JPH084530B2 - 散髪用櫛 - Google Patents
散髪用櫛Info
- Publication number
- JPH084530B2 JPH084530B2 JP61009298A JP929886A JPH084530B2 JP H084530 B2 JPH084530 B2 JP H084530B2 JP 61009298 A JP61009298 A JP 61009298A JP 929886 A JP929886 A JP 929886A JP H084530 B2 JPH084530 B2 JP H084530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- finger
- hair
- ear
- haircut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は散髪時、耳回りの毛の長さを耳に沿ったきれ
いなラインに仕上げるための散髪用櫛に関する。
いなラインに仕上げるための散髪用櫛に関する。
[背景技術] 従来にあっては、耳回りの散髪はバリカンまたははさ
みによって、耳の形と略同じ形状に手加減によりカット
し、仕上げていた。従って、素人では奇麗な円弧状のラ
インに仕上げるのは困難であり、凹凸ができたり、刈り
過ぎるという失敗があった。
みによって、耳の形と略同じ形状に手加減によりカット
し、仕上げていた。従って、素人では奇麗な円弧状のラ
インに仕上げるのは困難であり、凹凸ができたり、刈り
過ぎるという失敗があった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、素人でも耳回りの毛の長さを耳に
沿った奇麗な円弧状のラインに仕上げることができ、刈
り過ぎるといった失敗を防止できる散髪用櫛を提供する
ことにある。
目的とするところは、素人でも耳回りの毛の長さを耳に
沿った奇麗な円弧状のラインに仕上げることができ、刈
り過ぎるといった失敗を防止できる散髪用櫛を提供する
ことにある。
[発明の開示] 本発明の散髪用櫛は、基台1の表面側に指係止部2,2
を形成するとともに、その指係止部2,2に係止させた指
と直交する方向の基台1の両端縁に、略半円状の凹部3,
3を形成して成るものであり、この構成により上記目的
を達成できたものである。即ち、散髪に際して指係止部
2に指を挿入し、凹部3を耳Eの上部に位置させてバリ
カン6またははさみで凹部3に沿って毛をカットするこ
とができるものである。
を形成するとともに、その指係止部2,2に係止させた指
と直交する方向の基台1の両端縁に、略半円状の凹部3,
3を形成して成るものであり、この構成により上記目的
を達成できたものである。即ち、散髪に際して指係止部
2に指を挿入し、凹部3を耳Eの上部に位置させてバリ
カン6またははさみで凹部3に沿って毛をカットするこ
とができるものである。
以下、本発明の添付の図面に示す実施例に基づいて説
明する。基台1は長方形の平板状であり、長手方向の両
端縁には径の異なる半円状の凹部3、3a、3bが設けられ
ている。凹部3aの径を凹部3bの径よりも小さくしてい
る。基台1の表面側には2個の指係止部2が長手方向に
沿ってリング状に連設されており、この指係止部2に係
止させた指と直交する方向の端縁に凹部3が位置してい
る。凹部3の周縁には基台1と直交する方向で基台1の
裏面側には所定の間隔をおいて複数の櫛歯4が突設され
ており、周縁の表面側はテーパ面5となっている。基台
1の両端縁の凹部3間は表面側に向けて突曲している。
従って、第2図乃至第4図に示すように、この散髪用櫛
Aの指係止部2に人指し指と中指を挿入して基台1を頭
皮Sに固定し、凹部3を耳Eの上部に位置させ、親指で
邪魔にならないように耳Eを押さえ、バリカン6により
その刃7をテーパ面5に沿わせて毛をカットできる。こ
の場合、櫛歯4からはみ出した毛Hをカットするが、テ
ーパ面5により凹部3のライン(仕上がりライン)と実
際に毛Hを刈るラインとの間隔Lが小さくなり、櫛歯4
に近い位置で毛Hをカットすることができる。又径の異
なる凹部3を設けているため、耳Eの大きさにより凹部
3の使い分けができる。又櫛歯4により毛Hを整毛して
仕上がりを良くでき、しかも櫛歯4により毛Hを保持で
き、バリカン6の刃7により毛Hが押されて逃げること
もなくカットしやすくなる。又2個の指係止部2が長手
方向に沿ってリング状に連設されているので、2本の指
で安定して保持でき、余った親指で耳Eを押さえること
ができる。更に、基台1の両端縁の凹部3間は表面側に
向けて突曲しているので、基台1の裏面側の両端部で頭
皮Sに当接し、頭皮S上で安定して保持させることがで
きる。第2図を参照しながら、さらにその使用要領を具
体的に説明する。一方の手に本発明の散髪用櫛を持ち、
他方の手にバリカンや鋏を持って耳Eの回りの毛髪をカ
ットするときに、指係止部2,2に係止させた指と直交す
る方向の基台1の両端縁に形成されている略半円状の凹
部3のために、耳Eが邪魔とならないようにその耳Eを
親指で押さえておき、人指し指と中指を指係止部2,2に
挿入し係止して凹部3を耳Eの上部に位置させ、他方の
手に持ったバリカンや鋏で凹部3に沿って毛髪をカット
する。そのため耳Eを親指で確実に押さえることができ
て、バリカンや鋏で耳Eを傷付けるおそれがなく、しか
も耳Eが邪魔となって毛髪をカットしにくいということ
がない。
明する。基台1は長方形の平板状であり、長手方向の両
端縁には径の異なる半円状の凹部3、3a、3bが設けられ
ている。凹部3aの径を凹部3bの径よりも小さくしてい
る。基台1の表面側には2個の指係止部2が長手方向に
沿ってリング状に連設されており、この指係止部2に係
止させた指と直交する方向の端縁に凹部3が位置してい
る。凹部3の周縁には基台1と直交する方向で基台1の
