JPH0630084Y2 - く し - Google Patents

く し

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JPH0630084Y2
JPH0630084Y2 JP1989100430U JP10043089U JPH0630084Y2 JP H0630084 Y2 JPH0630084 Y2 JP H0630084Y2 JP 1989100430 U JP1989100430 U JP 1989100430U JP 10043089 U JP10043089 U JP 10043089U JP H0630084 Y2 JPH0630084 Y2 JP H0630084Y2
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JP
Japan
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comb
hair
bent
scissors
base
Prior art date
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JP1989100430U
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English (en)
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JPH0341603U (ja
Inventor
光雄 早川
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光雄 早川
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Publication date
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はくし、特に頭髪をとかし、切り揃える際に使
用するくしに関するものである。
〔従来の技術〕
この種のくしとして第21図に示すものが知られてい
る。
図において、1はくし、2はこのくし1の基部、3はこ
の基部2に多数個列設したくし歯である歯であり、4は
この歯3を列設したくし部である。
第22図に示したくし1は片方の基部を使用時に握るた
めの柄部5を有したものである。
上記の従来のくしにおいては、使用時に応じて髪をとか
す、すくい取る、刈り上げなどすることにより整髪の整
理ができるように構成されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のくしにあっては、たとえば、えり髪を斜上へ刈り
上げようとするとき、くしの一部が肩部にあたり、ま
た、もみあげを刈り上げようとするときにも、くしの一
部が耳にあたってしまい、刈り上げにくく、さらに、刈
り上げ時、くしとはさみが密着して一体となり、はさみ
の開閉により、頭髪を刈り上げることが望ましいのであ
るが、くしとはさみが離れ易くなってしまうことがあっ
た。このように従来のくしは、くしの握り易さ、安定性
などについての配慮がなされていなかったという難点が
あった。
そして、従来のくしは、髪をとかそうとするとき、すく
い取ろうとするときなどにおいて、くしが地肌にあたる
角度について考慮したものではないので、指先または手
首を回転し不必要な動作となり、また、頭部が丸いとい
うことを考慮していなかったため、頭下部を刈り上げよ
うとするとき、無理な姿勢で刈り上げなければならない
し、さらに、髪の長さをくしを用いて計るこことができ
ないという問題点があった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題を解決す
るためになされたもので、髪をとかすとき、カットする
ときなどにおいて、正しく能率良くでき、しかも構造が
簡単であるくしを提供することを目的としており、さら
に、髪の長さをくしを用いて測ることができるくしを提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案におけるくしは、基
部の一部を折り曲げた形状に構成し、この折り曲げ部に
はさみ案内口を設け、くし部を、折り曲げた基部の側縁
を含む平面に対して、折り曲げ部の内角領域側に傾けた
ものである。
基部に髪の長さを測定する手段を設けるとよい。
〔作用〕
上記のように構成されたくしは、くしの基部を折り曲
げ、この折り曲げ部にはさみ案内口を設けたことによ
り、くしの一部が、えり髪を斜上へ刈り上げ時に肩部に
あたることなく、また、もみ上げの刈り上げ時に耳にあ
たることなく、刈り上げできるように働く。
さらに、刈り上げ時、くしとはさみが密着して一体とな
るため作業が行い易くなるように働く。
そして、くし部を折り曲げた基部の側縁を含む平面に対
