JP2002000507A - 背もたれ付洋風便器装置 - Google Patents

背もたれ付洋風便器装置

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JP2002000507A
JP2002000507A JP2000191555A JP2000191555A JP2002000507A JP 2002000507 A JP2002000507 A JP 2002000507A JP 2000191555 A JP2000191555 A JP 2000191555A JP 2000191555 A JP2000191555 A JP 2000191555A JP 2002000507 A JP2002000507 A JP 2002000507A
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JP
Japan
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backrest
toilet
movable
bar
toilet seat
Prior art date
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Application number
JP2000191555A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Iijima
正仁 飯島
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables

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  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】背もたれ付洋風便器装置において、背もたれを
使い易いものとする。 【解決手段】背もたれ16付きの洋風便器装置におい
て、背もたれ16を便座12の自立位置までの開運動を
阻害しない退避位置と、便座12の自立位置よりも前側
の使用位置との間で移動可能な可動式の背もたれ16と
なす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は背もたれ付洋風便
器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用者が洋風便器の便座に着座し
た状態でその着座姿勢を安定して保持し、楽な姿勢で洋
風便器を使用できるように背もたれを設置するといった
ことが行われている。図10はその具体的な一例を示し
たものである。
【0003】同図において200は便器本体、202は
開閉可能に設けられた便座であり、204は便器本体2
00の後部上面に載置固定された洗浄タンクである。2
06は背もたれであって、固定の支持バー208により
壁Wに固定状態に設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図10に
示す従来の背もたれ付洋風便器装置の場合、背もたれ2
06が固定式であることから、男性の小用時に便座20
2を開いて自立状態とできるように、背もたれ206を
自立状態(開状態)の便座202よりも後側に位置させ
ておかなければならない。しかしながらこのようにする
と、便座202を倒して(閉じて)便座202上に使用
者が着座し、背もたれ206に背を凭せ掛けようとした
とき、背もたれ206の位置が後ろすぎて使い辛く、背
もたれ206が十分その機能を発揮できないといった問
題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の背もたれ付洋風
便器装置はこのような課題を解決するために案出された
ものである。而して請求項1のものは、背もたれ付きの
洋風便器装置において、該背もたれを便座の自立位置ま
での開運動を阻害しない退避位置と、該便座の自立位置
よりも前側の使用位置との間で移動可能な可動式の背も
たれとなしたことを特徴とする。
【0006】請求項2のものは、請求項1において、前
記背もたれが可動バーと固定バーとを有する支持バーに
て支持されており、該可動バーが該固定バーに対して回
転運動することにより該背もたれが前記退避位置と使用
位置との間で移動可能となしてあることを特徴とする。
【0007】請求項3のものは、請求項1において、前
記背もたれが支持バーにて支持されており、該背もたれ
が該支持バーに対して回転運動することにより前記退避
位置と使用位置との間で移動可能となしてあることを特
徴とする。
【0008】請求項4のものは、請求項1において、前
記背もたれが可動バーと固定バーとを有する支持バーに
て支持されており、該可動バーが該固定バーに対して前
後又は上下に移動することにより該背もたれが前記退避
位置と使用位置との間で移動可能となしてあることを特
徴とする。
【0009】請求項5のものは、請求項1〜4の何れか
において、便器本体に前記便座と併せて便蓋が開閉可能
に取り付けてあり、前記背もたれが該便座及び便蓋の該
自立位置までの開運動を阻害しない退避位置と、便座及
び便蓋の自立位置よりも前側の使用位置との間で移動可
能な可動式の背もたれとなしてあることを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】上記のように本発明の背もたれ
付洋風便器装置は、背もたれを可動式となし、使用時に
はこれを便座の自立位置よりも前側に位置させるように
なしたもので、本発明によれば図10に示す従来の背も
たれ付洋風便器装置と異なり、背もたれが使用時に便座
の自立位置よりも前側に位置しているため背を凭せ掛け
易く、従って背もたれがその機能を十分に発揮すること
ができる。
【0011】一方でこの背もたれは、使用しないときに
はこれを退避位置に移動させておくことで、便座を支障
なく開運動させて立て掛けておくことができ、男性の小
