JP2006181192A - 吸収性物品 - Google Patents

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【課題】図柄を印刷することにより、サイド防漏部材の存在を装着者へ知らしめて防漏性の安心感を与えることができる吸収性物品を提供すること。
【解決手段】表面シート2、裏面シート3及びそれらの間に介在された吸収体4を有する実質的に縦長の吸収性本体Aを備えており、吸収性本体Aの肌当接面C側には、一対のサイド防漏部材であるサイドシート5が設けられており、サイド防漏部材には、図柄Pが印刷により形成されており、図柄Pの印刷部は、装着者の肌に実質的に接触しないようになされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー、おりものシート、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
下記特許文献1には、吸収性物品の幅方向中央部に装着方向を示す図柄を印刷して、装着方向が判るようにした吸収性物品が開示されている。
下記特許文献2には、裏面シートの装着者側の面における吸収体よりも外方の領域に図柄を印刷し、該図柄が表面シートを透過して肌当接面側から見えるようにして、装着者の憂鬱な気分の改善を図るようにした吸収性物品が開示されている。
下記特許文献3には、肌当接面側における吸収体よりも外方の領域を全面的に着色して、濃色の下着を着用した際にも目立ち難いようにした吸収性物品が開示されている。
特開2002−360620号公報 国際公開第2004/006818号パンフレット 登録実用新案第3021237号公報
吸収性物品においては、吸収性や防漏性等の基本的な機能を有するが、特許文献1〜3の何れにおいても図柄や着色を該基本的な機能に関係付ける考慮は何らされていなかった。
従って、本発明の目的は、図柄を印刷することにより、サイド防漏部材の存在を装着者へ知らしめて防漏性の安心感を与えることができる吸収性物品を提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート及びそれらの間に介在された吸収体を有する実質的に縦長の吸収性本体を備えた吸収性物品であって、前記吸収性本体の肌当接面側には、一対のサイド防漏部材が設けられており、サイド防漏部材には、図柄が印刷により形成され、図柄の印刷部は、装着者の肌に実質的に接触しないようになされている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品によれば、図柄を印刷することにより、サイド防漏部材の存在を装着者へ知らしめて、防漏性の安心感を与えることができる。また、印刷によって、装着者の肌への負担をかけることがない。更には、図柄によってデザイン性が高くなって、良好な印象を与えることができる。
以下、本発明の吸収性物品を、その好ましい一実施形態である第1実施形態の生理用ナプキンについて図面を参照しながら説明する。
第1実施形態の生理用ナプキン1は、図1及び図2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及びそれらの間に介在された液保持性の吸収体4を有する実質的に縦長の吸収性本体Aを備えている。また、吸収性本体Aの両側縁部から幅方向に延出する一対のウイングB,Bを備えている。
吸収性本体Aの肌当接面C側には、一対のサイド防漏部材(後述のサイドシート5)が設けられており、サイド防漏部材には、図柄Pが印刷により形成されており、図柄Pの印刷部は、装着者の肌に実質的に接触しないようになされている。
吸収性本体Aにおいては、表面シート2は、吸収体4の上面の全域を被覆しており、幅方向には吸収体4の両側部4Aから若干延出しているが、裏面シート3には接合していない。また、長手方向には吸収体4の前後部から外方に延出し、裏面シート3と重なっている。
表面シート2としては種々のものを用いることができるが、後述するように、表面シートにも印刷による図柄を形成する場合には、そのような処理が可能なものが用いられる。本実施形態においては親水性不織布を用いている。
裏面シート3は、吸収体4の下面の全域を被覆し、幅方向には吸収体4の両側部4Aから外方に延出し、長手方向には前後部から外方に延出している。
