮮明さに有意差が
なくなる。
【0026】光透過率は、(株)村上色彩研究所の反射
・透過率計HR−100(商品名)で測定される。測定
にはA光源を用い、全光透過率Tt の値を測定した。サ
ンプル上の任意の点を10点測定し、その平均値をもっ
て光透過率の値とする。
【0027】不織布3b,3cの光透過率を十分に高く
するためには、その坪量を小さくすればよい。しかし、
その場合には、裏面シート3に十分な風合いや肌触りを
付与出来なくなるという不都合が起こる場合がある。そ
こで、本発明においては、絵柄10の鮮明さの確保と、
裏面シート3への十分な風合いや肌触りの付与とのバラ
ンスの点から、透湿フィルム3aに積層される不織布の
全坪量を20〜50g/m2 、特に30〜45g/m2
とすることが好ましい。
【0028】不織布3b,3cの光透過率を十分に高く
するためには、その厚みを小さくしてもよい。しかし、
その場合には、前述した坪量の場合と同様の不都合が起
こる場合がある。そこで、絵柄10の鮮明さの確保と、
裏面シート3への十分な風合いや肌触りの付与とのバラ
ンスの点から、積層前における不織布の全厚みを0.5
〜3.0mm、特に0.7〜2.0mmとすることが好
ましい。不織布の全厚みは、積層直前の不織布を水平な
台上に平らに広げ、その上に一辺が120mmの正方形
の板(重量50g)を載置した時の厚みをいう。本実施
形態にように不織布が2枚以上ある時は、別々に測定し
た厚みの合計をいう。
【0029】不織布3b,3cとしては、例えばポリエ
チレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミドなど
の熱可塑性樹脂単独からなる繊維や、これらの樹脂の2
種類以上を用いてなる芯鞘型やサイドバイサイド型の構
造をなす複合繊維から構成される不織布が挙げられる。
不織布3b,3cは同一のものでも良く、或いは異なる
ものでも良い。不織布3b,3cを構成する繊維の繊度
は、裏面シート3に十分な風合いや肌触りの付与する観
点から小さい方が好ましく、具体的には1.0〜4.0
dtex、特に1.5〜3.5dtexの範囲が好まし
い。繊度が1.0dtex未満の繊維は製造が困難であ
りコスト高になってしまう。
【0030】不織布3b,3cは、エアースルー法、メ
ルトブローン法、ヒートロール法、スパンボンド法、サ
クションヒートボンド法などの一般的な製法によって製
造される。
【0031】不織布3b,3cは、その地色が白色であ
るか、又は非常に淡い色であることが好ましいが、絵柄
10の鮮明さやおむつ1の外観に悪影響を与えない範囲
で着色されていてもよい。
【0032】透湿フィルム3aとしては、例えばポリオ
レフィン樹脂に充填材と第三成分とを混合してなる樹脂
組成物を溶融成形してシートを得、得られたシートを少
なくとも一軸延伸して形成された多孔性フィルムが好ま
しく用いられる。ポリオレフィン樹脂としては、高〜低
密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン等の1種又は2種以上の混合物が用
いられる。
【0033】透湿フィルム3aの透湿度は、JIS Z
0208に従い測定される。但し、試料は32℃で1
時間保存後に測定に供される。透湿度の値は、0.5〜
4.0g/(100cm2 ・hr)、特に0.5〜2.