用時にも支障なく洋風便器装置を使用することができ
る。
【0012】本発明においては、背もたれを可動バーと
固定バーとを有する支持バーにて支持し、この可動バー
を固定バーに対し回転運動させることで、背もたれを退
避位置と使用位置との間で移動させるようになすことが
できる(請求項2)。このようにすれば簡単に背もたれ
を退避位置と使用位置との間で移動する可動式のものと
なすことができる。
【0013】本発明ではまた、背もたれ自体を支持バー
に対し回転運動させることで退避位置と使用位置との間
で移動させるようになすことができる(請求項3)。こ
の場合においても簡単に背もたれを可動式となすことが
できる。
【0014】本発明では更に、可動バーを支持バーに対
して前後又は上下に移動させることで、背もたれを可動
式となすことができる(請求項4)。この場合において
も背もたれを容易に可動式のものとなすことができる。
【0015】請求項5のものは、便器本体に便座と併せ
て便蓋を開閉可能に取り付けるとともに、背もたれをそ
れら便座及び便蓋の開運動を阻害しない退避位置と、便
座及び便蓋の自立位置より前側の使用位置との間で移動
する可動式のものとなしたもので、従来の背もたれ付洋
風便器装置にあって便蓋を設けることが困難であったの
が、本発明により便蓋を便座と併せて便器本体に組込み
可能となり、これにより洋風便器装置を使用しないとき
に便蓋で便器の上端開口部分を閉じておくことができる
ようになる。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基いて詳しく説
明する。図1において、10は背もたれ付洋風便器装置
における便器本体で、12は開閉可能に設けられた便
座、14は便器本体10の後部上面に載置固定された洗
浄タンクであり、Wは後方の壁である。16は背もたれ
であって、支持バー18により支持されている。支持バ
ー18は、固定バー20と可動バー22とを有してお
り、その可動バー22の先端部に背もたれ16が固定さ
れている。
【0017】可動バー22は、固定バー20に対して軸
24回りに回転可能とされている。即ち背もたれ16が
軸24回りに上下に回転可能、即ち図1(A)中2点鎖
線で示す退避位置と実線で示す使用位置との間で回転可
能とされている。ここで退避位置は便座12の開閉運動
を阻害しない位置とされており、また使用位置は便座1
2の開位置、即ち自立位置よりも前側の位置とされてい
る(図1(B)参照)。
【0018】図2は固定バー20と可動バー22との連
結部の構造の一例を示したもので、図2中26は油圧式
ロータリアクチュエータであり、可動バー22及び背も
たれ16はこのロータリアクチュエータ26により軸2
4回りに回転運動する。
【0019】図3は他の構造例を示したもので、図示の
ようにこの例では固定バー20に大径の雄嵌合部28
が、また可動バー22に雌嵌合部30がそれぞれ設けら
れていて、それらが互いに回転可能に嵌合されている。
尚32は雄嵌合部28と雌嵌合部30との間に介設され
た皿ばねである。
【0020】この例では雌嵌合部30に一対のストッパ
部34が形成されており、このストッパ部34が固定バ
ー20に当接することで回転運動の上下の端位置、即ち
背もたれ16の退避位置と使用位置とが規定される。尚
36は固定バー20を壁Wに取り付けるための取付部で
ある。
【0021】かかる本例の背もたれ付洋風便器装置にあ
っては、図1(B)に示しているように使用時に可動式
の背もたれ16を便座12の自立位置よりも前側に位置
させることができるため背を凭せ掛け易く、背もたれ1
6を楽に使用することができる。
【0022】一方でこの背もたれ16は、これを使用し
ないときには退避位置に移動させておくことができ、こ
れにより便座12を支障なく開運動させて立て掛けてお
くことができ、男性の小用時にも支障なく洋風便器装置
を使用することができる。
【0023】また本例では可動バー22を固定バー20
に対し回転運動させるだけで、簡単に背もたれ16を退
避位置と使用位置との間で移動させることができる。
【0024】図4は本発明の他の実施例を示したもの
で、この例においても背もたれ16が固定バー20と可
動バー22とを有する支持バー18にて支持されてお
り、可動バー22が固定バー20に対して図4(A)中
実線で示す使用位置から2点鎖線で示す退避位置に向け
て上向きに回転運動するようになっている。但しこの例
では背もたれ16が可動バー22に対して相対回転可能
とされており、可動バー22が軸24回りに回転したと
き、背もたれ16が同じ姿勢を維持しながら軸24回り
に回転するようになっている。尚他の点については上記
第1の実施例と同様である。
【0025】図5は本発明の更に他の実施例を示したも
ので、この例では背もたれ16が支持バー18にて支持
されるとともに、その支持バー18における可動バー2
2が固定バー20に対し図5(A)中実線で示す使用位
置から2点鎖線で示す退避位置に向けて下向きに回転運
動するようになっている。この例においても、背もたれ
16は同じ姿勢を維持しながら可動バー22とともに軸
24回りに回転運動する。その他の点については図4の
実施例と同様である。
【0026】図6は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この例では支持バー18全体が固定バーとされてお
り、そしてその支持バー18に対して、背もたれ16が
図6(A)中2点鎖線で示す退避位置と実線で示す使用
位置との間で回転運動するようになっている。その他の
点については上記各実施例と同様である。本例において
も簡単に背もたれ16を可動式となすことができる。
【0027】図7は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この例では背もたれ16が固定バー20と可動バー
22とを有する支持バー18にて支持されており、そし
てその可動バー22が固定バー20に対し前後方向(図
中左右方向)に移動することで、背もたれ16が図7