して、折り曲げ部の内角領域側に設けたことにより、作
業時に指先,手首の回転や、無理な姿勢によることなく
行えるように働く。
また、基部に長さ測定手段を設けると、他の測定器など
を用いなくても簡単に髪の長さを測定できるように働
く。
〔実施例〕
以下に、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例のくしを示す斜視図、第2図
ないし第4図は同使用状態を示す斜視図である。従来例
第21図および第22図におけると同一符号は同一部分
または相当部分を示し、説明の重複を避けた。
図において、10は本考案の実施例に係るくしである。
このくし10は塩化ビニールなどの合成樹脂を用いて作
られており、基部2にくし歯3を列設したくし部4を有
しており、基部2の一部を折り曲げた形状に構成し、こ
の折り曲げ部6にはさみ案内口7が設けられている。こ
のはさみ案内手段7は、整髪時、髪を切り揃えるために
設けられたものであり、この実施例でははさみ案内手段
7としてはさみ案内口を設けた場合について説明する。
上記の構成において使用状態について説明する。
使用時においては、第2図に示すように、一方の手の指
で、柄部5を握り、他方の手により、はさみ8をはさみ
案内口7に固定することにより、くし10に密着し、く
し10と一体の状態として髪を切り揃える。このように
することにより、くし10を握り易く、くし10を握っ
ている小指Fの部分を地肌部Aに接触させることによ
り、くし10を安定し、髪の切り揃えを正確に、かつ簡
単に行うことができる。
そして、第3図に示すように、はさみ8の代りにバリカ
ン9を用いても、髪の切り揃えを簡単,正確に行うこと
ができることはもちろんである。
第2図に示すように、柄部5を握り、はさみ8を用いて
こめかみを刈り上げようとするときは、基部2の一部が
折曲しているため、くし10が耳にあたることなく刈り
上げでき、また第3図に示すように、こめかみをバリカ
ンで刈り上げることができる。
前記の実施例のくし10によれば、基部2の一部を折り
曲げた形状に構成したことにより、髪をとかすとき、カ
ットするときなどにおいて、正しく能率良くでき、しか
も構造が簡単であるくしを提供することができる。
また、第1図に示される実施例では、前記くし部4をく
し部4の側縁25と、柄部5の側縁25を含む平面に対
して、折り曲げ部6内角領域D側に角度βだけ傾けて構
成されている。くし部4が折り曲げ部6の両側縁25,
25を含む平面に対して、折り曲げ部6の内角αを有し
た内角領域D側に角度βで傾けられている。
第2図に示すように、後頭部を刈り上げる際、はさみ8
をはさみ案内口7に固定すると、くし部4が内角領域D
側に傾きβの角度で傾斜しているため、頭下部を刈り上
げるとき、柄部5がくし歯3よりも上の位置になり、無
理な姿勢をとらなくても刈り上げることができる。
また、はさみ8をはさみ案内口7内に密着させ左右に移
動させることができ、切れ味を最も良い状態にできる。
第4図に示すように、くし10を用いて、頭髪をとかそ
うとするには、くし部4が内角領域D側に角度βだけ傾
けて構成されているため、頭髪をとかそうとするとき、
また、すくい取ろうとするときなどにおいて、くし10
が頭皮に入り易く、指または手首の回転を要することな
く能率良くできる。
第5図ないし第7図に示される実施例は、基部2に目盛
りを設けたもの、第8図に示される実施例ではわん曲し
たもの、第9図に示される実施例ではくし部4の柄部5
の左右側に、くし部4のくし歯3の間隔を左側と右側と
では異なるようにしたもの、第10図に示される実施例
では、上下にくし歯3を列設したもの、第11図に示さ
れる実施例では、間隔が異なるくし歯3を左右側に列設
した1列のくし部と傾斜した他の列のくし部を設けたも
の、第12図に示される実施例では、左右側にくし部4
を設け、左右側いずれか片側のくし部4を整髪時につか
むようにしたものである。
このように、くし部4を左右に設けると、頭部の個所に
よっては髪を切り揃える時間を短縮でき、作業し易い。
第13図ないし第16図に示される実施例では、長さ測
定手段14を、柄部5の側縁25に沿って設けたもので
あり、柄部5に設けた案内部12によりスケール11を
移動可能に取り付け、好みの位置に停止できるようにス
トッパ13を設けてある。髪をとかしながら長さを測る
ことができ、また逆に好みの長さを設定しておいてから
髪をとかし、その長さに合わせて刈ることができるよう
になっている。
第16図に示される実施例では、くし歯3を上下に列設
したものであり、上下方向の髪を切り揃え易く、第15
図に示される実施例では、さらにくし10,くし歯3を
左右側に上下に列設したことにより、柄部5を動かすこ
となく左右方向の髪を切り揃えられ、紙片はさみ18に
メモ用紙などを狭持でき、第16図に示される実施例で
は、長さ測定手段14により、長さを設定するためのス