5g/(100cm2 ・hr)であることが、おむつ内
部の適度な湿度調節による快適なはきごこち達成、及び
ピンホールの発生に起因する体液の漏れ防止の点から好
ましい。
【0034】また透湿フィルム3aの坪量は、十分な強
度を保ちつつ、柔軟な感触を与える観点から、10〜5
0g/m2 、特に15〜30g/m2 であることが好ま
しい。
【0035】透湿フィルム3a及び2枚の不織布3b,
3cを積層一体化した後にエンボス処理を施して、各部
材間の接合力を高め、風合いを一層向上させてもよい。
エンボス処理に用いられる彫刻ロールとしては、例えば
多数の凸部が種々のパターンで彫刻された金属ロールな
どが用いられる。彫刻ロールは加熱可能であることが望
ましい。また彫刻ロールと対で用いられる受けロールは
特定の表面硬度を有するものであり、D硬度が70〜9
4度(JIS K7215)であるものが好ましい。受
けロールの材質は、前記表面硬度を満たすものであれば
特に制限されない。
【0036】透湿フィルム3aにおける第1の不織布3
bとの積層面に多色印刷を施す方法としては、例えばフ
レキソ印刷やグラビア印刷が用いられる。その他に適切
な印刷方法があればそれを用いても差し支えない。フレ
キソ印刷は、印刷対象物が複数の版の間を走行する間、
CIドラムに巻きついた状態を保つ構造なので、その間
の印刷対象物の伸縮が小さい。従ってフレキソ印刷は、
本発明に用いられる透湿フィルム3aのような薄く伸び
やすい材料への多色印刷に適したものである。
【0037】透湿シート3aにおける印刷を施された部
分では、湿気を通過させるための微小孔がインクで閉塞
され、透湿性が低下する。このため、透湿シート3aに
おける印刷を施す領域は、印刷の品質を損なわない範囲
で狭い方が良い。尚、印刷の絵柄には、あらゆる色、デ
ザイン、テーマが使用できる。
【0038】本発明は前記実施形態に制限されない。例
えば、前記実施形態においては裏面シート3は、透湿シ
ート3aと2枚の不織布3b,3cから構成されていた
が、これに代えて1枚の透湿シートと1枚の不織布とか
ら裏面シートを構成してもよい。
【0039】また、前記実施形態で用いられた裏面シー
ト3では、透湿シート3aと不織布3b,3cとが異な
る形をしていたが、これらは同形であってもよい。
【0040】また、前記実施形態はパンツ型の使い捨て
おむつであったが、本発明は、展開型の使い捨ておむつ
などの他の使い捨ておむつや、失禁パッド、生理用ナプ
キン等の他の吸収性物品にも同様に適用できる。
【0041】
【実施例】以下の例中、特に断らない限り「%」は「重
量%」を意味する。
【0042】〔実施例1及び2並びに比較例1及び2〕 (1)透湿フィルムの製造 線状低密度ポリエチレン〔三井化学(株)製のUZ25
20F(商品名)〕37% 、炭酸カルシウム〔三共製
粉(株)製のエスカロン#2000(商品名)〕58%
、エステル組成物〔花王(株)製のエキセパールTM
20−AS(商品名)〕4%、ステアリン酸〔花王
(株)製のルナックS−40(商品名)〕1%を、二軸
スクリュー型混練機で混練しペレットを製造した。得ら
れたペレットをインフレーション成形機に供給し、イン
フレーションシートを成形した。ロール延伸機を用い
て、このインフレーションシートを延伸温度50℃、延
伸倍率2.3倍の条件下に延伸して多孔性の透湿フィル
ムを得た。この透湿フィルムの坪量は20g/m2 であ
り、透湿度は1.8g/(100cm2 ・hr)であっ
た。得られた透湿フィルムの一面にフレキソ印刷によっ
て図1に示す絵柄10を多色印刷した。絵柄10は前述
の通り、図1中、符号10aで示される赤色部分、10
bで示される緑色部分、10cで示される黄色部分、1
0dで示される濃青部分及び10eで示される水色部分
を有している。この場合、裏面シートをおむつに組み込
んだときに、絵柄がおむつの背側部のみに配されるよう
に、該絵柄を透湿シート上に一定の間隔をもって印刷し
た。絵柄が印刷された部分における色差計で測定された
透湿フィルムのL* 値及びC* 値は各色部分に関しそれ
ぞれ表1に示す通りであった。また、印刷を施していな
い地色の部分のL* 値は96、a* 値は0、b* 値は−
0.1であり、C* 値は0.1であった。
【0043】(2)不織布の製造 芯がポリエチレンテレフタレートからなり、鞘がポリエ
チレンからなる芯鞘型複合繊維を原料とし、エアースル
ー法によって、図1及び図2に示す第1の不織布3b及
び第2の不織布3cを製造した。この時、複合繊維の繊
度は、第1の不織布3bが3.1dtex、第2の不織