裏面側には所定の間隔をおいて複数の櫛歯4が突設され
ており、周縁の表面側はテーパ面5となっている。基台
1の両端縁の凹部3間は表面側に向けて突曲している。
従って、第2図乃至第4図に示すように、この散髪用櫛
Aの指係止部2に人指し指と中指を挿入して基台1を頭
皮Sに固定し、凹部3を耳Eの上部に位置させ、親指で
邪魔にならないように耳Eを押さえ、バリカン6により
その刃7をテーパ面5に沿わせて毛をカットできる。こ
の場合、櫛歯4からはみ出した毛Hをカットするが、テ
ーパ面5により凹部3のライン(仕上がりライン)と実
際に毛Hを刈るラインとの間隔Lが小さくなり、櫛歯4
に近い位置で毛Hをカットすることができる。又径の異
なる凹部3を設けているため、耳Eの大きさにより凹部
3の使い分けができる。又櫛歯4により毛Hを整毛して
仕上がりを良くでき、しかも櫛歯4により毛Hを保持で
き、バリカン6の刃7により毛Hが押されて逃げること
もなくカットしやすくなる。又2個の指係止部2が長手
方向に沿ってリング状に連設されているので、2本の指
で安定して保持でき、余った親指で耳Eを押さえること
ができる。更に、基台1の両端縁の凹部3間は表面側に
向けて突曲しているので、基台1の裏面側の両端部で頭
皮Sに当接し、頭皮S上で安定して保持させることがで
きる。第2図を参照しながら、さらにその使用要領を具
体的に説明する。一方の手に本発明の散髪用櫛を持ち、
他方の手にバリカンや鋏を持って耳Eの回りの毛髪をカ
ットするときに、指係止部2,2に係止させた指と直交す
る方向の基台1の両端縁に形成されている略半円状の凹
部3のために、耳Eが邪魔とならないようにその耳Eを
親指で押さえておき、人指し指と中指を指係止部2,2に
挿入し係止して凹部3を耳Eの上部に位置させ、他方の
手に持ったバリカンや鋏で凹部3に沿って毛髪をカット
する。そのため耳Eを親指で確実に押さえることができ
て、バリカンや鋏で耳Eを傷付けるおそれがなく、しか
も耳Eが邪魔となって毛髪をカットしにくいということ
がない。
さらに第2図から判るように、耳Eを押さえながら凹
部3を耳Eの上部に位置させるのに、自然な形により手
で櫛を持つことができるので、その手が疲れにくく、毛
髪のカット操作を極めて容易に行なうことができる。
部3を耳Eの上部に位置させるのに、自然な形により手
で櫛を持つことができるので、その手が疲れにくく、毛
髪のカット操作を極めて容易に行なうことができる。
なお、略半円状の凹部3,3の周縁に、基台1の裏面側
に櫛歯4,4,4…を突設したものでは、親指で耳Eで押さ
えておき、人指し指と中指を指係止部2,2に挿入し係止
して凹部3を耳Eの上部に位置させるときに、基台1を
耳Eの上部より少し上の位置において頭皮に当てがいな
がら、毛髪の流れに沿って凹部3を耳Eの上部まで下げ
ることにより、凹部3の位置合わせとカットすべき耳E
の回りの整毛ができて整毛の作業能率を向上できるので
ある。尚、指係止部2としては、第5図又は第6図に示
すように先端が膨大した膨大部2aを有する平面視円形又
は矩形状のものであってもよく、又基台1の形状も三角
形、台形、円形、扇形等のいずれであってもよい。
に櫛歯4,4,4…を突設したものでは、親指で耳Eで押さ
えておき、人指し指と中指を指係止部2,2に挿入し係止
して凹部3を耳Eの上部に位置させるときに、基台1を
耳Eの上部より少し上の位置において頭皮に当てがいな
がら、毛髪の流れに沿って凹部3を耳Eの上部まで下げ
ることにより、凹部3の位置合わせとカットすべき耳E
の回りの整毛ができて整毛の作業能率を向上できるので
ある。尚、指係止部2としては、第5図又は第6図に示
すように先端が膨大した膨大部2aを有する平面視円形又
は矩形状のものであってもよく、又基台1の形状も三角
形、台形、円形、扇形等のいずれであってもよい。
[発明の効果] 本発明にあっては、基台の表面側に指係止部を形成す
るとともに、その指係止部に係止させた指と直交する方
向の基台の両端縁に、略半円状の凹部を形成しているの
で、散髪に際して指係止部に指を挿入し、凹部を耳の上
部に位置させてバリカンまたははさみで凹部に沿って毛
をカットすることができ、従って、素人でも耳回りの毛
の長さを耳に沿った奇麗な円弧状のラインに仕上げるこ
とができ、刈り過ぎるといった失敗を防止できるもので
ある。
るとともに、その指係止部に係止させた指と直交する方
向の基台の両端縁に、略半円状の凹部を形成しているの
で、散髪に際して指係止部に指を挿入し、凹部を耳の上
部に位置させてバリカンまたははさみで凹部に沿って毛
をカットすることができ、従って、素人でも耳回りの毛
の長さを耳に沿った奇麗な円弧状のラインに仕上げるこ
とができ、刈り過ぎるといった失敗を防止できるもので
ある。
第1図(a)(b)(c)は本発明の一実施例を示す斜
視図、断面図及び裏面図、第2図、第3図及び第4図は
同上による耳の回りの毛のカットを説明する説明図、第
5図及び第6図は本発明の他の実施例を示す斜視図であ
って、Aは散髪用櫛、1は基台、2は指係止部、3は凹
部、4は櫛歯、5はテーパ面である。
視図、断面図及び裏面図、第2図、第3図及び第4図は
同上による耳の回りの毛のカットを説明する説明図、第
5図及び第6図は本発明の他の実施例を示す斜視図であ
って、Aは散髪用櫛、1は基台、2は指係止部、3は凹
部、4は櫛歯、5はテーパ面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩永 耕一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−18408(JP,U) 実開 昭60−158502(JP,U)
Claims (6)
- 【請求項1】基台の表面側に指係止部を形成するととも
に、その指係止部に係止させた指と直交する方向の基台
