JP2933061B2 - 音声フレームリレー伝送装置 - Google Patents

音声フレームリレー伝送装置

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JP2933061B2 JP13975697A JP13975697A JP2933061B2 JP 2933061 B2 JP2933061 B2 JP 2933061B2 JP 13975697 A JP13975697 A JP 13975697A JP 13975697 A JP13975697 A JP 13975697A JP 2933061 B2 JP2933061 B2 JP 2933061B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声フレームリレ
ー伝送装置に関し、特に装置内部および回線の試験を行
う機能を有する音声フレームリレー伝送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、リモート局に収容されている加入
者電話機のアナログPBトーンを試験する場合、被試験
加入者電話機からのアナログPBトーンをディジタルP
BS信号に変換することにより、被試験加入電話機から
のアナログPBトーンがレベルダウンしても試験可能に
することが提案されている(例えば、特開平3−187
557号公報など参照)。
【0003】これと同様に、所定の音声FRフレームを
用いて音声信号を転送する音声フレームリレー伝送装置
では、図4に示すような試験が行われている。図4は、
従来の音声フレームリレー伝送装置における装置内部お
よび回線の試験構成例である。
【0004】以下では、ノード317から送出したデー
タをノード417で折り返し、再度、ノード317で受
信してデータ比較を行う試験構成を例に説明する。ま
ず、ノード317の試験制御部304は、フレーム生成
部308で作成した試験用データをフレーム送信部31
0に転送する。フレーム送信部310は、この試験デー
タを対向ノード417に送信し、ノード417のフレー
ム受信部411は、この試験データを受信する。
【0005】装置内部でループバックを構成するループ
バック部LOOPC413が設定されている場合、受信
した試験データはフレーム受信部411からフレーム送
信部410に転送され、ノード317のフレーム受信部
311を経由して、フレーム分解部309に入力され
る。ここで、試験制御部304は、フレーム生成部30
8で設定した試験データと比較する。
【0006】また、上記において、LOOPC413が
設定されておらず、LOOPB412が設定されている
場合、試験データは、フレーム分解部409、フレーム
生成部408を経由することになる。したがって、LO
OPC413の折り返し時にエラーがなく、LOOPB
412の折り返し時にエラーが発生する場合には、フレ
ーム分解部409あるいはフレーム生成部408が故障
箇所であると特定される。
【0007】なお、PBセンダ(PBS)302,40
2は、本来の機能である音声通話時に、自動交換装置3
15,415側に対して制御用PBトーンを送信するた
めのもの、またPBレシーバ(PBR)303,403
は、本来の機能である音声通話時に、自動交換装置31
5,415側からの制御用PBトーンを受信するための
ものであり、装置内部および回線の試験を行う際には用
いられていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の音声フレームリレー伝送装置では、送信した
ディジタルデータと、ループバックにより受信したディ
ジタルデータとを比較することから、音声などの音声圧
縮処理を施された場合の非可逆処理が行われる部分に対
する試験を行うことが困難であった。その理由は、PC
M音声データをLD−CELPなどで音声圧縮した信号
をPCM音声データに復号化しても、PCMディジタル
信号では全く同一に戻るとは限らないためである。本発
明はこのような課題を解決するためのものであり、PC
M音声データを音声圧縮処理する箇所に対する試験を可
能し、また音声のレベルダイヤを容易に測定できる音声
フレームリレー伝送装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による音声フレームリレー伝送装置
は、送信試験データであるPBトーンをPCM音声デー
タにより送出するPBトーン送出手段と、このPBトー
ン送出手段から送信され対向する被試験側にてループバ
ックされて受信したPCM音声データに含まれるPBト
ーンを受信試験データとして検出するPBトーン検出手
段と、試験時に送信試験データと受信試験データとを比
較して試験合否を判断する試験制御手段とを備えるもの