(A)中2点鎖線で示す退避位置と実線で示す使用位置
との間で前後に移動可能となしてある。
【0028】即ちこの例では、支持バー18が前後方向
に伸縮することで背もたれ16が前後に移動するように
なしてある。その他の点については上記各実施例と同様
である。この例の背もたれ付洋風便器装置においても背
もたれ16を容易に可動式のものとなすことができる。
【0029】次に図8の例は、支持バー18を固定バー
20と、その固定バー20に対して上下に移動可能な可
動バー22とを有するように構成し、その可動バー22
の上下運動によって、背もたれ16を図8(A)中2点
鎖線で示す退避位置と実線で示す使用位置との間で移動
可能となしたものである。他の点については上記各実施
例と同様である。この例においても背もたれ16を容易
に可動式のものとなすことができる。
【0030】図9は本発明の更に他の実施例を示したも
ので、この例は図1に示す実施例において、便蓋38を
便座12とともに備え付けた例である。他の点について
は図1の実施例と同様である。このように便蓋38を備
え付けた場合であっても、支障なく背もたれ16を設置
し且つこれを使用することができる。またこの例では便
蓋38が備え付けられているため、洋風便器装置を使用
しないときには便蓋38を閉じておくことで、不使用時
の美観を良好となすことができる。
【0031】尚、図9は図1の実施例において便蓋38
を便座12とともに併せて備え付けた例であるが、本発
明においては図2以下の各実施例においても同様に便蓋
38を備え付けておくことができることは言うまでもな
い。以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一
例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】図1における支持バーの回転部分の構造例を示
す図である。
【図3】図1における支持バーの回転部分の図2とは異
なる他の構造例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図8】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図9】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図10】従来の背もたれ付洋風便器装置の例を示す図
である。
【符号の説明】
10 便器本体 12 便座 16 背もたれ 18 支持バー 20 固定バー 22 可動バー 38 便蓋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれ付きの洋風便器装置において、
    該背もたれを便座の自立位置までの開運動を阻害しない
    退避位置と、該便座の自立位置よりも前側の使用位置と
    の間で移動可能な可動式の背もたれとなしたことを特徴
    とする背もたれ付洋風便器装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記背もたれが可動
    バーと固定バーとを有する支持バーにて支持されてお
    り、該可動バーが該固定バーに対して回転運動すること
    により該背もたれが前記退避位置と使用位置との間で移
    動可能となしてあることを特徴とする背もたれ付洋風便
    器装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記背もたれが支持
    バーにて支持されており、該背もたれが該支持バーに対
    して回転運動することにより前記退避位置と使用位置と
    の間で移動可能となしてあることを特徴とする背もたれ
    付洋風便器装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記背もたれが可動
    バーと固定バーとを有する支持バーにて支持されてお
    り、該可動バーが該固定バーに対して前後又は上下に移
    動することにより該背もたれが前記退避位置と使用位置
    との間で移動可能となしてあることを特徴とする背もた
    れ付洋風便器装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかにおいて、便器本
    体に前記便座と併せて便蓋が開閉可能に取り付けてあ
    り、前記背もたれが該便座及び便蓋の該自立位置までの
    開運動を阻害しない退避位置と、便座及び便蓋の自立位
    置よりも前側の使用位置との間で移動可能な可動式の背
    もたれとなしてあることを特徴とする背もたれ付洋風便
    器装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101188187B1 (ko) 2009-12-18 2012-10-10 서경배 좌변기 등받이 기구
DE102011100789A1 (de) * 2011-05-06 2012-11-08 Bombardier Transportation Gmbh WC-Sitzanordnung
US20140013496A1 (en) * 2012-07-12 2014-01-16 Judy Cecilia Blair Versatile toilet aid
WO2018027288A1 (pt) * 2016-08-12 2018-02-15 Valdeir Alves De Almeida Santos Disposição aplicada em poltrona para vaso sanitário

Cited By (6)

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KR101188187B1 (ko) 2009-12-18 2012-10-10 서경배 좌변기 등받이 기구
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