の両端縁に、略半円状の凹部を形成して成ることを特徴
とする散髪用櫛。 - 【請求項2】基台の両端縁に形成された略半円状の凹部
は、それぞれ径が異なることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の散髪用櫛。 - 【請求項3】指係止部は、リング状に連設して成ること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の特徴とする散
髪用櫛。 - 【請求項4】略半円状の凹部の周縁に、基台の裏面側に
櫛歯を突設して成ることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の散髪用櫛。 - 【請求項5】略半円状の凹部の周縁の表面側に、テーパ
面を設けて成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の散髪用櫛。 - 【請求項6】基台の両側の凹部間を上方にやや彎曲した
形状にして成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の散髪用櫛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61009298A JPH084530B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 散髪用櫛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61009298A JPH084530B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 散髪用櫛 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62167505A JPS62167505A (ja) | 1987-07-23 |
JPH084530B2 true JPH084530B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=11716562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61009298A Expired - Lifetime JPH084530B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 散髪用櫛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084530B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0433765Y2 (ja) * | 1989-09-14 | 1992-08-12 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718408U (ja) * | 1980-07-03 | 1982-01-30 | ||
JPS60158502U (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-22 | 濱中 駿三 | フインガ−ゲ−ジ |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP61009298A patent/JPH084530B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62167505A (ja) | 1987-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4989328A (en) | Dual headed razor assembly | |
US7246442B2 (en) | Hair-trimming tool | |
US7322108B2 (en) | Hair cutting device | |
JPS61290978A (ja) | そぎばさみ | |
US2615243A (en) | Hair trimmer | |
US4874001A (en) | Manicurist's bit | |
JPH084530B2 (ja) | 散髪用櫛 | |
EP0989926B1 (en) | Hair cutting method and device | |
US2514774A (en) | Hair trimmer | |
JP2550329B2 (ja) | 散髪補助具 | |
JPH0510783Y2 (ja) | ||
JP6990944B1 (ja) | ヘアカッター | |
JPS5940940Y2 (ja) | 整髪用かみそり | |
JPH0123422Y2 (ja) | ||
JP2555432B2 (ja) | 替を刃剃刀の使用方法 | |
JP3005258U (ja) | ヘアカットレザー | |
JP4358554B2 (ja) | 髭剃り具 | |
JPH0436793Y2 (ja) | ||
JP2009165622A (ja) | 狭隘部用剃刀 | |
JP3962128B2 (ja) | 刈り上げ用アタッチメント | |
US1184425A (en) | Safety-razor. | |
JPS6323034Y2 (ja) | ||
KR200277774Y1 (ko) | 눈썹 면도기 | |
KR100783796B1 (ko) | 미용가위 | |
AU2006202119B2 (en) | Hair Dressing Device and Method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |