JP3218156U - 化粧ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】ブラシ先端の毛先面部に平坦な部位と、勾配した部位を配置することによって、顔や皮膚の凹凸に確実にフィット可能とし、高度なテクニックを必要とせずに美しいメイクを可能とする化粧ブラシを提供する。【解決手段】取っ手軸3の先方にブラシ束1を備えた化粧ブラシであって、毛先で形成される毛先面部4に平坦面7と勾配面6を備え、平面視円形の毛先面部4に形成された直線ライン5を境として、一方円弧側に平面視二等辺三角形の平坦面7を備え、他方円弧側に勾配面6を備えている。【選択図】図1
Description
本考案は、理容店や美容院等または家庭用として利用される化粧ブラシに関し、特に、ブラシ先端の毛先面部に平坦な部位と、勾配した部位を配置することによって、顔や皮膚の凹凸に確実にフィット可能とし、高度なテクニックを必要とせずに美しいメイクを可能とする化粧ブラシに関する。
従来、ファンデーションやフェイスパウダーを使用してメイクするためのブラシとして、フェイスブラシ、パウダーブラシなどが広く用いられている。
メイクに際して、ファンデーションやフェイスパウダー等の化粧料を化粧ブラシの毛先に付着させ、その付着した化粧料を顔や皮膚へ触れさせながら塗布していた。
そして、このような化粧ブラシに関する技術として特許文献1,2の技術が公知である。
メイクに際して、ファンデーションやフェイスパウダー等の化粧料を化粧ブラシの毛先に付着させ、その付着した化粧料を顔や皮膚へ触れさせながら塗布していた。
そして、このような化粧ブラシに関する技術として特許文献1,2の技術が公知である。
特許文献1,2の化粧ブラシは、ブラシの毛先の毛先面部がその中心部において膨らむように(かまぼこ状)形成され、かつ毛先が先端に向かって広がるように形成(毛先の側面形状が先端に向かって拡開状になるように形成)されていたため、ブラシの毛先面部、すなわち毛先面の全体を一様に肌に触れさせることが難しく、また毛先への力のかかり方も均一ではなかったので、化粧料を均一に塗布することが困難であり、使用に際してフィット感が得られないなどの課題があった。
一方、ファンデーションに代表される化粧料を塗布する際には、化粧料を均一に薄く塗布するテクニックが必要であり、テクニックを伴わない場合は美しく仕上げることが困難という問題があった。
本考案はかかる従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、ブラシ先端の毛先面部に平坦な部位と、勾配した部位を配置することによって、顔や皮膚の凹凸に確実にフィット可能とし、高度なテクニックを必要とせずに美しいメイクを可能とする化粧ブラシを提供することにある。
本考案はかかる従来の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、ブラシ先端の毛先面部に平坦な部位と、勾配した部位を配置することによって、顔や皮膚の凹凸に確実にフィット可能とし、高度なテクニックを必要とせずに美しいメイクを可能とする化粧ブラシを提供することにある。
前記目的を達成するための手段として請求項1記載の化粧ブラシでは、取っ手軸の先方にブラシ束を備えた化粧ブラシであって、毛先で形成される毛先面部に平坦面と勾配面を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の化粧ブラシでは、請求項1記載の化粧ブラシにおいて、毛先面部の平面視形状を円形としたことを特徴とする。
請求項3記載の化粧ブラシでは、請求項2記載の化粧ブラシにおいて、平面視円形の毛先面部に直線ラインを形成し、その直線ラインを境界とした一方円弧側に平坦面を形成し、他方円弧側に勾配面を形成したことを特徴とする。
請求項4記載の化粧ブラシでは、請求項2〜3いずれか記載の化粧ブラシにおいて、毛先面部の平面視円形の直径の3分の1に相当する位置に直線ラインを通過させ、その直線ラインを境界とした広い円弧側を勾配面とし、狭い円弧側を平坦面としたことを特徴とする。
請求項5記載の化粧ブラシでは、請求項3〜4いずれか記載の化粧ブラシにおいて、勾配面を直線ラインからその先方に向かって徐々に緩やかに形成したことを特徴とする。
請求項6記載の化粧ブラシでは、請求項4〜5いずれか記載の化粧ブラシにおいて、狭い円弧側の平坦面の形状を、直線ラインを底辺として円弧に内接する二等辺三角形の平面視形状とし、その二等辺三角形の側辺の外側に相当する円弧部分を斜めに傾斜させたことを特徴とする。
請求項1記載の化粧ブラシにおいては、毛先面部に平坦面と勾配面を形成したので、これら異なる形状面を利用して頬や鼻、目などの凹凸に毛先をフィットさせることができる。
勾配面は顔の湾曲、凹凸にフィットするので、ファンデーションを勾配面に乗せてムラなく容易に塗布することができる。
