JP2001527712A - 通信システムの検査方法及びその装置 - Google Patents

通信システムの検査方法及びその装置

Info

Publication number
JP2001527712A
JP2001527712A JP53794898A JP53794898A JP2001527712A JP 2001527712 A JP2001527712 A JP 2001527712A JP 53794898 A JP53794898 A JP 53794898A JP 53794898 A JP53794898 A JP 53794898A JP 2001527712 A JP2001527712 A JP 2001527712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
inspection
communication system
position adjustment
test signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP53794898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001527712A5 (ja
JP4142110B2 (ja
Inventor
ウッドワード、スコット・エム
デジャコ、アンドリュー・ピー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2001527712A publication Critical patent/JP2001527712A/ja
Publication of JP2001527712A5 publication Critical patent/JP2001527712A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4142110B2 publication Critical patent/JP4142110B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/24Testing correct operation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/0082Monitoring; Testing using service channels; using auxiliary channels
    • H04B17/0085Monitoring; Testing using service channels; using auxiliary channels using test signal generators
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
    • H04L1/203Details of error rate determination, e.g. BER, FER or WER
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/24Testing correct operation
    • H04L1/242Testing correct operation by comparing a transmitted test signal with a locally generated replica
    • H04L1/243Testing correct operation by comparing a transmitted test signal with a locally generated replica at the transmitter, using a loop-back
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L43/00Arrangements for monitoring or testing data switching networks
    • H04L43/50Testing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/2236Quality of speech transmission monitoring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 検査信号が通信システムのフレームインターバルに位置調整される。周波数(220,222,224)の交互パターンを持つ位置調整検査信号が生成され、フレームのシーケンス(A,B,C)で位置調整検査信号を搬送する通信リンク(108)を通じて送信される。位置調整検査信号は通信リンク(108)を通じて戻り位置調整検査信号として受信され、その後周波数コンテンツが評価される。位置調整検査信号の開始時間は、戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツが周波数の交互パターンに対応するまで調整される。