である。したがって、試験時には、送信試験データであ
るPBトーンがPCM音声データにより送信され、対向
する被試験側にてループバックされて受信されたPCM
音声データに含まれるPBトーンが受信試験データとし
て検出され、送信試験データと受信試験データとが比較
されて試験合否が判断される。
【0010】また、装置内の各部でループバックを構成
する複数のループバック手段を備え、試験制御手段によ
り、被試験時に、いずれかのループバック手段を制御し
てループバックを構成するものである。したがって、被
試験時には、装置内の各部でループバックを構成するい
ずれかのループバック手段にてループバックが行われ
る。また、ループバック手段は、音声圧縮復号化手段よ
り後段でループバックを構成するものである。したがっ
て、被試験時には、音声圧縮復号化手段より後段でルー
プバックが構成され、試験ループに音声圧縮復号化手段
および音声圧縮符号化手段が含まれる。
【0011】また、PBトーン検出手段は、音声圧縮復
号化手段から出力されたPCM音声データに含まれるP
Bトーンの信号レベルを検出し、試験制御信号は、PB
トーン送出手段から送出するPBトーンの信号レベルと
PBトーン検出手段で検出されたPBトーンの信号レベ
ルとの差から試験ループのゲインを検出するものであ
る。したがって、PBトーン送出手段から送出するPB
トーンの信号レベルとPBトーン検出手段で検出された
PBトーンの信号レベルとの差から、任意の試験ループ
のゲインが検出される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態である音声
フレームリレー伝送装置のブロック図である。同図にお
いて、100,200はノード120,220に配設さ
れ、対向側ノードからの音声FRフレームを受信して分
解および復号化し、自動交換装置118を介して加入者
電話機119に出力するとともに、加入者電話機119
からの音声信号を自動交換装置118を介して入力し、
符号化およびフレーム生成し音声FRフレームとして送
信する音声フレームリレー伝送装置である。
【0013】これら音声フレームリレー伝送装置10
0,200は、いずれも同一構成をなしていることか
ら、以下、音声フレームリレー伝送装置100を例に説
明する。音声フレームリレー伝送装置100において、
102は試験データのジェネレータとしてPBトーンを
PCM音声データにより送出するPBセンダ(以下、P
BSという:PBトーン送出手段)、103は試験デー
タのチェッカーとしてPCM音声データに含まれるPB
トーンとそのレベルを検出するPBレシーバ(以下、P
BRという:PBトーン検出手段)である。
【0014】なお、PBS102は、本来の機能である
音声通話時に、自動交換装置118側に対して制御用P
Bトーンを送信するためのものであるが、本発明では、
このPBS102を試験用としても兼用している。した
がって、このPBS102を兼用するため、エコーキャ
ンセラ(以下、ECという)105の入力に、セレクタ
(以下、SELという)115を設けて、EC105の
入力として交換装置I/F部101の出力とPBS10
2の出力のいずれかを選択するものとなっている。
【0015】また、PBR103は、本来の機能である
音声通話時に、自動交換装置118側からの制御用PB
トーンを受信するためのものであるが、本発明では、こ
のPBR103を試験用としても兼用している。したが
って、このPBR103を兼用するため、PBR103
の入力にSEL117を設けて、PBR103の入力と
して交換装置I/F部101の出力とLOOPA112
の出力のいずれかを選択するものとなっている。
【0016】音声フレームリレー伝送装置100におい
て、112〜114は装置内部でループバックを構成す
るループバック部LOOPA〜LOOPC(ループバッ
ク手段)、104は試験全体を制御するとともに、PB
S102から送信したPBトーンとPBR103で検出
したPBトーンとを比較して試験合否を判断する試験制
御部(試験制御手段)である。
【0017】なお、LOOPA112は、音声圧縮復号
化部107(音声圧縮復号化手段)の後段、すなわちE
C105と音声圧縮符号化部106(音声圧縮符号化手
段)、および音声圧縮復号化部107とSEL116の
間に設けられている。これにより、音声圧縮復号化部1
07の出力が音声圧縮符号化部106の入力にループバ
ックされ、EC105の出力がSEL116にループバ
ックされる。
【0018】また、音声圧縮復号化部107の後段に位
置する交換装置I/F部101にも、ループバック機能
が設けられており、SEL116の出力が、この交換装
置I/F部101を介してSEL115にループバック
される。これら、SEL115〜117、LOOPA1
12〜LOOP114および交換装置I/F部101は
