JP2550329B2 - 散髪補助具 - Google Patents

散髪補助具

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JP2550329B2
JP2550329B2 JP61244442A JP24444286A JP2550329B2 JP 2550329 B2 JP2550329 B2 JP 2550329B2 JP 61244442 A JP61244442 A JP 61244442A JP 24444286 A JP24444286 A JP 24444286A JP 2550329 B2 JP2550329 B2 JP 2550329B2
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JPS6397104A (ja
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秀昭 原口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、後頭部の下部から上部にかけての散髪を行
なう際に、鋏やバリカンの位置決めをする散髪補助具に
関するものである。
[背景技術] 従来よりこの種の散髪補助具としては、第7図に示す
ように、略同一長さの櫛歯を有した一対の櫛部材1′,
2′のスパイン12′,22′同士をスパイン12′,22′の長
手方向に走る軸3′の回りで回動自在となるように連結
して構成されたものが提供されている。各櫛部材1′,
2′の櫛歯11′,21′はスパイン12′,22′に直交する面
内において直線状に形成されている。しかるに、この散
髪補助具を用いるには、第8図に示すように、両櫛部材
1′,2′の櫛歯11′,21′を重複させた状態で後頭部の
下部から上部に向かって毛髪5をすくように差し込み、
その後両櫛部材1′,2′を開いて毛髪5を起毛させ、頭
部4から離れたほうの櫛部材2′よりはみ出している毛
髪5の先端部を鋏やバリカンで刈るのである。ところ
で、この散髪補助具は櫛歯11′,21′が20〜30mm程度の
長さに形成されているから、はえ際の毛髪5を揃える場
合にのみ用いられるものであり、後頭部の上部には用い
ることができないという問題がある。
このような問題を解消するために、第9図に示すよう
に、一方の櫛部材2″の櫛歯21″を他方の櫛部材1″の
櫛歯11″よりも長く形成するとともに、後頭部の上部に
沿うようにスパインに直交する面内において櫛歯21″の
中間部を曲成したものが考えられるが、後頭部の下部で
櫛歯21″の形状が頭部4の形状に合致せず、櫛部材2″
の中間部が頭皮から離れるから、櫛部材2″全体での均
一な起毛が行なえず、仕上がりを美しくすることができ
ないものである。すなわち、起毛された毛髪5は短く切
ることができ、起毛されていない毛髪5′は長くなるか
ら、櫛部材2″の中間部分においては先端部分よりも毛
髪5′が長くなり美麗な仕上がり状態が得られないので
ある。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、そ
の主な目的とするところは、理容師でなくとも後頭部の
散髪を簡単かつ美しく仕上げることができるようにする
散髪補助具を提供することにある。
[発明の開示] 本発明に係る散髪補助具は、短い櫛部材1と長い櫛部
材2とを両者の交角を調整可能に接合して形成され、長
い櫛部材2は後頭部の下部から上部に沿うような略S形
に曲成された櫛歯21を有し、短い櫛部材1は長い櫛部材
2との接合部より後頭部から離れる方向に突出している
ことを特徴とするものであり、長い櫛部材2の櫛歯21に
鋏やバリカンをあてる位置を決めることにより、散髪を
簡単かつ美しく仕上げられるようにしたものである。
また本発明にあって、短い櫛部材1と長い櫛部材2の
接合部の近傍に持ち手15を設けるのが好ましい。
加えて本発明にあって、短い櫛部材1にすそ部仕上げ
用の櫛歯11を設けるのが好ましい。
(実施例) 第1図および第2図に示すように、短い櫛歯11を有し
た第1櫛部材1と、第1櫛部材1よりも長い櫛歯21を有
した第2櫛部材2とのスパイン12,22同士が回動自在に
連結される。第1櫛部材1のスパイン12は、櫛歯11の突
出向きとは逆向きに開放されたコ形に形成されており、
両脚片である保持片13にはそれぞれ挿通孔14が形成され
ている。一方の保持片13の外側面にはスパイン12の長手
方向と平行に持ち手15が延設されている。スパイン12の
長手方向に直交する面内において、櫛歯11の基部は略同
一幅で中心線が略一直線上に形成されており、櫛歯11の
先端部は先細りとなり中心先が基部の中心線に対して傾
斜している。すなわち、頭部に第1櫛部材1を当接させ
たときに、中間部が頭皮から若干離れるように形成され
ている。一方、第2櫛部材2はスパイン22が第1櫛部材
1の保持片13間に装着される長さに形成されており、保
持片13に設けられた挿通孔14に対応する位置にはスパイ
ン22の長手方向に凹没したねじ孔23が形成されている。
ねじ孔23は第2櫛部材2にナットをインサート成形する
等の方法で形成されている。このねじ孔23には第1櫛部
材1の挿通孔14を通してねじ3が螺入されるのであり、
ねじ3の脚を回動軸として第1櫛部材1と第2櫛部材2
とが回動自在に連結されるのである。また、ねじ3の頭
部に設けたつまみ31を操作してねじ3を締め付ければ、
第1櫛部材1と第2櫛部材2との開き角度が固定できる
ようになっている。ここに、第2櫛部材2にねじ孔23を
形成し、ねじ3を回動軸としているが、第2櫛部材2の
スパイン22に周面に雄ねじを有した突軸を設け、この突
軸を第1櫛部材1の挿通孔14を通して突軸の先端部にナ
ットを螺合させるようにしてもよい。第2櫛部材2のス
パイン22に直交する面内において、第2櫛部材2の櫛歯
21は後頭部の下部から上部に沿うようにS形に曲成され
ている。すなわち、第2櫛部材2の櫛歯21の基部は後頭
部の下部に沿う形で頭部側に凸となる形状に曲成され、