また、勾配面を使っていくと最後に平坦面及び境界の直線ラインにあたるので、この平坦面及び直線ラインをはけのように利用して余分な粉をはたいて除くことができる。
勾配面は顔の湾曲、凹凸にフィットするので、ファンデーションを勾配面に乗せてムラなく容易に塗布することができる。
また、勾配面を使っていくと最後に平坦面及び境界の直線ラインにあたるので、この平坦面及び直線ラインをはけのように利用して余分な粉をはたいて除くことができる。
請求項2記載の化粧ブラシにおいては、毛先面部の平面視形状を円形としたので、平坦面と勾配面を備えた上で、コンパクトで取り扱いが容易な形状とされる。
請求項3記載の化粧ブラシにおいては、平面視円形の毛先面部に直線ラインを形成し、その直線ラインを境界とした一方円弧側に平坦面を形成し、他方円弧側に勾配面を形成したので、直線ラインを境として平坦面と勾配面が分割され、使い分けが容易である。
請求項4記載の化粧ブラシにおいては、毛先面部の平面視円形の直径の3分の1に相当する位置に直線ラインを通過させ、その直線ラインを境界とした広い円弧側を勾配面とし、狭い円弧側を平坦面としたので、平坦面を確保した上で、広い勾配面が形成される。そのため、広い勾配面を利用してファンデーションを容易に塗布できる。
請求項5記載の化粧ブラシにおいては、勾配面を直線ラインからその先方に向かって徐々に緩やかに形成したので、直線ラインから勾配面に移行する段差が深く確保され、直線ラインをはけとして利用し易くなる。
請求項6記載の化粧ブラシにおいては、狭い円弧側の平坦面の形状を、直線ラインを底辺として円弧に内接する二等辺三角形の平面視形状とし、その二等辺三角形の側辺の外側に相当する円弧部分を斜めに傾斜させたので、平坦面が三角形の形状として形成され、二等辺三角形の各頂点を利用して頬や鼻、目などの凹凸に毛先を確実にフィットさせることができる。
本考案の実施例に係る化粧ブラシは、図1〜3に示すように、単毛を束ねてブラシ束1を形成し、そのブラシ束1の基部を、筒状の束ホルダー2を介して取っ手軸3に装着固定している。
束ホルダー2は、上端にブラシ束1の結束部を有し、基端に取っ手軸3への連結部を備えた筒状体である。
取っ手軸3は円柱形状に形成されていて、取っ手軸3の先端に束ホルダー2の装着部を備えた成形品である。
束ホルダー2と取っ手軸3は、金属あるいは強化スチロール樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、ポリカーボネイト、アセタール樹脂等の樹脂素材によって形成されている。
取っ手軸3の長さはブラシ束の長さの3〜4倍程度に設定されており、比較的短く取り扱い容易な長さとされている。
束ホルダー2は、上端にブラシ束1の結束部を有し、基端に取っ手軸3への連結部を備えた筒状体である。
取っ手軸3は円柱形状に形成されていて、取っ手軸3の先端に束ホルダー2の装着部を備えた成形品である。
束ホルダー2と取っ手軸3は、金属あるいは強化スチロール樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、ポリカーボネイト、アセタール樹脂等の樹脂素材によって形成されている。
取っ手軸3の長さはブラシ束の長さの3〜4倍程度に設定されており、比較的短く取り扱い容易な長さとされている。
ブラシ束1は単毛を束ねて筆状としたものであり、毛の材質は、樹脂、獣毛あるいはその組み合わせから構成される。
ブラシ束1の水平断面は円形とされ、ブラシ束は基部から上方に向かってやや広がった形状とされている。
ブラシ束1の上端は毛先によって毛先面部4が形成されており、その毛先面部4の平面視形状は円形とされている。
ブラシ束1の水平断面は円形とされ、ブラシ束は基部から上方に向かってやや広がった形状とされている。
ブラシ束1の上端は毛先によって毛先面部4が形成されており、その毛先面部4の平面視形状は円形とされている。
毛先面部4にはその円の直径の長さ3分の1の位置を通過して円縁から円縁へ直線ライン5が通過しており、その直線ライン5を境界として、広い円弧側に勾配面6が形成され、狭い円弧側に平坦面7が形成されている。
勾配面6は側面から見ると円弧を描いて湾曲しており、直線ライン5からやや急勾配に湾曲し、先方に向かって徐々に緩やかに湾曲した形状とされている。尚、勾配の形状は真円の円弧の湾曲形状とすることも可能である。
勾配面6は側面から見ると円弧を描いて湾曲しており、直線ライン5からやや急勾配に湾曲し、先方に向かって徐々に緩やかに湾曲した形状とされている。尚、勾配の形状は真円の円弧の湾曲形状とすることも可能である。
平坦面7の平面視形状は、直線ライン5を底辺として円弧に内接する二等辺三角形の平面視形状とされている。そして、その二等辺三角形の側辺の外側に相当する円弧部分は斜めに切り取られた状態で傾斜している。
