JP2002000340A - ニッパ式爪切り - Google Patents

ニッパ式爪切り

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JP2002000340A
JP2002000340A JP2000187350A JP2000187350A JP2002000340A JP 2002000340 A JP2002000340 A JP 2002000340A JP 2000187350 A JP2000187350 A JP 2000187350A JP 2000187350 A JP2000187350 A JP 2000187350A JP 2002000340 A JP2002000340 A JP 2002000340A
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JP
Japan
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cover
nipper
blade portion
nail clipper
type nail
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JP2000187350A
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English (en)
Inventor
Seiji Kanematsu
誠司 兼松
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KANEMATSU KOGYO KK
Original Assignee
KANEMATSU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 爪片が飛散するのを防止することができる爪
切りを提供する。 【解決手段】 ニッパ式爪切り11は、本体12と、そ
の本体12に装着されたカバー13とから構成されてい
る。カバー13は、全体が透明性を有し、下方に開口し
た構成となっている。そして、前記本体12に対し、ア
ーム22a,22bが開閉回動可能な状態で刃部23を
上方から覆うようにして着脱可能に装着されている。ま
た、カバー13の上壁31には、凸レンズ33が設けら
れ、使用者は凸レンズ33を介してカバー13の外から
刃部23を視認できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手足の爪を切るの
に使うニッパ式爪切りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、爪切りとしては、いわゆる「てこ
式爪切り」が広く用いられていたが、肥厚した爪や巻
爪、くせ爪であっても楽に切れることから、近年いわゆ
る「ニッパ式爪切り」が普及しつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このニッパ
式爪切りには、切った爪片が飛散するのを防止する手段
がこれまでなかった。このため、爪片の飛散を防止する
手段を備えたニッパ式爪切りを求める声が高まってい
る。
【0004】一方、てこ式爪切りにおいては、爪片の飛
散を防止する手段として刃体を覆うカバー等が考案され
ている。しかしながら、ニッパ式爪切りとてこ式爪切り
では構成が大きく異なるため、てこ式爪切りで適用され
ている爪片の飛散を防止する手段をニッパ式爪切りに転
用することは非常に困難であった。
【0005】本発明は、上記のような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、爪片の飛散を防止することができるニッパ
式爪切りを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、支軸により開閉回動可
能に連結された一対のアームから構成され、前記支軸よ
りも先端側に刃部、基端側に柄部を備えたニッパ式爪切
りにおいて、アームが開閉回動可能な状態で前記刃部を
覆うカバーを有し、同カバーに、前記刃部に対し手足の
爪が挿入されるのを許容する開口を設けたことを要旨と
する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のニッパ式爪切りにおいて、前記カバーを介して刃部を
視認できるよう、カバーに透明部を設けたことを要旨と
する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のニッパ式爪切りにおいて、前記透明部を凸レンズによ
り構成したことを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお本明細書中
における上下方向とは、図3における上下方向をいう。
【0010】図1に示すように、本実施形態におけるニ