試験制御部104により制御され、所望の試験ループを
構成する。
【0019】なお、EC105は、音声通話時に、受信
した音声データに基づき送信する音声データに含まれる
エコー成分をキャンセルする本来の機能を有している
が、試験時、試験制御部104により制御され、そのエ
コーキャンセル機能が停止(OFF)される。また、P
Bトーンとは、アナログのダイヤル信号として用いるP
B信号すなわちDTMF信号のことを指す。
【0020】次に、図2を参照して、本発明の第1の実
施の形態による動作を説明する。図2は、対向する装置
間でループバックを構成して試験を行う形態を示す説明
図である。以下、ノード120から送出したPBトーン
をノード220で折り返し、再度、ノード120で受信
してデータ比較を行う試験構成を例に説明する。まず、
ノード120のPBS102は、試験制御部104から
の指定に基づき送信試験データとして所定のPBトー
ン、例えばダイヤル「1」をPCM音声データにより送
出する。
【0021】試験制御部104は、SEL115〜11
7、交換装置I/F部101、ループバック部LOOP
A112〜LOOPC114、およびEC105を制御
することにより、所望の試験ループを構成している。こ
の場合、送信試験データとして指定された任意のPBト
ーンは、PBS102からPCM音声データとして送出
され、SEL116を介して交換装置I/F部101で
ループバックされ、図2中の破線に示されるように、フ
レーム送信部110まで転送される。
【0022】PBS102から送出されたPBトーンを
含んだフレームは、ノード220のフレーム受信部21
1で受信される。その後、ノード220内を破線の方向
に転送され、音声圧縮復号化部207より後段のSEL
216を介して交換装置l/F部201でループバック
された後、音声圧縮符号化部206を介してフレーム送
信部210まで転送される。このとき、EC205の機
能は停止(OFF)されている。
【0023】フレーム送信部210から送出されたフレ
ームは、ノード120のフレーム受信部111で受信さ
れる。受信されたフレームは破線で示された方向に転送
され、分解および復号化が行われ、PCM音声データと
して、SEL117を介してPBR103に入力され
る。
【0024】そして、PBR103により、PBトーン
例えばダイヤル「1」が検出されて受信試験データとし
て出力される。試験制御部104は、PBR103から
の受信試験データとPBS102に指定した送信試験デ
ータとを比較し、試験合否を判断する。この例では、送
信試験データであるダイヤル「1」と受信試験データで
あるダイヤル「1」とが比較され、その一致により試験
合格と判断される。
【0025】また、PBトーンが正しく検出されず、送
信試験データと受信試験データとが一致しない場合に
は、試験不合格と判断する。その後、必要に応じて、ル
ープバックポイントを例えばLOOPA212に変更
し、前述と同様にしてPBトーンを送信して試験を実施
する。したがって、各ループバックポイントでループバ
ックさせ、正しくPBトーンが検出できたか否かによ
り、障害箇所の特定が可能となる。
【0026】このように、送信試験データとして指定し
たPBトーンをPCM音声データにより送信し、対向す
る被試験側にてループバックして受信したPCM音声デ
ータに含まれるPBトーンを受信試験データとして検出
し、送信試験データと受信試験データとを比較して試験
合否を判断するようにしたので、試験側の音声圧縮符号
化部106および音声圧縮復号化部107をも試験する
ことができ、音声などの音声圧縮処理を施された場合の
非可逆処理が行われる部分に対しても試験可能となる。
【0027】また、音声圧縮復号化部207より後段
に、ループバック部212および交換装置I/F部20
1などのループバックを構成する手段を設けて、被試験
側の試験制御部204により、音声圧縮復号化部207
より後段にてループバックを構成するようにしたので、
被試験側の音声などの音声圧縮処理を施された場合の非
可逆処理が行われる部分に対しても試験可能となる。
【0028】次に、図3を参照して、本発明の第2の実
施の形態による動作を説明する。図3は、自動交換装置
でループバックを構成した場合のレベルダイヤの測定を
行う形態を示す説明図である。なお、ここでいうレベル
ダイヤとは、形成された音声通話路の各区間における音
声レベルの増減を示す試験情報である。
【0029】以下では、ノード120から送出したPB
トーンをノード220の音声フレームリレー伝送装置2
00、自動交換装置218を介して自動交換装置221
で折り返し、再度、ノード220の自動交換装置21
8、音声フレームリレー伝送装置を介して、ノード12
0で受信してレベルダイヤ測定を行う試験構成を例に説
明する。