裏面シート3としては種々のものを用いることができるが、後述するように、裏面シートに印刷による図柄を形成する場合には、そのような処理が可能なものが用いられる。本実施形態においては防漏性のフィルムシートを用いている。
吸収体4としては公知のものを特に制限なく用いることができる。
吸収性本体Aの肌当接面C側には、図1及び図2に示すように、平面視で吸収体4の両側部4Aにそれぞれ重なるように、一対のサイド防漏部材としてサイドシート5,5が略全長に亘って設けられている。尚、本実施形態においては、サイド防漏部材は、吸収体4上に直接重ねられるのではなく、吸収体4のある領域において、吸収性本体Aの肌当接面側に重ねられている。サイドシート5は、吸収性本体Aの肌当接面C側に、平面視で吸収体4の側部4Aから幅方向外方に向けて表面シート2から裏面シート3に亘って設けられたシートである。
サイドシート5としては、図柄Pを、その印刷部が装着者の肌に実質的に接触しないように形成できるものであれば特に制限はなく、不織布、フィルムシート等が挙げられる。防漏性の観点から液不透過性又は難透過性である疎水性不織布、防漏性のフィルムシート等が好ましく用いられ、本実施形態においては疎水性不織布を用いている。サイドシート5は、一枚のシートから形成されていてもよく、さらに防漏性やクッション性、図柄の視認性を高めるために2枚以上のシートを組み合わせてもよい。
一対のウイングBは、図1に示すように、吸収性本体Aの排泄部対向部の位置における両側縁部にそれぞれ設けられたもので、裏面シート3における幅方向外方部分及びサイドシート5における幅方向外方部分5Cから形成されている。
裏面シート3とサイドシート5とは、図1及び図2に示すように、吸収性本体Aの両側縁部及びウイングBの周縁部において接合されてサイドシール部Eを形成している。また、表面シート2と裏面シート3とは、図1に示すように、吸収性本体Aの前後縁部において接合されてエンドシール部Fを形成している。
裏面シート3とサイドシート5とは、図2に示すように、吸収性本体Aにおける両側縁部近傍の領域及びウイングBの領域において接着剤(図示せず)によっても接合されている。また、サイドシート5は、幅方向内方において吸収体4の側部4Aの真上の位置まで配され、内側縁5Dで幅方向外方に向けて且つ表面シート2に当接するように折り返され、裏面シート3に当接している。サイドシート5における上方折り返し部分5Aと下方折り返し部分5Bとの間、サイドシート5と裏面シート3との当接部分及びサイドシート5と表面シート2との当接部分についても接着剤により接合されている。
尚、サイドシール部Eやエンドシール部F、また、裏面シート3、サイドシート5、表面シート2の各シートの接合は、接着剤には限られず、ヒートシール、超音波シール等で接合されていてもよい。
本実施形態の生理用ナプキン1は、吸収性本体A及びウイングBの非肌当接面D側に設けられたホットメルト粘着剤(図示せず)により、下着に固定して装着される。ウイングBは、下着の股下部に巻きつけて固定される。
サイドシート5には、図1及び図2に示すように、その厚み方向に凹んだ凹部6が複数個形成されており、凹部6の底部61にインクKが転写されて印刷部を形成し、図柄Pが設けられている。凹部6は、図2(b)に示すように、サイドシート5の上方折り返し部分5Aが、平面視で円形にエンボス加工されて形成されている。凹部6の好ましい径又は幅は、0.5mm〜5.0mmである。
凹部6は、図1及び図2に示すように、4個が正方形の四隅を形成するように配置され、図柄ユニットP1を構成しており、更に、この図柄ユニットP1が、サイドシート5の長手方向に所定間隔をおいて複数個配置されて、図柄Pが構成されている。
尚、図1及び図2には、隣接する図柄ユニットP1,P1は、1個の図柄ユニットP1の長さよりも広く離間して図示されているが、本発明においては、複数個の図柄ユニットP1,P1を、1個の図柄ユニットP1の長さよりも狭く離間させて配置することができる。
インクとしては、無機顔料や有機顔料等を用いることができるが、取り扱いの簡便性上の観点や工程上の観点から、特に、有機顔料の中でも比較的に熱安定性の良いものが、熱等による凹部6の形成や経時安定性の点から好ましい。また、これらの各種顔料が配合された(ホットメルト型等の)接着剤を用いると凹部6の形成や他の材料との接合が容易な点から好ましい。後述するように、サイドシート5等に凹部6を形成し、凹部6の底部61にインクを転写して図柄Pを形成する場合には、そのような処理が可能なものとして、例えば凸版印刷、グラビア印刷等が用いられる。