ッパ式爪切り11は、本体12と、その本体12に装着
されたカバー13とから構成されている。まず、本体1
2について説明する。
【0011】図1に示すように、本体12は、支軸21
により開閉回動可能に連結された一対のアーム22a,
22bから構成され、支軸21よりも先端側に刃部2
3、基端側に柄部24を備えている。前記刃部23は、
両アーム22a,22bの先端部により構成され、各ア
ーム22a,22bの先端内縁に設けられた鋭利な刃2
3aを有している。一方、柄部24は、両アーム22
a,22bの基端部により構成されている。
【0012】柄部24には、柄部24を開く方向へ付勢
する板ばね25が設けられている。この板ばね25は、
その一端において一方のアーム22aに対しピン26で
取着され、他端において他方のアーム22bに当接して
いる。このため、本体12は通常、ばね力により柄部2
4及び刃部23が共に開いた状態にある。そして、柄部
24を手で握って付勢力に抗して閉じるとそれに伴って
刃部23が閉じ、その握る力を弱めると柄部24が開い
て刃部23も開くようになっている。
【0013】また、図3に示すように、刃部23の上面
は、先端に向かうほど下方へ向かい、その先端において
下面と一致するように形成されている。また、刃部23
の下面は、上に凸となるようにやや湾曲した形状となっ
ている。この本体12を使って手足の爪を切る際には、
刃部23の下方から両刃23a間に爪を挿入させるの
で、刃部23の下面が上記した形状であると、爪を丸く
切ることが容易となる。
【0014】続いて、本体12に装着されたカバー13
について説明する。図2に示すカバー13は、合成樹脂
(例えばポリプロピレン)により一体的に形成され、全
体が透明性を有している。このカバー13は主に、上壁
31と、上壁31の周縁から垂下された側壁32とから
構成され、下方に開口した構成となっている。そして、
図1及び図3に示すように、前記本体12に対し、アー
ム22a,22bが開閉回動可能な状態で刃部23を上
方から覆うようにして着脱可能に装着されている。
【0015】また、カバー13の上壁31には、透明部
の一部を構成する平面楕円形の凸レンズ33が設けられ
ている。この凸レンズ33は、上壁31の一部が上下に
凸となるように球面状に形成されたものである(図3参
照)。また、凸レンズ33は、前記刃部23の上方とな
る位置に設けられており(図1及び図3参照)、ニッパ
式爪切り11の使用者は凸レンズ33を介してカバー1
3の外から刃部23を視認できるようになっている。
【0016】側壁32の下端内側には、薄片状に形成さ
れた係合部34が複数個突設されている。そして、この
係合部34が本体12の下面に係合することで、カバー
13は本体12から不用意に脱落しないようになってい
る。また、本体12とカバー13とを上下方向に離間さ
せようとすると、係合部34が弾性変形してその係合部
34と本体12との係合が解除され、両者を分離させる
ことができるようにもなっている。
【0017】さらに、上壁31の略中心部には突起35
が垂下されている。アーム22aの先端部はこの突起3
5と側壁32内面とに挟まれ、これによりカバー13内
において本体12が横方向へ移動するのが規制されてい
る。また、上壁31の周縁にはスリット36が二筋設け
られている(図1(b)参照)。このスリット36によ
り側壁32は左右に拡開可能となっており、カバー13
の本体12への着脱が容易となっている。加えて、側壁
32の下端は刃部23の下面の湾曲に沿うようにR状に
えぐれた形状を一部なしている(図3参照)。これは、
側壁32が使用時に邪魔にならないようにするためであ
る。
【0018】次に、上記のように構成されたニッパ式爪
切り11の作用を説明する。ニッパ式爪切り11を使用
して手足の爪を切る場合には、カバー13の下方の開口
を介し、爪を刃部23の刃23a間に挿入する。その状
態で柄部24を握って閉じると、それに伴って刃部23
も閉じ、刃23a間で爪が切断される。切断された爪片
は刃部23から上壁31の方向に飛び、カバー13内に
とどまるか、あるいは上壁31に当たってそのまま下方
に落下するので爪片の飛散が防止される。
【0019】以上詳述した本実施形態によれば次のよう
な効果が発揮される。 ・ 刃部23がカバー13により被覆されているので、
刃部23で切断された爪片はカバー13内にとどまる
か、あるいはカバー13に当たってそのまま落下するの
で、爪片の飛散を防止することができる。
【0020】・ カバー13全体が透明性を有している
ため、爪を切る際にカバー13を介して刃部23を視認
することができる。従って、カバー13を装着した状態
であっても、カバー13を装着していないときと同じよ
うに不自由なく手足の爪を切ることができる。
【0021】・ 爪を切る際、凸レンズ33を介して切
断箇所が拡大されて視認されるので、使い勝手に優れ
る。 ・ カバー13は凸レンズ33も含めて全体が一体的に
形成されているので、部品点数の削減が可能である。