【0030】まず、ノード120のPBS102は、試
験制御部l04からの指定に基づき送信試験データとし
てPBトーン、例えばダイヤル「1」をPCM音声デー
タにより送出する。試験制御部l04は、SEL115
〜l17、交換装置I/F部101、ループバック部L
OOP112A〜LOOPC114、およぴECl05
を制御することにより、所望の試験ループを構成してい
る。
【0031】この場合、送信試験データとして指定され
た任意のPBトーンは、PBS102からPCM音声デ
ータとして送出され、SEL116を介して交換装置I
/F部101でループバックされ、図3中の破線の方向
に転送される。そして、音声圧縮符号化部106におい
て、PBトーンがPCMからLD−CELPに音声圧縮
される。LD−CELP音声圧縮されたデータは、フレ
ーム生成部108でFRフレームとなり、フレーム送信
部110からノード220に送出される。
【0032】PBS102から送出されたPBトーンを
合んだフレームは、ノード220のフレーム受信部21
1に受信される。その後、ノード220内を破線の方向
に転送され、フレーム分解部209で分解されてLD−
CELP音声圧縮されたデータが得られ、さらに音声圧
縮復号化部207でLD−CELPからPCMに変換さ
れる。
【0033】その後、交換装置I/F部201、自動交
換装置218を通過し、自動交換装置221でループバ
ックされる。続いて、破線で示すように、自動交換装置
218、交換装置I/F部201を通過し、音声圧縮符
号化部206でLD−CELP音声圧縮された後、フレ
ーム送信部210に転送される。このとき、EC205
の機能は停止(OFF)されている。
【0034】フレーム送信部210から送出されたフレ
ームは、ノード120のフレーム受信部111で受信さ
れる。受信されたフレームは破線で示された方向に転送
され、分解および復号化が行われ、PCM音声データと
して、SEL117を介してPBR103に入力され
る。そして、PBR103により、PBトーン例えばダ
イヤル「1」が検出されて受信試験データとして出力さ
れる。
【0035】試験制御部104は、PBR103からの
受信試験データとPBS102に指定した送信試験デー
タとを比較し、試験合否を判断する。この例では、送信
試験データであるダイヤル「1」と受信試験データであ
るダイヤル「1」とが比較され、その一致により試験合
格と判断される。
【0036】送信試験データと受信試験データとの一致
が確認された場合、試験制御部104は、PBS102
から送出したPBトーンの送出レベルと、PBR103
により検出されたPBトーンの受信レベルとの差から、
試験ループ全体の信号レベルを検出する。このようにし
て、それぞれの試験ループ全体の信号レベルを測定する
ことにより、各ループバックポイント間の区間における
信号レベルの増減、すなわちレベルダイヤの測定が可能
になる。
【0037】以上の説明において、試験時には交換装置
I/F部101においてPBS102から送出した送信
試験データをループバックするようにしたので、通常の
動作に用いるPBS102を送信試験データに基づくP
BトーンのPCM音声データを送信する試験用PBSと
して兼用することができ、試験という付属的な機能のた
めに必要な構成の増大を回避できる。また、PBR10
3の入力側にSEL117を設けて、通常動作時には交
換装置I/F部101の出力を選択し、試験時にはLO
OPA112からの出力を選択するようにしたので、通
常の動作に用いるPBR103を受信試験データを検出
する試験用PBRとして兼用することができ、試験とい
う付属的な機能のために必要な構成の増大を回避でき
る。
【0038】なお、以上の説明において、PBS102
から送出した送信試験データを、SEL116および交
換装置I/F部101を介してSEL115に入力する
ようにした場合を例に説明したが、SEL115を切り
換えてPBS102からSEL115に直接入力するよ
うにしてもよい。また、被試験側のループバックポイン
トは、所定の制御用フレームを用いて試験側から指示す
るようにしてもよいし、被試験側で単独にループバック
ポイントを設定するようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、送信試
験データであるPBトーンをPCM音声データにより送
出するPBトーン送出手段と、受信したPCM音声デー
タに含まれるPBトーンを受信試験データとして検出す
るPBトーン検出手段とを設けて、送信試験データに基
づき送信され対向する被試験側にてループバックされた
PCM音声データから受信試験データとしてPBトーン
を検出し、送信試験データと受信試験データとの一致に
より試験合否を判断するようにしたので、試験側の音声
圧縮符号化部および音声圧縮復号化部をも試験すること