第1実施形態におけるサイドシート5のように、凹部6の底部61にインクKが転写されて形成された図柄Pを有するサイドシートは、種々の方法により形成することができるが、例えば、図3に示す方法により形成することができる。
図3に示す形成方法は、サイドシート5の凹部6に対応するエンボス凸部R3が周面に設けられたエンボスロールR1と、平滑な周面を有する受けロールR2とからなる一対のロールを用いる。図3に示す形成方法においては、搬送されるサイドシート5の素材の下方及び上方に、それぞれエンボスロールR1及び受けロールR2が配置されており、エンボスロールR1の側方にインクKの入ったインク壷R5とインクローラーR4が配置されている。
そして、エンボスロールR1が回転すると、その側方において、インク壷R5からインクローラーR4を介して、エンボス凸部R3の頂部近傍のみに凸版印刷の手法によりインクKが付着し、エンボスロールR1の上方において、インクKの付着したエンボス凸部R3と受けロールR2の周面との間でサイドシート5の素材にエンボス加工を施すようになっている。その結果、サイドシート5の素材には、上方に向けて凹み且つ底部61にインクKの付着した凹部6が形成される。
凹部6の形成されたサイドシート5の素材は、その後、所定の形状に折り返され、折り返されたサイドシート5に形成される。
また、凹部6の底部61にインクKが転写されて形成された図柄Pを有するサイドシート5は、図4(a)又は図4(b)に示す構成とすることができる。
図4(a)に示すサイドシート5は、その上方折り返し部分5Aに凹部6が形成され、凹部6の底部61にインクKが付着している。その下方折り返し部分5Bにおける上方折り返し部分5Aとの対向面は、上方折り返し部分5Aに接合されておらず、凹部6の底部61に対応する部分にはインクKがなく、その周辺部にインクKが配されている。
また、図4(b)に示すサイドシート5は、図4(a)に示すサイドシート5に比して、下方折り返し部分5Bが上方折り返し部分5Aにおける凹部6の底部61に接合している点が異なり、その他の点は同様である。
図4(a)又は図4(b)に示すサイドシート5は、例えば図5に示す方法により形成することができる。図5に示す形成方法においては、図3に示す形成方法と同様に、一対のエンボスロールR1及び受けロールR2を用いているが、凹部6の底部61へのインクKの転写のさせ方が異なる。
具体的には、先ず、サイドシート5の素材における、下方折り返し部分5Bの上方折り返し部分5Aとの対向面となる領域にインクKを塗工する。次に、サイドシート5の素材を上方折り返し部分5A及び下方折り返し部分5Bが形成されるように折り返す。次いで、図5に示すように、上方折り返し部分5A及び下方折り返し部分5Bを、上方折り返し部分5A側に配置されたエンボスロールR1と、下方折り返し部分5B側に配置された受けロールR2とでエンボス加工する。
その結果、上方折り返し部分5Aには、エンボスロールR1のエンボス凸部R3により凹部6が形成され、その底部61には、下方折り返し部分5Bに塗工されたインクKが浸透して転写される。
凹部6の底部61へのインクKの浸透性・添着性を向上させるためには、サイドシート5の素材としてインクの浸透性の高いもの、接着剤に顔料等の色素が配合されたものを用いればよい。更に浸透性を高めるには、エンボスロールR1を適度に加熱してヒートエンボス加工を行うとよい。その際には、サイドシート5の素材が変質しない程度の加熱とするのが好ましい。
図4(a)に示すような、下方折り返し部分5Bが上方折り返し部分5Aに接合されていないサイドシート5を形成する場合には、エンボス加工を、凹部6が形成され且つ凹部6の底部61にインクKが浸透するが、下方折り返し部分5Bに上方折り返し部分5Aが接合しない条件で行えばよい。
また、図4(b)に示すような、下方折り返し部分5Bが上方折り返し部分5Aにおける凹部6の底部61に接合されたサイドシート5を形成する場合には、エンボス加工を、凹部6が形成され且つ凹部6の底部61にインクKが浸透すると共に、下方折り返し部分5Bに上方折り返し部分5Aにおける凹部6の底部61が接合する条件で行えばよい。
上述のように構成された第1実施形態の生理用ナプキン1によれば、サイドシート5に図柄Pを印刷することにより、防漏性を装着者に認識させて安心感を与えることができる。