【0022】・ 刃部23がカバー13により被覆され
ているので、刃部23を保護することができる。 ・ 本体12とカバー13が着脱可能に構成されている
ので、使用者が必要に応じて本体12とカバー13を着
脱することができる。
【0023】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ カバー13の上壁31全体を均一な厚さに形成し、
凸レンズ33を省略してもよい。
【0024】・ 凸レンズ33をカバー13と別体で形
成してもよい。このように構成した場合、カバー13が
必ずしも透明である必要はないので、カバー13の材料
として使用できる素材の幅を拡げることができる。
【0025】・ 前記実施形態におけるカバー13は全
体が透明性を有する構成であるが、凸レンズ33のみが
透明性を有する構成であってもよい。この場合、透明部
は凸レンズ33のみで構成されることになる。
【0026】・ 凸レンズ33の平面形状は楕円形に限
定されるものでなく、円形など任意に変更してもよい。 ・ 図4に示すように、カバー13の上壁31のうち刃
部23の上方となる部位を傾斜させて、その傾斜面に凸
レンズ33を設けるようにしてもよい。
【0027】・ 前記実施形態のカバー13を、指の甘
皮をケアするため「ニッパ式甘皮取り」のカバーとし
て、あるいは針金等を切断するためのニッパのカバーと
して使用してもよい。この場合、「ニッパ式甘皮取り」
の刃部又はニッパの刃部の構成に合わせて、カバーの大
きさや形状を変更してもよい。このように構成すれば、
甘皮や針金等を切断したときに、切断された甘皮、針金
等が飛散するのを防止することができる。
【0028】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 支軸により開閉回動可能に連結された一対のアーム
から構成され、前記支軸よりも先端側に刃部、基端側に
柄部を備えたニッパ式爪切りに装着される爪切りのカバ
ーであって、アームが開閉回動可能な状態で前記刃部を
覆うとともに、前記刃部に対し手足の爪が挿入されるの
を許容する開口を備えたことを特徴とする爪切りのカバ
ー。このように構成した場合、爪切りに装着すること
で、刃部で切断される爪片が飛散するのを防止すること
ができる。
【0029】・ 支軸により開閉回動可能に連結された
一対のアームから構成され、前記支軸よりも先端側に刃
部、基端側に柄部を備えたニッパにおいて、アームが開
閉回動可能な状態で前記刃部を覆うカバーを有し、同カ
バーに、前記刃部に対し被切断物が挿入されるのを許容
する開口を設けたことを特徴とするニッパ。このように
構成した場合、刃部で切断される被切断物が飛散するの
を防止することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、刃部で切断される爪片が飛散するのを防止す
ることができる。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、カバーを装着していないと
きと同じように不自由なく手足の爪を切ることができ
る。請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の
発明の効果に加え、切断箇所が拡大されて視認されるの
で、使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)はニッパ式爪切りの一実施形態を示す
底面図、(b)はその平面図。
【図2】 同実施形態におけるニッパ式爪切りのカバー
を示す斜視図。
【図3】 同実施形態におけるニッパ式爪切りのカバー
を示す側断面図。
【図4】 他の実施形態におけるニッパ式爪切りのカバ
ーを示す側断面図。
【符号の説明】
11…ニッパ式爪切り、13…カバー、21…支軸、2
2a,22b…アーム、23…刃部、24…柄部、33
…透明部の少なくとも一部を構成する凸レンズ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸により開閉回動可能に連結された一
    対のアームから構成され、前記支軸よりも先端側に刃
    部、基端側に柄部を備えたニッパ式爪切りにおいて、 アームが開閉回動可能な状態で前記刃部を覆うカバーを
    有し、同カバーに、前記刃部に対し手足の爪が挿入され
    るのを許容する開口を設けたことを特徴とするニッパ式
    爪切り。
  2. 【請求項2】 前記カバーを介して刃部を視認できるよ
    う、カバーに透明部を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のニッパ式爪切り。
  3. 【請求項3】 前記透明部を凸レンズにより構成したこ
    とを特徴とする請求項2に記載のニッパ式爪切り。
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