Description

【発明の詳細な説明】 通信システムの検査方法及びその装置I. 発明の分野 本発明は、通信システムの検査方法及び装置に係わる。特に、本発明は、フレ ーム位置調整検査信号を用いた通信システムの特性検査に関する。II. 関連技術の背景 デジタル通信リンクは、一般にデジタル情報を起点位置から物理的に離間した 終点位置へ搬送するのに用いられる。デジタル通信リンクの1つのタイプはフレ ームベースの通信リンク又はパケット通信リンクと呼ばれる。このようなフレー ムベースの通信リンクは、一般に、フレームとも呼ばれるデータパケット内でデ ジタルデータを搬送する。一般的に、各データパケットは個々の時間インターバ ル間に通信リンクを通して搬送される。このようなデータパケットを搬送する際 の時間インターバルは、フレームインターバルと呼ばれる。 このようなフレームベース通信リンクを含む通信システムにおいての特性検査 を実行するある従来の検査システムは、“通信リンクの品質の客観的特性測定方 法及びその装置”と題された1995年6月29日付米国特許出願第08/49 6,817号に開示されている。このような検査システムは、特性検査を受けて いる通信システムに検査信号を導入する。この検査信号は、フレームベース通信 リンクを含む通信システムを通して搬送される。この検査システムは、その後検 査信号を受信し、通信システムの種々のパラメータの特性を得るべくこの受信さ れた検査信号を評価する。 このような検査システムにより生成された検査信号は通常、通信システムの異 なるパラメータを試験するために慎重に選択された一連のトーンバーストを含む 。このような検査システムにより実行される特性検査は、通常検査信号の トーンバーストが通信リンクのフレームインターバルの境界に位置調整されると その検査性能が向上する。このようなフレーム位置調整は、一般に特定のトーン バーストの一部が異なるフレームインターバルで搬送されるのを妨害する。この ように検査信号が分裂すると、受信された検査信号が異常になることがある。 このようにフレーム境界に検査信号を位置調整する従来の方法は、種々の型式 の検査信号を導入し、受信された検査信号を試験することに関して試験的かつ誤 った取り組み方である。このような取り組み方では、受信された検査信号が、フ レーム位置調整誤り又は通信リンクの特性が評価されることによって、異常が生 じるか否かを判定しなければならない。このような取り組み方によると、通信シ ステムを評価するのに必要とされる時間が増し、また一般的に通信システムの特 性を求め、維持するためのすべてのコストが増加する。 発明の概要 一つの観点によれば、本発明は、検査信号を、通信システムの一連のフレーム インターバルに位置調整するための方法であって、この方法は:周波数の交互パ ターンを持つ位置調整検査信号を生成する工程と;通信リンクが一連のフレーム インターバルにおける前記位置調整検査信号を搬送する通信システムを介して該 位置調整信号を送信する工程と;前記通信システムを介して戻り位置調整検査信 号として前記位置調整検査信号を受信し、その後前記戻り位置調整検査信号の周 波数コンテンツを評価する工程と;前記戻り位置調整検査信号の周波数コンテン ツが前記周波数の交互パターンに対応するまで前記位置調整検査信号の開始時間 をシフトさせる工程とを含むものであることを特徴とする検査信号の位置調整方 法を提供する。 他の観点によれば、本発明は、通信システムのための検査システムであって、 このシステムは:周波数の交互パターンを持つ位置調整検査信号を生成する手段 と;通信リンクが一連のフレームインターバルにおいて前記位置調整検査信号を 搬送する通信システムに、該位置調整検査信号を導入する手段と;前記 通信システムを通じた送信の後に前記位置調整検査信号を戻り位置調整検査信号 として受信する手段と;前記受信された位置調整検査信号の周波数コンテンツを 評価する手段と;前記戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツが前記周波数の 交互パターンに対応するまで前記位置調整検査信号の開始時間をシフトさせる手 段とを具備してなることを特徴とする通信システムのための検査システムを提供 する。 また、他の観点によれば、本発明は、通信システムの検査方法であって、この 方法は、異なる所定のインターバルにおいて一組の異なる信号パターンを有する 検査信号を通信システム内で受信用に送信し;通信システムの特性を判定すべく 、所定のインターバルに関連して検査信号のパターンを分析するものであること を特徴とする通信システムの検査方法を提供する。 さらに、本発明は、通信システムの検査装置であって、この装置は、異なる所 定のインターバルにおいて一組の異なる信号パターンを有する検査信号を通信シ ステム内で受信用の送信する発信機と、通信システムの特性を判定すべく前記所 定のインターバルに関連して検査信号のパターンを分析する分析器とを具備して なることを特徴とする通信システムの検査装置を提供する。 フレームベースの通信システムに対する検査信号の位置調整方法及びその装置 が開示されている。交互(alternating)周波数パターンを持つ位置調整された 検査信号が生成され、通信システム内の通信リンクを通して通信される。この通 信システムでは、通信リンクが一連のフレームインターバル内の位置調整検査信 号を搬送する。この位置調整検査信号は、通信リンクを通した通信後に、受信位 置調整検査信号として受信され、その周波数コンテンツについて評価される。位 置調整検査信号の開始時間は、受信位置調整検査信号の周波数コンテンツが交互 周波数パターンに一致するまで調整される。位置調整検査信号の開始時間は、開 始時間の調整が一旦終了したフレームインターバルを示す。 位置調整検査信号により、デジタル通信システム内の通信チャネルの品質を量 的に評価するシステムが強化される。実施形態では、本発明は、多数の移動ユー ザ間で少なくとも一つのセル−サイトを介して情報がスペクトル拡散通信チャネ ルにより交換されるデジタルセルラ通信システム内に組み込まれてもよ い。 検査信号は、地上線接続部から公衆電話交換網(PSTN)を通して、またワ イヤレスチャネルを通して送信されてもよい。位置調整検査信号により、通信リ ンク上を妨害することのない検査が強化される。すなわち、すべての通信システ ム要素に対して明らかに指示されたこの検査は他の呼び出しとして単純化される 。 本発明の他の特徴点及び利点は、以下に示される本発明の好ましい実施形態に 関する詳細な説明により明らかにされる。 図面の簡単な説明 本発明は、詳細な実施形態について説明されており、その参照符号は以下の図 面中に付されている: 図1は、通信システム上の特性検査を実行する通信リンクテスタを含む通信シ ステムを示す; 図2は、戻り検査モードと呼ばれる特性検査の一方式を示す; 図3は、一方向検査モードと呼ばれる他の特性検査の方式を示す; 図4は、通信システムの特性検査を実行するための2者間検査のセットアップ を示す; 図5は、通信リンクテスタにより生成される検査信号を、基地局と加入者端末 との間のフレームベースの通信に位置調整する方法を示す; 図6a及び6bは、位置調整検査信号が、基地局と加入者端末間の通信チャネ ルに用いられるフレームベースの通信に位置調整されていない例における受信位 置調整信号の周波数コンテンツを示す; 図7a及び7bは、位置調整検査信号が、基地局と加入者端末間の通信チャネ ルに用いられるフレームベースの通信に位置調整される例における受信位置調整 信号の周波数コンテンツを示す; 図8は、信号生成器及び信号モニタを含む通信リンクテスタを示す; 図9は、ハイブリッド回路及びコーデックの組を含むPSTNを示す; 図10は、トランシーバ、ボコーダ、エコーキャンセル回路及びコンパンダを 含む基地局を示す; 図11は、ハンドセット、コーデック、ボコーダ、1組のループバック回路及 びトランシーバを含む加入者端末を示す; 図12a〜12cは、通信システムにおける検査信号の往復遅延の特性を示す ; 図13は、通信システムにおける時間遅延を分析する信号モニタ内の装置を示 す; 図14a〜14cは、通信システムの周波数応答を示す; 図15aは、基地局と加入者端末間の通信リンク上のフレーム誤りレート検査 のためのフレーム誤りレート検査信号を示す; 図15bは、フレーム誤りレート検査信号の拡張された継続時間を示す時間線 ; 図16a〜16dは、PSTNと基地局との同期欠如を生じさせるサンプルの スリップ及び反復の測定値及び特性を示す; 図17a〜17cは、基地局内のボコーダのデータレートの判定技術を示す; 図18a及び18bは、通信システム内のフレーム異常検出を示す; 図19は、ハイブリッドシミュレータを用いた基地局内に含まれるエコーキャ ンセル回路の検査を示す。 望ましい態様の説明 図1は通信システム100であり、この通信システム100は、通信システム 100に関する特性機能検査を実行する通信リンクテスタ30を有する。通信シ ステム100は基地局12と加入者端末102を有する。基地局12と加入者端 末102は、一対のアンテナ106及び107を介したフレームベースの空中通 信を実行する。基地局12はボコーダ114を有し、加入者端末102はフレー ムベースプロトコルを実現するためのボコーダ104を有する。 フォワード方向において、ボコーダ114は通信リンクテスタ30から受信さ れた信号を符号化し、アンテナ107を介して送信するためにこの符号化信号を 送る。ボコーダ104はアンテナ106を介して受信された信号を復号化する。 リバース方向において、ボコーダ104は内部で生成された信号を符号化し、ア ンテナ106を介して送信するためにこの符号化された信号を送る。次に、ボコ ーダ114もまたアンテナ107を介して受信された信号を復号化し、通信リン クテスタ30に送信するためにこの復号化信号を送る。 ある実施形態では、通信リンクテスタ30は基地局12と公衆電話交換網(P STN)22を通じて通信する。他の実施形態では、通信リンクテスタ30はP STN22を迂回して基地局12と直接接続される。 通信システム100の特性検査は、戻り検査モード及び一方向検査モードで実 行される。戻り検査モードでは、検査信号は通信リンクテスタ30(起点位置) 内で生成され、基地局12(終点位置)にルーティングされ、通信リンクテスタ 30に戻され、通信リンクテスタ30で受信された検査信号の周波数コンテンツ が評価される。一方向検査モードでは、位置調整検査信号は通信リンクテスタ3 0内で生成され、その後基地局12にルーティングされ、基地局12で受信検査 信号が評価される。 図2は特性検査の戻り検査モードを示す図である。通信リンクテスタ330は 、位置調整検査信号を含む検査信号を生成する機能ブロック300と、検査信号 に対応する戻り信号を評価する機能ブロック302を有する。