具体的には、横漏れ防漏用の部材であるサイドシート5に凹部6が形成されており、この凹部6の底部61にインクKが転写されて図柄Pが形成されているため、この図柄Pにより装着者にサイドシート5をはっきりと視認させ、サイドシート5による防漏効果の向上を強く認識させることができる。そのため、装着者に横漏れに対する安心感を与えることができる。また、図柄Pによってデザイン性が高くなって、良好な印象を与えることができる。なお、この図柄Pの凹部に付着したインクが、疎水性や撥水性である場合には、サイドシートの繊維等による隙間を埋め、滲みを抑える効果が高まることから、特に高い防漏性を発現する。
また、サイドシート5自体を伝搬する液体が図柄Pで堰き止められ、しかも、サイドシート5の表面(肌当接面)を伝搬する液体が凹部6に流れ込むことで、防漏性が更に向上する。
また、図柄Pの印刷部が、装着者の肌に実質的に接触しないようになされているため、装着者の肌への負担をかけることがない。
更に、図柄Pが印刷により形成されているため、従来のヒートシール法により図柄を形成する場合に比して、サイドシート5の素材自体の変質が少なく、素材本来の柔らかさが維持され易いので、図柄の形成された領域の肌触りが良好である。
次に、第2実施形態の生理用ナプキンについて、図6及び図7を参照しながら説明する。第2実施形態は、第1実施形態とは図柄の形成されたサイドシートの構成が主として異なる。第2実施形態については、第1実施形態とは異なる点を中心として説明し、第1実施形態と同じ点については同じ符号を付し、説明を省略する。第1実施形態に関する説明は、第2実施形態にも適宜適用される。
第2実施形態の生理用ナプキン1は、図6及び図7に示すように、第1実施形態と同様に、吸収性本体A、ウイングB及びサイドシート5を主体として構成されている。而して、第2実施形態の生理用ナプキン1においては、図柄Pは、サイドシート5における装着者の肌に直接接触しない面に形成され、サイドシート5を透過して肌当接面側から視認できるようになされている。
更に詳述すると、第2実施形態の生理用ナプキン1においては、図柄Pは、図6及び図7に示すように、包囲形状の図柄(花びら形状の図柄71、葉っぱ形状の図柄72等)や、波線形状の図柄(長い波線形状の図柄73、短い波線形状の図柄74等)等の集合体から構成されている。
また、図柄Pは、図7に示すように、サイドシート5に、平面視で吸収体4の両側部4Aの真上から吸収体4よりも幅方向外方に亘って形成されている。詳述すると、図柄Pは、そのインクKがサイドシート5の下方折り返し部分5Bにおける装着者側の面に、吸収体4の側部4Aの真上から吸収体4よりも幅方向外方に亘って形成されている。
図柄Pは、吸収体4の側部4Aの長手方向全長の50%以上に亘って実質的に連続するように配置されていることが好ましく、80%以上であると防漏性が向上し、更に好ましい。第2実施形態においては、100%連続している。
ここで、「長手方向全長のN%以上に亘って実質的に連続する」とは、平面視で、長手方向に直交する(幅方向に延びる)仮想直線を長手方向に移動させた際に、長手方向全長のN%以上において図柄P(第2実施形態においては、花びら形状の図柄71、葉っぱ形状の図柄72、長いS字形状の図柄73、短いS字形状の図柄74等の集合体)を横切ることを意味する。
第2実施形態の生理用ナプキン1によっても、第1実施形態の生理用ナプキンと同様に、図柄Pを印刷することにより、防漏性の向上を装着者に認識させて安心感を与えることができる。
具体的には、図柄Pが、横漏れ防漏用の部材であるサイドシート5における装着者の肌に直接接触しない面に形成され、サイドシート5を透過して肌当接面側から視認できるようになされているため、この図柄Pにより装着者にサイドシート5をはっきりと視認させ、サイドシート5による防漏効果の向上を強く認識させることができる。そのため、装着者に横漏れに対する安心感を与えることができる。また、図柄Pによってデザイン性が高くなって、良好な印象を与えることができる。
また、サイドシート5自体を伝搬する液体が図柄Pで堰き止められ、防漏性が更に向上する。特に、図柄Pは、吸収体4の両側部4Aの長手方向全長に亘って実質的に連続して配置されているため、横漏れに対する遮断効果が高い。
また、図柄Pの印刷部が、装着者の肌に実質的に接触しないようになされているため、装着者の肌への負担をかけることがない。
