JPH05291988A - 4線式アナログ回線の監視方法 - Google Patents

4線式アナログ回線の監視方法

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JPH05291988A
JPH05291988A JP11701892A JP11701892A JPH05291988A JP H05291988 A JPH05291988 A JP H05291988A JP 11701892 A JP11701892 A JP 11701892A JP 11701892 A JP11701892 A JP 11701892A JP H05291988 A JPH05291988 A JP H05291988A
Authority
JP
Japan
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monitoring
signal
tone signal
monitored
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP11701892A
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English (en)
Inventor
Yuji Matsumoto
裕治 松本
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 4線式アナログ回線の常時監視を可能とす
る。 【構成】 監視側のアダプタ2のトーン信号発生器20
1からトーン信号を出してモデム25よりのデータと合
成し、被監視側へ送る。これを受信した被監視側アダプ
タ1では、ローパスフィルタ103でトーン信号を取り
出し、モデム24からのデータと合成して監視側へ送
る。監視側ではローパスフィルタ206でトーン信号を
取り出して検出回路208でトーン信号の受信状態を調
べる。 【効果】 トーン信号の周波数を伝送データの周波数帯
域外にしておけば、常時監視が可能となり、回線の信頼
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は4線式アナログ回線の監
視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パソコン、ワークステーションなどの端
末装置相互の通信や、それらと他の端末装置(プリンタ
など)との通信のために、信号の往路と復路を別の回線
で構成した4線式アナログ回線が用いられるが、このよ
うな回線を用いた通信に当たっては、相手側装置の動作
状態や回線が正常か等を監視して送受信が確実に行われ
るようにする必要がある。このための従来方法による監
視は次のように行われていた。即ち、図2に示すよう
に、両端のパソコンなどの装置22、23に回線監視用
の装置20、21を付加し、データ伝送が行われていな
い時間帯を利用してこの監視用装置20または21から
相手側へテスト用信号を送る。これを受けた方の監視用
装置はそれを送り元へ返送し、送り元の方でこの信号を
正常に受信できたなら、4線式アナログ回線26及びそ
の両側のモデム24、25は正常であると判断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、伝送データと同じ周波数帯域の信号で監視を行って
いるので、データ伝送が行われている間は監視が行え
ず、異常発生時の対応が遅れるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、回線の状態を常時監視し
て異常発生の早期発見が可能な4線式アナログ回線の監
視方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、2つの端末間
を4線式アナログ回線で接続してデータ伝送を行うシス
テムのもとで、4線式アナログ回線の状態を各端末で監
視するための4線式アナログ回線の監視方法において、
監視側となる一方の端末では、伝送されるべきデータ信
号の周波数帯域に含まれない周波数のトーン信号を、監
視側端末より被監視側へ送られる伝送データと合成して
被監視側へ伝送し、被監視側となる他方の端末では、該
伝送された信号を受信し、受信信号の中からフィルタに
よって上記トーン信号を分離して取り出したのち被監視
側端末より監視側へ送られる伝送データと合成して監視
側へ伝送し、監視側となる一方の端末では、該伝送され
た信号を受信し、受信信号の中からフィルタによって上
記トーン信号を取り出し、しかるのちに該取り出した信
号が正常に受信されているか否かを調べ、これによって
4線式アナログ回線の診断を行うこととした(請求項
1)。
【0006】
【作用】本発明によれば、データ伝送が行われていると
きでも、トーン信号をデータ伝送を妨害せずに送受信で
きるから、常時回線監視が可能となって回線の信頼性を
向上することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の方法の一実施例を示すもので、4線式のアナログ
回線261、262の両端に監視用のアダプタ1、2を
設けている。但し図1はアダプタ2が送信側(監視する
側)、アダプタ1が受信側(監視信号を折り返す側)の
機能を実行するための構成を示しており、どちらからで
も監視を行えるようにするには、各アダプタがこれらの
構成の双方から成っているようにすればよい。
【0008】図1において、監視する方のアダプタ2
は、まずトーン信号発生器201からトーン信号を発生
する。一般にアナログ回線261、262は普通の電話
回線であり、300〜3,400Hzの周波数帯域を用
いているが、モデムは通常これをさらに制限して、例え
ば550〜3,000Hzの帯域を用いてデータ伝送を
行っている。そこでトーン信号としてはこの周波数帯域
の外側にある単周波数の信号とする。本実施例ではモデ
ムの使用周波数が上記の範囲にあるとして、トーン信号
を300Hzの正弦波信号とする。このトーン信号は増
幅器202で増幅されてモデム25から送られてきた伝
送信号にライントランス203で重畳され、回線261
へ送り出される。
【0009】受け側のアダプタ1では、ハイパスフィル