通信リンクテスタ 30はフォワード方向で基地局12に向けて検査信号を送信する。基地局12で は、検査信号をボコーダ114により処理した後にフォワード方向で加入者端末 102に向けて検査信号を送信する。加入者端末102はこの検査信号を受信し 、加入者端末内のループバック回路115はリバース方向で基地局12に向けて 送信するために、この検査信号を検査信号についての戻り信号としてボコーダ1 04に戻す。基地局12はリバース方向にこの戻り信号を通信リンクテスタ30 に中継する。その後通信リンクテスタ30は機能ブロック302において戻り信 号を評価する。 図3は特性検査の一方向モードを示す図である。通信リンクテスタ30は機 能ブロック300で検査信号を生成し、この検査信号をフォワード方向の基地局 12に送信する。この検査信号をボコーダ114で処理した後に、基地局12は フォワード方向の加入者端末102にこの検査信号を送信する。加入者端末10 2は検査信号を受信し、ボコーダ104でこの検査信号を処理する。一方向モー ドにおける加入者端末102は、戻り検査信号として検査信号を評価する機能ブ ロック302を有する。 図4は通信システム100の特性検査を実行する2者間検査のセットアップを 示す図である。2者間検査は一対のリンクテスタ140及び142により実行さ れる。各リンクテスタ140及び142は、位置調整検査信号を有する検査信号 を生成する検査信号生成器と、戻り検査信号を評価する評価システムを有する。 前述の2者間検査モードでは、検査信号はリンクテスタ140により生成され る。リンクテスタ140は、検査信号を基地局12にルーティングするPSTN 22に検査信号を導入する。基地局12は加入者端末102、さらにはリンクテ スタ142に対して検査信号を中継する。リンクテスタ142は、周波数コンテ ンツとここに開示されているその他のコンテンツに対して評価される戻り検査信 号として受信検査信号を取り扱う。 リバースの2者間検査モードでは、検査信号はリンクテスタ142により生成 され、このリンクテスタ142は検査信号を加入者端末102に導入し、この加 入者端末102はこの検査信号を基地局12にルーティングする。基地局12は PSTN22、さらにはリンクテスタ140を通して検査信号を中継する。リン クテスタ140は、戻り検査信号として受信検査信号を取り扱い、この戻り検査 信号は周波数コンテンツとここに開示されているその他のコンテンツに対して評 価される。 ある実施形態では、リンクテスタ142は検査信号を加入者端末102に導入 し、リンクテスタ142内のスピーカから加入者端末102内のマイクロホンへ の音響結合を使用して加入者端末102からの戻り検査信号を受信する。他の実 施形態では、加入者端末102は物理的に変形され、加入者端末102において リンクテスタ142から入力信号経路への電気的信号経路を与える。 ある実施形態におけるリンクテスタ140及び142はモデム回路340及び モデム回路342をそれぞれ有している。各モデム回路340,342は周波数 偏移変調(FSK)モデム回路であって、ここで説明される技術によりフレーム 位置調整されたトーンバーストを生成する。このFSKトーンバーストにより、 テスタ140及び142間で制御及びステータス情報を交換するのに用いられる 比較的低ビットレートのモデム接続が実現される。リンクテスタ140は、リン クテスタ142内のモデム回路342により受信及び復調されたFSKトーンバ ーストをPSTNに導入する。同様に、リンクテスタ142は、リンクテスタ1 40内のモデム回路340により受信及び復調されたFSKトーンバーストを加 入者端末102に導入する。 図5は、基地局12と加入者端末102間のフレームベースの通信に対して、 通信リンクテスタ30により、そしてリンクテスタ140及び142により生成 された検査信号を位置調整する方法を示す図である。 ステップ200では、通信リンクテスタ30は位置調整検査信号を加入者端末 102に送信する。位置調整信号は、第1の周波数帯(F1)と第2の周波数帯 (F2)の間で交互に生じる。ここで各F1及び各F2のインターバルの継続時 間は、基地局12と加入者端末102間の通信のフレームインターバル継続時間 に等しい。その後ステップ202において、戻り位置調整検査信号の周波数コン テンツが評価される。戻り位置調整検査信号は、通信リンクテスタ30(図2) で受信された戻り位置調整信号、加入者端末102(図3)で受信された位置調 整検査信号、又はリンクテスタ140,142の一方で受信された検査信号のい ずれかである。 ブロック202において、戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツが周波数 帯F1及びF2の交互パターンを示す場合、ブロック206で位置調整検査信号 がフレーム位置調整される。ブロック206においてフレーム位置調整されると 、位置調整検査信号内の周波数帯F1とF2との間の転移は、基地局12と加入 者端末102間の通信に用いられるフレームインターバルの境界に対応する。ブ ロック202において、戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツが周波数帯F 1及びF2のオーバーラップエネルギーを示す場合、位置調整検 査信号はブロック204で調整される。 ブロック204では、通信リンクテスタ30は時間的に前方に位置調整検査信 号をシフトさせ、続行すなわち位置調整検査信号を再送する。その後ブロック2 02において、フレーム位置調整を示す周波数コンテンツについて戻り位置調整 検査信号が再び評価される。 図6a及び図6bは位置調整検査信号が、基地局12と加入者端末102間の 通信チャネルに用いられるフレームベースの通信に対して位置調整されていない 例における戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツを示す図である。 図6aは、位置調整検査信号とボコーダ114及び104のフレーム境界との 関係を示す図である。位置調整検査信号は時間t1で開始する周波数帯F1及び F2の交互パターンである。周波数帯F1は周波数faとfb間に範囲が及ぶ。 周波数帯F2は周波数fcとfd間に範囲が及ぶ。図示したように、周波数帯F 1及びF2は、グラフの周波数スケール又は時間スケールの双方においてオーバ ーラップしていない。このように位置調整検査信号のフレーム位置調整がされて いない例では、時間t1〜t3間で周波数帯F1におけるエネルギー、これに続 く時間t3〜t5間で周波数帯F2におけるエネルギー、これに続く時間t5〜 t7間で周波数帯F1におけるエネルギー等が交互パターンで含まれている。対 照的に、時間t2,t4,t6,t8等(暗に示す)にボコーダフレーム境界が 生じる。 図6bは戻り位置調整検査信号を示す図である。この戻り位置調整検査信号は 、時間t6に開始する周波数帯F1におけるエネルギーと、時間t8に開始する 周波数帯F2におけるオーバーラップするエネルギーを有する。時間t1とt6 間の時間インターバルは、戻り検査モードにおける通信リンクテスタ30と加入 者端末102との間の往復送信遅延に対応する。時間t1とt6間の時間インタ ーバルは、一方向検査モード又は2者間検査モードにおける、通信リンクテスタ 30から加入者端末102への一方向送信遅延に対応する。 図7a及び図7bは、基地局12と加入者端末102間の通信チャネルに用い られるフレームベースの通信に位置調整検査信号が実質的に位置調整されている 例における、位置調整検査信号及び戻り位置調整検査信号の周波数コンテ ンツを示す図である。 図7aは時間t2に開始する位置調整検査信号における周波数帯F1及びF2 の交互パターンを示す図であり、時間t2,t4,t6,t8等におけるボコー ダフレーム境界に位置調整されている。この位置調整検査信号のフレームが位置 調整されている例では、フレームが位置調整されている交互パターンで、時間t 2〜t4間で周波数帯F1におけるエネルギー、これに続く時間t4〜t6間で 周波数帯F2におけるエネルギー、これに続く時間t6〜t8間で周波数帯F1 におけるエネルギー等が含まれている。 図7bは位置調整検査信号がフレーム境界に位置調整されている場合の戻り位 置調整検査信号を示す図である。戻り位置調整検査信号は、時間t7で開始する 周波数帯F1及びF2の交互パターンのエネルギーを含む。戻り位置調整検査信 号は、時間t7〜t9間の周波数帯F1におけるエネルギー、これに続く時間t 9〜t11間の周波数帯F2におけるエネルギー、これに続く時間t11〜t1 3間の周波数帯F1におけるエネルギー等を含む。時間t2及びt7間の時間イ ンターバルは、通信システム100で行われる検査モードに依存して、往復送信 遅延又は一方向送信遅延のいずれか一方に対応する。 図8は通信リンクテスタ30を示す図である。通信リンクテスタ30は信号生 成器28及び信号モニタ26を有する。信号生成器28は、通信システム100 での特性検査に用いられる位置調整検査信号を含むデジタル信号を生成する。信 号モニタ26は、受信された位置調整信号を含む、通信リンク129を介して戻 された信号を評価する。リンクテスタ140,142はそれぞれ同じ信号生成器 及び信号モニタを含む。 ある実施形態では、通信リンク120はPSTN22に接続されるTI線であ り、信号生成器28はTI線に直接供給されるデジタル信号を生成する。このよ うな実施形態における信号モニタ26はTI線を通してデジタル形態の戻り信号 を受信する。 代替的な形態では、信号生成器28からのデジタル信号はデジタル−アナログ コンバータ(図示せず)によりアナログ信号に変換され、PSTN22にアナロ グ線を介して送信される。この代替的な形態では、アナログの戻り信号は アナログ−デジタルコンバータ(図示せず)によりデジタル信号に変換され、そ の後信号モニタ26に送信される。 ある実施形態では、信号モニタ26と信号生成器28はマイクロプロセッサ又 はマイクロコントローラにより実現され、その中で測定値及び生成信号はすべて デジタルである。他の実施形態では、信号はアナログ信号生成器により生成され 、アナログ信号測定装置により監視される。 図9はハイブリッド回路24及びコーデック20の組を含むPSTN22を示 す図である。信号生成器28からの位置調整検査信号を含む検査信号は通信リン ク120を介してハイブリッド回路24に与えられる。ハイブリッド回路24は 2線の信号を4線の信号に変換する。一般的な電話システムにおけるハイブリッ ド回路24は電話システムの中央局に配置される。 ハイブリッド回路24からの信号はコーデック20に与えられる。コーデック 20はハイブリッド24からのアナログ信号を線形デジタル信号に変換する。線 形デジタル信号はその後-law信号に変換される。