更に、図柄Pが印刷により形成されているため、従来のヒートシール法により図柄を形成する場合に比して、サイドシート5の素材自体の変質が少なく、素材本来の柔らかさが維持され易いので、図柄の形成された領域の肌触りが良好である。
尚、本発明において、「図柄の印刷部は、装着者の肌に実質的に接触しないようになされている。」とは、第2実施形態のように、印刷部と肌当接面(装着者と直接当接する面)との間に部材が介在すること等により、装着者の肌に接触し得ない構造のみならず、第1実施形態のように、通常の使用態様では(例えば無理に押し付けたりしなければ)、印刷部が装着者の肌に接触しない構造も含む。
本発明の吸収性物品は、前記実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
本発明の吸収性物品は、生理用ナプキン以外に、パンティライナー、おりものシート、失禁パッド等にも適用することができる。特に2mm以上の厚さを有する吸収性物品、150mm以上の長さを有する吸収性物品、50mm以上の幅を有する吸収性物品において良好に適用することができる。
図柄は、サイド防漏部材における装着者の肌に直接接触しない面に形成され、サイド防漏部材を透過して肌当接面側から視認できるようになされていれば、図7に示す印刷態様に制限されない。
例えば、図柄Pを、図8(a)に示すように、そのインクKがサイドシート5の下方折り返し部分5Bにおける装着者側の面に、吸収体(図示せず)の両側部の真上から下面近傍に亘って形成することができる。
また、図柄Pを、図8(b)に示すように、そのインクKがサイドシート5の下方折り返し部分5Bにおける装着者側の面に、吸収体(図示せず)の両側部の真上のみに形成することもできる。
また、図9(a)に示すように、図8(a)に示す形態に比してサイドシート5の下方折り返し部分5Bを裏面シート3に当接させず、その代わりに、サイドシート5の図柄Pとは別の図柄P’を、裏面シート3の肌当接面側における平面視で吸収体4よりも幅方向外方の領域に形成し、該領域における肌当接面側をサイドシート5で被覆し、別の図柄P’をサイドシート5を透過して肌当接面側から視認できるようにすることもできる。
図9(b)に示すように、サイドシート5は、下方折り返し部分5Bを形成せず、その代わりに、図柄Pをサイドシート5における吸収体4側の面に設けることもできる。
本発明におけるサイド防漏部材は、吸収性本体の肌当接面側に設けられたものであれば、第1又は第2実施形態におけるサイドシートに制限されない。
例えば、図10に示すように、サイド防漏部材として、表面シート2における吸収体4の両側部4Aに沿って真上に起立するサイドギャザー8を採用することができる。図10に示すサイドギャザー8は、図2に示すサイドシート5と同様に、上方折り返し部分8Aと下方折り返し部分8Bとに折り返された1枚のシートを主体として構成されており、また、幅方向外方部分8Cが裏面シート3の幅方向外方部分と接合され、内側縁8Dに弾性部材81が配されて起立性を発現させている。
第1又は第2実施形態におけるサイドシート5に関する説明は、サイドギャザー8にも適宜適用される。
図柄は、サイド防漏部材に制限されず、吸収性本体の肌当接面側に平面視で吸収体の前後部に重なるように設けられた前後防漏部材(図示せず)に形成することができる。図柄は、サイド防漏部材及び前後防漏部材の両方に形成してもよい。
また、本発明においては、図柄の形成部位は、前述のサイドシート5やサイドギャザー8のような、表面シートとは別部材に制限されず、表面シートの肌当接面(表面)又は吸収体側の面(裏面)における平面視で吸収体の両側部又は前後部に重なる領域でもよい。
前後防漏部材又は表面シートに図柄を形成する場合にも、上述のサイドシート5又はサイドギャザー8に関する説明が適宜適用される。
本発明においては、図柄は、平面視で吸収体の両側部の真上のみならず、吸収体の両側部の真上から吸収体よりも幅方向外方に亘って形成することができる。
図柄を形成する凹部の形状は、第1実施形態における凹部6のような円形に制限されず、例えば、直線状、曲線状その他の模様でもよい。
装着者の肌に直接接触しない面に形成された図柄の形状は、第2実施形態における包囲形状や波線形状に制限されず、例えば、円形、直線状その他の曲線状、模様でもよい。