かかる構成としたため、本考案の化粧ブラシには毛先面部4に二等辺三角形の平坦面7と、その側辺外側の傾斜部8と、湾曲面からなる勾配面6が形成されている。
かかる構成としたため、本考案の化粧ブラシには毛先面部4に二等辺三角形の平坦面7と、その側辺外側の傾斜部8と、湾曲面からなる勾配面6が形成されている。
次に、本考案の化粧ブラシの使用方法を説明する。
ファンデーションやフェイスパウダー等の化粧料を化粧ブラシの毛先に付着させ、その付着した化粧料を顔や皮膚へ触れさせながらメイクを行う。
メイクに際しては、ブラシ部が平坦面7と勾配面6を有しているので、肌の曲面、特に顔、目、鼻、ほほ、あごなどに毛先をあてがうと、微妙な局面に均一に接することができ、毛先の肌面への接触感が良好であり、かつ化粧料のつきもよくなるという効果がある。
特に、勾配面6は顔の湾曲、凹凸にフィットするので、ファンデーションを勾配面6に乗せてムラなく容易に塗布することができる。
また、勾配面6を使っていくと最後に平坦面7及び境界の直線ライン5にあたるので、この平坦面7及び直線ライン5をはけのように利用して余分な粉をはたいて除くことができる。
さらに、平坦面7が三角形の形状をなしているので、三角形の各頂点を利用して頬や鼻、目などの凹凸に毛先が確実にフィットする。
ファンデーションやフェイスパウダー等の化粧料を化粧ブラシの毛先に付着させ、その付着した化粧料を顔や皮膚へ触れさせながらメイクを行う。
メイクに際しては、ブラシ部が平坦面7と勾配面6を有しているので、肌の曲面、特に顔、目、鼻、ほほ、あごなどに毛先をあてがうと、微妙な局面に均一に接することができ、毛先の肌面への接触感が良好であり、かつ化粧料のつきもよくなるという効果がある。
特に、勾配面6は顔の湾曲、凹凸にフィットするので、ファンデーションを勾配面6に乗せてムラなく容易に塗布することができる。
また、勾配面6を使っていくと最後に平坦面7及び境界の直線ライン5にあたるので、この平坦面7及び直線ライン5をはけのように利用して余分な粉をはたいて除くことができる。
さらに、平坦面7が三角形の形状をなしているので、三角形の各頂点を利用して頬や鼻、目などの凹凸に毛先が確実にフィットする。
以上、本考案の実施例を説明したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲における設定変更等があっても本考案に含まれる。
例えば、毛先の長さ、素材等については特に限定されるものではなく、平坦面と勾配面を備える構成であれば、本考案に含まれる。
例えば、毛先の長さ、素材等については特に限定されるものではなく、平坦面と勾配面を備える構成であれば、本考案に含まれる。
1 ブラシ束
2 束ホルダー
3 取っ手軸
4 毛先面部
5 直線ライン
6 勾配面
7 平坦面
8 傾斜部
2 束ホルダー
3 取っ手軸
4 毛先面部
5 直線ライン
6 勾配面
7 平坦面
8 傾斜部
Claims (6)
- 取っ手軸(3)の先方にブラシ束(1)を備えた化粧ブラシであって、
毛先で形成される毛先面部(4)に平坦面(7)と勾配面(6)を形成したことを特徴とする化粧ブラシ。 - 毛先面部(4)の平面視形状を円形としたことを特徴とする請求項1記載の化粧ブラシ。
- 平面視円形の毛先面部(4)に直線ライン(5)を形成し、その直線ライン(5)を境界とした一方円弧側に平坦面(7)を形成し、他方円弧側に勾配面(6)を形成したことを特徴とする請求項2記載の化粧ブラシ。
- 毛先面部(4)の平面視円形の直径の3分の1に相当する位置に直線ライン(5)を通過させ、その直線ライン(5)を境界とした広い円弧側を勾配面(6)とし、狭い円弧側を平坦面(7)としたことを特徴とする請求項2〜3いずれか記載の化粧ブラシ。
- 勾配面(6)を直線ライン(5)からその先方に向かって徐々に緩やかに形成したことを特徴とする請求項3〜4いずれか記載の化粧ブラシ。
- 狭い円弧側の平坦面(7)の形状を、直線ライン(5)を底辺として円弧に内接する二等辺三角形の平面視形状とし、その二等辺三角形の側辺の外側に相当する円弧部分を斜めに傾斜させたことを特徴とする請求項4〜5いずれか記載の化粧ブラシ。
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JP2018002507U JP3218156U (ja) | 2018-07-03 | 2018-07-03 | 化粧ブラシ |
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2018
- 2018-07-03 JP JP2018002507U patent/JP3218156U/ja not_active Expired - Fee Related
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