その後、コーデック20からの パルス符号変調(PCM)信号はPSTN22により通信リンク108を介して 基地局12に与えられる。 図10は基地局12を示す図である。この基地局12は、トランシーバ109 ,ボコーダ114,エコーキャンセル回路116及びコンパンダ118を有する 。コンパンダ118は通信リンク108からのコンパンドされた信号を線形表示 に変換する。この線形表示された信号はエコーキャンセル回路116に与えられ る。エコーキャンセル回路116は、送信された信号におけるエコーを打ち消す ことにより送信された信号の知覚音質を向上させる。ある実施形態では、エコー キャンセル回路116は米国特許第5,307,405号で説明されているよう なネットワークエコーキャンセラである。エコーキャンセル回路116からの信 号はボコーダ114に与えられる。 ボコーダ114は信号を符号化してその信号を連続フレームにパックする。あ る実施形態では、ボコーダ114は可変レートのコード励起線形予測(CELP )コーダであり、その詳細に説明された一例が米国特許第5,414,796号 であり、この米国特許は本発明の譲受人に譲渡されており、参考のため にここに組み込まれている。符号化された信号はその後トランシーバ109に与 えられる。 トランシーバ109は誤り訂正及び検出目的のために信号を符号化してこの信 号を変調及びアップコンバートし、放送のためにアンテナ7に与える。ある実施 形態では、トランシーバ109は符号分割多元接続(CDMA)トランシーバで あり、その詳細に説明された一例が米国特許第4,901,301号及び第5, 103,459号であり、これらの特許は、本発明の譲受人に譲渡されており、 参考のためにここに組み込まれている。 図11は加入者端末102を示す図である。この加入者端末102はハンドセ ット101,コーデック103,ボコーダ104,ループバック回路115及び トランシーバ105を有する。基地局12からの放送信号はアンテナ106で受 信され、トランシーバ105に与えられる。トランシーバ105はこの信号をダ ウンコンバートして復調し、この信号に対して誤り訂正及び検出操作を施す。あ る実施形態では、トランシーバ105は符号分割多元接続(CDMA)トランシ ーバであり、その詳細に説明された一例が米国特許第4,901,301号及び 第5,103,459号であり、これらの特許は本発明の譲受人に譲渡されてお り、参考のためにここに組み込まれている。 一方向及び2者間検査モードにおけるフォワード方向では、トランシーバ10 5からの信号がループバック回路115を通ってボコーダ104に送られ、この 信号が復号化されるとコーデック103に与えられる。コーデック103はこの 信号をハンドセット101のためにアナログ信号に変換する。 一方向及び2者間検査モードにおけるリバース方向に、ハンドセット101は 音響信号を電気信号に変換して、この電気信号は次にコーデック103に与えら れる。コーデック103はアナログ電気信号をボコーダ104により符号化され るデジタル信号に変換する。ボコーダ104はその後この符号化信号をループバ ック回路115を介してトランシーバ105そしてアンテナ106に与える。 戻り検査モードでは、トランシーバ105により受信された位置調整検査信号 を含む検査信号がループバック回路115に与えられ、このループバック回 路115は、戻り位置調整信号のような戻り信号としてアンテナ106を介して 放送するためにこの信号をトランシーバ105に直接戻す。ある実施形態におけ る戻り検査モードは加入者端末102のユーザがスイッチ(図示せず)を用いて 起動させる。他の実施形態における戻り検査モードは、通信リンクテスタ30か ら予め定められたデータシーケンスを送ることにより遠隔で起動される。ある実 施形態では、ループバック回路115はマイクロプロセッサ又はマイクロコント ローラを含む。 リバース方向では、基地局12のアンテナ107で受信された放送戻り信号は トランシーバ109により与えられる。トランシーバ109は、戻り信号をダウ ンコンバートし、復調し、誤り訂正及び検出を施す。この信号はその後ボコーダ 114に与えられ、このボコーダ114は戻り信号を復号化して、この復号化さ れた戻り信号をエコーキャンセル回路116に与える。エコーキャンセルされた 戻り信号はその後コンパンダ118に与えられ、そこで-law戻り信号が変換され てパルス符号変調(PCM)戻り信号としてPSTN22に送り戻される。コー デック20では、-law戻り信号がハイブリッド回路24に与えられるアナログ戻 り信号に変換される。戻りアナログ信号はその後ハイブリッド回路24を通して 通信リンクテスタ30の信号モニタ26に与えられる。信号モニタ26では、戻 り信号が分析され、通信システム100の客観的な性質が特徴づけられ、通信リ ンクテスタ30により生成された信号がボコーダ104及び114のフレーム境 界に位置調整される。 一方向検査モードでは、加入者端末102において受信された検査信号はルー プバック回路115を通して最終的に信号モニタ27に与えられる。受信された 検査信号は信号モニタ27により分析される。これにより通信システム100の 客観的な性質が特徴づけられ、通信リンクテスタ30により生成された信号がボ コーダ104及び114のフレーム境界に位置調整される。 図12a〜12cは通信システム100における往復遅延の特性を示す図であ る。図12aは正方パルス状の入力信号を示す図である。この入力信号はバンド パスフィルタ処理され、遅延測定のための遅延検査信号が与えられる。ある実施 形態では、正方パルス入力信号は16ミリセカンド長であって、100 0Hzの低周波数カットオフ及び3000Hzの高周波数カットオフのバンドパ スフィルタによりフィルタリングされる。図12bは信号生成器28により生成 された遅延検査信号を示す図である。戻り検査モードでは、図示した遅延検査信 号は信号生成器28によりデジタルで生成され、加入者端末102に送信される 。図12cは遅延検査信号に応答して、通信リンクテスタ30により受信された 加入者端末102からの戻り遅延検査信号を示す図である。 ある実施形態では、技術的によく知られているように、このような信号を生成 するようにプログラムされたマイクロプロセッサにより遅延検査信号が生成され る。信号生成器28は適切なデジタルのサンプルをPSTN22に与える。入力 された正方波は、バンドパスフィルタによりフィルタリングされる。これは、P STN22が信号にバンドパスフィルタ回路を有するからである。入力信号がP STN22に与えられる前にフィルタリングされていない場合、遅延検査信号と 信号モニタ26内の対応する戻り信号の相関関係は精度に悪影響を受ける。 ある実施形態では、遅延時間(td)は、図12aの正方パルスの下降端のフ ィルタリングにより生じる、遅延検査信号における第2のピーク(図12bの点 A)の送信時間と、戻り遅延検査信号の第2のピーク(図12cの点B)の受信 時間との間の時間として測定される。遅延時間(td)は以下の等式により定義 される。 td=tB−tA (1) 上記式においてtBは戻り遅延検査信号の第2のピークの到着時間であり、t Aは遅延検査信号の第2のピークの送信時間である。第2のピークにより測定す る理由は、ボコーダ114内の自動利得制御(AGC)(図示せず)はパルスの 前線における信号強度の変化に適応するのに時間がかかるため、第2のピークは より強度が高くさらに容易に識別可能で相関しやすいからである。 図13は、通信システム100内の遅延時間を分析するための信号モニタ26 内の装置を示す図である。信号生成器28により生成される遅延検査信号は第1 の高速フーリエ変換(FFT)素子52に与えられ、この高速フーリエ変換は遅 延検査信号のフーリエ変換を演算する。戻り遅延検査信号はFFT素子 50に与えられる。遅延検査信号のフーリエ変換及び戻り遅延検査信号のフーリ エ変換は乗算器54に与えられる。この2つの信号は乗算され、その積は逆高速 フーリエ変換(IFFT)素子56に与えられる。IFFT素子56は乗算器5 4からの出力信号を逆高速フーリエ変換し、その信号をピーク検出器58に与え る。ピーク検出器58はIFFT素子56により与えられた信号を分析し、信号 のピークを識別する。 ピーク検出器58により識別されたピークにより、遅延検査信号と戻り遅延検 査信号を畳みこんだ遅延検査信号の往復遅延が識別される。ある実施形態では、 FFT素子50及び52は4096点での高速フーリエ変換を行う。FFT円算 用に選択される点の数は、可能性あるすべての遅延を充分にカバーするものでな ければならない。例えば、典型的な往復遅延がおよそ200ミリセカンドの通信 システムの場合、4096点は、8kHzのサンプリングレートで512ミリセ カンドをカバーするするのに充分である。代替的な形態では、遅延検査及び戻り 遅延検査信号を直接畳みこんでもよいし、整合フィルタを使用して2信号の相関 を演算してもよい。 どれだけ精密に測定を行うかによって、検査は何回か繰り返されてもよい。あ る実施形態では、正方パルスは送信されるデータフレーム内の異なる位置に与え られる。測定を繰り返すことが好ましいのには2つ理由がある。第1に、通信シ ステム100のノイズが出力信号に瞬間的異常を生じさせ、これは測定に誤差を 生じさせる。検査を繰り返す第2の理由は、フレーム消去の可能性である。ある 実施形態では、160のサンプルの20ミリセカンドフレームのそれぞれがシス テムを通じて送信される。その形態では、遅延検査は10シンボル毎に1回で1 6回繰り返される。 図14a〜14cは通信システム100の周波数応答検査を示す図である。図 14aは、周波数応答測定のために信号生成器28により生成された周波数応答 検査信号を示す図である。戻り検査モードでは、周波数応答検査信号は加入者端 末102に送信され、通信リンクテスタ30に戻されて分析される。一方向検査 モードでは周波数応答検査信号は加入者端末102に送信され、その後加入者端 末102内で分析される。2者間検査モードでは、周波数応答検査 信号はリンクテスタ140,142の一方により送信され、その後もう一方のリ ンクテスタ140,142により受信されて分析される。 ある実施形態では、周波数応答検査信号はサインカーブであったり、周波数応 答検査のためのトーンを生成するためにプログラムされたマイクロプロセッサに より生成される固定継続時間のトーンであったりする。マイクロプロセッサはト ーンを生成するようにプログラムされるものでも、単にマイクロプロセッサ内の メモリから周波数応答検査信号のサンプルを引き出すものであってもよい。 トーンの最大継続時間(tmax)は以下の等式により与えられる: tmax=td−tNE 上式においてtdは先に述べた往復遅延で、tNEは、信号生成器28からの 信号がハイブリッド回路24により反射されて信号モニタ26に戻ってきた往復 時間である近端の遅延である。