上述の第1実施形態、第2実施形態その他に関する構成は、適宜組み合わせることができる。例えば、凹部の底部にインクが転写されて形成された図柄として、吸収体の側部の長手方向全長の50%以上に亘って実質的に連続するように配置され、サイド防漏部材に、平面視で吸収体の両側部の真上から吸収体よりも幅方向外方に亘って形成されている図柄を採用することできる。また、サイド防漏部材における装着者の肌に直接接触しない面に形成され、該サイド防漏部材を透過して肌当接面側から視認できるようになされている図柄として、平面視で円形の図柄を採用することができる。
図1は、本発明の吸収性物品の第1実施形態である生理用ナプキンを示す平面図である。 図2(a)は、図1に示すIIA−IIA断面斜視図、図2(b)は、図2(a)に示すB−B断面でサイドシート及び凹部に着目した模式図である。 図3は、第1実施形態におけるサイドシートへの図柄の印刷方法を示す模式図である。 図4(a)及び(b)は、それぞれ図柄の印刷されたサイドシートの別の形態を示す模式的断面図〔図2(b)対応図〕である。 図5は、図4(a)又は(b)に示すサイドシートへの図柄の印刷方法を示す模式図である。 図6は、本発明の吸収性物品の第2実施形態である生理用ナプキンを示す平面図である。 図7(a)は、図6に示すVIIA−VIIA断面斜視図、図7(b)は、図7(a)に示すB−B断面でサイドシート及び図柄に着目した模式図である。 図8(a)及び(b)は、それぞれ第2実施形態の生理用ナプキンにおける図柄の印刷位置を種々示す図である。 図9(a)及び(b)は、それぞれ第2実施形態の生理用ナプキンにおける図柄の印刷位置を種々示す図である。 図10は、サイド防漏部材として、サイドギャザーを設けた形態を示す部分断面斜視図〔図2(a)対応図〕である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
4A 側部
5 サイドシート
5B 下方折り返し部分
5A 上方折り返し部分
5C 幅方向外方部分
5D 内側縁
6 凹部
61 底部
71 花びら形状の図柄
72 葉っぱ形状の図柄
73 長い波線形状の図柄
74 短い波線形状の図柄
A 吸収性本体
B ウイング
C 肌当接面
D 非肌当接面
E サイドシール部
F エンドシール部
K インク
P 図柄
R1 エンボスロール
R2 受けロール
R3 エンボス凸部
R4 インクローラー
R5 インク壷

Claims (7)

  1. 表面シート、裏面シート及びそれらの間に介在された吸収体を有する実質的に縦長の吸収性本体を備えた吸収性物品であって、
    前記吸収性本体の肌当接面側には、一対のサイド防漏部材が設けられており、サイド防漏部材には、図柄が印刷により形成され、
    図柄の印刷部は、装着者の肌に実質的に接触しないようになされている吸収性物品。
  2. 前記サイド防漏部材は、前記吸収体の両側部にそれぞれ重なるように設けられている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記サイド防漏部材には、その厚み方向に凹んだ凹部が複数個形成されており、凹部の底部にインクが転写されて前記印刷部を形成し、前記図柄が設けられている請求項1記載の吸収性物品。
  4. 前記図柄は、前記サイド防漏部材における装着者の肌に直接接触しない面側に形成され、サイド防漏部材を透過して肌当接面側から視認できるようになされている請求項1記載の吸収性物品。
  5. 前記図柄は、前記サイド防漏部材に、前記吸収体の両側部から吸収体よりも幅方向外方に亘って形成されている請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
  6. 前記図柄とは別の図柄が、前記裏面シートにおける前記吸収体よりも幅方向外方の領域に形成されており、該領域における肌当接面側は、前記サイド防漏部材で被覆されており、前記別の図柄は、サイド防漏部材を透過して肌当接面側から視認できるようになされている請求項1〜5の何れかに記載の吸収性物品。
  7. 前記サイド防漏部材は、前記吸収性本体の肌当接面側に、前記吸収体の側部から幅方向外方に向けて前記表面シートから前記裏面シートに亘って設けられたサイドシートである請求項1〜6の何れかに記載の吸収性物品。

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