タ102は、伝送データだけを通すようにそのカットオ
フ周波数を300Hzと550Hzの間に設定し、ロー
パスフィルタ103はトーン信号だけを通すようにその
カットオフ周波数をやはり300Hzと550Hzの間
に設定しておく。そうするとライントランス101を介
して受信した信号から、ハイパスフィルタ102により
伝送データだけが取り出されてモデム24へ送られると
同時に、ローパスフィルタ103によってトーン信号だ
けが取り出され、増幅器104へ送られる。その出力は
モデム24から送られてきた伝送信号にライントランス
105で重畳され、回線262経由でアダプタ2へ返送
される。
【0010】アダプタ2では、回線262経由で送られ
てきた信号をライントランス204を介して受信する。
このアダプタ2のハイパスフィルタ205、ローパスフ
ィルタ206のカットオフ周波数をアダプタ1のそれと
同じに設定しておけば、受信信号中の伝送信号はハイパ
スフィルタ205で取り出されてモデム25へ送られる
と同時に、重畳されて返送されてきたトーン信号はロー
パスフィルタ206で取り出され、増幅器207を介し
てトーン信号検出回路208へ入力される。該トーン信
号検出回路208はトーン信号の有無を検出し、あれば
正常信号を、なければ異常信号をインタフェース209
を介して出力する。
【0011】本実施例によれば、伝送信号の周波数帯域
の外側にあるトーン信号を用いることによって、4線式
アナログ回線の状態をデータ伝送が行われているか否か
に関係なく常時監視できるから、異常時の対処を速く行
え、回線の信頼性を向上できる。
【0013】なお、アダプタ1、2の電源は、端末装置
(図1では図示せず)やモデム24、25の電源と同様
にA.C100Vから電源装置110、210を通して
供給するものとしているが、このままではアダプタ1の
電源が断の時トーン信号は返送されない。従ってアダプ
タ2でトーン信号が検出できないときは、アダプタ1側
の電源が断となっているのか4線式アナログ回線26
1、262が断となっているのかの区別ができない。こ
れを区別できるようにするためには、アダプタ1側(受
け側)の電源をバッテリでバックアップする。この部分
の回路例は図3に示されており、AC電源オンの時は電
源装置110出力からアダプタ電源を供給するととも
に、バッテリ111の電圧が低下しているときは抵抗1
12を介してバッテリ充電を行い、AC電源オフの時は
バッテリ111からダイオード113経由でアダプタ電
源を供給する。この電源バックアップを行えば、トーン
信号断の時は回線261、262が異常であると判断で
きる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、回線状態を常時監視で
きるから、異常の発生を早期に発見でき、回線の信頼性
を向上できるという効果があり、またアダプタをバッテ
リでバックアップすることによって装置電源オフの時で
も確実に回線異常を検出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来の回線監視方法の説明図である。
【図3】バッテリバックアップ回路の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 アダプタ 2 アダプタ 101 ライントランス 102 ハイパスフィルタ 103 ローパスフィルタ 105 ライントランス 111 バッテリ 201 トーン信号発生器 203 ライントランス 204 ライントランス 205 ハイパスフィルタ 206 ローパスフィルタ 208 トーン信号検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの端末間を4線式アナログ回線で接
    続してデータ伝送を行うシステムのもとで、4線式アナ
    ログ回線の状態を各端末で監視するための4線式アナロ
    グ回線の監視方法において、監視側となる一方の端末で
    は、伝送されるべきデータ信号の周波数帯域に含まれな
    い周波数のトーン信号を、監視側端末より被監視側へ送
    られる伝送データと合成して被監視側へ伝送し、被監視
    側となる他方の端末では、該伝送された信号を受信し、
    受信信号の中からフィルタによって上記トーン信号を分
    離して取り出したのち被監視側端末より監視側へ送られ
    る伝送データと合成して監視側へ伝送し、監視側となる
    一方の端末では、該伝送された信号を受信し、受信信号
    の中からフィルタによって上記トーン信号を取り出し、
    しかるのちに該取り出した信号が正常に受信されている
    か否かを調べ、これによって4線式アナログ回線の診断
    を行うことを特徴とする4線式アナログ回線の監視方
    法。
  2. 【請求項2】 上記被監視側となる他方の端末で、その
    直流電源を商用電源からとるように構成するとともに、
    バッテリを設け、商用電源が断の時は自動的に上記バッ
    テリより直流電源が供給されるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の4線式アナログ回線の監視方法。
JP11701892A 1992-04-09 1992-04-09 4線式アナログ回線の監視方法 Pending JPH05291988A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010109997A (ja) * 1997-02-28 2010-05-13 Qualcomm Inc 通信システムの検査方法及びその装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010109997A (ja) * 1997-02-28 2010-05-13 Qualcomm Inc 通信システムの検査方法及びその装置
JP4681068B2 (ja) * 1997-02-28 2011-05-11 クゥアルコム・インコーポレイテッド 通信システムの検査方法及びその装置

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