布3cが2.0dtexであった。
【0044】(3)積層シート(裏面シート)の製造 前記(1)で得られた透湿フィルム及び前記(2)で得
られた不織布2枚を用いて積層シートを製造した。2枚
の不織布の合計坪量は表1に示す通りである。各部材間
の接合には、スチレン・ブタジエン・スチレンブロック
共重合体をベースポリマーとして用いたホットメルト型
の接着剤を用い、これを各部材間に間欠塗工した。各部
材間での塗工坪量は5g/m2 であった。尚、積層後に
エンボス処理は行わなかった。積層させる前の2枚の不
織布の全坪量及び全厚みは表1に示す通りであった。ま
た、積層させる前の2枚の不織布の光透過率は表1に示
す通りであった。
【0045】(4)パンツ型おむつの製造 前記(3)で得られた積層シートを裏面シートとして用
い、その他はおむつに通常用いられている部材を用い
て、図1及び図2に示すパンツ型使い捨ておむつを製造
した。
【0046】(5)性能評価 得られたおむつについて、以下の方法で印刷された絵柄
の鮮明さ並びにおむつの風合い及び肌触りを評価した。
結果を表1に示す。
【0047】〔印刷された絵柄の鮮明さ〕5名の評価者
の目視により官能評価した。おむつとして十分鮮明な柄
であると感じられた場合を○〜◎、不十分と感じられた
場合を△〜×と評価した。
【0048】〔おむつの風合い及び肌触り〕5名の評価
者が素手でおむつ表面に触れた時の感触を官能評価し
た。おむつとして十分な風合い及び肌触りを持つと感ぜ
られた場合、その度合いに応じ○〜◎と評価し、不十分
な場合△〜×と評価した。
【0049】
【表1】
【0050】表1に示す結果から明らかなように、絵柄
が印刷された部分における透湿フィルムのL* 値及びC
* 値が特定の範囲内にあり、且つ不織布の光透過率が特
定の範囲内にある各実施例のおむつは、比較例のおむつ
に比して、印刷された絵柄の鮮明さ並びにおむつの風合
い及び肌触りの両方が満たされたものになることが判
る。各実施例で用いた透湿フィルムにおいては、絵柄が
印刷された部分でのL*値及びC* 値に関する面積率は
何れも70%以上であった。
【0051】
【発明の効果】本発明の吸収性物品は、多色印刷された
絵柄の鮮明さと、吸収性物品の風合い及び肌触りとが共
に満足されたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品の一実施形態としてのパン
ツ型使い捨ておむつを、背側部から見た斜視図である。
【図2】図2(a)は図1に示すパンツ型使い捨ておむ
つを組み立てる前の状態を表面シート側からみた一部破
断平面図であり、図2(b)は図2(a)におけるb−
b線断面図である。
【符号の説明】
1 パンツ型使い捨ておむつ(吸収性物品) 2 表面シート 3 裏面シート 3a 透湿フィルム 3b 第1の不織布 3c 第2の不織布 4 吸収体 10 絵柄 A 腹側部 B 背側部 C 股下部 D 胴周囲部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シートと、液不透過性の
    裏面シートと、両シート間に介在された液保持性の吸収
    体とを有する吸収性物品において、 前記裏面シートが、透湿性を有し且つ多色の絵柄が印刷
    されたフィルムと、該フィルムにおける該絵柄が印刷さ
    れた面に積層された不織布との積層シートからなり、 前記絵柄が印刷された部分における色差計で測定された
    前記フィルムのL* 値が10〜93で且つC* 値が20
    〜120であり、 前記不織布の光透過率が40〜83%である吸収性物
    品。
  2. 【請求項2】 前記不織布の坪量が20〜50g/m2
    である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】 積層前における前記不織布の厚みが0.
    5〜3.0mmである請求項1又は2記載の吸収性物
    品。
  4. 【請求項4】 透湿性を有し且つ多色の絵柄が印刷され
    たフィルムと、該フィルムにおける該絵柄が印刷された
    面に積層された不織布との積層シートからなり、 前記絵柄が印刷された部分における色差計で測定された
    前記フィルムのL* 値が10〜93で且つC* 値が20
    〜120であり、 前記不織布の光透過率が40〜83%である吸収性物品
    用の裏面シート。
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