ある実施形態では、周波数応答検査信号は継続時 間100ミリセカンドのサインカーブである。 図14bは戻り検査モードにおいて通信リンクテスタ30へ戻され、又は一方 向検査モードにおいて加入者端末102により受信され、又は2者間検査モード においてリンクテスタ140,142のいずれかにより受信された戻り周波数応 答検査信号である。図示したように、ボコーダ114は受信された周波数応答検 査信号にひずみを導入する。 図14cは通信リンクの他の影響とは無関係なボコーダ114の周波数応答を 示す図である。ある実施形態では、ボコーダ114により導入されたひずみは、 周波数応答の評価において、受信された周波数応答信号から取り除かれる。その 結果、周波数応答検査信号の周波数において特徴づけられたリンクの周波数応答 は、ボコーダ114の周波数応答が取り除かれた受信周波数応答検査信号のエネ ルギーと、信号生成器28により与えられる周波数応答検査信号のエネルギーと の間の比である。 ある実施形態において、周波数応答検査は、100Hzから3900Hzまで の範囲100Hzの増分で実施される。周波数応答検査は、フレームが消去され る可能性があるため、それぞれの検査周波数で繰り返される。 通信システム100上の通信リンクテスタ30により実施される他の検査は、 ノイズエネルギー検査である。ノイズエネルギー検査では、信号生成器28によ り信号は送られず、信号モニタ26が戻り信号のエネルギーを測定する。ある実 施形態では、信号モニタ26は単に戻り信号のフレームにおけるデジタルデータ の値を試験する。代替的な実施形態では、戻り信号はアナログ信号であり、通信 リンクテスタ30にはアナログ−デジタルコンバータが含まれる。他の代替的な 実施形態では、信号モニタ26はアナログ音エネルギー測定装置であり、その設 計及び実施は技術的によく知られている。 通信リンクテスタ30は、所定の周波数パターンを持つフレーム誤りレート検 査信号を生成することにより、基地局12と加入者端末102間の通信リンクで のフレーム誤りレート検査を実施する。検査中にフレーム消去が生じると、ボコ ーダ114は最後に送った良好なフレームを再送する。フレーム誤りレート検査 信号は、戻り検査モードでは通信リンクテスタ30において、又は一方向検査モ ードでは加入者端末102により受信される。戻りフレーム誤りレート検査信号 における所定のパターンは、信号生成器28により生成されたパターンと同一で あるか否かを判定するために分析される。パターンにおける不一致数は、戻り検 査モードでは結合されたフォワード及びリバースのリンク上、又は一方向検査モ ードではフォワードリンク上、又は2者間検査モードではフォワード又はリバー スリンク上におけるフレーム消去の数に等しい。 図15aは、フレーム誤りレート検査信号を示す図である。この検査信号は、 一連のトーン220〜224(F1〜F3)を有する。この一連のトーン220 〜224はそれぞれ、基地局12と加入者端末102間の通信リンクの連続フレ ームインターバルA〜Cの一つの中央に位置する。フレームインターバルA〜C の一連のフレーム境界240〜246は、先に開示した技術に基づいて決定され る。ある実施形態では、フレームインターバルA〜Cの継続時間はそれぞれ20 ミリセカンドで、トーンF1〜F3の継続時間はそれぞれ10ミリセカンドであ る。 ある実施形態では、信号モニタ26及び27は、戻りフレームのトーンパター ンを試験することにより戻りフレームがフレーム消去を示しているか否かを 判定すべくプログラムされたマイクロプロセッサで実現される。信号モニタ26 及び27はフレーム誤りレート統計を連続的に記録し続ける。このような統計を 維持するデータベース手法は当該技術分野でよく知られている。 図15bはフレーム誤りレート検査信号の拡張された継続時間を示す時間線を 示す図であり、このフレーム誤りレート検査信号は、連続トーンF1〜F8を有 し、その後にポーズインターバルが続き、その後に連続トーンF1〜F8が続く 。この連続トーンF1〜F8は、エコーキャンセル回路116におけるダブルト ーク及びハイブリッド回路24からの近端のエコーによる影響によりこの検査が 妨害されないようにするため、往復遅延tdよりも大きく、近端遅延よりも小さ い継続時間(tmax)を有してはならない(等式2)。2つの連続トーン間の ポーズインターバルは、トーンの継続時間と、近端遅延又は往復遅延のうちのい ずれか大きい方との和よりも大きくなければならない。トーンF1〜F8は、比 較のための戻り信号とともに適切に信号生成器28から信号モニタ26又は27 に直接与えられる。 戻り検査モードにおける他の実施形態では、ループバック回路115はフレー ム消去を受け取ると所定のトーンを与える。この所定のトーンは信号モニタ26 に送り返される。ループバック回路からの所定のトーンにより、信号モニタ26 がフォワードリンク(基地局12から加入者端末102に送信される信号)で生 じる誤りと、リバースリンク(加入者端末102から基地局12へ送信される信 号)で生じるフレーム消去とを識別することができる。 図16a〜図16dは、PSTN22と基地局12との間の同期欠如から生じ るサンプルのスリップ及び反復の測定値及び特性を示す図である。図16aはサ ンプルのスリップと反復を特徴づけるべく信号生成器28により生成された検査 信号を示す図である。この検査信号は一対のトーン230及び232を有する。 前述したとおり、各トーン230及び232の継続時間は、エコーキャンセル回 路116におけるダブルトーク及びハイブリッド回路24からの近端エコーの影 響を受けないようにすべく、往復遅延tdを超え、近端エコー遅延よりも小さく てはならない。信号モニタ26の前にエコーキャンセラをおくことにより、近端 エコーをもはや無関係とすることもできることは注目すべき ことである。ある実施形態では、エコートーン230及び232の各継続時間は 160ミリセカンドである。 信号モニタ26はサンプルのスリップ及び反復検査用の検査信号から生じる戻 り信号の位相を監視するための位相検出回路を有する。ある実施形態では、信号 モニタ26における位相検出回路はマイクロプロセッサにより実現され、これに より当該技術分野でよく知られたデジタルアルゴリズムを用いた位相変化の分析 が実行される。位相シフトは、サンプルのスリップ又は反復を示す。戻り信号の 位相の増加は、図16bの点A及び点Bにより示されているようなサンプルのス リップを示す。点Cで示されるように位相が減少するとき、このことはサンプル の反復を示す。 ここに開示された検査により、フォワードリンクで生じるこれらスリップと、 リバースリンクで生じるものとを識別可能である。フォワードリンクのスリップ 又は反復では位相変化が緩やかに増加する一方、リバースリンクのスリップ及び 反復ではより急峻に増加する。図16cはフォワードリンクのスリップに予想さ れる位相変化の一形式の一例を示す一方で、図16dはリバースリンクのスリッ プ又は反復により生じることが予想される位相変化の一形式を示す。従って、本 発明では、サンプルのスリップ及び反復について識別可能であるとするとともに 、これらのフォワードリンクで生じるものとリバースリンクで生じるものとを識 別可能である。 図17a〜図17cはボコーダ104及び114で用いられているデータレー トを判定する技術を示す図である。ある実施形態では、ボコーダ104及び11 4は8キロビット/秒(8Kボコーダ)又は13キロビット/秒(13Kボコー ダ)のいずれか一方の出力データレートを有する。 図17aは信号生成器28により生成された検査信号を示す図である。この検 査信号は、無音時間に続く一連のトーンバースト300及び302を有する。こ のトーンバースト300及び302はそれぞれ振幅E0により示さているような 実質的に同じ量のエネルギーを搬送する。 図17bは、13Kボコーダを含む基地局12を通してルーティングされた後 の戻り信号として信号モニタ26により受信されたトーンバースト300及 び300を示す図である。この戻り信号のトーンバースト300及び302はE 1と実質的に同じエネルギーレベルを有する。 図17cは、8Kボコーダを含む基地局12を通してルーティングされた後の 戻り信号として信号モニタ26により受信されたトーンバースト300及び30 2を示す図である。この戻り信号のトーンバースト300及び302はそれぞれ 実質的に異なるエネルギーレベルE2及びE3を有する。8Kボコーダと13K ボコーダのいずれを用いているかは、戻り検査信号のトーンバースト300及び 302のエネルギーレベル差を分析することにより判定される。エネルギーレベ ルE2とE3との間にしきい量よりも大きな差異がある場合には、基地局12が 8Kボコーダを用いていると決定される。これは、8Kボコーダの方が13Kボ コーダよりも無音時間に続く大きな信号に応答するのに長い時間がかかるからで ある。 図18a及び図18bは通信システム100におけるフレーム異常の検出を示 す図である。図18aは、信号生成器28により生成されるフレーム異常検査信 号を示す図である。フレーム異常検査信号は、それぞれ周波数F1からF8まで のエネルギーを持つトーンバーストが含まれる連続フレーム310〜317を有 する。このトーンバーストの後には、次の連続フレームの前に無音時間318が 続く。 図18bはフレーム異常検査信号に対応する戻り検査信号を示す図である。信 号モニタ26は、送信中にフレーム異常が生じたか否かを判定するために、戻り 検査信号内のフレーム310〜317のそれぞれの周波数コンテンツを分析する 。例えば、戻り検査信号のフレーム310は、周波数帯F1(フレーム消去が生 じなかった場合)又はF2(フレーム消去が生じた場合)のエネルギーを含む。 信号モニタ26は、異常を検出するためにF1又はF2以外の周波数において、 フレーム310のエネルギーを分析する。加えて、信号モニタ26は、何らかの エネルギーコンテンツについて戻り検査信号内の無音時間318を分析する。戻 り検査信号内の無音時間318は、送信中に異常が生じていない限り、いかなる 周波数においてもいかなるエネルギーコンテンツも含んでいてはならない。 図19は、ハイブリッドシミュレータ33を用いた基地局12内に含まれるエ コーキャンセル回路116の検査を示す図である。ハイブリッドシミュレータ3 30は、エコーキャンセル回路116を試験するための模擬エコーを生成する。 ハイブリッドシミュレータ330はフィルタ334及び加算回路332を有する 。フィルタ334は模擬エコー信号を生成するためのデジタル信号処理機能を提 供する。フィルタ334からの模擬エコーは、加算回路332により、信号生成 器28からの検査信号に付加される。 フィルタ334のインパルス応答関数が安定である間、エコーキャンセル回路 116は模擬エコー量に収束してエコーをキャンセルする。