イッチ15を設けてあり、突部16,17を操作し、ス
ケール11を案内部12内に嵌挿したばね19のばね力
に抗して移動したのち、突部16,17を押すことによ
り好みの長さに設定できる。
第17図ないし第18図に示される実施例では、折り曲
げ部6を蝶番構造24に構成したもので、柄部5とくし
部4とからなり、柄部5に設けた切り欠き部23にくし
部4に固定された軸22部を側方から挿入し、第17図
および第18図に示されるようにくし部4を軸22を中
心として開き、柄部5に突設した凸部21をくし部4に
設けた凹部20に嵌入することにより固定され、くし1
0として用いられ、第19図に示されるように、凸部2
1を凹部20からはずし閉じることにより折りたたま
れ、携帯に便である。第20図は分解した状態を示す説
明図である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
基部の一部を折り曲げた形状に構成し、この折り曲げ部
に髪を切り揃えるためのはさみ案内口を設けたことによ
り、えり紙を斜め上へ刈り上げ時に肩部にあたることな
く、また、もみ上げの刈り上げ時に耳にあたることなく
刈り上げることができ、さらに、構造が簡単であり、く
しとはさみが密着して一体となるため作業し易く、そし
てくし部を折り曲げた基部の側縁を含む平面に対して、
折り曲げ部の内角領域に傾けたことにより、作業時に、
指先,手首の回転や無理な姿勢にとることなく行える。
基部に長さ測定手段を設けると、他の測定器などを用い
なくても簡単に髪の長さを測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のくしを示す斜視図、第2図
ないし第4図は同使用状態を示す斜視図、第5図ないし
第12図は他の実施例のくしを示す斜視図、第13図な
いし第16図は長さ測定手段を設けたくしを示す斜視
図、第17図ないし第20図は折りたたみ可能なくしを
示す斜視図、第21図および第22図は従来例を示す正
面図である。 2……基部 3……くし歯 4……くし部 5……柄部 6……折り曲げ部 7……はさみ案内口 10……くし 14……長さ測定手段 α……内角 β……角度 D……内角領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−121508(JP,A) 実願 昭52−98585号(実開 昭54− 27878号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭57−179505号(実開 昭59− 82407号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも基部の一部にくし歯を列設した
    くし部を有したくしであって、基部の一部をL字形に曲
    った形状にし、折り曲げ部に髪を切り揃えるためのはさ
    み案内口を設け、くし部を、折り曲げた基部の側縁を含
    む平面に対して、折り曲げ部の内角領域側に傾けてな
    り、はさみをはさみ案内口内でくしと密着し、無理な姿
    勢をとらなくても適正に刈り上げ可能に構成したことを
    特徴とするくし。
  2. 【請求項2】基部に髪の長さを測定するための手段を設
    けた請求項1記載のくし。
JP1989100430U 1989-08-30 1989-08-30 く し Expired - Lifetime JPH0630084Y2 (ja)

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JP1989100430U JPH0630084Y2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 く し

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JP1989100430U JPH0630084Y2 (ja) 1989-08-30 1989-08-30 く し

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JPH0341603U JPH0341603U (ja) 1991-04-19
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JPS5427878U (ja) * 1977-07-22 1979-02-23
JPS56121508A (en) * 1980-02-29 1981-09-24 Matsushita Electric Works Ltd Comb for trimmup
JPS5982407U (ja) * 1982-11-25 1984-06-04 松下電工株式会社

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