また櫛歯21の先端部は後頭部の上部に沿う形で後部から
離れる向きに凸となる形状に曲成されているのである。
第1櫛部材1および第2櫛部材2の各櫛歯11,21はそれ
ぞれスパイン12,22の長手方向に直交する面内において
適宜幅に形成されている。
(使用法) 通常の使用法を以下に説明する。以下の説明において
番号4は頭部を示すものとする。まず、第3図に示すよ
うに、後頭部の下部から上部に向かって第2櫛部材2の
櫛歯21を髪をすくように所定量差し込むと、第2櫛部材
2の櫛歯21が頭皮に密着する。この位置において第1櫛
部材1の櫛歯11が頭皮から離れるように両櫛部材1,2の
開き角度を適宜設定しておく。次に、第4図に示すよう
に、第1櫛部材1のスパイン12と先端とが頭皮に当接す
るように傾けると、第2櫛部材2の櫛歯21が頭皮から離
れ、毛髪5が起こされることになる。この状態におい
て、第6図に示すように、第2櫛部材2の櫛歯21に沿っ
て櫛歯21から出た毛髪5を鋏やバリカン6で切れば、後
頭部の下部では毛髪5が短く、上部ほど長くなるように
切ることができ、美しく仕上げることができるのであ
る。毛髪5の長さを変えたいときには、第4図に示すよ
うに、第1櫛部材1と第2櫛部材2との開き角度θ1
を調節すればよいのはいうまでもない。ところで、第
2櫛部材2のスパイン22付近、すなわち毛髪5のはえ際
では第2櫛部材2の櫛歯21に適宜厚みがあり、毛髪5の
長さを所定長さb1以下に短くすることができないもので
あるから、はえ際については以下のようにして毛髪5を
整える。つまり、第5図に示すように、第1櫛部材1の
櫛歯11を後頭部の上部から下部に向けて毛髪5に差し込
む。ここで、毛髪5は上述したように所定長さb1に切り
揃えられているから、毛髪5の弾性によりある程度起毛
しており、毛髪5の生えている向きに対して櫛歯11を逆
向きに差い込まなくてもよい。櫛歯11の先端部は先細り
となる形状に形成されているから、櫛歯11の先端の厚み
は0であり、この部分をはえ際に当てればはえ際を十分
に短く仕上げることができるのである。また、第1櫛部
材1の櫛歯11の先端部は基部に対して傾斜しているか
ら、はえ際以外の部分では毛髪5をある程度長く切るこ
とができ、毛髪5を刈り上げることなく美麗に仕上げる
ことができるのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、短い櫛部材と長い櫛部材とを
接合して形成され、長い櫛部材は後頭部の下部から上部
に沿うような略S形に曲成された櫛歯を有し、短い櫛部
材は長い櫛部材との接合部より後頭部から離れる方向に
突出しているので、長い櫛部材の櫛歯を後頭部の頭皮に
密着させた後、短い櫛部材が体に接するように接合部を
支点として全体を回動させると、長い櫛部材は先端側か
後頭部から離れるように移動して頭髪を均一に起毛させ
ることができ、鋏やバリカンによる散髪の仕上がりを美
麗にすることができるという利点を有するものである。
また後頭部の下部から上部まで櫛部材によって1度に起
毛するから、仕上げを迅速に行なうことができるという
利点を有するものである。しかも短い櫛部材と長い櫛部
材とは両者の交角を調整可能に接合されているから、両
者の交角を調整することによって、散髪する毛髪の長さ
を任意に設定することができ、いろいろなヘアースタイ
ルに対応することができるという利点を有するものであ
る。
また、短い櫛部材と長い櫛部材の接合部の近傍に持ち
手を設けたから、接合部を支点として回動させる上記の
操作を持ち手を持って容易に行なうことができるという
利点を有するものである。
さらに、短い櫛部材はすそ部仕上げ用の櫛歯が設けら
れているから、この短い櫛部材の櫛歯を用いてすそ部の
はえ際を美麗に仕上げることができるという利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の分解斜視図、第3図ないし第6図は同上の使用状態を
示す使用説明図、第7図は従来の散髪補助具を示す斜視
図、第8図は同上の使用説明図、第9図は他の従来例を
示す使用説明図である。 1は第1櫛部材、2は第2櫛部材、11は櫛歯、12はスパ
イン、15は持ち手、21は櫛歯、22はスパインである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】短い櫛部材と長い櫛部材とを両者の交角を
    調整可能に接合して形成され、長い櫛部材は後頭部の下
    部から上部に沿うような略S形に曲成された櫛歯を有
    し、短い櫛部材は長い櫛部材との接合部より後頭部から
    離れる方向に突出していることを特徴とする散髪補助
    具。
  2. 【請求項2】短い櫛部材と長い櫛部材の接合部の近傍に
    持ち手を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の散髪補助具。
  3. 【請求項3】短い櫛部材はすそ部仕上げ用の櫛歯が設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の散髪補助具。
JP61244442A 1986-10-15 1986-10-15 散髪補助具 Expired - Lifetime JP2550329B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56121508A (en) * 1980-02-29 1981-09-24 Matsushita Electric Works Ltd Comb for trimmup

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56121508A (en) * 1980-02-29 1981-09-24 Matsushita Electric Works Ltd Comb for trimmup

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