エコーキャンセル回 路116によりエコーを収束してキャンセルするのにかかる時間量を検査するた め、フィルタ334のインパルス応答を変化させる。フィルタ334における変 化は、模擬エコー量を変化させ、これはエコーキャンセル回路をリセットして新 しい模擬エコーに再収束させる。 前述した本発明の一実施形態の詳細な説明は、説明の目的で提供されるもので あって、開示された実施形態通りの発明に徹底しまた制限することを意図するも のではない。従って、本発明の範囲は付加された請求の範囲により定義される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.検査信号を、通信システムの一連のフレームインターバルに位置調整するた めの方法であって、この方法は: 周波数の交互パターンを持つ位置調整検査信号を生成する工程と; 通信リンクが一連のフレームインターバルにおける前記位置調整検査信号を搬 送する通信システムを介して該位置調整信号を送信する工程と; 前記通信システムを介して戻り位置調整検査信号として前記位置調整検査信号 を受信し、その後前記戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツを評価する工程 と; 前記戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツが前記周波数の交互パターンに 対応するまで前記位置調整検査信号の開始時間をシフトさせる工程と を含むものであることを特徴とする検査信号の位置調整方法。 2.前記周波数の交互パターンは第1の周波数帯と第2の周波数帯を有し、第1 及び第2の周波数帯は周波数スケールでオーバーラップせず、かつ時間スケール でオーバーラップしないことを特徴とする請求項1に記載の検査信号の位置調整 方法。 3.第1の周波数帯の継続時間及び第2の周波数帯の継続時間は実質的に前記通 信リンクにおけるフレームインターバルの継続時間に等しいことを特徴とする請 求項2に記載の検査信号の位置調整方法。 4.前記位置調整検査信号の開始時間をシフトさせる工程は、時間スケールでオ ーバーラップする第1及び第2の周波数帯双方におけるエネルギーを前記戻り位 置調整検査信号が含む場合に、前記位置調整検査信号の開始時間をシフトさせる 工程を含むことを特徴とする請求項3に記載の検査信号の位置調整方法。 5.時間スケールの第1及び第2の周波数帯間の転移のシーケンスのそれぞれは 、前記戻り検査信号の前記周波数コンテンツが前記周波数の交互パターンに対応 する場合に、通信リンクのフレームインターバルの境界を示すことを特徴とする 請求項3に記載の検査信号の位置調整方法。 6.各フレームインターバルの継続時間よりも短い継続時間をそれぞれ持つ一連 のトーンバーストを有する検査信号を生成する工程と 前記転移のシーケンスにより示された境界に基づいて、前記検査信号の前記ト ーンバーストを前記通信リンクのフレームに位置調整する工程と を有することを特徴とする請求項5に記載の検査信号の位置調整方法。 7.前記通信システムを介して前記位置調整検査信号を送信する工程は: 前記通信システムのフォワード方向に起点位置から終点位置に向けて前記通信 システムを介して前記位置調整検査信号を送信する工程と; 前記終点位置で前記位置調整検査信号を繰り返す工程と; 前記位置調整検査信号を前記戻り位置調整検査信号として前記通信システムを 介してリバース方向に前記起点位置に向けて送信する工程と を有することを特徴とする請求項1に記載の検査信号の位置調整方法。 8.前記戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツを評価する工程は、起点位置 においてなされることを特徴とする請求項7に記載の検査信号の位置調整方法。 9.前記通信システムを介して前記位置調整検査信号を送信する工程は、該終点 位置が該位置調整検査信号を前記戻り位置調整検査信号として受信するように、 フォワード方向に前記起点位置から前記終点位置に向けて、前記通信システムを 介して前記位置調整検査信号を送信する工程を有することを特徴とする請求項1 に記載の検査信号の位置調整方法。 10.前記受信された位置調整検査信号の周波数コンテンツを評価する工程は、 前記終点位置においてなされることを特徴とする請求項9に記載の検査信号の位 置調整方法。 11.通信システムのための検査システムであって、このシステムは: 周波数の交互パターンを持つ位置調整検査信号を生成する手段と; 通信リンクが一連のフレームインターバルにおいて前記位置調整検査信号を搬 送する通信システムに、該位置調整検査信号を導入する手段と; 前記通信システムを通じた送信の後に前記位置調整検査信号を戻り位置調整検 査信号として受信する手段と; 前記受信された位置調整検査信号の周波数コンテンツを評価する手段と; 前記戻り位置調整検査信号の周波数コンテンツが前記周波数の交互パターンに 対応するまで前記位置調整検査信号の開始時間をシフトさせる手段と を具備してなることを特徴とする通信システムのための検査システム。 12.前記通信システムは、公衆電話交換網と、この公衆電話交換網と加入者端 末との間を前記通信リンクを介して通信可能とする基地局とを有することを特徴 とする請求項11に記載の通信システムのための検査システム。 13.前記加入者端末は、前記位置調整検査信号を前記基地局から受信し、前記 位置調整検査信号を前記基地局に前記戻り位置調整検査信号としてループバック する手段を有することを特徴とする請求項12に記載の通信システムのための検 査システム。 14.前記生成する手段、前記導入する手段、前記評価する手段及び前記シフト させる手段が前記公衆電話交換網に接続された通信リンクテスタに含まれてなる ことを特徴とする請求項12に記載の通信システムのための検査システム。 15.前記生成する手段及び前記導入する手段は、前記公衆電話交換網に接続さ れた第1のテスタに含まれ、前記評価する手段及び前記シフトさせる手段は前記 加入者端末に接続された第2のテスタに含まれてなることを特徴とする請求項1 2に記載の通信システムのための検査システム。 16.第1のテスタ及び第2のテスタは、前記位置調整検査信号により位置調整 された周波数偏移変調(FSK)トーンバーストを用いて第1及び第2のテスタ 間で制御及びステータス情報の送信を可能とするモデム回路をそれぞれ有するこ とを特徴とする請求項15に記載の通信システムのための検査システム。 17.前記生成する手段と前記導入する手段は、加入者端末に接続された第1の テスタに含まれ、前記評価する手段と前記シフトさせる手段は前記公衆電話交換 網に接続された第2のテスタに含まれてなることを特徴とする請求項12に記載 の通信システムのための検査システム。 18.第1のテスタ及び第2のテスタは、前記位置調整検査信号により位置調 整された周波数偏移変調(FSK)トーンバーストを用いて第1及び第2のテス タ間で制御及びステータス情報の送信を可能とするモデム回路をそれぞれ有する ことを特徴とする請求項17に記載の通信システムのための検査システム。 19.前記基地局と前記加入者端末はそれぞれ出力データレートを有するボコー ダを有することを特徴とする請求項12に記載の通信システムのための検査シス テム。 20.前記検査システムはさらに、前記通信システムに検査信号を導入し、この 検査信号に対応する戻り検査信号の周波数コンテンツを分析することにより前記 出力データレートを判定する手段を有することを特徴とする請求項19に記載の 通信システムのための検査システム。 21.前記検査システムはさらに: 周波数帯の異なる一連のトーンバーストを持つフレーム異常検査信号を生成す る手段と; 前記通信リンクがフレーム異常検査信号をフレームシーケンスで搬送する通信 システムに、該フレーム異常検査信号を導入する手段と; 前記通信システムを通じた送信後に前記フレーム異常検査信号を戻りフレーム 異常検査信号として受信する手段と; 前記戻りフレーム異常検査信号の周波数コンテンツを評価する手段とを具備し 、前記周波数帯の異なる一連のトーンバースト以外の前記戻りフレーム異常検査 信号内に含まれる何らかのエネルギーは通信リンクを通じての1またはそれ以上 のフレームの送信中のデータの誤りを示すものである ことを特徴とする請求項11に記載の通信システムのための検査システム。 22.通信システムの検査方法であって、この方法は、 異なる所定のインターバルにおいて一組の異なる信号パターンを有する検査信 号を通信システム内で受信用に送信し; 通信システムの特性を判定すべく、所定のインターバルに関連して検査信号の パターンを分析する ものであることを特徴とする通信システムの検査方法。 23.前記検査信号は異なるフレームインターバルにおける一組の異なる周波数 を有し、その受信された検査信号の周波数が分析されることを特徴とする請求項 22に記載の通信システムの検査方法。 24.前記検査信号は、前記通信システム内のある位置から送信され、他の異な る位置で受信されることを特徴とする請求項22又は23に記載の通信システム の検査方法。 25.前記検査信号は、単一の位置で送信及び受信されることを特徴とする請求 項22又は23に記載の通信システムの検査方法。 26.通信システムの検査装置であって、この装置は、異なる所定のインターバ ルにおいて一組の異なる信号パターンを有する検査信号を通信システム内で受信 用の送信する発信機と、通信システムの特性を判定すべく前記所定のインターバ ルに関連して検査信号のパターンを分析する分析器とを具備してなることを特徴 とする通信システムの検査装置。 27.前記検査装置はさらに離隔した受信機を有し、前記検査信号が前記通信シ ステム内のある位置から送信され、他の異なる位置で受信されることを特徴とす る請求項26に記載の通信システムの検査装置。 28.前記検査装置はさらに受信機を有し、前記検査信号が単一の位置で送信及 び受信されることを特徴とする請求項26に記載の通信システムの検査装置。
JP53794898A 1997-02-28 1998-03-02 通信システムの検査方法及びその装置 Expired - Lifetime JP4142110B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/808,624 US6169763B1 (en) 1995-06-29 1997-02-28 Characterizing a communication system using frame aligned test signals
US08/808,624 1997-02-28
PCT/US1998/004037 WO1998038769A2 (en) 1997-02-28 1998-03-02 Frame alignment of test signals in a communication system