ができ、音声などの音声圧縮処理を施された場合の非可
逆処理が行われる部分に対しても試験可能となる。ま
た、被試験時には、音声圧縮復号化手段より後段でルー
プバックを構成するようにしたので、被試験側の音声な
どの音声圧縮処理を施された場合の非可逆処理が行われ
る部分に対しても試験可能となる。
【0040】また、PBトーン検出手段において、音声
圧縮復号化手段から出力されたPCM音声データに含ま
れるPBトーンの信号レベルを検出し、試験制御信号に
より、PBトーン送出手段から送出するPBトーンの信
号レベルとPBトーン検出手段で検出されたPBトーン
の信号レベルとの差から試験ループのゲインを検出する
ようにしたので、それぞれの試験ループ全体の信号レベ
ルを測定することにより、各ループバックポイント間の
区間における信号レベルの増減、すなわちレベルダイヤ
の測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による音声フレームリ
レー伝送装置のブロック図である。
【図2】 対向する音声フレームリレー伝送装置間でル
ープバックを構成して試験を行う形態を示す説明図であ
る。
【図3】 自動交換装置でループバックを構成した場合
のレベルダイヤの測定を行う形態を示す説明図である。
【図4】 従来の音声フレームリレー伝送装置による装
置内部および回線の試験構成例である。
【符号の説明】
100,200…音声フレームリレー伝送装置、10
1,201…交換装置I/F部(ループバック手段)、
102,202…PBセンダ(PBS:PBトーン送出
手段)、103,203…PBレシーバ(PBR:PB
トーン受信手段)、104,204…試験制御部(試験
制御手段)、105,205…エコーキャンセラ(E
C)、106,206…音声圧縮符号化部(音声圧縮符
号化手段)、107,207…音声圧縮復号化部(音声
圧縮復号化手段)、108,208…フレーム生成部、
109,209…フレーム分解部、110,210…フ
レーム送信部、111,211…フレーム受信部、11
2,212…ループバック部LOOPA(ループバック
手段)、113,213…ループバック部LOOPB
(ループバック手段)、114,214…ループバック
部LOOPC(ループバック手段)、115〜117,
215〜217…セレクタ(SEL)、118,21
8,221…自動交換装置、119,219,222…
加入者電話機、120,220…ノード。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたPCM音声データを音声圧縮
    符号化手段により圧縮符号化し音声フレームとして送信
    するとともに、受信した音声フレームを分解し音声圧縮
    復号化手段により圧縮復号化しPCM音声データとして
    出力する音声フレームリレー伝送装置において、 送信試験データであるPBトーンをPCM音声データに
    より送出するPBトーン送出手段と、 このPBトーン送出手段から送信され対向する被試験側
    にてループバックされて受信したPCM音声データに含
    まれるPBトーンを受信試験データとして検出するPB
    トーン検出手段と、 試験時に送信試験データと受信試験データとを比較して
    試験合否を判断する試験制御手段とを備えることを特徴
    とする音声フレームリレー伝送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の音声フレームリレー伝送
    装置において、 装置内の各部でループバックを構成する複数のループバ
    ック手段を備え、 試験制御手段は、 被試験時に、いずれかのループバック手段を制御してル
    ープバックを構成することを特徴とする音声フレームリ
    レー伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の音声フレームリレー伝送
    装置において、 ループバック手段は、 音声圧縮復号化手段より後段でループバックを構成する
    ことを特徴とする音声フレームリレー伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の音声フレームリレー伝送
    装置において、 PBトーン検出手段は、 音声圧縮復号化手段から出力されたPCM音声データに
    含まれるPBトーンの信号レベルを検出し、 試験制御信号は、 PBトーン送出手段から送出するPBトーンの信号レベ
    ルとPBトーン検出手段で検出されたPBトーンの信号
    レベルとの差から試験ループのゲインを検出することを
    特徴とする音声フレームリレー伝送装置。
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