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008013827A Division JP2008211776A (ja) 1997-02-28 2008-01-24 通信システムの検査方法及びその装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001527712A true JP2001527712A (ja) 2001-12-25
JP2001527712A5 JP2001527712A5 (ja) 2005-06-16
JP4142110B2 JP4142110B2 (ja) 2008-08-27

Family

ID=25199298

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53794898A Expired - Lifetime JP4142110B2 (ja) 1997-02-28 1998-03-02 通信システムの検査方法及びその装置
JP2008013827A Withdrawn JP2008211776A (ja) 1997-02-28 2008-01-24 通信システムの検査方法及びその装置
JP2009276741A Expired - Fee Related JP4681068B2 (ja) 1997-02-28 2009-12-04 通信システムの検査方法及びその装置

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008013827A Withdrawn JP2008211776A (ja) 1997-02-28 2008-01-24 通信システムの検査方法及びその装置
JP2009276741A Expired - Fee Related JP4681068B2 (ja) 1997-02-28 2009-12-04 通信システムの検査方法及びその装置

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6169763B1 (ja)
EP (1) EP0963632B1 (ja)
JP (3) JP4142110B2 (ja)
KR (1) KR100525028B1 (ja)
CN (1) CN1319308C (ja)
AT (1) ATE410850T1 (ja)
AU (1) AU6539698A (ja)
CA (1) CA2282308C (ja)
DE (1) DE69840093D1 (ja)
WO (1) WO1998038769A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021527807A (ja) * 2018-06-14 2021-10-14 テクトロニクス・インコーポレイテッドTektronix,Inc. 統合通信リンク試験

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775240B1 (en) * 1999-09-21 2004-08-10 Lucent Technologies Inc. System and methods for measuring quality of communications over packet networks
US6912679B1 (en) * 2000-04-29 2005-06-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for electrical data link testing
WO2002091388A1 (en) * 2001-05-10 2002-11-14 Warner Music Group, Inc. Method and system for verifying derivative digital files automatically
US7236573B2 (en) 2002-04-01 2007-06-26 At&T Intellectual Property, Inc. Method and apparatus for testing telephone sound quality
US7058400B2 (en) * 2002-06-14 2006-06-06 Denso Corporation Forward and reverse link channels dynamic processing gain
DE10324745A1 (de) * 2003-05-30 2004-12-30 Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg Verfahren und Testgerät zum Ermitteln einer Fehlerrate
US7203461B2 (en) * 2003-06-16 2007-04-10 Broadcom Corporation Adaptive channel quality estimation algorithm to support link adaptation
US7609156B2 (en) 2004-04-07 2009-10-27 Jeffrey D Mullen Advanced cooperative defensive military tactics, armor, and systems
US7680655B2 (en) * 2005-05-20 2010-03-16 Alcatel-Lucent Usa Inc. Method and apparatus for measuring the quality of speech transmissions that use speech compression
US7564896B2 (en) * 2005-08-12 2009-07-21 Litepoint Corp. Method for measuring multiple parameters of a signal transmitted by a signal generator
CN100372319C (zh) * 2005-12-31 2008-02-27 华为技术有限公司 一种链路物理自环的检测方法
US20070258483A1 (en) * 2006-05-08 2007-11-08 Sunrise Telecom Incorporated Network profiling system having nonphysical layer test system
CN101547513B (zh) * 2008-03-25 2011-09-14 华为技术有限公司 一种多频点系统中控制用户设备接入的方法及网络设备
US8908819B2 (en) 2010-07-28 2014-12-09 Qualcomm Incorporated System and method for synchronization tracking in an in-band modem
CN101977273B (zh) * 2010-10-21 2013-10-09 深圳市共进电子股份有限公司 一种对网络语音通信设备的传导抗干扰性能的测试方法
KR101388587B1 (ko) 2012-06-04 2014-04-24 주식회사 글로베인 오디오 신호 제어 장치 및 방법
CN115473837B (zh) * 2022-02-22 2024-03-22 北京广利核系统工程有限公司 可配置协议的通讯测试工具和基于其的通讯测试方法

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3737766A (en) 1971-12-06 1973-06-05 Telecommunications Technology Testing technique for phase jitter in communication systems
US3956601A (en) 1974-10-17 1976-05-11 Paradyne Corporation Telecommunications analyzer
JPS6027218B2 (ja) 1980-10-31 1985-06-27 日本電気株式会社 無線電話装置の制御チヤンネル障害検出方式
JPS59196633A (ja) * 1983-04-21 1984-11-08 Nec Corp 自動車電話用移動機の遠隔試験方式
US6085336A (en) * 1987-06-02 2000-07-04 Texas Instruments Incorporated Data processing devices, systems and methods with mode driven stops
US4768203A (en) 1987-09-18 1988-08-30 Bell Communications Research, Inc. Signal-to-noise ratio testing in adaptive differential pulse code modulation
DE3881170T2 (de) * 1987-11-30 1993-12-09 Nec Corp Rahmen-Abstands-Störungsfeststellung für ein TDMA-Kommunikationssystem mit bedarfsweiser Kanalzuteilung.
US4903323A (en) 1988-02-26 1990-02-20 Signal Communications Corporation Call box
US4845735A (en) 1988-06-14 1989-07-04 General Datacomm, Inc. Non-interfering method for measuring propagation delay of telecommunications network and apparatus for accomplishing same
JP2635733B2 (ja) * 1988-12-05 1997-07-30 ヤマハ 株式会社 保守試験方法
US5737317A (en) * 1988-12-05 1998-04-07 Yamaha Corporation Communication system testing method
US5124985A (en) * 1988-12-13 1992-06-23 Small Power Communication Systems Research Laboratories Co., Ltd. Radiocommunication system using time-division digital frames
US5109390A (en) * 1989-11-07 1992-04-28 Qualcomm Incorporated Diversity receiver in a cdma cellular telephone system
US5471649A (en) 1990-03-31 1995-11-28 Motorola, Inc. Base station transceiver diagnostic equipment
US5103459B1 (en) * 1990-06-25 1999-07-06 Qualcomm Inc System and method for generating signal waveforms in a cdma cellular telephone system
CA2047251C (en) * 1990-07-18 1995-07-18 Daisuke Ishii Radio communication apparatus which can be tested by radio and optical test signals
DE4041563A1 (de) 1990-12-22 1992-06-25 Sanol Arznei Schwarz Gmbh Verfahren zur herstellung wirkstoffhaltiger mikropartikel aus hydrolytisch abbaubaren polymeren
US5428821A (en) 1991-06-28 1995-06-27 Motorola, Inc. Base site with remote calibration capability
US5343461A (en) 1991-08-27 1994-08-30 Ameritech Services, Inc. Full duplex digital transmission facility loop-back test, diagnostics and maintenance system
JP2792293B2 (ja) 1991-11-29 1998-09-03 日本電気株式会社 情報検索装置
US5301207A (en) * 1992-04-03 1994-04-05 Integrated Network Corporation Test apparatus and process for digital data service system
JPH05291988A (ja) * 1992-04-09 1993-11-05 Kokusai Electric Co Ltd 4線式アナログ回線の監視方法
JPH0613972A (ja) * 1992-06-29 1994-01-21 Fujitsu Ltd 移動局装置
CA2107452C (en) 1992-10-30 1998-09-29 William Lewis Betts System for channel capacity modulation
US5475686A (en) * 1992-12-28 1995-12-12 Motorola, Inc. Method and apparatus for transferring data in a communication system
US5515398A (en) 1994-03-15 1996-05-07 U.S. Robotics, Inc. Modem line probing signal techniques
US5423091A (en) 1994-09-22 1995-06-13 The Tram Corporation Headband following a wearer's hairline
US5590410A (en) * 1994-10-26 1996-12-31 American Wireless Corporation System and method for frequency based acquisition acknowledgment between transmitter and receiver
FI97094C (fi) * 1994-11-21 1996-10-10 Nokia Telecommunications Oy Tukiasemaverkon testauslaitteisto
ES2103190B1 (es) * 1994-11-30 1998-04-01 Alcatel Standard Electrica Procedimiento de alineamiento de rafagas.
US5787114A (en) * 1996-01-17 1998-07-28 Lsi Logic Corporation Loop-back test system and method
US5898696A (en) * 1997-09-05 1999-04-27 Motorola, Inc. Method and system for controlling an encoding rate in a variable rate communication system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021527807A (ja) * 2018-06-14 2021-10-14 テクトロニクス・インコーポレイテッドTektronix,Inc. 統合通信リンク試験
US11789070B2 (en) 2018-06-14 2023-10-17 Tektronix, Inc. Integrated communication link testing
JP7471240B2 (ja) 2018-06-14 2024-04-19 テクトロニクス・インコーポレイテッド 試験測定装置及び試験測定装置の送信部

Also Published As

Publication number Publication date
EP0963632B1 (en) 2008-10-08
WO1998038769A2 (en) 1998-09-03
AU6539698A (en) 1998-09-18
JP4142110B2 (ja) 2008-08-27
ATE410850T1 (de) 2008-10-15
CA2282308A1 (en) 1998-09-03
EP0963632A2 (en) 1999-12-15
DE69840093D1 (de) 2008-11-20
JP4681068B2 (ja) 2011-05-11
JP2008211776A (ja) 2008-09-11
US6169763B1 (en) 2001-01-02
KR100525028B1 (ko) 2005-10-31
CN1319308C (zh) 2007-05-30
CN1260928A (zh) 2000-07-19
WO1998038769A3 (en) 1998-11-05
JP2010109997A (ja) 2010-05-13
KR20000075798A (ko) 2000-12-26
CA2282308C (en) 2007-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4681068B2 (ja) 通信システムの検査方法及びその装置
US5784406A (en) Method and apparatus for objectively characterizing communications link quality
JP5438196B2 (ja) 遠隔通信装置の間の見通し線(los)距離を判定する方法
JP3945590B2 (ja) 通信チャネル試験方法及び通信システム
US5805667A (en) Apparatus for range-testing cordless communication devices and method of operation thereof
AU714753B2 (en) Method and apparatus for cordless infrared communication
US7542764B2 (en) Method of using SNR to reduce factory test time
US20030076878A1 (en) Method and apparatus for line probe signal processing
WO2012048590A1 (zh) 一种无线通信语音质量评价装置、系统及方法
CA2534245C (en) Method of using snr to reduce factory test time
RU2713507C1 (ru) Способ повышения помехоустойчивости и пропускной способности адаптивной системы КВ радиосвязи
CA2137459A1 (en) Apparatus and method for substantially eliminating noise in an audible output signal
US6385296B1 (en) System to test a connection in a telephone network
Frey et al. Mission critical voice QoE mouth-to-ear latency measurement methods
KR20010021726A (ko) 전화선 상의 에코 파라미터를 측정하기 위한 장치 및 방법
JP5282893B2 (ja) ダブルトーク時減衰量測定装置及び測定方法
Redding et al. Adaptive HF radio test results using real-time channel evaluation systems
JP2933061B2 (ja) 音声フレームリレー伝送装置
Areni et al. A study of radiation detection methods for cognitive PLC system
JP3501139B2 (ja) 音声通信装置用試験装置
JPS63102420A (ja) エコ−レベル測定装置
Bmiller Evaluation and integrated diagnostic of high speed narrow band power-line chipset
JP2006067137A (ja) 音声信号伝送遅延時間計測装置、音声信号伝送遅延時間計測システム、音声信号伝送遅延時間計測方法、音声信号伝送遅延時間計測プログラム
JP4497824B2 (ja) 電話機収容装置
Karkhanechi et al. Voice quality of cellular mobile phones

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040907

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070724

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071024

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080612

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term